- THE Wは終了?2026年開催なしの理由・ダブルインパクトとの関係と今後
- 『THE W』は終了した?2026年開催なしは確定、2027年以降は未定
- THE Wはなぜ2026年に開催されない?
- 7月と9月で終了理由が変わった?
- 視聴率低下で打ち切られた?
- 粗品の辛口審査や炎上が終了理由?
- ダブルインパクトはTHE Wの後継大会?
- 女性芸人もダブルインパクトには出場できる
- ダブルインパクト2026はどんな大会だった?
- THE Wは2027年に復活する?
- 2025年は過去最多1,044組 最新の女王はニッチェ
- 「一定の役割を果たした」=THE Wに意味がなかったわけではない
- まとめ|2026年は開催なし。ただし「永久終了」までは決まっていない
THE Wは終了?2026年開催なしの理由・ダブルインパクトとの関係と今後

『女芸人No.1決定戦 THE W』が、2026年は開催されません。
2017年の第1回から2025年まで9年連続で行われてきただけに、「THE Wは終了したの?」「今年だけ休みなの?」「ダブルインパクトに変わった?」と気になった人も多いはずです。
2026年7月、日本テレビ側はTHE Wについて「大会として一定の役割を果たした」という趣旨を説明しました。さらに9月10日の改編説明会では、2026年夏に開催した『ダブルインパクト』を盛り上げることに注力したこと、性別の壁がない、より間口の広い大会へ注力したいという考えも示されています。
ただし、ここで注意したいのは、2026年に開催されないことと、THE Wが今後二度と開催されないことは同じではない点です。
2027年以降について、日本テレビは現時点で明らかにしていません。
視聴率低下や2025年大会で話題になった粗品さんの審査が理由だったのか、ダブルインパクトは正式な後継大会なのかも含め、現在分かっていることを整理します。
『THE W』は終了した?2026年開催なしは確定、2027年以降は未定
まず現在地から確認します。
『女芸人No.1決定戦 THE W』は2026年には開催されません。
2025年までは毎年大会が行われ、公式サイトでも前年6月24日からエントリーを受け付けていました。2026年についてはエントリー、予選、決勝の日程は発表されていません。
一方で、「THE Wは永久に廃止された」とまでは言えません。
7月13日の日本テレビ定例会見では、岡部智洋氏が「大会として一定の役割を果たした」という判断から「終了する形」と説明したと報じられました。
ところが、来年以降について問われると、回答は「まずは今年は放送しないという判断」というところまででした。
さらに9月10日の改編説明会でも、今後THE Wを実施する可能性について大井秀一氏は「いまお答えできることはない」としています。
そのため2026年9月11日時点では、
2026年開催なし=確定
THE Wの永久終了=確定していない
2027年開催=未発表
と分けるのが最も正確です。
「休止」という言葉も、再開を前提に日本テレビが正式発表したものではありません。記事上では「2026年は開催なし」「開催見送り」と表現するのが無難でしょう。
THE Wはなぜ2026年に開催されない?
理由については、2026年に入って一度だけ説明されたわけではありません。
7月と9月、日本テレビ側から少し異なる角度の説明が出ています。
7月は「大会として一定の役割を果たした」
7月の定例会見で岡部氏は、THE Wについて、多くの女性芸人が参加してきたこと、優勝者やファイナリストがさまざまな番組で活躍していることを挙げています。
そしてスター発掘という面でも意義のある大会だったと評価したうえで、「大会として一定の役割を果たした」という判断を示しました。
ここでいう「役割を果たした」は、「人気がなくなったから役目を終えた」と言い換えるべきものではありません。
会見の文脈では、女性芸人に大きな賞レースの場を設け、そこから優勝者・ファイナリストを送り出してきたことを評価した発言です。
9月10日は「ダブルインパクトに注力」
その後、9月10日の2026年10月期改編説明会では、もう一歩踏み込んだ説明がありました。
大井氏は、2026年夏に放送した『ダブルインパクト』を盛り上げることに注力したと説明。
THE Wが女性芸人を対象とする大会であるのに対し、ダブルインパクトについては性別の壁がないコンテストであり、より間口の広い大会へ注力したいという趣旨を述べています。
この9月の発言は、6~7月時点では曖昧だった「ダブルインパクトとの関係」を理解するうえで重要です。
ただし、日本テレビが「THE Wを廃止してダブルインパクトへ一本化した」と発表したわけではありません。
7月と9月で終了理由が変わった?
