デジタル文化

LINEのパスキーとは?設定方法と機種変更・トーク履歴引き継ぎの注意点

目次
  1. LINEパスキーの設定方法|機種変更・トーク履歴の引き継ぎを解説
  2. LINEがパスキーに対応|2026年11月から何が変わった?
  3. LINEのパスキーとは?パスワードとの違い
  4. LINEパスキーの設定方法と必要条件
  5. パスキーを使った機種変更|iPhoneとAndroidで何が違う?
  6. 新しいスマホでパスキーを使ってログインする方法
  7. パスキーだけではトーク履歴は引き継げない|バックアップの違い
  8. プレミアムバックアップなら過去のトークも引き継げる?
  9. iPhoneとAndroid間ではLINEコインなど引き継げないデータもある
  10. スマートフォンを紛失・故障した場合、パスキーがあれば復旧できる?
  11. LINEパスキーは設定した方がいい?削除はできる?
  12. まとめ|LINEパスキーは便利だが、トークのバックアップは別に必要

LINEパスキーの設定方法|機種変更・トーク履歴の引き継ぎを解説

LINEのパスキー設定と機種変更の注意点を解説するアイキャッチイラスト。指紋認証やスマートフォン間の引き継ぎ、トーク履歴・写真・動画のバックアップを表現。

LINEが2026年11月6日、顔認証や指紋認証などを使ってログインできる「パスキー」への対応を発表しました。

これまで機種変更の際にLINEのパスワードを忘れて困った経験がある人にとっては、便利な新機能です。あらかじめパスキーを登録しておけば、新しいスマートフォンでもパスワードを入力せずにLINEアカウントへログインできるようになります。

ただし、最初に知っておきたい注意点があります。パスキーを設定しても、過去のトーク履歴や写真・動画が自動的にバックアップされるわけではありません。

また、iPhoneからAndroidへ機種変更する場合には、パスキーを利用するための追加条件があります。LINEコインなど、一部のデータは従来どおり引き継げません。

今回の変更で何が便利になったのか、パスキーの設定方法、機種変更時の使い方、大切なトークを残すための準備まで、LINE公式情報をもとに整理します。

LINEがパスキーに対応|2026年11月から何が変わった?

LINEヤフーは2026年11月6日、スマートフォン版LINEでパスキーへの対応を順次開始すると発表しました。対象となるのはLINEアプリのバージョン26.17.0以上です。

新機能の大きな特徴は、LINEアカウントの引き継ぎ時に、従来のパスワードを入力せずに本人確認できることです。

例えば、スマートフォンを買い替えてLINEを使おうとしたとき、登録したパスワードを思い出せず、ログインが進まないことがあります。以前の端末が故障したり、紛失したりしていれば、さらに厄介です。

パスキーを事前に登録し、新しい端末でも利用できる状態にしておけば、顔認証や指紋認証、端末のPINなどでログインできます。パスワードを思い出す手間を減らせるのが、今回の対応の大きな利点です。

ただし、LINEは「順次対応開始」と案内しています。2026年11月8日時点で、すべての利用者・端末への提供が完了したとは確認できません。また、パスキーの設定が全利用者に義務付けられたり、従来のログイン方法が全面廃止されたりしたわけでもありません。

公式発表:LINEヤフー「LINE、パスキーに対応し、より安心・かんたんなアカウント引き継ぎを実現」

LINEのパスキーとは?パスワードとの違い

パスキーは、従来のパスワードの代わりに使う新しい認証方法です。公開鍵暗号という技術を利用し、端末側で管理する秘密鍵と、サービス側に登録する公開鍵を組み合わせて本人確認を行います。

難しく聞こえるかもしれませんが、利用者が意識する操作は比較的簡単です。パスキーを使ってログインするときは、普段スマートフォンのロックを解除するときのように、顔認証や指紋認証などを行います。

端末によっては、画面ロック解除用のPINやパターンも利用できます。そのため、顔認証や指紋認証を搭載していないことだけを理由に、必ず利用できないとは限りません。

顔や指紋の情報をLINEに送る仕組みではない

パスキーについて誤解されやすいのが、顔認証や指紋認証そのものがLINEに登録されるのではないか、という点です。

実際には、顔や指紋などによる本人確認は端末側で行われます。LINE側では秘密鍵によって生成された署名を公開鍵で検証するため、生体情報そのものをLINEのサーバーへ送信してログインする仕組みではありません。

