- 今日は何の日(11月20日)
- 世界こどもの日(11月20日)
- ピザの日(11月20日)
- 毛布の日(11月20日)
- ホテルの日(11月20日)
- 産業教育記念日(11月20日/商業学校通則の制定を記念して)
- 山梨県民の日(11月20日/甲府県から山梨県へ)
- 行政相談委員の日(11月20日/暮らしの「困った」を聞く人たち)
- いいかんぶつの日(11月20日/「干」「乾」の漢字に込められた記念日)
- アフリカ工業化の日(11月20日/Africa Industrialization Day)
- 発芽野菜の日(毎月20日/スプラウトで野菜不足を見直す)
- 毛皮の日(11月20日/いいファーの日)
- 組織風土の日(11月20日/「いい風土」を考える日)
- 多肉植物の日(11月20日)
- 発芽大豆の日(11月20日/いい発芽の日)
- 競輪発祥の日(11月20日)
- ワインの日(毎月20日/日本ソムリエ協会)
- タブレット通信教育の日(11月20日)
- メンズ脱毛を応援する日(11月20日)
- イイツーキンの日(11月20日)
- 人と人をつなぐいい通話の日(11月20日)
- シチューライスの日(毎月20日)
- 「森のたまご」の日(毎月20日)
- まとめ(11月20日)
今日は何の日(11月20日)

11月20日は、世界の子どもたちの権利に目を向ける「世界こどもの日」や、イタリアの食文化がルーツの「ピザの日」、冬支度にぴったりな「毛布の日」など、心と暮らしをあたためてくれる記念日が集まっています。
どれも、少しだけ意識を向けるだけで今日の過ごし方が変わるテーマばかりです。このページでは、それぞれの由来や意味を確認しながら、今すぐできる小さなアクションのヒントも添えて紹介していきます。
世界こどもの日(11月20日)
11月20日は、国際連合が制定した「世界こどもの日(Universal Children’s Day)」。
子どもの権利を守り、幸福と健全な成長を願うことを目的としています。1954年に国連総会で採択され、“世界中の子どもたちが平等に、幸福に生きられる世界をつくるための日”として定められました。
この日付が選ばれた理由には、歴史的な大きな2つの出来事が重なっていることが背景にあります。
- 1959年11月20日:「児童の権利に関する宣言」採択
- 1989年11月20日:「子どもの権利条約(CRC)」採択
特に子どもの権利条約は、日本を含むほとんどの国が批准しており、「教育を受ける権利」「暴力から守られる権利」「意見を持つ権利」「遊ぶ権利」など、子どもが人権を持つ存在であることを国際的に認めた重要な転換点となりました。
近年では国連児童基金(UNICEF)を中心に、学校・自治体・企業などもこの日の認知を広げる取り組みを展開し、ブルーライトアップや教育イベントなどが世界各地で行われています。
日本でも、SNSを通じた啓発や寄付キャンペーン、子どもの声を社会に届けるプロジェクトが増えており、少しずつ参加方法の幅が広がっています。
ピザの日(11月20日)
11月20日は「ピザの日」。ピザ業界の発展をめざすピザ協議会が制定し、日本記念日協会にも登録されている記念日です。日付は、ピッツァ・マルゲリータの名前の由来となったイタリア王妃マルゲリータの誕生日にちなむもの。
ナポリで王妃のために焼かれた、トマト・モッツァレラチーズ・バジルでイタリア国旗を表現した一枚が、今も世界中で愛される定番ピザの始まりといわれています。今日はお気に入りの店で一枚頼んでみたり、冷凍ピザに具材を足して“自分だけのマルゲリータ”を作って楽しんでみるのも良さそうです。
毛布の日(11月20日)
11月20日は「毛布の日」。国内有数の毛布生産地・泉大津市(大阪府)が、明治20年(1887年)に国産毛布が初めて生産された歴史と「いい(11)も〜ふ(20)」の語呂合わせを組み合わせ、1980年代に制定されました。
毛布は冬の夜だけでなく、リビングやベランダでくつろぐ時間にも“ぬくもり”をプラスしてくれる存在。今日は、寝具を一つ整えるだけでも、体温だけでなく気分まで和らぎます。お気に入りの毛布を少しだけ早めに出してみたり、大切な人に“贈りたい一枚”を考えてみるのもいいでしょう。
ホテルの日(11月20日)
11月20日は「ホテルの日」。1890年、近代国家を目指していた日本が海外要人を迎えるための迎賓館として、帝国ホテルを開業したことに由来するとされています。以来、日本のホテルは「おもてなし」の象徴として、国内外のゲストを迎えてきました。
