
水曜日のダウンタウンは時に“攻めすぎた企画”や“やりすぎドッキリ”によって、炎上や放送中止となることも。今回は実際に放送後に賛否を呼んだ問題回や、裏側でお蔵入りになった説などをランキング形式で紹介します。※一部は事実関係が不透明なため表現を調整しています。
- ⚠️ 第1位:クロちゃん監禁企画
- ⚠️ 第2位:芸人孤立ドッキリ(過激演出への賛否)
- ⚠️ 第3位:説教くらった直後にどれだけ反省しているかバレる説
- ⚠️ 第4位:芸人失踪ドッキリ(過激化への賛否)
- ⚠️ 第5位:モンスターラブ初回(SNS炎上)
- ⚠️ 第6位:鉄塔システム ジョジョのやつ、実際やったらこうなる説
- ⚠️ 第7位:クロちゃん嘘ツイートドッキリ(炎上)
- ⚠️ 第8位:クロちゃん24時間監視ドッキリ
- ⚠️ 第9位:「芸人本音アンケート」説(悪口まみれで議論に)
- ⚠️ 第10位:代理芸人選抜対決(演出過剰との指摘)
- 【水曜日のダウンタウン 問題回年表】
- 【“問題回”と呼ばれる理由とは】
- 【ファン考察:なぜ攻めるのか?】
- まとめ
⚠️ 第1位:クロちゃん監禁企画
2018年『モンスターハウス』最終回放送直後に実施された公式イベントであり、クロちゃん関連企画の中でも最も物議を醸したものがこの“クロちゃん監禁企画”。企画内容は、クロちゃん本人をガラス張りの檻に閉じ込め、フジテレビ本社の敷地内で一般観覧者に公開するという前代未聞の内容。檻の中のクロちゃんは一般来場者から間近で観察される形となり、その様子はインターネットでも24時間生配信されました。
さらに衝撃だったのは、「クロちゃんを檻から解放するか」「さらに監禁続行か」を、会場に訪れた観客やネット視聴者の投票で決めるシステム。この“公開処刑”にも似た形式はSNSなどで「現代の見せ物小屋」「リアルモンスター展示」と大きな批判を浴びました。倫理的に問題ではとの声も多く、「ここまでして笑いを取るべきなのか?」と疑問を呈する意見が噴出する事態に。
一方でイベント自体は公式に“クロちゃんのファンミーティング的な企画”として発表されており、番組側は「クロちゃん本人が同意している」「クロちゃん自身の希望で続行可否を視聴者投票にした」と説明。ただし、それを知った視聴者からも「同意があるとしてもやりすぎ」「本人が納得していれば何をしてもいいのか?」とさらなる議論を呼びました。
また、現地で檻を見に訪れる観客の行列も話題に。SNSでは檻の前でクロちゃんに手を振るファンの写真が多数投稿され、一部からは「異様な光景」として恐怖すら感じたとの声も。公開展示という極端な演出と、本人の意思と倫理の問題が複雑に絡み合い、視聴者間で賛否を巻き起こしました。
この“クロちゃん監禁企画”はテレビ放送ではなくイベント扱いだったものの、水曜日のダウンタウン発の公式プロジェクトとして認知されているため、番組史上最大級の“問題企画”として現在でも語り継がれています。
SNSでの視聴者の声
- 「さすがにやりすぎで笑えなかった」「クロちゃんが本当に可哀想だった」
- 「でも本人がノリノリなのがクロちゃんらしくて笑った」
- 「現地行ったけど衝撃的な光景だった」「まさに水ダウって感じ」
⚠️ 第2位:芸人孤立ドッキリ(過激演出への賛否)
水曜日のダウンタウンで何度か放送されているのが、「同行スタッフが突然消える」「仕掛け人だけが退出する」などして、ターゲット芸人を孤立させるドッキリ系企画。
代表的なのは、スタッフや共演者が突然姿を消し、芸人がひとりだけ取り残されるという内容です。ターゲットは状況が飲み込めないまま時間が過ぎ、パニックや不安感をあらわにする様子が放送されました。
実際に放送されたこれらのドッキリでは、ターゲット芸人が本気で混乱・困惑する場面が映され、SNSでも「これはやりすぎ」「普通に怖い」といった意見が上がりました。一方で、最後にはネタバラシが行われて笑いに変わる仕掛けだったため、「水ダウらしい攻めた企画」と好意的に受け止める視聴者も多かったのが特徴です。
ただし仕掛け内容が徐々に過激化したことに対し、「これはもうドッキリの範囲を超えている」「精神的に追い込みすぎでは?」といった声も一部で見られました。実際にターゲット芸人が涙目になるなど、メンタルに負荷がかかっている様子が放送された回も存在。
