
2026年に遊ぶなら、どのゲームを選ぶべきなのか。
2026年8月9日放送のテレビ東京系『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?~』では、ゲーム総合情報メディア「ファミ通」が全面協力した特別企画「ファミ通編集部が選ぶ2026年マストバイゲームSP」が放送されました。
ゲームを日常的にプレイする『週刊ファミ通』とファミ通.comの編集部員が、2026年上半期の発売作品と下半期の注目作から「今、買いたいゲーム」を厳選。
スタジオには『週刊ファミ通』編集長の嵯峨寛子さんも登場し、有吉弘行さん、タカアンドトシ、アンガールズ田中卓志さん、マヂカルラブリー野田クリスタルさん、日向坂46金村美玖さんと2026年のゲームを振り返りました。
当日は卓球中継の影響で通常より10分遅れ、22時10分~22時58分に放送されています。
番組名には「2026年絶対買うべきゲームランキング」とありますが、今回の11作品に1位から11位までの順位が付けられたわけではありません。
上半期5作と下半期6作に分けて選ばれた「マストバイゲーム」です。
どの作品が紹介されたのか、発売日や対応機種、ゲーム内容とともに整理します。
ファミ通が選んだ2026年マストバイゲーム全11作
放送で紹介された11作品はこちらです。放送内容の記録を複数照合すると、上半期5作・下半期6作の構成で一致しています。
| 区分 | タイトル | 発売・配信時期 |
|---|---|---|
| 上半期 | ヨッシーとフカシギの図鑑 | 2026年5月21日 |
| 上半期 | パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語 | 2026年2月19日 |
| 上半期 | Pokémon Champions | Switch版:2026年4月8日 |
| 上半期 | PRAGMATA | 2026年4月17日/Switch 2版4月24日 |
| 上半期 | Forza Horizon 6 | 2026年5月19日 |
| 下半期 | スプラトゥーン レイダース | 2026年7月23日 |
| 下半期 | リズム天国 ミラクルスターズ | 2026年7月2日 |
| 下半期 | Beast of Reincarnation | 2026年8月4日 |
| 下半期 | ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ | 2026年12月3日予定 |
| 下半期 | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 2026年予定 |
| 下半期 | ファイナルファンタジー レゾナンス | 2026年10月22日予定 |
アクション、ミステリー、ポケモンバトル、レース、リズムゲーム、RPGまで、ジャンルはほとんど重なっていません。
長寿シリーズだけでなく、完全新作も含まれています。
「2026年を代表するゲームはこれ一つ」と決めるのではなく、現在のゲーム市場の幅広さをそのまま見せる11作品になりました。
「ランキング」でも1位から11位までの順位はない
ここは検索すると混同しやすいポイントです。
テレビ東京が放送回につけたタイトルは、
「2026年絶対買うべきゲームランキング」
でした。
しかし、実際のマストバイ企画は順位を競う形式ではありません。
上半期5作品と下半期6作品が、それぞれ注目作として選ばれています。
そのため、
「1位は何だった?」
という疑問に対しては、マストバイ11作品に1位は設定されていないというのが正確な答えです。
選考対象はCERO C以下
今回の選出には、もう一つ重要な条件があります。
ファミ通公式の事前発表では、紹介タイトルをCERO C(15歳以上対象)以下に限定すると明記されています。
したがって、CERO DやZの作品まで含めて「2026年のゲームすべてから選んだベスト11」と考えるのも正確ではありません。
年間ゲーム大賞のような最終順位ではなく、一定の条件のもとでファミ通編集部が選んだ**「2026年に買いたいゲーム」企画**です。
2026年上半期マストバイゲーム5作
上半期から選ばれたのは、
『ヨッシーとフカシギの図鑑』
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』
『Pokémon Champions』
『PRAGMATA』
『Forza Horizon 6』
の5作品です。
シリーズ作品から新規IP、小規模なアドベンチャーまで、規模やジャンルにかなり幅があります。
