12月6日は何の日?主な記念日と今日のテーマ

12月6日は、日本では「姉の日」「音の日」「シンフォニー記念日」「アクワイアの日」など、家族・音楽・ゲーム文化にまつわる記念日が重なっているのが特徴の一日です。聖ニコラウス(サンタクロース)の伝説に由来する「姉の日」は、妹や弟を支える“お姉ちゃん”に改めて感謝するきっかけの日として広まりつつあります。
一方、1877年12月6日にエジソンが蓄音機による録音・再生に成功したことを記念した「音の日」や、日本人初の本格的交響曲が発表されたことにちなむ「シンフォニー記念日」など、音楽やサウンド技術の歴史にスポットが当たる日でもあります。
さらに、ゲーム会社アクワイアの創業日を記念した「アクワイアの日」、カナダで女性に対する暴力根絶を誓う「National Day of Remembrance and Action on Violence Against Women」、ヨーロッパ各地で祝われる「聖ニコラウスの日(St. Nicholas Day)」など、世界に視野を広げると社会的な意味をもつ記念日も数多く見つかります。
この記事では、こうした12月6日の主な記念日について、「いつ・誰が・どんな目的で作った日なのか」という由来とあわせて、今日から試せるちょっとした過ごし方のアイデアまで、わかりやすく整理して紹介していきます。
姉の日(12月6日)
12月6日は「姉の日」。漫画家であり兄弟型・姉妹型の研究家でもあった畑田国男さんが1992年に提唱した記念日です。日付は、9月6日の「妹の日」からちょうど3か月後であることに加え、サンタクロースのモデルとされる聖ニコラウスが「貧しい三姉妹を金貨で救った」という伝説を持ち、その命日が12月6日であることにちなんでいます。
この日は、「しっかり者で面倒見がよく、時に自分を犠牲にして家族を支える存在」としての“お姉ちゃん”にスポットが当たる日。離れて暮らす姉にメッセージを送ったり、姉妹・姉弟エピソードのある漫画やアニメを見返して、身近な“姉のありがたみ”を振り返るきっかけにするのも良さそうです。
音の日(蓄音機・オーディオの誕生日)
12月6日は「音の日」。1877年12月6日、アメリカの発明家トーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機(フォノグラフ)を完成させ、世界で初めて「音を記録して再生する」ことに成功した出来事に由来します。
日本オーディオ協会が1994年にこの日を「音の日」と定め、以降、音楽文化やオーディオ技術の発展に感謝するイベントや、「音の匠」表彰などの取り組みを続けています。スピーカーやイヤホンの音をじっくり聴き比べてみたり、レコード・CD・配信など“音のメディア史”を意識しながら好きな曲を聴いてみると、「録音技術があるからこそ今の音楽体験がある」という実感が得られる一日です。
シンフォニー記念日(日本人初の交響曲発表の日)
12月6日は「シンフォニー記念日」。1914年12月6日、作曲家・山田耕筰が、日本人作曲による初の本格的交響曲「かちどきと平和」を発表したことにちなむ記念日です。
シンフォニー(交響曲)は、多楽章からなる大規模な管弦楽曲。山田耕筰は童謡「赤とんぼ」などで知られる一方、日本初の管弦楽団をつくり、西洋音楽を日本に根付かせた立役者でもあります。この日は、クラシック初心者でも聴きやすい有名な交響曲から試してみたり、日本人作曲家のシンフォニーを探して聴いてみると、「シンフォニー記念日」らしい過ごし方になります。
アクワイアの日(12月6日)
12月6日は「アクワイアの日」。『天誅』『侍~SAMURAI~』『AKIBA'S TRIP』などで知られるゲーム会社・株式会社アクワイアが、1994年12月6日に創業したことを記念して制定した日です。
自社の“誕生日”をきっかけに、これまで支えてくれたファンへの感謝を伝え、これからのゲーム作りへの決意を新たにする意味合いがあります。近年は公式サイトやSNSでキャンペーンやセール情報を告知したり、過去作を振り返る企画が行われることもあり、ゲームファン同士の交流のきっかけにもなっています。
この日は、アクワイア作品を遊び直してみたり、当時ハマったタイトルの思い出をSNSで共有してみると、記念日の雰囲気をいっそう楽しめそうです。
※記念日そのものにフォーカスした公式YouTube動画は確認できなかったため、リンクは割愛します。
菊芋ルネサンスの日(12月6日)
12月6日は「菊芋ルネサンスの日」。水溶性食物繊維イヌリンを豊富に含み、“世界三大健康野菜”とも呼ばれる菊芋(きくいも)の魅力を広めるため、日本菊芋協会が制定した記念日です。
日付は、日本菊芋協会が設立されたのが12月であることと、「6」という数字を菊芋の種芋の形になぞらえたことに由来します。菊芋は血糖値の急上昇を抑える働きが期待されるほか、腸内環境の改善にも役立つとされ、健康志向の高まりとともに注目度が上がっている食材です。
この日は、菊芋チップスや菊芋パウダーを料理に取り入れてみたり、味噌汁やきんぴらなど和食に少し加えてみるなど、「日々の食卓にプチ健康投資」をしてみるのがおすすめです。
メロンの日(毎月6日・12月6日)
毎月6日は「メロンの日」。茨城県鉾田市で開かれた「第2回全国メロンサミット in ほこた」の実行委員会が、メロンの美味しさや魅力を全国にアピールするために制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。
