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『暁のヨナ』完結まで17年!最終48巻と2009年からの歴史・続編アニメを振り返る

目次
  1. 『暁のヨナ』17年間の歴史と完結まで|最終48巻・無料公開・アニメ続編
  2. 『暁のヨナ』が48時間限定で無料公開!10月19日23時59分まで
  3. 『暁のヨナ』最終48巻は10月20日発売!通常版と特装版の違い
  4. 『暁のヨナ』はいつ完結した?本編・外伝・最終巻の違い
  5. 2009年から2026年まで|『暁のヨナ』17年間の歴史年表
  6. 『暁のヨナ』とはどんな作品だったのか
  7. 『暁のヨナ』はどのように物語が広がっていったのか
  8. テレビアニメは2014年から全24話|続編制作も正式決定
  9. 舞台・ミュージカル化も実現|漫画以外へ広がった『暁のヨナ』
  10. 累計1,500万部突破と大原画展|作品が残した実績
  11. なぜ『暁のヨナ』は17年間続く物語になったのか
  12. これから『暁のヨナ』を読むなら?
  13. まとめ|17年間の歴史を経て全48巻で完結

『暁のヨナ』17年間の歴史と完結まで|最終48巻・無料公開・アニメ続編

『暁のヨナ』17年間の歴史と完結を紹介するアイキャッチ。夕焼けに染まる山々と東洋風の城塞都市を背景に「暁のヨナ 17年の歴史」の文字を配置したイラスト。

2009年に連載が始まった草凪みずほさんの漫画『暁のヨナ』が、約17年間の歴史に幕を下ろしました。

2009年に連載が始まった草凪みずほさんの『暁のヨナ』が、約17年の歴史に幕を下ろしました。

2025年12月に漫画本編が最終回を迎え、2026年7月には外伝も完結。そして2026年10月20日、物語を締めくくるコミックス最終48巻が発売されます。

その発売を目前に、白泉社は10月18日から19日まで、最終巻直前までのエピソードを無料で読める48時間限定キャンペーンを開始しました。

『暁のヨナ』は、王宮を追われた一人の少女が、仲間との旅を通じて成長していく大河ファンタジーです。テレビアニメや舞台、ミュージカルにも展開され、2025年12月には待望のアニメ続編制作も発表されました。

今回は無料公開の条件と最終48巻の情報を確認するとともに、2009年の連載開始から2026年の完結までを振り返ります。物語の核心に関わる結末のネタバレは控え、作品がどのように広がっていったのかを中心に整理しました。

『暁のヨナ』が48時間限定で無料公開!10月19日23時59分まで

2026年10月18日、白泉社は『暁のヨナ』の最終巻発売を記念して、漫画配信サービス「花とゆめ+」で48時間限定の無料公開を開始しました。

無料公開の終了日時は10月19日(月)23時59分です。

最終48巻の発売前に、それまでの物語をまとめて読める機会となっています。

項目内容
開始日時2026年10月18日(日)0:00
終了日時2026年10月19日(月)23:59
対象作品暁のヨナ
無料公開範囲最終48巻直前までの対象エピソード
閲覧先花とゆめ+
会員登録一部のエピソードは無料会員登録が必要
専用アプリ不要。ブラウザから閲覧可能

閲覧先は花とゆめ+の『暁のヨナ』公式配信ページです。

ただし、今回の「全話無料」という案内には注意点があります。

無料となるのは、あくまで最終48巻の直前までです。10月20日発売の最終48巻まで無料になるわけではありません。

また、白泉社は会員限定で無料になるエピソードも含まれると案内しています。会員登録をせずに読み進め、途中で閲覧できなくなった場合は、対象話の利用条件を確認してください。

花とゆめ+は専用アプリのダウンロードなしで利用でき、無料会員登録にはメールアドレスを使用します。今回のキャンペーンの詳細は、白泉社が2026年10月18日に発表した公式案内でも確認できます。

無料公開の終了後は通常の閲覧条件に戻るため、期間を過ぎてから読む場合は各エピソードの表示を確認する必要があります。

『暁のヨナ』最終48巻は10月20日発売!通常版と特装版の違い

『暁のヨナ』の最終48巻は、2026年10月20日(火)に白泉社の花とゆめコミックスから発売されます。

通常版に加え、アクリルスタンド付き特装版も同日発売です。

項目通常版48巻アクリルスタンド付き特装版48巻
発売日2026年10月20日2026年10月20日
定価(税込)638円2,750円
付属品通常のコミックスB6サイズのアクリルスタンド
ISBN97845922257999784592106500