『ヨッシーとフカシギの図鑑』
2026年5月21日に発売されたNintendo Switch 2専用ソフトです。
ヨッシーたちの島へ「フカシギ」と名乗るしゃべる図鑑が落ちてきたことから物語が始まり、ヨッシーは図鑑の中に暮らす不思議な生き物を調査していきます。
特徴的なのは、単に敵を倒してゴールを目指すのではなく、生き物へさまざまなことを試し、その特徴を「発見」して図鑑を埋めていくことが遊びの中心になっていることです。
従来のヨッシーらしいアクションを使いながら、「観察して試す」という新しい方向へシリーズを広げた一本です。
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』
2026年2月19日に発売されたスクウェア・エニックスの青春群像伝奇ミステリーです。
Nintendo Switch、iOS、Android、Steamで展開され、舞台は伊勢志摩。
2023年に発売された『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』に続くシリーズ作品ですが、場所や登場人物を一新し、人魚をめぐる新たな怪異と謎が描かれます。
巨大な3D世界や派手なアクションを売りにするゲームではありません。
それでも、大型タイトルと並んで上半期5作へ選ばれました。
ゲームの規模ではなく、物語を読み解く体験そのものが評価対象になっていることが分かる選出です。
『Pokémon Champions』
『Pokémon Champions』は、ポケモンバトルに特化したダウンロード専用タイトルです。
Nintendo Switch版は2026年4月8日、iOS・Android版は6月17日に配信されました。基本プレイ無料で、Nintendo Switch版はNintendo Switch 2でもプレイできます。
本編『ポケットモンスター』シリーズのように地方を冒険し、物語を進めるゲームではありません。
中心となるのは、ポケモンを編成して戦うポケモンバトルそのものです。
長年シリーズの重要な要素だった対戦を独立したタイトルへ発展させ、家庭用ゲーム機とスマートフォンの双方へ入口を広げた作品が選ばれました。
『PRAGMATA』
カプコンの完全新規IP『PRAGMATA』は、近未来の月面世界を舞台にしたSFアクションアドベンチャーです。
宇宙服姿のヒュー・ウィリアムズとアンドロイドの少女ディアナが協力し、地球への帰還を目指します。
敵へのハッキングを組み込んだパズル的な操作とリアルタイムアクションを組み合わせていることが大きな特徴です。
発売日は機種によって異なり、PS5、Xbox Series X|S、Steam版は4月17日、Nintendo Switch 2版は4月24日。
発売から16日間で全世界販売200万本を突破し、その後カプコンの2027年3月期第1四半期資料では250万本を超えたことも確認できます。
既存シリーズではなく、2026年に誕生した完全新作が上半期マストバイへ入ったことも、今回の選出で注目したいところです。
『Forza Horizon 6』
2026年5月19日に発売されたオープンワールドレーシングゲームです。
Xbox Series X|S、PC、クラウドなどで展開され、PlayStation 5版も2026年後半に予定されています。
シリーズ第6作の舞台は日本。
550種類を超える実在車を使い、日本をモチーフにした広大な世界を自由に走れます。
Xbox公式は、本作に登場する東京を「Horizon史上最大の都市」と紹介しています。
レースだけを順番に攻略するのではなく、好きな車で景色を見ながら走ること自体が遊びになる。
日本を舞台にした海外発の大規模オープンワールド作品としても、2026年上半期を象徴する一本です。
2026年下半期マストバイゲーム6作
下半期からは、
『スプラトゥーン レイダース』
『リズム天国 ミラクルスターズ』
『Beast of Reincarnation』
『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
『ファイナルファンタジー レゾナンス』
の6作品が紹介されました。
8月9日時点ですでに発売済みの作品と、秋から年末にかけて発売予定のタイトルが混在しています。
『スプラトゥーン レイダース』
2026年7月23日に発売されたNintendo Switch 2専用ソフトです。
舞台は謎に包まれた「ウズシオ諸島」。
シャケと戦いながらオタカラを探し、ガジェットを活用して島を探索していきます。
