- フースーヤの結成秘話・名前の由来は?メンバーやM-1歴代成績も解説
- フースーヤはどんなお笑いコンビ?
- 田中ショータイムと谷口理のプロフィール
- フースーヤの結成秘話|高校のトイレで始まった約束
- フースーヤというコンビ名の由来はFF4だった
- フースーヤのギャグ漫才はどのように生まれた?
- 2017年にブレイク|『新しい波24』などで注目
- NHK上方漫才コンテストとytv漫才新人賞で優勝
- フースーヤのM-1グランプリ歴代成績
- 2025年の初冠特番と結成10周年の活動
- フースーヤの現在の出演番組と活動
- フースーヤ初のエッセイ『同☆究☆生』も発売
- フースーヤが独自のギャグ漫才を続けてきた理由
- まとめ|高校時代から続く2人が築いたギャグ漫才の10年
フースーヤの結成秘話・名前の由来は?メンバーやM-1歴代成績も解説

「ナッシングトゥーマッチ!」「オーマイゴッドファーザー降臨!」「ヨイショ!」。一度聞いたら忘れられない言葉と、勢いのある掛け合いで知られるお笑いコンビ、フースーヤ。
田中ショータイムと谷口理による吉本興業所属のコンビで、2016年4月に結成されました。2017年には独特のギャグ漫才で注目を集め、2024年にはNHK上方漫才コンテスト、2025年にはytv漫才新人賞で優勝。2026年には結成10周年を迎えています。
実は2人は高校時代からの同級生。コンビを組む約束をした場所は学校のトイレで、現在のコンビ名はゲーム『ファイナルファンタジーIV』の登場人物に由来しています。
なぜフースーヤという名前になったのか。独特のギャグはどう生まれたのか。2人のプロフィールから結成の経緯、改名歴、M-1グランプリの成績、現在までの活動を詳しく紹介します。
フースーヤはどんなお笑いコンビ?
フースーヤは、吉本興業に所属する田中ショータイムと谷口理のお笑いコンビです。2人とも兵庫県神戸市の出身で、NSC大阪校38期を経て2016年にデビューしました。
最大の特徴は、言葉の響きやリズムを重視したギャグを次々に繰り出す漫才です。一般的なしゃべくり漫才とは異なり、予想外のフレーズや身体の動き、2人の掛け合いを組み合わせて笑いを生み出します。
2017年にはフジテレビ系『新しい波24』などへの出演を通じて知名度を高めました。その後も劇場やライブを中心に活動を続け、漫才賞レースでも結果を残しています。
結成当初から目立つ存在だった一方、主要な漫才コンテストで初めて優勝したのは2024年。早くから注目されながらも、自分たちらしい芸風を磨き続けてきたコンビです。
フースーヤの基本情報
| コンビ名 | フースーヤ |
|---|---|
| メンバー | 田中ショータイム、谷口理 |
| 結成日 | 2016年4月1日 |
| 所属事務所 | 吉本興業 |
| 出身養成所 | NSC大阪校38期 |
| 出身地 | 兵庫県神戸市 |
| 芸風 | ギャグ漫才、言葉遊び |
| 主な受賞歴 | 2024年 NHK上方漫才コンテスト優勝 2025年 ytv漫才新人賞優勝 |
田中ショータイムと谷口理のプロフィール
フースーヤの2人はどちらも1993年生まれ。学生時代から互いを知る間柄で、芸人になる前から長い付き合いがあります。
田中ショータイム|歌や音楽も得意なコンビの発起人
田中ショータイムは1993年7月10日生まれ、兵庫県神戸市出身。2026年11月現在33歳です。
客席から見て左側に立ち、身長は吉本興業の公式プロフィールで178cm、血液型はO型と紹介されています。
趣味にはサッカーをはじめとしたスポーツ、音楽鑑賞、ファッション、ゲームなどを挙げ、歌やウクレレ、ヘアセットを特技としています。お笑いだけでなく、歌や音楽にも関心がある人物です。
高校時代には、自ら谷口にコンビを組もうと持ちかけました。現在のフースーヤが生まれるきっかけを作ったのが田中です。
初期の取材ではツッコミ担当として紹介されていますが、実際の漫才では田中も次々にギャグを繰り出します。相方の発言を受けるだけではなく、自らネタの勢いを作っていくところも特徴です。
谷口理|中学生時代から芸人を目指していた相方
谷口理(たにぐち・おさむ)は1993年5月1日生まれ、兵庫県神戸市須磨区出身。2026年11月現在33歳です。
立ち位置は客席から見て右側。吉本興業の公式プロフィールでは身長170cm、血液型O型となっています。
漫画やテレビゲーム、スマートフォンゲーム、バレーボール、掃除などが趣味で、声優の大塚芳忠のものまねや逆立ち歩行、ゲームのやり込みなどを特技に挙げています。
谷口は中学生の頃から芸人になることを目指しており、高校でも周囲にその夢を話していたそうです。