特装版に付属するのは、「暗黒龍とゆかいな腹へり達」の一行を描いたB6サイズのアクリルスタンドです。

通常版との定価の差は2,112円。漫画の最終巻そのものを読みたい人は通常版、完結記念のグッズも手元に残したい人は特装版が選択肢になります。

白泉社の公式書誌は、通常版48巻とアクリルスタンド付き特装版48巻でそれぞれ確認できます。

書店によって購入特典も異なる

最終巻の発売に合わせて、白泉社は完結記念フェアを実施します。

通常版・特装版の発売記念特典には、二層ステッカー、イラストカード、イラストペーパーなどがあり、アニメイト、TSUTAYA、メロンブックス、紀伊國屋書店など、取り扱う店舗によって内容が異なります。

これらは基本的に紙版コミックスの購入者向けで、先着順となっています。一部店舗では実施されない場合もあるため、特典を目当てに購入する際は店舗側の案内も確認したいところです。

店舗別の対象商品と特典一覧は、白泉社の最終48巻・紙版特典案内に掲載されています。

暁のヨナ 48(最終巻・通常版/花とゆめコミックス)

草凪みずほが描く大河ファンタジー『暁のヨナ』の最終48巻。2009年に始まったヨナたちの物語が完結します。2026年10月20日発売、白泉社刊。通常版の定価は638円(税込)。アクリルスタンド付き特装版とは別の商品です。ISBN:9784592225799。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

『暁のヨナ』はいつ完結した?本編・外伝・最終巻の違い

『暁のヨナ』の完結時期を調べると、2025年12月と2026年7月、さらに2026年10月という三つの日付が出てきます。

これは情報の食い違いではなく、本編の最終回、外伝の完結、コミックス最終巻の発売が、それぞれ異なる時期だったためです。

日付出来事意味
2025年12月19日『花とゆめ』2026年2号で本編最終回ヨナたちの本筋の物語が完結
2026年7月3日『花とゆめ』2026年15号に「外伝4」掲載外伝を含むシリーズの雑誌掲載に区切り
2026年10月20日コミックス最終48巻発売全48巻の単行本シリーズが完結

本編最終回は2025年12月19日

本編の最終回は、2025年12月19日発売の『花とゆめ』2026年2号に掲載されました。

雑誌名は2026年2号ですが、発売日は2025年12月です。雑誌の号数と発売年を混同しないよう注意が必要です。

この号では『暁のヨナ』が表紙と巻頭カラーを飾り、完結記念アクリルスタンドが付録になりました。さらに、続編アニメの制作決定も同時に発表されています。

白泉社は当時、本編の最終回を大きな節目として発表しました。しかし、それで関連する新規掲載がすべて終了したわけではありません。

2026年7月3日には「外伝4」でシリーズ完結

本編最終回の後も、草凪みずほさんは外伝を描き続けました。

そして2026年7月3日発売の『花とゆめ』2026年15号で「暁のヨナ 外伝4」が掲載され、白泉社はシリーズの完結を告知しました。

本編で描き切った物語の後に、登場人物たちをもう少し見守れる期間が設けられた形です。

本編最終回から外伝の完結まで、およそ半年の間があるため、両者を分けて把握すると作品の刊行履歴が理解しやすくなります。

「16年」と「17年」の表記はどちらが正しい?

