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大阪・関西万博2025閉幕目前!ラスト2週間を完全攻略|チケット・混雑回避・おすすめプランまとめ

閉幕直前!大阪・関西万博を最後まで楽しみ尽くすために

大阪・関西万博の会場を囲む「グランドリング」。夜にはライトアップされ、幻想的な姿を見せます。

2025年4月に開幕した「大阪・関西万博」も、いよいよ10月13日の閉幕が目前に迫っています。
会期は残りわずか2週間。これから訪れる人にとっては「最後のチャンス」となる特別な期間です。

ただし、ラストスパートの万博は混雑必至。すでに前売券・当日券の販売が終了しているため、未使用チケットをどう扱うか、入場時間枠をどう確保するかが重要なポイントになります。さらに人気パビリオンの予約状況、午後からでも効率的に回れるプラン、ナイトチケット活用など、知っておくべき情報は多岐にわたります。

この記事では、閉幕前ラスト2週間を後悔なく楽しむための完全攻略法を、最新の公式情報に基づいてわかりやすく解説します。初めて訪れる方も、再訪を考えている方も、この記事を読めば「今どう動くべきか」がすぐにわかります。

基本情報の再確認

2025年4月13日に開幕した「大阪・関西万博」も、会期は残すところわずか。
閉幕日は2025年10月13日(月・祝)と正式に発表されています。

会場は毎日午前9時に開場し、夜22時に閉場します。
ただし、すべての施設が同じ時間まで利用できるわけではありません。パビリオンやイベントの多くは21時前後で営業を終了し、公式ストアも21時45分で閉まります。最終入場は21時20分までと決まっているので、遅い時間に来場する場合は特に注意が必要です。

最終日は閉幕セレモニーやフィナーレイベントが予定されており、大混雑が見込まれます。夜にかけては入場制限がかかる可能性もあるため、早めの入場を心がけるのが安心です。

チケット最新ガイド

まず一番大事なことをお伝えします。
大阪・関西万博のチケットは、もう新しく購入することはできません。

公式サイトでの前売券販売は9月30日をもって終了しました。さらに、会場ゲート前で行われていた当日券の販売も、すでに9月26日で締め切られています。
つまり「これから行きたいから今から買おう」ということはできない、という状況です。

では「手元にまだチケットが残っている」という人はどうなるのでしょうか。
実はここに“最後のチャンス”があります。

東ゲート前には「チケット引換所」が設置されており、未使用のチケットを持っている人はここで当日用の入場券に交換が可能です。
ただし条件があり、交換できるのは 12時以降に入場できる券 か、あるいは 16時以降に入場できるナイトチケット に限られます。

また、この交換は先着順。
各日数百枚規模の枚数しか用意されていないため、朝から並んで待つ人が多く、週末や祝日には午前中で枠が埋まることも予想されています。

もうひとつ注意したいのは、チケットを当日券に交換すると、それまでに設定していた「入場時間の予約」や「パビリオン・イベントの事前予約」はすべて無効になる、という点です。つまり計画は交換後に立て直す必要があるのです。

そして、最終日の10月13日については「未使用チケットの交換」ができないため、実質的に使えるのは 10月12日まで
ここも忘れずに押さえておきたいところです。


まとめると、今から万博に行ける人は大きく2種類。
すでに入場予約を持っている人、そして未使用チケットを引換所で当日券に交換できる人です。
新規購入はできない分、「今手元にあるチケット」が、まさにラストチャンスを握っているといえます。

混雑予測と入場戦略

閉幕直前の万博は、どうしても混雑が避けられません。
とくに10月の連休や土日、そして最終日が近づくにつれて、朝から長蛇の列ができることはほぼ確実です。

でも安心してください。
「混んでいるから楽しめない」というわけではありません。ちょっとした工夫で、午後からでも十分に楽しむことができます。

午後入場という選択肢

先ほど触れたように、未使用チケットを引き換えると「12時以降」あるいは「16時以降」に入場できます。
一見「遅い時間しか入れないのか」と思うかもしれませんが、実はこれが逆にメリットになる場合もあります。

