Blue Protocol: Star Resonance βテストの最新情報
2025年10月に正式サービスが予定されている新作オンラインRPG『Blue Protocol: Star Resonance』。その準備段階として実施されたクローズドβテスト(CBT)は、事前募集から終了報告まで注目を集めました。
本記事では、参加条件や実施時期、そして明らかになった参加人数など、CBTに関する確定情報をわかりやすく整理します。リリース前に押さえておきたい最新の動きを、正確な一次情報に基づいて解説していきましょう。
CBT募集と参加条件
『Star Resonance』のクローズドβテストは、2025年7月24日から応募が始まり、8月14日まで受け付けられました。申し込みは抽選方式で、当選者には8月20日までにアクセスキーが配布されています。
対象となったのは主に北米・欧州・南米のプレイヤー。案内はすべて英語で行われ、応募は公式サイト経由で受け付けられました。
もう一つ注目されたのが、課金テストを含んでいた点です。CBT中に実際にチャージした金額は、正式サービス時にゲーム内通貨へ還元されると告知されました。単なるゲームプレイのテストにとどまらず、決済システムまで含めて動作確認を行う姿勢が見て取れます。
情報発信の窓口も整理されており、応募は公式サイト、終了告知はSteam公式ページと、プレイヤーが迷わない形で提供されていました。
なお、日本向けのCBTは2025年11月に予定されています。ただし詳細はまだ発表されておらず、応募条件や定員などは続報待ちの状態です。
実施時期と終了報告
クローズドβテストは、当選通知が行われた8月20日を経て、8月下旬から実際にスタートしました。具体的な「開始日」を公式が日付まで出しているわけではありませんが、応募締切と当選配布の流れを踏まえると、その直後に実施されたことは確かです。
そして、テストの締めくくりとして2025年9月10日に公式の終了報告が出されました。発表はSteam公式ページのニュース投稿で行われ、ここで「CBTは終了しました」と明確に告知されています。さらに、参加者への感謝の言葉と、寄せられたフィードバックを正式サービスに向けて反映していく方針が伝えられました。
情報発信のメインはSteamの公式コミュニティで、テスト終了後の最新情報も同じ場所でまとめてチェックできました。つまり、プレイヤーにとって「応募は公式サイト、実施と終了報告はSteam公式ページ」という導線がはっきりしていたわけです。
参加者数と規模
今回のクローズドβテストには、約2万9千人超が参加しました。
この数字は公式の終了報告で明言されたもので、単なる推測や外部推定ではありません。
「数万人規模」のテストは、
・ログイン集中時のサーバー負荷
・決済(トップアップ)や通知メールなどの周辺導線
・多言語環境での不具合報告フロー
といった“運営の心臓部”を実地で確かめるには十分なボリュームです。
また、英語圏中心(北米・欧州・南米)での募集だったため、
ピーク時間帯や回線状況、PC環境のばらつきが広範囲にわたり、テストとしては実戦的でした。
運営が「フィードバックを正式版に反映する」と明言しているのも、この参加規模ならではの収穫があった裏返しと言えます。
要するに――
今回のCBTは“少数の技術テスト”ではなく、本番直前の総合リハーサル級。
人数の多さはもちろん、地域・環境の幅まで含めて、正式サービスに向けた土台固めとして意味のある規模でした。
CBTで見えてきた課題と期待
期待が持てる点
- アニメ調のグラフィックとキャラ表現は多くの参加者に好評
- アクション性の高い操作感(回避やスキル運用)が「手触りの良さ」として評価
- 課金テストを含めた“本番同等の導線”を試せたことで正式サービスへの安心感につながった
改善してほしい点
- クエスト進行が単調で序盤の導線に工夫が必要との声
- 通貨や課金メニューの仕組みが複雑でわかりにくい
- オート戦闘機能の扱いに対する賛否が分かれ、設計思想の明確化が求められる
- ピーク帯の通信やマッチングの安定度に不安が残った
運営側のスタンス
- テストで得られたフィードバックを正式版に反映する方針を明言
- 特にUIのわかりやすさとサービス初週の安定性に重点を置くことを示唆
次に注目すべきポイント
次に待ち構えているのは、2025年10月9日のグローバル版サービス開始です。対象となるのは欧州・北米・南米で、PCとモバイルの両方に対応します。正式にサービスが始まれば、βテストで指摘された遊びやすさや課金まわりの改善がどこまで反映されているかが大きな見どころになるでしょう。
日本では、その直後となる2025年11月にクローズドβテストが予定されています。詳細な条件や人数などはまだ発表されていませんが、直前のグローバル版から得られた改善点が日本のテストに取り入れられる可能性もあり、参加者にとっては貴重な体験になりそうです。
まとめ
『Blue Protocol: Star Resonance』のクローズドβテストは、約2万9千人という大きな参加規模で行われ、サーバーの負荷や課金システムの動作など、本番を意識した検証が徹底されました。
テスターからは、アニメ調のグラフィックや軽快なアクション性に好印象が集まった一方で、課金メニューの複雑さや序盤の遊び方に物足りなさを感じる声もありました。こうしたフィードバックを運営がどのように受け止め、正式版に反映していくのかが次の焦点です。
そして、いよいよ10月9日にはグローバル版のサービスがスタートし、その後には日本向けのβテストも控えています。今回のテストで得られた経験が、正式サービスをより安定した、遊びやすいものにしてくれることを期待したいところです。