- 11月17日は何の日?
- 将来を考える日(11月17日)
- 肺がん撲滅デー(11月17日)
- 将棋の日(11月17日)
- ドラフト記念日(11月17日)
- 蓮根の日(11月17日)
- 日本製肌着の日(11月17日)
- 暴君ハバネロの日(11月17日)
- 国際学生の日(11月17日/International Students' Day)
- 減塩の日(毎月17日/11月17日)
- 島原防災の日(11月17日)
- いなりの日(毎月17日/11月17日)
- 世界早産児デー(11月17日/早く生まれた赤ちゃんを支える日)
- 国産なす消費拡大の日(毎月17日/11月17日)
- 自由と民主主義のための闘争の日(11月17日/チェコ・スロバキア)
- National Homemade Bread Day(11月17日/手づくりパンの日)
- プチギレの日(11月17日)
- ダブルソフトでワンダブル月間(11月17日/11月のキャンペーン)
- ドラマCDの日
- 水曜どうでしょうの日
- 将来の日(11月17日)
- まとめ(11月17日)
11月17日は何の日?

11月17日は、将来への安心や家族への思いやり、健康と向き合うきっかけになる記念日が集まっています。「将来を考える日」「家族の日(前後期間)」「肺がん撲滅デー」、さらには絵本・学問・食文化に関わる記念日も多く、日常の中で少しだけ立ち止まって心を整えるにはぴったりの一日です。
難しい準備は必要ありません。大切な誰かに連絡をしてみる、体をいたわる選択を一つだけ意識する、昔の思い出や学びを振り返ってみる——そんな小さな行動でも、今日を“良い日”に変える力があります。
将来を考える日(11月17日)
11月17日は「将来を考える日」。就職・転職・キャリア支援事業などを行う企業が定めた記念日で、「11(いい)17(将来)」という語呂合わせにちなみます。働き方・お金・家族・健康など、生き方の基盤になるテーマと向き合うきっかけづくりを目的とした日です。
今日は大きな決断をする必要はありません。貯金の目標を一つ決める、学びたいことをメモする、来年の行きたい場所をノートに書くなど、小さな“未来の種まき”をしてみませんか。未来の安心は、今日の一回の見直しから積み上がっていきます。
肺がん撲滅デー(11月17日)
11月17日は「肺がん撲滅デー」。2000年9月に東京で開催された国際肺癌学会が制定した記念日で、禁煙先進国アメリカで11月第3週が「たばこ警告週間」とされていることにちなみます。肺がんは日本でもがん死亡原因の上位にあり、喫煙のみならず受動喫煙や大気汚染とも深く関わる病気です。
今日は一日だけでも本数を減らしてみる、禁煙外来や相談窓口を調べてみる、健康診断の胸部検査を見直すなど、「肺を守る行動」をひとつ決めてみませんか。身近な人の前で吸わない、という約束をするだけでも大切な一歩になります。
将棋の日(11月17日)
11月17日は「将棋の日」。江戸時代、八代将軍・徳川吉宗の時代に、江戸城で将軍の前で指す「御城将棋」の日を旧暦11月17日と定めたことに由来します。これにならい、日本将棋連盟が1975年に新暦11月17日を「将棋の日」と制定し、将棋の普及と文化としての魅力を伝える日としました。
プロの公式イベントや配信をきっかけに、久しぶりに駒を並べてみるのも良いですね。将棋アプリで1局指してみる、子どもにルールを教えてみるなど、小さな一歩でも十分。盤を前にじっくり考える時間が、頭の体操とリフレッシュにもつながります。
ドラフト記念日(11月17日)
11月17日は「ドラフト記念日」。1965年11月17日、東京・日比谷の日生劇場で第1回プロ野球ドラフト会議が開催されたことに由来します。高校生・大学生・社会人選手を対象に、各球団が指名権を競い合う仕組みが導入され、以降の日本球界の人材獲得の在り方を大きく変えました。現在では一人ひとりの人生と家族の思いが交錯する“運命の日”として、多くのファンが見守る一大イベントになっています。
