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ChatGPTに入力してはいけない情報とは?NG例・やりがち場面・対処法を初心者向けに整理

目次
  1. ChatGPTは便利。でも「入力しない方がいい情報」がある
  2. 結論:ChatGPTに「入れない方がいい情報」は大きく5カテゴリ
  3. 1)ログイン情報・認証情報は「一発アウト」
  4. 2)金融情報(クレカ・銀行・請求書)は“生のまま”入れない
  5. 3)個人を特定できる情報(個人情報)は「組み合わせ」が特に危険
  6. 4)仕事の機密は、最悪「契約違反」になる
  7. 5)意外と落とし穴:共有リンク(Shared Links)で事故る
  8. うっかり入力しがち:ポピュラーな使い方別「危ない具体例」
  9. 考察:なぜ「便利な使い方」ほど事故が起きるのか
  10. これだけ覚えればOK:危険ワード・危険データのサイン
  11. 迷ったらこれ:3秒チェックリスト
  12. もし共有NGの情報を入力してしまった場合の対処法
  13. 再発防止の合言葉:他人に見られたら困るか?
  14. 「もう入れちゃった」時にやるべきこと(現実的な順番)
  15. 安全に使うコツ:ChatGPTに渡すのは「答え」じゃなく「条件」
  16. まとめ:便利に使うほど「入力の線引き」が効いてくる

ChatGPTは便利。でも「入力しない方がいい情報」がある

ChatGPTに入力してはいけない情報のNG例と安全な入力の対比イラスト|個人情報流出リスクと対処法を解説

ChatGPTは、要約・文章作成・アイデア出しまで一気に進む便利ツールです。けれど、入力した内容が「個人情報」や「仕事の機密」だった場合、取り返しがつかないリスクに変わることがあります。特に注意したいのが、会話をURLで共有できる「共有リンク」。共有リンクは会話ごとに固有URLを生成して他人に見せられる仕組みなので、うっかり機密や個人情報を含めたまま共有すると、見せるつもりのなかった相手に読まれる可能性が出てきます。

さらにOpenAIのプライバシーポリシーでも、共有リンクなどの機能によって「他のユーザーや第三者と情報を共有できる」ことが明記されています。つまり、便利な機能があるぶん「入力内容の線引き」が重要です。

この記事では、ChatGPTに“絶対に共有しない方がいい情報”を具体例ベースでわかりやすく整理し、代わりに安全に相談するコツまでまとめます。

結論:ChatGPTに「入れない方がいい情報」は大きく5カテゴリ

最初に全体像だけ押さえると、判断がラクになります。

  1. ログイン情報・認証情報(パスワード、コード、APIキー)
  2. お金に直結する情報(クレカ、銀行、請求・決済の生データ)
  3. 個人を特定できる情報(住所・電話・身分証番号・顔写真など)
  4. 仕事の機密(顧客情報、未公開資料、契約・NDA対象)
  5. 共有リンクで見られたら困る内容(誤共有リスク込み)

OpenAIのヘルプにも「会話で機微な情報は共有しないで」と明記があります。


1)ログイン情報・認証情報は「一発アウト」

入れてはいけない例

  • ID・パスワード
  • ワンタイムパスワード(SMS認証など)
  • 2段階認証のバックアップコード
  • APIキー/シークレットキー(各種サービス)

なぜ危険?

これは「漏れたら即アウト」系です。金銭やアカウント乗っ取りに直結します。
文章の添削や相談で必要になることも基本的にないので、迷わず入力しないのが正解です。


2)金融情報(クレカ・銀行・請求書)は“生のまま”入れない

入れてはいけない例

  • クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード
  • 銀行口座番号、ネットバンキング情報
  • 請求書PDF(住所や取引先、口座が一緒に載りがち)

安全な代替

  • 「支払いの流れを説明して」など“仕組みの相談”に変える
  • 金額はレンジで(例:月数万〜十数万くらい)
  • 書類は原文貼りではなく、要点を箇条書きにしてから整形依頼