また、パスキーは利用先のサービスと結び付いた認証方式であり、偽サイトへパスワードを入力させるフィッシング攻撃への耐性が高いという特徴もあります。

もっとも、パスキーがあればすべての不正アクセスを防げるわけではありません。スマートフォンの画面ロックや、Appleアカウント・Googleアカウントの安全な管理も引き続き重要です。

パスキーが端末のどこに保存されるのか、通常のパスワードや二段階認証と何が違うのかについては、パスキーとパスワードの違い・機種変更時の扱いを解説した記事でも詳しく紹介しています。

LINEパスキーの設定方法と必要条件

パスキーはLINEアプリの設定画面から登録できます。ただし、事前に確認しておきたい条件があります。

まず、LINEアプリがバージョン26.17.0以上であること。そして、LINEアカウントにメールアドレスが登録されていることが必要です。

パスキーでログインする際はメールアドレスやパスワードを入力しなくて済みますが、パスキーを作成するための事前登録条件として、メールアドレスが必要になります。

パスキーを登録する手順

  1. LINEアプリをバージョン26.17.0以上に更新する。
  2. LINEの「ホーム」から「設定」を開く。
  3. 「アカウント」を選択する。
  4. 「パスキー」をタップする。
  5. 「パスキーを作成」を選ぶ。
  6. 画面の案内に従い、顔認証・指紋認証などで登録を完了する。

これがLINE公式で案内されている基本的な登録手順です。OSやアプリのバージョンによって、表示される確認画面や端末認証の方法が異なる場合があります。

登録できるパスキーはLINEアカウント1つにつき最大10個、1端末につき1個です。複数の端末に登録しておくこともできますが、設定できる数には上限があります。

詳しい操作画面は、LINE公式「パスキーを設定する」で確認できます。

パスキーが表示されない・作成できない場合

設定画面に「パスキー」が見当たらない場合は、まずLINEのバージョンを確認してください。26.17.0未満なら、App StoreまたはGoogle Playから更新する必要があります。

メールアドレスが未登録の場合も、登録条件を満たしていません。LINEの「設定」→「アカウント」から、現在の登録情報を確認しましょう。

さらに、端末側の画面ロックや認証機能が適切に設定されているかも確認したいところです。ただし、機能は順次提供のため、アプリを更新しただけですべての利用者に必ず表示されるとは限りません。

表示されない原因を一律に不具合と決めつけず、アプリの更新状況、登録情報、端末環境を確認し、それでも利用できない場合はLINE公式ヘルプの案内を参照してください。

パスキーを使った機種変更|iPhoneとAndroidで何が違う?

パスキーを登録する大きなメリットは、機種変更の際に利用できることです。ただし、同じOSへの機種変更と、iPhone・Android間の機種変更では扱いが異なります。

iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合

同じAppleアカウントを利用していて、登録済みのパスキーが新しい端末でも利用可能な状態なら、そのパスキーでLINEへログインできます。

Appleのパスワード管理機能やiCloudキーチェーンを利用している場合は、パスキーの同期状態を確認しておきましょう。同じAppleアカウントであることだけでなく、保存されたパスキーを新端末から使えることが重要です。

AndroidからAndroidへ機種変更する場合

Android同士の場合も考え方は同じです。同じGoogleアカウントを利用し、Googleパスワードマネージャーなどで登録済みのパスキーが利用できる状態なら、新端末でのログインに使えます。

ただし、パスキーの保存先や同期の状態によって利用できる環境は変わります。新端末にGoogleアカウントを設定しただけで、どのパスキーでも必ず利用できるという意味ではありません。

iPhoneとAndroid間ではパスキーのコピーが必要になる場合がある

iPhoneからAndroid、またはAndroidからiPhoneへ変更する場合は少し複雑です。

LINE公式は、対応する環境であれば、iCloudキーチェーンとGoogleパスワードマネージャーの間でパスキーをコピーできると案内しています。

例えば、iPhoneのiCloudキーチェーンに保存しているLINEのパスキーをAndroidでも利用したい場合は、機種変更前にGoogleパスワードマネージャーへコピーしておく方法があります。

