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Starfield 忖度なしレビュー|PS5版は今からでも遊ぶ価値がある?後発移植でも買いなのか本音で評価

目次
  1. StarfieldはPS5版からでも買いなのか?
  2. Starfieldの基本情報
  3. Starfieldの特徴
  4. 特徴まとめ
  5. Starfieldの良かった点
  6. 良かった点まとめ
  7. Starfieldの気になった点
  8. 気になった点まとめ
  9. Starfieldをおすすめできる人
  10. Starfieldをおすすめしにくい人
  11. このパートのまとめ
  12. Starfieldの忖度なしスコア
  13. 総評

StarfieldはPS5版からでも買いなのか?

『Starfield』は、Bethesda Game Studiosが手がける宇宙RPGです。長らくXbox / PCで展開されてきたタイトルでしたが、2026年4月8日にPS5版が配信開始され、ついにPlayStationユーザーもこの広大な宇宙へ踏み出せるようになりました。しかも今回は、ただの後発移植ではありません。PS5版の配信開始と同時に、大型無料アップデートと新ストーリーDLCの展開も始まっており、“今から入る人向けのタイミング”として見るとかなり気になる一本です。

ただ、ここで本当に知りたいのは、「有名作だから買い」みたいな雑な結論ではないはずです。気になるのは、PS5版としてちゃんと遊ぶ価値があるのか、いま触って古さや物足りなさは出ないのか、そして宇宙RPGとして今でも本当に没入できるのか。このあたりだと思います。発売当初から何かと賛否の声が分かれたタイトルだからこそ、PS5に来た今あらためて見るなら、雰囲気や知名度ではなく、“実際どうなのか”を率直に確かめる意味があります。

しかもPS5版は、DualSenseの振動機能やアダプティブトリガー、PS5 Pro Enhanced対応など、機種に合わせた要素もきちんと用意されています。一方で、操作感や演出面が強化されたからといって、ゲームの根本そのものが別物になるわけではありません。だからこそこの記事では、『Starfield』PS5版が“今からでも十分おすすめできる大作RPG”なのか、それとも“人をかなり選ぶ後発移植”なのかを、忖度なしで見ていきます。

Starfieldの基本情報

  • タイトル:Starfield
  • 発売元:ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジア株式会社
  • 開発:Bethesda Game Studios
  • ジャンル:宇宙RPG
  • 対応機種:PlayStation 5
  • 発売日:2026年4月8日(日本時間)
  • プレイ人数:1人
  • レーティング:CERO Z
  • 価格:Standard Edition 6,050円 / Premium Edition 8,470円
  • PS5版の主な対応要素:DualSenseの振動機能・トリガーエフェクト対応、PS5 Pro Enhanced、リモートプレイ対応
  • 課金要素:ゲーム内課金あり

PS5版のエディション構成はかなりわかりやすく、Standard Editionはゲーム本編のみ、Premium Editionは本編に加えてストーリーDLC「Terran Armada」、ストーリー拡張「Shattered Space」、1,000 Creation Credits、Constellation Skin Pack、デジタルアートブック&オリジナルサウンドトラックが付属します。後からアップグレードしたい場合は「Premium Edition Upgrade」も別売りで用意されています。

追加コンテンツもすでに整理されており、PlayStation Storeでは「Shattered Space」が2,420円、「Terran Armada」が1,210円として掲載されています。つまりPS5版『Starfield』は、単体で始めることもできますし、あとから拡張要素を足していくことも可能です。最初から全部入りを買うか、まず本編で様子を見るかを選びやすい構成になっているのは、後発版として見ても入りやすいポイントです。

Bethesdaの公式案内でも、PS5版配信開始と同時に大型無料アップデート「Free Lanes」と新ストーリーDLC「Terran Armada」が展開されると告知されています。つまり今回のPS5版は、単に発売日が遅れてやってきた移植ではなく、現行の拡張環境をある程度そろえた状態でスタートできるのが特徴です。

Starfieldの特徴

『Starfield』の最大の特徴は、“宇宙を舞台にしたベセスダ型RPG”を、とにかく大きなスケールで成立させようとしているところです。PlayStation公式でも、本作は「好きなキャラクターを作り、類を見ない自由度で探索する」タイプの作品として案内されており、一本の物語をなぞるだけではなく、自分の判断で寄り道しながら遊び方そのものを組み立てていくRPGとして設計されています。つまり、決まったレールを走る作品というより、“世界そのものに入っていく感覚”を重視したゲームです。

