
テイルズ オブ ベルセリア PS5版がついに登場|発売日・価格・PS4版との違いを総まとめ
テイルズ オブ ベルセリアが、ついにPS5向けのリマスター版として発売されます。
オリジナル版は2016年発売ながら、今なおシリーズ屈指の人気作として語り継がれるタイトル。そのベルセリアが、4K解像度・60fps対応、70種類以上のDLC収録、新しい快適化機能の追加など、まさに“完全版”とも言える内容で蘇ります。
PS4後方互換で遊べる旧版とは何が違うのか? 追加要素はどれくらい価値があるのか? そして買うべき人・買わなくてもいい人の判断ポイントまで、この記事でひとつずつわかりやすく整理していきます。
作品概要・発売情報(PS5リマスター版)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | テイルズ オブ ベルセリア リマスター |
| 発売日 | 2026年2月26日(木) |
| 対応ハード | PlayStation 5 / Nintendo Switch / Xbox Series X |
| ジャンル | 君が君らしく生きるためのRPG |
| 価格 | 通常版:6,300円 / デラックスエディション:8,500円(DL専売) / 特装版:12,800円(パッケージ専売) |
| 販売形態 | PS5/Switch:パッケージ版+DL版 / Xbox・Steam:DL専売 |
| 開発 / 販売 | バンダイナムコエンターテインメント |
| プレイ人数 | 1人(オフライン専用) |
| 音声 | 日本語・英語 |
| 字幕 | 日本語・英語 ほか |
| CERO | C(15才以上対象) |
エディション別の内容
通常版(PS5)
・ゲーム本編のみ
・パッケージ版/DL版の両方で販売
デラックスエディション(DL専売)
・ゲーム本編
・デジタルアートブック
・デジタルサウンドトラック
・バトルBGMパック
・成長支援アイテムセット
特装版(パッケージ専売)
・ゲーム本編
・ピンバッジ3種
・アクリルジオラマ
・イラストカード8枚
・フレークシール14枚
→ コレクター向けの限定グッズ仕様
予約特典(早期購入特典)
・超冒険お役立ちセット
(アップルグミ×10/ピーチグミ×10/ライフボトル×10/パナシーアボトル×10 ほか)
ここで押さえておきたい購入判断のポイント(導入メモ)
✔ PS4後方互換で遊べる旧版とは異なり、PS5ネイティブで4K・60fpsに対応
✔ オリジナルDLCを70種類以上収録
✔ 快適化機能が非常に多く、“初見でも遊びやすい設計”に変化
✔ 追加シナリオはなし(快適性とDLC同梱で魅力を作ったリマスター)
PS4版(後方互換)とPS5版リマスターの違いまとめ
まず結論から言うと、
- PS5版は4K・60fpsのネイティブ対応で映像と動作が大幅向上
- 快適化要素が大量追加され、初見・周回プレイどちらにも恩恵が大きい
- 70種以上のDLCが最初から収録されている“全部入り”仕様
逆に、
- 完全新規シナリオは追加されていない(内容はオリジナル準拠)
という点が購入判断の大きな軸になります。
※本動画は2016年発売のオリジナル(PS4)版の映像です。PS5リマスター版では4K・60fps対応や各種快適化が追加されています。
比較表(見れば一発で違いがわかる版)
| 項目 | PS4版(互換動作) | PS5リマスター版 |
|---|---|---|
| 解像度 | 1080p | 最大3840×2160(4K) |
| フレームレート | 60fps | 60fps安定度向上 |
| 収録DLC | 別売 | 70種以上を最初から収録 |
| ロード時間 | 標準 | 高速化 |
| オートセーブ | なし | 対応 |
| エンカウントON/OFF | なし | 切替可能 |
| 早期ファストトラベル | なし | 序盤から利用可能 |