演出意図としては「芸人がどう対応するかのリアクションを楽しむ」ものですが、視聴者からの賛否は分かれる結果に。演出の過激化を象徴するドッキリ系企画として知られています。
⚠️ 第3位:説教くらった直後にどれだけ反省しているかバレる説
ターゲットとなったのは、「さらば青春の光」の森田哲矢さんと、「鬼越トマホーク」の坂井良多さん。
2人は仕掛け人である先輩芸人から真剣な説教を受けた後、そのまま楽屋での行動や発言を隠し撮りされました。正式な説名として実際に放送されたのが「説教くらった直後にどれだけ反省しているかバレる説」。
この企画は、ターゲットとなる芸人がガチ説教を受けた直後の楽屋裏の様子を隠し撮りし、どれだけ反省しているのかを検証するドッキリ。表向きには「反省してます」と謝るターゲット芸人たちが、裏では舌打ちしたりスタッフに愚痴をこぼしたりと本音を漏らす様子が放送されました。
ターゲット芸人は当然ドッキリとは知らず、リアルな本音が次々と露呈。視聴者は彼らの素の表情や発言を目にすることとなり、「これは精神的にキツすぎる」「見ていて辛い」という反応がSNSで多発しました。芸人たちにとっては仕事仲間に悪口を言っている姿が全国に晒される形になったため、一部ファンからは「プライバシーの侵害では?」という指摘も上がりました。
また、「本当に傷ついていそう」「これでコンビ仲や後輩関係が崩れるのでは」と視聴者が心配するほどのガチ感だったこともあり、水曜日のダウンタウン屈指の精神攻撃系企画として記憶されています。
企画自体は芸人の素顔に迫るユニークな内容であり、笑える場面も多くありましたが、一方でドッキリの在り方について議論が巻き起こった回でもあります。特に若手芸人がターゲットになったケースでは「芸歴が浅い中であれは酷」という意見も目立ち、過激な問題回と見なされることが多い説です。
⚠️ 第4位:芸人失踪ドッキリ(過激化への賛否)
芸人に仕掛けられた「失踪ドッキリ」系の企画は、水曜日のダウンタウンで複数回実際に放送されています。代表的なものは「同行スタッフが突然消え、芸人がひとり取り残される」パターンや「周囲の全員が仕掛け人で孤立させる」形式のもの。これらの仕掛けはターゲット芸人が本気で困惑し、本当に恐怖や焦りを感じる様子が映されました。
特に問題視されたのは、仕掛けが過激化したこと。スタッフや同行者が唐突に姿を消す演出が続き、一部の視聴者は「これはやりすぎでは」とSNSで議論を巻き起こしました。「芸人が心配になるレベル」「これはドッキリの域を超えている」という声も。
ただし、「スタッフが本当に警察に相談した」といった噂は公式に確認されておらず、あくまで都市伝説レベルの情報です。そのため、事件寸前の騒動などは発生していないと考えられます。
失踪ドッキリは、水曜日のダウンタウンの“過激演出”を象徴する企画のひとつとして知られており、笑える一方で視聴者の間で賛否が割れる内容でした。
⚠️ 第5位:モンスターラブ初回(SNS炎上)

2022年に放送された『モンスターラブ』は、お笑い芸人クロちゃんを主人公に据えた“恋愛リアリティショー風ドッキリ企画”。しかし、その初回は番組の説明不足や演出が裏目に出て、視聴者の間で大混乱を招きました。
クロちゃんが複数の女性と同時進行で交流していく姿が描かれるものの、番組から「これはドッキリなのか?リアルな恋愛企画なのか?」という説明は一切なし。SNSでは「これは女性たちを騙しているのでは」「人の恋心を弄ぶ企画なのか?」と批判が噴出することになりました。
特に初回放送時には、恋愛要素が前面に出されていたことから、多くの視聴者が本当にクロちゃんを中心とした恋愛リアリティ番組だと認識。だが実際には、参加女性の中に“クロちゃんを騙す側”の仕掛け人が紛れているという二重構造になっており、視聴者は誰が本心で接しているのか全く分からないまま話が進行しました。
この“何が仕掛けで何が本気か”分からない企画構造が視聴者に混乱と不信感を与え、SNS上で「企画倒れ」「倫理的に問題では」と炎上する事態となったのです。
さらに、クロちゃんの女性へのアプローチが露骨だったことや、女性たちの反応が演出なのか本心なのか見抜けないまま物語が進んでいく点も、視聴者の不安と苛立ちを助長。「女性たちはこれに同意してるのか?」「本当にドッキリなら女性への配慮が足りない」との批判的意見が目立ちました。
