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駿河屋とメルカリが資本業務提携を発表|メルカリで「駿河屋の全商品」連携、公式ECは駿河屋.jpとメルカリ駿河屋店に整理へ

駿河屋×メルカリ資本業務提携で何が変わる?結論は「探せる商品が増える」「公式の買い方が整理される」「安心・安全を強化する」

駿河屋とメルカリの資本業務提携をイメージしたニュース番組風の女性キャスターとECアイコンを描いたアイキャッチイラスト

メルカリと駿河屋は、エンタメ・ホビー領域の流通を強化するために資本業務提携を発表しました。今回のポイントは大きく3つです。

1つ目は、メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携し、エンタメ・ホビー領域で日本最大級の商品数を目指すこと。駿河屋が得意とするレトロゲーム、ホビー、トレカ、アニメ関連などの在庫がメルカリ側の検索導線に乗ることで、「探して見つける」までの距離が短くなります。

2つ目は、国内の公式ECの整理です。日本国内における駿河屋の公式ECは「駿河屋.jp」と「メルカリ駿河屋店」に整理され、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入できる、とされています。公式としての買い方が2つに集約されることで、購入先の判断がシンプルになります。

3つ目は、安心・安全の強化です。駿河屋が持つ商品カタログデータや真贋鑑定ノウハウと、メルカリの取引データ・AIなどの技術を連携し、偽造品排除などの取り組みを進める方針が示されています。品ぞろえ拡大と同時に、取引環境も整えていくのが今回の提携の特徴です。

メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携へ|エンタメ・ホビーで日本最大級の商品数を目指す

資本業務提携の取り組み(1つ目)として、メルカリは「メルカリ」のマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携させ、エンタメ・ホビー領域で日本最大級の商品数を実現すると発表しました。

この在庫連携は、駿河屋が扱うエンタメ・ホビー商材(中古・コレクション性の高い商品を含む)を、メルカリ側の検索・購入導線でも見つけて買えるようにする構想です。あわせて、国内の公式EC導線を整理し「メルカリ駿河屋店」を公式の購入先の一つとして位置づけることも、同じ項目内で明記されています。

国内の駿河屋「公式EC」は2本に集約|駿河屋.jpとメルカリ駿河屋店で全商品を同一価格で購入可能に

発表では、日本国内での駿河屋の公式ECサイトは「駿河屋.jp」と「メルカリ駿河屋店のみ」とされています。あわせて、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入できることも明記されました。

買い手の行動としてはシンプルで、国内で「駿河屋の公式ルートで買う」場合の入口がこの2つになります。普段から駿河屋.jpを使っている人は従来どおり駿河屋.jpで購入でき、メルカリの画面で探してそのまま買いたい人はメルカリ駿河屋店に流れる形です。公式発表上、「同一価格」である点が明示されているため、少なくとも商品価格は両方で揃える運用が前提になります。

偽造品排除など「安心・安全」を強化へ|駿河屋の真贋鑑定ノウハウと、メルカリの取引データ・AIを連携

今回の資本業務提携では、品ぞろえや購入導線の拡大とセットで「安心・安全な取引環境」の構築も掲げられています。具体的には、駿河屋が保有する約3,000万件以上の商品カタログデータとカタログ構築能力、長年蓄積してきた真贋鑑定ノウハウを、メルカリの取引データやAIなどの技術と連携させ、偽造品の排除による適正流通に向けた取り組みを国内外で推進するとしています。

利用者向けチェックポイント|「どこで買えるか」「どう探すか」「安心面」はここだけ押さえればOK

今回の発表で、利用者が最初に押さえるべき変化は次の3点です。

1つ目は、探し方の入口が増えることです。メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携し、エンタメ・ホビー領域で日本最大級の商品数を目指す方針が示されています。検索や発見の起点としてメルカリが強くなるのが、今回の提携の核です。

2つ目は、国内の「公式EC」が2本に整理されることです。日本国内での駿河屋の公式ECは「駿河屋.jp」と「メルカリ駿河屋店のみ」とされ、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入できると明記されています。

3つ目は、安心・安全の強化です。駿河屋の約3,000万件以上の商品カタログデータや真贋鑑定ノウハウと、メルカリの取引データ・AI技術を連携し、偽造品排除などを国内外で推進するとされています。

海外向けにも販路を拡大へ|メルカリのグローバルアプリで駿河屋公式ECを展開、国内外で旗艦店も構想

今回の資本業務提携では、国内の在庫連携・公式EC整理だけでなく、海外に向けた展開も明記されています。発表では、メルカリのグローバルアプリ上で駿河屋の公式ECサイトを展開し、世界中の利用者が日本のエンタメ・ホビー商品を購入できる導線を強化するとしています。

あわせて、日本のエンタメ・ホビーカルチャーの発信拠点となる「旗艦店」を国内外で展開する構想も盛り込まれました。オンライン(メルカリ/越境ECの基盤)と、駿河屋が持つ店舗運営の強みを組み合わせ、国内外の流通を広げていく狙いが示されています。

まとめ|駿河屋×メルカリ資本業務提携で起きる変化は「品ぞろえ拡大」と「公式導線の整理」、そして「安心・安全の強化」

今回の資本業務提携は、エンタメ・ホビー領域で「探して買う」体験を大きく変える発表です。メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携し、日本最大級の商品数を目指す方針が示されたことで、これまで見つけにくかった商品や、状態・付属品違いで選びたい商品まで含めて、選択肢が増える流れになります。

国内の買い方も分かりやすく整理されます。日本国内の駿河屋の公式ECは「駿河屋.jp」と「メルカリ駿河屋店」の2つに整理され、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入できると明記されました。公式としての入口が固定されることで、探す場所・買う場所の迷いが減ります。

さらに、品ぞろえ拡大と同時に、偽造品排除などを含む安心・安全の強化も掲げられています。駿河屋の約3,000万件以上の商品カタログデータや真贋鑑定ノウハウと、メルカリの取引データ・AI技術を連携させ、国内外で適正流通を推進するという方針です。加えて、メルカリのグローバルアプリ上で駿河屋公式ECを展開し、国内外で旗艦店も構想されており、日本のエンタメ・ホビーを世界へ届ける動きも進んでいきます。

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