100日記念&11月アプデで“アビスディアは今どう変わったのか?”
リリース直後のアビスディアは、育成素材の重さ・戦闘力依存・パーティー制限(ハーモニックストライク)といった要素がストレスとなり、
ユーザー評価は2〜3点(10点満点換算)まで落ち込んだ時期がありました。
しかし――11月の100日記念アップデートでゲーム性が大きく改善され、現在は6〜8点レベルへと復活。
SNS・Xでも復帰報告が増え始め、確実に“遊びやすい方向”に軌道修正が進んでいます。
特に変化が大きいポイントは以下の3つ:
- 女神の神殿がスタミナ消費で挑戦可能になり、素材集めが一気に快適に
- 戦闘力の壁がほぼ撤廃され、キャラの持ち味で戦えるゲーム性へ
- ハーモニックストライクのパーティー制限撤廃で、好きなキャラ編成が自由に組めるように
さらに、
- SSRカリアセリンの全員配布
- ログボでSSR確定チケット/ガチャ石大量配布
- 新SSRシエンの実装
と、新規&復帰勢のスタートダッシュに有利なタイミングが重なっています。
リリース初期から遊んでいる筆者として率直に言うと、
“初期の3日間くらい夢中で遊んだあの面白さが、今はちゃんと戻ってきている”と実感しています。
「離れた人ほど、むしろ今これを読んでほしい」
この記事は、
100日記念アップデートで何が変わったのか → 今から始めても楽しめるのか
という2点を中心に、誰でも迷わず理解できるよう丁寧にまとめました。
100日記念アプデで何が変わったのか
育成素材まわりがようやく“普通のソシャゲ水準”に
リリース初期のアビスディアでいちばんストレスだったのが、育成素材の入手量と導線の悪さでした。遊んでも遊んでもキャラが強くならず、「このペースで本当に育成終わるのか?」という不安しか残らなかった人も多いと思います。
今回のアップデートと100日記念イベントでは、ここがかなり手厚くテコ入れされています。
- 女神の神殿の入場仕様が“入場アイテム制”から“スタミナ消費制”に変更
これまでは専用アイテム「女神の神殿の加護石」を消費して挑戦する形式で、1日3回しか挑戦できないうえに要求素材に対して量が足りていませんでした。
現在は入場アイテムが廃止され、スタミナを払えば何度でも挑戦できる形に変更されています(既存の加護石はスタミナなどで補填)。
実質的に「スタミナの続く限り周回できる」コンテンツになったので、女神の神殿で育成素材を一気に集める、という選択肢がようやく現実的になりました。 - 100日記念ログインイベントで素材・チケットが大量配布
10日間ログインでSSRヴァンガード選択券やガチャチケット最大80枚がもらえるキャンペーンが開催中。
育成素材そのものも、ミッションイベントやデイリースタミナ配布イベントを通して以前より回収しやすくなっており、「遊んでいるのに何も進まない」という状況はかなり緩和されています。
正直、「これを最初からやっておいてくれれば評価はだいぶ違っただろうな」と思うレベルで、育成周りのストレスは減りました。今から始める人にとっては、初期プレイヤーが抱えていた“育成の壁”はかなり低くなっています。
戦闘バランス:戦闘力ゲーから“ちゃんと操作して勝つゲーム”へ
リリース当初のアビスディアは、総合戦闘力が要求値を1でも下回ると一方的なデバフがかかる仕様で、「どれだけ立ち回りが上手くても、戦闘力が足りなければ話にならない」という作りでした。
現在も“戦闘力の目安”自体は残っていますが、最新バージョンでは次のような変化を体感しています(ここはあくまでプレイしてみての所感です)。
- 推奨戦闘力を少し下回る程度なら、操作や編成の工夫で十分巻き返せる
- バフ・デバフやハーモニックストライクの活用次第で、高戦闘力の敵も押し切れる
- 逆に雑にオート放置していると、推奨戦闘力を超えていても普通に負けることがある
公式のパッチノートでも、敵の耐久やダメージ量の調整、不具合修正など戦闘周りの改善は継続的に行われています。
もちろんまだ“軽快なアクションゲーム”とまでは言いづらいですが、「戦闘力だけ見て終わり」のゲームから、「自分で操作して戦う意味があるゲーム」には確実に近づいたと感じています。
ハーモニックストライクのパーティ制限撤廃で“自由な編成”に
今回のアップデートで個人的にいちばん大きいと感じたのが、ハーモニックストライクの発動条件変更です。
以前の仕様
- 太陽・月・星の紋章をそれぞれ1人以上編成
- さらに属性の組み合わせまで意識して編成しないと、本来の威力を発揮できない
この条件のせいで、「本当はこのキャラを入れたいのに、紋章の関係で外さざるを得ない」という状況が多発し、推しキャラを自由に組めないことが大きなストレスになっていました。
現在の仕様
- 太陽/月/星の紋章の組み合わせを意識しなくても、ハーモニックストライク自体は発動可能に変更
(属性による効果の違いは残るが、“発動できない”状況がほぼなくなった)
これによって、
- 編成の自由度が大幅に向上
- 推し4人で組んでも、最低限ハーモニックストライクが使える
- “属性染めガチ編成”と“推し編成”をプレイスタイルに合わせて使い分けられる
といった、遊び心のある構成がようやく組めるようになりました。
