- 『野球格闘リーグマン Bases Loaded』とは?原作との違い・発売日・対応機種
- 『野球格闘リーグマン Bases Loaded』は2026年12月10日発売
- そもそも『野球格闘リーグマン』とは?
- 33年越しの復活は単純移植ではなくフルリメイク
- 原作から何が変わる?
- レギュラーシーズンとクライマックスシーズンの違い
- 『燃えろ!!プロ野球』とのコラボステージも登場
- ホームラン競争とカーレース、新ミニゲームも追加
- BGMは原曲と安井洋介氏の新アレンジを切り替え可能
- TGS2026の試遊で見えてきた「現代化」の方向
- 1993年のアーケード版そのものも収録される?
- パッケージ版にはCD付き冊子「野球格闘名鑑」
- Steam版の必要スペックと対応言語
- 開発は3社、細かな役割分担は公表されていない
- 2026年9月20日時点でまだ分かっていないこと
- まとめ:昔のゲームをきれいにしただけのリメイクではない
『野球格闘リーグマン Bases Loaded』とは?原作との違い・発売日・対応機種

1993年にアイレムから登場したアーケードゲーム『野球格闘リーグマン』が、2026年12月10日に『野球格闘リーグマン Bases Loaded』として復活します。
タイトルだけを見ると野球ゲームのようですが、実際に遊ぶのは試合ではありません。バットを手にしたヒーローたちが次々と現れる敵を殴り、投げ、吹き飛ばしながら進むベルトスクロールアクションです。
しかも今回は、昔のアーケード版をそのまま現行機へ移した作品ではありません。グラフィックのフルHD化に加え、新たなプレイアブルキャラクター、ゲームモード、ステージ、ミニゲーム、アレンジBGMなどを追加したフルリメイクとして制作されています。
対応機種はNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam。最大4人で遊べますが、マルチプレイはローカル限定で、オンライン協力には対応していません。
『野球格闘リーグマン Bases Loaded』は2026年12月10日発売
まずは、2026年9月20日時点で明らかになっている基本情報を整理します。
| タイトル | 野球格闘リーグマン Bases Loaded |
|---|---|
| 英語タイトル | Ninja Baseball League-Man: Bases Loaded |
| 発売日 | 2026年12月10日(木) |
| ジャンル | 野球格闘ベルトスクロールアクション |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2/PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam |
| プレイ人数 | 1~4人(ローカルマルチプレイのみ) |
| CERO | B(12才以上対象) |
| 発売元 | シティコネクション |
| 開発 | CITY CONNECTION/IREM SOFTWARE ENGINEERING INC./NADA HOLDINGS |
発売日は2026年8月19日に日本向け公式情報として案内され、Nintendo Switch 2版とPS5版のパッケージ予約、Steamストアの公開も同日に始まりました。
Steamの商品ページでは発売日欄がまだ「近日登場」と表示される場合がありますが、シティコネクションの公式商品サイトでは2026年12月10日と明記されています。
初代Nintendo SwitchやPS4版は発表されていない
任天堂ハードで対応しているのはNintendo Switch 2です。初代Nintendo Switch版は、2026年9月20日時点で発表されていません。
PlayStation 4やXbox Oneも対応機種には含まれていません。「Nintendo Switch 2対応だから初代Switchでも遊べる」という意味ではないので、この点は購入前に確認しておきたいところです。
パッケージ版とダウンロード版では対応機種と価格が違う
4機種すべてにパッケージ版が用意されるわけではありません。
| 販売形態 | 対応機種 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| パッケージ版 | Nintendo Switch 2/PlayStation 5 | 5,500円 |
| ダウンロード版 | Nintendo Switch 2/PlayStation 5/Steam | 4,180円 |
| ダウンロード版 | Xbox Series X|S | 4,200円 |
Xbox Series X|SとSteamはダウンロード版のみです。
また、Nintendo Switch 2のパッケージ版については、公式サイトが「ゲームカード」と記載しています。Nintendo Switch 2にはソフト本体を別途ダウンロードする「キーカード」形式の製品もありますが、本作はその表記ではありません。
最大4人で遊べるがオンライン協力には非対応
プレイ人数は1~4人です。ただし、公式の商品情報には「ローカルマルチプレイのみ」と明記されています。
8月19日の公式生放送でも、本作にはオンライン機能がないことが案内されました。そのため、オンライン協力、オンライン対戦、クロスプレイには対応していません。
Steamでは共有/分割画面での協力プレイが表示されていますが、これはゲーム本体のオンラインマルチプレイとは別の話です。2026年9月20日時点では「Remote Play Together」への対応表示も確認できません。
そもそも『野球格闘リーグマン』とは?