1. 自由度そのものがゲーム体験の中心にある

本作では、キャラクター作成、装備の選択、宇宙船の扱い、探索ルート、クエストの進め方など、かなり多くの要素を自分で決めながら進めていきます。公式サイトでも、探索・カスタマイズ・戦闘の広がりが繰り返し強調されており、ただストーリーを追うだけではなく、「自分のスタイルで宇宙生活を送る」感覚が重要な作品だとわかります。ここは『Skyrim』や『Fallout』系の作品に惹かれる人ほどハマりやすい部分です。

2. PS5版で見るべきなのは“後発移植”より“現行版の入口”であること

今回のPS5版で大きいのは、最初からかなり整った状態で入れることです。Bethesda公式では「Free Lanes」を“過去最大の無料アップデート”と説明しており、探索、カスタマイズ、戦闘などに改良と変更が加わったと案内しています。要するに、PS5版は初期状態の『Starfield』ではなく、アップデートを経た現行の『Starfield』に最初から触れられる版です。ここは単なる移植とは少し意味が違います。

3. 「Free Lanes」で宇宙の移動と探索感が一段強化されている

今回の特徴として特に重要なのが「Free Lanes」です。Bethesdaの案内では、このアップデートは探索・カスタマイズ・戦闘などに変化を加えるもので、PlayStation Blogでも“最大級の無料アップデート”として紹介されています。細かな改善の積み重ねだけでなく、宇宙を移動し、発見し、遭遇するという本作の核に手が入っているのがポイントです。広い宇宙をどう体験させるかが本作の生命線なので、ここに調整が入っている意味はかなり大きいです。

4. 新ストーリーDLC「Terran Armada」で“遊び続ける理由”も用意されている

『Starfield』は本編だけでも大きな作品ですが、公式では新ストーリーDLC「Terran Armada」が、繰り返し遊べる要素や新たな発見を含む新規コンテンツとして紹介されています。さらにBethesdaトップでも、新たな「侵攻」システム、新技術、新コンパニオン、報酬などが明記されており、ただ物語を少し足しただけではなく、“長く遊ぶ人向けの厚み”を増す方向のDLCであることが見えてきます。もともと腰を据えて遊ぶタイプのRPGだけに、この追加要素はかなり相性が良いです。

5. PS5版は没入感の出し方もきちんと寄せている

PS5版として見るなら、DualSense対応も見逃せません。PlayStation Storeでは振動機能とトリガーエフェクト対応が明記されており、PS5 Pro Enhancedにも対応しています。つまり今回のPS5版は、単に“遊べるようになった”だけではなく、PS5らしい操作感やハード最適化も織り込まれた版です。巨大な宇宙を舞台にした作品だからこそ、こうした手触りの積み重ねは、没入感に意外と効いてきます。

6. 一方で、特徴の強さはそのまま“人を選ぶ理由”にもなる

ここは本作の大事なところです。自由度が高く、世界が広く、やれることが多いというのは魅力ですが、それは同時に“受け身で次々楽しませてくれるゲーム”とは少し違うということでもあります。PlayStation公式が強調しているのも、濃い一本道の演出より、自分でキャラクターを作り、自分で探索し、自分なりの進め方を選ぶ楽しさです。つまり、『Starfield』の特徴はとても明確ですが、その魅力はプレイヤー側の好みとかなり深く結びついています。

特徴まとめ

『Starfield』PS5版の特徴をひとことで言えば、“自由度重視の宇宙RPGを、アップデートとDLC込みの現行環境で遊べること”です。自分の遊び方を作れるRPGとしての芯はそのままに、「Free Lanes」で探索面が強化され、「Terran Armada」で継続的に遊ぶ理由も増え、さらにPS5向けの操作体験も整えられています。だからこの作品は、ただ有名だから触る一本ではなく、“自分から世界に入っていくRPGが好きな人にとって、今かなり条件の良い版が来た”と見るのが自然です。

Starfieldの良かった点

PS5版『Starfield』の良さは、単に大作RPGがPlayStationでも遊べるようになったことだけではありません。今回のPS5版は、BethesdaとPlayStationの公式案内どおり、PS5向け展開と同時に「最大級の無料アップデート」と新ストーリーDLCが動き出しており、後発版としてかなり良い条件がそろっています。つまり、“遅れて来た移植”というより、“整ってから来た版”として見やすいのが大きな強みです。