今日は、思い出に残っている旅先のホテルを振り返ってみたり、いつか泊まりたい憧れのホテルをリストアップしてみるのも良さそうです。ロビーやラウンジの写真を眺めるだけでも、ちょっとした非日常気分が味わえるはずです。
産業教育記念日(11月20日/商業学校通則の制定を記念して)
1884年11月20日に「商業学校通則」が制定され、日本で本格的な産業教育制度がスタートしたことを記念した日です。工業高校や商業高校など、現場で役立つ知識や技能を育てる教育のルーツともいえる出来事でした。
いまはAIやDXの時代ですが、「仕事に直結する学び」は変わらず大切なテーマ。今日は、自分の仕事や暮らしに役立つ資格や講座を一つ調べてみるなど、学び直しのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
山梨県民の日(11月20日/甲府県から山梨県へ)
1871年11月20日、甲府県ほか甲斐国内の諸県が統合され「山梨県」が誕生しました。この日を記念し、1986年に山梨県が「県民の日」として制定したのが由来です。県民が郷土への理解と関心を深め、豊かなふるさとを次世代へつなぐことを目的に、県内の施設無料開放やイベントも多数行われます。
山梨ゆかりの方は、地元の歴史や名所を改めて調べたり、オンラインで観光情報をチェックしてみると、旅のプラン作りにも役立ちます。
行政相談委員の日(11月20日/暮らしの「困った」を聞く人たち)
1961年11月20日に、国民の声を行政に届ける役割を担う「行政相談委員」が設置されたことから定められた記念日です。行政相談委員は総務大臣から委嘱された民間有識者で、全国の市区町村に約5,000人配置され、行政サービスへの苦情や要望を聞き、関係機関と連携して解決を目指しています。
役所の窓口に行くほどでもないけれど不安なことがある時、こうした相談先があると心強い存在です。お住まいの地域の相談窓口を一度チェックしておくと、いざという時に役立ちます。
いいかんぶつの日(11月20日/「干」「乾」の漢字に込められた記念日)
11月20日は「いいかんぶつの日」。日本かんぶつ協会が2010年に制定し、日本記念日協会にも登録されている記念日です。日付は、11月の「干物」の「干」が「十」と「一」に分解でき、20日の「乾物」の「乾」には「十」が2つ含まれることから、「11月20日にかんぶつを乞う」と読む語呂合わせに由来します。
昆布やかつお節、干ししいたけ、切干大根などの乾物は、保存がきき、うま味や栄養が凝縮された日本の伝統食材。今日はみそ汁の出汁を粉末ではなく昆布と削り節で取ってみたり、常備菜としてひじきや切干大根の煮物を作ってみるなど、ひと品だけでも「かんぶつ」を意識した食卓にしてみると、和食の良さを改めて実感できます。
アフリカ工業化の日(11月20日/Africa Industrialization Day)
11月20日は、国連が定めた国際デー「アフリカ工業化の日」。1989年の国連総会で制定され、英語名は「Africa Industrialization Day」です。アフリカの工業化を進めることが、雇用の創出や貧困削減、経済の多角化にとっていかに重要かを世界に訴える日として、各国でシンポジウムや啓発イベントが行われています。
私たちの暮らしにも関わりの深い医薬品やインフラ、再生可能エネルギーなどの分野では、日本企業や国際機関もアフリカ諸国と連携を進めています。今日はニュースや国際機関のサイトを覗き、アフリカ発のビジネスや技術に少し目を向けてみるのも良さそうです。遠い地域の話に見えて、実は自分の消費行動ともつながっていることに気づけるかもしれません。
発芽野菜の日(毎月20日/スプラウトで野菜不足を見直す)
毎月20日は「発芽野菜の日」。広島市に本社を置く株式会社村上農園が制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「20日(はつか)」を「発芽(はつが)」と読む語呂合わせから。一般の野菜よりも栄養価が高く、生活習慣病予防の観点からも注目される発芽野菜(スプラウト)を、もっと身近に感じてもらうことが目的とされています。
かいわれ大根やブロッコリースプラウト、豆苗などは、スーパーでも手に入りやすく、ベランダやキッチンで自家栽培も可能です。今日はサラダにひとつまみ加えたり、卵焼きや炒め物に混ぜるだけでも、食卓が少しだけヘルシーに。日々の野菜不足を見直す“月に一度のリマインダー”として、この記念日を活用してみてはいかがでしょうか。
毛皮の日(11月20日/いいファーの日)
11月20日は「毛皮の日」。日本毛皮協会(現・日本皮革産業連合会の前身団体)が1989年に制定した記念日で、「いい(11)フ(2)ァー(0)」という語呂合わせが由来です。古くから毛皮は寒さをしのぐ防寒具として重宝され、のちにファッション素材としても広がってきました。一方で近年は、動物福祉や環境負荷の観点からリアルファーを見直す動きも強まっています。
