- HBO Maxは10月からどこで見られる?Hulu・Prime Video・U-NEXTを整理
- HBO Maxが10月1日からHulu・Prime Videoで開始
- HuluならHBO Maxが追加料金なし
- Huluは同じ10月1日に1,320円へ値上げ
- Prime Videoは月1,000円・1,400円の2プラン
- Prime Video版はAmazon Prime会員でなくても契約できる
- U-NEXTはどうなる?2024年から続いた独占体制は終了へ
- ではU-NEXTのHBO Maxはいつまで?
- U-NEXTからHBOやワーナー作品は全部消える?
- なぜHBO MaxはU-NEXT独占からHulu・Prime Videoへ広げる?
- HuluがHBO Maxを入れる理由は?
- Hulu・Prime Video・U-NEXTの違いを比較
- HuluとPrime Videoで配信作品は完全に同じ?
- 新ドラマ版『ハリー・ポッター』はどこで見られる?
- 日本でHBO Max単独契約はできる?
- 結局どれを選べばいい?
- まとめ|HBO MaxはU-NEXT独占からHulu・Prime Videoへ
HBO Maxは10月からどこで見られる?Hulu・Prime Video・U-NEXTを整理

これまで日本でHBO Maxを見るなら、まず名前が挙がったのはU-NEXTでした。
その状況が、2026年10月1日に大きく変わります。
ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)は9月1日、HBO Maxを日本でHuluとPrime Videoの2サービスを通じて提供すると発表しました。
Huluでは「HBO Max on Hulu」として、Hulu月額会員なら追加料金なし。Prime Videoでは追加サブスクリプションとして、月額1,000円と1,400円の2プランから選べます。
では、これまでHBO Maxを独占提供してきたU-NEXTはどうなるのでしょうか。
先に結論を整理すると、次のようになります。
| サービス | 2026年10月1日から | HBO Maxの追加料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Hulu | HBO Max on Hulu開始 | なし | Hulu月額会員が利用可能 |
| Prime Video | HBO Max追加サブスク開始 | 月1,000円~ | HD/4Kの2プラン |
| U-NEXT | HBO Maxとしての提供は終了へ | ― | 個別作品がどこまで残るかは未発表 |
WBDは公式発表で、10月1日以降、日本でHBO Maxを利用できるのはPrime VideoとHulu Japanのみと明記しています。したがって、U-NEXTだけがHBO Maxを扱ってきたこれまでの体制は終了します。
ただし、ここで注意したいのが、
「U-NEXTでHBO Maxの提供が終わる」ことと、「U-NEXTからワーナーやHBOの作品がすべて消える」ことは同じではない
という点です。
2026年9月1日時点では、U-NEXTから10月以降の作品移行について詳しい案内は発表されていません。
HBO Maxが10月1日からHulu・Prime Videoで開始
HBO Maxは、WBDが展開する動画配信サービスです。
HBOだけではなく、Max Originals、ワーナー・ブラザースの映画やテレビシリーズ、DC Studiosなどをまとめて扱っており、『ゲーム・オブ・スローンズ』『THE LAST OF US』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』『セックス・アンド・ザ・シティ』などのシリーズから、『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』、DC作品まで幅広いラインアップを持っています。
「HBO」と「HBO Max」は、厳密には同じものではありません。
HBOはWBD傘下のプレミアムブランドのひとつ。HBO Maxは、そのHBO作品を含めたWBDのさまざまな作品をまとめて楽しめる動画配信サービスという位置づけです。
今回、日本では2026年10月1日から、HuluとPrime Videoの中にそれぞれHBO Maxの専用エリアが設けられます。
海外のようにHBO Maxの単独アプリへ直接加入する形ではありません。
WBDは、日本では10月1日以降、HBO MaxをPrime VideoとHulu Japanのみで提供するとしています。
HuluならHBO Maxが追加料金なし
Huluでは10月1日から、新ブランドとして「HBO Max on Hulu」が始まります。
対象はHulu月額会員で、HBO Maxを見るための追加料金はかかりません。
HuluのアプリやWebサイト内に設けられる「HBOページ」から、そのまま作品を視聴できます。Hulu公式は「Huluの月額会員ならどなたでも追加料金なく、見放題」と案内しています。
Hulu版で提供されるのは、WBDが「HBO Max Standard Tier」と呼ぶプランです。
ただし、Prime Videoのスタンダードと同じ名称だからといって、最大画質や同時視聴台数までまったく同じとは限りません。
9月1日時点でHuluが公表しているサービス概要では、HBO Max on Huluの具体的な最大画質や同時視聴台数までは示されていません。
Huluは同じ10月1日に1,320円へ値上げ
