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加熱式たばこ10月値上げ一覧|IQOS・Ploom・gloはいくら上がる?2026年10月1日の新価格

加熱式たばこ10月値上げ一覧|IQOS・Ploom・glo新価格【2026年】

2026年10月1日から加熱式たばこの専用スティックが20~40円値上げされることを示すイメージ

2026年10月1日(木)から、IQOS(アイコス)、Ploom(プルーム)、glo(グロー)など主要な加熱式たばこの専用スティックが値上げされます。

今回の値上げ幅は一律ではありません。テリアやラッキー・ストライクは20円、センティアも20円、ケントやMIIXは30円、エボ・メビウス・キャメル・ネオは40円上がります。

2026年4月にも価格が変わったばかりなので、「なぜ半年でまた上がるのか」「紙巻きたばこや本体も同じなのか」と気になっている人も多いはずです。

結論からいうと、10月1日は加熱式たばこの課税方式見直しの第2段階です。通常のたばこ税率を4月と同じようにもう一度引き上げる、という仕組みではありません。

まずは、自分が使っているブランドがいくらになるのかから確認します。価格は2026年9月28日時点で公表されている財務省の認可資料と各メーカーの発表を基準にしています。

10月1日からいくらになる?IQOS・Ploom・glo新価格早見表

メーカーブランド主な対応デバイス9月30日まで10月1日から値上げ幅
PMJTEREA(テリア)IQOS ILUMAシリーズ620円640円+20円
PMJSENTIA(センティア)IQOS ILUMAシリーズ570円590円+20円
PMJMIIX(ミックス)lil HYBRID560円590円+30円
JTEVO(エボ)Ploom580円620円+40円
JTMEVIUS(メビウス)Ploom550円590円+40円
JTCAMEL(キャメル)Ploom530円570円+40円
BATLUCKY STRIKEglo HYPERシリーズ480円500円+20円
BATKENT(ケント)glo HYPERシリーズ520円550円+30円
BATneo(ネオ)glo HYPERシリーズ530円570円+40円
BATvirto(ヴァルト)glo Hiloシリーズ580円600円+20円

同じメーカーでも上げ幅は違います。「加熱式たばこは全部40円上がる」「IQOSは全部640円になる」といった理解は正しくありません。

また、MIIX専用リキッドカートリッジはメーカー希望小売価格が110円から150円へ変更される予定です。MIIXのたばこスティック560円→590円とは別の商品なので、分けて考える必要があります。

IQOSはテリア640円、センティア590円に

フィリップ モリス ジャパン(PMJ)は2026年8月26日、加熱式たばこ製品54銘柄について小売定価改定の認可を受けたと発表しました。改定日は10月1日です。

ファミリー認可資料掲載数現行10月1日から
TEREA29銘柄620円640円
SENTIA21銘柄570円590円
MIIX4銘柄560円590円

54銘柄の内訳は、テリア29銘柄、センティア21銘柄、MIIX4銘柄です。

ここで注意したいのが「54銘柄」という数字です。これは価格改定の認可資料に掲載されている銘柄数で、2026年9月28日時点で全国の店頭に54銘柄すべてが並んでいる、という意味ではありません。認可資料と、その時点の実際の販売ラインアップは必ずしも同じになりません。

なお、MIIXはIQOS ILUMAシリーズで使うスティックではなく、lil HYBRID用です。「IQOS関連だからすべて640円」と考えないよう注意してください。

Ploomはエボ620円、メビウス590円、キャメル570円

JTは2026年8月5日、Ploom用たばこスティック全31銘柄について、財務大臣から申請どおり小売定価改定の認可を受けたと発表しています。

ブランド10月1日の対象数現行10月1日から
EVO12銘柄580円620円
MEVIUS12銘柄550円590円
CAMEL7銘柄530円570円

3ブランドとも10月の値上げ幅は40円です。

10月6日発売の新商品は「10月1日の値上げ31銘柄」に含めない

JTは10月6日から「メビウス・トロピカル・オプション」を全国発売します。価格は590円です。

この商品を加えるとPloom用スティックのラインアップは32銘柄になりますが、トロピカル・オプションは10月1日に旧価格から値上げされる商品ではなく、10月6日に590円で新発売される商品です。

