
- SFC『美少女戦士セーラームーン』とは?5人の違い・2人プレイ・R版との違い
- SFC『美少女戦士セーラームーン』の基本情報
- 「バンダイのゲーム」ではなく、1993年SFC初版の発売元はエンジェル
- どんなゲーム?奥行きのある画面で敵集団と戦うベルトスクロールアクション
- セーラー戦士5人はゲーム上どう違う?
- 2人同時協力プレイに対応
- 必殺技では90年代TVアニメ版キャストの音声が流れる
- 変身演出はあるが、TVアニメの長い変身バンクそのものではない
- ダーク・キングダム編を題材にしているが「アニメ46話を5面に圧縮」ではない
- 大きく5ステージ+クイン・ベリルとの最終戦
- 武内直子がゲーム用妖魔を描き下ろしていた
- 音楽も90年代TVアニメとの接点がある
- 各ステージ後にプレイ内容を評価される
- 発売時にはすでに『美少女戦士セーラームーンR』が放送中
- SFC『美少女戦士セーラームーンR』とは何が違う?
- メガドライブ版は同じタイトルだが、そのまま同一仕様ではない
- 『S 場外乱闘!? 主役争奪戦』や『Another Story』も別ジャンル
- 2026年現在はどうやって遊べる?
- まとめ|5人の戦士を「操作キャラクター」として差別化したベルトアクション
SFC『美少女戦士セーラームーン』とは?5人の違い・2人プレイ・R版との違い
1993年のスーパーファミコン版『美少女戦士セーラームーン』は、TVアニメの物語を文章やイベントで順番に追いかけるゲームではありません。
セーラームーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの5人から操作キャラクターを選び、画面の奥行きも使いながら複数の敵を倒して先へ進むベルトスクロールアクションです。1人だけでなく2人同時の協力プレイにも対応し、通常攻撃、投げ、ジャンプ攻撃、キャラクター固有の必殺技を使い分けてダーク・キングダムとの戦いを進めます。
題材になっているのは1992~1993年に放送された最初のTVアニメ『美少女戦士セーラームーン』ですが、ゲーム発売日は1993年8月27日。この時点では第1シリーズはすでに終了し、TVでは続編『美少女戦士セーラームーンR』が放送中でした。つまり、内容はダーク・キングダム編、発売時期は『R』放送中という少し時間差のあるゲームです。
そして制作面を見ると、単に既存キャラクターを借りてゲーム化しただけではありません。1993年刊行の公式ガイドには、原作者・武内直子によるゲームオリジナル妖魔の設定画が収録され、90年代TVアニメのキャラクターデザインを担当した只野和子らアニメ側スタッフもゲーム用ビジュアルへ関わっていました。
SFC『美少女戦士セーラームーン』の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | 美少女戦士セーラームーン |
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| 発売日 | 1993年8月27日 |
| 発売元 | エンジェル |
| ジャンル | アクション/ベルトスクロールアクション |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 価格 | 9,800円(税別) |
| 型番 | SHVC-AE |
| ROM容量 | 12Mbit |
| セーブ | なし |
発売日、価格、メーカーについては、現在のファミ通作品データでも1993年8月27日/9,800円+税/エンジェルと確認できます。12Mbit ROM、型番SHVC-AEという仕様もSFCソフトデータと一致しています。
バッテリーバックアップやパスワードで長期保存するゲームではなく、一回のプレイでステージを進めていく構成です。難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」があり、コンティニュー回数も設定によって変わります。「やさしい」ではゲーム全編ではなく序盤2ステージまでとなるため、最後まで進むにはそれ以上の難易度を選ぶ必要があります。
