- mixiは今もある?mixi2との違いと昔のアカウントの現在
- 2026年現在も「昔のmixi」は普通に存在している
- mixi2はmixiの「新版」ではなく、別のSNS
- mixiのアカウントでmixi2へログインすることはできない
- 昔のマイミクや日記をmixi2へ移すこともできない
- では、15年前のmixiアカウントにもまだログインできる?
- 昔の日記や写真はまだ残っている?
- 「足あと」も消えていない。ただし昔と同じ仕様ではない
- mixi2は今も「招待制」
- mixi2も「登場しただけ」で止まってはいない
- そもそもmixiはどれほど流行ったのか
- なぜ「mixiはもうなくなった」と思われるようになったのか
- 今も使っている人はいるのか
- 「MIXI」という会社名になったことも、少し混乱を招いている
- 今から使うならmixiとmixi2のどちら?
- mixi以前のネット文化を知ると、当時の熱狂も少し見えてくる
- 初代mixiは今後終了するの?
- まとめ|mixiは消えていない。mixi2にも置き換わっていない
mixiは今もある?mixi2との違いと昔のアカウントの現在

「そういえば、mixiって今どうなってるんだろう?」
2000年代に使っていた人なら、一度くらい思ったことがあるかもしれません。
結論から言うと、昔からあるSNS「mixi」は2026年8月現在もサービスを続けています。
日記も、マイミクも、コミュニティも、つぶやきも、そして懐かしい「足あと」も残っています。mixi公式の運営者ブログも2026年5月に更新されており、単に古いログインページだけが残っているわけではありません。
では、2024年に登場した「mixi2」は何なのでしょうか。
ここが一番誤解されやすいところですが、mixiがmixi2へリニューアルされたわけではありません。
mixiとmixi2は、株式会社MIXIが並行して提供している別々のSNSです。
アカウントも別。昔のマイミクも引き継がれません。日記や写真のデータ共有もなく、mixiからmixi2への移行機能もありません。
さらにmixi2公式ヘルプは、mixi2の開始に伴って初代mixiを終了する予定もないと明記しています。
つまり2026年現在は、
昔のmixiがそのまま残っている。
その隣に、新しいSNSとしてmixi2が誕生した。
という状態です。
2026年現在も「昔のmixi」は普通に存在している
「サービスが続いている」と聞いても、昔のページを保存しているだけではないのかと思うかもしれません。
現在の公式ヘルプを見ると、そうではないことが分かります。
mixiは今も、日記、写真、つぶやきなどを友人や共通の趣味を持つ利用者と楽しめるSNSとして案内されています。スマートフォンのブラウザや公式アプリから新しい日記を投稿することもできます。
コミュニティも残っています。
既存コミュニティへ参加してトピックやコメントで交流できるだけでなく、2026年現在も新しいコミュニティを作成できます。
「マイミク」という名称も現役です。
マイミク一覧ではニックネームやプロフィール写真、最終ログイン時間などを確認でき、紹介文やグループ分け、メモといった機能も現在の公式ヘルプに掲載されています。
2000年代のmixiを知っている人なら、ここまで聞くだけでも少し不思議な感じがするかもしれません。
なくなったような印象があるのに、サービスの中には今もかなり「あのmixi」が残っているのです。
mixi2はmixiの「新版」ではなく、別のSNS
mixi2が始まったのは2024年12月16日です。
MIXIはサービス開始時、初代mixiを「心地の良いつながり」を軸にしたゆったりとしたコミュニケーションの場、mixi2を「今を共有でき、すぐ集える」を軸にした短文テキストSNSと説明しました。
名前こそ「2」ですが、ゲームの続編のようにmixi利用者がそのまま移っていくサービスではありません。
違いを簡単に整理すると、こうなります。
| 項目 | mixi | mixi2 |
|---|---|---|
| サービス開始 | 2004年 | 2024年12月16日 |
| 基本的な方向性 | ゆったりしたつながり | リアルタイムな短文交流 |
| アカウント | mixi独自アカウント | MIXI IDを利用 |
| 人とのつながり | マイミク | フォロー |
| 主な投稿 | 日記・つぶやき・写真など | 短文ポスト中心 |
| コミュニティ | あり | あり |
| 初回登録 | 招待なしでも可能 | 招待リンクが必要 |
| データ共有 | ― | mixiとは共有しない |
| mixiからの移行 | ― | 不可 |
mixi2では、フォローした人や参加コミュニティなどの投稿を時系列で見るタイムラインを重視しています。
文字を動かして感情を表現する「エモテキ」、日本語スタンプによるリアクション、コミュニティ、オンライン・オフラインのイベントといった機能も用意されています。
どこかmixiらしさを感じる部分はあります。