「追加料金なし」と聞くと気になるのが、Huluそのものの料金です。
Huluは2026年10月1日から、通常の月額料金を
1,026円 → 1,320円
へ改定します。
iTunes Store決済、Google Play決済、Amazonアプリ内決済では月額1,450円です。
また、改定後の対象会員には、レンタルや購入、電子コミック、音楽ライブなどに利用できる400円相当の期間限定ポイントが毎月付与されます。
ここで、
「HBO Maxが追加されたから294円値上げした」
と考えるのは早計です。
Huluが料金改定を発表したのは2026年6月30日。HBO Maxとの提携が発表された9月1日より2か月前でした。
6月30日の発表でHuluは、ポイント付き料金への変更やレンタル・音楽ライブ・電子コミックなどの利用拡大、見放題ラインアップの強化を説明しており、HBO Max導入を値上げ理由とはしていません。
結果として10月から「月額1,320円の通常Hulu料金でHBO Maxも追加料金なしで見られる」形になりますが、294円すべてがHBO Maxの料金として上乗せされたわけではありません。
なお、「Hulu | Disney+ セットプラン」やHuluチケット、一部事業者経由の契約などは今回の料金改定対象外です。料金が据え置かれる契約では400ポイントも付与されません。
Prime Videoは月1,000円・1,400円の2プラン
Prime Videoでは、HBO Maxが追加サブスクリプションとして提供されます。
料金は2種類です。
スタンダード
月額1,000円(税込)
- 最大1080p(HD)
- 最大同時接続2台
プレミアム
月額1,400円(税込)
- 最大4K UHD
- 最大同時接続4台
となっています。
4Kで見たい場合は、Prime Video版ではプレミアムを選ぶことになります。
HBO Maxのために別のアプリを入れる必要はなく、加入や視聴、作品検索、請求管理などをPrime Video側にまとめられるのも特徴です。
Prime Video版はAmazon Prime会員でなくても契約できる
ここは少し分かりにくいところです。
「Prime Videoの追加サブスクリプション」と聞くと、
Amazon Prime会費+HBO Max月額1,000円
が必ず必要なのでは、と考える人もいるでしょう。
しかしAmazonは、Prime Videoの追加サブスクリプションについて、Amazon Prime会員でなくてもAmazonアカウントがあれば契約できると案内しています。
つまりHBO Maxを見るためだけに、Amazon Primeへ新たに加入しなければならないわけではありません。
Prime Videoを普段から利用している人はもちろん、HBO MaxだけをPrime Video経由で追加するという選び方もできます。
U-NEXTはどうなる?2024年から続いた独占体制は終了へ
今回もっとも気になるのがU-NEXTでしょう。
HBO Maxは、2026年10月に初めて日本へ上陸するサービスではありません。
日本ではすでに2024年から展開されています。
U-NEXTは2024年9月19日、WBDとの独占パートナーシップを発表。当時の名称だった「Max」を9月25日からU-NEXT内で提供しました。
約2,500作品以上、16,000エピソード以上を扱い、U-NEXT月額プラン会員なら追加料金なし。HBOやMaxオリジナルなどを日本初・独占で配信することも大きな特徴でした。
ちなみに2024年当時はサービス名が「Max」でしたが、その後WBDがブランド名を再び「HBO Max」へ戻しています。
そして2026年9月1日現在も、U-NEXTのHBO Max特設ページは公開されています。
ページには現在も、約2,500タイトル・16,000エピソード、HBO作品やMaxオリジナル、『ハリー・ポッター』シリーズなどが案内されており、U-NEXTですぐ見られなくなったわけではありません。
つまり、
9月1日にHuluとPrime Videoでの提供が発表された=その日からU-NEXTで見られなくなった
ではありません。
少なくとも9月1日現在は、U-NEXTでも引き続きHBO Max作品を視聴できます。

HBO Maxは2026年10月1日からHuluとPrime Videoで提供。U-NEXTの個別作品が10月以降どうなるかは正式案内待ちです。ではU-NEXTのHBO Maxはいつまで?
ここは、9月1日時点でU-NEXTから具体的な終了案内が出ていません。
ただし、HBO Maxを運営するWBD側の発表はかなり明確です。
WBDは10月1日からHBO Maxを日本でPrime VideoとHuluに共同独占(co-exclusively)で提供すると発表し、さらに、
日本では10月1日以降、HBO MaxはPrime VideoとHulu Japanのみで利用可能
と明記しています。
したがって、少なくともこれまでの
U-NEXT=日本国内のHBO Max独占パートナー
という状態は終了します。
さらにWBDの発表をそのまま読む限り、HBO Maxというサービス/ブランド自体の日本での提供先は、10月からHuluとPrime Videoへ移ることになります。
ただし、U-NEXTが現時点で「9月30日をもってHBO Maxを終了します」といった利用者向けの詳しい移行案内を公表しているわけではありません。
そのため、具体的な終了日時についてはU-NEXTからの正式案内を待つ必要があります。
U-NEXTからHBOやワーナー作品は全部消える?