1. 後発移植なのに、むしろ入りやすい状態で始められる

後発移植は、ただ遅れて出るだけだと弱く見えがちです。ですが『Starfield』PS5版は少し事情が違います。PlayStation Blogでは、PS5版の到来と同時に「Free Lanes」と新ストーリーDLC「Terran Armada」が全プラットフォーム向けに開始すると案内されており、この版そのものが“より大きく、より深く、遊び方が増えた状態”だと説明されています。後発版であることが、そのまま不利にはなっていません。むしろ今から始める人にとっては、かなり好条件です。

2. 宇宙RPGとしてのスケール感はやはり強い

『Starfield』の魅力は、やはり宇宙を舞台にした大規模RPGとしてのスケールです。PlayStation公式ストアでも「星々の中を舞台にした次世代RPG」と位置づけられており、キャラクター作成から探索まで高い自由度で進められる点が前面に出されています。今の時代はテンポ重視の作品も多いですが、その中で“広大な世界に長く浸る”方向のRPGとしての存在感はやはり強いです。一本の密度で勝負するというより、世界そのものの大きさで惹きつけるタイプの魅力があります。

3. PS5向けの最適化がわかりやすい

PS5版として素直に評価しやすいのは、ハード向けの対応がかなりはっきりしている点です。PlayStation Storeには、振動機能/トリガーエフェクト対応、PS5 Pro Enhanced、リモートプレイ対応が明記されています。つまり、単なる移植で終わらず、PS5というプラットフォームで遊ぶ意味をきちんと用意してきたわけです。大作RPGほど、こうしたハードとの噛み合いが没入感に影響するので、この部分がはっきりしているのは安心感につながります。

4. 大型無料アップデート込みで始められるのはかなり大きい

公式発表では「Free Lanes」は“Starfield史上最大の無料アップデート”とされており、探索・カスタマイズ・戦闘に広く手が入ることが告知されています。しかもこれは既存プレイヤーだけでなく、PS5版から始める人も最初から前提にできる内容です。大作RPGは、初期版よりアップデート後のほうが印象が良くなることが少なくありません。そう考えると、PS5版ユーザーは“最初から改善済みの土台に乗れる”わけで、これはかなり強い利点です。

5. DLC込みで長く遊ぶ人に向いた設計になっている

本作は、数時間で終わるタイプのゲームではなく、長く腰を据えて遊ぶほど価値が出やすい作品です。新DLC「Terran Armada」はBethesda公式で新ストーリーDLCとして案内されており、PlayStation Storeでも本編に加えて「Shattered Space」やCreation Creditsなどを含むPremium Editionが用意されています。要するに、『Starfield』は最初の入口だけで終わらず、あとからじわじわ遊びを足していくタイプの設計と相性が良いです。世界に浸るのが好きな人ほど、この構成はありがたいはずです。

6. 価格は“大作RPGとしてはまだ現実的”に見える

PlayStation StoreではStandard Editionが6,050円、Premium Editionが8,470円です。近年の大型タイトルとして見ると、Standard Editionの入口はそこまで極端に高くありません。しかも1人用RPGとして長く遊ぶ前提なら、価格に対する体感ボリュームは出しやすい部類です。全部入りをいきなり買うべきかは別として、少なくとも“試しに入りづらい価格”ではないのは好印象です。

良かった点まとめ

『Starfield』PS5版の良さは、後発であることを弱みにせず、むしろ強みに変えているところです。最大級の無料アップデート込みで始められ、PS5向けの機能対応も明記され、価格の入口も極端には重すぎません。さらにDLCや拡張要素まで見据えると、長く遊ぶRPGとしての厚みも十分あります。だからこそ本作は、“今さら出た移植”ではなく、“今から始めるにはかなり条件が良い版”として評価しやすい一本です。

Starfieldの気になった点

PS5版『Starfield』は、後発版としてかなり条件の良いスタートを切っています。無料大型アップデート「Free Lanes」、新ストーリーDLC「Terran Armada」、PS5向け機能対応など、入り口としての見栄えはかなり良いです。ですが、そこが整っていることと、「誰にでも無条件でおすすめできる作品か」は別の話です。今回のPS5版は、あくまで“Starfieldをより入りやすくした版”であって、ゲームの根本設計そのものを別物に作り変えたわけではありません。

1. PS5版になっても、“合う人には合う”構造はそのまま

『Starfield』のいちばん大きな弱点は、ここかもしれません。自由度が高く、世界が広く、遊びの幅もある一方で、それらの魅力はプレイヤー側にかなり委ねられています。PlayStation公式でも、本作は「自分でキャラクターを作り、自由度高く探索するRPG」として打ち出されており、受け身でどんどん気持ちよく進ませてくれるタイプとは少し違います。つまり、好きな人は深くハマるけれど、そうでない人には広さや自由さがそのまま“掴みづらさ”になる可能性があります。