2025年12月の本編完結時には「約16年」、2026年のシリーズ完結時には「17年間」と紹介されることがあります。

『暁のヨナ』の連載開始は2009年8月。2025年12月時点では約16年4か月ですが、2026年7月の外伝完結時には約16年11か月になります。

つまり、基準にしている完結の時点が違うためです。外伝を含めて2009年から2026年まで続いたシリーズという意味で「約17年間」と呼ぶのが自然でしょう。

2009年から2026年まで|『暁のヨナ』17年間の歴史年表

『暁のヨナ』は、少女漫画としての連載を出発点に、テレビアニメ、舞台、ミュージカル、原画展へと展開されました。

17年間を振り返ると、単行本の巻数が増えていっただけでなく、作品との出会い方そのものが大きく広がっていったことが分かります。

年主な出来事
2009年『花とゆめ』17号で連載開始
2010年1月19日にコミックス第1巻発売
2014年10月7日にテレビアニメ放送開始
2015年3月24日にテレビアニメ全24話の放送終了
2016年新垣里沙主演で舞台化
2018年生駒里奈主演の舞台公演
2020年12月発売の『花とゆめ』2021年1号で連載200回を達成。全世界累計1,000万部突破
2021年第35巻刊行。公式振り返りPV「追憶のヨナ」を公開
2023年第40巻刊行。12月22日から池袋で大原画展開催
2024年連載15周年。7月20~28日にミュージカル『暁のヨナ』上演
2025年12月19日に本編最終回。同日にアニメ続編制作決定を発表
2026年2月第47巻と「YONA MEMORIAL」イラスト集付き特装版発売
2026年7月「外伝4」を掲載しシリーズ完結
2026年10月48時間無料公開、最終48巻発売、大原画展FINAL開催

大きな転換点は、2014年のテレビアニメ化、2020年の連載200回と累計1,000万部突破、そして2023年からの大原画展でしょう。

漫画として物語が続く一方、アニメで作品を知った人、舞台で登場人物に触れた人、原画展を通して草凪さんの絵を改めて楽しむ人など、異なる形で作品に出会える機会が増えていきました。

『暁のヨナ』とはどんな作品だったのか

17年間の歩みを理解するには、物語がどのような場所から始まったのかを振り返る必要があります。

舞台は、高華王国という架空の国。主人公のヨナは王国の王女として、父イル王や幼なじみのハクに守られ、何不自由ない暮らしを送っていました。

ところが16歳の誕生日、想いを寄せていた従兄スウォンによって父王が命を奪われ、ヨナは王宮を追われることになります。

それまで国の実情をほとんど知らなかった王女が、一夜にして居場所と家族を失い、護衛のハクとともに旅に出る。これが物語の出発点です。

ヨナの成長が17年間の物語の中心にある

物語序盤のヨナは、危険な状況に一人で対応できる人物ではありません。

しかし旅を続けるうちに、王宮の中にいた頃は知ることのなかった民の暮らし、部族間の対立、貧困や政治的な争いに触れていきます。

守られるだけだった王女が、自分の意志で行動し、仲間を守ろうとする人物へ成長する。その変化が『暁のヨナ』の大きな魅力です。

重要なのは、ヨナが単純に戦えるようになるだけではないこと。自分が何を知り、何を選び、誰のために行動するのかを考えるようになる点にあります。

物語の規模が広がっても、出発点にあるのは一人の少女の変化です。それが長い連載の間、作品を貫く軸になっていました。

ハクとスウォン、対照的な二人の存在

ヨナとともに旅をするハクは、高華王国の風の部族出身の武人であり、ヨナの護衛を務める幼なじみです。

ヨナが王宮を追われた後も彼女を支え、危険な旅をともにします。戦闘能力の高さだけでなく、ヨナの意思を尊重しながら守ろうとする姿勢が、二人の関係を形作っていきます。

一方のスウォンは、ヨナが幼い頃から慕っていた従兄です。父王を殺害して王位を奪った人物ですが、物語が進むにつれて、彼自身の考えや政治的な判断にも焦点が当たるようになります。

ヨナ、ハク、スウォンの三人は幼なじみでありながら、王宮での事件を境に異なる道へ進みます。

恋愛感情だけでは説明できない、信頼と裏切り、責任、立場の違い。三人の関係が複雑に描かれていることも、この作品が長く読まれてきた特徴の一つです。

四龍との出会いが旅を大きく変えていく

王宮を脱出したヨナは、神官イクスの導きによって、建国神話に登場する四龍の戦士を探す旅へ進みます。

四龍とは、かつて緋龍王に仕えた龍の力を受け継ぐ存在です。

  • 白龍・キジャ:龍の力を宿す右手を持つ、強い忠誠心の持ち主。
  • 青龍・シンア:特殊な目の力を持ち、孤独な境遇で生きてきた青年。
  • 緑龍・ジェハ:脚に龍の力を宿し、自由な生き方を大切にする人物。
  • 黄龍・ゼノ:ほかの四龍とは異なる謎を抱え、物語の歴史と深く関わる存在。