ただし、このコピー機能はLINEアプリが提供するものではなく、OSやパスワードマネージャーが提供する機能です。

LINE公式使い方ガイドが案内するOS間コピーの対応環境は、iPhoneがiOS 26以上、Androidが2026年6月1日以降のGoogle Playシステムアップデートを適用した対応端末となっています。

なお、ここでの「iOS 26以上」は異なるOS間でパスキーをコピーする機能の条件です。LINEパスキーの登録や通常利用が、すべてiOS 26以上に限定されるという意味ではありません。

iPhoneからAndroidへパスキーをコピーする手順

LINE公式では、iCloudキーチェーンからGoogleパスワードマネージャーへコピーする方法を案内しています。

  1. iPhoneにChromeをインストールし、移行先で使うGoogleアカウントにログインする。
  2. iCloudキーチェーンのパスキー管理画面を開く。
  3. パスキーのコピーまたはエクスポートメニューを選択する。
  4. 対象としてLINEのパスキーを選択する。
  5. コピー先に「Chrome」を選び、画面の案内に従って端末認証を行う。

コピー後、Android端末で同じGoogleアカウントを利用すると、コピーしたパスキーを使えるようになります。

反対にAndroidからiPhoneへ移行する場合は、GoogleパスワードマネージャーでLINEのパスキーを選択し、コピー先としてApple側の「パスワード」を指定する流れになります。

実際のメニュー名や操作画面はOSやアプリのバージョンによって異なります。対応環境を含む詳しい手順は、LINE公式のパスキー移行ガイドを確認してください。

また、パスキーをコピーできない場合でも、LINEアカウント自体を引き継ぐ方法がなくなるわけではありません。電話番号、かんたん引き継ぎQRコード、Apple ID・Googleアカウント連携など、条件を満たす別の方法を利用できる場合があります。

新しいスマホでパスキーを使ってログインする方法

パスキーの準備ができたら、新しい端末でLINEアプリを開きます。

  1. 新しいスマートフォンでLINEを起動し、「ログイン」を選択する。
  2. 「その他の方法でログイン」を選ぶ。
  3. 「パスキーでログイン」をタップする。
  4. 端末の認証を行い、表示されるアカウント情報を確認する。
  5. 画面に従ってLINEアカウントの引き継ぎと、必要なトーク履歴の復元を進める。

ここで重要なのは、パスキーを使った認証が成功しても、LINEアカウントの引き継ぎ手続きやトーク履歴の復元が自動的にすべて終わるわけではないことです。

ログインを進める前にバックアップを済ませる

LINEでは、新端末へのアカウント引き継ぎを確定すると、それまで使用していた端末で同じLINEアカウントを利用できなくなります。操作のタイミングは引き継ぎ方法によって異なりますが、旧端末から未保存のトークを取り出せなくなるリスクがあります。

そのため、機種変更前のスマートフォンで必要なバックアップを終えてから、新端末での引き継ぎを進めることが大切です。

パスキーのコピーができたか確かめるためだけに、準備が終わっていない状態で新しいスマートフォンへのログインを最後まで進めることは避けましょう。

なお、iPhoneのクイックスタートやApple ID・Googleアカウント連携など、パスキーとは異なる引き継ぎ方法では、LINEパスワードの入力が必要になる場合があります。パスキーを登録した後も、従来のパスワードを確認できる状態にしておくことは無駄ではありません。

パスキーだけではトーク履歴は引き継げない|バックアップの違い

ここが今回のパスキー対応で、最も誤解したくない部分です。

パスキーはLINEアカウントへログインするための認証方法であり、トーク履歴を保存するバックアップ機能ではありません。

過去の会話や写真・動画を残したい場合は、機種変更前にバックアップ方法を確認する必要があります。特に、iPhone同士・Android同士なのか、それとも異なるOSへの変更なのかで、復元できる内容が変わります。

方法トーク履歴写真・動画など主な条件
パスキー保存しない保存しないアカウント認証に利用
かんたん引き継ぎQRコード直近14日間直近14日間が対象旧端末を操作できる
バックアップ用PIN直近14日間直近14日間が対象事前設定と対応手順での入力
標準バックアップ保存済みの過去のテキスト原則対象外同じOS間で利用
プレミアムバックアップバックアップできた履歴バックアップできた対象データ対象会員・事前保存が必要

