- ドラクエ4・5・6のリメイクは出る?HD-2D化と公式発言【2026年】
- ドラクエ4・5・6のHD-2Dリメイクは発表された?【2026年10月現在】
- 堀井雄二氏は「ドラクエ4・5・6も作っている」と発言したのか
- なぜ天空三部作より先に『ドラクエ7 Reimagined』が発売されたのか
- ロト三部作はHD-2D化されたのに、なぜ天空三部作はまだなのか
- HD-2D版プロデューサーも、さらなるリメイクの可能性に言及している
- 天空三部作は、2007年に一度まとめてリメイクが発表されている
- ドラクエ4がHD-2D化されるなら、何が注目されるのか
- ドラクエ5の新リメイクはHD-2Dと3D、どちらが合うのか
- ドラクエ6はDS版以来の新リメイクが待たれる作品
- 天空三部作は3本まとめてリメイクされる可能性もある?
- 2026年現在、ドラクエ4・5・6はSwitch 2やPS5で遊べる?
- リメイクではなく、まずSwitch 2やPS5へ移植される可能性は?
- 次にリメイクされるなら4・5・6のどれ?発売順は決まっているのか
- 2026年のドラクエ4関連イベントは、リメイク発表とは別の話
- ドラクエ4・5・6のリメイクに関するよくある疑問
- まとめ|天空三部作は「発表待ち」。過去の実績と今後の注目点
ドラクエ4・5・6のリメイクは出る?HD-2D化と公式発言【2026年】

『ドラゴンクエストIII』がHD-2Dで生まれ変わり、続く『ドラゴンクエストI&II』も発売された。ロト三部作のリメイクが出揃ったことで、次に気になるのは『IV』『V』『VI』、いわゆる天空三部作の行方だろう。
ところが、2026年2月に発売された次の大規模リメイクは『ドラゴンクエストVII Reimagined』だった。
「なぜ4・5・6を飛ばして7なのか」「天空三部作も裏で開発されているのでは?」「今度こそHD-2Dで遊べるようになる?」
そんな疑問が広がるなか、シリーズ生みの親である堀井雄二氏は、2025年9月の番組でリメイクの発売順について興味深い発言を残している。
さらに歴史を振り返ると、スクウェア・エニックスは2007年に『IV・V・VI』のリメイクを3作品まとめて発表した実績がある。天空三部作が一つの企画として動いたのは、決して初めての話ではない。
では、2026年現在のリメイク計画はどこまで明らかになっているのか。堀井氏の発言、ロト三部作との違い、過去のリメイク史、現在遊べる機種を整理しながら、天空三部作の今後を考えていこう。
ドラクエ4・5・6のHD-2Dリメイクは発表された?【2026年10月現在】
2026年10月25日現在、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のHD-2Dリメイクは正式発表されていない。
新たなリメイクの発売日、対応機種、開発会社、価格、映像表現についても、3作品とも具体的な発表はない。
一方、過去の『IV・V・VI』リメイクは実在し、スマートフォン向けにも配信されている。「一度もリメイクされていない」のではなく、現行の家庭用ゲーム機で遊べる新しいリメイクが待たれている状況だ。
| 確認項目 | 2026年10月25日時点 |
|---|---|
| ドラクエIVの新リメイク | 正式発表なし |
| ドラクエVの新リメイク | 正式発表なし |
| ドラクエVIの新リメイク | 正式発表なし |
| HD-2D方式の採用 | 未発表 |
| Nintendo Switch 2・PS5版 | 新リメイクの発売予定なし |
| 発売日・価格 | 未発表 |
| 堀井雄二氏の関連発言 | 2025年9月に発言あり。ただし制作決定の発表ではない |
| 現在遊べる版 | 3作品ともスマートフォン版が配信中。旧機種版も存在 |
正式発表がないからといって、開発が行われていないとまでは分からない。ゲームの開発計画は、発表されるまで外部から確認できないこともあるためだ。
反対に、開発者がシリーズ全体の将来について語ったからといって、特定の作品が完成に近づいているとも判断できない。