四龍との出会いは、ただ戦力となる仲間を集める展開ではありません。

それぞれが過去や苦しみを抱えており、ヨナと出会うことで新たな居場所を見つけていきます。ヨナ自身も、彼らの事情を知ることで王宮の外の世界への理解を深めていきました。

そして、この四龍の存在が、のちの高華王国の歴史や建国神話をめぐる大きな物語へつながっていくことになります。

『暁のヨナ』はどのように物語が広がっていったのか

連載開始当初の『暁のヨナ』は、王宮を追われた王女と護衛の逃避行から始まりました。

しかし、全48巻という長い物語の中で、扱う題材は少しずつ変化していきます。

序盤は四龍を探す冒険と仲間の物語

序盤の中心にあるのは、ヨナとハクが旅を続け、四龍を探して仲間を増やしていく過程です。

それぞれの仲間には、ヨナと出会う前の暮らしや、龍の力ゆえの悩みがあります。

互いを知らなかった人物たちが、旅を通じて少しずつ信頼を築いていく。その積み重ねによって、ヨナの一行は血縁や立場を超えた集まりになっていきました。

この頃の物語を振り返るには、白泉社の公式企画「追憶のヨナ」の映像が分かりやすい資料です。

2021年に公開された「追憶のヨナ」は、第35巻までの物語を10のエピソード群に分けて振り返る企画。以下は、その最初にあたる「四龍集め編」です。

公式の振り返り動画は、白泉社『花とゆめ』の作品紹介ページでも公開されています。

旅の先で見えてくる高華王国の問題

四龍が仲間になった後も、旅は終わりません。

ヨナたちは火の部族、水の部族など、各地の問題に直面するようになります。国の内部だけでなく、周辺諸国との関係にも物語の視野が広がっていきました。

王宮の中で暮らしていた頃のヨナには、国の隅々でどのような問題が起きているのかを知る機会がほとんどありませんでした。

ところが旅を続けるうちに、王族としての立場だけでは理解できなかった現実を目にします。

そこで大きく変わるのが、ヨナの行動の理由です。

最初は自分とハクが生き延びるための旅だったものが、やがて目の前で苦しんでいる人々を助け、国が抱える問題に向き合うものへ変化していきます。

こうした変化があるため、『暁のヨナ』は冒険ファンタジーであると同時に、国や人々をどう守るのかという政治的・社会的な問題も描く作品になっています。

建国神話と四龍の歴史へつながる後半

物語が進むにつれて、高華王国の建国神話や四龍の力をめぐる歴史も、より重要な位置を占めるようになります。

四龍は当初、ヨナを守るための特別な仲間として登場します。しかし、なぜその力が存在するのか、緋龍王とどのような関係があるのかという疑問が、物語を動かす大きな要素になっていきます。

同時に、ヨナとスウォンの関係も、幼なじみ同士の感情だけでは整理できない段階へ進みます。

個人の成長から始まり、仲間たちの過去、国の歴史へと視野が広がっていく。この構造によって、序盤に登場した人物や設定が、後半でも新たな意味を持つようになりました。

物語の具体的な結末には触れませんが、最終48巻へ至る道のりは、初期の冒険を積み重ねた先にあるものです。全48巻という長さには、それぞれの人物と世界を掘り下げてきた時間が反映されています。

