ドラクエ1&2の“ネット評価”を一次ソース中心に整理

本記事は『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ HD-2D』の一次ソース(公式発表/主要レビュー媒体/集計サイト)に基づく“評価の傾向”を、日本語で分かりやすく整理した「ネットの声まとめ」です。
点数や最終評価は当サイトの忖度なしレビュー(実機検証・10点満点法)で扱っているため、ここではスコアの記載を行いません。購入検討時に“世の中の見え方”だけを手早く把握できるよう設計しています。
※ネタバレ配慮のため、DQⅡの「2回目スタッフロール」以降の内容には触れていません(公式ガイドライン準拠)。
本作は、ドラクエ1と2をHD-2Dで統一した一本として再構築したことが最大の特徴です。
「昔の雰囲気はそのままに、今遊べるプレイフィールへと調整する」方向性が明確で、
レトロな味わいと現代向けの快適さのちょうど中間に位置しています。
リメイクというより“再演”に近いアプローチで、原作経験者は懐かしさを、
初見プレイヤーは物語の芯を掴みやすい構成になっています。
先に結論と採点を知りたい方は、当サイトの実機ベース忖度なしレビューへ:
→ ドラクエ1&2 忖度なしレビュー(10点満点・機種別比較あり)
https://uniquerui.com/tblog/dq1-2-hd2d-review/
ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク現状の評価(2025年11月9日時点)
※数値は “雰囲気の目安” として、必要に応じて更新します。
- 国内ユーザーの声
・「HD-2Dの映像が想像以上に美しい」
・「テンポが良く、遊びやすい」
・昔ながらのゲーム性をそのまま楽しめる反面、
「UI(メニュー操作)はもう少し改善できたのでは」 という声も。 - 海外レビューの傾向(意訳)
・“元の良さを丁寧に活かしたリメイク”として高く評価されている
・大きな新要素や大胆な再構築を期待した人は、少し物足りなさを感じることも - スコア指標(参考として)
・批評家の平均点はおおむね「良作」評価の範囲
・ユーザースコアは「好意的〜やや賛否混在」程度で安定
・時間とともにレビュー件数が増えるため、今後も変動可能性あり
「高評価の理由」と「指摘されがちな点」が、はっきり分かれている印象です。
ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク良い点(魅力として語られているところ)
- HD-2Dの美術と新録サウンドの相性が高評価。映像の立体感とオーケストラの厚みで“原作の記憶”が鮮明に。
- テンポ/導線の改善(移動・メニュー応答・チュートリアル)で、シリーズ初心者でも入りやすい。
- Ⅰ→Ⅱを続けて体験できる構成の満足度が高い。シリーズの“繋がり”を自然に理解できる。
- 全機種で安定したプレイ感(ロードは環境差あり)。据置派・携帯派どちらも選びやすい。
- “誠実な再構築”という評価が目立つ。派手な追加よりも原点回帰を評価する声が多数。
ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク ネットの“気になる声”要約
- 革新性は控えめ。新要素を求める層には“もう一歩”との声。
- UIや文字視認性は環境により評価が割れる(携帯時に小さく感じる意見)。
- プラットフォーム間の仕様差(例:セーブ互換やアップグレードの不可)が不満点として挙がる。
- 演出・ボイスのムラを指摘するレビューも一部あり。
- DQⅢリメイクと比べると驚きの度合いは弱いという所感。
賛否が分かれているポイント(ネット上の議論)

DQ1・2 HD-2D版については、全体として好意的な声が多い一方で、いくつかの点で意見が分かれています。
まず挙げられるのは「戦闘テンポに関する感想」です。
オリジナル版やスマホ版に慣れている人ほど、演出やエフェクトが丁寧になったことで「ややゆっくりに感じる」という声が見られます。ただし一方で「初代らしさを損なわず、丁寧に作られたペースで好み」という肯定的な意見も多く、完全に嗜好の問題として語られている印象です。
次に「UI・操作性」について。
基本的には快適に遊べるという意見が大多数ですが、シリーズに長く触れてきたユーザーほど「ボタン配置やメニュー動線は慣れるまで少し時間がかかる」といった感想も散見されました。
また、追加・再構成された要素に対しても議論があります。
全体としては「世界観の補強として自然」「初めて触れる人にとってわかりやすい」という肯定意見が多いものの、オリジナルのテンポ感や素朴さを重視する人からは「少し説明的になった」という意見もあり、ここもプレイ経験によって受け止め方が分かれやすいポイントです。
総じて、賛否が生まれている部分は「出来の良し悪し」というより、シリーズ歴やプレイスタイルの違いによって評価が揺れる領域 であるといえます。
ユーザー評価の傾向
SNSやレビュー掲示板では、「原作の雰囲気をそのまま残したリメイクである」という点に対して、肯定的な意見が目立ちます。特に、グラフィックの質感やBGMアレンジが「懐かしいのに新しい」という評価を受けており、シリーズ経験者ほど好意的に受け止めている印象です。
一方で、戦闘テンポやマップ移動の演出が昔ながらであることに対して、「良く言えば味」「悪く言えば素朴」と感じる声もあります。快適性を重視する層にとっては、過度なモダナイズはされていない点が賛否の分かれ目になっています。
総じて、「当時を知っている世代にはちょうど良い」「初見でも遊べるが、期待値は調整すべき」というバランスの評価が多い状況です。
どんな人に向いているか
・FC / SFC / GB版を遊んだことがある人
→ 思い出補正が良い方向に働きやすい。懐かしさと再発見が両立する。
・HD-2D作品(オクトラ / サガスカリメイク など)が好きな人
→ 映像表現の方向性がハマる。
・ストーリーの核を味わいたい人
→ 過剰な追加要素はなく、物語そのものが素直に入ってくる。
逆に、以下の層は合わない可能性がある:
・現代的なテンポとシステムの厚みを求める人
・ドラクエシリーズの“入門作としての派手さ”を期待している人
まとめ
ドラクエ1・2 HD-2D版は、原作の雰囲気を大切にしながら、現代的な遊びやすさが加えられたタイトルです。
ネット上の評価を見ていくと、「初めて触れる人にとっての入り口として理想的」という声と、「当時の感覚との違いにわずかな戸惑いがある」という声が、どちらも一定数あることがわかります。
つまり、本作の印象は“何を期待してプレイするか”で変わりやすい作品 といえます。
「シリーズの原点を落ち着いて遊び直したい」「1と2を丁寧に振り返りたい」人には、かなり相性が良いはずです。
本作は「当時の空気をそのまま今に持ってきた」タイプのリメイクです。
派手さよりも、物語をまっすぐに受け取れるバランスが魅力でした。
気になる点はありますが、ドラクエの原点に触れるという意味では、とても誠実に仕上がった1本だと思います。
なお、実際にプレイした体験をもとにした、より踏み込んだ評価や具体的な良かった点・気になった点については、別記事でまとめています。
購入を迷っている方、プレイ前に全体像を掴みたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
→ 忖度なしレビューはこちら
https://uniquerui.com/tblog/dq1-2-hd2d-review/
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