今日は推し球団の近年のドラフト指名選手を振り返ってみたり、活躍中の選手のドラフト当時のドラマを追ってみるのもおすすめ。運命が動く瞬間を知ると、シーズンを見る目が少し変わります。
蓮根の日(11月17日)
11月17日は「蓮根(れんこん)の日」。茨城県のJA土浦レンコン部会と土浦市が1994年に制定した記念日です。日本有数のれんこん産地である土浦市で、れんこんの旬と収穫最盛期を迎える11月に合わせ、より多くの人に魅力を知ってもらうことが目的とされています。
れんこんは、ビタミンCや食物繊維が豊富で、寒い季節の体調管理に役立つ食材としても知られています。今日はきんぴらや天ぷらに限らず、れんこんステーキ・れんこんはさみ焼き・ポタージュなど、いつもと違うレシピに挑戦するのもおすすめ。シャキッ、ホクッ、とろっ——切り方や火加減で変わる食感が楽しい食材です。
日本製肌着の日(11月17日)
11月17日は「日本製肌着の日」。愛知県名古屋市に本社を置く株式会社HEALTHYA(ヘルシア)が制定し、日本記念日協会に登録されています。日付は「11」を2本の線=日本、「17」を「イン(1)ナー(7)」と読む語呂合わせから。糸づくりから生地、染色、縫製まで国内で一貫生産されたインナーの技術力と安心感を、国内外にアピールすることが目的です。
今日は、いつも何気なく着ている肌着のタグを眺めて産地や素材をチェックしてみたり、日本製インナーの特集記事やレビューを読んでみるのもおすすめ。冷えが気になり始める季節、体を優しく守ってくれる一枚を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
暴君ハバネロの日(11月17日)
11月17日は「暴君ハバネロの日」。キャラメルコーンなどで知られる菓子メーカー・東ハトが製造するスナック菓子「暴君ハバネロ」が発売された2003年11月17日にちなみ、2023年に日本記念日協会の記念日として制定されました。発売20周年を迎えた年にはリニューアル商品やキャンペーンも展開され、ブーム再燃を狙った仕掛けが行われています。
一度食べたら忘れにくい“うま辛”の刺激は、今や激辛スナックの代表格。今日は久しぶりに一袋買ってみたり、辛さに弱い人は「どこまでいけるか」少しずつ試してみるのも面白いかもしれません。
国際学生の日(11月17日/International Students' Day)
1939年11月17日、ナチス占領下のチェコスロバキアで、プラハ大学などの学生デモが武力で弾圧され、教授2人と学生9人が命を落とし、多くの学生が強制収容所へ送られました。
その犠牲を忘れないため、1942年に各国の学生代表がワシントンに集まり、この日を「国際学生の日」とすることを宣言したとされています。
いま私たちにとっては、学生の学ぶ権利や、国や立場を超えて連帯する大切さを思い出す日です。留学や海外交流に興味がある人は、日本や世界の奨学金制度を調べてみたり、キャンパス内の留学生イベントをのぞいてみるのも一つの行動ですね。
減塩の日(毎月17日/11月17日)
毎月17日は「減塩の日」。高血圧やそれに関連する病気を減らすため、日本高血圧学会が2017年に制定し、日本記念日協会にも登録されています。
日付は、5月17日の「世界高血圧デー」「高血圧の日」と連動させ、一年を通して塩分を意識してもらう狙いがあります。
今日はみそ汁の塩分を控えめにしたり、しょうゆを「かける」より「つける」に変えてみるなど、小さな一歩から始めてみるのがおすすめです。血圧を測る習慣をつくるきっかけにもしてみましょう。
島原防災の日(11月17日)
11月17日は、長崎県島原市が定めた「島原防災の日」。1990年、この日をきっかけに雲仙普賢岳が約200年ぶりに噴火し、翌年には大規模な火砕流や土石流で多くの犠牲と被害が生じました。災害の記憶を風化させず、教訓を次の世代へ伝えるための一日です。火山のない地域でも、地震や豪雨は他人事ではありません。今日は家族でハザードマップと避難経路を確認し、非常持ち出し袋の中身を見直してみるきっかけにしてみてください。
いなりの日(毎月17日/11月17日)