今回のリメイクの噂を理解するには、まず2025年9月の堀井雄二氏の発言を確認する必要がある。
堀井雄二氏は「ドラクエ4・5・6も作っている」と発言したのか
天空三部作のリメイクが話題になった大きなきっかけは、2025年9月15日に配信された番組「ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局」だった。
番組には堀井雄二氏と、元『週刊少年ジャンプ』編集長の鳥嶋和彦氏らが出演。話題が『ドラゴンクエストVII Reimagined』に移った際、鳥嶋氏が発売順について質問した。
ロト三部作をリメイクした後、なぜ次は『IV・V・VI』ではなく『VII』なのか。
それに対して堀井氏は、いろいろな企画が動いているなかで、『VII』がたまたま先にできたという趣旨の説明をした。
この答えを受けた鳥嶋氏は、『IV・V・VI』も進めていないわけではないのか、とさらに踏み込む。
しかし堀井氏は、その解釈を肯定せず、「言ってない」という趣旨の返答を繰り返し、具体的な制作状況には触れなかった。
つまり、この会話は『IV・V・VI』のリメイク計画を発表した場面ではない。複数の企画が進んでいるという話と、天空三部作の制作が決まっているという話は別なのだ。
番組内では、堀井氏が古い作品を現在のゲーム機でも遊べるようにしたいという考えを語る場面もあった。こちらはリメイクや復刻を考えるうえで重要な発言だが、特定の3作品について発売を約束したものではない。
堀井氏本人の発言を収録した番組
該当の話題は、2025年9月15日配信の「『バーチャル福岡』からこんにちは!公開生配信スペシャル」の44分45秒付近から確認できる。
このやり取りは、2025年9月19日に海外ゲームメディアのRPG Siteも詳しく報じている。特に、堀井氏が鳥嶋氏の解釈をそのまま認めていない点は見落とせない。
「複数の企画が動いている」は何を意味するのか
ゲームシリーズでは、ナンバリング新作、リメイク、派生作品、スマートフォン向け作品などが同時期に制作されることがある。
しかも、同じ『ドラゴンクエスト』という名前が付いていても、開発会社、チーム編成、使用する技術、必要な制作期間は作品によって異なる。
複数の企画が動いているという言葉だけでは、それがナンバリング作品なのか、リメイクなのか、あるいは別の作品なのかを特定できない。
ただ、堀井氏が『VII』の発売順について説明した事実は興味深い。
シリーズ作品を必ず番号順にリメイクするのではなく、それぞれの開発の進行状況によって発売順が決まる場合もある、という見方につながるからだ。
『IV・V・VI』がまだ発表されていない理由について、開発の遅れや制作中止などを持ち出す必要はない。公式に確認できるのは、『VII』が先に完成したという説明までである。
なぜ天空三部作より先に『ドラクエ7 Reimagined』が発売されたのか
2025年9月12日、スクウェア・エニックスはNintendo Directで『ドラゴンクエストVII Reimagined』を発表した。
原作は2000年にPlayStation向けに発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』。2013年にはニンテンドー3DS向けにもリメイクされている。
そして2026年2月5日、新たなリメイク『VII Reimagined』がNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|Sなどに向けて発売された。Steam版は翌2月6日の発売となっている。
『VII Reimagined』を開発したのは、スクウェア・エニックスとヘキサドライブ。HD-2D版『III』『I&II』とは異なる制作体制と映像表現を採用した作品だ。
公式資料では、キャラクターを人形のような質感で描く「ドールルック」と、物語やシステムを再構築する方向性が紹介されている。
参考:『ドラゴンクエストVII Reimagined』公式サイト
発売順と作品の番号は、必ずしも一致しない
『ドラゴンクエスト』の歴史を振り返ると、リメイクの順番が必ずしも原作の番号順でないことは、以前からあった。