ここは分けて考える必要があります。
WBDが発表したのは、
「HBO Maxというサービスを10月からどこで提供するか」
です。
一方、U-NEXTに現在並んでいるすべてのワーナー映画やHBO作品が、10月1日になった瞬間に一斉に削除されるとまでは発表されていません。
動画配信の権利は、サービス全体でひとつの契約になっているとは限りません。
作品ごとに契約期間や見放題・レンタルの条件が異なることもあり、ひとつの大型提携が終了しても、別の契約で一部作品が残る場合があります。
テレビ放送とネット配信でも権利が別になるように、映像作品は「その作品を持っている会社なら、どこでも自由に配信できる」という単純な仕組みではありません。こうした配信権の違いについては、昔のテレビ番組はなぜ配信されない?TVerやサブスクで見られない理由でも詳しく整理しています。
したがって現時点では、
「10月からU-NEXTではHBO Maxを利用できなくなる」
と
「U-NEXTからHBOやワーナー作品が1本残らず消える」
を同じ意味で扱わない方がよいでしょう。
どの作品が終了し、どの作品が残るのかは、今後U-NEXTが発表する配信終了情報を確認する必要があります。
なぜHBO MaxはU-NEXT独占からHulu・Prime Videoへ広げる?
「U-NEXTではうまくいかなかったのか」と考えたくなる変更ですが、WBDの説明はむしろ逆です。
WBDアジア・パシフィックのジェームズ・ギボンズ氏は、日本でHBO Maxを開始して以降、視聴者の利用とブランド認知が伸びてきたと説明しています。
今回の新しい提携は、日本でHBO Maxの配信範囲をさらに広げ、次の成長段階へ進むためのものと位置づけられています。
つまり、
U-NEXT一社を窓口に日本市場へ展開してきたHBO Maxが、HuluとPrime Videoというさらに大きな既存サービスへ接点を広げる
という流れです。
WBDは、2026年末に控える新しいHBOオリジナル版『ハリー・ポッター』にも直接言及しています。
もちろん「ハリー・ポッターのためだけに提携先を変更した」とまでは言えません。
ただ、日本でも知名度の高い大型シリーズを控えるタイミングで視聴できる窓口を増やすことが、HBO Maxの認知拡大につながるのは確かでしょう。
HuluがHBO Maxを入れる理由は?
Hulu側にとっても、今回のHBO Max導入はかなり大きな意味を持ちます。
日本のHuluは2011年のサービス開始以来、「海外ドラマ観るならHulu」を掲げてきました。
今回の発表でも、HBO Maxを加えることで海外ドラマ国内プラットフォームNo.1を見据えるとしています。
『ゲーム・オブ・スローンズ』『THE LAST OF US』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』といったHBO作品だけでなく、『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』、DC作品なども加わるため、海外作品のラインアップは一気に厚くなります。
今回の契約は作品をHuluへ提供するだけでもありません。
日本テレビとWBDはグローバル・パートナーシップを結び、日本テレビやHulu Japanの日本コンテンツを海外のHBO Maxで展開する可能性についても検討します。
日本ではWBD作品をHuluへ。
海外では日本テレビやHuluの作品をHBO Maxへ。
双方向の展開も視野に入れた提携というわけです。
Hulu・Prime Video・U-NEXTの違いを比較
9月1日時点で分かっている内容をまとめると、次のようになります。
| 項目 | Hulu | Prime Video | U-NEXT |
|---|---|---|---|
| HBO Max | 10月1日開始 | 10月1日開始 | 9月1日現在提供中 |
| 形態 | HBO Max on Hulu | 追加サブスクリプション | U-NEXT内HBO Max |
| HBO Max追加料金 | なし | 月1,000円~ | 現在は追加料金なし |
| 基本料金等 | 通常月額1,320円※ | HBO Max月1,000円/1,400円 | 月額2,189円 |
| 4K | 詳細未発表 | プレミアム対応 | 対応作品あり |
| 同時視聴 | HBO Max固有条件は未発表 | 2台/4台 | U-NEXTは最大4アカウント |
| 10月以降 | 継続確定 | 継続確定 | HBO Maxとしては提供先から外れる |
※Huluは一部の契約形態で料金改定対象外。
U-NEXTの通常月額料金は2,189円で、毎月1,200円分のポイントが付与されます。
そのため単純に、
「1,320円のHuluが一番安い」
「2,189円のU-NEXTは高い」
とだけ比べるのも適切ではありません。
HuluにはHuluの見放題作品、U-NEXTには国内外の映画・ドラマ・アニメ、漫画や書籍、ポイントなどが含まれています。
HBO Maxだけを見るための金額と、動画配信サービス全体の料金を混ぜない方が分かりやすいでしょう。
HuluとPrime Videoで配信作品は完全に同じ?
