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女芸人No.1『THE W 2025』決勝8組が決定|エントリー1,044組から選ばれた顔ぶれ・決勝は12月生放送

速報|『THE W 2025』決勝8組が決定(11月5日)

ステージに立つ女性の後ろ姿と、花が咲くように広がるスポットライト。『THE W』らしい華やかさと期待感を表現したイメージ。

11月5日、上野・飛行船シアターで行われた準決勝の場で、『女芸人No.1決定戦 THE W 2025』のファイナリスト8組が公式発表されました。決勝に進むのは、紺野ぶるま/もめんと/電気ジュース/エルフ/ニッチェ/とんでもあや/ヤメピ/パンツ万博の計8組。準決勝の模様は会場での発表形式で、各組が歓喜のコメントを寄せています。

今年のエントリーは過去最多の1,044組。予選~準決勝を経て勝ち上がった精鋭が、12月に日本テレビ系で生放送される決勝の舞台へ臨みます。優勝賞金は1,000万円(副賞:日テレ系番組出演権+冠特番)。

なお、大会スケジュールは公式サイトで随時更新されています。最新情報(決勝の放送日時・出演順・ルール詳細)は公式を一次ソースとして確認してください。

『THE W』とは?

『THE W』は、女性芸人の中から“今いちばん面白い”一組を決めることを目的とした賞レースです。2017年にスタートし、今年で9回目の開催となります。ネタのジャンルはコント、漫才、ピン芸、ユニットなど形式を問わず、スタイルの自由さが特徴です。

「女性芸人限定」の大会が設けられた背景には、テレビバラエティにおける女性芸人の出演機会が少なかった時代に、彼女たちの活躍の場を広げるという意図があります。大会を通して注目を集めた芸人が、地上波のレギュラーや配信番組への出演につながるケースも増えており、実際に優勝をきっかけに活動の幅を大きく広げたコンビ・ピン芸人も多く存在します。

『THE W』は単なる“優勝者を決める競技”ではなく、女性芸人にとっての新しいスタート地点となりうる大会として定着しつつあります。

2025年 決勝進出者一覧(8組・簡易プロフィール)

今年の決勝進出は、紺野ぶるま/もめんと/電気ジュース/エルフ/ニッチェ/とんでもあや/ヤメピ/パンツ万博の8組。公式発表に基づく確定リスト。決勝は12月に日本テレビ系で生放送予定。

紺野ぶるま

ピン。しなやかな言葉選びで“間”を活かすタイプ。多彩なキャラクターを一人で往復し、台本性と即興性のバランスが強み。昨年は準優勝まで到達しており、今年は経験値がそのまま武器になる。

もめんと

コンビ。会話の温度差を利用した寸劇調のコントが持ち味。設定の立ち上げが速く、4分尺でも物語の起伏を作れるのが魅力。決勝の生放送でも“冒頭10秒”で客席をつかむタイプと目される。

電気ジュース

コンビ。ハイペースな畳みかけとすれ違いボケで、テンポ勝負に強い。語感の良さを押し出す言い回しが多く、テレビ尺で映える構成を得意とする。

エルフ

コンビ。等身大のキャラクターとポップなノリで幅広い層に届くスタイル。SNSでの露出も相まって“顔の売れ方”が早いのが特徴。決勝ではキャラの強さを起点に笑いを拡張できるかが鍵。

ニッチェ

コンビ。王道のコントメイクと緩急の付け方に安定感。構成の地力が高く、ネタの“見取り図”が明確で初見でも理解が早い。キャリアに裏付けられた安定感は決勝の舞台で心強い。

とんでもあや

ピン(コント)。クセの強いキャラクターを一点突破で押し切るタイプ。仕草と声色の変化で笑いを重ね、短尺でも印象を残す。準決勝の手応えを決勝にどう最適化するかに注目。

ヤメピ

ユニット。発想の飛躍と“ズラし”で意表を突く構造が魅力。会場の空気を巻き込むタイプで、審査員・観客の“同時沸点”を作れるかが勝負どころ。

パンツ万博

ユニット。タイトル通りの振り切れた企画力で視覚的なインパクトも強い。設定のアイデアを次々と重ねる構成で、決勝の短時間でも“何か起きる”期待感を生む。

過去最多の1,044組がエントリー

左右から異なる色のステージライトが中央に向かって交差する舞台のイメージ。経験の安定感と新しい勢いがぶつかり合う今年の『THE W』の構図を象徴している。

『THE W』は年々参加者が増えてきましたが、2025年大会ではついに 1,044組 が名乗りを上げました。
数字そのものが話題になるのではなく、そこに “空気の変化” が現れています。

女性芸人はここ数年、テレビ・配信・劇場それぞれで活動の幅を広げています。SNSでの切り抜きや、劇場でのトークや掛け合いをそのままショート動画に載せられる時代になり、ネタの発表の場が画面の外と中で同時に広がりました。

「お笑いの門が広がった」というより、“参加していい空気ができた”
その結果としての 1,044組です。

準決勝は上野・飛行船シアターで実施され、その緊張感のなかから決勝に進んだのが今回の8組というわけです。

今年の見どころは「慣れている組」と「勢いのある組」

今年の決勝は、ざっくり言うと 2つのタイプ がそろいました。

まずは、
テレビや大きな舞台に慣れている組。

  • 紺野ぶるま
  • エルフ
  • ニッチェ

この3組は、ネタの「見せ方」がとても上手です。
どんな設定のネタなのか、どこで笑わせたいのか、それを短い時間でも分かりやすく伝えられる強さがあります。
決勝は時間が限られているので、“伝わる速さ” はそれだけで武器になります。


もう一方は、
今年、一気に名前が広がってきている組。

  • もめんと
  • 電気ジュース
  • とんでもあや
  • ヤメピ
  • パンツ万博

この5組は、ネタが始まった最初の数秒で会場の空気が変わるタイプです。
「何か始まりそう」という期待を、すぐに作れる芸風。

そして今年は、決勝のルールに 視聴者投票 が入ります。

つまり、
“印象に残ること” がそのまま勝ちにつながる大会形式です。


まとめると、今年の『THE W』は

  • 経験がある組は、ネタの完成度と安心感
  • 勢いのある組は、記憶に残るインパクト

この “わかりやすさ vs 忘れられなさ” の対決になります。

どちらが強い、弱いではなく、
見え方の違いがそのまま勝敗に結びつく年 です。

まとめ

今年の『THE W』は、決勝進出者の顔ぶれがはっきりと分かれています。
舞台の経験が豊富で、ネタの見せ方が安定している組。
そして、ここに来て一気に注目が集まり始めた組。

どちらにも強みがありますが、今年は 視聴者投票 が結果に影響します。
「わかりやすさ」や「勢い」だけではなく、
見た人の心に残るかどうか が勝敗に関わる大会になります。

決勝は12月に生放送予定です。
ネタを見た瞬間の「面白い」「好きだ」と感じた気持ちが、
そのまま大会の動きを左右するかもしれません。

今年は、ただ結果を眺めるだけでなく、
“自分がどう感じたか” が大切になる決勝 です。

当日の放送で、どの組が一番しっかりと“届く”のか。
そこに注目して見たいと思います。

📎 出典

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