3)個人を特定できる情報(個人情報)は「組み合わせ」が特に危険

入れてはいけない例

  • 氏名+住所+電話番号
  • メールアドレス、勤務先、学校名
  • 免許証番号、パスポート番号などのID系
  • 顔写真や身分証の画像

単体でも危ないですが、「複数がセット」になるほど本人特定やなりすましに繋がります。
OpenAIのプライバシー文書でも、利用者が共有した情報が他者に表示・共有され得る点に注意が書かれています。


4)仕事の機密は、最悪「契約違反」になる

入れてはいけない例

  • NDA(秘密保持契約)に触れる内容
  • 顧客リスト、見積もり、契約書の原本
  • 未公開の企画書、仕様書、社内の数値データ
  • 機密を含むログや、丸ごとのソースコード

「バレたら困る」ではなく、契約・信用・取引そのものが飛ぶ可能性がある領域です。
相談したいなら、固有名詞と数字の精度を落として“型”で聞くのが安全です。


5)意外と落とし穴:共有リンク(Shared Links)で事故る

ChatGPTには、会話をURLで共有できる「共有リンク」があります。
OpenAIのShared Links FAQには、「リンクを知っている人は会話を見られる」「リンクは他人に再共有され得る」「機微な内容は共有しないで」とはっきり書かれています。

つまり、

  • 自分は「一部だけ見せるつもり」
  • でもリンク先には会話全体が載っている
  • さらにリンクが転送されたら、別の人にも見られる
    ということが起こり得ます。

共有リンクは管理画面から取り消し(revoke / un-share)できる案内もあります。

うっかり入力しがち:ポピュラーな使い方別「危ない具体例」

「共有NGって言われても、普段どんな場面で混ざるの?」という人が多いので、よくある使い方別に“事故りやすい具体例”をまとめます。ポイントは、悪気がなくても「便利にしよう」と思った瞬間に、個人情報や機密が混ざりやすいことです。


1)メール返信・問い合わせ文の作成でやりがち

うっかり危険な入力例

  • 「このメールに返信したい。相手は◯◯株式会社の◯◯さん。私の住所は◯◯で、電話は◯◯。注文番号は◯◯。全文貼るので丁寧に直して」
  • 「返金申請したいから、カードの下4桁と有効期限も書いた方がいい?」

何が危ない?

メールの“原文”は、署名欄に住所・電話・フルネームが入っていることが多いです。さらに注文番号や会員IDが混ざると、本人特定の精度が一気に上がります。

安全な置き換え

  • 相手や自分の固有名詞は「A社」「担当者」「私」に置換
  • 注文番号などは伏字(例:注文番号:XXXX)
  • 原文を貼らず、要点だけ箇条書きで渡す

2)履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ添削でやりがち

うっかり危険な入力例

  • 「履歴書のPDF貼るので添削して(氏名、住所、学歴、電話番号入り)」
  • 「職務経歴書を丸ごと。案件名と取引先名も全部入ってる」

何が危ない?

履歴書系は個人情報の塊です。職務経歴書は、取引先・案件名・未公開情報が混ざることも多く、仕事上の機密にも触れます。

安全な置き換え

  • 氏名・住所・電話・学校名は削除してから貼る
  • 会社名・案件名は「A社」「Bプロジェクト」に置換
  • 数字(売上・KPI)はレンジ化(例:月数十万規模)

3)「確定申告・家計・お金の相談」でやりがち

うっかり危険な入力例

  • 「クレカ明細を貼るので、どれが経費か仕分けして」
  • 「請求書PDF貼るから、インボイスの書き方直して」

何が危ない?

明細や請求書は、住所・本名・口座・取引先・購入履歴など“組み合わせ情報”の宝庫です。便利に見えるぶん、丸ごと貼り付けが発生しやすい領域です。

安全な置き換え

  • 明細は「項目名だけ」「金額は概算」にして相談
  • 相談したい論点を先に言語化(例:勘定科目の判断基準)
  • どうしても例が必要なら、架空データ(ダミー)で作る

4)「トラブル対応・アカウント復旧」でやりがち(危険度MAX)

うっかり危険な入力例

  • 「ログインできない。パスワードこれ。2段階認証コードも来たから今入れる」
  • 「APIキーが動かない。キー全文貼るから原因見て」

何が危ない?