※復元範囲はLINE公式の「アカウントの引き継ぎで移行が可能なデータ」に基づきます。写真や動画などは保存状態によって引き継げない場合があり、表に記載した範囲のすべてが必ず復元されるという意味ではありません。

バックアップ用PINなら直近14日間の写真・動画も対象

バックアップ用PINは、LINEアカウントを引き継ぐ際にトーク履歴を復元するための6桁の暗証番号です。

事前に設定し、対応する引き継ぎ手順で入力すれば、OSに関係なく直近14日間のトーク履歴を引き継げます。

LINE公式のデータ一覧では、この14日間の対象にテキストメッセージだけでなく、写真・動画・ファイル・ボイスメッセージも含まれています。

つまり、無料の引き継ぎ方法では写真や動画を一切移せない、というわけではありません。ただし、対象となる期間やデータには制限があり、14日より古いメディアまで保存できる方法ではありません。

バックアップ用PINはLINEの「ホーム」→「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」から設定できます。公式手順では「今すぐバックアップ」を選び、6桁のPINを登録する流れです。

数字は「123456」や生年月日など、他人が推測しやすいものを避けましょう。なお、スマートフォンの画面ロック解除に使うPINとは別のものです。

公式情報:LINEヘルプ「バックアップ用のPINコードとは?」

14日より古いトークを残したい場合

iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidへの機種変更であれば、標準バックアップによって過去のテキストメッセージを保存・復元できます。

そのため、「LINEは過去14日間のトークしか引き継げない」という説明は正しくありません。

ただし、標準バックアップの対象は基本的にテキストメッセージです。過去の写真や動画まで保存する仕組みではないため、重要なメディアは別途保存しておく必要があります。

一方、iPhoneとAndroidの間で機種変更する場合、標準バックアップをそのまま異なるOSへ復元することはできません。プレミアムバックアップを利用しない通常の引き継ぎでは、直近14日間を超えるトーク履歴は引き継ぎ対象外になります。

プレミアムバックアップなら過去のトークも引き継げる?

iPhoneとAndroid間で機種変更し、14日より前のトークも引き継ぎたい場合に選択肢となるのが、LYPプレミアム会員向けの「プレミアムバックアップ」です。

LINE公式によると、対応するLYPプレミアム会員は最大100GBの保存領域を利用でき、テキストメッセージに加えて写真・動画・ファイル・ボイスメッセージをバックアップできます。

ただし、ここで重要なのは「バックアップできたデータ」が復元対象になることです。プレミアムバックアップを利用したからといって、過去のすべての写真や動画が無条件に戻るわけではありません。

初回バックアップ前の写真・動画には注意

プレミアムバックアップの初回処理では、端末のLINEアプリ内に保存されているデータがバックアップ対象になります。

例えば、トーク画面に写真のサムネイルが表示されていても、実際のデータがLINEアプリ内に保存されていない場合はバックアップできない可能性があります。すでに有効期限が切れたファイルや、一部の過去メディアも保存対象から外れることがあります。

初回バックアップで取得できなかったメディアは、その後の自動バックアップでもさかのぼって取得されません。

また、初回バックアップを開始するには端末に5GB以上の空き容量が必要で、実行中に3GB以下になると自動的に停止します。保存領域の上限は100GBです。

機種変更前に初回バックアップが完了したことを確認し、大切な写真や動画は別途保存しておくことが重要です。

引き継ぎ中のパスワード再設定にも注意

LINE公式ヘルプには、プレミアムバックアップ利用者向けの重要な注意があります。

Apple IDまたはGoogleアカウントを使ってLINEアカウントを引き継ぐ際、途中でLINEパスワードを再設定すると、プレミアムバックアップが削除されると案内されています。