『IV』のPlayStation版が発売されたのは2001年。『V』のPlayStation 2版は2004年だが、その間に『III』の新リメイクが発売されたわけではない。
さらに『VII』の3DS版は2013年に登場しており、その後も『IV・V・VI』のスマートフォン版が配信されている。
シリーズ全体の復刻計画は、必ずしも『I』から『XI』へ順番に進んできたわけではない。
ロト三部作のHD-2D化が一つのまとまった企画だったため、次も『IV・V・VI』が順番に登場すると期待したくなる。しかし、ロト三部作の制作方式が、そのまま今後の全作品に適用されるとは限らない。
ロト三部作はHD-2D化されたのに、なぜ天空三部作はまだなのか
現在のリメイクへの期待を高めた最大の要因は、2024年から2025年にかけて実現したロト三部作のHD-2Dリメイクだろう。
| 作品 | 発売日 | 映像方式 | 位置付け |
|---|---|---|---|
| ドラゴンクエストIII そして伝説へ… | 2024年11月14日 | HD-2D | ロト三部作の始まりを描く作品 |
| ドラゴンクエストI&II | 2025年10月30日 | HD-2D | 『I』『II』の2作品を収録 |
| ドラゴンクエストVII Reimagined | 2026年2月5日 | ドールルックの3DCG | 『VII』を独自の方式で再構築 |
※Steam版は『III』が2024年11月15日、『I&II』が2025年10月31日、『VII Reimagined』が2026年2月6日発売。
スクウェア・エニックスは、HD-2D版『III』を2024年11月に発売することを発表した際、『I&II』を2025年に発売することも同時に明らかにしていた。
つまり、ロト三部作は『III』が売れた後で急に『I&II』のリメイクを決めたわけではない。少なくとも2024年6月の時点で、二つの製品を連動させる計画が公式に発表されていた。
その構成も独特だ。原作の発売順は『I』→『II』→『III』だが、HD-2D版では物語上の時系列を意識して『III』から『I&II』へ進むように展開された。
ただ映像を新しくするだけでなく、三部作をまとめて遊んだときに物語のつながりを楽しめるよう工夫された企画だった。
参考:スクウェア・エニックスの2024年6月19日付ニュースリリース
HD-2Dとは何が違うのか
HD-2Dは、ドット絵のキャラクターと立体的な背景を組み合わせ、光や陰影、奥行きの表現を加える映像手法だ。
2018年発売の『オクトパストラベラー』で採用され、その後『ライブアライブ』などのリメイクにも使用されてきた。
ファミコンやスーパーファミコンの時代に生まれた作品を、当時の見下ろし型の画面構成を残しながら現代的に描き直せることが特徴になっている。
一方、『VII Reimagined』は、3Dモデルを用い、キャラクターや世界をドールルックで再構築した作品だ。
どちらも古いゲームを新しい技術で作り直すリメイクだが、見せ方はまったく異なる。
この違いがある以上、今後『IV・V・VI』がリメイクされるとしても、必ずHD-2Dを採用するとは言い切れない。
ロト三部作のHD-2D版がどのような仕上がりになったのかは、つぶログの『ドラゴンクエストI&II』HD-2D版レビューでも取り上げている。
HD-2D版プロデューサーも、さらなるリメイクの可能性に言及している
堀井氏の発言とは別に、HD-2D版ロト三部作のプロデューサーを務めた早坂将昭氏も、今後のリメイク展開について語っている。
2025年9月4日、海外ゲームメディアGamesRadar+が、Gamescom 2025で行った早坂氏へのインタビューを掲載した。
取材では、今後もHD-2Dで過去作品をリメイクする可能性があるのかが話題になった。
早坂氏は、リメイクを実施する最終的な判断は自分ではなく会社の経営陣が行うと説明。そのうえで、今回の3作品が売上や評価で好結果を残せば、社内でさらにリメイクを進めたいという動きが生まれる可能性があると語っている。
これはHD-2Dリメイクが今後も続く可能性についての発言だが、『IV』『V』『VI』を具体的な次回作として挙げたものではない。