したがって「10月1日にPloom32銘柄が値上げ」という数え方にはしません。10月1日の既存商品の価格改定は31銘柄です。

なお「エボ・カカオ・ミント・クリスタル」は、JTの一部の新商品告知で現行550円と記載された資料がありますが、8月5日の認可資料と9月7日の公式ラインアップではいずれも580円→620円となっています。本記事では認可資料を基準に580円→620円として扱います。

gloはブランドごとに20円・30円・40円と値上げ幅が違う

BATジャパンは2026年8月18日、glo専用スティックの小売定価を10月1日付で改定すると発表しました。財務省による価格認可を受けたうえでの発表です。

対象はglo HYPERシリーズ用のneo、KENT、LUCKY STRIKEと、glo Hiloシリーズ用のvirtoです。

ブランド価格表掲載数9月30日まで10月1日から値上げ幅
virto10銘柄580円600円+20円
neo9銘柄530円570円+40円
LUCKY STRIKE9銘柄480円500円+20円
KENT5銘柄520円550円+30円

BATジャパンの10月価格表には合計33銘柄が掲載されています。

ただし、neoの「チルド・メンソール」「ブリリアント・マスカット」「ブリリアント・レッドフルーツ」の3銘柄には、在庫売り尽くしをもって販売終了予定との注記があります。

そのため「現在いつでも33銘柄を買える」とまでは言えません。価格表の掲載数と、店頭で実際に販売されている数は分けて考える必要があります。

4月にも値上げしたのに、なぜ10月にも上がる?

2026年の価格変更を理解するうえで一番重要なのがここです。

財務省は、加熱式たばこと紙巻きたばこの税負担差を解消するため、加熱式たばこの課税方式を見直しました。ただし一度に新方式へ変えるのではなく、消費者への影響などを考慮して2026年4月と10月の2段階で実施しています。

4月1日から9月30日までは、従来の換算方式で求めた本数を50%、新しい換算方式で求めた本数を50%として計算する経過措置です。

10月1日からは従来方式の割合がなくなり、新しい換算方式100%になります。

時期従来方式新方式
2026年3月まで100%―
2026年4月1日~9月30日50%50%
2026年10月1日~―100%

つまり、4月と10月に「同じ増税を2回やった」のではありません。一つの課税方式変更を2段階に分けた結果、4月と10月の両方で価格を変更するメーカーが出たというのが実態に近い説明です。

新制度は「価格+重量」から重量中心の換算へ

従来の加熱式たばこの課税では、重量だけでなく小売価格も使って紙巻きたばこの本数へ換算する仕組みが採られていました。

新制度では価格による換算を廃止し、基本的に重量を基準として紙巻きたばこの本数へ換算します。紙などで巻いたタイプは0.35gを紙巻きたばこ1本に換算し、1本当たり0.35g未満でも最低1本として扱う仕組みです。

細かな計算式まで覚える必要はありません。「加熱式たばこの税負担を紙巻きたばこに近づけるため、価格要素をなくして重量中心の方式に変え、その変更を4月と10月に分けて行っている」と押さえておけば十分です。

テリアやPloomは2026年にどれだけ上がった?4月→10月の推移

PMJとJTは、4月と10月の両方で主要シリーズの価格を変更しています。

ブランド3月31日まで4月1日から10月1日から3月比
TEREA580円620円640円+60円
SENTIA530円570円590円+60円
MIIX510円560円590円+80円
EVO550円580円620円+70円
MEVIUS520円550円590円+70円
CAMEL500円530円570円+70円