2. 大型アップデートは魅力だが、“劇的に別ゲームになった”とまでは言いにくい

Bethesdaは「Free Lanes」を“最大級の無料アップデート”として案内しており、PlayStation Blogでも、より大きく、より深く、遊び方が増えた状態だと説明しています。ここは事実としてかなり前向きです。ですが、だからといって『Starfield』の手触りそのものが完全に別物へ生まれ変わったわけではありません。改善と拡張は大きいものの、あくまでベースは『Starfield』です。最初からこの方向性が好きだった人には追い風ですが、根本的にこの作風が合わない人まで全員ひっくり返すほどの変化とまでは言い切りにくいです。

3. “今から始めやすい”ことと、“今すぐ飛びつくべき”ことは違う

PS5版のタイミングはたしかに良いです。発売と同時に大型アップデートとDLCが入り、価格もStandard Editionなら6,050円で、PS5 Pro EnhancedやDualSense対応も明記されています。後発移植としての条件は、かなり悪くありません。ですが、その条件の良さと、「この週に絶対やるべき一本か」は少し別です。『Starfield』は瞬間的な刺激よりも、長く浸っていくことで価値が出るタイプのRPGなので、短時間で明快な満足感を得たい人には向かない可能性があります。

4. Premium Editionは魅力的だが、最初から全部入りが正解とも限らない

PlayStation Storeでは、Standard Editionが6,050円、Premium Editionが8,470円です。Premium Editionには「Terran Armada」「Shattered Space」「1,000 Creation Credits」「デジタルアートブック&サウンドトラック」などが入っており、内容だけ見るとかなり豪華です。とはいえ、本作自体がかなり好みの分かれるタイプだからこそ、最初から全部盛りで入るのが万人向けとは言いにくいです。むしろ初めて触るなら、Standard Editionで相性を見てから広げたほうが、レビューとしても読者に勧めやすいラインです。

5. CERO Zという時点で、気軽に勧めやすい作品ではない

PS Storeでは本作はCERO Z表記です。大人向けの重めなRPGとして見るぶんには自然ですが、誰にでも広く勧めやすい一本ではありません。もともと本作は、世界観の厚みや没入感、長時間の探索を楽しむタイプの作品です。そこにCERO Zの重さも加わるので、明るく軽い雰囲気のゲームを求める人とはかなり相性が分かれます。ここは、作品の価値を下げる要素ではないものの、レビューではしっかり伝えておきたいポイントです。

6. PS5版の強みは明確でも、“無条件の決定版”とまでは言い切れない

BethesdaはPS5版向けに、トロフィー、SSD最適化、DualSenseフルサポートなどを挙げています。さらにPS5 Pro向け機能も明記されており、PS5版としての完成度に配慮しているのは確かです。ですが、これは“PS5に合わせてきちんと寄せた版”であって、“他機種版の印象をすべて過去にする決定版”と断定するには少し慎重さが必要です。評価すべきところは多い一方で、過剰に持ち上げすぎるとレビューとしての説得力が落ちます。

気になった点まとめ

『Starfield』PS5版の気になる点は、移植の出来そのものというより、“作品の性質がかなりはっきりしている”ところにあります。PS5版になったことで入りやすさは増し、アップデートや拡張要素も充実しました。ですが、それでも本作は、受け身で気持ちよく進むタイプのRPGではなく、自分から世界に入っていける人ほど楽しめる作品です。だからこそ、PS5版の仕上がりを評価しつつも、誰にでも簡単にすすめられる万能型の大作として語るのは少し違う。ここは忖度なしではっきり書いておきたい部分です。

Starfieldをおすすめできる人

1. 自由度の高いRPGを“自分から遊びにいける人”

『Starfield』をおすすめしやすいのは、まずここです。PlayStation公式でも、本作はキャラクターを作り、自分なりのやり方で探索していく“自由度重視のRPG”として案内されています。つまり、一本道で盛り上げてもらうよりも、自分で寄り道しながら面白さを見つけるタイプの人に向いています。クエストを順番にこなすだけでなく、装備、探索、ロールプレイ、寄り道そのものを楽しめる人ほど相性がいいです。

