- ヨネダ2000の結成秘話|愛と誠の経歴・芸風・M-1の成績
- ヨネダ2000とは?誠と愛による吉本興業所属の女性コンビ
- ヨネダ2000結成までの経緯|ギンヤンマから一度解散していた
- 再結成してもすぐに売れなかった|2020年から2021年の挫折
- ヨネダ2000の独特な芸風はなぜ生まれた?転機は「どすこい」
- 代表ネタ「餅つき」はなぜ印象に残る?BPM160の工夫
- M-1グランプリの成績|2022年5位タイ、2025年8位
- THE Wでは2022年準優勝|キングオブコントでも結果を残した
- 誠はなぜ改名した?「清水亜真音」から「誠」になった理由
- 「ヨネダ2000」というコンビ名の由来は?
- ヨネダ2000は2026年現在どうしている?最新の活動状況
- ヨネダ2000についてよくある疑問
- まとめ|ヨネダ2000は遠回りしたからこそ独自の芸風にたどり着いた
ヨネダ2000の結成秘話|愛と誠の経歴・芸風・M-1の成績

「どすこい、どすこい」と繰り返す不思議な漫才。餅つきのリズムに乗せて次々と現れる予想外の人物。そして、松浦亜弥の楽曲とバスケットボールがなぜか結びつく世界。
ヨネダ2000のネタを初めて見たとき、「いったい何を見せられているんだろう」と思った人もいるのではないでしょうか。
ところが、その奇妙な世界には、2人が何年もかけて見つけた独自の笑いの形があります。
ヨネダ2000は、誠(まこと)と愛(あい)による吉本興業所属の女性お笑いコンビです。正式な結成日は2020年4月1日。M-1グランプリでは2022年と2025年に決勝へ進出し、2022年の『女芸人No.1決定戦 THE W』では準優勝を果たしました。
しかし、2人が初めてコンビを組んだのは2018年です。一度は男性メンバーを加えたトリオになり、解散して別々の相方を探した時期もありました。
そんな紆余曲折を経て、なぜ再び2人で組むことになったのでしょうか。そして、普通のボケとツッコミでは説明できない芸風は、どこから生まれたのでしょうか。
今回は本人たちのインタビューや公式プロフィール、大会記録をもとに、ヨネダ2000の結成秘話から現在の活動までを詳しく振り返ります。
ヨネダ2000とは?誠と愛による吉本興業所属の女性コンビ
ヨネダ2000は、東京NSC(吉本総合芸能学院)23期生の同期だった誠と愛が、2020年に結成したお笑いコンビです。
漫才とコントの両方で活動しており、リズム、動作、言葉の繰り返しを組み合わせた独創的なネタを得意としています。
一般的な漫才では、ボケが奇妙なことを言い、ツッコミがそれを訂正することで笑いが生まれます。一方、ヨネダ2000は必ずしもその形を取らず、愛が不思議な状況を受け入れたり、誠と一緒に奇妙な行動を続けたりします。
ネタを作る中心人物は誠ですが、愛の反応や身体表現も欠かせません。2人の個性が組み合わさることで、ヨネダ2000独自の世界が成立しています。
メンバーの年齢・出身地・プロフィール
吉本興業の公式プロフィールをもとに、2人の基本情報を整理しました。年齢は2026年10月29日時点です。
| 項目 | 誠(まこと) | 愛(あい) |
|---|---|---|
| 立ち位置 | 向かって左 | 向かって右 |
| 生年月日 | 1999年3月25日 | 1996年9月19日 |
| 年齢 | 27歳 | 30歳 |
| 出身地 | 東京都世田谷区 | 神奈川県横浜市 |
| 身長 | 155cm | 168cm |
| 血液型 | B型 | B型 |
| 出身養成所 | 東京NSC23期 | 東京NSC23期 |
| 趣味 | テニス、絵、物作り、音楽鑑賞 | 動物鑑賞、音楽鑑賞、SMAP |
| 資格 | 理容師免許 | ドッグトレーナー2級など動物関連資格 |
2人の年齢差は3歳ですが、NSCでは同期生です。誠の方が年下であることを意外に感じる人もいるかもしれません。
誠は理容師免許を持つネタ作りの中心人物
誠は東京都世田谷区出身。中学2年生の頃から芸人になりたいと考えていたそうです。
幼い頃から家族がテレビ好きで、『ダウンタウンのごっつええ感じ』などのお笑い番組を見て育ちました。ただし、学生時代からお笑い活動をしていたわけではなく、テニスに打ち込んでいたと本人は話しています。