2017年のインタビューでは、高校時代の田中を面白い人物だと思っていたことを明かしています。田中から突然コンビ結成を持ちかけられたときも、その申し出を受け入れました。
谷口が学生時代から繰り返していた言葉遊びは、後にフースーヤを代表するギャグの原型にもなっています。
フースーヤの結成秘話|高校のトイレで始まった約束
フースーヤの結成を語るうえで欠かせないのが、高校時代のエピソードです。
2人は兵庫県立須磨友が丘高校の同級生でした。どちらも学校では目立つタイプだったそうですが、最初からコンビを組んで活動していたわけではありません。
高校2年生のとき、田中が谷口をトイレに呼び出した
高校2年生のある日、田中は谷口を学校のトイレへ連れていきました。
谷口は当初、同じように目立つ者同士だったことから、けんかを売られるのではないかと思ったそうです。
ところが、田中の目的はまったく違いました。谷口が芸人になりたがっていることを知り、自分も同じ夢を持っていると打ち明け、コンビを組もうと誘ったのです。
谷口も田中を面白い人物だと感じていたため、申し出を承諾。こうして将来一緒に芸人になる約束が交わされました。
当時、2人には芸人になるまでの具体的な計画があったわけではありません。田中自身、2017年のインタビューで、はっきりした見通しもない段階で誘ったことを振り返っています。
この出来事は、後から作られた宣伝用のエピソードではなく、本人たちが取材で具体的に語っている話です。
2人とも神戸学院大学へ進学し、NSC大阪校へ
高校卒業後、2人はすぐに芸人になったわけではありません。ともに神戸学院大学へ進学し、学生生活を送りました。
大学4年生になった2015年、授業が少なくなった時期に吉本興業の養成所であるNSC大阪校へ入学。大阪38期生として芸人になるための道を歩み始めます。
そして2016年春にNSCを卒業し、同年4月1日を公式の結成日として活動を開始しました。
高校2年生のときにコンビを組む約束をしたことと、公式の結成日が2016年であることは別の話です。
学生時代から長く関係を築いてきた2人ですが、芸人としての正式な活動歴は2016年を基準に整理されています。
フースーヤというコンビ名の由来はFF4だった
フースーヤという名前は、スクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジーIV』に登場するキャラクターに由来します。
ゲームに登場するフースーヤは、月の民に関係する人物です。独特の名前ですが、コンビの2人が最初からそのキャラクターの名前で活動していたわけではありません。
実は現在の名前に決まるまで、クレイジーダイヤモンド、アマテラスという2つのコンビ名を使用していました。
最初の名前は「クレイジーダイヤモンド」
NSC時代、2人が最初に名乗っていたのは「クレイジーダイヤモンド」でした。
ところが、養成所の授業を手伝っていた先輩芸人から、名前に「クレイジー」が付くことについて否定的な助言を受けます。
その助言をきっかけに改名を決意し、次に選んだ名前が「アマテラス」でした。
「アマテラス」を懸けた東西NSCのネタ対決
アマテラスとして活動を始めた2人でしたが、東京NSCの同期にも同じ名前のコンビがいることが判明します。
そこで行われたのが、コンビ名を懸けた東京と大阪のネタ対決でした。
本人たちの説明によると、ネタを披露した結果、審査員の投票は大阪側が2票、東京側が3票。わずか1票差で敗れてしまいました。
2人は自分たちの方が観客に受けていたという手応えがあったそうですが、結果は覆りません。アマテラスの名前を手放し、再び新しいコンビ名を考えることになります。
この経緯を知ると、フースーヤという名前が最初から綿密に考えられたものではなく、思いがけない改名の連続から生まれたことが分かります。
ファイナルファンタジーのキャラクター名から決定
アマテラスを使えなくなった2人は、新しい名前を探し始めます。
そこで目を付けたのが、相方がプレイしていた『ファイナルファンタジー』に登場するキャラクターたちでした。
ゲームには珍しい名前や響きのよい名前を持つキャラクターが多く、候補を探している中で「フースーヤ」という名前が浮かびます。
決め手となったのは、キャラクターの強さや設定ではありません。本人たちが挙げたのは、「フースーヤ」という珍しい文字の並びと、直感的にしっくりきたことでした。
ほかにも『ファイナルファンタジーIV』に登場する「カイナッツォ」や、「神戸マカロニサラダ」という名前が候補にあったそうです。
もし別の候補が採用されていれば、現在とはまったく違う名前で活躍していたかもしれません。
結果的に、ほかの芸人と間違えにくい独特の名前は、フースーヤの自由な芸風ともよく合っています。
フースーヤのギャグ漫才はどのように生まれた?
