
ノーマルモード45層突破までの道のり

前回の壁となった40層を越え、次なる大目標として挑んだのが 第45層。ここに立ちはだかったのは、キマイラのような見た目のまさに悪夢のような強敵でした。
挑戦してみてすぐにわかったのは、「ここから先は完全に別次元だ」ということ。40層までは関羽を軸にして力押しで突破できる場面もありましたが、45層はそんな甘い相手ではありません。戦闘が始まると同時に、まるでこちらの要を見抜いているかのように、真っ先に関羽へ集中攻撃。あっという間にHPを半分以上持っていかれ、こちらの陣形は序盤からガタガタに。
それでも撤退しては再挑戦を繰り返し、装備やレベルを少しずつ整えては挑み直しました。特に関羽が序盤で落ちないよう、タンク役2人をしっかり育成し、ヒーラー2人の回復を無駄なく回すことに注力。何十回目かの挑戦では、回復のタイミングがピタリと噛み合い、全員が「ギリギリ持ちこたえている」状況に持ち込めました。

そして戦いは終盤へ。
ボスの猛攻が続く中、こちらのSPも枯渇寸前。関羽と劉備の体力ゲージが真っ赤に染まり、「もうダメか…」と思ったその時、ヒーラーのスキルが間一髪で発動!全員のHPが立て直され、残りわずかな時間でアタッカーが渾身の一撃を叩き込みました。

画面に「CLEAR!」の文字が出た瞬間の達成感!
45層突破の喜びは、単にステージをクリアした以上に、「仲間全員で勝ち取った勝利」という感覚が強く残りました。タンクが敵の攻撃を受け止め、ヒーラーが絶妙なタイミングで回復し、アタッカーが最後に決める。全員がしっかり役割を果たしたからこそ手にできた勝利でした。
ここでようやく、「アタッカー1/タンク2/ヒーラー2」という編成が今の環境でベストに近いという実感を得ることができました。
苦戦と達成感が共存する難易度
今回の挑戦で強く思ったのは、「全員が役割をしっかり果たさないと勝てない難易度」だということ。アタッカーが火力を出すのはもちろんですが、タンクが敵の攻撃を引き受け、ヒーラーが絶妙なタイミングで回復してくれないと一瞬で瓦解します。
正直、これまでは「編成の理想形って何だろう?」と試行錯誤する段階でした。しかし45層を突破した今では、アタッカー1/タンク2/ヒーラー2という形が現状ベストだと確信しています。安定感が段違いで、最後まで戦い抜ける可能性がぐっと高まりました。
実際クリアした時にはタンクが1人落とされていましたが、この編成じゃない時はほぼ関羽が落とされていたので一気に窮地という感じ。
衝撃の展開 ― ハードモード解禁

そしてクリア後、予想外の展開が待っていました。なんと ハードモードが解禁!
ノーマルの延長線として、さらに高難易度が追加されるのは嬉しい反面、「また地道な挑戦が始まるのか…」という覚悟も必要に。しかもハードモードは1層から再スタート。敵の攻撃力も耐久も格段に上がり、周回効率を考えればなかなか骨の折れる設計です。

ドロップアイテムは上限解放に必要な欠片で、SSRキャラの欠片も手に入る。もちろん関羽の欠片も対象に含まれており、これは正直かなり嬉しいポイント。長期的にキャラを強化していく上で必須要素になりそうです。
謎仕様 ― ドロップの不満点

ただし、喜んでばかりはいられませんでした。大きな問題として、装備品が一切ドロップしないのです。これが本当に不可解。ノーマルでは武器や防具を集める楽しさがあったのに、ハードではまったく落ちない。
しかもさらに衝撃だったのは、ハードモードが30層で打ち止めという仕様。最後の26〜30層に至っては、なんとドロップアイテムがゼロ。これでは挑戦する意義が薄く、せめて経験値や装備品がもう少し美味しければ…と不満を感じざるを得ませんでした。
「せっかく解禁されたのに、これじゃモチベが続かない…」というのが正直な感想です。
奈落とは??
現在の周回状況
そんな背景もあり、現在はハードを回すよりもノーマル45層を安定周回する方が効率的だと判断。実際、今ではノーマルの45層も周回可能になり、経験値や装備品を着実に稼げています。
ただ、それ以上の新コンテンツがないのはやっぱり物足りない…。ここから先、公式がどのようなアップデートを用意してくれるのかに大きく期待しています。
現時点での評価 ― 星3つ
ここまで遊んで感じた満足度をあえて数値で表すなら、星3.0。
良い点は、戦闘の緊張感と突破したときの達成感。放置系といいつつ、要所要所で本気の育成と編成を要求されるバランスは非常に面白いです。
しかし悪い点は、ハードモードの仕様。ドロップがなさすぎるため、プレイヤーに「挑む意味ある?」と疑問を抱かせてしまうのは致命的。放置系ゲームにとって、周回の報酬設計は楽しさの根幹に関わる部分なので、今後の改善がぜひ欲しいところです。
まとめ

今回のプレイ日記では、ノーマル45層の突破、そしてハードモード解禁という大きな節目を迎えました。45層の達成感は確かに大きく、仲間全員が役割を果たして勝ち取った勝利は、放置ゲーでありながら濃厚なRPG体験を味わえる瞬間でした。
しかし、そこで開放されたハードモードは「SSR欠片のドロップ」という魅力がある反面、装備が一切落ちない、さらに26〜30層でドロップすらなくなるという謎仕様にがっかりさせられました。やり込み要素として期待していただけに、「これは本当にプレイヤーが求めているものなのか?」と首をかしげざるを得ません。
思えばこのゲームは「ラムの泉とダンジョン」を参考にしているとされているものの、その良さが十分に反映されているとは正直思えないのが現状です。ラム泉が持っていた“放置してもリソースが蓄積され、再開した時にワクワクできる仕組み”は、このゲームではまだ感じられません。やるほどに見えてくる不便さや物足りなさが、楽しさを相殺してしまっている印象があります。
今後アップデートで改善や追加コンテンツが来れば化ける可能性はありますが、このままでは先細りになってしまうのではないか…そんな不安がよぎります。あまり話題にもなっていないこのゲームの未来は果たしてどうなるのか。
そして、次のプレイ日記――第5回を迎えられるのかどうかすら、現時点ではわからないのが正直な気持ちです。期待と不安が入り混じる中、見守っていこうと思います。
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