高校生の頃に芸人志望を家族へ伝えた際、父親から出された条件が理容師免許の取得でした。父親が理容室を営んでいたこともあり、手に職をつけておけば安心だという考えがあったようです。
誠は実際に理容師免許を取得しており、現在も公式プロフィールには散髪や顔剃りが特技として記載されています。
ネタ作りでは独特な設定や言葉を思いつく役割を担い、ライブの直前まで新しいネタを考えることもあると語っています。
愛は動物関係の仕事を目指していた
愛は神奈川県横浜市出身。芸人になる前は動物が好きで、動物園の飼育員などの仕事を目指していました。
ドッグトレーナーの専門学校に通い、就職活動も経験しています。しかし、以前から憧れのあったお笑いの世界に挑戦したいという気持ちが強くなり、卒業後にNSCへ入学しました。
吉本興業の公式プロフィールには、ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、アニマルメディカルテクニシャンなど、複数の動物関連資格が記載されています。
本人インタビューでは、普段から自分で積極的に話し続けるタイプではない一方、誠が次々と話しかけてくるという、2人の対照的な関係も明かされています。
この性格の違いは、現在のヨネダ2000の舞台上の関係にも通じるものがあります。
ヨネダ2000結成までの経緯|ギンヤンマから一度解散していた
ヨネダ2000の結成を語るうえで欠かせないのが、現在のコンビ名になる前の活動です。
実は誠と愛は、最初からヨネダ2000として活動していたわけではありません。
最初は「ギンヤンマ」というコンビを結成し、その後「マンモス南口店」というトリオを経験。一度解散してから、改めて2人で「ヨネダ2000」を結成しています。
2018年|愛から誘って「ギンヤンマ」を結成
2人が出会ったのは東京NSC23期の養成所時代です。
在学中は別々のコンビで活動していましたが、愛は以前から誠のネタを面白いと感じていました。
そこでNSC卒業前後の2018年、愛の方から誠を誘い、2人で「ギンヤンマ」を結成します。
ただ、結成直後から順調だったわけではありません。本人たちの回想によれば、ギンヤンマとして活動した約1年間は、なかなか結果を出せなかったそうです。
誠は自分の作るネタに手応えを感じていましたが、愛にはその自信が十分に伝わっていませんでした。結果が出ない状況に不安を感じていた愛に、新しいメンバーを加える話が持ち上がります。
なお、ギンヤンマの結成月は過去の本人インタビューでも説明に差があるため、ここでは2018年の結成としています。
2019年|男性メンバーを加えて「マンモス南口店」に
2019年、ギンヤンマに男性芸人が加入し、3人組の「マンモス南口店」として活動を始めます。
新たに加わった男性芸人は、2人のネタにツッコミ役が必要だと考えていたようです。愛も当時、自分のツッコミに苦手意識を持っていました。
しかし、3人になっても明確な役割分担が成立したわけではありません。
誠と男性メンバーの双方がネタを書くようになり、お互いの意見に遠慮した結果、方向性が中途半端になってしまったと振り返っています。
さらに、3人全員がボケるような場面もあり、当初想定していたツッコミの役割が機能しにくい状態になりました。
トリオ解散の最大の理由は「舞台上の立ち位置」だった
ここで興味深いのが、解散理由についての誠の説明です。
2023年のテレビ朝日「logirl」のインタビューで、誠はトリオ解散の大きな理由として、舞台上での3人の立ち位置を挙げています。
当時のマンモス南口店は、愛が中央に立つ形でした。そのため、両端にいる誠と男性メンバーがお互いの動きを見づらく、ネタがうまく成立しなかったというのです。
今なら立ち位置を変えれば解決できると分かるものの、当時は芸歴が浅く、そこまで考えが及ばなかったと回想しています。
もちろん、ネタ作りの相性など複数の問題もありました。それでも、解散を単純にメンバー同士の不仲や対立の結果と説明するのは正確ではありません。
本人たちはトリオ時代を楽しかったとも振り返っており、この経験が後のヨネダ2000に生かされています。
2020年|愛がもう一度誠を誘い、ヨネダ2000を結成
マンモス南口店を解散した後、2人は一度コンビ関係を解消し、それぞれ別の相方を探すようになりました。
誠も愛も、当初はもう一度2人で組むとは考えていなかったそうです。
ところが、最終的に再び声をかけたのは愛でした。