原作『野球格闘リーグマン』は、1993年にアイレムから登場したアーケード向けアクションゲームです。
舞台は野球ですが、投手と打者が対戦したり、チームを組んで試合を進めたりする野球ゲームではありません。画面の横方向へ進みながら次々と現れる敵を倒していく、ベルトスクロール型のアクションです。
ただし、野球は単なる見た目の飾りではありません。
主人公たちはバットを武器にし、掴んだ敵を打球のように吹き飛ばす攻撃も使用。敵や背景にもボール、グローブ、バットなど、野球を題材にしたデザインが大量に盛り込まれています。
「野球をするゲーム」ではなく、野球という題材を丸ごとベルトスクロールアクションへ持ち込んだ作品と考えると分かりやすいでしょう。
海外版は『Ninja Baseball Bat Man』
海外では『Ninja Baseball Bat Man』のタイトルで展開されました。
原作の主人公4人には、海外版でCaptain Jose、Twinbats Ryno、Beanball Roger、Stick Strawという名前が使われています。今回のリメイク版公式サイトでも、この英語名がキャラクター紹介に登場します。
| カラー | 海外版での名称 |
|---|---|
| レッド | Captain Jose |
| グリーン | Twinbats Ryno |
| イエロー | Beanball Roger |
| ブルー | Stick Straw |
海外版には4人同時プレイに対応した構成が存在します。一方、日本版については、2027年に原作を収録予定のタイトー公式資料でも1~2人同時プレイとされています。
つまり、今回のリメイクで初めてシリーズが4人プレイに対応したわけではありません。海外版まで含めれば、4人で遊ぶ『Ninja Baseball Bat Man』は原作時代から存在していました。
原案にはDrew Maniscalco氏が関わった
海外版のキャラクターや世界観の原案には、当時Irem Americaに在籍していたDrew Maniscalco氏が関わっています。
Drew Maniscalco氏の公式サイトに掲載された経緯によると、野球と忍者を組み合わせた主人公、敵キャラクター、ストーリーの基本構想などを同氏が考案。一方、実際のゲームのプログラムはアイレム日本側が担当しています。
Drew氏がゲーム全体を一人で開発した作品ではありません。海外側で生まれた大胆なキャラクター案を、アイレム日本側がアーケードゲームとして作り上げたという成り立ちです。
33年越しの復活は単純移植ではなくフルリメイク
1993年の原作から、2026年に発売される『Bases Loaded』までは33年あります。
今回のポイントは、昔のアーケード版をそのまま動かせるようにしたことではありません。シティコネクションのTGS2026特設サイトでは、本作をはっきりと「フルリメイク」と表現しています。
Steamや商品紹介では「HDリメイク」という言葉も使われていますが、変更点はグラフィックだけではありません。
新たなプレイアブルキャラクター、ゲームモード、ステージ、ミニゲーム、BGM、操作方法まで手が加えられているため、原作ROMをそのまま動かす移植や、映像だけを高解像度化したリマスターとは性格が異なります。
ただし、「原作コードを一切使っていない」といった開発内部の技術的な部分までは公表されていません。フルリメイクであることと、内部構造まで完全に別物であることは分けて考える必要があります。
「33年間アーケード基板でしか遊べなかった」は正確ではない
『野球格闘リーグマン』は、NintendoやPlayStationなど一般的な家庭用ゲーム機への正式移植に長く恵まれなかった作品です。
ただし、「33年間、アーケード基板以外では一度も遊べなかった」「今回が世界で初めての家庭用化」と書くのは正確ではありません。
2022年には、海外版『Ninja Baseball Bat Man』のiiRcade向け公式ライセンス展開が発表されています。iiRcadeは家庭向けのアーケード型プラットフォームです。
さらに2026年9月には、原作そのものの復刻も発表されました。
タイトーが2027年3月25日に発売予定の『イーグレットツー ミニ アーケードコレクションPART2』へ、1993年版『野球格闘リーグマン』を収録します。
詳しくはタイトーの公式発表で確認できます。
『Bases Loaded』は原作の復刻版ではなく、新たに作り直したリメイク。一方、イーグレットツー ミニでは原作そのものが復刻されるという、別々の展開が動いているわけです。
原作から何が変わる?