毎月17日は「いなりの日」。長野県長野市に本社を置き、いなり寿司用の味付け油揚げなどを製造・販売する株式会社みすずコーポレーションが制定し、日本記念日協会に登録されています。日付は「17」を“い~な(いな)”と読む語呂合わせからで、日本の食文化として親しまれてきたいなり寿司を、もっと気軽に楽しんでもらうことが目的です。
今日はスーパーや総菜コーナーでいなり寿司を数個だけ買ってみたり、自宅で油揚げに甘辛いタレを含ませて手作りしてみるのもおすすめ。お弁当の一品や、小腹がすいた時のおやつ感覚でも活躍してくれます。
世界早産児デー(11月17日/早く生まれた赤ちゃんを支える日)
11月17日は「世界早産児デー」。世界の早産に関わる課題や、早く生まれた赤ちゃんと家族が抱える負担への理解を広げるため、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)などが始めた啓発デーです。その後、WHOやユニセフも支援し、いまでは100以上の国でライトアップやイベントが行われています。
世界では約10人に1人の赤ちゃんが早産で生まれると言われ、日本でも珍しいことではありません。「自分のせいではない」と知ること、周りが話を聞き、紫色のグッズやライトアップに目を向けることも立派な支えになります。今日は、NICUや家族会の取り組みに触れて、身近な人へのねぎらいの一言を意識してみるのも良さそうです。
国産なす消費拡大の日(毎月17日/11月17日)
毎月17日は「国産なす消費拡大の日」。冬春なすの主産6県(岡山・高知・徳島・佐賀・福岡・熊本)で構成される「冬春なす主産県協議会」が2004年に制定した記念日で、4月17日の「なすび記念日」とともに、1年を通じて国産なすの消費を増やすことを目的としています。
今日はスーパーで産地表示をチェックして国産なすを選んでみたり、いつもより1品多く“なす料理”を食卓に足してみるのがおすすめです。焼きなすや麻婆なす、揚げびたしなど、調理法次第で食感も風味もがらりと変わるのがなすの魅力。旬の味を楽しみながら、産地の生産者も一緒に応援してみませんか。
自由と民主主義のための闘争の日(11月17日/チェコ・スロバキア)
11月17日は、チェコとスロバキアで「自由と民主主義のための闘争の日」として祝われています。1939年、ナチス・ドイツによる学生デモ弾圧、そして1989年のビロード革命と、二度の出来事が重なる日であり、理不尽な権力に対して市民が声を上げた歴史を思い起こす日です。
現在では、民主主義や人権が「当たり前」ではないことを確認し、政治への無関心を見直すきっかけとして大切にされています。今日は、チェコやスロバキアの近現代史を少し調べてみたり、身近な表現の自由や選挙の意味について考えてみるのも良さそうです。
National Homemade Bread Day(11月17日/手づくりパンの日)
11月17日は、アメリカなどで「National Homemade Bread Day(手づくりパンの日)」として親しまれているフードデーです。パンづくりの原点に立ち返り、家庭で小麦や酵母の香りを楽しもうという趣旨で、1980年代に制定されたとされます。
忙しい毎日こそ、粉と水を混ぜてこねる時間は、少しだけペースを落として心を整える小さな儀式になります。市販のパンしか買ったことがない人も、今日はレンジ発酵やホームベーカリーを使った簡単レシピを試してみたり、焼きたてパンの動画を見ながら「いつか作る日のために」材料を書き出してみるのも良さそうです。
プチギレの日(11月17日)
11月17日は「プチギレの日」。1(いち)・1(いち)・17(言うな)という語呂合わせから生まれた記念日で、「ブチギレ」まで行かない小さなイラ立ちにこそ気をつけよう、というメッセージが込められています。ちょっとした一言や態度で、人間関係の空気は簡単にギスギスしてしまうもの。この日をきっかけに、自分の口ぐせや反射的な言い方を振り返ってみるのも良さそうです。
今日一日だけでも、深呼吸をひとつ挟んでから話す、相手の立場を想像してから言葉を選ぶなど、小さな「アンガーマネジメント」を意識してみてください。家族や職場の雰囲気が、少しだけやわらぐかもしれません。