愛は以前から誠の発想を評価しており、もう一度一緒に活動したいと考えるようになります。誠も愛と組むことを望んでいましたが、別の相方候補との話もあったため、返事を出すまでには時間がかかりました。
こうして2020年4月1日、2人は「ヨネダ2000」として正式に再結成します。
愛は2023年の『anan』インタビューで、もし誠に再結成を断られていたら、芸人を辞めて動物関係の仕事に進むことも考えていたと語っています。
それほど、愛にとって誠ともう一度組むことは大きな意味を持っていたのです。
再結成してもすぐに売れなかった|2020年から2021年の挫折
ヨネダ2000として再スタートを切った2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの劇場公演が中止・延期された時期でした。
再結成後、ようやく舞台に立てると思った矢先に劇場が閉まり、思うように活動できなくなります。
本人たちによると、ヨネダ2000としての最初の舞台は2020年のキングオブコント1回戦でした。
披露したのは「ニュースキャスター」というコント。しかし、本人たちが気に入っていたネタだったにもかかわらず、結果は1回戦敗退でした。
続くM-1の予選でも結果を残せず、再結成初年度は大きな実績を得られないまま終わります。
2021年には吉本興業を辞めることも考えていた
転機となるネタが生まれた2021年も、決して順風満帆ではありませんでした。
同年4月、吉本興業の劇場出演メンバーを決めるライブで選ばれず、2人は劇場への出演機会を失います。
その後は参加費を払って外部のライブに出演するなど、舞台に立つ機会を探していました。
誠は、次の機会にも結果が出なければ吉本興業を辞めようという話が出るほどだったと明かしています。
ただし、実際に退所したわけでも、退所を正式に発表したわけでもありません。あくまで本人たちが当時、その選択肢を考えていたということです。
そんな時期に支えとなったのが、周囲の芸人仲間でした。
プリズンクイズチャンネルの竜大、マリーマリーの海老原、やままんの木村一樹らに励まされ、もう少し頑張ろうと思えたと振り返っています。
そして2021年6月、劇場メンバーを決めるライブで結果を残し、出演できるようになりました。
その年の12月にはM-1グランプリ準決勝進出とTHE W決勝進出を達成。数か月前には劇場に出演できなかったコンビが、全国的な注目を集める舞台まで駆け上がったのです。
この2021年の経験は、ヨネダ2000のキャリアを語るうえで欠かせない出来事といえるでしょう。
ヨネダ2000の独特な芸風はなぜ生まれた?転機は「どすこい」
現在のヨネダ2000を象徴するリズムと身体表現。その原点となったのが、2021年初頭に生まれた「どすこい」というネタです。
誠は新ネタライブを控えていたものの、本番まで数時間という段階になってもネタを完成させられずにいました。
そこで思いついたのが、相撲の張り手をよける動きを利用するアイデアです。
愛が「どすこい」と言いながら腕を突き出し、その横で誠が次々とボケを展開する。シンプルな仕組みから、これまでとは違うネタが生まれました。
当初は愛がツッコミも担当する予定でした。しかし、掛け声と動作を続けながらツッコミを入れることは難しく、結果としてツッコミを減らす形になったそうです。
ところが、この変更が2人にとって大きな発見となります。
舞台で披露してみると、自分たちも楽しく、観客の反応も悪くなかった。そこで、無理に従来の漫才の形へ合わせなくてもよいのではないかと感じるようになりました。
「どすこい」の制作時期については、本人が別々のインタビューで2021年1月、同年2月と話しているため、ここでは2021年初頭としています。
公式映像|THE W 2021決勝ネタ「どすこい」
2人が芸風を変えるきっかけとなった「どすこい」は、本人たちのYouTubeチャンネルで公開されています。
注目したいのは、愛がただ同じ言葉を繰り返しているようで、誠の動きや言葉との間に絶妙な関係が生まれていることです。
誠は愛の動きを避けたり、利用したりしながら、次々と違う状況を作り出します。
一見すると別々のことをしている2人が、いつの間にか一つのネタを成立させている。ここにヨネダ2000らしさが表れています。
ボケとツッコミを固定しないのがヨネダ2000の特徴
