- 12月16日は何の日?主な記念日と今日のテーマ
- 電話創業の日
- 紙の記念日
- フリーランスの日
- カビ取るデー
- 十六茶の日
- トロの日(毎月16日)
- いい色髪の日(毎月16日)
- 和解の日(南アフリカ・Day of Reconciliation)
- バングラデシュ・ビクトリーデー(Victory Day)
- カザフスタン独立記念日(Independence Day of Kazakhstan)
- ナショナル・チョコレート・カバード・エニシング・デー(National Chocolate Covered Anything Day)
- スチューピッド・トイ・デー(Stupid Toy Day)
- ボストン茶会事件の日(Boston Tea Party Day)
- 電話加入権制度施行の日(歴史的な出来事)
- まとめ
12月16日は何の日?主な記念日と今日のテーマ

12月16日は、日本の近代化や働き方、暮らしの風習に関わる記念日が集まった一日です。1890年12月16日に東京〜横浜間で日本初の電話事業が始まったことを記念した「電話創業の日」、1875年に東京・王子の抄紙会社工場が営業運転を開始したことに由来する「紙の記念日」など、インフラや産業の転換点となった出来事がこの日に重なっています。
さらに、日本初のクラウドソーシングサービス「ランサーズ」が2008年12月16日にスタートしたことから生まれた「フリーランスの日」もあり、インターネット時代の新しい働き方を象徴する日として位置づけられています。 一方、年末の民間信仰として、この日から正月の「念仏の口開け」まで念仏を控える風習「念仏の口止め」が行われる地域もあり、神仏習合の暮らしの知恵が色濃く残る日でもあります。
この記事では、「電話創業の日」「紙の記念日」「フリーランスの日」「念仏の口止め」を中心に、12月16日の主な記念日の由来や意味を分かりやすく紹介します。今日の雑談ネタやSNSの一言、年末の仕事や生活を見直すヒントとして、気になる記念日から気軽にチェックしてみてください。
電話創業の日
1890年(明治23年)12月16日、東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が始まり、千代田区に電話交換局が設置されました。この出来事を記念して制定されたのが「電話創業の日」です。加入電話は東京155台・横浜44台、当時は交換手が手作業で回線をつなぐ、まだ特別な人だけが使える高価なサービスでした。
電話はその後、全国へとエリアを拡大し、家庭やオフィスに普及、さらに携帯電話・スマートフォンへと姿を変えながら、私たちのコミュニケーションの形を大きく変えてきました。今では当たり前の「すぐに話せる」「遠くの相手とも顔を見て話せる」という環境も、この日に始まった一歩があってこそと言えます。
今日は、昔使っていた固定電話やガラケーを思い出してみたり、家族と「最初に持った携帯」の話をしてみるのも面白そうです。電話の歴史を解説した動画を眺めながら、通信インフラのありがたさを改めて感じてみるのも良いきっかけになります。
紙の記念日
1875年(明治8年)12月16日、東京・王子にある「抄紙(しょうし)会社」の工場が営業運転を開始しました。これを記念して制定されたのが「紙の記念日」です。抄紙会社は実業家・渋沢栄一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させた洋紙メーカーで、のちの王子製紙(現・王子ホールディングスなど)の前身となりました。
それまで日本では、主に手漉きの和紙が使われていましたが、洋紙の本格的な国産化によって、新聞や雑誌、教科書など大量印刷が必要な媒体が一気に広がっていきます。紙の大量生産は、教育の普及や経済の発展、文化・芸術の広がりを支えた重要なインフラでもありました。
今日はノートや本、包装紙など身の回りの「紙」に改めて目を向けてみるのも良さそうです。お気に入りの紙の手触りを楽しんだり、紙の博物館や製紙の歴史を紹介する記事・動画をチェックしてみると、「紙って意外と奥が深い」と感じられるかもしれません。
フリーランスの日
12月16日は「フリーランスの日」。日本初のクラウドソーシングサービスとして知られる「ランサーズ」が2008年12月16日にサービスを開始したことを記念し、同社が制定、日本記念日協会にも登録されています。日付には、クラウドを通じてフリーランスの働き方を広げていくという思いが込められています。