2. SkyrimやFallout系の“ベセスダらしさ”が好きな人

『Starfield』は、世界に入り込んで、自分のペースで遊び方を作っていくタイプのRPGです。この感覚は、ベセスダ作品が好きな人ほど理解しやすいはずです。Bethesda公式やPlayStation側の紹介でも、探索、カスタマイズ、戦闘、発見の積み重ねが本作の核として扱われています。だから、イベント密度だけでなく、“世界に住みつく感覚”を楽しめる人にはかなり向いています。

3. 以前から気になっていたが、PS5しか持っていなかった人

今回のPS5版は、この層にかなりおすすめしやすいです。BethesdaはPS5版の配信開始に合わせて、大型無料アップデート「Free Lanes」と新ストーリーDLC「Terran Armada」の展開を案内しており、PS5版は“ただ遅れて出た版”ではなく、現行環境で入りやすい版として出ています。もともと気になっていたのに機種の都合で触れなかった人にとっては、かなり自然な参入タイミングです。

4. 長く遊べる1人用RPGを探している人

PlayStation Storeでも、本作は1人用の大規模RPGとして販売されており、Standard EditionだけでなくPremium Editionや各種追加コンテンツも用意されています。つまり、『Starfield』は短期間でクリアして終わる作品というより、“長く付き合うことで価値が出やすい作品”です。ひとつの世界に腰を据えて浸りたい人、すぐに終わらない大型RPGを探している人にはかなり相性がいいです。

5. PS5の没入感を活かせる作品を探している人

PS5版は、PlayStation Storeで振動機能・トリガーエフェクト対応、PS5 Pro Enhanced対応が明記されています。単なる機種追加ではなく、PS5で遊ぶ意味がきちんと用意されているので、ハードの機能込みで没入感を味わいたい人には向いています。宇宙RPGという題材とも相性がよく、コントローラーの手触りや反応を重視する人には、後発版としての価値が出やすいです。

Starfieldをおすすめしにくい人

1. テンポの良い展開を次々に浴びたい人

『Starfield』は、常に派手なイベントが連続して押し寄せるタイプの作品ではありません。自由度の高さが魅力である反面、自分で歩き、自分で選び、自分で世界に入り込む時間も多いです。だから、序盤からずっと強い演出や勢いで引っ張ってほしい人には、少し合いにくい可能性があります。テンポ重視で選ぶと、期待とのズレが出るかもしれません。

2. “何をすれば面白いか”をゲーム側に全部用意してほしい人

本作は、ある程度プレイヤーの主体性を前提にしています。PlayStation公式の紹介でも“類を見ない自由度”が前面に出されている以上、ゲーム側が常に最適な遊び方を案内してくれるタイプではありません。言い換えると、自分で寄り道したり、調べたり、試したりするのが面倒な人には少し不向きです。受け身でも楽しい作品を求める人は、慎重に見たほうがいいです。

3. “後発移植なら完全版のように劇的進化していてほしい”人

PS5版は条件の良い版ですが、Bethesdaの案内を見ても、あくまで大型アップデートとDLCによって強化された『Starfield』であって、完全に別ゲームへ刷新されたわけではありません。つまり、後発移植に対して“元の賛否を全部ひっくり返す決定版”のような期待を持つと、少しズレる可能性があります。改善は大きいですが、土台はあくまで『Starfield』です。

4. 軽めで明るい雰囲気のゲームを求める人

PlayStation Storeでは本作はCERO Zです。表現面も含めて、気軽なライト作品という立ち位置ではありません。長く腰を据えて遊ぶ大人向けのRPGとしての重さがあるので、サクッと遊べる一本や、気分転換向きの軽い作品を探している人とは方向性が違います。ここは合う合わないがはっきり出る部分です。

5. まずは短時間で“ハズレか当たりか”を即判断したい人

『Starfield』は、触ってすぐ全部わかるタイプの作品ではありません。むしろ、少しずつ世界に馴染んでいくことで評価が固まっていくタイプです。だから、最初の数十分〜数時間で強烈な快感や完成度の答えをほしい人には、少しもどかしさがあるかもしれません。じっくり付き合える人向けのゲームです。

このパートのまとめ

『Starfield』PS5版は、自由度の高いRPGが好きで、自分から世界に入っていける人にはかなりおすすめしやすい一本です。逆に、テンポ重視、受け身重視、即効性重視の人には少し合わない可能性があります。つまりこの作品は、出来の良し悪しだけで語るより、“誰に向いているか”をはっきりさせたほうが、ずっと正確に評価しやすいタイプのゲームです。