テレビアニメは2014年から全24話|続編制作も正式決定

『暁のヨナ』を漫画ではなく、テレビアニメから知った人も多いでしょう。

テレビアニメ『暁のヨナ』は、2014年10月7日から2015年3月24日まで、TOKYO MXなどで放送されました。

制作を担当したのはスタジオぴえろ。全24話で、原作序盤のヨナの逃亡、四龍を探す旅、仲間たちとの出会いを中心に描いています。

第24話のタイトルは「これから」。四龍がそろい、ヨナたちの旅がさらに広がっていくところでテレビシリーズは一区切りを迎えました。

そのため、2015年にテレビアニメが終了したことと、原作漫画全体が完結したことは別です。

放送終了後も漫画は10年以上連載を続け、テレビアニメでは描かれていない物語が数多く積み重ねられました。

2025年12月19日に続編アニメの制作が決定

長い間、新しいテレビアニメの展開が待たれてきましたが、2025年12月19日に大きな動きがありました。

『花とゆめ』で原作本編が最終回を迎えた同日、白泉社が『暁のヨナ』の続編アニメ制作決定を正式に発表したのです。

これは単なる期待や噂ではなく、出版社の公式発表です。

一方、2026年10月18日時点で、続編の具体的な放送開始日、放送局、話数、原作のどこまでを映像化するのかといった情報は確認されていません。

また、続編が必ず「テレビアニメ第2期」という名称になるか、2014年版と同じ制作体制になるかについても、正式な続報が必要です。

公式発表については、白泉社の2025年12月19日付「暁のヨナ」完結・アニメ続編制作決定の発表で確認できます。

アニメの続きから原作を読むには?

テレビアニメ全24話は、原作の初期エピソードを中心に構成されています。

大まかな続きから読みたい場合は、原作コミックス第9巻前後が一つの目安になります。ただし、アニメと漫画ではエピソードの構成や描写に違いがあり、単行本のある巻から完全に切り替わるわけではありません。

登場人物の細かな感情や、アニメでは省略された描写も含めて楽しみたいなら、第1巻から読み直す方法が確実です。

作品の基本情報や全24話の放送履歴は、スタジオぴえろの公式作品紹介とテレビアニメ『暁のヨナ』公式サイトで確認できます。

舞台・ミュージカル化も実現|漫画以外へ広がった『暁のヨナ』

『暁のヨナ』は、テレビアニメだけでなく、実際の俳優が演じる舞台作品としても展開されました。

2016年には新垣里沙さん主演で初舞台化。ヨナ役を新垣さん、ハク役を松下優也さんが演じ、東京・EX THEATER ROPPONGIで上演されました。

2018年には生駒里奈さん主演で再び舞台化されています。

ファンタジー作品の舞台化は、漫画の世界をどこまで実際の舞台装置や演技で再現できるかが重要になります。『暁のヨナ』でも、王宮を追われるヨナ、彼女を支えるハク、四龍の戦士たちの関係が、俳優の身体を通して表現されました。

2024年には連載15周年記念ミュージカルを上演

2024年には、連載15周年を記念したミュージカル『暁のヨナ』が上演されました。

公演期間は2024年7月20日から28日、会場は東京のシアターH。ヨナ役を星名美怜さんと明音亜弥さん、ハク役を神永圭佑さんと草地稜之さんがダブルキャストで担当しました。