ヨネダ2000の芸風を説明するとき、「誠がボケで愛がツッコミ」と紹介されることがあります。
確かに以前は、そのような役割分担で漫才をしていた時期もありました。しかし、現在のネタを理解するには、それだけでは足りません。
愛は従来のツッコミに苦手意識があり、相手の発言を強く否定するよりも、話を聞いたり、困惑したり、寄り添ったりする方が自然だったと語っています。
誠の作る奇妙な世界に対して、愛が必ずしも「そんなわけないだろう」と否定しない。むしろ、その世界のルールに従って真剣に行動することで、さらにおかしな状況が生まれます。
つまり、ヨネダ2000の笑いは、ボケを訂正することよりも、奇妙な状況を2人で成立させることに特徴があるのです。
コントでは役割が変わる場合もあり、ネタによってどちらがボケ・ツッコミなのか簡単には分類できません。
一般的な漫才の決まった役割から離れたことで、2人の個性がより生きるようになったと考えられます。
代表ネタ「餅つき」はなぜ印象に残る?BPM160の工夫
ヨネダ2000の知名度を大きく高めた代表ネタの一つが、M-1グランプリ2022の決勝で披露した「餅つき」です。
愛が餅つきの動きを繰り返しながらリズムを刻み、誠が次々と人物や歌、動作を組み合わせていく内容です。
DA PUMPのKENZOや楽曲を取り入れた展開も話題となり、決勝放送後にはDA PUMPのメンバーがネタを再現した動画を公開しました。
このネタで興味深いのは、ただ勢いに任せて動いているわけではないことです。
速すぎると面白さが伝わらないことに気づいた
2023年の『anan』インタビューで、2人は「餅つき」のテンポを調整していたことを明かしています。
当初は一定のテンポを決めず、その日の感覚で演じていました。しかし、よくウケる日もあれば、反応がよくない日もあったそうです。
そこで映像を見直したところ、うまくいかなかったときはテンポが非常に速く、BPM190程度になっていたことが分かりました。
あまりに速いと、言葉や動作が観客に伝わりにくくなってしまいます。
そこで、2人はBPM160を基準にするようになりました。
BPMとは1分間の拍数を表す数値です。BPM160なら、1分間に160拍というテンポになります。
実際に舞台へ出る前には、それぞれスマートフォンのメトロノームアプリを使ってテンポを確認していたと話しています。
一見すると自由奔放なネタですが、観客が内容を理解できる速度を調整するという、具体的な工夫があったわけです。
ヨネダ2000の笑いは「意味が分からないから面白い」と片づけられがちですが、実際には言葉と動作の伝わり方を考えた構成も重要なのです。
公式映像|M-1グランプリ2022決勝ネタ「餅つき」
「どすこい」と見比べると、身体の動きや繰り返しを利用したネタが、どのように発展したのかが分かります。
どちらも本人たちの公式YouTubeチャンネルに掲載されたネタです。
「餅つき」では、一定のリズムを保つ愛の動きが舞台の土台となり、そこへ誠が予想外の要素を持ち込みます。
何が起きるかは予測できないのに、リズムそのものは崩れない。この組み合わせが独特の心地よさと意外性につながっています。
M-1 2025では松浦亜弥とバスケットボールを組み合わせた
2025年12月21日のM-1グランプリ決勝で披露したのは、バスケットボールのドリブルと松浦亜弥の楽曲「♡桃色片想い♡」を組み合わせたネタでした。
愛がバスケットボールをドリブルしているところへ、誠が松浦亜弥になりきって登場。楽曲に合わせながらボールを奪い、シュートを決めるという奇妙な展開が繰り返されます。
「餅つき」が一定の動作とリズムを軸に展開するネタだったのに対し、2025年のネタではバスケットボールのルールや歌、人物の登場が複雑に絡み合います。
それでも、観客にまず一つの状況を理解させ、そこへ予想外の要素を積み重ねていく基本構造には共通点があります。
単なるリズムネタではなく、繰り返しの中で少しずつ状況を変えていく構成が、ヨネダ2000の大きな特徴といえるでしょう。
M-1グランプリの成績|2022年5位タイ、2025年8位
ヨネダ2000は、M-1グランプリで2022年と2025年の2回、決勝へ進出しています。
2021年には準決勝へ進出しており、結成初期から全国規模の賞レースで結果を残してきました。
| 大会 | 成績 | 補足 |
|---|---|---|
