1月5日はどんな日?「日常へ戻る合図」が増えるタイミング

1月5日は、年末年始の空気がさらに落ち着き、生活リズムを整え直す人が増えてくる日。季節の区切りを示す日(小寒)に重なる年もあり、寒さが本格化する時期としても意識されやすいタイミングです。由来がはっきりした記念日や、会話にしやすい“初もの”の話題も多く、今日のネタを探すのに向いています。
小寒(しょうかん)
二十四節気の「小寒」は、寒さが本格化していく頃を示す節目。いわゆる「寒の入り」とも呼ばれ、ここから大寒に向けて冷え込みが増していきます。
暦の上では太陽の動き(黄経)にもとづく区切りで、毎年だいたい1月5日ごろに当たります。昔は小寒から節分までの期間を「寒の内」として、寒稽古や味噌・醤油などの仕込み、体を整える暮らしの目安にしてきました。
過ごし方の提案:温かい汁物を一品増やす/朝の白湯や生姜で体を温める/「寒の内」にやりたい習慣(掃除・整理)を1つだけ決める。
囲碁の日(1月5日)
1月5日は語呂合わせの「い(1)ご(5)」から「囲碁の日」。公益財団法人 日本棋院が、囲碁に気軽に触れて親しんでもらう目的で定めています。
囲碁は白黒の石で陣地を取り合うボードゲームで、ルール自体は意外とシンプル。一方で、読み合い・形・バランスなどの奥深さがあり、子どもから大人まで長く楽しめるのが魅力です。
過ごし方の提案:9路盤(小さめの盤)で1局だけ試す/入門動画で「地(じ)」と「石を取る」を覚える/家族や友人と“勝敗より体験”で気軽に打ってみる。
紬の日(つむぎのひ)
鹿児島県奄美市(旧名瀬市)は、毎年1月5日を「紬の日」と制定しています。奄美の基幹産業である本場奄美大島紬への認識を深め、産業の振興につなげることが目的です。
大島紬は、泥染めなど独自の技法と緻密な絣(かすり)で知られる伝統的な織物。地域の暮らしと結びつき、行事として「紬姿で街を練り歩く」催しが行われることもあります。
過ごし方の提案:大島紬の工程(泥染め・織り)を動画で見る/和装に触れる機会として展示やイベント情報を調べる/手持ちの布小物(ストール等)で“織りの柄”を楽しむ。
遺言の日
1月5日は、公益財団法人・日本財団が制定した「遺言の日」です。制定は2016年で、日本記念日協会にも認定・登録されています。
日付は「1(い)5(ご)ん=遺言(いごん)」の語呂合わせに加え、正月に家族が集まりやすく“将来の話”をしやすい時期であることが由来とされています。遺言は相続のトラブルを減らす手段のひとつで、書き方や方式(自筆・公正証書など)によって効力が変わるのが重要ポイントです。
過ごし方のヒント:家族と「もしもの時に困ること」を1つだけ共有する/自分の財産や連絡先をメモに整理する/遺言の基本ルールを公的情報で確認する。
ホームセキュリティの日
1月5日は、セコム株式会社が制定した「ホームセキュリティの日」です。日本記念日協会に認定・登録されています。
日付の由来は、家庭向けの防犯システム(ホームセキュリティシステム)を1981年1月5日に発売したこと。新年は外出や帰省などで生活リズムが変わりやすく、防犯の“うっかり”が出やすいタイミングでもあります。
過ごし方のヒント:玄関・窓の施錠ルールを家族で再確認する/ポストの郵便物が溜まらない工夫をする/在宅中でもインターホン対応を見直す(不用意に開けない)。
豊洲市場の初市(初競り)
1月5日は、東京の豊洲市場で新年最初の取引が始まる「初市(はついち)」の時期です。年末年始の休市を挟んだあと、早朝から競りがスタートし、新年の景気づけとしてニュースでも話題になりやすい出来事です。
水産物では生鮮マグロの競りが象徴的で、年によっては「一番マグロ」の高値落札が注目されます。単なる“値段の話”だけでなく、漁業・流通・外食産業がつながる「食のスタートライン」として見ても面白い日です。
過ごし方のヒント:初競りのニュースで「産地」「魚種」を1つ覚える/その日の夕食を魚メニューにしてみる/市場の仕組み(競り・仲卸)を軽く調べてみる。
SUZUMOの日
寿司ロボットやご飯盛付けロボットなど“米飯加工機器”で知られる鈴茂器工株式会社(SUZUMO)が制定した記念日です。日本記念日協会により認定・登録されています。
日付の由来は、創業者・鈴木喜作(きさく)氏の誕生日(1932年1月5日)にちなむもの。寿司の現場を支える機械の歴史や、日本食が世界へ広がっていく流れに目を向ける日として位置づけられています。
今日は「回転寿司や持ち帰り寿司を1つ味わう」「寿司ロボットの仕組み動画を見る」「“食の現場”を支える道具に注目してみる」など、軽い一歩でOKです。
1月5日のまとめ
1月5日は、小寒を迎えて寒さが本格化し、暦の上でも生活の上でも「切り替え」が意識される日です。囲碁の日や紬の日のように、日本の文化や伝統産業に目を向けるきっかけになる記念日があり、正月明けでも話題にしやすい要素が揃っています。
さらに、遺言の日やホームセキュリティの日のように、暮らしや将来を考える実用的な記念日も重なり、年始に立てた目標や生活習慣を見直すタイミングとしても向いています。寒さ対策を意識する、家族と少し先の話をしてみるなど、どれか一つでも行動に移すと、1月5日がより意味のある一日になります。