リリース初期を遊んでいた身からすると、「これが最初から実装されていれば、評価は本当に違っただろうな」と思うくらいの改善ポイントです。
100日記念イベントで“今から始める/戻る理由”が揃った
100日記念イベントでは、ゲームバランスの改善だけでなく、「今始める・戻ってくる人」に向けたブースト施策もかなり手厚く用意されています。
主な内容は以下の通りです。
- SSRカリアセリンの全員配布
ログインやミッションを通じて、白属性の強力なタンク兼サポーターであるカリアセリンを入手可能。今回の配布で1凸まで進められる構成になっており、序盤〜中盤の主力としてそのまま採用できます。 - SSRヴァンガード選択券+ガチャチケット最大80枚
好きなSSRヴァンガードを1体選べるチケットと、最大80連分のガチャチケットがログインだけで入手可能。 - 新SSR「シエン」実装と専用イベント
防御を上げるほど火力が出るタイプの新SSRヴァンガード「シエン」が追加。ピックアップガチャや専用イベントストーリーも同時開催されており、100日記念の主役格になっています。 - 育成・スタミナ関連イベント
ミッションイベントやデイリースタミナ配布イベントで、エストやマナリング、スタミナポーションなどを集中的に配布。育成開始〜戦力20万あたりまでの育成を一気に加速できる設計です。
正直、サービスイン直後よりも“スタートダッシュ環境”は圧倒的に良くなっていて、いま新規で始める・しばらくぶりに復帰するなら、このタイミングはかなりありだと思います。
それでも残る課題と、今後への期待
とはいえ、アビスディアがすべての問題を解決した“完全版”になったかというと、そこまでは言い切れません。
ネット上のレビューや公式の不具合告知を見ても、まだ次のような課題は残っています。
- 端末や環境によっては、依然としてクラッシュや動作の重さが報告されている
- UIやボタン配置が直感的とは言いづらく、アクション面の“扱いづらさ”は残っている
- PvP・高難度コンテンツまわりのバランスは、今後も調整を続けてほしい
- サービス全体としての盛り上がりはピークを過ぎており、攻略サイトも更新停止が目立つ
運営側も「現在確認されている不具合一覧」を随時更新しており、順次修正を続けていくと明言しています。
今回の記事全体としての結論をまとめると、
- リリース初期の“2〜3点”評価から比べれば、今のゲーム内容は明らかに“6〜8点”まで持ち直している
- 特に育成導線とハーモニックストライク条件の見直しによって、「本来面白かった部分」がようやく表に出てきた
- ただし、最適化やUI、長期的な運営体制といった部分は、引き続き様子見が必要
という状況。
しかし、確実にゲーム内容は良い方向に向かっています。
ユーザーのフィードバックがより重要になって行くと思われますので、ぜひ忖度のない意見を運営へ送り続けましょう。
今後のアップデート予定メモ(2025年11月時点)

- SSR「シエン」ピックアップ契約(〜12月4日 6:59)
・11月12日の100日記念アップデートと同時に実装された新SSRヴァンガード。
・ピックアップ契約は「2025年12月4日(木)6:59」まで開催と公式リリースで告知済み。
・防御を上げるほど火力も伸びるタンク兼アタッカーで、100日記念環境の目玉キャラ。 - 100日記念ログイン&カリアセリン配布イベント(〜12月3日)
・11月12日(水)〜12月3日(水)までの期間限定ログインイベント。
・10日間ログインで「SSRヴァンガード選択券1枚+ガチャチケット80枚」が確定入手。
・あわせて、ストーリーでも人気の「カリアセリン」が全プレイヤーに配布される特別イベントも開催中。 - 11月27日(木)18:00〜「リリース100日記念」公式生放送
・公式YouTubeチャンネルで配信予定の記念番組。
・バラエティ企画や開発陣の極秘映像など、100日を振り返る内容が中心。
・番組内で「12月以降のロードマップを公開予定」と公式配信スライドで予告されており、今後の大型アップデート情報はここで初出になる見込み。 - コミュニティイベント企画(詳細日程は後日発表)
・公式配信内で「近日中にコミュニティイベントを予定」と告知。
・大喜利企画や“推しヴァンガード”のスクショキャンペーンなど、SNS連動型の施策が企画中。
・開催時期・報酬の詳細は、今後の公式お知らせや100日記念放送内で明らかになる予定。
まとめ
アビスディアはリリースから100日を迎え、賛否どちらの声も抱えながら“現在の形”を明確にしつつあるタイトル。世界観とキャラの魅力は依然として高く評価され、一方でゲーム性・UI・難易度・育成テンポの改善余地はまだ十分に残っている。
ただ、最近のアップデートで遊びやすさが着実に向上してきたことは確かで、今回の感想は“伸びしろのあるタイトル”という表現がもっとも近いかもしれない。
今作は、初期に離脱したプレイヤーからすれば“思っていたより良くなっている”と感じられ、継続勢からすれば“あと一歩の改善が来れば一気に化ける”という手応えのある段階。11月27日のリリース100日記念配信で公開されるロードマップ次第では、評価が大きく動く可能性もある。
環境の変化を随時追いながら、この記事は“現時点のアビスディアがどういうゲームなのか”を記録し続けていきます。