これは“鍵”そのものです。入力した瞬間に、第三者が使える情報になります。相談のために必要な情報ではありません。

安全な置き換え

  • 症状(エラーメッセージ)と環境(OS/ブラウザ/手順)だけ渡す
  • キーは「先頭4文字+末尾4文字」程度のマスク表記にする

5)スクショ・PDF投げでやりがち(画像は特に混ざる)

うっかり危険な入力例

  • 「このスクショの内容を要約して(画面に名前、住所、ID、注文番号が映っている)」
  • 「病院の検査結果PDFを読んで、どういう意味か教えて」

何が危ない?

画像は本人が見落としやすい情報(右上の名前、管理番号、QR、住所欄)が写っていることが多いです。文章より“伏せにくい”のが落とし穴です。

安全な置き換え

  • 名前・番号・QR・住所を黒塗りしてから
  • もしくは数字と所見を“抜き書き”して相談(個人特定の要素は削除)

6)「仕事の文章(契約・見積・提案書)」を直す時にやりがち

うっかり危険な入力例

  • 「この契約書の条文をわかりやすく。取引先名も全部入ってるけどそのまま貼る」
  • 「見積書を貼るので、値引き交渉の文面作って」

何が危ない?

契約・見積は取引条件の集合体です。社名・単価・条件が出るだけで、情報価値が高くなります。NDA案件なら特に危険。

安全な置き換え

  • 条文や交渉文は「社名・金額・固有条件」を伏せた形で相談
  • “一般論”として、交渉の言い回しテンプレを作る

考察:なぜ「便利な使い方」ほど事故が起きるのか

ここまでの例に共通しているのは、次の3パターンです。

  1. 原文を貼るほど精度が上がる、と思いがち
  2. “相手に伝えるための情報”を、そのままAIにも渡してしまう
  3. スクショやPDFは「隠れている個人情報」を見落としやすい

つまり事故は、「悪意」ではなく「便利さの最短ルート」を選んだ結果として起きやすい、ということです。だから対策もシンプルで、最短ルートを少しだけ遠回りにする(匿名化・要約・レンジ化)だけで安全度が上がります。


これだけ覚えればOK:危険ワード・危険データのサイン

ChatGPTに入力してはいけない個人情報やパスワードを示すセキュリティイメージ|個人情報保護と安全なAI利用の注意点

入力前に、次が含まれていないかだけチェックしてください。

  • パスワード/認証コード/APIキー
  • 住所・電話・メール・氏名
  • 注文番号・会員ID・管理番号・QR
  • 取引先名・契約条文の原文・見積の単価
  • 請求書・明細・身分証・検査結果の“原本”

迷ったらこれ:3秒チェックリスト

次のどれかに当てはまったら、入力しない(または匿名化)でOKです。

  • 漏れたらお金・アカウント被害に直結する
  • 本人が特定できる(自分/他人問わず)
  • 仕事で外部共有が禁止されている(NDA含む)
  • 共有リンクで人に見られたら困る
  • 書類の原文・スクショ・PDFで、個人情報が混ざっている

OpenAI側も「機微な情報は共有しないで」と明確に注意しています。

もし共有NGの情報を入力してしまった場合の対処法

どれだけ気をつけていても、うっかり貼ってしまうことは起こります。大切なのは「落ち着いて、優先順位の高い順に手を打つ」こと。ここでは、入力してしまった内容別に現実的な対処をまとめます。

1. パスワードや認証コード、APIキーを入れた場合は最優先で無効化する

もし以下のような“鍵そのもの”を入力してしまった場合は、まず無効化・変更が最優先です。

  • パスワード
  • ワンタイムパスワード(SMS認証など)
  • 2段階認証のバックアップコード
  • APIキー/シークレットキー

「誰かに見られたかどうか」が分からない段階でも、使える状態のまま放置しないのが基本です。可能なら、パスワード変更・キー再発行・セッションのログアウトなど、サービス側が用意している安全手順に沿って対応しましょう。