今日は、自分が身につけている素材がどこから来ているのか、フェイクファーやリサイクル素材なども含めて考えてみる日として、「衣」と「いのち」のつながりに少しだけ意識を向けてみるのも良さそうです。
組織風土の日(11月20日/「いい風土」を考える日)
11月20日は「組織風土の日」。企業風土改革を専門とするコンサルティング会社・スコラ・コンサルトが制定し、日本記念日協会にも登録されています。日付は「いい(11)ふう(2)ど(10)」という語呂合わせから。
働く人の価値観やコミュニケーションの雰囲気、挑戦しやすさなど、目に見えにくいけれど業績や離職率にも直結するのが「組織風土」です。今日は、自分の職場やチームについて「本音を言いやすいか」「失敗しても学びにできているか」などを振り返ってみるのがおすすめ。小さな一言のねぎらいや、感謝を伝えるチャットを送るだけでも、風土を少しずつ良い方向へ動かすきっかけになります。
多肉植物の日(11月20日)
11月20日は「多肉植物の日」。岐阜県瑞穂市でサボテンや観葉植物を手がける株式会社岐孝園が制定し、2018年に日本記念日協会に認定された記念日です。日付は、同社が運営する「さぼてん村」のある地域で、霜が降り始め多肉植物がいちばん美しく色づき締まってくる時期がちょうど11月20日ごろにあたることから選ばれました。
乾燥に強く、コンパクトなスペースでも育てやすい多肉植物は、忙しい人や園芸初心者にもぴったりの“ちいさなグリーンインテリア”。今日は気になる一鉢を迎えてみたり、すでに育てている株の水やりや置き場所を見直してみるなど、日常に少しだけ「多肉タイム」を足してみるのも良さそうです。
発芽大豆の日(11月20日/いい発芽の日)
11月20日は「発芽大豆の日」。煮豆や佃煮で知られるマルヤナギが、日本記念日協会に申請して認定された記念日で、「いい(11)はつが(20日)」という語呂合わせが由来です。大豆をいったん発芽させることでGABAや葉酸、イソフラボンなどの有効成分が増え、「天然のマルチサプリ」とも呼ばれるほど栄養価が高まります。
今日はサラダやスープ、炒め物など、いつもの料理に発芽大豆をひとつかみ加えてみるのはいかがでしょうか。小さな一品から、毎日の食生活を少しずつ整えていくきっかけになります。
競輪発祥の日(11月20日)
1948年11月20日、福岡県北九州市の小倉競輪場で日本初の公営競技として競輪が開催されたことから、この日は「競輪発祥の日」とされています。戦後の戦災都市復興と自転車産業振興を目的にスタートした競輪は、その収益が機械工業や社会福祉などにも活用されてきました。レースは単なるギャンブルではなく、選手の戦略や駆け引きが光るスポーツでもあります。
今日は公式サイトや中継映像をのぞいて、日本発祥のプロスポーツがどのように受け継がれてきたのか、歴史と魅力をあらためて知ってみるのも良いですね。
ワインの日(毎月20日/日本ソムリエ協会)
毎月20日は「ワインの日」。日本ソムリエ協会が1994年に制定した記念日で、ワイン文化をより身近に感じてもらうことが目的です。フランス語でワインを意味する「vin(ヴァン)」と数字の「20(vingt/ヴァン)」が同じ発音であることから、この日が選ばれました。難しく考えず、月に一度「20日になったらワインを意識する日」と決めるだけでも、食事や会話の楽しみ方が少し変わります。
今夜はいつもよりゆっくりグラスを傾け、ラベルの産地やブドウ品種を調べながら味わってみると、新しいお気に入りに出会えるかもしれません。
タブレット通信教育の日(11月20日)
11月20日は「タブレット通信教育の日」。日本語ワープロ「一太郎」で知られるジャストシステムが制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。2012年11月20日に、世界で初めて“学習専用タブレットだけで学ぶ”通信教育「スマイルゼミ小学生コース」が誕生したことに由来します。
タブレット学習は、動画や音声、書き込み機能を組み合わせて、子ども一人でも理解を深めやすいのが特徴です。今日は、お子さんが使っている学習アプリやタブレットの設定を一緒に見直したり、「どの教科がいちばん楽しい?」と会話してみる日として、家庭の“学び環境”を振り返ってみてはいかがでしょうか。
メンズ脱毛を応援する日(11月20日)