フースーヤといえば、意味を考えるより先に言葉の勢いで笑わせるギャグ漫才が有名です。
代表的なフレーズには「ナッシングトゥーマッチ」「オーマイゴッドファーザー降臨」「ヨイショ!」があります。
一見すると突然思いついた言葉を叫んでいるようにも見えますが、その原型は芸人になる前から存在していました。
「ナッシングトゥーマッチ」は谷口の中学生時代から
「ナッシングトゥーマッチ」は、谷口が中学生の頃から口にしていた言葉遊びです。
谷口は塾で習った英語表現「nothing too much」を気に入り、日常会話の言葉に無理やり組み込んで使っていたと語っています。
その言葉遊びは、周囲に受けるかどうかにかかわらず続けていたものだったそうです。
芸人として人気を集めるために一から考えたフレーズではなく、谷口自身が長年楽しんでいた言葉の使い方が、後の代表ギャグにつながったのです。
田中の一言と「ヨイショ!」でギャグが完成
NSCを卒業した後、2人が一緒にトイレに行った際、谷口がいつものように「ナッシングトゥーマッチ」を使った言葉遊びをしていました。
そこへ田中が、即興で別のフレーズを組み合わせます。これが「オーマイゴッドファーザー降臨」につながりました。
さらに2人は、ネタを締める言葉が必要だと感じ、舞台本番前に「ヨイショ!」を追加。実際に披露すると観客から大きな反応があり、代表的なギャグの形が完成しました。
コンビ結成の約束もトイレ、代表ギャグの誕生もトイレ。フースーヤらしい偶然が重なったエピソードです。
意味の分からない言葉を漫才にする工夫
フースーヤのギャグ漫才は、言葉の意味を理解できなくても笑えるところに特徴があります。
例えば、聞き慣れた言葉の途中に別のフレーズが突然入り込み、予想とは違う方向へ展開していきます。そこに2人の動きや声の調子が加わることで、言葉そのものが笑いのきっかけになります。
ただし、何も考えずにギャグを並べているわけではありません。
本人たちは2017年の取材で、ネタのストーリーを先に考え、そこに語感のよい言葉を組み合わせる方法も説明しています。
言葉遊びを中心にしながら、漫才としての展開やリズムを組み立てていることが重要です。
観客が意味を理解しようとする前に次の言葉が飛び出し、さらに予想外の方向へ話が進む。その繰り返しが、フースーヤならではの勢いを生み出しています。
2017年にブレイク|『新しい波24』などで注目
フースーヤが広く知られるようになったのは、デビューから間もない2016年末から2017年にかけてのことでした。
2016年に『新しい波』のオーディションで独特のネタが評価され、その後、フジテレビ系『新しい波24』などへの出演を通じて注目を集めます。
当時は「ナッシングトゥーマッチ」などのフレーズが中高生を中心に広まり、ネタ動画も話題になりました。
2017年11月の取材では、YouTubeに投稿されたネタ動画の再生回数が累計100万回以上に達していたと紹介されています。この数字は当時の記録であり、現在のチャンネル全体の再生回数を示すものではありません。
同年にはフジテレビ系『AI-TV』にも出演。テレビを通じて、その独特な芸風が幅広い視聴者に知られるようになりました。
早い時期から注目された一方、賞レースでは試行錯誤も
フースーヤは2017年の時点で独自のスタイルを確立しつつありましたが、漫才賞レースで優勝するまでには、そこからさらに時間がかかりました。
ギャグを多用する芸風は強い印象を残せる一方、言葉の意味や会話の展開を重視する漫才とは異なる面白さを持っています。
2024年のNHK上方漫才コンテストで優勝した際、田中は自分たちの型破りな漫才では賞レースに勝てないのではないかと感じた時期があったことを明かしています。
それでも2人は独自のギャグ漫才を続け、劇場や賞レースで経験を重ねていきました。
2017年の人気と2024年の初優勝の間には、単にテレビ出演が増減したというだけでは説明できない、漫才師としての長い積み重ねがあります。
NHK上方漫才コンテストとytv漫才新人賞で優勝