| 2021年 | 準決勝進出 | 初の準決勝 |
| 2022年 | 決勝5位タイ | 647点/初の決勝 |
| 2025年 | 決勝8位 | 826点/2度目の決勝 |
| 2026年 | 3回戦進出 | 10月29日時点 |
2022年|女性コンビとして13年ぶりのM-1決勝進出
2022年12月18日、ヨネダ2000は初めてM-1グランプリの決勝に出場しました。
女性2人だけのコンビとしては、2009年のハリセンボン以来13年ぶりの決勝進出でした。
決勝では8番目に登場し、「餅つき」を披露。7人の審査員から合計647点を獲得しました。
これは真空ジェシカと同点の5位タイという結果です。上位3組による最終決戦には届きませんでしたが、結成から約2年8か月で決勝の舞台に立ったこと自体が大きな転機となりました。
この年の優勝はウエストランド。ヨネダ2000は優勝こそ逃したものの、従来のしゃべくり漫才とは異なるスタイルを全国の視聴者に印象づけました。
2025年|3年ぶり2度目の決勝進出
2025年には、2022年以来3年ぶりとなるM-1決勝進出を果たしました。
松浦亜弥とバスケットボールを組み合わせたネタで、9人の審査員から合計826点を獲得。最終順位は8位でした。
2022年の647点と2025年の826点は、審査員数が7人から9人に変わっているため、合計点だけで単純に比較することはできません。
また、2025年の決勝では審査員の塙宣之がネタを高く評価しており、後日のラジオ番組でもヨネダ2000の独自性を絶賛しています。
順位は2022年より下がりましたが、再び決勝に進んだことで、一度きりの話題性にとどまらない実績を示しました。
2025年大会全体の順位や審査結果については、つぶログのM-1グランプリ2025決勝結果まとめでも詳しく整理しています。
THE Wでは2022年準優勝|キングオブコントでも結果を残した
ヨネダ2000の実績はM-1だけではありません。
漫才とコントの両方で活動するコンビとして、THE W、キングオブコント、ABCお笑いグランプリなどでも結果を残しています。
| 年 | 大会・賞 | 結果 |
|---|---|---|
| 2021 | THE W | 決勝進出 |
| 2022 | ABCお笑いグランプリ | 決勝進出 |
| 2022 | キングオブコント | 準決勝進出 |
| 2022 | THE W | 準優勝 |
| 2023 | 上方漫才協会大賞 | 新人賞受賞 |
| 2023 | ABCお笑いグランプリ | 決勝進出 |
| 2025 | NHK新人お笑い大賞 | 決勝進出 |
| 2026 | ABCお笑いグランプリ | 決勝進出 |
| 2026 | キングオブコント | 準々決勝進出 |
THE W 2022では天才ピアニストと優勝を争った
2022年12月10日のTHE W決勝で、ヨネダ2000は最終決戦まで進みました。
最終決戦に残ったのは、ヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがの3組です。
審査員6人と視聴者投票による計7票の結果、天才ピアニストが4票、ヨネダ2000が2票、紅しょうがが1票となり、天才ピアニストが優勝しました。
ヨネダ2000は準優勝。本人たちがTHE Wで優勝したことはありません。
興味深いのは、同じ2022年12月にTHE WとM-1の両方で決勝へ進んでいることです。
THE Wは漫才だけでなくコントなども披露できる大会ですが、M-1は漫才の大会です。異なる形式の賞レースで決勝進出を果たしたことは、ヨネダ2000の芸風の幅を示しています。
2023年には上方漫才協会大賞の新人賞を受賞
2023年には、第8回上方漫才協会大賞で新人賞を受賞しました。
この賞は、若手芸人の活動や将来性などを評価するものです。
2022年のM-1とTHE Wで注目されただけでなく、その後も若手芸人として評価を積み重ねたことが分かります。
誠はなぜ改名した?「清水亜真音」から「誠」になった理由
ヨネダ2000の誠は、以前「清水亜真音(しみず・あまね)」という名前で活動していました。
現在の芸名に変わったのは、2022年5月26日放送の日本テレビ系『ダウンタウンDX』がきっかけです。
番組で清水亜真音は、本名ではなく芸名で活動したいものの、よい名前が思いつかないという悩みを打ち明けました。
