新作ゲームレビュー

バニーガーデン2は面白い?忖度なしレビュー|前作から何が変わったのか、買う価値はある?

バニーガーデン2は“前作ファン向けの続編”として本当に買いなのか?

2026年4月16日にqureateから発売された『バニーガーデン2』。

本作は、紳士たちの憩いの場「バニーガーデン」に通い、個性豊かなキャストたちと交流を深めていく恋愛アドベンチャーゲームです。対応機種はNintendo Switch/PC(Steam)で、価格は3,480円(税込)。前作で登場した花奈、凜、美羽香に加え、新キャストとして英梨紗、黒音、瑠那が登場し、キャラクター面でもかなりボリュームアップしています。

前作『バニーガーデン』は、かなり尖ったコンセプトながら、キャラクターとの距離感や会話、独特のノリで話題になった作品でした。続編となる本作は、その方向性をさらに強めた内容になっており、良くも悪くも「この作品に何を求めるか」で評価が大きく変わるタイプです。

この記事では、『バニーガーデン2』が前作からどう変わったのか、恋愛ADVとして本当に面白いのか、価格に見合う内容なのかを、忖度なしでわかりやすくまとめていきます。

バニーガーデン2の基本情報

  • タイトル:バニーガーデン2
  • 発売元:qureate
  • ジャンル:続・心が清らかなお紳士様向けの恋愛ADV
  • 対応機種:Nintendo Switch/PC(Steam)
  • 発売日:2026年4月16日
  • 価格:3,480円(税込)
  • プレイ人数:1人
  • 対応言語:日本語/英語/繁体字/簡体字
  • 対応音声:日本語
  • CERO:D(17歳以上対象)

『バニーガーデン2』は、qureateが手がける恋愛アドベンチャーゲームです。対応機種はNintendo SwitchとPC(Steam)で、価格は3,480円(税込)。CERO Dのため、17歳以上対象の作品です。

本作は、前作『バニーガーデン』の続編にあたる完全新作です。プレイヤーは「バニーガーデン」に通い、キャストたちと会話やイベントを重ねながら関係を深めていきます。

前作で登場した花奈、凜、美羽香に加え、本作では英梨紗、黒音、瑠那が加わり、キャスト面は大きく拡張されています。公式情報でも、新キャストの追加やコスプレイベント、店外デートなどの新要素が紹介されています。

大作RPGのように広大な世界を冒険するゲームではなく、キャラクターとの交流や会話、イベントを楽しむタイプの作品です。前作の雰囲気が好きだった人に向けた続編であり、まずは「このノリが合うかどうか」が購入判断の大きなポイントになります。

バニーガーデン2はどんなゲーム?

『バニーガーデン2』は、バニーガーデンに通いながら、キャストたちとの会話やイベントを重ねて親密度を深めていく恋愛アドベンチャーゲームです。

基本的には、店に通うための軍資金を用意し、週末にバニーガーデンへ行き、キャストと交流していく流れになります。公式サイトでも、平日は仕事やギャンブルなどで資金を稼ぎ、週末に店へ通う生活サイクルが紹介されています。

本作のポイントは、単に会話を読むだけではなく、“通うために稼ぐ”という生活感がゲーム性に組み込まれているところです。資金の使い方や通うタイミングを考える必要があり、恋愛ADVでありながら、少しシミュレーション寄りの遊び方も入っています。

また、前作からの要素に加えて、今作ではコスプレイベントや店外デートといった新要素も追加されています。店外デートでは、アフターや同伴、競馬場、お泊まり旅行など、店内とは違うシチュエーションでキャストとの距離を縮められる内容になっています。

さらに、手押し相撲、Tゲーム、チェキ撮影といった遊びもパワーアップし、ASMRや新たなミニゲーム要素も用意されています。

ざっくり言えば、『バニーガーデン2』はキャラクターとの交流、資金管理、イベント回収を楽しむタイプの恋愛ADVです。

ストーリーを一直線に読むノベルゲームというより、「今日は誰に会うか」「どこまでお金を使うか」「どのイベントを見に行くか」を楽しむ作品です。前作の雰囲気が好きだった人にはかなりわかりやすい続編ですが、ノリや世界観が合うかどうかで評価が大きく変わるゲームだと思います。

バニーガーデン2の良かった点

新キャスト追加で会いに行く楽しみが増えた

『バニーガーデン2』の大きな魅力は、キャストが増えたことで、前作よりも会話やイベントの幅が広がっているところです。

前作の花奈、凜、美羽香に加えて、本作では英梨紗、黒音、瑠那が登場します。キャストが増えることで、単純に攻略対象が増えるだけでなく、「今回は誰に会いに行くか」という迷いも生まれます。

恋愛ADVとして見ると、キャラクターの好みで遊び方が変わるのはかなり大事です。前作でお気に入りがいた人はもちろん、新キャスト目当てで入る人にもわかりやすい続編になっています。公式でも新キャストや店外デートなどの追加要素が案内されています。