フースーヤの経歴における大きな転機が、2024年と2025年の主要漫才賞レースでの優勝です。
それまでにも複数の大会で決勝進出を経験していましたが、2024年5月に大きなタイトルを獲得し、翌2025年にも別の漫才賞レースで優勝しました。
2024年5月|第54回NHK上方漫才コンテスト優勝
2024年5月24日、フースーヤは第54回NHK上方漫才コンテストで優勝しました。
大会には8組が出場。フースーヤはAブロックを勝ち抜き、Bブロックを突破したたくろうとの最終対決に臨みました。
フースーヤが披露したのは、持ち味である言葉遊びを生かした漫才です。決勝では審査員の支持を集め、優勝を決めました。
この大会で特に印象的だったのは、2人が従来の芸風を大きく変えることなく結果を残したことです。
田中は受賞後、型破りな漫才で賞レースに勝てるのか悩んだ経験を振り返りました。それでも自分たちのスタイルで挑戦を続け、初めて大きなタイトルを手にしたことは、コンビにとって重要な節目になりました。
2024年7月|ABCお笑いグランプリでABEMA賞
同年7月7日には、第45回ABCお笑いグランプリの決勝に進出しました。
大会の総合優勝は令和ロマンでしたが、フースーヤは視聴者投票によって選ばれるABEMA賞を受賞しています。
この賞は大会の総合優勝とは異なるものの、視聴者に強い印象を残したことを示す実績です。
審査員による評価だけでなく、観客や視聴者への伝わり方にも特徴を持つフースーヤにとって、意味のある受賞だったといえるでしょう。
2025年3月|第14回ytv漫才新人賞決定戦優勝
2025年3月2日には、第14回ytv漫才新人賞決定戦で優勝しました。
最終決戦では翠星チークダンスと対戦し、審査員投票4対1で勝利。前年のNHK上方漫才コンテストに続いて、主要な漫才賞レースで頂点に立ちました。
フースーヤは2022年と2023年にもytv漫才新人賞決定戦のファイナリストとなっており、初めて挑戦した大会で突然優勝したわけではありません。
決勝進出を重ね、独自のネタを磨いてきた末の優勝でした。
2024年と2025年の結果を並べると、フースーヤが単に珍しいギャグで注目を集めるだけのコンビではなく、継続的に漫才の完成度を高め、複数の大会で評価を受けてきたことが分かります。
フースーヤのM-1グランプリ歴代成績
フースーヤはM-1グランプリにも継続して出場しています。
2026年11月4日時点でM-1決勝への進出経験はありませんが、2023年と2024年には2年連続で準決勝に進出し、敗者復活戦にも出場しました。
これまでの大会結果を年度別に整理すると、以下のとおりです。
| 年度 | 最終成績・到達状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 2015年 | 1回戦敗退 | 公式結成日以前の記録 |
| 2016年 | 1回戦敗退 | ― |
| 2017年 | 準々決勝敗退 | ― |
| 2018年 | 3回戦敗退 | ― |
| 2019年 | 3回戦敗退 | ― |
| 2020年 | 準々決勝敗退 | ― |
| 2021年 | 準々決勝敗退 | ― |
| 2022年 | 3回戦敗退 | ― |
| 2023年 | 準決勝敗退 | 敗者復活戦出場 |
| 2024年 | 準決勝敗退 | 敗者復活戦出場 |
| 2025年 | 準々決勝敗退 | ― |
| 2026年 | 準々決勝進出 | 11月4日現在・大会進行中 |
2023年・2024年は2年連続で準決勝へ
フースーヤにとって、M-1で大きく前進したのが2023年でした。
それまで準々決勝が最高到達ラウンドでしたが、2023年には準決勝進出を果たします。決勝への直接進出は逃したものの、敗者復活戦にも出場しました。
翌2024年も準決勝まで勝ち進み、2年続けて敗者復活戦に挑戦しています。
M-1の決勝に出場したことと、準決勝敗退後に敗者復活戦へ出場したことは別です。フースーヤの2023年・2024年の結果は、いずれも準決勝敗退となっています。