そこで松本人志が候補として提案したのが、漫画『愛と誠』にちなんだ「誠」でした。
当時すでに相方が「愛」という名前で活動していたため、2人を合わせると「愛と誠」になるという発想です。
最終的には浜田雅功が「誠」を推し、この名前に決定。その後、吉本興業の公式プロフィールも変更されました。
したがって、「誠という芸名は松本人志が提案し、浜田雅功の後押しで決まった」というのが正確な経緯です。
昔のインタビュー記事や動画では「清水亜真音」と表記されている場合がありますが、現在の誠と同一人物です。
「ヨネダ2000」というコンビ名の由来は?
ヨネダ2000という名前も、一度聞くと忘れにくい独特な響きを持っています。
コンビ名の由来について、誠は過去のインタビューで、カタカナの「ヨネダ」という文字に宇宙的な雰囲気や格好よさを感じていたと話しています。
また、愛は名前に数字を入れたいと考えており、最終的に「ヨネダ」と「2000」を組み合わせた名前になりました。
「2000」の部分については、ネタ帳の「ZOO」という文字が「200」に見えたことから生まれたという説明も紹介されています。
ただし、その細かな経緯については本人の発言を直接確認できる資料が限られるため、数字の決定過程を一つの逸話だけで断定することは避けます。
一方、誠がインタビューで自分の体に「ヨネダ2000」という文字の蒙古斑があったと話したこともありますが、これは冗談を交えたやり取りです。文字どおりの命名理由として受け取るべきではありません。
「ギンヤンマ」「マンモス南口店」を経て、現在の「ヨネダ2000」にたどり着いた2人。名前の響きにも、普通とは少し違うものを選びたいという感覚が表れています。
ヨネダ2000は2026年現在どうしている?最新の活動状況
ヨネダ2000は2026年現在も吉本興業に所属し、漫才・コント、テレビ出演、ライブ活動などを続けています。
特に近年は、賞レースへの出場に加えて、冠番組や映像作品などにも活動を広げています。
M-1グランプリ2026では3回戦進出
2026年のM-1グランプリでは、10月15日の東京2回戦を突破し、3回戦へ進出しました。
10月29日時点では、2026年大会の最終成績はまだ決まっていません。
過去2回の決勝進出に続いて、再び決勝の舞台へ進めるのかが注目されます。
大会の日程や予選の進行状況については、M-1グランプリ2026の日程・結果まとめも参照してください。
ABCお笑いグランプリ2026では決勝12組入り
2026年7月26日に開催された第47回ABCお笑いグランプリでは、決勝進出12組の一つに選ばれました。
ヨネダ2000はCブロックに出場しましたが、最終3組には進出できませんでした。
この大会でCブロックを勝ち抜いたのは豆鉄砲、優勝したのはゼロカランです。
また、キングオブコント2026では準々決勝まで進出しましたが、準決勝進出者には選ばれませんでした。
漫才とコントの両方に挑戦し続けていることが、2026年の大会記録からも確認できます。
冠番組やアニメ出演など活動の幅も広がっている
テレビでは、BSよしもとの『Blah!Blah!Blah!「ヨネダにラブ・ソングを…」』で冠番組を担当しました。
音楽をテーマにした番組で、公式サイトには第52回までの放送履歴が掲載されています。なお、2026年10月27日にも第52回の放送案内がありますが、これは2025年3月に放送履歴のある回であり、2026年に第52回が新たに制作されたという意味ではありません。
2026年にはTBSチャンネル1で、冠特番『ごきげんよう!ヨネダ2000の「わたくしがマダムマッチョ」』も制作されました。
この番組では2人が企画段階から参加。エルフ、ななまがり、エバース、豆鉄砲がゲスト出演し、街歩きロケや対決企画、ドラマなどに挑戦しています。
さらに2026年10月には『アニメふんばるず』への声優参加も発表されました。愛がアヒルのジョニー、誠が「にんげん」を担当しています。
ライブ活動では、THE W 2022の優勝コンビである天才ピアニストとのツーマンツアーも開催されています。
賞レースで注目された芸人というだけでなく、自分たちの世界観を生かして、活動する場所を広げているのが現在のヨネダ2000です。
ヨネダ2000についてよくある疑問
ヨネダ2000は解散したことがある?
