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松本人志・浜田雅功 ― 個人番組のすべて

1980年代から40年以上にわたり、日本のバラエティをけん引してきたダウンタウン。
その中で、松本人志と浜田雅功はコンビとしてだけでなく、個人でも数多くの人気番組を担当してきました。
松本は企画・構成・演出まで手がけるクリエイターとして、
浜田は絶妙なMC力と瞬発力で番組を支える司会者として、
それぞれが異なる道を切り拓いています。
この記事では、2人の個人名義でのテレビ・配信番組を年代別・ジャンル別に完全網羅。
『すべらない話』『ジャンクSPORTS』『ドキュメンタル』『ごぶごぶ』など、
誰もが一度は見たことのある名作から、意外なローカル番組まで一挙紹介します。
松本人志 ― 個人名義の出演・企画番組(確定版)
レギュラー/準レギュラー
- 一人ごっつ → 新・一人ごっつ → 松ごっつ(フジテレビ・1996–1998/深夜)
初代『一人ごっつ』は 1996/10/7–1997/3/28(全120回)。のち『新・一人ごっつ』~『松ごっつ』へ継続・改題。 - 松紳(松本紳助)(日本テレビ系・2000–2006)
2000/10/5開始~2006/3/30終了のトーク番組。初期は『松本紳助』名義。 - 人志松本の○○な話(フジテレビ・2009/4/14–2012/3/23)
『すべらない話』のスピンオフ。テーマ別トーク形式。 - クレイジージャーニー(TBS系・2015–/MC:松本人志×設楽統×小池栄子)
番組公式でも現行案内あり。2023年にレギュラー復活後も継続、近年は松本人志不在回の編成もある。 - 酒のツマミになる話(フジテレビ・2021–)
2021/4/2–2024/2/2までは『人志松本の酒のツマミになる話』表記。以降は現在名『酒のツマミになる話』で放送。 - 探偵!ナイトスクープ(局長)(ABCテレビ・2019–)
2019年就任が報じられている(局長職就任の経緯)。
不定期特番(MC・プレゼンター)
- 人志松本のすべらない話(フジテレビ・2004–/不定期SP)
初回は2004/12/28。現在も特番ブランドとして継続。 - IPPONグランプリ(フジテレビ・2009–/不定期SP)
大喜利王決定戦。松本はプレゼンターとして全体を仕切る。
配信オリジナル(Amazon Prime Video)
- HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル(2016–)
2016/11/30配信開始の密室笑わせサバイバル。シリーズ化。 - HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZE(2018–)
“動いたら負け”ルールの耐久企画。
浜田雅功 ― 個人名義の出演・企画番組
現行レギュラー/準レギュラー
- ジャンクSPORTS(フジテレビ・2000–2010/2018–〈現行〉)
2000年4月開始→2010年3月にレギュラー終了、その後は特番継続。2018年1月にレギュラー復活し現在も放送中(番組公式とフジテレビ発表で確認)。 - ごぶごぶ(MBS・2007–〈現行/関西ローカル〉)
2007年2月23日スタート。MBS公式でも現行番組として案内。 - プレバト!!(MBS/TBS系・2012/10/11–〈現行〉)
毎週木曜19:00。開始日・番組フォーマットはWikipedia、最新動向は公式Xで確認可能。
シリーズ特番・年中行事
- 芸能人格付けチェック(ABCテレビ・2005–〈特番継続〉)
正月SPほか。司会=浜田雅功の定番ブランド。
直近で終了・区切りがついた個人レギュラー
- 浜ちゃんが!(読売テレビ・2008–2025/9/24 終了)
2025年9月24日の放送をもって終了。読売テレビの発表を報じるニュースで確認。
代表的な過去の個人冠(時系列抜粋)
- 人気者でいこう!(ABC・1997–2001)…後年の『格付け』につながる母体企画群。
- HAMASHO(読売テレビ制作・日本テレビ系・1997–1999/第2期 2002–2003)…深夜の実験的バラエティ。
🧩 まとめ
松本人志と浜田雅功――。
同じコンビでありながら、個人としての活動はまったく異なる方向性を持っています。
松本は演出・構成・企画の面から“笑いをデザインする”タイプ。
『一人ごっつ』『ドキュメンタル』など、クリエイターとしての独自性を発揮してきました。
一方の浜田は、司会・MC・ツッコミとして番組を支える職人肌。
『ジャンクSPORTS』『プレバト!!』『格付けチェック』など、
“安心して見られる面白さ”を作るテレビの顔として今も第一線に立ち続けています。
どちらの活動も、ダウンタウンという枠を超えて日本のバラエティ史を形作ってきた存在。
そして、2人の個人活動の積み重ねがあったからこそ、
『ガキの使い』や『水曜日のダウンタウン』のような作品群が成立しているとも言えるでしょう。