早坂氏は別のインタビューで、昔の作品をリメイクする際には「どこを変え、どこを残すか」のバランスが重要だとも説明している。
原作から大きく変えすぎれば、かつての作品を愛した人から別物だと受け取られかねない。反対に、ほとんど何も変えなければ、新しく発売する意味が薄れてしまう。
この考え方は、天空三部作を新たに作り直す場合にも関わる問題だ。
参考:GamesRadar+|早坂将昭氏インタビュー(2025年9月4日)
天空三部作は、2007年に一度まとめてリメイクが発表されている
今回の話題で特に注目したいのは、天空三部作が過去にどのような形で復活したかという歴史だ。
2007年8月1日、スクウェア・エニックスは『ドラゴンクエストIV・V・VI』の3作品を、ニンテンドーDS向けにリメイクすると一括発表している。
公式ニュースリリースでは、3作品が共通の「天空」という世界観を持つことを紹介し、第一弾となる『IV』から順次発売する計画が明らかにされた。
実際にその後、『IV』『V』『VI』が2007年から2010年にかけて発売されている。
| 作品 | 原作 | 過去の主なリメイク | スマホ版 |
|---|---|---|---|
| IV 導かれし者たち | FC:1990年2月11日 | PS:2001年11月22日 DS:2007年11月22日 | 2014年4月17日 |
| V 天空の花嫁 | SFC:1992年9月27日 | PS2:2004年3月25日 DS:2008年7月17日 | 2014年12月12日 |
| VI 幻の大地 | SFC:1995年12月9日 | DS:2010年1月28日 | 2015年6月11日 |
この一連の展開では、『IV』が第一弾、『V』が第二弾、『VI』が最後の作品として位置付けられていた。
『VI』の発売決定を伝える2009年11月11日の公式ニュースリリースには、DS版『IV』と『V』がそれぞれ出荷本数100万本を突破していたことも記されている。
過去の天空三部作リメイクが、一定の商業的な成功を収めていたことを裏付ける数字だ。
さらに『VI』も2010年1月28日の発売翌日に、国内出荷本数100万本突破が公式発表された。DSでの天空三部作は3作品とも一定規模の販売実績を残している。
ただし、この売上実績がそのまま現在の新リメイク計画を意味するわけではない。2007年と2026年では開発規模、ゲーム機の市場、制作費、販売方法などが異なる。
それでも、天空三部作が3作品まとめて企画され、実際にすべて発売されたという歴史は、今回のテーマを考えるうえで重要だ。
資料:2007年8月1日付「ドラゴンクエストIV・V・VI」ニンテンドーDS版発売決定のお知らせ
資料:2009年11月11日付「ドラゴンクエストVI」発売日・価格決定のお知らせ
資料:2010年1月29日付『ドラゴンクエストVI』国内出荷100万本突破の公式発表
ドラクエ4がHD-2D化されるなら、何が注目されるのか
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』は、1990年2月11日にファミリーコンピュータで発売された。
最大の特徴は、全5章からなるオムニバス形式の物語だ。
第一章ではライアン、第二章ではアリーナ、第三章ではトルネコ、第四章ではマーニャとミネア。それぞれの人物が自分の物語を進め、第五章で勇者のもとへ集まっていく。
当時のRPGとしては、物語の主人公が章ごとに切り替わる構成そのものが大きな特徴だった。
ファミコン版からPS版・DS版へ、すでに大きく進化してきた
2001年11月22日にはPlayStation向けのリメイクが登場。グラフィックや演出の変更だけでなく、物語を広げる追加要素も収録された。
特に大きかったのが、原作の第五章の先を描く第六章の追加だ。
ファミコン版では第五章で物語が完結していたが、PlayStation版では新たな展開が追加され、登場人物たちの物語を違った角度から楽しめるようになった。
その後、2007年11月22日のニンテンドーDS版にも第六章は引き継がれ、スマートフォン版でも収録されている。