フリーランスとは、特定の会社に所属せず、自分のスキルや専門性を活かして仕事を請け負う働き方のこと。インターネットの発達とともに、デザイナーやライター、エンジニア、動画編集者など、多様な職種でフリーランスが活躍するようになりました。一方で、収入の波や社会保障の不安など、メリットとデメリットがはっきりした働き方でもあります。
今日は、自分のキャリアについて見つめ直したり、「もしフリーランスになったら?」と想像してみるのも良いかもしれません。すでに独立している人は、スキルアップや営業方法、税金・保険の見直しなど、働き方を整えるきっかけにもなります。解説動画を見ながら、現実的なメリット・リスクを整理してみると、今後の選択肢がクリアになるはずです。
カビ取るデー
12月16日は「カビ取るデー」。洗濯槽クリーナー「カビトルネード」などを展開する株式会社リベルタが、カビ対策の大切さを広めるために制定した記念日で、日本記念日協会にも登録されています。毎年6月16日と12月16日の年2回が「カビ取るデー」とされ、梅雨時期と年末の大掃除シーズンに合わせて、住まいのカビ対策を呼びかけています。
カビは見えないところでも増えやすく、洗濯槽や浴室、窓際などに放置すると、臭いやアレルギーの原因になることもあります。カビ取るデーは、洗濯槽クリーナーでの掃除や浴室のカビ取り、換気環境の見直しなど、「住まいの健康診断」をするためのきっかけの日と位置づけられています。
今日は、洗濯機やお風呂場など、日々使っているのに掃除が後回しになりがちな場所を一か所だけでも徹底的にきれいにしてみるのがおすすめです。専用クリーナーの使い方動画をチェックしてから作業すると、短時間でも効果的に掃除ができて気分もすっきりします。
十六茶の日
12月16日は「十六茶の日」。アサヒ飲料株式会社が販売するブレンド茶「アサヒ 十六茶」にちなんで、商品名の「16(じゅうろく)」から毎月16日を「十六茶の日」として制定しています。日本記念日協会にも登録されており、素材感や健康イメージをアピールするキャンペーンの節目としても活用されています。
十六茶は、ハトムギや大麦、玄米、ハブ茶など16種類の素材を組み合わせたノンカフェインのブレンド茶で、東洋健康思想に基づいた飲みやすい味わいが特徴です。発売から30年以上の歴史があり、リニューアルのたびに素材や製法へのこだわりが強化されてきました。最近では、CMやブランドサイトを通じて、「日常の水分補給を少しだけ健康寄りにする選択肢」としての位置づけも打ち出されています。
今日は、食事中や仕事・勉強の合間の飲み物を、糖分の多い清涼飲料水からブレンド茶に置き換えてみるのも良さそうです。コンビニやスーパーで十六茶を手に取り、原材料表示を眺めながら飲んでみると、ブレンド茶ならではの香ばしさや後味の違いも楽しめます。
トロの日(毎月16日)
毎月16日は「トロの日」。全国で回転寿司チェーン「かっぱ寿司」などを展開するカッパ・クリエイト株式会社が制定した記念日で、日本記念日協会にも登録されています。日付は「16」を「ト(1)ロ(6)」または「十六=トロ」と読む語呂合わせに由来し、人気食材であるマグロのトロの魅力を広く発信することが目的とされています。
トロはマグロの中でも脂が乗った希少な部位で、大トロ・中トロなど部位によって味わいや食感が異なります。キャンペーンでは中トロのサービスやトロフェアなどが行われることもあり、寿司店や量販店の販促に活用されている記念日です。
今日は回転寿司やテイクアウトでトロを選んでみたり、自宅でネギトロ丼やトロたく巻きを作ってみるのも良さそうです。マグロの部位や旬について調べながら味わうと、ちょっとした食の勉強にもなります。
いい色髪の日(毎月16日)
毎月16日は「いい色髪の日」。生活用品や化粧品などを手がける花王グループの販売部門・花王グループカスタマーマーケティング株式会社が制定し、2022年に日本記念日協会へ登録された比較的新しい記念日です。日付は「16(いろ)」を「いい色」と読む語呂合わせから来ており、一年を通じてセルフヘアカラーを楽しんでもらうことが狙いとされています。
自宅で手軽に髪色を変えられるセルフヘアカラーの正しい使い方や、頭皮・髪への配慮などの情報発信を通じて、市場の活性化と安全なカラーリング文化の定着をめざす日でもあります。リーゼやブローネなどの泡カラー・クリームカラー製品を通じて、年齢や性別を問わず髪色を楽しめる環境づくりが意識されています。
今日は美容室の予約を検討したり、気になっていたヘアカラーの色味を調べてみたり、ヘアケアや頭皮ケアの方法を見直してみるのも良さそうです。髪色の写真を撮ってビフォー・アフターを記録しておくと、次のカラー選びの参考にもなります。