ダブルソフトでワンダブル月間(11月17日/11月のキャンペーン)
11月17日は、山崎製パンの食パン「ダブルソフト」が日本記念日協会に登録したキャンペーン「ダブルソフトでワンダブル月間」のスタート日として位置づけられています。11月の1カ月を通して、ふんわりとした食感とやわらかな耳が特徴のダブルソフトを、もっと多くの食卓で楽しんでもらうことが狙いです。
今日はトーストにバターだけ、ジャムだけなど、あえてシンプルな食べ方で「パンそのものの味」をじっくり味わってみませんか。半分は甘い系、半分はおかず系など、好きなアレンジをノートに書き留めて“我が家の定番トースト”を決めていくのも楽しい時間になります。
ドラマCDの日
1993年11月17日に、日本初の“ドラマCD専門レーベル”が誕生したことを記念して制定された日。
企画者は声優・音響制作関係者で、声の演技コンテンツの魅力をもっと広げていくことを目的として記念日化されました。正式認定は一般社団法人・日本記念日協会。
当時はまだアニメの映像媒体が十分に普及しておらず、人気漫画・ラノベの音声化企画の多くが「ドラマCD」から始まりました。
特に90年代後半〜2000年代前半は黄金期で、
・CDブックレットに書き下ろしイラスト
・メディア化前のキャラボイス先行お披露目
・TVアニメとは異なるifストーリー
など、今のファンディスク文化の原型にもなっています。
現在は配信オーディオドラマ・ASMR・ボイスコンテンツに市場が移りつつありますが、ドラマCD文化は根強く、コレクション需要・完売再販・復刻制作が継続するジャンルです。
水曜どうでしょうの日
こちらは日本記念日協会による公式認定ではありませんが、
ファンコミュニティ・放送局・書籍企画などが長年“記念日扱い”として広めてきた定着記念日で、SNSでは毎年トレンド入りするほど話題性があります。
●由来
1996年11月17日に北海道テレビ(HTB)深夜枠で
「水曜どうでしょう」第1回が初めて放送された日。
●番組タイトルに“水曜”とあるものの、初回放送は日曜日でした。
タイトルが生まれた理由には諸説ありますが、
深夜帯番組の雰囲気を出すための“語感重視”が公式コメントに近い立場とされています。
●なぜ記念日扱いされる?
・毎年11月17日にHTB・公式グッズ・書籍発売記念企画などが出る
・ファンがSNSで「#水曜どうでしょうの日」を投稿
・放送開始記念のミニ企画がYouTubeで公開された年もある
→ これらが積み重なり、実質的に“番組の誕生日”として定着
将来の日(11月17日)
11月17日は「将来の日」。一般社団法人・日本将来協会が、人生設計や職業観、働き方の在り方を見つめ直すきっかけとして制定した記念日です。急速に変化する社会で、年齢や環境を問わず “自分の将来を自分でデザインする” という意識を持つことを目指しています。転職やスキルアップだけでなく、健康・家族・生きがい・地域とのつながりといった、暮らし全体の未来を考える日でもあります。
今日は時間をかけずに、ノートやスマホに「これから大切にしたいことを3つだけ」書き出してみるのがおすすめです。願望ではなく、心が落ち着く方向性を書いていくと、やるべきことが自然と見えてきます。未来の積み重ねは、こうした小さな行動から始まります。
まとめ(11月17日)
11月17日は、身近な文化や価値観に気づかせてくれる記念日が集まっている日でした。ドラマCDの日は、声の演技と物語の世界を耳だけで味わう豊かさを思い出させてくれます。レンコンの日は、季節の食材を楽しみながら、食卓を通じて家族や自分の心を整えるきっかけになります。そして将来の日は、忙しさの中でも立ち止まり、これからの暮らしや働き方を自分の言葉で考えてみる大切さを教えてくれます。どれも大きなイベントを求めているわけではなく、今日の生活の中に静かに寄り添う記念日ばかりです。
ほんの小さな行動でも、心が温まったり、明日が少し楽しみになったりします。今日は、自分のためのひと手間をやさしく足して過ごしてみてください。