「バンダイのゲーム」ではなく、1993年SFC初版の発売元はエンジェル
本作について検索すると、バンダイ、エンジェル、バンプレストと複数の名前が出てくることがあります。
しかし、1993年8月27日に日本で発売されたSFC初版の商品データとして記載すべき発売元はエンジェルです。ファミ通のメーカー欄もエンジェル、同年12月に講談社から発売された公式ガイドにも©ANGEL1993と記されています。
一方、同じSFCで1993年12月29日に発売された続編『美少女戦士セーラームーンR』は、ファミ通ではメーカーがバンダイとなっています。初代と『R』で発売元表記が同じではない点は、2作品を整理するときに注意したいところです。
旧記事にあった「テクノスジャパンが開発したため『くにおくん』に近い」という説明も削除します。当時の公式ガイドにはエンジェル側スタッフによる制作談が収録されていますが、本作をテクノスジャパン開発とする一次性のあるクレジットには結びつきません。ベルトスクロール型だからという理由だけでテクノス作品との制作系譜を作るべきではありません。
どんなゲーム?奥行きのある画面で敵集団と戦うベルトスクロールアクション
基本的なゲーム構造は、同時期の『ファイナルファイト』などでも知られるベルトスクロールアクションに近いものです。
横方向へステージを進みながら、上下方向にも位置を変えて敵へ接近し、通常攻撃の連続入力、ジャンプ攻撃、つかみからの投げなどを使って複数の妖魔を倒します。ただし、これを「『ファイナルファイト』をコピーした」とする資料はなく、あくまで遊び方を説明するためのジャンル上の比較です。
操作の中心はYボタンの通常攻撃とBボタンのジャンプです。Yを押し続けると専用ゲージがたまり、最大までためて離すことで各セーラー戦士固有の遠距離系必殺技を発動できます。また、Y+Bでは自分の体力を消費する代わりに周囲を攻撃する緊急用の技が使えます。敵へ近づけば自動的につかみ状態となり、方向+Yなどでキャラクターごとに異なる投げへつなげられます。
つまり、キャラクターが違っても見た目だけが変わるゲームではありません。
セーラー戦士5人はゲーム上どう違う?
5人には攻撃範囲、動き、投げ、固有技などに差があります。
セーラームーン
セーラームーンは極端な性能差を持たせたタイプではなく、攻撃・投げ・固有技を一通り使える構成です。
ため攻撃ではムーン・ティアラ・アクションを使用し、体力を使う周囲攻撃ではムーン・ヒーリング・エスカレーションがゲーム用の攻撃技として使われます。
アニメでのムーン・ヒーリング・エスカレーションは浄化に使われる技ですが、本作ではベルトアクションのシステムへ合わせて攻撃へ転用されています。原作・アニメ設定とゲーム上の効果が完全に同じというわけではありません。
セーラーマーキュリー
マーキュリーは動きが軽く、接近時の投げにも特徴があります。一方、通常攻撃のリーチは長いタイプではありません。
ため攻撃はシャボン・スプレー。TVアニメでは敵の視界を奪う用途が中心ですが、ゲームでは敵へダメージを与える飛び道具として機能します。これもゲームシステムへ合わせた変更の一例です。
セーラーマーズ
マーズは蹴りを交えた攻撃を持ち、ため技のファイヤー・ソウルを比較的使いやすい構成になっています。
もう一つの特殊攻撃には悪霊退散が組み込まれ、火野レイとしての設定もゲーム上の技へ反映されています。
セーラージュピター
ジュピターは5人の中でも投げや一撃の威力を活かしやすい一方、動きは軽快さを優先したタイプではありません。
ため技はシュープリーム・サンダー。さらにフラワー・ハリケーンも技として使用されます。
セーラーヴィーナス
ヴィーナスはチェーンを使った攻撃によって、ほかの4人とは異なる長いリーチを持っています。
ため技はクレッセント・ビーム。通常攻撃の届く距離を活かして、敵と少し離れた位置から戦いやすい構成です。
このように5人は、単純な「赤・青・緑の色違いキャラクター」ではありません。アニメで使う技を土台にしながら、リーチ、投げ、移動、攻撃力、固有技を変えて、ベルトアクション用の操作キャラクターへ作り替えています。