6月は全国的にメロンの出荷量が最も多い時期であり、「6」という数字の形がメロンに似ていることから、毎月6日が選ばれました。産地ごとに“自分たちの旬の6日”を軸にイベントやキャンペーンを行うなど、PRのフックとしても活用されています。
12月6日もその一つで、冬でもハウス栽培や贈答用メロンを通じて、「ちょっと贅沢なフルーツ」であるメロンを味わうきっかけの日とされています。今日はカットメロンやメロン風味のスイーツ、メロンパンなど、身近なところから楽しんでみるのも良いですね。
ラジオアイソトープの日
12月6日は「ラジオアイソトープの日」として紹介されることがあります。日本の原子力・放射線利用の黎明期を支えた物理学者・仁科芳雄らの研究を背景に、医療・工業・農業など多くの分野で放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)が活用されるようになった歴史を振り返る日として位置付けられています。RIは、放射線を放出する性質を利用して体内の動きを追跡したり、がん細胞をピンポイントで治療するなど、現代医療でも欠かせない役割を果たしています。
一方で、放射線という言葉には不安なイメージもつきまといます。この日は、科学館や専門機関が発信する教材・動画を通じて、「放射線のリスク」と「正しく使うことで得られるベネフィット」をバランスよく学び直すきっかけにもなります。身近な健康診断(PET検査や骨シンチなど)が、実はラジオアイソトープの応用技術によって支えられている、という視点で改めてニュースや医療情報を眺めてみるのも良さそうです。
ハタハタの日(秋田県)
12月6日は「ハタハタの日」。秋田県男鹿市などで古くから冬の味覚として親しまれてきた県魚・ハタハタの魅力をPRすることを目的に、地域団体や自治体が中心となって定めたご当地記念日です。ハタハタは寒い日本海に回遊する魚で、秋田では「しょっつる鍋」や「ハタハタ寿司」など独自の食文化を育んできましたが、資源量の変動が大きく、1990年代には禁漁措置がとられた歴史もあります。現在も資源管理と伝統食文化の継承が大きなテーマになっています。
男鹿市では、12月6日前後に豊漁と漁の安全、そしてハタハタ食文化の継承を祈る神事やイベントが行われ、トークショーや試食会などを通じて「ハタハタの日」を盛り上げています。家庭では、スーパーや鮮魚店でハタハタを探して塩焼き・鍋・干物などにチャレンジしてみたり、ハタハタの資源保護や温暖化の影響について報道やドキュメンタリーで学んでみるのも、この記念日らしい過ごし方と言えるでしょう。
インフラ・ミライデー
12月6日は「インフラ・ミライデー」。社会の基盤を支えるインフラ事業を手がける三菱ケミカルインフラテック株式会社が制定し、2024年に日本記念日協会により認定された新しい記念日です。日付は「イン(1)フ(2)ラ=ロ(6)」という語呂合わせから来ており、老朽化するインフラの維持・管理や更新の必要性、防災意識の向上、災害に強いまちづくりの重要性を未来志向で考える日とされています。
この日は、自分の生活を支えている道路・橋・上下水道・電気・通信などに思いを馳せつつ、自治体のハザードマップを確認したり、防災グッズの見直しをしてみるのも良いきっかけになります。インフラ関連のニュースや企業の特設サイトをチェックして、「当たり前を支える仕組み」に目を向けてみるのもおすすめです。
ロマンスの神様の日
「ロマンスの神様の日」は、12月第1土曜日に設定されている記念日で、冬の定番ソング「ロマンスの神様」で知られるシンガーソングライター・広瀬香美さんにちなむ日として、日本記念日協会にも登録されています。曲そのものは1993年発売の大ヒットシングルで、アルペンのCMソングとしてもおなじみになり、「冬と言えばこの曲」というイメージを定着させました。
記念日名には、「恋やパートナーシップに前向きになって、一歩踏み出してみよう」というメッセージが込められています。12月の最初の週末は、楽曲を聴きながらデートプランを考えたり、気になる相手にメッセージを送ってみたり、「自分なりのロマンス」に少しだけ勇気を出してみる日にしてみるのも良さそうです。
手巻きロールケーキの日
「手巻きロールケーキの日」は、チルドスイーツメーカー・モンテールが制定した記念日で、毎月6日とされています。数字の「6」がロールケーキを巻いた断面の形に見えることや、「ロール(ロ=6)」という語呂合わせから6日が選ばれました。モンテールの人気商品「手巻きロールケーキ」をきっかけに、家族や友人とロールケーキを囲む時間を楽しんでほしい、という思いが込められています。
毎月6日は、スーパーやコンビニのスイーツコーナーでロールケーキをチェックしてみたり、フルーツやホイップでデコレーションして簡単アレンジを楽しんだりするのにぴったりです。誕生日ほど大げさではないけれど、「今日はちょっと特別なおやつ」にしたいときの、ささやかなイベントデーとして使いやすい記念日と言えます。
まとめ
12月6日は、家族への感謝を表す「姉の日」から、音楽文化の節目を記念する「音の日」「シンフォニー記念日」、さらに「アクワイアの日」や「ハタハタの日」など、暮らし・文化・地域性がそれぞれに異なる、多彩な記念日が重なる日です。
ヨーロッパで親しまれる「聖ニコラウスの日」や、毎月6日を楽しむ「手巻きロールケーキの日」「メロンの日」などもあり、国内外の文化や食を通じて“今日”を少し豊かに感じられるきっかけが揃っています。
どれか一つでも気になるテーマを生活に取り入れてみると、12月6日がささやかに特別な一日に変わるかもしれません。