なぜなら、午前中の入場ラッシュが落ち着いた後に動けるからです。
昼以降に入場したら、まずは空き枠が残っていないかアプリでチェック。そのうえで、予約不要で入れる展示やイベントを中心に回っていくと効率的です。

夜の万博も魅力的

ナイトチケットで16時以降に入場すれば、ライトアップされた会場を楽しむことができます。
昼間とはまったく違う雰囲気の中で、各国パビリオンの夜景や、限定のナイトイベントを体験できるのは閉幕直前ならではの贅沢です。

無理をしない回り方が正解

どうしてもすべてを見ようとすると、行列に疲れてしまいます。
「今日はこの3つだけは見たい!」と優先順位を決め、それ以外は空いているブースやイベントに身を任せる。
そのくらい柔軟な気持ちで動いたほうが、結果的に満足度は高くなります。

パビリオン・イベント完全攻略

万博の一番の楽しみといえば、やはり各国パビリオンや特別イベント。
でも閉幕直前になると「予約が全然取れない」という声も増えてきます。ここで大事なのは、“事前に完璧を狙わないこと” です。

アプリ予約は必須アイテム

入場して10分が経過すると、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」から当日の空き枠を予約できるようになります。
これはまさに“早い者勝ち”で、人気のパビリオンは朝のうちに枠が埋まってしまいます。
だからこそ、入場したらまずアプリを開き、残っている枠を一つでも押さえることが最優先です。

スマホがなくても大丈夫

「スマホがない」「電池が切れた」という人のために、会場内には“当日登録端末”が設置されています。
利用は1回につき1枠まで、しかも操作時間はおよそ3分と短め。ですが、これがあるおかげでスマホが使えない人も安心して楽しめる仕組みになっています。

人気パビリオンの回り方

世界的に注目を集めるパビリオンは、どうしても混雑します。
朝一番か夜の時間帯に「予約不要枠」が設けられている場合があり、その時間を狙えば比較的スムーズに入れることもあります。
ただし入場制限がかかることもあるので、「行けたらラッキー」くらいの気持ちで挑むのが正解です。

閉幕特別イベントを狙う

閉幕が近づくと「ラストを飾る限定展示」や「フィナーレ向けイベント」が次々と発表されます。
通常のパビリオン巡りにこだわらず、こうした期間限定の催しを優先すると“閉幕直前ならではの思い出”を作ることができます。

グルメ&グッズの楽しみ方

万博の楽しみはパビリオンやイベントだけではありません。
会場に足を運んだ人が必ず話題にするのが、世界各国のグルメと、ここでしか手に入らない記念グッズです。

万博グルメは“食の世界旅行”

会場内では、日本各地の名物料理から、普段なかなか出会えない海外の一品まで、バラエティ豊かなメニューが揃っています。
「せっかく来たのだから何を食べるか迷ってしまう…」という声も多いですが、コツは“食べ歩きスタイル”でシェアすること。
友人や家族と少しずつ味見をすれば、一日で何種類もの料理を楽しめます。

閉幕が近づくと、人気メニューは売り切れが早まる傾向があります。午前中にチェックしておくか、午後の早い時間に食べてしまうのがおすすめです。

記念グッズは“早めに押さえる”

グッズについても同じで、ラストスパートに入ると在庫が少なくなり、閉幕前に完売するアイテムも出てきます。
公式マスコット「ミャクミャク」関連の商品は特に人気が高く、ぬいぐるみや限定雑貨は早めにチェックしておいたほうが安心です。