フルリメイクで分かりやすい変更は新キャラクターですが、実際には操作面の調整も大きなポイントになっています。
原作のお助けキャラ「ピンク」がプレイアブル化
新たに操作できるようになるのが「ピンク」です。
公式サイトではPom-Pom Ruliの名前も確認できますが、キャラクターそのものが今回新しく作られたわけではありません。原作ではお助けキャラクターとして登場しており、それをリメイク版でプレイアブル化した形です。
TGS2026の試遊版では、チアリーディングを思わせるアクションで戦う姿も確認されています。
原作の4人とピンクを合わせると、現時点で確認できるプレイアブルキャラクターは5人です。
ただし、「最終的な全プレイアブルキャラクターが5人」とメーカーが断言しているわけではありません。今後の追加発表については、現時点では未定です。
難しい必殺技を消さず、ワンボタン操作を追加
リメイクの方向性がよく表れているのが、原作にあった強力な「ダイナマイツ技」の扱いです。
TGS2026の試遊レポートでは、原作から存在するコマンド入力がそのまま残っている一方、リメイク版ではワンボタンでも発動できることが確認されています。
ただし、どちらも完全に同じ条件ではありません。ワンボタンで発動した場合は体力を消費します。
昔の難しい入力を廃止して簡単にしたわけではなく、「従来のコマンドで出す方法」と「体力を使って簡単に出す方法」を両立させた形です。
原作を遊び込んだ人の操作感を残しつつ、初めて遊ぶ人にも入口を作る。今回のリメイクがどの方向を目指しているのかが分かりやすい変更点です。
バットをしまうと移動速度が上がる
TGS2026では、バットを構えた通常状態と、バットをしまって移動速度が上がる状態を切り替える操作も確認されています。
さらに、掴んだ敵をバットで打球のように飛ばすアクションも健在。野球らしさを攻撃そのものへ落とし込んだ原作の個性は、リメイクでも残されています。
フルHD化は確定、4Kや60fpsはまだ分からない
グラフィックについては、公式に「フルHD」と案内されています。
一方、Nintendo Switch 2版やPS5版を含めた機種別の内部解像度、4K対応、フレームレートについては、2026年9月20日時点で具体的な仕様が公表されていません。
「フルHD」という言葉だけを根拠に、全機種1080p固定、60fps、4K非対応などと判断することはできません。
レギュラーシーズンとクライマックスシーズンの違い
本編には、大きく分けて「レギュラーシーズン」と「クライマックスシーズン」の2種類が用意されます。
| モード | 内容 |
|---|---|
| レギュラーシーズン | オリジナル版をベースにしたモード |
| クライマックスシーズン | 敵の出現や配置が変わり、新ステージも登場する高難度アレンジモード |
レギュラーシーズンについて、公式は「オリジナル版をベースにした」と説明しています。
ここで注意したいのは、「1993年版をそのまま完全再現したモード」という意味ではないことです。新しい操作体系やピンクのプレイアブル化など、リメイク版ならではの変更が加わった状態で遊ぶモードと考えるのが自然です。
一方のクライマックスシーズンは、単に敵の攻撃力を上げただけのハードモードではありません。
出現する敵や配置そのものが変わり、新しいステージも追加されます。全ステージ数や解放条件、専用ボスの有無などはまだ公表されていません。
『燃えろ!!プロ野球』とのコラボステージも登場
2026年8月25日のショーケース「Pixel Arcadia」では、ジャレコの『燃えろ!!プロ野球』とのコラボも発表されました。
コラボステージはクライマックスシーズンの追加ステージとして収録され、『燃えろ!!プロ野球』を思わせる球場を舞台に戦います。
新技「バント」はホームラン級の威力
コラボと同時に発表されたのが、新技「バント」です。
普通の野球なら大きく飛ばすための技ではありませんが、本作では公式に「ホームラン級の威力」と紹介されています。
ただし、全キャラクターが使用できるのか、コラボステージ限定なのかといった細かな条件は、まだ明らかになっていません。
「Bases Loaded」という副題は燃えプロ由来?