この公演で題材となったのは、物語序盤の「四龍集め編」です。

ヨナが故郷を離れ、仲間と出会うまでの物語は、作品の成り立ちを知るうえでも重要な部分。連載15周年という節目に、物語の原点が再び舞台で描かれたことになります。

公演情報は、ミュージカル『暁のヨナ』2024年公演公式サイトに掲載されています。

累計1,500万部突破と大原画展|作品が残した実績

連載が長く続いただけでなく、『暁のヨナ』は単行本の発行部数でも大きな実績を残しました。

2020年には全世界累計1,000万部を突破。2024年のミュージカル化を発表した際には、累計1,400万部超と紹介されています。

そして2026年10月18日の白泉社の発表では、累計1,500万部突破と案内されました。

これは各時点で公表された累計部数です。年間販売数や、最終巻だけの販売部数を示した数字ではありません。

2009年に始まった少女漫画が、アニメ化や舞台化を経て、全48巻の大きなシリーズへ成長したことが分かります。

2023年から始まった『暁のヨナ大原画展』

2023年12月22日から2024年1月9日まで、東京・池袋のサンシャインシティで「草凪みずほ画業20周年記念 暁のヨナ大原画展」が開催されました。

原画展は作品の完成した漫画だけでなく、草凪さんの描いた線や色彩、長年積み重ねてきた場面を直接見ることができる企画です。

その後、大阪、名古屋、横浜など各地への巡回を経て、2026年10月には仙台でFINALが開催されています。

作品そのものが完結する時期に、原画展もフィナーレを迎えるという、ひとつの大きな節目になりました。

大原画展FINALは11月1日まで仙台で開催

「暁のヨナ大原画展 FINAL」は、2026年10月10日から11月1日まで、宮城県仙台市の仙台駅前EBeanS 9階・杜のイベントホールで開催されています。

会場では貴重なカラー原画や漫画原稿に加え、過去のポップアップストアで展示された原画も紹介されます。

開催時間は土日祝日が10時から18時、平日が11時から18時。最終入場は17時30分です。

入場券の種類や販売条件は、暁のヨナ大原画展公式サイトで案内されています。

なお、仙台FINALは2023年から続いてきた大原画展の最終巡回会場として発表されたもので、作品のすべての関連企画が終了するという意味ではありません。

なぜ『暁のヨナ』は17年間続く物語になったのか

『暁のヨナ』の17年間を振り返ると、長期連載として特徴的なのは、主人公の成長と物語世界の拡大が並行して描かれてきたことです。

最初のヨナにとって大切だったのは、家族や幼なじみとの平穏な暮らしでした。しかし、王宮を追われたことで、それまで知らなかった世界を自分の足で歩くことになります。

そして、四龍の戦士たちとの出会いによって、自分自身の問題だけでなく、ほかの人々の抱える苦しみや願いにも向き合うようになりました。

さらに物語が進むと、各地の部族の問題、周辺諸国との関係、高華王国の建国神話、王位をめぐる歴史へと話が広がっていきます。

それでも作品の中心に残っているのは、ヨナが何を考え、どのように行動するのかという点です。

長編作品では、登場人物が増え、世界が広がるほど、初期の物語との距離が生まれることがあります。

『暁のヨナ』の場合、序盤で築かれたヨナ、ハク、スウォン、四龍との関係が、その後の物語でも重要な意味を持ち続けました。

作品の後半で描かれる大きな出来事も、最初の出会いや選択を知っているからこそ、その重みが伝わってきます。

全48巻という長さは、単に冒険が長引いた結果ではありません。一人の少女が王女という立場を超えて成長し、仲間たちと国の歴史に向き合うまでを描くための時間でもあったのでしょう。

これから『暁のヨナ』を読むなら?

最終48巻の発売によって、漫画『暁のヨナ』は一つの完結したシリーズとして読み進められるようになります。

これまで途中で読むのを止めていた人は、刊行されたところまでをまとめて追いかける機会になるでしょう。

初めて触れる人なら、第1巻から読むのがおすすめです。

第1巻ではヨナ、ハク、スウォンの関係が丁寧に描かれ、その関係が王宮での事件によって大きく変わっていきます。

ここを知っておくことで、後の旅や国をめぐる争いが、単なるファンタジー世界の出来事ではなく、登場人物たちにとってどのような意味を持つのか理解しやすくなります。

すでに2014年のテレビアニメを見た人は、アニメで描かれた序盤を振り返ってから、その続きを原作で楽しむこともできます。

また、2025年12月に続編アニメの制作が発表されたことで、これから映像を通じて新たに作品に出会う人も増えるかもしれません。

漫画本編と外伝の連載は完結しましたが、『暁のヨナ』という作品に触れる機会は、今後も続いていきそうです。

まとめ|17年間の歴史を経て全48巻で完結

2009年に『花とゆめ』で連載が始まった『暁のヨナ』は、2025年12月に本編が最終回を迎え、2026年7月に外伝も完結。10月20日発売の第48巻で、コミックスも最終巻となります。

発売直前には10月18日から19日までの48時間限定無料公開が実施され、通常版とアクリルスタンド付き特装版の発売、書店フェア、大原画展FINALなど、完結を記念する企画も続いています。

連載開始当初は、王宮を追われた王女ヨナとハクの旅から始まった物語でした。

四龍との出会い、各地の人々との交流、王国の歴史に関わる出来事を経て、物語は長い時間をかけて大きく広がっていきました。

その間にはテレビアニメ化、舞台化、ミュージカル化、大原画展といった展開もあり、累計部数は1,500万部を突破。少女漫画として始まった作品は、さまざまな形で多くの読者や視聴者に届くシリーズとなりました。

そして、原作の完結と同時に続編アニメの制作も決定しています。

漫画としての17年間の旅はいったん終わりますが、ヨナたちの物語は、これからも別の形で読み継がれ、語り継がれていくのでしょう。

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