2025年は準々決勝で敗退しましたが、年ごとに結果が上下しながらも、長期にわたって大会への挑戦を続けています。
2026年は準々決勝進出|最新の状況
2026年のM-1グランプリでは、10月29日・30日に行われた大阪3回戦を通過しました。
10月31日に発表された大阪会場の準々決勝進出34組の中にフースーヤの名前があり、11月18日に大阪・なんばグランド花月で開催される準々決勝へ進みます。
2026年大会のエントリーNo.は8000です。
なお、この結果は2026年11月4日時点の情報です。準々決勝以降の結果はまだ確定していません。
2015年のM-1出場記録と2016年結成日の違い
フースーヤのM-1公式記録には、2015年9月1日に大阪・テイジンホールで1回戦敗退した履歴も掲載されています。
一方、M-1公式プロフィールに記載された結成日は2016年4月1日です。
2人が2015年にNSC大阪校へ入学したことは本人のインタビューでも確認できますが、公式結成日より前にM-1へ出場した理由や、当時のエントリー名義の詳細までは明らかになっていません。
そのため、歴代成績には2015年の公式記録を残し、コンビの結成年は2016年として扱っています。
2025年の初冠特番と結成10周年の活動
フースーヤは賞レース以外にも、テレビ、ラジオ、単独ライブなど活動の幅を広げています。
特に2025年から2026年にかけては、初の冠特番や全国ツアー、結成10周年記念ライブなど、コンビの歩みを振り返るうえで重要な活動が続きました。
2025年4月に初の冠特番が放送
2025年4月25日、TBSチャンネル1で『【祝!結成10年目】フースーヤのオーマイゴッドカンムリ!ヨイショ!』が放送されました。
これはフースーヤにとって初の冠特番です。2人のアイデアや、本人たちがやりたい企画を取り入れた特別番組として制作されました。
番組タイトルにある「結成10年目」は、2016年4月に結成したコンビが2025年4月に10年目へ入ったことを意味します。結成から満10年となったのは2026年です。
2025年には全国5都市の単独ライブツアー
2025年には、全国5都市を巡る単独ライブツアー『北極爆☆走☆族』を開催しました。
フースーヤの活動をテレビでのギャグ披露だけで捉えると見落としやすい部分ですが、劇場やライブは2人にとって重要な活動の場です。
新しいネタを披露し、観客の反応を受けながら芸を磨くことは、独自のリズムや掛け合いを持つ漫才にとって大切な経験となります。
全国ツアーの開催は、2017年に注目を集めてからもコンビとして活動を継続し、ライブを展開してきたことを示しています。
2026年には結成10周年記念の東阪ツアー
2026年には、結成10周年を記念した東阪ツアー『フースーヤpresents イエローカード生誕58周年記念東阪ツアー「国数社理社理かき氷」』が企画されました。
公演日程は8月17日の東京・なかのZERO大ホールと、9月23日の大阪・なんばグランド花月です。
東京公演では漫才やコント、特別企画などを披露。約2時間にわたるステージが行われ、1,000人以上の観客が来場したことも報じられています。
終演後、田中はさらに面白い芸を目指して努力したいという意欲を語りました。谷口も10周年という節目を迎えながら、持ち前のユーモアを交えて今後について話しています。
一度人気を集めたギャグを繰り返すだけではなく、新しいネタや公演に取り組み続けていることが、結成10周年の活動からも伝わってきます。
フースーヤの現在の出演番組と活動
2026年11月時点で、フースーヤは漫才ライブに加えてテレビやラジオでも活動しています。
代表的な番組の一つが、サンテレビの『天才ピアニスト・フースーヤ・ジョックロックのワチャラチャ忍忍』です。
天才ピアニスト、フースーヤ、ジョックロックの3組が出演し、さまざまなゲームや対決に挑むバラエティー番組となっています。サンテレビでは火曜日22時から放送され、ほかの地域の放送局でも展開されています。