2. 共有リンクを作っていたら、共有を解除する

ChatGPTには会話をURLで共有できる機能(共有リンク)があります。共有リンクは、リンクを知っている人が会話を閲覧でき、リンク自体が第三者に渡る可能性もあるため、機微な内容を含む会話では注意が必要です。

もし共有リンクを作ってしまっていた場合は、まず共有を解除(リンクの無効化・取り消し)してください。共有リンクは「自分が送っていないつもり」でも、誤送信や転送で広がる入口になり得ます。


3. クレジットカードや銀行情報を入れた場合は、被害が出る前提で確認する

金融系の情報(クレカ番号、銀行口座、請求書の生データなど)を入力してしまった場合は、何も起きていない段階でも確認が重要です。

  • カード会社の利用履歴を確認する
  • 不審な取引があれば、カード会社・金融機関へ早めに相談する
  • 必要に応じて、カードの再発行や決済手段の見直しを行う

金融情報は、本人確認や不正利用に繋がる可能性があるため、「念のため」で動いたほうが安全です。


4. 住所や電話番号など個人情報を入れた場合は、今後の入力ルールを作る

住所・電話番号・メールなど、個人を特定できる情報を入れてしまった場合は、今後同じミスを繰り返さない仕組みが効きます。

  • 固有名詞を「A社/Bさん/私」に置き換える
  • 番号は伏せ字(例:XXXX)にする
  • 原文貼り付けをやめ、要点を箇条書きにして相談する

OpenAIのプライバシー関連文書でも、ユーザーが共有した情報が共有機能などを通じて他者に表示・共有され得る点が示されています。だからこそ、最初から「入れない設計」に寄せるのが現実的です。


5. 仕事の機密を入れた場合は、内容の扱いを「型」に変える

顧客情報、見積書、契約書、未公開企画、社内数値などを入力してしまった場合は、あとから別の話題で上書きしても“なかったこと”にできるとは限りません。ここは発想を切り替えて、今後は「機密を含まない形で相談する」方向に寄せるのが現実的です。

  • 会社名や取引先名は伏せる
  • 数字はレンジ化(例:月数十万規模)
  • 原文ではなく、構成や言い回しのテンプレを作る
  • NDAや社内規程で外部共有が禁止されている情報は入力しない

再発防止の合言葉:他人に見られたら困るか?

入力前に、この一言だけ確認すると事故が減ります。

これ、他人に見られたら困る?

少しでも迷ったら、固有名詞を消す、数字を丸める、原文を貼らず条件だけを書く。この一手間で、ほとんどのリスクは大きく下げられます。


「もう入れちゃった」時にやるべきこと(現実的な順番)

できるだけ早く、次の順で動くのが安全です。

  1. パスワード・APIキーなど“鍵”なら即変更/無効化(再発行できるものは再発行)
  2. 共有リンクを作っていたら、共有を取り消す(リンクが残ると二次拡散の入口になります)
  3. 以後は「固有名詞を消す」「数字を丸める」「型で相談」に切り替える

安全に使うコツ:ChatGPTに渡すのは「答え」じゃなく「条件」

危ないのは、原文や生データをそのまま貼ることです。
安全に寄せるなら、次の変換がおすすめです。

  • 原文貼り付け → 要点を箇条書き(5〜10行)
  • 実名・社名 → A社/B社/顧客X
  • 正確な数字 → “だいたい”のレンジ(数万/数十万)
  • 個人情報入り画像 → 黒塗りしてから(できれば文字起こしで要点だけ)

この形でも、文章の整形・構成づくり・言い換えは十分できます。


まとめ:便利に使うほど「入力の線引き」が効いてくる

ChatGPTは強力ですが、万能ではありません。
OpenAIも「機微な情報は共有しない」「共有リンクは誰でも見られる可能性がある」と明確に注意しています。

だからこそ、コツはシンプルです。

  • 鍵(パスワード類)は入れない
  • 個人特定につながる情報は入れない
  • 仕事の機密は型に落として相談する
  • 共有リンク前提で「見られて困るもの」を残さない

この線引きさえ守れば、ChatGPTは“安全に頼れる相棒”になります。

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