
今日も一日、おつかれさまでした。
つぶログの12月11日は、
- 伝説的アニメスタジオ・ガイナックスの「始まりから完全消滅まで」を整理した大特集
- いざという時に本当に役立つ“地味だけど効く”防災アイテム15選
- 新作MMO「幻想神域 Echo of Cube」の最新情報まとめ
- 2025年のベストゲームを、Xトレンド&各種GOTYから俯瞰する総まとめ記事
という、かなり振り幅の大きい4本がそろいました。
今夜の「夜のいいともエンタメ便 Vol.155」では、この4記事を一気に振り返っていきます。
今日のピックアップ記事
ガイナックスとは何だったのか?破産・消滅までの歴史と代表作・現在の影響を徹底解説
1本目は、アニメ史の大きな区切りを正面から扱った特集。
DAICON FILMから始まった若きオタク世代の集団が、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』といった名作群で黄金期を築き、やがて経営悪化と負債の拡大を経て、2024年に破産申立て、2025年12月10日付の官報告示で法人格が完全に消滅するまでを時系列で整理した記事です。ユニークルイ
単に「倒産した会社」としてではなく、
・なぜ誕生し
・なぜあれほどの熱量を放ち
・なぜ崩れていったのか
そして、その魂が今どこで生きているのか──まで踏み込んでいるので、ガイナックスを通ってきた世代にも、「名前だけ聞いたことがある」という人にも読み応えのある内容になっています。
意外だけど本当に役立つ防災アイテム15選|地震・停電で助かる“知られざる必需品”リスト
2本目は、昨日の地震関連記事とも地続きになる「防災アイテム」実用特集。
懐中電灯や水・食料といった“王道グッズ”ではなく、
・耳栓
・大きめの黒いゴミ袋
・ラップ
・ジップロック類
など、「家にあると当たり前すぎて、防災グッズとして認識していないもの」に光を当てています。
避難所の雑音からメンタルを守る耳栓、
雨具・防寒・簡易トイレまでこなす黒いゴミ袋、
断水時の“皿を洗わなくていいラップ”、
小物と重要書類をまとめて防水できるチャック袋──
どれも“今すぐ買えるし、普段使いもできる”ものばかりなので、
「とりあえずこれだけそろえておけば、かなり違う」という実感を持ちやすいリストになっています。
幻想神域 Echo of Cube最新情報|サービス開始日・先行DL・キャラ名先取りキャンペーンまとめ
3本目は、新作PC向けMMO「幻想神域 Echo of Cube」の最新情報まとめ。
記事では、
- 先行ダウンロード開始:2025年12月12日15:00(予定)
- 正式サービス開始:2025年12月15日16:00(予定)
- 事前登録特典(称号「げんえこ1期生」、リュック拡張、ペットBOXなど)
- 既存作『幻想神域 -Another Fate-』との関係性
といった“いつ・どう準備するか”がひと目でわかる構成になっています。
とくに、
- 事前登録済みならログイン後すぐ特典を受け取った方がいい理由
- 先行DLを済ませておくと、当日の混雑を避けられること
- 既存PC版からの橋渡しキャンペーンが用意されている点
など、「始めようか迷っている人」の背中を押す情報がまとまっているのがポイントです。
2025年ベストゲームはこれだ|Xトレンド「私が選ぶ2025年ベストゲーム」と公式GOTY・話題作まとめ
4本目は、今年のゲームシーンを“ベストゲーム”という切り口で総ざらいする一本。
Xで盛り上がった「私が選ぶ2025年ベストゲーム」系のトレンドやハッシュタグを起点に、
・プレイヤーが自分の推しタイトルを挙げた流れ
・各種GOTY(Game of the Year)のノミネート・受賞作
・2025年に話題になった作品たちの特徴や傾向
を、つぶログらしい目線で整理しているのが特徴です。
「今年のゲーム、結局なにが話題だったんだっけ?」
「自分が遊んだタイトル以外で、チェック漏れしている名作はないかな?」
そんな振り返りと“積みゲー候補探し”の両方に使える内容になっているので、年末〜年始のゲーム選びの参考にもなりそうです。
今日のつぶログメモ
今日の4本を並べてみると、
じつは全部「時間」と「記録」の話でもあるな、という印象でした。
ガイナックスの記事は、
一つのスタジオが42年かけて歩んできた歴史に、
とうとう公式に“終止符”が打たれたことを記録するもの。
防災アイテムの記事は、
「いつ来るか分からない何か」に備えるための、小さな工夫の積み重ねをリスト化したもの。
幻想神域 Echo of Cubeは、
12年続いたオンラインゲームシリーズが、
また新しい入口を用意して次の時間へ歩き出そうとしているニュース。
そしてベストゲームまとめは、
2025年という一年を、
「自分たちが愛した作品の名前」で刻みつけていく作業でもあります。
終わっていくもの、
備えておくこと、
これから始まるもの、
そして“今年という時間”の振り返り。
バラバラに見える4本が、
実は全部、2025年という年の輪郭を別々の角度からなぞっている――
そんな一日だったのではないかなと思います。
つぶちゃん日常 season11 第16話「D-4の光がさす場所」

つぶちゃんと灯花は、昨夜の光の渦が落ち着いたあとの余韻がまだ抜けないまま、
開いたままの古い本を前に、そっとページをなぞっていた。
部屋の外は静かな夜。
灯花が持つランタンの灯りが、揺れるたびに二人の影が淡く重なる。
「昨日の…あれ、なんだったんだろうね…?」
つぶちゃんがそう呟いた瞬間、
ぱちりと本の中央が光り、細い金色の糸が立ち上った。
そこから浮かびあがったのは——
“ひとつのカード”。
海。丘。小さな家。
そして角に刻まれた、たった一つの文字。
「D-4」
灯花は息をのむ。
「これ……方角と位置を示してる。たぶん、“向かうべき場所”だよ」
つぶちゃんは目を丸くしながら、そのカードにそっと手を伸ばした。
触れた瞬間、微かな風の音が耳元をかすめる。
まるで——
誰かが呼んでいるみたいに。
その時、ぴーくんがウィンと小さく震え、
カードの座標を読み取るように回転しはじめた。
「ぴーくんにも反応が……?」
「うん。これ、偶然じゃないよ」
静かな部屋の空気が、ほんの少しだけ変わった。
カードが示した場所。
それは“まだ出会っていない誰か”からの小さな合図。
灯花は気づいていた。
この座標の並びは…ほんのかすかに、ある記憶と重なることを。
——そう、“ひなた”の記録の片隅にあった地名の断片と。
次の瞬間、カードの光はふっと消えた。
残されたのは、
胸の奥に灯った、言葉にならない予感だけ。
「…行ってみようか、灯花ちゃん」
「うん。たぶん、その先に——」
灯花は続けようとして、言葉を止めた。
まだ言えない。
まだ“確信”になっていない。
でも、間違いなく“そこ”に何かがある。
ぴーくんだけがその先を見通すように、
窓際で青い光を静かに回していた。
締めの挨拶

今日もつぶログに遊びに来てくださって、ありがとうございました。
伝説のスタジオの終幕に少し切なくなったり、
防災リュックの中身を見直そうと思ったり、
新しいMMOや来年遊びたいゲームにワクワクしたり──
感情の振れ幅が大きい一日だったかもしれません。
どうか今夜は、ゆっくり休んでください。
また明日も、あなたの時間を少しだけ楽しくできるニュースやゲームの話題を届けられたら嬉しいです。