和解の日(南アフリカ・Day of Reconciliation)
12月16日は、南アフリカ共和国の祝日「和解の日(Day of Reconciliation)」です。アパルトヘイト終結後の1995年から国民の祝日となり、人種や立場を超えた和解と国民統合を進めることを目的として制定されました。
この日付は、アフリカーナー側にとっては1838年の「血の川の戦い」に由来する「誓いの日」、黒人・先住民側にとっては反アパルトヘイト闘争やANC武装組織「ウムコント・ウェ・シズウェ」結成の日など、それぞれに重い歴史的意味を持つ日でした。ポスト・アパルトヘイト期の政府は、双方にとって特別な日を「和解」の象徴とすることで、過去の対立を乗り越えようとしたとされています。
南アフリカではこの日、歴史を振り返る式典や、大統領演説、平和行進、文化イベントなどが行われます。今日はニュースやドキュメンタリーで南アフリカの歴史に触れてみたり、和解や多様性について考える本・映画を一本選んでみると、世界の出来事を身近な学びに変えられます。
バングラデシュ・ビクトリーデー(Victory Day)
12月16日は、バングラデシュの国民の祝日「ビクトリーデー(Victory Day)」です。1971年12月16日、バングラデシュ独立戦争においてパキスタン軍がダッカで降伏文書に署名し、事実上の戦闘終結とバングラデシュ独立が決定した日を記念しています。
この日には、国立記念碑での式典、国旗掲揚、追悼行事、パレード、音楽イベントなどが行われ、独立のために命を落とした人々を追悼しつつ、国としての歩みを振り返る日とされています。インド側でも、同じ1971年戦争の勝利を記念して「Vijay Diwas」として限定的に記念行事が行われています。
今日はニュースやドキュメンタリーを通して、バングラデシュ独立戦争の背景や当時の国際情勢を学んでみると、アジア現代史の理解がぐっと深まります。地図を眺めながら、インド・パキスタン・バングラデシュの位置関係を確認してみるのもおすすめです。
カザフスタン独立記念日(Independence Day of Kazakhstan)
12月16日は、中央アジアのカザフスタン共和国の「独立記念日」です。1991年12月16日、カザフスタン最高会議が「カザフスタン共和国の国家独立に関する憲法法」を採択し、旧ソ連からの独立を正式に宣言しました。カザフスタンはソ連構成共和国の中で最後に独立を宣言した国としても知られています。
独立記念日は国内で最も重要な祝日の一つとされ、首都など各都市で国旗掲揚式、軍事パレード、記念コンサート、花火などが行われます。一方で、過去の民主化運動や犠牲者を悼む「追悼の日」としての意味合いも強く、歴史を振り返りながら将来の方向性を考える日にもなっています。
今日は、世界地図でカザフスタンの位置や国土の広さ、資源などをチェックしつつ、中央アジアの歴史や文化を紹介する動画や記事を一本見てみると良さそうです。日本との経済関係や宇宙基地バイコヌールなど、意外なつながりも見えてきます。
ナショナル・チョコレート・カバード・エニシング・デー(National Chocolate Covered Anything Day)
12月16日は、アメリカで楽しまれている「ナショナル・チョコレート・カバード・エニシング・デー」。名前の通り「何にでもチョコをかけてみよう」という遊び心満載のフード系記念日です。チョコレートをテーマにした“ナショナルデー”の一つとして、スイーツ系メディアや記念日カレンダーで毎年12月16日の行事として紹介されています。
この日は、いちごやバナナ、マシュマロなど王道のフルーツやお菓子はもちろん、ポテトチップスやプレッツェルなど意外な食材まで、とにかく「チョコでコーティングしてみる」のが主役。チョコレート・フォンデュやチョコレートファウンテンを囲んで、家族や友人と「これも合う?」「意外とイケる!」と試してみるのが定番の楽しみ方として紹介されています。
今日は市販のチョコレートソースや板チョコを湯せんで溶かして、家にあるお菓子や果物をディップしてみるのも良さそうです。近所のショコラトリーやケーキ屋さんで、チョコが主役のスイーツを一つだけ“ごほうび買い”してみるのも、この記念日の楽しみ方の一つです。
スチューピッド・トイ・デー(Stupid Toy Day)
同じく12月16日は、アメリカ発のユニークな記念日「スチューピッド・トイ・デー」としても紹介されています。英語の“Stupid Toy(バカバカしいおもちゃ・くだらないおもちゃ)”をキーワードに、子どもの頃に夢中になった「よく考えると用途不明なオモチャ」「なぜか手放せなかった謎グッズ」を振り返る日とされています。