つまり、現在『IV』をリメイクするなら、ファミコン版の全5章をそのまま再現するだけでなく、後年に追加された第六章をどう扱うのかという課題がある。
仲間会話と章ごとの世界描写は、HD-2Dとも相性がよさそう
『IV』には、仲間との会話を楽しむ仕組みも後のバージョンで追加されている。
同じ場所を訪れても、同行している人物によって反応が異なる。アリーナとクリフト、マーニャとミネア、ブライやトルネコなど、性格の違いが会話から伝わるようになった。
スマートフォン版の公式サイトでも、仲間会話と第六章の収録が主要な特徴として紹介されている。
HD-2Dの表現で街や城、ダンジョンが描き直されれば、各章で異なる土地を冒険する構成は映像的にも魅力的になるだろう。
一方で、人物をより立体的に描く3Dリメイクも十分に考えられる。全5章の演出をどこまで拡張するかによって、適した映像方式は変わってくる。
現段階で注目すべきなのは、HD-2Dと3Dのどちらが採用されるかを予想することよりも、ファミコン版と後年のリメイクで積み重ねられた要素を、どこまで一つの作品に統合できるかという点だ。
ドラクエ5の新リメイクはHD-2Dと3D、どちらが合うのか
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』は、1992年9月27日にスーパーファミコンで発売された。
主人公の少年時代から青年時代、そして次の世代へと続いていく親子3代の物語が特徴だ。
ほかのナンバリング作品と比べても、主人公の人生そのものを長い時間をかけて描く構成が際立っている。
そして『V』には、作品を語るうえで外せない二つの仕組みがある。仲間モンスターと結婚イベントだ。
2004年のPS2版で、すでに3Dリメイクを経験している
『V』は2004年3月25日、PlayStation 2向けにリメイクされた。
この作品では、スーパーファミコン版の見下ろし型の画面から、3Dで表現された街やフィールドへと大きく変化している。
さらに戦闘システムにも手が入り、パーティーの最大人数が原作の3人から4人へ変更された。
つまり、『V』は既に一度、本格的な3D化とシステムの再構築を経験している作品だ。
その後、2008年7月17日にニンテンドーDS版が発売され、さらにスマートフォン版へと展開された。
もし将来、新たなリメイクが登場するなら、HD-2Dでスーパーファミコン版の雰囲気へ近づける方向も、PS2版の立体的な表現をさらに発展させる方向も考えられる。
『V』の場合は、単に新しいグラフィックにするだけでなく、過去のPS2版とは何が違うのかを示す必要があるだろう。
仲間モンスターと花嫁の選択はどうなる?
『V』では、戦闘後にモンスターが仲間になる仕組みが大きな楽しみとなっている。
人間の仲間だけでなく、スライム、スライムナイト、キラーマシンなど、さまざまなモンスターを育成できる。
仲間モンスターは戦力を充実させるだけでなく、どのモンスターを連れて旅をしたかが、そのままプレイヤーごとの思い出につながる要素でもある。
そして結婚イベントでは、原作のビアンカとフローラに加え、DS版からデボラが花嫁候補に追加された。
現在のスマートフォン版でも、この追加要素を含む形で作品を楽しめる。
新しいリメイクが実現するなら、仲間モンスターの種類、育成方法、結婚イベントの演出、家族と冒険する時間の描き方などが、作品の魅力に直結する部分になる。
特に『V』は、過去のリメイクですでに大きな変更が加わってきた作品だ。新作として改めて作り直すなら、どのバージョンを土台にするのかという点も気になる。
ただし、新たな花嫁候補の追加や、仲間モンスターの大幅増加などは発表されていない。現時点では、過去のリメイクが積み重ねてきた要素を整理することが、次の展開を考える出発点になる。
ドラクエ6はDS版以来の新リメイクが待たれる作品
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』は、1995年12月9日にスーパーファミコンで発売された。
夢と現実、二つの世界を行き来しながら、自分たちの存在や世界の謎を解き明かしていく作品だ。