| アイテム取得 | 毎回ポップ表示 | 一括・高速取得 |
| 目的地ガイド | 不便 | 星アイコン+距離表示 |
シリーズ初の単独女性主人公ベルベットの物語が、現世代機向けに遊びやすく蘇るリマスター版です。 便利機能の追加やDLC収録で、オリジナル版より快適に冒険を楽しめます。
価格・在庫は変動します。購入の際は各ショップの最新情報をご確認ください。
“快適化リマスター”として特に大きいポイント
- 移動速度1.2倍(レアボード含む)
- ミニマップに宝箱・薬草・ねこにんボックスが最初から表示
- バトル敗北から即リトライが可能
- イベント・ロングチャット既読自動スキップ
→ 初周勢には迷いにくい&サクサク快適
→ 二周勢にはテンポが段違いで、作業感が激減
オリジナル版からの表現変更について
PS5リマスター版では、一部のカットシーン表現がオリジナル日本版ではなく「海外版テイルズ オブ ベルセリア」の仕様に合わせられています。
公式サイトでも「一部内容において、オリジナル海外版の表現が用いられており、オリジナル日本版と一部仕様が異なる」と明記されています。
具体的には、赤い月をバックにした印象的なシーンなどで、オリジナル版よりも直接的な描写を抑えた演出 に差し替えられています。ストーリーの流れやキャラクターの台詞が変わっているわけではありませんが、当時の演出をよく覚えているプレイヤーほど「絶望感やショックの強さがややマイルドになった」と感じる可能性があります。
ベルベットの復讐心や世界の救済/破壊を巡るテーマ自体は変わらず、物語の大筋やキャラクターの関係性もオリジナル版と同じです。 一方で、「あのシーンのインパクトも含めてベルセリアだ」と考えているコアファンの一部からは、海外版準拠による表現変更に対して惜しむ声が上がっているのも事実です。
本記事では、この表現変更を「物語の本質はそのままに、倫理基準に合わせて一部の映像だけが海外版仕様になった」 という位置づけで捉えています。どちらの表現が好みかはプレイヤーそれぞれですが、オリジナル版との違いとして知っておくと、PS4版/PS5版どちらで遊ぶかを選ぶ際の判断材料になるはずです。
内容の本質は変わっていない
- ベルベットを軸とした復讐の物語と濃いキャラドラマは完全そのまま
- 初見プレイヤーでも“ベルセリアが名作と言われる理由”をそのまま追体験できる
その一方で、
- 完全新作や本編追加エピソードはない
まとめると、
✔ 初めてプレイする人 → PS5版は最も快適でベスト
✔ PS4で遊んだ人 → 快適性UPとDLC全部入りが価値になるかどうかで判断
✔ 映像・ロード・テンポ・便利機能を重視する人 → 買い直しの満足度が高い
テイルズ オブ ベルセリア PS5リマスターの評価ポイント
メリット① グラフィック&パフォーマンスの底上げ
- PS5版は4K解像度+60fps対応
→ PS5向けに「enhanced graphics and optimized gameplay」とされており、4K/60fps動作がうたわれています。 - もともとPS4版でも60fpsでしたが、リマスター版では安定性向上と高解像度化により、戦闘の気持ちよさやカットシーンの見栄えが強化。
「最新作レベルに生まれ変わる」というよりは、
“PS4世代の名作を現行機の環境で違和感なく遊べる水準まで引き上げた” というイメージです。
※本動画は2016年発売のオリジナル(PS4)版の映像です。PS5リマスター版では4K・60fps対応や各種快適化が追加されています。
メリット② 快適さを一気に引き上げるQoLアップデート
公式サイトや海外メディア・Steam向けの変更点まとめから、
PS5リマスターではかなり多くの“遊びやすさ”調整が入っています。
代表的なものだけでも──
- オートセーブ追加
→ マップ切り替えやイベント後など、要所で自動セーブが入る仕様に。 - バトル敗北時の「リトライ」機能