ペットロックやゴム製のニワトリ、鳴るだけのガジェットなど、「役に立つかどうかはともかく、見るだけで笑ってしまう」ようなおもちゃが主役。年末のホリデーシーズン直前でもあることから、プレゼント選びの中で見かける“ちょっとヘンな玩具”にも目を向けてみよう、という遊び心のあるコンセプトになっています。
今日は押し入れの奥から昔のおもちゃを引っ張り出してみたり、家族で「子どもの頃に一番意味不明だったおもちゃ」の話をして盛り上がるのも楽しそうです。SNSで「#StupidToyDay」を付けて、手元に残っている“珍玩具”の写真を共有してみるのも、この日らしい過ごし方です。
ボストン茶会事件の日(Boston Tea Party Day)
12月16日は、アメリカ独立革命のきっかけとなった「ボストン茶会事件」の日としても知られています。1773年12月16日、ボストン港でアメリカ植民地の人々が東インド会社の紅茶342箱を海に投げ捨て、イギリスの課税政策に抗議した出来事が「ボストン茶会事件」です。これを記念し、アメリカの一部では「Boston Tea Party Day」として歴史を振り返る日とされています。
事件は「代表なくして課税なし」を掲げる植民地側の不満の爆発であり、その後の「耐え難き諸法(Intolerable Acts)」と呼ばれる制裁法や、第一回大陸会議の開催へとつながっていきました。結果的に、アメリカ独立戦争へ舵を切る大きな転機として位置づけられています。
今日は、アメリカ独立の歴史を紹介する本や動画を一本だけ見てみたり、「なぜ紅茶への課税がここまで大きな反発を招いたのか」を調べてみると、ニュースや国際政治を見るときの視点が少し変わるかもしれません。紅茶を一杯いれながら、当時の人々が感じたであろう理不尽さや怒りに思いを馳せてみるのも、この記念日ならではの楽しみ方です。
電話加入権制度施行の日(歴史的な出来事)
12月16日は、一部の「今日は何の日」系カレンダーで「電話加入権制度施行の日」として紹介されることがあります。公的な記念日や日本記念日協会登録ではありませんが、日本の固定電話普及を支えた「電話加入権」という制度の始まりを、この日に結び付けて解説するケースです。実際には、電話事業そのものの開始(1890年に逓信省が東京・横浜間で電話交換業務を開始)が12月16日とされることから、固定電話インフラの出発点=加入権制度の源流として扱われていると考えられます。
電話加入権は、旧公衆電気通信法などに基づき、加入者が「施設設置負担金」などを支払うことで、固定電話回線を引く権利を得る仕組みでした。明治期には「加入登記料」として15円を徴収したのが始まりとされ、その後「装置料」「設備料」と名称や金額を変えながら、電話網の整備資金をユーザーにも負担してもらう制度として長く運用されました。
戦後は日本電信電話公社(のちのNTT)が全国に電話回線を張り巡らせる際の重要な資金源となり、加入権は「財産」として売買・相続・質権設定の対象にもなりました。ただし光回線やIP電話の普及により、新規に電話加入権が必要なケースは大きく減少し、現在は制度の意義や評価額、相続・処分の仕方などが主な関心事となっています。
今日は、「昔の固定電話にはなぜ高額な“権利”が必要だったのか」という視点で、日本のインフラ整備や戦後復興の歴史を振り返ってみるのも良さそうです。自宅や実家に眠っている電話加入権の控えがあれば、当時の金額を調べて現在の価値と比較してみると、物価感覚の違いや時代背景がよりリアルに感じられます。
まとめ
12月16日は、日本の通信史を振り返る「電話創業の日」や、紙の持つ価値に目を向ける「紙の記念日」、交通安全意識を高める全国運動など、生活基盤に関わる記念日がそろう日です。世界に視野を広げると、南アフリカの「和解の日」、バングラデシュやカザフスタンの独立を記念する祝日、メキシコのクリスマス伝統行事ラス・ポサダスなど、歴史や文化を深く知るきっかけとなる日でもあります。
さらに、チョコレートを自由に楽しむユニークなアメリカの記念日や、子どもの頃のおもちゃを振り返る遊び心ある行事など、軽やかに楽しめるテーマも含まれています。そして、固定電話が高価なインフラだった時代を思い起こさせる「電話加入権制度」など、技術と暮らしの関係を再発見できる歴史的話題も含まれています。
気になった記念日を一つでも生活に取り入れたり、関連する動画や本を見てみることで、今日という日が少し特別に感じられるはずです。