店外デートでイベントの幅が広がった

前作からの大きな進化点として、店外デートの存在があります。

店内で会話を楽しむだけでなく、アフターや同伴、競馬場、お泊まり旅行など、店の外でキャストと過ごすイベントが用意されています。これによって、キャストとの関係性をよりイベントとして楽しみやすくなりました。

特に良いのは、同じキャストでも店内とは違う表情を見られるところです。恋愛ADVとしては、会話の場所やシチュエーションが変わるだけで印象がかなり変わります。前作を遊んだ人ほど、「今回は外でも会える」という変化は大きく感じると思います。

コスプレイベントがわかりやすく楽しい

本作では、いつもの衣装とは違う姿でキャストが迎えてくれるコスプレイベントも用意されています。

公式サイトでは、「ぶかぶかYシャツ」や「ベビードール」など、特別な衣装でキャストと会えるイベントとして紹介されています。

この要素はかなりわかりやすいです。難しいシステムではなく、特定の日に店へ行くといつもと違う雰囲気を楽しめる。キャラクターの新しい魅力をイベントとして見せる仕組みになっているので、前作ファンにも刺さりやすいと思います。

ミニゲームやお遊び要素が強化されている

『バニーガーデン2』は、ただ会話を読むだけではなく、ミニゲームやお遊び要素も用意されています。

手押し相撲、Tゲーム、チェキ撮影などの要素があり、さらに今作ではASMRやカラオケPVなど、キャストとの交流を広げる方向の新要素も確認できます。公式サイトでもASMRやコスプレイベントなどが紹介されており、qureate公式サイトのニュース欄ではカラオケPV公開も告知されています。

良くも悪くも、この作品は真面目な恋愛ADVというより、キャストとの時間をいろいろな形で楽しむゲームです。その意味では、前作よりも“遊べる要素”は増えている印象です。

前作のノリをそのまま強化した続編になっている

『バニーガーデン2』は、方向性を大きく変えた続編ではありません。

前作の「バニーガーデンに通い、キャストと交流し、資金をやりくりしながら関係を深める」という基本路線を保ちながら、キャスト・イベント・お遊び要素を増やした作品です。

ここはかなり重要です。前作の雰囲気が好きだった人にとっては、求めていたものがそのまま増えた続編として受け取りやすいと思います。逆に言えば、前作のノリが合わなかった人に向けて別物になったわけではありません。前作ファン向けの続編としては、かなり素直な進化だと思います。

バニーガーデン2の気になった点

前作のノリが合わない人には今回も厳しい

『バニーガーデン2』は、前作から大きく方向性を変えた続編ではありません。

キャストとの会話、店に通う生活サイクル、少し攻めたイベント、独特のノリを楽しむ作品なので、前作の時点で「これは自分向きではない」と感じた人には、今作も合いにくいと思います。

前作ファン向けに正統進化した続編であり、苦手だった人を振り向かせるタイプの変化ではない、という点は購入前に見ておきたいところです。

恋愛ADVとしてはかなり人を選ぶ

本作は恋愛アドベンチャーではありますが、王道の純愛ノベルや感動系シナリオを求める作品ではありません。

バニーガーデンという舞台設定、キャストとの距離感、イベントの見せ方など、かなりコンセプトがはっきりしています。そのため、キャラクターとの交流を楽しめる人には刺さる一方で、落ち着いた恋愛物語をじっくり読みたい人には軽く感じる可能性があります。

シナリオ重視というより、キャストとのやり取りやイベント回収を楽しむゲームとして見た方がズレは少ないです。

資金管理が面倒に感じる人もいそう

『バニーガーデン2』では、店に通うための資金を用意する必要があります。

この仕組みは、作品の生活感やゲーム性につながっている一方で、人によっては「早くキャストに会いたいのに、まずお金を稼がないといけない」と感じるかもしれません。

資金をやりくりしながら通う遊びを面白いと思えるかどうかで、評価は変わりそうです。キャラクターイベントだけをテンポよく見たい人には、少し回り道に感じる場面もあると思います。

作品の方向性を家族の前では遊びにくい

これは内容そのものの欠点というより、プレイ環境の話です。

『バニーガーデン2』はCERO Dの17歳以上対象作品で、見た目や演出もかなり明確に大人向けです。Nintendo Switch版で遊べるとはいえ、テレビ出力で家族の前に出して遊ぶタイプの作品ではありません。

携帯モードやPCでこっそり遊ぶ方が向いているゲームだと思います。Switchで気軽に起動できる一方、画面を見られる環境では少し気を使うタイトルです。

新規プレイヤーは前作との距離感が気になるかも

『バニーガーデン2』は続編なので、前作を遊んでいない人は「2から始めて大丈夫なのか?」と気になると思います。

新キャストも登場するため今作から入る余地はありますが、前作キャストも続投している以上、前作を知っている方がキャラクターへの愛着は持ちやすいです。

完全新規でも遊べるが、前作ファンの方がより楽しみやすい続編。このくらいの距離感で考えるのがちょうど良さそうです。

バニーガーデン2はどんな人におすすめ?