2人同時協力プレイに対応
本作は2人同時プレイに対応しています。
2人でそれぞれ異なるセーラー戦士を選び、同じステージを協力して進められます。敵を左右から挟んだり、一方が敵を引きつけてもう一方が攻撃したりと、1人プレイとは異なる状況が生まれます。
通常は同じセーラー戦士を2人が同時に選ぶことはできませんが、隠し操作を使えば同キャラクターでの2人プレイも可能です。色違いになるのではなく同じ色で表示されるため、画面上では判別しにくくなります。
攻略用の裏技一覧をこの記事で掲載する必要はありませんが、「5人から別々の戦士を選んで協力するのが基本で、隠し仕様なら同キャラも可能」というところまで押さえておけば十分でしょう。
必殺技では90年代TVアニメ版キャストの音声が流れる
SFC版の特徴の一つが、カートリッジ作品でありながらキャラクターボイスを収録していることです。
1992年版TVアニメで、
- 月野うさぎ:三石琴乃
- 水野亜美:久川綾
- 火野レイ:富沢美智恵
- 木野まこと:篠原恵美
- 愛野美奈子:深見梨加
を担当した5人が、このゲームでも音声を担当しています。TVアニメ側のキャストは東映アニメーション公式でも確認できます。
ゲームには合計39種類の音声サンプルがあり、変身時、ため必殺技、投げ、ダメージ、ステージクリアなどで使われます。2人同時プレイでは音声再生に一部制限があり、体力を消費する特殊攻撃やミス、ステージクリア時など、一部ボイスが再生されない仕様です。
ここは旧記事のように「SFCの容量が小さかったから仕方なく短くした」と推測する必要はありません。1993年公式ガイドの制作談には、音声収録と容量の調整について実際のスタッフ側説明が存在するため、制作事情を扱う場合はその証言の範囲に限定すべきです。
変身演出はあるが、TVアニメの長い変身バンクそのものではない
キャラクターを選択すると、ゲーム開始前にセーラー戦士へ変身する演出が入ります。
ただし、TVアニメで使われていた長尺の変身バンクをそのまま動画として収録しているわけではありません。SFC上で表示するために作られたポーズや画面演出、短いボイスによって変身を表しています。
そのビジュアル制作には、90年代TVアニメでキャラクターデザインを担当した只野和子が関わっています。TVアニメ公式でも只野和子が第1シリーズおよび『R』のキャラクターデザイン担当であることが確認できます。
公式ガイドに記録された制作談では、ゲームのパッケージ、キャラクター選択画面、変身後のポーズ、エンディングなどにもアニメ側スタッフの協力がありました。
これは「原作愛がある」という主観的な評価より、ゲームと90年代TVアニメのつながりを示す具体的な事実です。
ダーク・キングダム編を題材にしているが「アニメ46話を5面に圧縮」ではない
TVアニメ第1シリーズは1992年3月7日から1993年2月27日まで全46話が放送され、クイン・ベリル率いるダーク・キングダムとの戦いを描きました。
SFC版もダーク・キングダムを中心にしていますが、TVアニメ46話を1話ずつ短縮して5ステージへ置き換えたゲームではありません。
その証拠に、ゲーム開始時から5人すべてのセーラー戦士を選択できます。TVアニメではマーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスが順番に加わりますが、ゲームはその加入過程を再現せず、最初から5人がそろった状態でアクションゲームとして始まります。TVアニメではヴィーナスの本格登場が第33話です。
したがって「アニメ第1期を忠実になぞる」というより、
ダーク・キングダム編の人物、妖魔、場所、必殺技などを使って、ベルトスクロールアクション用のステージを再構成した作品
と考えるほうが実際のゲームに近くなります。
大きく5ステージ+クイン・ベリルとの最終戦
ゲームは大きく5ステージで進みます。
1993年の公式ガイドではSTAGE 1~5に加えて、クイン・ベリル戦をLAST STAGEとして別項目で扱っています。したがって「5ステージ」とする資料と「5ステージ+最終戦」のように説明する資料があるのは、この区切り方の違いによるものです。
