
TBS系『水曜日のダウンタウン』は、松本人志MCの“説検証型”バラエティ番組。ドッキリ、実験、しょーもない検証など多彩な企画で人気を博し、放送開始から10年以上経つ今も高い話題性を誇っています。本記事では過去の放送から「名作回」と呼ばれるおすすめの説・人気回を厳選して紹介します。
※この記事はファン記録や番組公式発表等をもとにしたまとめです。完全な網羅リストではなく、視聴者人気や話題性を基準にピックアップしています。
🎥 名作回1:クロちゃんドッキリ系(モンスターハウス ほか)
クロちゃん(安田大サーカス)の“クズっぷり”と“天然さ”を逆手に取ったドッキリ企画は、水曜日のダウンタウン屈指の人気シリーズです。特に『モンスターハウス』は2018年放送当時、SNSを中心に社会現象となりました。
内容はクロちゃんを本気の恋愛リアリティ番組に参加させるというものですが、彼の言動が次々と暴かれるドッキリ仕掛けになっており、恋愛企画のはずが“モンスター観察バラエティ”になっていくのが最大の特徴。隠しカメラで女性陣への裏発言や二股疑惑などが次々に明らかになり、視聴者はドン引きしつつも爆笑という稀有な展開に。
また、「ベッドで寝ているクロちゃんの上に突然家族や芸人が登場する」など、過去の単発ドッキリも人気。クロちゃん本人は“真剣に恋している”“怒っている”つもりでも、その言動がことごとく裏目に出て笑いに変わる天然さが番組スタッフにとっては格好の素材となっています。知っている人は思い出すだけで笑ってしまう、まさに“水ダウ名物”のクロちゃんシリーズです。
水ダウ人気を象徴するのがクロちゃん企画。特に「モンスターハウス」はSNSを中心に社会現象化。ドッキリと恋愛リアリティ風演出を組み合わせた斬新な構成で、“クロちゃん=リアルモンスター”というイメージを定着させた名作シリーズです。
📺 モンスターハウスとは?
『モンスターハウス』は2018年に放送されたクロちゃん企画の中でも特に異例の人気を誇るシリーズ。恋愛リアリティ番組を模した形式で、男女6人がシェアハウスで共同生活を送り、恋愛関係がどう進展するかを見守るスタイル。しかし参加者の1人であるクロちゃんの言動が常識外れだったことから、本来は恋愛番組のはずが“モンスター観察バラエティ”へと変貌。
クロちゃんは表向きは誠実な態度を見せつつ、裏では別の女性にアプローチを仕掛けるなど二股行動を続け、その裏の顔は全て視聴者に隠し撮り映像として公開。視聴者は彼のクズ行動にドン引きしつつも、その人間的面白さに目が離せなくなった。
放送中はTwitterトレンドの常連となり、番組後に“クロちゃん監禁企画”が行われるなど、クロちゃんは名実ともに“モンスター”としてキャラクターが確立。水曜日のダウンタウン史上最も話題になった企画の1つといえる。
🎥 名作回2:「このあと滅茶苦茶○○した」説
🎥 名作回2:「このあと滅茶苦茶○○した」説
この企画は2017年10月11日放送回に登場した実際の説で、正式タイトルは「“このあと滅茶苦茶○○した”って実際に成立するシチュエーションある説」。ネットスラングとして知られる「このあと滅茶苦茶○○した」のフレーズが現実でも成立するのかを実験する斬新な検証企画です。
出演した芸人はバイきんぐの西村瑞樹やサンシャイン池崎など。彼らが「このあと滅茶苦茶怒られた」「このあと滅茶苦茶飲んだ」など、さまざまな状況で実際にフレーズが成立する場面を作り出すことに挑戦しました。
特に話題になったのは、西村がロケ地でトラブルに遭った際、「このあと滅茶苦茶謝った」が自然に成立した場面。演出やナレーションで強引に成立させるのではなく、芸人たちの自然な流れの中でシチュエーションを生み出す点が視聴者にウケました。
しょーもない説ながらも番組らしい実験精神と構成の面白さが評価され、放送後はTwitterでも「リアルに成立するの笑った」といった声が多数上がるなど、SNSでバズった回となっています。
🎥 名作回3:「起きたら○○」シリーズ
「起きたら○○」シリーズは、水曜日のダウンタウン初期から続く人気ドッキリ企画です。2014年5月14日放送の「起きたら浜田軍団だった説」がシリーズの代表例。
内容は単純で、寝ている芸人の周囲を浜田雅功風メイクの軍団で囲み、目覚めた瞬間のリアクションを観察するというもの。代表的なターゲットはクロちゃんや安田大サーカス団長など。芸人たちは寝起き直後の状況把握の遅さや混乱ぶりを見せ、笑いを誘いました。
特に話題になった「起きたら浜田軍団」では、軍団が大声で笑いながら囲む中、ターゲットは状況理解できずに硬直。クロちゃんはパニックになり、「え…え…え…」と連呼する姿が大反響を呼びました。その後も布団ごと場所を移動させられる「起きたら全然違う場所」や、囲む相手を変えた派生ドッキリなどが実施され、番組初期の定番ドッキリ企画となります。
シンプルながらターゲットのリアクションや混乱具合が毎回違うことも人気の理由。ファンの間では「最初期の神回」「今見ても笑える」と称されることが多く、現在でも“水ダウらしいドッキリ”といえばこのシリーズを挙げる人が多い名作シリーズです。
🎥 名作回4:「帰宅部、部活加入が義務の学校だったら全員帰宅部になる説」
2018年9月5日に放送されたこの説は、番組屈指の“発想勝ち”と言える名作回。舞台は部活加入が必須のルールがある学校。そこに架空の部活である“帰宅部”を正式な部活動として設立し、生徒たちに選択させたら果たしてどうなるのかを検証するという内容。
生徒たちは最初戸惑いながらも「帰宅部?」「それでOKなら入りたい!」と次々と入部していく展開に。結果、ほぼ全員が“帰宅部員”となり、学校側の制度そのものが崩壊するというオチを迎えた。
この説は生徒たちの素直なリアクションと、“帰宅部”というパワーワードの妙で、放送直後からSNSでも話題に。視聴者からは「水ダウらしいバカらしさ」「完全に帰宅部最強だった」と称賛の声が相次いだ。シンプルな企画ながら、構成と演出が見事だったため、視聴者にも強く印象に残る説となった。
水曜日のダウンタウンの“くだらないのに説得力がある”系企画の代表作として、多くのファンに名作として認知されている。
今後も放送内容をもとに名作回・人気説を随時追加予定。
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名作回・人気説ランキング・問題回まで、全シリーズをまとめた完全ガイドです。
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