今日は何の日

12月21日はどんな日?世界瞑想デーと世界バスケットボールデーで整える「心」と「つながり」記念日まとめ

12月21日はどんな日?“静けさ”の瞑想と、“熱”のバスケで一年を締めくくる日

12月21日は、国連が定める「世界瞑想デー」と「世界バスケットボールデー」が並ぶ、ちょっと珍しい日です。どちらも共通しているのは、国や言葉が違っても共有できる“体験”を通して、人と人をつなげる点。年末で気持ちが落ち着かなかったり、逆に疲れが溜まりやすい時期だからこそ、心と身体のコンディションを整えるきっかけとしても相性の良い日付です。

また、12月下旬は季節の節目を意識しやすいタイミングでもあります。今日は「深呼吸して1分だけ目を閉じる」「軽く体を動かす」「好きなスポーツの名場面を見返す」など、ハードルの低い行動からで十分。12月21日をきっかけに、忙しい日々の中に“整える時間”を少しだけ取り戻してみると、今日がぐっと特別になります。

世界瞑想デー(World Meditation Day)

国連が制定した国際デーで、毎年12月21日に「瞑想」を通じて心身の健康や、平和と調和の大切さを考える日です。2024年に国連総会で制定されたと紹介されています。
由来は、日付そのものに紐づく国際デーである点。忙しい年末だからこそ、数分でも呼吸に意識を向けるだけで“頭の中の騒がしさ”が落ち着きやすくなります。
過ごし方の提案:5分だけ静かに座る/スマホを置いて深呼吸を10回/寝る前に1分だけ目を閉じる。


世界バスケットボールデー(World Basketball Day)

国連が認める国際デーで、毎年12月21日に祝われます。1891年12月21日に、バスケットボールの最初の試合が行われたことに由来します。
バスケは、年齢や言語が違っても一緒に楽しめるスポーツの代表格。冬の運動不足が気になりやすい時期に、「体を動かすきっかけ」を作りやすい記念日でもあります。
過ごし方の提案:散歩ついでにゴールを見に行く/昔の名勝負を1本だけ観る/家でボールなしの軽いドリブル動作で肩回りをほぐす。


トラリピの日

株式会社マネースクエアが、一般社団法人・日本記念日協会に申請して制定した記念日で、日付は12月21日です。「トラリピ®(トラップリピートイフダン®)」ができた日であることに加えて、「イチ、ニ、ニ、イチ」と数字が折り返して“リピート”する並びになることが由来とされています。
年末のこの時期に、今年の「良かったこと」を振り返り、来年も繰り返したい習慣や出来事を考える日にしたい、という趣旨で紹介されています。
過ごし方の提案:家計の固定費を1つ見直す/来年も続けたい習慣を1行メモする/“繰り返したい良いこと”を3つ書き出す。

回文の日

12月21日は「1221」という数字の並びが前から読んでも後ろから読んでも同じに見えることから、「回文の日」として紹介される日です。回文俳句などを手がける宮崎二健さんが制定したものとして知られています。
回文は「前から読んでも後ろから読んでも同じになる言葉遊び」。短いフレーズでも盛り上がりやすく、年末のちょっとした会話ネタにも向きます。今日は、定番の回文を1つ覚える/自分の名前や住んでいる地名で回文っぽい語感を探す/家族や友人と“即興回文”を1本だけ作ってみる、くらいが手軽です。


クロスワードの日

1913年12月21日、米国の新聞『ニューヨーク・ワールド』の日曜版にクロスワードパズルが掲載されたことにちなみ、12月21日は「クロスワードの日」として知られています。制作した人物として、同紙の編集者アーサー・ウィン(Arthur Wynne)が挙げられることが多いです。
言葉の知識や連想力を使う遊びなので、年末の“頭の整理”にも相性が良いタイプの記念日です。今日は、クロスワードを1問だけ解く/苦手ジャンル(地名・スポーツ・料理など)を1つだけ復習する/新聞やアプリで「5分だけ」挑戦する、くらいが続きやすいです。


納めの大師(毎月21日/12月は一年の締め)

弘法大師(空海)の縁日が毎月21日とされ、その一年最後の縁日が12月21日の「納めの大師(終い大師)」として各地で親しまれています。寺社によっては縁日が立ったり、参拝客でにぎわうこともあります。
過ごし方の提案:近所のお寺の行事案内をチェックする/今年の感謝を1つだけ言葉にしてお参りする/家で“来年も続けたいこと”を一行だけメモして締める。

コミックマーケットが始まった日(第1回コミケ開催日)

コミックマーケット(通称コミケ)は、同人誌などの“個人制作の創作物”を持ち寄って交流するイベントとして、1975年12月21日に第1回が開催されました。ボランティア運営で「創作の自由」と「参加者同士の支え合い」を大切にする理念が、今もコミケの土台になっています。年末の話題づくりなら「コミケの歴史はここから始まった」という雑学として使いやすく、当時の規模感(小さなスタートだったこと)を知ると面白さが増します。 

遠距離恋愛の日

12月21日は「1」「2」「2」「1」の並びを、離れていた1人(1)と1人(1)が近づいて2人(22)になる日に見立て、遠距離恋愛中のカップルにエールを送る日として提唱された記念日です。提唱者として、ラジオアナウンサー大岩堅一さんの話が紹介されています。今日は「次に会う日程を具体化する」「通話やビデオ通話を短時間でも入れる」「会えた時にやりたいことを1つ決める」など、ハードル低めの行動が相性良いです。

漬物の日(毎月21日)

毎月21日は、漬物の魅力を広める目的で「漬物の日」とされています。漬物にまつわる伝承がある萱津神社の「21日」にちなんで“毎月21日”を記念日にしている、という形で紹介されています。今日は「夕食に小鉢で1種類足す」「塩分が気になる人は量を決めて楽しむ」「白菜・きゅうりなどで浅漬けを少量作る」あたりが取り入れやすいです。

冬至(2025年の冬至:12月22日)

冬至は、太陽が一年で最も南寄り(黄経270度)になる節目で、北半球では「昼が最も短く、夜が最も長い」頃にあたります。日本では二十四節気の一つとして季節の区切りに使われ、年によって日付が前後します。

2025年の冬至は、日本標準時で12月22日0時03分(東京)とされ、暦の上でも「12月は22日に冬至」と案内されています。

冬至にまつわる日本の定番としては、柚子湯に入って体を温めたり、かぼちゃ(南瓜)を食べたりする風習がよく知られています。寒さが本格化する時期に、湯で体をゆるめたり、食事で季節の食材を取り入れたりする“冬支度”の行事として、今も家庭で続けやすいのが特徴です。

まとめ

冬至は、昼が一年で最も短くなる節目の日であり、季節がここから少しずつ春へ向かっていく転換点でもあります。暦の上では静かな日ですが、「太陽の力がよみがえる日」として、古くから大切にされてきました。

柚子湯に入る、かぼちゃを食べるといった日本の風習は、寒さが厳しくなる時期に体調を整え、無事に冬を越えるための知恵として受け継がれてきたものです。どれも特別な準備をしなくても取り入れやすく、今の暮らしにも自然になじみます。

冬至は、忙しい年末の中で季節の流れを意識できる貴重な一日です。湯に浸かる、食卓に一品添える、空を見上げる──そんな小さな行動をきっかけに、今日という日を少しだけ丁寧に味わってみるのもおすすめです。

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