大まかな流れは次のとおりです。
| 区間 | 主な舞台・ボス |
|---|---|
| STAGE 1 | 十番商店街/バケーネ |
| STAGE 2 | 夢ランド/ムーリド |
| STAGE 3 | 秘密工場/偽セーラームーン=ゾイサイト |
| STAGE 4 | ムーン・キャッスル~Dポイント/クンツァイト |
| STAGE 5~LAST | ダーク・キングダム/洗脳されたエンディミオン、クイン・ベリル |
旧記事にある「四天王が各ステージのボス」という説明は正確ではありません。
ジェダイト、ネフライト、ゾイサイト、クンツァイトを一人ずつ順番に倒す構成ではなく、ゲームではゾイサイトが偽セーラームーンとしてボス戦に入り、後半ではクンツァイト、洗脳されたエンディミオン、クイン・ベリルへと進みます。
また「港湾エリア」「廃ビル内部」など旧記事に書かれていたロケーションも、初代日本SFC版の主要ステージとしては引き継ぎません。他機種版や別作品との混線を避ける必要があります。
武内直子がゲーム用妖魔を描き下ろしていた
本作の制作情報で特に重要なのが、原作者・武内直子自身によるゲーム用敵キャラクターのデザインです。
講談社『美少女戦士セーラームーン 公式ガイドブック』には、武内直子によるゲームオリジナル雑魚キャラクターの直筆設定が掲載されています。確認できるゲーム独自妖魔は、
- ヒラヒラ
- ムチムチ
- ゴロゴロ
の3体です。
ここでも重要なのは、「ゲームのプレイ時間を増やすため武内直子に敵を描かせた」などと制作理由まで勝手に補わないことです。
確認できるのは、ゲーム専用の妖魔が存在し、そのデザインへ原作者本人が関与していたというところまでです。
その事実だけでも、旧記事にあった曖昧な「原作愛」という表現より、本作の制作体制ははるかに具体的に伝わります。
音楽も90年代TVアニメとの接点がある
ゲーム音楽には、TVアニメの劇伴を担当した有澤孝紀が関わっています。東映アニメーション公式でもTV第1シリーズの音楽担当は有澤孝紀とされています。
『ムーンライト伝説』など作品を象徴する楽曲・モチーフに加え、各ステージ用のBGMが用意されており、音声だけでなく音楽面でも90年代アニメ版とのつながりを持つゲームでした。
ただし「ゲーム誌でBGMが高く評価された」などの旧記事の説明は、掲載号・誌面を固定できないため使用しません。
各ステージ後にプレイ内容を評価される
本作には、単純にステージをクリアするだけでなく、プレイ内容を評価する仕組みがあります。
ステージクリア後にはタキシード仮面が登場し、
- クリアまでの時間
- 敵から受けたダメージ
- 獲得得点
をもとに成績が示されます。公式ガイドにも独立して「成績について」という項目があります。
成績そのものが大きくゲーム内容を変える仕組みではありませんが、同じキャラクター、同じステージでも、より良い結果を狙って繰り返す余地があります。
発売時にはすでに『美少女戦士セーラームーンR』が放送中
時系列についても旧記事は修正が必要です。
最初のTVアニメ『美少女戦士セーラームーン』は1992年3月7日~1993年2月27日。続編『美少女戦士セーラームーンR』は1993年3月6日~1994年3月12日に放送されました。
SFC版の発売日は1993年8月27日なので、テレビではすでに『R』が約半年進んでいた時期です。
しかしゲームが扱うのは、ちびうさやブラック・ムーン一族ではなく、クイン・ベリル率いるダーク・キングダム編です。
したがって、
「アニメ第1シリーズ放送中に発売されたゲーム」
でも、
「『R』のゲーム」
でもありません。
第1シリーズを題材にしながら、『R』放送中に発売されたゲームです。
なぜこの時間差が生まれたのかについて、制作期間などを推測で説明する必要はありません。
1993年前後のSFCソフトを発売日順に確認したい場合は、つぶログの「スーパーファミコン全タイトル一覧」にも本作を1993年8月27日・エンジェルとして収録しています。
スーパーファミコン全タイトル一覧|1990年から2000年まで完全網羅まとめ
SFC『美少女戦士セーラームーンR』とは何が違う?