「7月は役割を果たしたと言っていたのに、9月にはダブルインパクトが理由になった」と見ることもできますが、日本テレビが理由を撤回・変更したと確認できる材料はありません。
7月は、THE Wそのものについて「これまでどんな役割を果たしてきたか」を説明。
9月は、2026年の賞レース展開として「何に注力したか」を説明しています。
しかも7月の会見でも、岡部氏はダブルインパクトについて、男女に関係なく勝負できる舞台だと紹介していました。
現時点では、
7月に「一定の役割を果たした」と説明し、9月にはダブルインパクトへの注力と、性別制限のない大会を重視する考えがさらに示された
と整理するのが自然です。
「本当の理由を後から明かした」などと断定する根拠はありません。
視聴率低下で打ち切られた?
THE Wの視聴率が、初期より低下していたのは事実です。
関東地区の平均世帯視聴率を見ると、第1回の2017年は13.1%。その後、2021年8.9%、2022年7.3%となり、2023年は8.2%、2024年6.6%、2025年6.7%でした。いずれもビデオリサーチ調べとして報じられた数字です。
初期の2桁から近年6~8%台になったことは確認できます。
ただし、
「視聴率が下がったからTHE Wを打ち切った」
と日本テレビが説明した事実はありません。
7月と9月の会見で公式側が示した理由にも、視聴率低下は直接挙げられていません。
また、2025年は視聴率が6.7%だった一方、エントリー数は過去最多の1,044組でした。
視聴率と出場希望者数では別の動きが出ています。
数字を材料として見ることはできますが、そこから開催見送りの原因まで決めつけるのは避けるべきでしょう。
粗品の辛口審査や炎上が終了理由?
2025年のTHE Wでは、霜降り明星・粗品さんが初めて審査員を務めました。
ネタについて長く踏み込んだ講評や辛口なコメントが注目を集め、放送後には賛否が広がりました。ニッチェも優勝後の会見で粗品さんの審査について言及しています。
当時の講評については、つぶログの「THE W 2025|粗品の審査コメントまとめ」で詳しく整理しています。
ただし、今回の開催見送りとの因果関係は別です。
日本テレビは7月・9月の説明で、粗品さんの審査やその反響をTHE Wを開催しない理由として挙げていません。
そのため、
「粗品が原因で終わった」
「辛口審査の炎上が決定打になった」
とする根拠はありません。
同じように、「つまらないという批判が多かったから終了した」という説明も公式には確認されていません。
SNS上の評価と、日本テレビの編成判断を直接結び付けることはできません。
ダブルインパクトはTHE Wの後継大会?
2026年の説明を見ると、「THE Wの代わりがダブルインパクトなのでは」と感じるのは自然です。
しかし、日本テレビはダブルインパクトをTHE Wの正式な後継大会や統合先とは発表していません。
そもそも、参加条件がかなり違います。
| 項目 | THE W | ダブルインパクト |
|---|---|---|
| 開始 | 2017年 | 2025年 |
| 性別 | 女性芸人 | 制限なし |
| 人数 | ピンを含め制限なし | 2名以上 |
| 芸種 | ジャンル不問 | 漫才とコント |
| 主な条件 | 女芸人No.1を決定 | 漫才・コント両方で競う |
| 優勝賞金 | 1,000万円 | 1,000万円 |
THE Wは、プロ・アマ、芸歴、人数を問わず、笑いのジャンルも不問。ピン芸人も参加できます。
一方の『ダブルインパクト』は、漫才とコントの「二刀流」を競う大会です。2026年大会では2回戦から漫才とコント両方のネタが審査対象になります。
つまり、性別という点ではダブルインパクトの方が対象は広いものの、大会形式では別の条件があります。
THE Wに出場できた女性ピン芸人や、漫才・コント以外を主戦場とする芸人が、そのまま同じ形でダブルインパクトへ参加できるわけではありません。
「THE Wがダブルインパクトに置き換わった」と単純に考えると、この違いを見落とします。
女性芸人もダブルインパクトには出場できる
ダブルインパクトには性別の制限がないため、女性芸人や女性を含むコンビ・グループも参加できます。
プロ・アマ、芸歴も問いません。
ただし2名以上で参加し、漫才とコントの両方で競うという大会なので、
「THE Wに出ていた人は今後ダブルインパクトへ出ればいい」
という単純な代替関係ではありません。
大井氏が9月10日に述べた「より間口の広い」は、あくまで性別の壁がないという文脈で理解した方が正確です。
ダブルインパクト2026はどんな大会だった?