『スプラトゥーン』で培われてきたインクアクションを生かしながら、従来の対戦を中心としたシリーズとは異なる遊びを打ち出しました。
発売からまだ3週間も経っていない時点での選出です。
Nintendo Switch 2世代で、『スプラトゥーン』というIPをどこまで広げられるのかを示す一本でもあります。
『リズム天国 ミラクルスターズ』
2026年7月2日に発売されたNintendo Switch用ソフトです。
シリーズの基本は今回も変わりません。
音を聞き、リズムに合わせてボタンを押す。
複雑なコマンド入力を覚えるのではなく、リズムに乗る気持ちよさをゲームへ落とし込んでいます。
公式サイトでは、オール新作の80種類以上のリズムゲームを収録すると紹介されています。
大規模なオープンワールドやリアルな映像を使わなくても、シンプルな操作から独自の面白さを生み出せる。
ほかのマストバイ作品とはまったく違う方向から選ばれた一本です。
『Beast of Reincarnation』
2026年8月4日に発売されたゲームフリークの完全新作です。
対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam。
公式ジャンルは**「一人と一匹のアクションRPG」**で、リアルタイムアクションとコマンドRPGを融合しています。
舞台は西暦4026年、穢れに侵された日本。
記憶も感情もない「穢れ人」エマと、本来なら敵である「腐蝕犬」クゥが旅をします。
8月9日の放送時点では発売からわずか5日。
『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークが、まったく異なる世界観とゲームシステムへ挑んだ作品として選ばれました。
『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』
2026年12月3日発売予定の『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズ最新作です。Steam版のみ12月4日発売予定となっています。
Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、Windows、Steamへ展開されます。
タイトル通り、主人公となるのはビアンカとフローラ。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』で長く親しまれてきた二人が、父の病を治すため冒険へ旅立ちます。
もちろん『モンスターズ』として、モンスターを仲間にし、育て、編成しながら冒険する要素も中心になります。
往年の『DQ』ファンへ強く訴えながら、新しい『モンスターズ』として作られる年末の大型タイトルです。
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
1998年にNINTENDO64で発売された『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が、2026年にNintendo Switch 2用ソフトとして新たに発売されます。
任天堂が2026年6月のNintendo Directで正式発表しました。
ただし、8月10日時点で任天堂が明らかにしているのは「2026年発売予定」というところまでです。
具体的な発売日、価格、変更点などはまだ公開されていません。
そのため、「フルリメイク」「リマスター」と現段階で形式を断定するのは避けた方が正確です。
詳細がほとんど明かされていない段階でもマストバイへ選ばれたこと自体が、1998年の『時のオカリナ』が現在も特別な存在であることを物語っています。
『ファイナルファンタジー レゾナンス』
2026年10月22日発売予定の『FINAL FANTASY RESONANCE』。Steam版のみ10月23日発売予定です。
対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、Windows、Steam。
コンセプトは、
「もし、『ファイナルファンタジー』がドットのまま進化を遂げていたら」
というもの。
シリーズ初のHD-2Dグラフィックを採用し、ターン制コマンドバトル、ジョブ、幻獣、飛空艇など、『FF』の原点を思わせる要素を現代的に再構成しています。
さらに、歴代『FINAL FANTASY』の主人公たちが「ビジョン」として登場。
ビジョンとの共鳴によって必殺技「レゾナンス」を発動する仕組みも用意されています。
最新技術でリアルな映像を追求するのではなく、ドット表現の延長線上に新しい『FF』を作るという方向性が、ほかの10作品にはない特徴です。