最終的に、モンスターラブはクロちゃんが本当に恋愛関係を築くという結末に至り、“ガチ恋愛リアリティショーだった”と判明して企画自体は高評価で終わりました。しかし、その結末が明かされるまでの期間、特に初回放送後は「水曜日のダウンタウン史上最大の炎上案件」としてトレンド入りするほど話題になった問題回と言えます。
⚠️ 第6位:鉄塔システム ジョジョのやつ、実際やったらこうなる説
2019年に放送されたこの企画は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の「鉄塔に住んでいる男」から着想を得た本格ドッキリ説。内容は、芸人が鉄塔風の密室空間に閉じ込められ、次の芸人が来て交代してくれるまで脱出できないというルール。いわゆる“数珠つなぎ”の要素を取り入れつつ、密室閉じ込め型のシビアな設定が話題になりました。
本来は笑える企画のはずが、実際の現場は非常に過酷で、閉じ込められる時間が長時間に及んだ芸人も。本人たちが本気で疲弊していく様子が放送され、「水ダウ史上最も過酷」「見ていて辛い」とSNSでは賛否が飛び交いました。
また、密室の中でできることが限られていることから芸人たちの精神的消耗が画面越しにも伝わり、「これはもうバラエティというより実験」「本当に大丈夫か?」と心配する声も。過酷さのわりに笑いどころが薄くなってしまった回としても知られています。
企画自体は斬新で設定も面白かったものの、“過酷すぎた問題回”として語られることの多い説です。
⚠️ 第7位:クロちゃん嘘ツイートドッキリ(炎上)
クロちゃん関連の問題回のひとつが「クロちゃん嘘ツイートドッキリ」。これはクロちゃんのTwitterアカウントでスタッフが勝手に“嘘ツイート”を行い、ファンや関係者を騙していくという前代未聞のSNSドッキリです。内容は過去の出来事を捏造して投稿したり、架空の出来事を呟いたりといったもの。フォロワーたちは当然信じ込んでしまい、結果的に多くの人が騙される事態となりました。
この演出に対し、視聴者からは「いくらドッキリでもやりすぎでは?」「SNSを使った詐欺まがいのドッキリはまずい」と批判が噴出。SNSの信頼性を逆手に取ったことが一部で“炎上”扱いされ、番組公式にも否定的な意見が多く寄せられました。
また、関係者がクロちゃんのアカウント投稿を信じてしまい、現場が混乱したエピソードも。本人が事情説明に追われるなど実害があったこともあり、「嘘ツイートドッキリ」は水曜日のダウンタウン屈指の問題回と呼ばれています。
⚠️ 第8位:クロちゃん24時間監視ドッキリ
2018年、『モンスターハウス』最終回直後に行われたクロちゃん関連企画のひとつ。「クロちゃん24時間監視ドッキリ」は、クロちゃんの行動をリアルタイムで監視・配信し続けるという衝撃的な企画で、公式にイベント扱いされましたが大きな議論を呼びました。
ガラス張りの檻の中に閉じ込められたクロちゃんは、お台場のフジテレビ敷地内で“公開展示”という形で24時間中継され、観客は直接クロちゃんの様子を見られる仕組みに。この様子はインターネットでもライブ配信され、全国の視聴者がリアルタイムでクロちゃんの監禁状態を見守る異様な状況となりました。
さらに、クロちゃんの行動は視聴者投票によって左右され、「解放するか?監禁続行か?」が全国視聴者に委ねられる形式となり、「リアルモンスター展示」などと揶揄される事態に。SNSでは「人権侵害では」「ここまでやるのはやりすぎ」と批判も殺到しました。
番組側は「クロちゃん本人が企画に同意済」と説明していたものの、倫理的に問題があるのではとする声は根強く、多くの視聴者に“衝撃の企画”として記憶される結果に。公式イベントながら“問題回”の象徴的な存在として語られています。
⚠️ 第9位:「芸人本音アンケート」説(悪口まみれで議論に)
芸人仲間たちに「ターゲット芸人の印象や本音」を匿名でアンケートし、その結果を本人にぶつけるという本音暴露型ドッキリ。正式な説タイトルではありませんが、「芸人本音アンケート系」として何度か実施されています。企画の趣旨は「仲間たちの本音を知った時のリアクションを検証する」というものですが、実際のアンケート結果が“悪口まみれ”だったことも多く、「ここまで本音を言われたら精神的にキツいのでは」とSNSで議論になりました。
視聴者の間では「芸人だから笑ってるけど、内心は傷ついてるよね」「見てて胸が痛くなった」といった声が相次ぎ、一部ではハラスメント的な企画ではとの指摘も。また、実際にアンケート内容が悪口や否定的な意見ばかりになってしまい、本人がリアルに戸惑う場面が映された回もありました。