職業・転職システムが再び導入され、多彩な特技や呪文を覚えながらキャラクターを育てる仕組みも特徴となっている。
『IV』にはPlayStation版、『V』にはPlayStation 2版という大規模なリメイクが存在したが、『VI』が初めてリメイクされたのは2010年1月28日のニンテンドーDS版だった。
その後、2015年6月11日にはスマートフォン版が配信された。2026年時点では、この流れを引き継ぐ版が現在の主な入手先となっている。
SFC版とDS版では、仲間モンスターの仕組みが違う
『VI』のリメイクを考えるとき、避けて通れないのが仲間モンスターの扱いだ。
スーパーファミコン版では、職業「魔物使い」の能力によって、一部のモンスターが戦闘後に仲間になる仕組みがあった。
キラーマシン2やランプのまおうなどを仲間にする楽しみがあり、育成を進めるために何度も戦闘を重ねたプレイヤーもいただろう。
しかし、DS版ではその仕組みが変更された。
戦闘後にさまざまなモンスターが仲間になる方式は採用されず、代わりに各地で特定のスライム系モンスターと出会い、仲間にする形式となった。
スマートフォン版の公式サイトでも、戦闘で魔物を仲間にするのではなく、旅の途中でスライムたちを仲間にする仕組みが案内されている。
参考:『ドラゴンクエストVI』スマートフォン版公式・ゲームシステム
この変更は、単なる見た目の違いではない。育成やパーティー編成の自由度、やり込みの方向性にも影響する部分だ。
そのため、もし『VI』が新しくリメイクされるなら、SFC版の仲間モンスター方式を復活させるのか、それともDS版以降の仕組みを引き継ぐのかという点は、注目される要素の一つになるだろう。
二つの世界と職業システムをどう描くのか
『VI』は、フィールド上の探索と物語のつながりが複雑な作品でもある。
夢の世界と現実の世界を行き来しながら、各地で起きる出来事の意味を少しずつ理解していく構成は、シリーズのなかでも独特だ。
そのため、HD-2Dを採用するなら、二つの世界の景色や雰囲気をどのように描き分けるのかという楽しみがある。
一方で3Dリメイクなら、世界を移動する感覚や、街・ダンジョンの空間表現を大きく変えることもできる。
また、転職による熟練度の上昇、特技の習得、上級職への育成といった仕組みをそのまま残すのか、それとも現代的に調整するのかも重要だ。
『VI』は、単純にグラフィックを更新するだけでは、過去のリメイクと大きく差別化しにくい作品でもある。原作の自由度や複雑さをどこまで残すかが、もし新リメイクが実現した際の大きな見どころになる。
天空三部作は3本まとめてリメイクされる可能性もある?
ロト三部作がHD-2Dでまとめて展開されたことから、天空三部作にも同様の形を期待する声がある。
2007年のニンテンドーDS版では、実際に『IV』『V』『VI』の3作品が一括発表された。
そのため、将来のリメイクを考える際に、3作品をひとまとめの企画として捉えることには歴史的な背景がある。
ただ、ロト三部作と天空三部作では、作品同士のつながり方が異なる。
ロト三部作は、同じ伝説と血筋を中心に物語がつながっている。HD-2D版でも、『III』から『I&II』へ進むことで、ひと続きの物語を体験することが重視された。
一方、天空三部作には共通する世界観や重要なモチーフがあるものの、『IV』『V』『VI』はそれぞれ異なる時代の人物と物語を描いている。
プレイヤーが選べる仲間や職業、戦闘システム、物語の展開方法も作品ごとに異なり、3作品を同一の仕組みで作り直せばよいというわけではない。
『IV』の章立て、『V』の仲間モンスターと世代交代、『VI』の二つの世界と転職システム。それぞれの個性を維持しながら新たな作品としてまとめるには、作品ごとに異なる判断が必要となる。
また、2007年の天空三部作は3作品同時収録の1本のソフトとして発売されたわけではない。3タイトルを同時発表し、それぞれ独立した製品として順次発売している。
その実績を理由に、将来の新リメイクも「1本に3作品収録される」と考えるのは早い。
2026年現在、ドラクエ4・5・6はSwitch 2やPS5で遊べる?