『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦』は、2025年に始まった大会の第2回です。
2026年大会は7月20日に決勝が放送され、2,896組がエントリー。
漫才とコントの両方で競い、滝音が2代目王者となりました。
優勝賞金はTHE Wと同じ1,000万円です。
2026年の日本テレビがお笑い賞レースとしてこちらに注力したことは、9月の説明から確認できます。
ただし、それでも「THE Wの後継」という公式名称や位置付けが付いたわけではありません。
THE Wは2027年に復活する?
2026年9月11日時点では分かりません。
9月10日の改編説明会で、THE Wを今後再び実施する可能性について質問された大井氏は、「いまお答えできることはない」と回答しています。
そのため、
2027年復活決定
でも、
2027年も開催なし
でもありません。
6月には一部報道で「不定期開催の可能性はゼロではない」という匿名関係者の話も伝えられましたが、日本テレビがその後「今後は不定期開催にする」と正式決定したわけではありません。
現時点で最も正確なのは、
「2026年は開催しない。2027年以降については日本テレビから具体的な発表がない」
です。
今後大会が復活するのか、名称を残すのか、別の形になるのかについても、発表を待つ必要があります。
2025年は過去最多1,044組 最新の女王はニッチェ
THE Wが2026年に開催されない一方、直前の2025年大会は参加者が減っていたわけではありません。
エントリー数は過去最多の1,044組。決勝には8組が進み、ニッチェが9代目女王に輝きました。
賞金1,000万円に加えて、日テレ系人気番組への出演権と冠特番が副賞として贈られています。
決勝進出者については、つぶログの「THE W 2025」決勝8組の記事でもまとめています。
2017年からの歴代王者を見ると、
| 年 | 優勝者 |
|---|---|
| 2017年 | ゆりやんレトリィバァ |
| 2018年 | 阿佐ヶ谷姉妹 |
| 2019年 | 3時のヒロイン |
| 2020年 | 吉住 |
| 2021年 | オダウエダ |
| 2022年 | 天才ピアニスト |
| 2023年 | 紅しょうが |
| 2024年 | にぼしいわし |
| 2025年 | ニッチェ |
という9組が女王になっています。
2027年以降の開催が決まっていない以上、ニッチェを「最後の女王」と呼ぶのではなく、現時点で最新のTHE W女王とするのが適切です。
「一定の役割を果たした」=THE Wに意味がなかったわけではない
2026年に開催されないという結果だけを見ると、大会そのものを否定したようにも見えます。
しかし日本テレビ側の7月の説明はむしろ逆で、歴代王者やファイナリストがさまざまな場所で活躍していることを挙げ、スター発掘という観点からも意義のある大会だったと評価しています。
2017年にゆりやんレトリィバァさんが初代女王となって以降、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住さん、紅しょうがなど、その後テレビや劇場で活躍を続ける芸人が優勝してきました。
2025年には過去最多の1,044組が参加しています。
その実績を踏まえたうえで、日本テレビは2026年についてTHE Wを開催せず、ダブルインパクトへ注力する判断をした、というのが現在確認できる流れです。
まとめ|2026年は開催なし。ただし「永久終了」までは決まっていない
『女芸人No.1決定戦 THE W』は、2026年には開催されません。
7月、日本テレビ側は歴代王者やファイナリストを輩出してきたことを踏まえ、「大会として一定の役割を果たした」という考えを説明しました。
9月10日にはさらに、2026年夏の『ダブルインパクト』を盛り上げることに注力したこと、性別の壁がない、より間口の広い大会へ注力したいという方針も示されています。
一方で、ここから分からないこともあります。
THE Wを永久廃止するとは発表されていません。
ダブルインパクトを正式な後継大会・統合先とも発表していません。
2027年にTHE Wが復活するとも決まっていません。
視聴率が初期より下がっていたことや、2025年の粗品さんの審査が話題になったことは事実ですが、それらが開催見送りの直接原因だったとする日本テレビの説明もありません。
2026年9月11日時点で確実に言えるのは、9年続いた毎年開催が2026年でいったん途切れ、日本テレビはこの年の賞レースとしてダブルインパクトへ注力したというところまでです。
「THE Wは完全に終わったのか」という問いへの答えは、現時点ではまだ確定していないというのが最も正確です。