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嵐に舞うプシュケ 第1巻レビュー|8月22日発売。静かな余白があとから効いてくる青春群像

8月22日、KADOKAWAのシルフコミックスから『嵐に舞うプシュケ』(おむ・ザ・ライス)第1巻が発売されました。 同日に公開された発売記念PVには古川慎さんと林鼓子さんが参加。声と言葉の“間”が、作品の温度をやさしく伝えてくれます。

作品概要(まず事実を手早く)

  • 発売日:2025年8月22日(金)
  • レーベル:シルフコミックス(KADOKAWA)
  • 仕様:B6判/164ページ/税込748円(本体680円+税)
  • 電子版:同日配信(BOOK☆WALKER等)

上記はKADOKAWAの発表・書誌情報に基づきます。

あらすじ(公式要約ベース)

奨学金で大学に通う卯野みつば。勉強とバイトに追われる日々の中、芸術専攻の満谷怜の“研究室の掃除・1回3,000円”を引き受けたことで、世界が少しずつ動き出す。 自分とは違う世界の住人に惹かれていく気持ちと、彼が引く“一線”の間で揺れる心。 物語の導入は公式連載ページ(カドコミ/シルフ公式)でも確認できます。

発売記念PVとキャスト(導入の鍵)

PVでは、満谷怜=古川慎さん、卯野みつば=林鼓子さん。台詞は多くないのに、抑えたトーンと“間”で感情の温度が上がっていくタイプ。 紙でも電子でも、まずPV→試し読みの順で入ると世界観が掴みやすいです。

読み味のメモ(ネタバレ控えめ)

1. 派手じゃないのに、あとから来る

大事件より“心の揺れ”で進む物語。読後すぐの興奮ではなく、数時間〜翌日にじわっと効いてくるタイプです。日常に戻った瞬間、ふと登場人物の視線を思い出す感じ。

2. 視線と手のアップが語ること

コマの寄せ方で関係の温度を上げる演出が多め。説明しすぎないから、読者側の想像が入る“余白”が残る。これがSNSの一言感想(「わかる」「刺さる」)と相性◎。

3. “満たされない思い”の扱いが丁寧

いまの若い読者が抱えがちなモヤモヤを、断定せずに置いてくれる。答えを急がない姿勢が、作品全体の誠実さにつながっています。

こんな人におすすめ

  • 静かなドラマで心が動く作品が好き
  • 人と人の“距離感”に敏感な描写が刺さる
  • まずPVや試し読みで雰囲気を確かめたい

まずはここから

  1. 発売記念PVをチェック(キャストと作品トーンの確認)
  2. カドコミ/シルフ公式の試し読みで導入に触れる
  3. 紙 or 電子で購入(仕様・価格は下記参照)

✅Amazon商品リンク(※在庫は流動的)

書誌情報(仕様・価格・ISBN)はAmazonの書籍ページでも確認できます。

参考情報

  • KADOKAWA トピックス(発売・PV公開の公式発表)
  • アニメイトタイムズ(PV・キャスト掲載)
  • Amazon書籍ページ(書誌・価格・ISBN)
  • カドコミ(連載ページ/導入確認)
  • シルフ公式シリーズ紹介(作品要約)
  • BOOK☆WALKER(電子配信の確認)

まとめ

『嵐に舞うプシュケ』は“静かな熱”で心を動かすタイプ。 まずはPV→試し読み→購入の王道で体験の質を上げ、数日後にもう一度ページを開くと余白の意味が濃くなるはず。

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