前作『バニーガーデン』が好きだった人

『バニーガーデン2』は、前作の方向性を大きく変えた続編ではなく、キャストやイベント、遊びの幅を増やした正統進化型の作品です。

そのため、前作の空気感やキャストとの交流が好きだった人なら、かなり入りやすいと思います。特に、花奈、凜、美羽香に思い入れがある人にとっては、続編で再び会えること自体が大きな魅力です。

前作で「もっとこの世界に浸りたい」と感じた人向けの続編と考えると、かなりわかりやすいです。

キャラクターとの会話やイベント回収が好きな人

本作は、壮大なストーリーを追うというより、キャストとの時間を楽しむ恋愛ADVです。

誰に会いに行くか、どのイベントを見るか、どのタイミングで距離を縮めるか。そうしたキャラクター中心の遊び方が好きな人には向いています。

特に、お気に入りのキャラを見つけて、その子とのイベントを集めていく遊びが好きな人にはかなり相性が良いです。

少しネタ感のある恋愛ADVを楽しめる人

『バニーガーデン2』は、真面目一辺倒の恋愛ゲームではありません。

作品全体に独特のノリがあり、良い意味で肩の力を抜いて楽しむタイプです。設定やイベントもかなりわかりやすく尖っているので、そこを「そういうゲーム」として楽しめる人には刺さります。

シリアスな恋愛物語より、キャラクターとのやり取りやお遊び要素を楽しみたい人向けです。

SwitchやSteamで気軽に遊べるADVを探している人

対応機種はNintendo SwitchとPC(Steam)なので、遊ぶ環境を選びやすいのもポイントです。

Switchなら携帯モードで遊びやすく、SteamならPCでじっくり進めやすいです。長時間集中して遊ぶ大作というより、少しずつイベントを回収していくタイプなので、空いた時間に進めやすい作品だと思います。

短時間でもキャラクターイベントを楽しめるゲームを探している人には、候補に入れやすい一本です。

価格を抑えて個性的な恋愛ADVを遊びたい人

本作の価格は3,480円(税込)です。

フルプライスの大作ではないぶん、比較的手を出しやすい価格帯です。内容の方向性がかなりはっきりしているため、合う人にとっては満足しやすい一方、合わない人には刺さりにくい作品でもあります。

だからこそ、コンセプトを理解したうえで買うなら、価格に対する納得感は出やすいと思います。

忖度なしスコア

『バニーガーデン2』は、前作のコンセプトをそのまま広げた“ファン向け続編”として見ると、かなりわかりやすい作品です。新キャスト追加、店外デート、コスプレイベント、ミニゲーム強化など、前作を楽しめた人に向けた追加要素はしっかり用意されています。一方で、恋愛ADVとして万人向けかと言われると、かなり人を選びます。

作品のノリ、舞台設定、演出の方向性がはっきりしているため、合う人には強く刺さりますが、合わない人には最初から厳しいタイプです。価格は3,480円(税込)なので、フルプライス作品ほど重くはありません。忖度なしで見るなら、“前作ファンならかなり有力、新規はノリを確認してから”という評価です。

評価項目スコア
前作からの進化8.4 / 10
キャラクターの魅力8.6 / 10
イベント・交流要素の充実度8.3 / 10
恋愛ADVとしての遊びやすさ7.7 / 10
万人向け度6.8 / 10
価格に対する納得感8.0 / 10
総合評価7.9 / 10
バニーガーデン&へべれけ ばにーがーでん 公式ビジュアルファンブック

『バニーガーデン2』が気になった方にはこちらもおすすめ。キャラクターイラストや設定資料、イベントスチルまで楽しめる公式ビジュアルファンブックです。ゲームの余韻をもっと味わいたい人にぴったりの一冊。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

総評:バニーガーデン2は“前作ファンならかなり満足しやすい続編”

『バニーガーデン2』は、前作の魅力をしっかり理解したうえで、その延長線上を丁寧に広げた続編です。

新キャストの追加、店外デート、コスプレイベント、ミニゲームの強化など、前作を楽しめた人にとって「欲しかったもの」がかなり素直に増えています。方向性を大きく変えて別物にするのではなく、あくまで“もっとバニーガーデンを楽しみたい人”に向けた作りなのが印象的です。

一方で、万人向けの恋愛ADVではありません。作品全体のノリや舞台設定、イベントの見せ方はかなりはっきりしているため、合う人には強く刺さる反面、合わない人には最初から厳しいタイプです。前作が合わなかった人を逆転させるような作品ではない、という点は正直に見ておきたいところです。

また、シナリオ重視の大作ノベルを期待すると少し方向性は違います。『バニーガーデン2』は、物語を読むというより、キャストとの距離感や会話、イベント回収そのものを楽しむゲームです。

忖度なしでまとめるなら、前作ファンならかなり買い、新規プレイヤーは作品の空気感が自分に合うかを確認してから選ぶべき一本です。

刺さる人にはしっかり刺さる。
だからこそ、“自分がそのタイプかどうか”が最重要になる続編だと思います。

-新作ゲームレビュー
-,