11作品を見ると2026年のゲーム市場の広さが分かる
今回の選出を並べると、ひとつの傾向が見えてきます。
大作だけを集めたランキングではありません。
『パラノマサイト』のようなミステリーアドベンチャーがあり、『リズム天国』のようにシンプルな操作を追求する作品があります。
一方では『Forza Horizon 6』の巨大なオープンワールドがあり、『PRAGMATA』『Beast of Reincarnation』という完全新規IPも選ばれました。
『ゼルダ』『ドラゴンクエスト』『FINAL FANTASY』のような長寿シリーズも、新作や新しい形で同じリストへ並んでいます。
シリーズの知名度や開発規模だけでは、11作品を説明できません。
「2026年にどんなゲーム体験が存在するのか」を幅広く見せるラインナップになっています。ファミ通自身も事前発表で、上半期の話題作から下半期の注目作までを通じて「今年のゲームトレンドを網羅して楽しめる」企画と説明していました。
Nintendo Switch 2一色ではないのも特徴
Nintendo Switch 2用には、
『ヨッシーとフカシギの図鑑』
『スプラトゥーン レイダース』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
などが並びます。
一方、『Beast of Reincarnation』はPS5・Xbox・Steam、『Forza Horizon 6』はXbox・PCを中心に展開。
『ドラゴンクエストモンスターズ4』『ファイナルファンタジー レゾナンス』は、複数の家庭用ゲーム機とPCへ広く展開されます。
2026年のおすすめを、特定のゲーム機だけで語らなかったことも今回の特徴です。
ハードをまたいで「面白そうな作品」を探す現在のゲーム市場が、そのまま選出へ表れています。
番組では『トモダチコレクション わくわく生活』も登場
マストバイ11作品の紹介とは別に、番組では『トモダチコレクション わくわく生活』を使った企画も行われました。
テレビ東京公式も放送内容として、**「有吉ぃぃファミリー再現トモコレ」**を見どころの一つに挙げています。
『トモダチコレクション わくわく生活』は2026年4月16日に発売されたNintendo Switch用ソフト。
作成したMiiたちを島へ住まわせ、人間関係や日々の出来事を見守っていきます。Nintendo Switch 2でもプレイ可能です。
専門メディアによるおすすめ紹介だけでなく、実際にゲームで何が起きるかを出演者と楽しむパートを組み合わせたところは、『有吉ぃぃeeeee!』らしい構成でした。
8月9日放送回を見逃した場合は?
今回の放送は、2026年8月9日22時10分~22時58分にテレビ東京系列で放送されました。
ファミ通の公式告知では、TVerでのリアルタイム配信に加え、「ネットもテレ東」、TVer、Leminoでの見逃し配信、U-NEXTでの見放題配信が案内されています。
実際の配信期間はサービスごとに異なるため、視聴時点で確認してください。
テレビ東京公式では、地上波でカットされたゲームプレイや出演者コメント、本番前の練習風景などを公式YouTubeでも配信すると案内しています。
まとめ
2026年8月9日の『有吉ぃぃeeeee!』では、創刊40周年を迎えたファミ通全面協力のもと、**「ファミ通編集部が選ぶ2026年マストバイゲームSP」**が放送されました。
選ばれたのは、上半期5作と下半期6作の合計11作品です。
番組タイトルには「2026年絶対買うべきゲームランキング」とありますが、1位から11位まで順位を付けたランキングではありません。
ヨッシー、ポケモン、スプラトゥーン、ドラゴンクエスト、ゼルダ、FINAL FANTASYといった長く続くシリーズ。
『PRAGMATA』『Beast of Reincarnation』という完全新規IP。
『パラノマサイト』のようなミステリー、『Forza Horizon 6』のオープンワールドレース、『リズム天国』のリズムゲームまで、遊び方も大きく異なります。
今回の11作品から見えてくるのは、「2026年ならこれ一本」という答えではありません。
大作を遊びたい人も、短時間で楽しみたい人も、対戦したい人も、物語へ没入したい人もいる。
その選択肢の多さこそ、2026年のゲーム市場の面白さです。
「絶対買うべきゲーム」という強いタイトルで始まりながら、実際に示されたのは、自分が何を面白いと思うのかによって選ぶゲームがまったく変わるほど、現在のゲームが多様になっていることでした。