結論|「空月の歌」はナド・クライを軸にした長期魔神任務シリーズ
『原神』の「空月の歌」は、ナド・クライを中心に展開された長期の魔神任務シリーズです。2025年に始まり、2026年5月20日のバージョン「Luna VII」で第九幕「身土壊空、五蘊識転」と第十幕「千尋の道、因果の異滅」まで追加されました。
その後、2026年8月12日のVer.7.0では新地域スネージナヤが開放され、魔神任務は第七章・第一幕「神に愛されぬ雪国」へ進んでいます。
つまり2026年10月時点で「空月の歌」を調べるなら、2025年のナド・クライ導入だけを見るのでは不十分です。第十幕まで何が続き、そこからスネージナヤ編へどうバトンが渡ったかまで含めて見る必要があります。
「空月の歌」はどこから始まった?
「空月の歌」は、ナタ編の次に旅人が向かったナド・クライを舞台に、本格的に展開した魔神任務群です。
ナド・クライはスネージナヤ南端に位置する特別な地域として描かれ、月の力、ファデュイ、魔女会、コロンビーナ、サンドローネをはじめ、それまで断片的だった重要人物や設定が一気に前へ出てきました。
それまでの「一つの国を巡り、神と出会い、その国の問題を解決する」という章構成から少し形を変え、次の大国スネージナヤへ入る前の大規模な前章として機能したのが空月の歌です。
2026年までに第十幕まで追加された
旧記事では2025年時点の途中経過を扱っていましたが、その後も空月の歌は継続しました。
| 区分 | 主な任務 | 時期 |
|---|---|---|
| 前半 | 第一幕~第四幕 | 2025年 |
| 中盤 | 第五幕・第六幕 | 2025年末 |
| 第七幕 | 冬の夜、ある旅人が | 2026年1月 |
| 第八幕 | 真実の月 | 2026年1月 |
| 第九幕 | 身土壊空、五蘊識転 | 2026年5月20日 |
| 第十幕 | 千尋の道、因果の異滅 | 2026年5月20日 |
HoYoverseはLuna VIIアップデートで、第九幕と第十幕を同時に追加したと正式に案内しています。
公式発表はLuna VIIアップデート案内で確認できます。
第七幕・第八幕で「終奏」とされたのに、なぜ第九幕・第十幕がある?
ここは現在の空月の歌で特に分かりにくい部分です。
2026年1月のバージョンでは「空月の歌・終奏」という名称が使われ、第七幕「冬の夜、ある旅人が」と第八幕「真実の月」が追加されました。「終奏」という名前だけを見ると、ここでシリーズ全体が終わったようにも見えます。
しかし実際には、その後のLuna VIIで第九幕・第十幕が正式追加されています。したがって、「終奏=空月の歌の最終話」と解釈すると現在の実装内容と合いません。
現在は、バージョンごとの音楽用語的な副題と、魔神任務そのものの幕数を分けて見るのが安全です。
第九幕・第十幕は何につながった?
第九幕・第十幕は、ナド・クライだけで閉じる話ではありません。スメールなど過去地域との接続を強めながら、旅人の旅そのものを次の段階へ進める役割を持ちます。
HoYoverseはLuna VIIIのイベント案内でも、空月の歌・第十幕をクリアしてから遊ぶとより良い体験になると明記しています。つまり、第十幕は2026年夏の物語を理解する基準点になっていました。
そして2026年8月12日、Ver.7.0でスネージナヤが正式実装。魔神任務は第七章・第一幕「神に愛されぬ雪国」、第二幕「死魂の夜想曲」へ進みます。
ナド・クライとスネージナヤは同じもの?
同じではありません。ナド・クライはスネージナヤに関係する地域ですが、2025年の空月の歌ではナド・クライが独自の舞台として先に描かれました。
2026年8月のVer.7.0では、そこからさらに進んでテイワット第七の国「スネージナヤ」そのものが新地域として開放されています。
そのため物語の流れは、単純に「ナタ→スネージナヤ」ではなく、ナタ→ナド・クライ/空月の歌→スネージナヤ第七章と見ると理解しやすくなります。
空月の歌で重要だった人物
空月の歌は登場人物が非常に多く、誰を軸に見るかで印象が変わります。全員を並べるより、物語上の役割で整理した方が分かりやすいでしょう。
- コロンビーナ:月をめぐる設定とナド・クライ編の中心に位置する人物
- サンドローネ:ファデュイ側の重要人物として物語へ深く関与
- アルレッキーノ、タルタリヤ、放浪者:これまでのファデュイ関連人物が再び物語へ接続
- ニコ:後半、特に第九幕・第十幕で重要度が上昇
- 旅人:ナド・クライの事件だけでなく、テイワット世界の根幹へ近づく立場が強まる
「空月」という言葉は何を指していた?
「空月の歌」という名称は、月をめぐるナド・クライの物語と強く結びついています。ただし、タイトルだけから特定の一つの設定を指す固有名詞と断定するのは避けた方が安全です。
作中では月、月の力、コロンビーナ、古い世界の情報などが重なり、旅人がこれまで知らなかったテイワットの歴史へ近づいていきます。シリーズ名は、その一連の物語を象徴する名称として見るのが自然です。
2026年現在の本編はどこまで進んだ?
現在の本編は空月の歌より先へ進んでいます。
- 2026年5月20日:空月の歌・第九幕/第十幕追加
- 2026年7月1日:Luna VIII。月の新エリアなどを追加
- 2026年8月12日:Ver.7.0。スネージナヤ開放、第七章・第一幕/第二幕追加
- 2026年9月23日:Ver.7.1。第七章・第三幕「白夜の夢の覚めるが如く」、第四幕「冥府へのレクイエム」追加
Ver.7.1では旅人が女皇と対面し、「神の心」を集めてきた背景や、「死の執政」ロノヴァをめぐる対立へ物語が進んでいます。空月の歌は現在進行形の最新章ではなく、スネージナヤ第七章へ至る重要な前段として振り返る段階に入っています。
現在のVer.7.1については、HoYoverseの2026年9月23日アップデート案内で確認できます。
今から追うなら、どこから遊べばいい?
ストーリーをきちんと理解したいなら、可能な限り空月の歌の序盤から順番に進めるのがおすすめです。後半ほど、それ以前の人物関係や月にまつわる設定を前提に会話が進みます。
一方、ゲーム側には期間によってクイックスタートが用意される場合があります。最新章へ早く追いつくことはできますが、物語を重視する場合は順番に遊んだ方が人物の再登場や関係性を理解しやすくなります。
まとめ|空月の歌は“2025年の新章”ではなく、スネージナヤへつながった全10幕の大きな橋
「空月の歌」は、2025年に始まったナド・クライ編を示すだけの名称ではありません。2026年5月には第九幕・第十幕まで進み、その後のVer.7.0でスネージナヤ第七章へ物語が移りました。
2026年10月現在から振り返ると、空月の歌の役割はかなり明確です。ナタ編の次に世界の月・ファデュイ・魔女会などの核心を掘り下げ、テイワット最後の七国スネージナヤへ旅人を送り出した大規模な橋渡しでした。
現在の『原神』全体の運営状況については、『原神』はサービス終了する?2026年10月現在も運営継続中、UGCの現在地は『原神』UGC「星々の幻境」とは?で整理しています。