これは通常のパスキー登録によってバックアップが消えるという意味ではありません。特定のアカウント引き継ぎ操作に関する注意事項です。

プレミアムバックアップを利用している人は、機種変更前にLINEの登録情報とパスワードを確認し、公式ガイドに沿って引き継ぎを進めてください。

なお、対象プランを解約した場合は30日間の猶予期間が設けられ、その終了後にプレミアムバックアップの保存データが削除されます。

詳しい対象プラン、初回バックアップ、復元時の制限はLINE公式ヘルプ「プレミアムバックアップとは?」に掲載されています。

iPhoneとAndroid間ではLINEコインなど引き継げないデータもある

パスキーがiPhoneとAndroidの両方に対応したからといって、LINEのすべてのデータを自由に移せるようになったわけではありません。

LINE公式のデータ移行一覧によると、異なるOS間でも友だちリストやグループ、購入済みスタンプ・絵文字・着せかえ、LINEポイント残高などは引き継ぎ対象です。

一方、購入済みのLINEコイン残高は、iPhoneとAndroidをまたぐ場合には引き継げません。一部の関連ゲーム内通貨なども対象外です。

LINEポイントとLINEコインは異なるものです。ポイント残高が引き継げるからといって、購入したLINEコインも引き継げると考えないようにしましょう。

また、通知音の設定やトークルームの背景画像も、アカウントの引き継ぎだけでは移行できない項目として案内されています。

パスキーはあくまでログイン手段です。有料アイテムやアプリ内設定の引き継ぎ条件を変更する機能ではないため、異なるOSへ機種変更する際は事前に利用中のデータを確認しておきましょう。

スマートフォンを紛失・故障した場合、パスキーがあれば復旧できる?

パスキーを事前に登録しておけば、以前の端末を使えなくなった場合でも、新しい端末で登録済みのパスキーを利用できればログインを進められます。

例えば、iPhoneを紛失しても、同じAppleアカウントで同期されたパスキーが新しいiPhoneから利用できれば、LINEパスワードを入力せずにログインする方法があります。

ただし、パスキーが新端末で利用可能な状態にあることが前提です。保存先のアカウントにログインできない場合や、パスキーの同期・コピーができていない場合などは、別の認証方法が必要になる可能性があります。

そのため、パスキーを設定しておけばスマートフォンの紛失後も必ずLINEアカウントを復旧できる、というわけではありません。

以前の端末を利用できない場合は、電話番号や登録メールアドレス、Apple ID・Googleアカウント連携など、現在利用できる認証方法を確認してください。

状況に応じた手続きは、LINE公式「あんぜん引き継ぎガイド」で確認できます。

LINEパスキーは設定した方がいい?削除はできる?

LINE公式は、機種変更やスマートフォンの紛失・故障に備える方法としてパスキーの事前登録を案内しています。

特に、パスワードを覚えることが苦手な人、機種変更のたびにログインで困る人、認証方法を増やしておきたい人にとっては、設定しておくメリットがあります。

ただし、パスキーの設定は2026年11月8日時点で必須化されていません。利用条件を満たす従来のログイン方法も残っています。

パスキーを削除したい場合

登録したパスキーは、LINEの「設定」→「アカウント」→「パスキー」から管理できます。

登録済みのパスキーを選択し、表示される管理メニューから削除できます。パスキーの名前を変更する機能も用意されています。

なお、パスキーの登録や削除が行われると、本人宛てに通知が届くとLINE公式は案内しています。

パスキーを削除することと、LINEアカウントそのものを削除することは別です。ただし、利用できる認証手段が少なくなる可能性があるため、削除する前にほかのログイン方法を確認しておくと安心です。

まとめ|LINEパスキーは便利だが、トークのバックアップは別に必要

2026年11月6日に発表されたLINEのパスキー対応によって、機種変更時などにパスワードを入力せず、顔認証や指紋認証などでログインする方法が増えました。

設定はLINEバージョン26.17.0以上で順次利用でき、事前にメールアドレスを登録したうえで「設定」→「アカウント」→「パスキー」から行います。

ただし、パスキーの登録だけではLINEアカウントの引き継ぎも、トーク履歴の保存も完了しません。

同じOS間であれば標準バックアップで過去のテキストを引き継げます。直近14日間の履歴は、対応するQRコード引き継ぎやバックアップ用PINで写真・動画なども対象になります。異なるOS間でさらに古い履歴を残したい場合は、プレミアムバックアップの利用条件を確認する必要があります。

また、iPhoneとAndroid間のパスキーコピーには対応環境の制限があり、LINEコイン残高など、OSをまたぐ移行で引き継げないデータもあります。

大切なのは、パスキーを事前に準備することと、残しておきたいトークや写真・動画をバックアップすることを、別々に確認しておくことです。

新しいスマートフォンへ移行する前に、LINEの登録情報、パスキーの利用環境、トーク履歴の保存状況を確認しておけば、機種変更時の思わぬトラブルを減らせます。

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