現時点では、完全に同一とは発表されていません。
HuluとPrime Videoのどちらも、HBO、Max Originals、ワーナー・ブラザース、DCなどの作品を扱います。
10月1日の開始時には、『ゲーム・オブ・スローンズ』『THE LAST OF US』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』『ユーフォリア/EUPHORIA』など多数の代表作がラインアップされます。
ただし、
- 個別作品の配信開始日
- 字幕・吹替
- 4K対応
- 配信終了日
- すべての作品数
まで完全に一致すると保証されているわけではありません。
Amazon自身も一般的なPrime Video追加サブスクリプションについて、元サービスで提供されているコンテンツとPrime Video版のラインアップが必ずしも完全一致するとは限らないと案内しています。
見たい作品が決まっている場合は、10月1日のサービス開始後に各サービスで配信状況を確認するのが確実です。
新ドラマ版『ハリー・ポッター』はどこで見られる?
新しいHBOオリジナルシリーズ『ハリー・ポッター』も、日本での配信先が決まっています。
第1シーズンのタイトルは、
『ハリー・ポッターと賢者の石』
Huluは2026年12月下旬に配信予定と発表しています。WBD側は「クリスマス」と案内しています。
そして、この新シリーズはHuluだけの独占配信ではありません。
Prime Video内のHBO Maxでも配信されます。
現時点で正確な配信日は発表されていないため、「12月25日」といった日付まで決めつけるのは早いでしょう。
また、10月以降にU-NEXTでも同シリーズが何らかの形で配信されるのかについては、9月1日時点では発表されていません。
日本でHBO Max単独契約はできる?
10月1日時点では、日本向けHBO Max単独アプリやHBO Max公式サイトから直接加入するサービスは発表されていません。
日本では、
Hulu
または
Prime Video
を通じて利用する形です。
WBD自身が10月1日以降の日本での提供先を、この2サービスのみとしています。
海外でHBO Maxを利用している人がイメージする「HBO Maxアプリをダウンロードして直接契約」という方式とは異なります。
結局どれを選べばいい?
すでにHuluを使っているなら、まずHuluで十分でしょう。
追加料金なしでHBO Maxが加わるため、HBO作品を見るためだけに別サービスを増やす必要がありません。
Prime Videoを中心に使っている人なら、Prime Video内へHBO Maxを追加できる手軽さがあります。
最大1080pでよければ月1,000円のスタンダード。4K UHDや最大4台の同時視聴を重視するなら月1,400円のプレミアムが選択肢になります。
Amazon Prime会員でなくてもAmazonアカウントがあれば追加サブスクリプションへ加入できるため、「HBO MaxだけPrime Video経由で契約したい」という使い方も可能です。
現在U-NEXTでHBO Maxを利用している人は、急いで9月1日の段階で乗り換える必要はありません。
まずはU-NEXTから発表される10月以降の配信終了作品を確認し、自分が見ている作品がどこへ移るのかを見てから判断するのがよさそうです。
まとめ|HBO MaxはU-NEXT独占からHulu・Prime Videoへ
日本のHBO Maxをめぐる流れを時系列で並べると分かりやすくなります。
2024年9月
U-NEXTがWBDとの独占パートナーシップを結び、「Max」を日本で展開。
↓
2026年9月1日現在
U-NEXTでは引き続きHBO Max作品を配信中。
↓
2026年10月1日
Huluで「HBO Max on Hulu」が開始。
Prime VideoでもHBO Max追加サブスクリプションが開始。
WBDは、10月1日以降の日本ではHBO MaxをPrime VideoとHulu Japanのみで提供すると発表しています。
Huluは月額会員なら追加料金なし。
Prime Videoは月1,000円のスタンダードと月1,400円のプレミアムから選べます。
そして、これまで続いてきたU-NEXTによるHBO Maxの独占提供は終了します。
ただし、U-NEXTに現在あるワーナー作品やHBO作品が10月1日にすべて消えると決まったわけではありません。
「HBO Maxの提供先はHuluとPrime Videoへ移る。一方、U-NEXT上の個別作品が10月以降どうなるかは、まだ正式な移行案内待ち」
9月1日時点では、ここまでが確実に言える範囲です。