いわゆる“芸人同士だから許される”という構造のもと成立している企画ですが、視聴者によっては後味の悪さを感じた回となっています。本人たちがネタとして消化できているとはいえ、ドッキリの在り方として意見が分かれる内容だったことは間違いありません。
⚠️ 第10位:代理芸人選抜対決(演出過剰との指摘)
2024〜2025年にかけて放送された「代理芸人選抜対決」は、正式な説タイトルではないものの視聴者からそう呼ばれている大型企画。
芸人が“自分の代理”となる若手や仲間芸人を指名し、代理人同士が対決するというルールで行われました。本人が戦わずに命運を代理人に託す構造は視聴者の注目を集め、新しい形の勝負企画として一定の評価を得ました。
しかし企画の中で、「代理人の選び方が不自然」「勝負展開に違和感がある」といった指摘がSNSで多発。「代理人が番組都合で決まっているのでは」「出来レースっぽい」といった演出過剰・台本疑惑が一部視聴者の間で囁かれる事態に。特に若手芸人が不自然に活躍する場面などがあったことで、やらせ疑惑が浮上しました。
番組側はやらせについて当然否定も説明もしていませんが、SNS上では「水ダウらしくない」「代理人を勝たせたい意図を感じる」など疑念を持たれたのは事実。とはいえ実際は番組内で成立していた勝負形式であり、“新企画への挑戦”と評価する声も多くありました。
問題回と断定はできないものの、演出への違和感や疑惑が話題となったことから、本ランキングでは“演出過剰と指摘された問題回”として扱います。
【水曜日のダウンタウン 問題回年表】
年代 | 問題回・騒動回 |
---|---|
2018年 | クロちゃん監禁企画、モンスターハウス炎上、クロちゃん24時間監視ドッキリ |
2019年 | 鉄塔システム ジョジョのやつ、実際やったらこうなる説 |
2020年 | 芸人孤立ドッキリ(過激演出への賛否) |
2021年 | 説教くらった直後にどれだけ反省しているかバレる説 |
2022年 | モンスターラブ初回(SNS炎上)、クロちゃん嘘ツイートドッキリ |
2024〜2025年 | 代理芸人選抜対決(演出過剰と指摘) |
※上記は番組公式情報・視聴者の反応等をもとに独自に整理したものです。
【“問題回”と呼ばれる理由とは】
「水曜日のダウンタウン」における“問題回”とは、単に企画内容が過激だっただけでなく、視聴者の間で議論を呼び、SNSで炎上したり、番組への批判が集まった回を指します。中には一部視聴者が「やりすぎ」「不快」と感じ、番組公式SNSに苦情が寄せられた例も。
また、番組側が説明や謝罪を行わなくても、視聴者が自主的に問題視して拡散したケースもあります。たとえばクロちゃん関連企画は、本人の同意を得ていたにもかかわらず「やりすぎ」と議論になり、SNS上で炎上。
さらに“倫理的にどうか?”という視点も“問題回”認定のポイント。視聴者が「ドッキリとして成立していても精神的ダメージが大きすぎる」「出演者の人権や心理的負担を軽視している」と判断した場合に問題回と呼ばれやすくなります。
つまり“問題回”とは単なる面白い回ではなく、視聴者からの“倫理的・心理的な違和感”や“過激演出”が問題視され、話題になった回を指しているのです。
【ファン考察:なぜ攻めるのか?】
水ダウが“問題回”と呼ばれるほど過激な企画を生み続ける背景には、「芸人番組だから許される」という独特の空気があります。芸人同士の信頼関係や“仕掛ける側も仕掛けられる側も笑いに変える”力があるからこそ、ギリギリの攻めた企画が成立するのです。ファンはそんな過激さも含めて「これぞ水ダウ」として楽しんでいるのかもしれません。
まとめ

水曜日のダウンタウンの“問題回”は、単に攻めた演出だから生まれるわけではありません。芸人同士の信頼や、お笑いという枠組みであることが成立要因となっています。視聴者にとっては笑えるけれどギリギリのライン。その挑戦こそが番組の魅力であり、議論を呼ぶ理由なのかもしれません。
番組が今後も“攻め”と“笑い”の絶妙なバランスを保ちつつ、視聴者を驚かせる新たなドッキリや説を届けてくれることに期待したいところです。ファンは「次はどんな仕掛けで驚かせてくれるのか?」というワクワク感も含めて、この番組を楽しんでいるのです。