いいとも便

夜のいいともエンタメ便Vol.129

今日も一日、おつかれさまでした。
エンタメの世界では、毎日のように新しい動きがあり、
そのたびに人の想いが交わり、また次の物語が生まれています。
少しだけ日常のスピードを緩めて、
今夜も、そんな“今日のエンタメの一瞬”を一緒にたどっていきましょう。

加藤茶「元気になりました」— 12日のイベント欠席後に回復を報告。

お笑い界のレジェンド、加藤茶さん(82)が、体調を崩していたことを受けて、11月15日、自身のX(旧Twitter)で「元気になりました」と回復を報告しました。12日に鹿児島で予定されていた「ザ・ドリフターズ展」のオープニングゲスト出演を体調不良のため見合わせており、ファンや関係者には心配の声が広がっていました。

投稿には「皆さん心配おかけしてすんずれいしました。元気になりました」という言葉が添えられており、静かに、しかし力強く“復活”を宣言。また、妻でタレントの加藤綾菜さんも13日、自身のInstagramで「かなり元気になりました」と現状を報告。2人揃って16日に広島で行われるトークショーへの出演予定も明らかにしています。

加藤さんは1970〜80年代にかけて、バラエティ番組「8時だョ!全員集合」などで国民的な人気を博し、現在もライブ出演やテレビ出演、音楽活動を続けています。高齢になってもなお第一線で活動を続ける姿が、世代を超えて支持を集めてきました。今回の欠席を受けて、ファンからは「休んで元気になってくれてよかった」「無理せずまた元気な姿を見せてください」といった温かい声が多く寄せられています。

今回の体調不良について、加藤さん側は「大事を取って休養」という形を選択。出演見合わせを早めに発表することで無理をせず回復に専念したことが、ファンやメディアからも理解を得ています。広島でのトークショー再登場に向けては、加藤さん自身も「皆さまに元気な姿を見せられるよう準備します」とコメントしており、復帰後の活躍にも期待がかかります。

武侠オープンワールド『風燕伝:Where Winds Meet』、本日11/15 10:00 全世界配信開始(基本無料/PS5・PC)。事前登録1,000万超の話題作。

『風燕伝:Where Winds Meet』が、2025年11月15日(土)にPCおよびPS5向けに世界同時配信を開始しました。開発元は Everstone Studio、パブリッシャーは NetEase Games。本作は「五代十国時代」という中国史上の乱世を舞台に、若き剣士となって壮大な武侠の世界を生き抜くオープンワールド型アクションRPGです。

注目すべきはそのスケールと自由度。マップには20以上の地域が存在し、都市・遺跡・秘境といった多彩なロケーションが一体となり展開。時間・天候変化や1万超のNPCが行動するシステムも搭載されており、「生きている世界」を舞台に、自分だけの物語を紡げるという体験がウリです。

戦闘は剣・槍・扇・傘・縄鏢など、12種類の武術・23の秘伝技を備え、香港電影金像奨受賞者とのタッグによる演出も話題。アクション性の高さから『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』になぞらえるレビューも出ています。

さらに配信スタート直後の反響も目覚ましく、Steamでは同時接続人数が14万人超を記録。基本プレイ無料ながら「無課金で遊び尽くせる」との評価も上がっています。課金はコスチュームなど見た目要素に限定されており、プレイに影響しない仕様が好評の一因です。 ただしレビューには「キャラ作成で一度しか作り直せない」など改善希望も寄せられており、公式も対応を検討中とのこと。

このように、『風燕伝:Where Winds Meet』は「無料で始められる大規模オープンワールド武侠ゲーム」として、ゲームファン・武侠ファン双方の注目を集めています。今後予定されているシーズンアップデートでは、新武器・新流派・イベント追加なども控えており、ローンチ直後から“先を見据えた盛り上がり”が期待できるタイトルです。

つぶちゃん日常season10 第3話「灯の扉と、忘れられた約束」

つぶちゃんは“光の扉”の中に立つ少女を知っている……でもなぜ? 忘れた記憶が少しずつ目を覚ましていく。

夕暮れの海沿いの道。
小さなランタンの灯りだけを頼りに、つぶちゃんは静かな足どりで進んでいた。
砂の道に、金色の粉のような光がずっと続いている。
まるで誰かが「ここへ来て」と導くように。

辿り着いたのは、石造りの古いアーチの扉。
暖かな光があふれ、その中には…青い光の姿をした女の子と、小さな子どもたちの影。

つぶちゃんは思わず足を止めた。
懐かしさと、どこか切ない感情が胸に広がる。

「わたし…この場所、知ってる気がする。」

扉の向こうの女の子は優しい笑みをたたえ、何かを伝えようとしている。
しかし声は聞こえない。ただ光だけが溢れている。

ランタンの灯りを強く握りしめ、つぶちゃんは一歩前へ。
そして、扉に吸い寄せられるように手を伸ばす――。

今夜のニュースにも、笑いや驚き、そして小さな余韻がありましたね。
日々の変化の中で、エンタメはいつも心に灯りをともしてくれます。
明日はどんな話題が生まれるのか――
その小さな期待を胸に、今夜は静かに幕を下ろしましょう。
それでは、おやすみなさい。

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