11月20日は「メンズ脱毛を応援する日」。男性専門の医療脱毛クリニック「レーザースキンクリニック」を運営する医療法人社団陽美会が制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は、脱毛で毛穴が引き締まりツルツルになるイメージから「いい(11)つるすべ(20)」の語呂合わせに由来し、同クリニック金沢院の開院日でもあります。
髭や体毛の自己処理に悩む男性は増えており、脱毛は清潔感アップや肌トラブル軽減の選択肢として定着しつつあります。今日は、興味がある人は信頼できる医療機関の情報をチェックしたり、身近な男性同士で“身だしなみの悩み”を気軽に話してみるのも良さそうです。美容の話題をタブーにしないことが、自分らしいスタイルを選びやすくする第一歩になります。
イイツーキンの日(11月20日)
11月20日は「イイツーキンの日」。プロモーション事業を手がける株式会社ドリルが制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「いい(11)2(ツー)0(距離が近いことを表す)」という語呂合わせから。通勤時のマナーや混雑、ストレスなどの課題に目を向け、“より良い通勤”を考えるきっかけにすることを目的としています。
同社は「通勤総合研究所(通勤総研)」を立ち上げ、通勤と決済にまつわる調査も発信しています。今日は、一本早い電車に変えてみる、混雑を避けて在宅勤務の日を検討する、イヤホンの音量や車内での立ち振る舞いを見直すなど、自分と周囲の負担を軽くする“通勤アップデート”を一つ試してみると、明日からの朝時間が少し楽になるかもしれません。
人と人をつなぐいい通話の日(11月20日)
11月20日は「人と人をつなぐいい通話の日」。コンタクトセンター事業を行うウィルオブワーク(旧セントメディア)が制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「いい(11)つう(2)わ(0)」の語呂合わせ。コールセンター・カスタマーサポート・相談窓口など、“声で人を支える仕事”への理解を広げることが目的とされています。
電話の向こう側には、悩みを抱えた人、困りごとを抱えた人、感謝を伝えたい人などさまざまな背景があります。今日は、問い合わせ先に電話した際の「ありがとうございます」の一言を意識したり、身近な人に声で近況を伝えてみるなど、「通話の力」をあらためて感じる日にしてみるのも良いですね。
シチューライスの日(毎月20日)
毎月20日は「シチューライスの日」。大手食品メーカー・ハウス食品グループ本社が制定し、日本記念日協会に登録されています。20日という日付は、家庭で人気の組み合わせ「ハウスシチュー(H)×ごはん(G)」の語呂合わせ「HG=20」から。“シチューをごはんにかける文化”を肯定し、楽しんでもらいたいという思いが込められています。
シチューはパン派か、ごはん派かで意見が割れやすい料理ですが、どちらでも美味しく楽しめるのが魅力。今日は、チーズをのせて焼きシチュー風にしたり、雑穀ごはんやバターライスと組み合わせてみるなど、いつものシチューをちょっとアレンジしてみるのも面白いかもしれません。
「森のたまご」の日(毎月20日)
毎月20日は「森のたまごの日」。人気ブランド卵「森のたまご」を販売するイセ食品株式会社が制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「20(トリ=鶏)」の語呂合わせから。黄身の濃厚さとコクを重視した飼料配合による“豊かな味わいの卵”をもっと広く知ってもらうことが目的とされています。
卵は栄養価が高く、料理との相性も無限大。今日は卵かけご飯を贅沢に楽しんだり、オムレツやプリンを作ってみるなど、気分の上がる“卵デー”にしてみるのも素敵です。すぐ使い切る家庭でも、保存方法(冷蔵で尖ったほうを下に)を意識するだけで鮮度を長持ちさせることができ、食卓の楽しみをより広げられます。
まとめ(11月20日)
11月20日は、食・教育・暮らし・ビジネスなど、日常のさまざまな場面に寄り添う記念日が集まっています。
ピザやシチューライス、森のたまごなど“食の楽しさ”を祝い、毛布やホテルの日は“やすらぎと非日常”を思い出させてくれる日。タブレット通信教育や産業教育記念日は“学びの未来”に目を向けるきっかけとなり、通話・通勤・組織風土・脱毛といったテーマは“働き方や暮らし方のアップデート”を促してくれます。
肩ひじを張らなくても、今日できることはひとつで十分。
いつもより丁寧に食事を味わう、小さな感謝を声で届ける、疲れた心をふわっと休ませる、ほんの少し学びを深める──。
11月20日は「生活の質を整えるヒント」が静かに並んだ日。
どれか一つでも心に響いたテーマを、今日の行動にそっと取り入れてみませんか?