Starfieldの忖度なしスコア

『Starfield』PS5版を評価するうえで大事なのは、「元からある作品をそのままPS5に持ってきただけか」「今の時点で遊ぶ価値のある版として整っているか」の2点です。今回のPS5版は、2026年4月7日にPS5で配信開始され、同時に大型無料アップデート「Free Lanes」と新ストーリーDLC「Terran Armada」も全プラットフォーム向けに展開されました。PlayStation StoreでもPS5版として正式に販売されており、DualSenseの振動機能・トリガーエフェクト対応、PS5 Pro Enhanced対応なども明記されています。つまり、単なる機種追加というより、“現行版の整った入口”として見るのが自然です。

その前提で見ると、PS5版『Starfield』の評価はかなり難しいタイプです。というのも、後発移植としての条件はかなり良い一方で、作品の根本にある「自由度重視」「自分から世界に入っていく設計」そのものは大きく変わっていないからです。だから、PS5向け展開としてはかなり好印象でも、全員に無条件で刺さる万能型RPGとまでは言いにくい。ここを両方きちんと拾うのが、この作品の評価では重要だと思います。

まず高く評価したいのは、PS5版としての入りやすさです。発売時点で本編だけでなく、無料大型アップデートと新DLCの流れがそろっており、価格もPlayStation StoreではStandard Editionが6,050円、Premium Editionが8,470円に設定されています。近年の大型RPGとして見ると、極端に重い価格ではなく、Standard Editionから入りやすいのは素直に好印象です。さらにPremium Edition Upgradeも別途用意されているため、いきなり全部盛りを買わずに様子を見る選択もしやすい構成です。

一方で、評価を少し抑えたくなる理由もはっきりあります。PS5版は確かに強化されていますが、BethesdaやPlayStation Blogの案内を見ても、それはあくまで“より大きく、より深く、より遊び方が増えたStarfield”であって、まったく別のゲームに生まれ変わったという話ではありません。後発移植としてかなり丁寧でも、元の『Starfield』の味や相性の分かれ方まで消えるわけではない。この点を見落として高得点を出しすぎると、レビューとして少し不自然になります。

なので、忖度なしで整理すると、『Starfield』PS5版は「PS5向け後発版としてはかなり良い」「ただし、万人向けの決定版とまでは言い切れない」という評価がいちばんしっくりきます。宇宙RPGとしてのスケール感、アップデート込みの入りやすさ、PS5機能対応はしっかり評価できる一方で、テンポや導線の濃さを求める人には向きにくい。その意味で、出来の悪い移植ではまったくないけれど、好みを無視して高く持ち上げるのも違う。かなり“正直に8点台前半〜中盤に置きたくなる作品”です。

評価項目スコア
PS5版としての完成度8.7 / 10
宇宙RPGとしてのスケール感8.8 / 10
Free Lanesを含む現行版の充実度8.6 / 10
PS5機能対応の価値8.5 / 10
初心者へのすすめやすさ7.6 / 10
価格に対する納得感8.4 / 10
総合評価8.4 / 10
Starfield

広大な宇宙を自由に探索できるSFオープンワールドRPG。惑星探索や宇宙船カスタマイズ、分岐するストーリーなど自由度の高い冒険が楽しめる注目作。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

総評

『Starfield』PS5版は、いわゆる“今さら出た移植”で片づけるにはもったいない一本です。PS5への展開に合わせて大型無料アップデートと新DLCが動き、DualSenseやPS5 Pro対応まで含めて、後発版としてかなり丁寧に整えられています。前から気になっていたのにPlayStationしか持っていなかった人にとっては、かなり入りやすいタイミングです。

その一方で、誰にでも無条件ですすめられる万能型RPGかというと、そこは違います。本作は、世界の広さや自由度を自分から楽しみにいける人ほどハマるタイプで、テンポの良さやわかりやすい爽快感を最優先する人には少し合わないかもしれません。つまり、出来が悪いから人を選ぶのではなく、作品の芯がかなりはっきりしているから人を選ぶ。そこがこのゲームの面白さであり、同時に難しさでもあります。

忖度なしで締めるなら、結論はこうです。
PS5版『Starfield』は、気になっていた人が今から始めるには十分アリです。
ただし、“宇宙版ベセスダRPG”という根本の味が合うかどうかは、やはり購入前に意識しておきたいです。
ハマる人にはかなり長く付き合える一本。けれど、全員に刺さるタイプではない。
このバランスで見るのが、いちばん正直な評価だと思います。

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