しかし、昔のmixiの中身を新しい見た目にして作り直したサービスではないのです。
mixiのアカウントでmixi2へログインすることはできない
ここは公式が明確に線を引いています。
初代mixiは独自のアカウント認証を利用しています。
一方、mixi2ではMIXI IDが認証に使われます。
そのため、昔mixiへ登録したメールアドレスやログイン情報を、そのままmixi2へ入れてログインすることはできません。逆にmixi2のアカウントで初代mixiへ入ることもできません。
「mixi2」という名前から、
昔のmixiアカウントでログインしたらマイミクが出てくるのかな
と思っていたなら、ここはかなり重要です。
出てきません。
二つのSNSは、ログインの時点から別世界です。
昔のマイミクや日記をmixi2へ移すこともできない
アカウントが別なら、データはどうでしょうか。
これも2026年8月現在、移行できません。
mixi2公式ヘルプは、mixiとmixi2のアカウントに関連付けやデータ共有はなく、サービス間のデータ移行もできないと案内しています。
したがって、
- マイミク
- 日記
- 写真
- コミュニティ
- 過去の投稿
などがmixi2へ自動的に引っ越してくることはありません。
昔の日記を残したいから「mixi2へ移行しておこう」と考えても、現在そのための機能は用意されていません。
過去のmixiデータを見る場所は、今でも初代mixiです。
では、15年前のmixiアカウントにもまだログインできる?
昔のアカウントが残っていて、登録したログインメールアドレスとパスワードが正しければ、現在もログインできます。
ここで面白いのは、当時使っていたメールアドレスそのものがすでに使えなくなっていても、ログインIDとしては利用できることです。
たとえば昔の携帯キャリアメールを解約していて、そのアドレスではもうメールを受信できなかったとしても、登録メールアドレスとパスワードを両方覚えていればログインできます。
問題は、パスワードも忘れている場合です。
登録メールアドレスで現在もメールを受信できるなら、パスワード再設定メールを送れます。
登録メールアドレスが使えなくなっていても、予備メールアドレスを設定していれば、そちらを利用できる場合があります。
mixiはログインメールアドレスを思い出すための照会機能やヘルプも現在用意していますが、情報がまったく分からない状態から必ず復旧できるわけではありません。
久しぶりに自分のアカウントを探すなら、昔使っていたメールアドレスを思い出せるかどうかが大きな手掛かりになります。
昔の日記や写真はまだ残っている?
ここは「全部残っています」と言い切ることはできません。
しかし、現在のmixiには昔の日記を扱う仕組みそのものが残っています。
公式ヘルプには、作成済みの日記を編集・削除する方法や、「過去日記の閲覧設定」まで現在も掲載されています。
そのため、アカウントを退会しておらず、自分で削除もしていないデータなら、久しぶりにログインしたときに昔の日記が残っている可能性があります。
ただし、個々のアカウントについては状況が違います。
自分で削除した日記は復元できませんし、退会や過去のサービス仕様変更による影響もあり得ます。
したがって、
「昔mixiに投稿したものは必ず全部残っている」
とは考えない方がよいでしょう。
それでも、十数年ぶりにログインして昔の日記が見つかったなら、それはmixi2に保存されていたのではありません。
2000年代から続いている同じmixiのアカウント側に残っていたということです。
「足あと」も消えていない。ただし昔と同じ仕様ではない
mixiを象徴する機能といえば、「足あと」を思い出す人は多いでしょう。
現在もあります。
公式ヘルプでは、自分のページへの訪問履歴と、自分がほかの利用者を訪問した履歴を確認する機能として「足あと」が案内されています。
ただし、昔の印象だけで現在の仕様を語ると間違えます。
現在は、マイミク、マイミクのマイミク、共通コミュニティ、プロフィール検索など、一定のつながりを持つ相手からのアクセスを中心に記録する仕組みです。
まったくつながりのない相手へアクセスしても、相手の足あとへ通知されないケースがあります。
「誰が見に来たのか気になって何度も確認した」
という、あの頃の記憶につながる名前は残っています。
ただしサービスが20年以上続く中で、中身は少しずつ変わっています。
mixi2は今も「招待制」
初代mixiを知る人には、少し面白い逆転があります。
現在のmixiは招待状なしでも新規登録できます。公式ヘルプにも「招待状なしで登録する方法」が掲載されています。
一方、新しいmixi2は2026年8月現在も招待制です。
初めてmixi2を利用するには、すでに利用している友人や知人から招待リンクを受け取る必要があります。招待リンクには使用回数の制限がなく、同じリンクから複数人を招待できます。
現在の公式手順では、招待リンクからmixi2アプリをインストールし、新規登録を行います。
登録時の認証にはMIXI IDが使われ、メールアドレスへ届く認証コードで登録します。
昔はmixiが招待制で、今はmixi2が招待制。