ここまで新リメイクの話を中心に見てきたが、今すぐ天空三部作を遊びたい人にとっては、現在の対応機種も重要だ。
2026年10月25日時点で、『IV・V・VI』の新しいNintendo Switch 2版やPlayStation 5版は発表されていない。
一方、スクウェア・エニックスから配信されている日本語スマートフォン版は、3作品とも公式サイトで案内されている。
| 作品 | スマートフォン版 | 主な旧機種版 | 現行家庭用機向け新リメイク |
|---|---|---|---|
| ドラゴンクエストIV | iOS/Android | FC/PS/DS | 未発表 |
| ドラゴンクエストV | iOS/Android | SFC/PS2/DS | 未発表 |
| ドラゴンクエストVI | iOS/Android | SFC/DS | 未発表 |
旧機種版は、対応するゲーム機とソフトを持っていれば遊べる。中古ソフトを探す場合は、対応本体や付属品、セーブデータの状態などを確認しておきたい。
一方、スマートフォン版なら、新たに旧型の家庭用ゲーム機を用意しなくても遊べる。ただし、使用するスマートフォンのOSや端末がアプリの動作条件を満たしている必要がある。
スマートフォン版には、タッチ操作向けのインターフェースや中断セーブなど、携帯端末で遊ぶための調整も施されている。
なお、スマートフォン版の配信状況と価格は、利用するストアや時期によって変わる場合がある。購入前には各ストアの最新表示を確認してほしい。
ドラゴンクエストIV スマートフォン版
『IV』のスマートフォン版は、2014年4月17日から配信されている。
第六章や仲間会話といった、後年のリメイクで加わった要素も収録。ゲーム機版の追加要素を含めて遊びたい人にとって、現在の選択肢の一つとなっている。
ドラゴンクエストV スマートフォン版
『V』のスマートフォン版は、2014年12月12日から配信。
親子3代の物語や仲間モンスターの育成を、スマートフォンで楽しめる。DS版で追加されたデボラも花嫁候補として登場する。
ドラゴンクエストVI スマートフォン版
『VI』のスマートフォン版は、2015年6月11日から配信されている。
DS版をベースとした内容で、転職システムや仲間スライム、スライム格闘場などを収録。スマートフォン版では戦闘速度の調整機能も用意されている。
リメイクではなく、まずSwitch 2やPS5へ移植される可能性は?
ここまでHD-2Dや3Dによる本格リメイクを中心に見てきたが、過去作品を現在のゲーム機で遊べるようにする方法は、それだけではない。
たとえば、ニンテンドーDS版やスマートフォン版をベースに、操作や画面表示を現在のゲーム機向けに調整する移植という方法もある。
映像や音楽などを高品質化するリマスター、新しい表現やシステムを用いて作り直すリメイクとは、必要となる改修の内容が異なる。
ただし、既存のゲームを単純にコピーすれば現在のゲーム機で動くというわけではない。
DS版は上下2画面とタッチ操作を利用していたため、1画面の家庭用ゲーム機へ移す場合は画面構成や操作方法を調整する必要がある。
スマートフォン版も縦画面での操作を前提としているため、テレビや携帯ゲーム機の横長画面へ移す場合には、インターフェースの再設計が必要となる。
また、現在のOSやゲーム機に合わせた動作確認、表示仕様への対応なども必要になる。
本格的なリメイクより規模が小さく見える移植でも、一定の作業は避けられないのだ。
それでも、「まずは現在のゲーム機で3作品を遊べるようにしてほしい」という需要と、「映像やシステムを全面的に新しくしてほしい」という需要は分けて考えられる。
堀井氏が2025年の配信で語った、過去作品を現行機でも遊べるようにしたいという考えは、必ずしもHD-2D化だけを意味するものではない。
今後の発表では、単に「復活するか」だけでなく、移植、リマスター、新規リメイクのどれに当たるのかを確認する必要がある。
次にリメイクされるなら4・5・6のどれ?発売順は決まっているのか
仮に天空三部作の新リメイクが実現するとしても、どの作品が最初になるかは分からない。
2007年のDS版では『IV』から順に発売された。原作の番号順でもあり、過去の展開を考えれば『IV』が最初に思い浮かぶのは自然だ。
一方、『V』はPS2版で3Dリメイクを経験しており、『VI』はDS版が初めてのリメイクだった。過去に作り直された回数も、その方向性も異なる。
また、2026年の『VII Reimagined』では、原作の発売順とは異なる形で新リメイクが展開された。