初代からわずか約4か月後の1993年12月29日には、SFCで『美少女戦士セーラームーンR』が発売されました。
こちらはメーカー表記がバンダイで、初代と同様にベルトスクロールアクションを基本としながら、『R』のキャラクターや要素を採用しています。ファミ通では1993年12月29日/9,800円+税/バンダイと確認できます。
| 項目 | 1993年『美少女戦士セーラームーン』 | 『美少女戦士セーラームーンR』 |
|---|---|---|
| 発売日 | 1993年8月27日 | 1993年12月29日 |
| 発売元 | エンジェル | バンダイ |
| 基本ジャンル | ベルトスクロールアクション | ベルトスクロールアクション |
| 2人協力 | 対応 | 対応 |
| 題材 | ダーク・キングダム編 | 『R』 |
| ちびうさ | 本編操作キャラではない | 専用要素あり |
『R』ではちびうさに関係するモードや対戦要素なども加わっています。初代のステージや仕様へ、それらを遡って混ぜないよう注意が必要です。
メガドライブ版は同じタイトルだが、そのまま同一仕様ではない
1994年7月8日にはメガドライブでも『美少女戦士セーラームーン』が発売されています。
セガ公式のライセンシーソフト一覧では、
1994年7月8日/マーバ/8,800円/T-16043/16Mbit
と確認できます。
見た目もジャンルもSFC版に近いベルトスクロールアクションですが、同じカートリッジ内容をそのまま別ハードへ移したものではありません。
大きな違いとして、SFC版は2人同時協力に対応するのに対し、メガドライブ版は1人用です。ステージ構成や登場する敵、ボス、技の仕様などにも違いがあります。
したがって、メガドライブ版で確認できる技やステージをSFC版の記事へ混ぜるべきではありません。
『S 場外乱闘!? 主役争奪戦』や『Another Story』も別ジャンル
SFCではその後も『セーラームーン』ゲームが続きましたが、すべてが本作と同じベルトスクロールアクションではありません。
1994年の『美少女戦士セーラームーンS ~場外乱闘!? 主役争奪戦~』は1対1の対戦格闘型。1995年の『美少女戦士セーラームーン Another Story』はRPGです。
検索結果でこれらの技表やキャラクター情報が一緒に出ることがありますが、1993年初代SFC版とは別作品です。
2026年現在はどうやって遊べる?
2026年8月26日時点で、1993年SFC版『美少女戦士セーラームーン』そのものについて、Nintendo Switch/Nintendo Switch 2のNintendo Classics、PlayStation、Xbox、Steamなどで新規購入できる日本向け現行公式デジタル版は確認できません。
したがって、オリジナル日本版を現在プレイする基本的な方法は、中古のSFCカートリッジとスーパーファミコン用ソフトを利用できる対応環境を用意することになります。
中古価格は箱・説明書の有無やカートリッジ状態で大きく変わるため、固定価格として扱いません。
海外版ROMやダウンロードサイト、非正規エミュレーションを正規の入手方法として案内する必要もありません。
まとめ|5人の戦士を「操作キャラクター」として差別化したベルトアクション
1993年のSFC『美少女戦士セーラームーン』は、アニメ第1シリーズ46話を順番に追体験するゲームではありません。
5人のセーラー戦士から好きなキャラクターを選び、奥行きのあるステージで妖魔の集団と戦うベルトスクロールアクションです。通常攻撃や投げだけでなく、ムーン・ティアラ・アクション、シャボン・スプレー、ファイヤー・ソウル、シュープリーム・サンダー、クレッセント・ビームなど、それぞれの技をゲームシステムへ組み込んでいます。
2人同時協力にも対応し、TVアニメ版キャストのボイスも収録。さらに、武内直子がゲーム専用妖魔を描き下ろし、只野和子ら90年代アニメ側スタッフもゲーム用ビジュアルへ参加していました。
発売元はエンジェル。旧記事にあったテクノスジャパン開発という説明を前提にする必要はありません。
そして物語についても、「アニメを忠実に5ステージへ圧縮した」と考えるより、
ダーク・キングダム編の人物・敵・技を使い、5人のセーラー戦士で遊ぶベルトスクロールアクションとして再構成したゲーム
と捉えるほうが、実際の内容を正確に表しています。