名前は新しくなったのに、入口だけ見ると少し2000年代へ戻ったような構造です。
mixi2も「登場しただけ」で止まってはいない
mixi2は2024年12月16日にスタートし、MIXIはその1週間後に登録利用者数が120万人を突破したと発表しました。
注意したいのは、これは2024年12月時点の登録利用者数であり、2026年の月間アクティブ利用者数ではないことです。
その後もサービスは更新されています。
2025年5月には、それまでスマートフォンアプリ中心だったmixi2にPCブラウザ版の一部機能が追加されました。PCからタイムラインを閲覧したり、投稿したりできるようになっています。
同年12月にはサービス開始1周年を迎え、年間活動を振り返る「mixi2 2025 Recap」などの施策も実施。MIXIはこの1年間にブラウザ版、タイムライン表示、ポスト編集、写真関連などさまざまな機能を追加してきたとしています。
つまり2026年現在も、mixi2は開発と運営が続いているSNSです。
そもそもmixiはどれほど流行ったのか
「mixiがまだある」と聞いて驚くのは、それだけ昔のmixiが大きな存在だったからでもあります。
mixiは2004年2月22日に運営を始め、3月3日に正式オープンしました。
当初は友人からの招待制で、独自の日記機能などを持つSNSとしてスタートしています。
2010年4月には、登録ユーザー数が2000万人を突破しました。
ただし、この2000万人という数字はあくまで2010年時点の登録者数です。
2026年現在の利用者数ではありません。
今回確認した公式資料では、現在の初代mixiについて比較可能な最新MAUは確認できませんでした。
そのため、
「今も○万人が使っている」
とも、
「ほとんど誰も使っていない」
とも、公式な数字なしに断定することはできません。
なぜ「mixiはもうなくなった」と思われるようになったのか
サービス終了していないのに、終了したと思われやすい。
これはmixiの少し特殊なところです。
理由を一つに決めることはできませんが、2000年代後半から2010年代にかけて、インターネットで人とつながる方法そのものが大きく変わりました。
かつてmixiの中では、
日記を書く。
短くつぶやく。
友人へメッセージを送る。
趣味のコミュニティへ入る。
写真を載せる。
といった行動を、一つのSNSの中でかなり幅広く行えました。
その後は短文投稿、メッセージ、写真・動画共有など、それぞれに強いサービスが広く利用されるようになります。
スマートフォンへの移行もあり、SNSの使われ方そのものが変わっていきました。
だからといって、
「Facebookに負けた」
「Twitterに負けた」
「足あとが変わったから終わった」
と一つの出来事だけに原因を求めるのは単純すぎます。
むしろ、ネット上のコミュニケーションが一つのSNSへ集まる時代から、用途ごとに多くのサービスへ分かれる時代へ変わったと見る方が自然です。
mixiの社会的な存在感がピーク時とは変わったことと、サービス自体が終了したことは別なのです。
今も使っている人はいるのか
現在の正確なアクティブ利用者数は分かりません。
ただし、「古いデータが置いてあるだけで誰も使っていないサイト」とするのも事実とは合いません。
mixiは2022年、調査期間中にサービスへログインした利用者を対象にアンケートを実施しています。
有効回答数は2256人。利用目的では「近況報告」「同じ趣味を持っている人を探す」「雑談」などが上位となり、つぶやき、日記、ニュース、コミュニティなどを通じた交流が利用目的として表れていました。
もちろん、これはmixi利用者全体を無作為抽出した調査ではなく、2026年の利用状況をそのまま表すものでもありません。
それでも、「昔の思い出を保管しているだけではなく、交流のために利用している人がいた」ことを示す公式資料ではあります。
2024年の20周年時にも、MIXIはmixiについて今後も日々のコミュニケーションを支えるサービスとして運営していく方針を示しました。
さらに2026年5月にはmixi公式運営者ブログが更新されています。
なぜ経営上サービスを維持しているのかという細かな事情までは公式に説明されていません。
しかし、現在も運営対象のサービスであることは確認できます。
「MIXI」という会社名になったことも、少し混乱を招いている
もう一つ区別しておきたいのが、会社名です。
mixiを運営する会社は、2022年10月1日に「株式会社ミクシィ」から株式会社MIXIへ商号を変更しました。
ただし、
SNS「mixi」が「MIXI」に改名したわけではありません。
現在は、
- SNS:mixi
- 新しいSNS:mixi2
- 運営会社:株式会社MIXI
という関係です。
株式会社MIXIは現在、SNSだけを運営している会社でもありません。
そのためニュースなどで「MIXI」という名前を見ても、それがそのまま昔のSNS mixiを指しているとは限りません。
大文字・小文字の違いだけに見えますが、意味はかなり違います。
今から使うならmixiとmixi2のどちら?