→ 通常戦闘で全滅しても、その場からすぐ再挑戦可能。 - イベント・スキット・一部暗転演出のスキップ強化
→ 2周目以降のテンポが大幅改善。 - 目的地アイコンの追加
→ マップ上に行き先を示すアイコンが表示され、迷いにくくなる。 - エンカウントON/OFF切り替え
→ フィールド上の敵シンボルに触れても戦闘しない設定が可能。ストーリー重視派には嬉しい仕様。 - グレードショップの早期解放+初期グレード大量所持
→ 最初から11,200 Gradeが用意され、周回要素だった楽しみを1周目から体験しやすくなっている。 - 早期ファストトラベル・移動速度調整・明るさ調整など細かい改良
総じて、
「ストーリーをサクサク追いたい人」と「やり込み派」の両方にメリットがあるリマスター になっています。
メリット③ DLC大量収録で“ほぼ全部入り”

- 2016年版で販売された多数のDLC(衣装・便利アイテムなど)があらかじめ収録
- ただしライセンスの関係で一部コラボ系などは対象外と明記。
オリジナル版では「衣装DLCだけでかなりの額になる」と言われていたので、
PS5版を1本買えば見た目遊びも含めてほぼ完結する のは大きな長所です。
メリット④ ストーリーとキャラクターの評価は今も高い
- ベルセリアは、
- 復讐に燃えるベルベット
- 「理」を体現するアルトリウス
といった構図が強烈で、シリーズの中でも「物語の評価が高い作品」として知られています。
- PS5版もシナリオそのものは当時の内容をそのまま収録 なので、
初めて遊ぶ人にとっては “名作とされてきたストーリーを一番快適な形で体験できる” ことが最大の価値と言えます。
惜しい点・注意しておきたいポイント
惜しい点① 追加シナリオ・新規ダンジョンなどはなし

- 公式・各メディアの情報を見る限り、
完全新規シナリオや大型エピソード追加、エンディング分岐などは発表されていません。 - あくまで「高解像度化+QoL+DLC同梱」が中心のリマスターであり、
物語面での新ネタを期待していると肩透かしになる可能性があります。
惜しい点② 既プレイヤーからは「変化が地味」との声も
- Steamコミュニティなどでは、
“内容は好きだけど、アップデート内容の割に価格が高いのでは”
といった意見も出ています。 - 4K/60fps・オートセーブ・リトライ・マーカー類など、遊びやすさの改善は確かに多いものの、
すでにPS4版やSteam版を安価で持っているユーザーにとっては「決定打に欠ける」という評価も一部で見られます。
惜しい点③ ビジュアルは“完全新世代”というよりブラッシュアップ止まり
- 公式は「enhanced graphics」と表現していますが、
現時点のスクリーンショットや反応を見る限り、
モデルや演出が最新JRPG級に作り直されているわけではなく、ベースはあくまで当時のまま です。 - もともとのアニメ調グラフィックがベースなので、
「PS4のゲームを今遊んでも違和感がないよう、解像度と描画を整えた」という雰囲気に近いです。
どんな人にとって“メリットが大きいリマスター”か
- ベルセリア未プレイで、PS5をメインに遊んでいる人
→ 現時点で最も快適かつお得な環境。ここが一番の主なターゲット。 - PS4版を途中で積んでしまった/快適さの問題でやめてしまった人
→ オートセーブやエンカウントOFF、早期ファストトラベル等でかなり遊びやすくなっているので、再挑戦する価値は高め。 - PS4版をじっくりやり込んだうえで、追加シナリオを期待している人
→ 内容自体は変わらないため、値段と相談して慎重に判断した方が良さそう、という立ち位置になります。
リマスター版で追加・変更された主な要素まとめ
グラフィック&パフォーマンス
- PS5版は4K解像度+60fps対応