少し気になるのが、今回の副題「Bases Loaded」です。
「Bases Loaded」は英語の野球用語で「満塁」を意味します。そして『燃えろ!!プロ野球』は、海外で「Bases Loaded」の名前と関係するシリーズとして展開されてきました。
今回のリメイクに「Bases Loaded」という副題が付き、その後に『燃えろ!!プロ野球』とのコラボまで発表されたため、両者に意図的なつながりを感じる人もいるかもしれません。
ただし、「副題を燃えプロから取った」「コラボを示す伏線として名付けた」とメーカーが説明した事実は、2026年9月20日時点では確認できません。
興味深い一致ではありますが、命名理由については公式説明が出るまで断定しない方がよいでしょう。
ホームラン競争とカーレース、新ミニゲームも追加
本編とは別に、ミニゲームモードも収録されます。
現在公開されているのは「ホームラン競争」と「カーレース」。どちらもハイスコアを競う内容として紹介されています。
ホームラン競争は野球モチーフの作品らしい内容ですが、そこへカーレースまで混ざってくるあたりは『野球格闘リーグマン』らしいところです。
種目の総数、参加人数、細かなルールについてはまだ発表されていません。
8月19日の公式生放送ではスタッフ4人によるミニゲームプレイも披露されており、複数人で集まったときの遊びとしても用意されていることが分かります。
BGMは原曲と安井洋介氏の新アレンジを切り替え可能
音楽面も、単純な音質向上では終わりません。
リメイク版には、コンポーザーの安井洋介氏による全曲新アレンジBGMが追加されます。
さらに原作BGMも残されており、ゲーム内でオリジナル版とアレンジ版を切り替えて遊べます。
昔の音で遊びたい人と、現代向けに再構成された音を聞きたい人の両方に選択肢がある形です。
曲ごとに個別設定できるのか、BGMモードとして一括切り替えするのかなど、設定画面の詳細まではまだ公開されていません。
TGS2026の試遊で見えてきた「現代化」の方向
2026年9月の東京ゲームショウでは、シティコネクションブースにプレイアブル出展されました。
そこで、公式サイトだけでは分かりにくかった操作面の変更がいくつか確認されています。
| TGS2026試遊で確認された要素 | 内容 |
|---|---|
| 通常状態 | バットを使って戦う |
| 高速移動 | バットをしまうと移動速度が上がる |
| 敵を打ち飛ばす攻撃 | 掴んだ敵を野球の打球のように飛ばす |
| ダイナマイツ技 | 従来コマンドに加え、ワンボタン発動にも対応 |
| ワンボタン版 | 発動しやすい代わりに体力を消費 |
| ピンク | チアリーディング風のアクションを確認 |
ここから見えてくるのは、原作の癖を全部取り除いて別物にするのではなく、昔の操作を残したまま別の選択肢を足すという考え方です。
とくにダイナマイツ技の「従来コマンドならそのまま使える」「簡単に出したければ体力を使う」という設計は、その方向がよく表れています。
なお、これらはTGS2026の試遊版で確認された内容です。発売までに細部が変更される可能性は残っています。
1993年のアーケード版そのものも収録される?