昔のアカウントへ戻って、
「昔の日記を見たい」
「マイミクがどうなっているか確認したい」
「昔参加していたコミュニティを見たい」
という目的なら、行くべき場所は初代mixiです。
mixi2には、それらのデータはありません。
一方、短い投稿を中心に新しく交流を始めたい、フォローやリアクション、コミュニティ、イベントを使って現在の人間関係を作りたいなら、mixi2はそうしたリアルタイム交流を意識して設計されています。
ただし、
mixi=昔のデータを見るだけ
mixi2=現在使うSNS
とまで単純化する必要もありません。
初代mixiでも2026年現在、新しい日記を書いたり、コミュニティを作ったりできます。
二つは「旧版と新版」ではなく、目的の違う別サービスです。
mixi以前のネット文化を知ると、当時の熱狂も少し見えてくる
mixiが登場した2004年前後は、今のようにSNSを使うことが当たり前になる直前でした。
個人ホームページ、ブログ、掲示板、プロフィールサービスなどを通じて、自分のページを作り、人とのつながりをネット上へ持ち込む文化が広がっていた時代です。
つぶログでは、mixi前夜のネット文化について「SNS黎明期と『前略プロフィール』ブーム」でも振り返っています。
プロフィールを書き、足あとを残し、つながった人の日記を読む。
今ではSNSの仕組みとして珍しくないことが、当時は新しい体験でした。
mixiが「昔のSNS」になった今も名前を覚えている人が多いのは、それだけ日本のネット文化が変わる大きな時期に存在していたからでしょう。
初代mixiは今後終了するの?
2026年8月23日時点で、初代mixiのサービス終了予定は公式に発表されていません。
mixi2公式ヘルプにも、
mixi2開始に伴ってmixiを終了する予定はなく、引き続き利用できる
という趣旨が明記されています。
ただし、「終了予定が発表されていない」と「永遠に続く」は別です。
Webサービスである以上、将来の方針は変わる可能性があります。
ここで言えるのは、あくまで2026年8月23日の現在地点です。
mixi2が登場したから初代mixiは近いうちに閉じる――という情報は、現時点では公式から出ていません。
まとめ|mixiは消えていない。mixi2にも置き換わっていない
「mixiは今もある?」
答えは、あります。
2004年に始まったSNS mixiは、2026年8月現在も続いています。
日記もあります。
マイミクもあります。
コミュニティも、つぶやきも、足あとも残っています。
そしてmixi2は、そのmixiをリニューアルしたサービスではありません。
mixiとmixi2は別のSNSです。
アカウントも別。
データも共有されない。
昔のマイミクは引き継がれない。
日記や写真を移行する機能もない。
mixi2の開始によって初代mixiが終了する予定も、2026年8月23日時点では発表されていません。
昔使っていたmixiを久しぶりに見たくなったなら、mixi2を探すのではなく、今も残っているmixi.jpの自分のアカウントへ戻ることになります。
ログイン情報が分かれば、そこに十数年前の日記やマイミクが残っているかもしれません。
一方のmixi2は、その思い出を引っ越す場所ではなく、MIXIが20年後に新しく立ち上げたもう一つのSNSです。
名前はよく似ています。
けれど、昔のmixiがmixi2になったわけではない。
mixiは今もmixiのまま残っている。
この一点が分かれば、2026年現在の「mixiとmixi2」はかなりすっきり理解できます。