この番組は以前と出演者構成が変わっており、現在の3組による番組として紹介するのが正確です。
そのほか、ラジオ大阪『サクラバシ919』関連の活動や、ABCテレビ『おはよう朝日です』への出演歴もあります。
テレビやラジオでは漫才以外のトークも楽しめるため、劇場でのネタとは異なる2人の掛け合いや関係性を知る機会にもなっています。
フースーヤ初のエッセイ『同☆究☆生』も発売
2025年9月19日、フースーヤはKADOKAWAから初のエッセイ集『同☆究☆生 ~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売しました。
書き下ろしエッセイに加えて、母校で撮影した写真、ロングインタビュー、コンビ対談などが収録されています。
学生時代から続く2人の関係や、独自のギャグ漫才に対する考え方などを知ることができる内容として紹介されています。
出版社の公式情報によると、紙書籍は160ページで、発売時の定価は税込1,650円。ISBNは9784046071910です。電子版も発売されています。
フースーヤはネタの中では予想外の言葉を繰り出すコンビですが、エッセイやインタビューには、その芸風を作り上げてきた本人たちの経験や考えが収められています。
高校時代から続く2人の関係や、ギャグ漫才へのこだわりをもっと知りたい人に。書き下ろしエッセイをはじめ、ロングインタビュー、コンビ対談、母校での写真などを収録。フースーヤの素顔と本音に触れられる初のエッセイ集です。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
フースーヤが独自のギャグ漫才を続けてきた理由
フースーヤの経歴を振り返ると、2017年の早い段階で注目されながら、主要な漫才賞レースで優勝するまでに長い時間をかけていることが分かります。
2024年のNHK上方漫才コンテストで初めて大きなタイトルを獲得したとき、田中が自分たちの漫才で勝てるのか悩んでいたことを明かしたのは象徴的でした。
一般的な漫才の形に合わせるのではなく、2人が面白いと思う言葉遊びを中心にネタを作り続けてきた。その結果、独自のスタイルを保ちながら受賞歴を積み上げています。
もちろん、ギャグの好みは人によって分かれます。言葉の響きや勢いを楽しめる人には強く印象に残る一方、意味のある会話や物語の展開を好む人には、独特すぎると感じられるかもしれません。
それでも、自分たちの芸風を簡単に手放さず、ライブや賞レースで磨き続けてきたことがフースーヤの大きな特徴です。
高校のトイレで芸人になる約束を交わした2人が、大学進学とNSCでの修業を経てデビューし、結成10周年を迎えた2026年にも同じコンビとして舞台に立っている。その歩み自体が、フースーヤというコンビの魅力を物語っています。
まとめ|高校時代から続く2人が築いたギャグ漫才の10年
フースーヤは、田中ショータイムと谷口理による吉本興業所属のお笑いコンビです。
2人は高校時代からの同級生で、田中が谷口を学校のトイレに呼び出してコンビ結成を持ちかけました。その後、同じ大学への進学を経てNSC大阪38期に入り、2016年に正式に活動を始めています。
コンビ名は「クレイジーダイヤモンド」「アマテラス」を経て、『ファイナルファンタジーIV』の登場人物に由来する「フースーヤ」に決まりました。
代表ギャグの原型は谷口の中学生時代から存在しており、田中との掛け合いを通じて独自の漫才へと発展。2017年に注目を集めた後も活動を続け、2024年のNHK上方漫才コンテスト、2025年のytv漫才新人賞で優勝しました。
M-1グランプリでは2023年と2024年に準決勝進出。2026年大会でも大阪3回戦を突破し、準々決勝へ進んでいます。
フースーヤの面白さは、奇抜なフレーズだけではなく、そのスタイルを長年続け、漫才として磨き上げてきたところにもあります。
高校時代の約束から始まった2人が、結成10周年を迎えた今もどのような新しい漫才を見せてくれるのか。これからの活動にも注目したいコンビです。