このため、2007年の発売順や作品番号だけで、次に発売される作品を決め付けることはできない。
『IV』が最初なのか、『V』が先なのか、『VI』が新しい方式で復活するのか。あるいは3作品をまとめて発表するのか。
2026年10月現在、いずれの展開についても具体的な製品発表は存在しない。
2026年のドラクエ4関連イベントは、リメイク発表とは別の話
2026年10月には、ドラゴンクエスト関連作品で『IV』を題材にしたイベントも展開されている。
10月21日には、スマートフォン向け作品『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』で『ドラゴンクエストIV』イベントが始まった。
これは『IV』の登場人物や世界を題材にした既存ゲーム内のイベントであり、『IV』本編の新リメイク発表ではない。
同イベントの実施期間は2026年10月21日から12月15日11時59分まで。『IV』の登場人物が支援に現れる要素や「天空シリーズ」の装備が案内されている。『スマッシュグロウ』公式ニュースから詳細を確認できる。
また、2026年には『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』も発表された。2026年12月3日発売予定の別シリーズ作品で、題名に「4」や『V』に登場する人物名が含まれていても、『IV』『V』本編の新リメイクとは異なる。詳しい内容は『ドラゴンクエストモンスターズ4』公式サイトで公開されている。
『ドラクエ4』という名前がSNSで話題になっている場合でも、必ずしも本編のリメイク情報が発表されたとは限らない。
作品の周年企画、スマートフォンゲームのコラボイベント、関連商品の発売、過去作品の思い出話など、さまざまな理由で話題になることがある。
ドラクエ4・5・6のリメイクに関するよくある疑問
Q. ドラクエ4のHD-2Dリメイクは2027年に発売される?
2027年発売という公式発表はない。『IV』に限らず、『V』『VI』についても発売時期は未発表となっている。
Q. ドラクエ5はPS2版以来リメイクされていない?
2004年のPlayStation 2版以降、2008年にニンテンドーDS版、2014年にスマートフォン版が発売されている。PS2版が最後の展開ではない。
ただし、現行家庭用ゲーム機向けの新たな大規模リメイクは発表されていない。
Q. ドラクエ6はリメイクされたことがある?
2010年にニンテンドーDS向けのリメイクが発売された。その後、2015年にはスマートフォン版も登場している。
DS版ではSFC版から仲間モンスターなどの仕様が変わっているため、原作とまったく同じ内容ではない。
Q. HD-2Dではなく『VII Reimagined』のような3Dリメイクになる可能性は?
リメイク方式は未発表。『VII Reimagined』ではHD-2Dとは異なる3DCGが採用されたため、今後もすべての作品が同じ方式で作られるとは限らない。
Q. 今すぐドラクエ4・5・6を遊ぶなら何が手軽?
3作品とも公式のiOS・Android版が案内されている。『IV』は仲間会話と追加の第六章、『V』はデボラも登場する結婚イベント、『VI』はDS版を踏まえた仲間スライムや転職などが特徴だ。ストアで購入する場合は端末の対応条件と配信状況を確認したい。
Q. ドラクエ4・5・6は3作品セットで発売される?
2007年には3作品のリメイクが同時に発表されたが、ソフトは個別に発売された。将来同様の企画があるとしても、セット販売になるかどうかは現時点で公表されていない。
まとめ|天空三部作は「発表待ち」。過去の実績と今後の注目点
2026年10月25日時点で、ドラクエ4・5・6のHD-2Dリメイクも、新たな現行家庭用ゲーム機向けリメイクも発表されていない。堀井雄二氏は『VII』が先に完成した経緯を語ったが、『IV・V・VI』の制作決定までは明言していない。
一方で、2007年に天空三部作が一括発表され、2007~2010年にすべてリメイク発売された実績は残っている。『IV』なら第五章と追加の第六章、『V』なら仲間モンスターと家族の物語、『VI』なら夢と現実の二つの世界や転職・仲間モンスター。映像を新しくするだけではない、それぞれ違った魅力がある。
HD-2Dで再構築されるのか、『VII Reimagined』のように3Dで生まれ変わるのか、あるいは先に既存版が現行機へ移植されるのか。続報の焦点は、どの作品が選ばれるかだけでなく、どのバージョンの内容を受け継ぐかにもある。それまでは公式スマートフォン版や旧機種版で、天空三部作の魅力を振り返ることができる。