→ PS4版(互換動作)は1080p/60fps。リマスター版では高解像度化と安定動作を前提に調整されている。 - ロード時間の短縮
→ PS5のストレージ性能と最適化により、エリア移動・戦闘前後の待ち時間が短くなっている。
快適さを底上げするプレイサポート機能
- オートセーブ機能の追加
→ マップ切り替えやイベント後など、要所で自動セーブが入るようになった。 - バトル敗北時の「その場リトライ」
→ 通常戦闘で全滅しても、タイトルに戻らず即再挑戦できる。 - イベント/スキットのスキップ強化
→ 一度見たイベントやロングチャットは自動スキップ設定が可能。周回プレイ時のテンポが大きく向上。 - 目的地アイコンの追加
→ フィールドやマップに目的地が表示され、次にどこへ行けばいいか一目で分かるようになった。 - エンカウントON/OFF切り替え
→ フィールド上の敵シンボルに触れても戦闘しない設定が可能。探索やイベント進行を優先したいときに便利。 - 移動速度1.2倍(レアボード含む)
→ フィールド移動のテンポが全体的にアップ。 - ファストトラベルの早期解放
→ 転移ボトル系アイテムが早い段階から使えるようになり、移動のストレスが減っている。
マップ情報・探索関連の変更
- ミニマップに宝箱・薬草・ねこにんボックスのアイコン表示
→ 最初から位置が分かるため、取り逃しを減らしやすくなった。 - ロケーションマップの全開放設定
→ 設定でONにすると、未踏エリアも含めてマップ全体を表示できる。
※本動画は2016年発売のオリジナル(PS4)版の映像です。PS5リマスター版では4K・60fps対応や各種快適化が追加されています。
システム・UIまわりの微調整
- グレードショップの早期開放+初期グレード11,200所持
→ 1周目から各種ボーナスを解放しやすくなった。 - 明るさ・音量・戦闘BGMなどの調整項目追加
→ 画面の明るさやサウンドバランス、バトルBGMの選択など、細かいカスタマイズが可能に。
DLC収録状況
- 衣装や便利アイテムを中心に、オリジナル版で販売されたDLCを70種以上収録
→ 一部ライセンスの都合で含まれないものはあるが、見た目系やサポート系の多くが最初から使える。
中身として“変わっていない”部分
- 本編ストーリー・キャラの関係性・イベント構成はオリジナル版と同一
- 戦闘システムも基本はそのまま(新規スキルや新システムの追加はなし)
- 完全新作エピソードや本筋への新規シナリオ追加は行われていない
まとめ|“昔の名作を今の環境で最適に遊べる形に整えたリマスター”

テイルズ オブ ベルセリア PS5リマスターは、オリジナル版の物語や戦闘システムをそのままに、
現行機で快適に遊べるよう品質と遊びやすさを大幅に調整した作品です。
- 4K解像度・60fps対応でグラフィックと動作が向上
- オートセーブ/目的地アイコン/早期ファストトラベルなど快適化が多数追加
- バトル敗北から即リトライ・イベント既読自動スキップで周回テンポ改善
- DLC70種以上を収録し、最初から“ほぼ全部入り”で遊べる
その一方で、
- 追加シナリオ・新規エピソード・大型追加要素はない
という点は理解しておきたいところです。
つまりPS5版ベルセリアは、
「ストーリーやキャラの魅力はそのまま、遊びやすさと環境を現代基準にアップデートした決定版」という位置づけのリマスター。
初めて遊ぶ人にとっては“最も快適なベルセリア体験”であり、
過去にプレイした人にとっては“テンポ改善とDLC同梱が価値になるか”が判断ポイントになります。
シリーズ初の単独女性主人公ベルベットの物語が、現世代機向けに遊びやすく蘇るリマスター版です。 便利機能の追加やDLC収録で、オリジナル版より快適に冒険を楽しめます。
価格・在庫は変動します。購入の際は各ショップの最新情報をご確認ください。
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