さらに、閉幕記念ロゴが入った商品や、日付入りのアイテムも登場しています。
「いつ行ったか」が形に残るので、思い出としても価値が高いですよね。

“最後に寄る”は危険かも

グルメやグッズは「最後にまとめて見よう」と思いがちですが、閉場時間が近づくと大混雑になります。
特に公式ストアは夜になるとレジ待ちが長く伸びてしまい、欲しかったものを買えずに終わるケースも。
もし気になるアイテムや食べ物があるなら、余裕のある時間に立ち寄っておくのが正解です。


食とお土産は、万博を「思い出」に変える大事な要素です。
パビリオン巡りの合間にグルメを楽しみ、気になるグッズは早めに確保。
これだけで、万博の一日はぐっと充実したものになります。

よくある質問(Q&A)

Q. いまから新しくチケットは買えますか?
A. いいえ。新規販売は終了しています。手元の未使用チケットがある人だけが対象です。

Q. 未使用チケットはいつまで使えますか?
A. 閉幕前日までが実質ラスト。最終日は原則使えません。

Q. どこで当日の入場用に引き換えられますか?
A. 東ゲート前の引換所のみ。西ゲートではできません。

Q. 何時から入れますか?
A. 引換は「12時以降」または「16時以降」入場の券になります(先着)。午前の入場は想定しない動き方が無難です。

Q. 交換したら、事前に入れていた予約はどうなりますか?
A. すべて無効になります。交換後に当日の空き枠で取り直してください。

Q. スマホがなくても予約できますか?
A. できます。場内の“当日登録端末”で空き枠を1つずつ確保できます。

Q. 東ゲートと西ゲート、迷ったら?
A. 初めてなら東ゲート(大阪メトロ直結)が安心。西ゲートはバス予約前提で計画を。

Q. 再入場はできますか?
A. できます。出入りのルールに従って、再入場手続きを忘れずに。

Q. 持ち込みで気をつけるものは?
A. 大型キャリーや危険物は不可。飲み物はOK(ビン・缶は避け、ペットボトル推奨)。

Q. 支払い方法は現金とキャッシュレスどちらが良い?
A. 両方あると安心。混雑時はキャッシュレスが速い一方、屋台や一部店舗は現金のみのことも。

Q. 雨でも開催されますか?
A. 開催されます。屋外動線が多いのでレインポンチョや折りたたみ傘を。

Q. どの時間帯が混みますか?
A. 午前は入場集中、夕方~夜は帰路が混雑。昼過ぎ~夕方の“谷”を狙うと動きやすい日もあります。

Q. 子連れのコツは?
A. こまめな休憩と“予約不要スポット”中心に。小さめのレジャーシートや着替えがあると安心。

Q. 体調が悪くなったら?
A. 場内の救護所・スタッフにすぐ連絡を。無理は禁物、涼しい場所で休みましょう。

Q. 落とし物はどこへ?
A. 近くのインフォメーションへ。チケットIDや拾得場所のメモがあると照合が早いです。

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まとめ

大阪・関西万博は、2025年10月13日に幕を閉じます。
最後の2週間は、まさに“ラストチャンス”。会場は混雑しますが、工夫次第でまだまだ楽しめる余地があります。

大切なのは、ポイントを3つに絞ること。

  1. 手元のチケットをどう使うか
     未使用分は引換所で12時以降、あるいは16時以降の入場券に交換可能。
     新規購入はもうできないので、あるチケットを最大限活かすしかありません。
  2. 入場後の動きをシンプルにする
     まずはアプリや端末で空き枠をひとつ確保。
     あとは予約不要の展示やイベントをうまく組み合わせることで、“混雑のなかでも動ける1日”になります。
  3. アクセスと帰り道を早めに決める
     東ゲートは鉄道直結で安心。西ゲートは予約制バスが前提です。
     帰りは混雑必至なので、少し早く出るか閉場まで粘るか、どちらかに振り切るのが賢いやり方です。

閉幕間際の万博は、きっと一生に一度の体験になります。
すべてを完璧に見て回ろうとせず、「今しか味わえない瞬間」を大切に。
残された日々を、ぜひ悔いなく楽しんでください。

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