原作ファンほど気になるところですが、2026年9月20日時点で1993年のアーケード版そのものを『Bases Loaded』に収録するという発表はありません。
レギュラーシーズンは「オリジナル版をベースにしたモード」であって、アーケード版をそのままエミュレーションするオリジナルモードとは説明されていません。
原作BGMへ切り替えられることも、原作ゲーム本体が収録されるという意味ではありません。
1993年版そのものを遊びたい場合は、前述のとおり2027年3月25日発売予定の『イーグレットツー ミニ アーケードコレクションPART2』へ別途収録される予定です。
パッケージ版にはCD付き冊子「野球格闘名鑑」
Nintendo Switch 2とPS5のパッケージ版には、初回限定の特典としてCD付き冊子「野球格闘名鑑」が用意されています。
安井洋介氏によるアレンジBGMを収録したサウンドトラックCDに加え、キャラクターイラストやアーケード版の旧作資料などを掲載したファンブックを組み合わせた内容です。
公式では「初回限定生産につき、無くなり次第終了」と案内されています。ダウンロード版に付属する特典ではありません。
店舗ごとの購入特典も用意されている
「野球格闘名鑑」とは別に、販売店ごとの店舗特典も案内されています。
| 店舗 | 店舗特典 |
|---|---|
| 浅草マッハ | アクリルキーホルダー |
| Amazon | ステッカー |
| あみあみ | L判ブロマイド |
| エビテン | ファミ通DXパック |
| クラリスショップ | カセットテープ |
| ソフマップ | B2タペストリー |
| Joshin | マグネット |
| ヨドバシカメラ | マグネット |
| 楽天ブックス | マグネット |
クラリスショップのカセットテープは、アレンジBGMからカセット用に選曲・マスタリングし、A面とB面へ収録する専用仕様として案内されています。
店舗特典は数量や在庫状況が変わる可能性があるため、予約する場合は各販売店の最新情報を確認してください。
Steam版の必要スペックと対応言語
PC向けにはSteam版が用意されています。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CPU | Core i5-8500 3.0GHz |
| メモリ | 8GB RAM |
| GPU | GeForce GTX 1080 |
| DirectX | Version 11 |
| ストレージ | 4GBの空き容量 |
Steam実績、Steam Cloud、Family Sharing、共有/分割画面での協力プレイにも対応しています。
対応言語は日本語、英語、フランス語、スペイン語(スペイン)、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語の7言語です。
Steam上ではインターフェイスと字幕への対応が表示されていますが、フル音声欄にはチェックがありません。そのため、「7言語フルボイス」といった仕様ではありません。
最低動作環境は発売までに変更される可能性もあるため、PC版を検討する場合はSteam公式ストアで最終確認してください。
開発は3社、細かな役割分担は公表されていない
現在のSteamでは、開発元としてCITY CONNECTION、IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.、NADA HOLDINGSの3者が記載されています。
8月19日の公式生放送概要でも同じ3者が開発として掲載され、発売元はシティコネクションです。
ただし、「どの会社がプログラムを担当しているのか」「どこまでが監修なのか」といった細かな役割分担までは公開されていません。
権利表記にもIREM SOFTWARE ENGINEERING INC.、CITY CONNECTION CO., LTD.、NADAが並びますが、この表記だけから契約内容や権利の分配を推測することはできません。
また、原作が長年一般家庭用機へ移植されなかった理由を「権利問題だった」と説明できる公式資料も確認されていません。
Drew Maniscalco氏は過去に家庭用化の話が実現しなかった経緯を語っていますが、それだけで33年間の空白すべてを説明することはできません。
2026年9月20日時点でまだ分かっていないこと
発売まで3か月を切っていますが、すべての仕様が公開されたわけではありません。
- 1993年アーケード版そのものの収録
- DLCの有無
- ピンク以外の追加プレイアブルキャラクター
- クライマックスシーズンの全ステージ数や解放条件
- 難易度選択、残機、コンティニューの詳細
- 4K対応や機種別フレームレート
- 一般向け体験版の配信予定
- オンライン機能を後から追加する予定の有無
これらについては、2026年9月20日時点で公式発表を確認できません。
とくに「最大4人」という数字からオンライン協力を連想したり、「レギュラーシーズン」という名前から原作そのものが収録されると考えたりしやすい部分ですが、現在公表されている仕様とは分けて考える必要があります。
まとめ:昔のゲームをきれいにしただけのリメイクではない
『野球格闘リーグマン Bases Loaded』は、1993年のアーケード版を高解像度にしただけの作品ではありません。
原作のお助けキャラクターだったピンクをプレイアブル化し、原作をベースにしたレギュラーシーズンとは別に、高難度のクライマックスシーズンを用意。ホームラン競争やカーレース、『燃えろ!!プロ野球』とのコラボステージまで追加されます。
その一方で、昔の操作を全部捨てているわけではありません。
ダイナマイツ技は従来のコマンド入力を残しながら、体力を使えばワンボタンでも発動可能。BGMも原曲を残したまま、安井洋介氏による全曲新アレンジを追加しています。
原作を知る人にとっては「どこまで昔の手触りを残しているのか」、初めて触る人にとっては「1993年のゲームをどう遊びやすくしているのか」。その両方を見られるのが、今回のフルリメイクの面白いところです。
発売日は2026年12月10日。Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steamに対応し、最大4人のローカル協力プレイが可能です。
オンラインマルチには対応していないこと、Nintendo Switch 2とPS5だけがパッケージ版を選べること、そして1993年版そのものの収録は現時点で発表されていないこと。この3点は、発売前に押さえておきたいところです。