はい。ただし、現在のヨネダ2000が解散したという話ではありません。
2018年に結成した「ギンヤンマ」から男性メンバーを加えた「マンモス南口店」へ移行し、2019年にトリオを解散しています。
その後、2020年4月1日に誠と愛の2人でヨネダ2000を結成しました。2026年現在も活動を続けています。
ヨネダ2000のネタはどちらが考えている?
基本的な発想やネタ作りは誠が中心です。
ただし、愛の反応や動作がネタの方向性を決めることもあります。誠が発想した内容を愛に伝え、実際に舞台で成立する形へと仕上げていく関係です。
愛は単に誠が考えたことを実行するだけではなく、ネタを成立させる重要な相方といえます。
ヨネダ2000はTHE Wにもう出ないの?
ヨネダ2000は2021年と2022年にTHE W決勝へ進出し、2022年には準優勝しています。
2026年2月のテレビ出演では、M-1とTHE Wの両方に挑戦した経験を振り返り、現在はM-1を選んでいるという趣旨の話を、冗談を交えて語っています。
また、日本テレビは2026年7月、THE Wを2026年は開催しないと発表しました。
本人たちの大会選択と、主催局による開催見送りは別の話です。今後の出場についても、本人たちの正式な発表がない段階で断定することはできません。
誠と愛は仲が悪かったの?
一度コンビ関係を解消した過去はありますが、それだけで不仲だったとはいえません。
トリオを解散した理由にはネタ作りや立ち位置の問題があり、本人たちはトリオ時代を楽しかったとも語っています。
また、再結成後は、以前より自分たちの意見を伝え合えるようになったと振り返っています。
少なくとも、当時の解散を単純な不仲と決めつける根拠はありません。
まとめ|ヨネダ2000は遠回りしたからこそ独自の芸風にたどり着いた
ヨネダ2000の歩みを振り返ると、最初から現在の芸風が完成していたわけではないことが分かります。
2018年にギンヤンマとして活動を始め、男性メンバーを加えたトリオを経験し、一度は解散。その後、愛が再び誠を誘って2020年にヨネダ2000を結成しました。
再結成後もコロナ禍で劇場に立てず、2021年には吉本興業を辞めることまで考えた時期がありました。
そんな中、追い詰められた状況から生まれた「どすこい」が、2人の芸風を大きく変えます。
愛が無理にツッコミを入れるのではなく、誠の作る世界を受け止める。そこにリズムや身体表現を加えることで、従来の漫才とは異なる形が生まれました。
そして2022年にはTHE W準優勝とM-1決勝5位タイ、2025年には再びM-1決勝進出を達成。2026年も賞レースやライブ、映像作品で活動を続けています。
ヨネダ2000の魅力は、奇妙な発想だけではありません。その発想を舞台で成立させるために、2人が自分たちに合う関係性と表現方法を見つけてきたことにあります。
解散や挫折を経てたどり着いた「愛と誠」の独特な世界。次に2人のネタを見るときには、繰り返される言葉や動作の裏にある工夫にも注目してみると、また違った面白さが見つかるかもしれません。