たとえばテリアは、3月まで580円だったものが4月に620円、10月に640円となり、2026年3月時点と比べると60円高くなります。

ただし、途中で発売された新フレーバーまで「3月にその価格で売られていた」という意味ではありません。表は各ブランドの基本的な価格帯の推移を見るためのものです。

gloだけは「4月据え置き→6月改定→10月改定」

gloはPMJやJTと動きが異なります。

BATジャパンは2026年3月26日、glo専用スティック全38銘柄について4月1日時点では価格を据え置くと発表しました。その後、6月1日にglo HYPER用のneo、KENT、LUCKY STRIKEを改定しています。virtoは6月時点では580円に据え置かれました。

ブランド4月時点6月1日から10月1日から
LUCKY STRIKE450円480円500円
KENT(HYPER用)500円520円550円
neo500円530円570円
virto580円580円600円

「IQOS・Ploom・gloが4月と10月にそろって同じように値上げした」とまとめると、gloについては正確ではありません。

紙巻きたばこも10月1日に全部値上げされる?

今回の加熱式たばこの課税方式見直しによって、紙巻きたばこが一律に値上げされるわけではありません。

2026年4月・10月に行われる今回の制度変更は、加熱式たばこの課税方式を適正化するものです。紙巻きたばこはこの「加熱式たばこの換算方式変更」の対象ではありません。

一方で、紙巻きたばこについてもメーカーや銘柄ごとに別の理由で小売定価が変更されることはあります。そのため「2026年10月1日は日本中の紙巻きたばこが1銘柄も変わらない」とまで断言するのも適切ではありません。

今回の記事で扱っているのは、PMJ・JT・BATジャパンが発表した主要な加熱式たばこ製品の10月1日価格改定です。

IQOS・Ploom・gloの本体価格も10月1日に上がる?

今回確認されている10月1日の価格改定は、IQOS ILUMAやPloom、gloといったデバイス本体を一律に値上げするものではありません。

PMJの発表対象は加熱式たばこ54銘柄とMIIX専用リキッド、JTはPloom用たばこスティック31銘柄、BATジャパンはglo専用スティックです。

デバイス本体には各社独自の価格変更やキャンペーンが行われることがありますが、それは今回のスティック価格改定とは別です。「IQOSが値上げ」とだけ聞いて、IQOS ILUMA本体まで10月1日に高くなると考える必要はありません。

9月中に店が仕入れた在庫なら10月も旧価格で買える?

基本的には「9月までに仕入れた商品だから、10月1日以降も旧定価で販売できる」という扱いにはなりません。

たばこ事業法では、小売販売業者は財務大臣の認可に係る小売定価によらなければ製造たばこを販売してはならないとされています。

今回も各社は「10月1日出荷分だけ」ではなく、10月1日付で小売定価を改定すると発表しています。したがって通常の小売店では、仕入れた時期にかかわらず10月1日から認可後の定価が基準になります。

1日1箱なら月・年間の負担はいくら増える?

10月の値上げ分だけを単純計算すると、1日1箱の場合の差額は次のとおりです。

1箱の値上げ幅30日365日
+20円+600円+7,300円
+30円+900円+10,950円
+40円+1,200円+14,600円

たとえば10月に40円上がるエボやメビウス、キャメル、neoなら、1日1箱を365日購入した場合、値上げ前との差は単純計算で年間14,600円です。

もちろん実際の購入頻度によって金額は変わります。これは価格改定前後の差額だけを比較した計算です。

2027年以降もたばこ税は上がる予定

10月1日の第2段階で、2026年に予定されていた加熱式たばこの課税方式見直しは新方式へ完全移行します。ただし、これで今後の税負担増まで終わるわけではありません。

財務省は今回の課税方式見直しとは別に、国のたばこ税率を2027年から3段階で引き上げることを決めています。

実施時期国のたばこ税率の引き上げ
2027年4月1日1本当たり+0.5円
2028年4月1日さらに1本当たり+0.5円
2029年4月1日さらに1本当たり+0.5円

3段階を合わせると、国のたばこ税率は1本当たり1.5円引き上げられる予定です。

ただし、ここから「2027年4月に20本入りの商品が必ず10円値上げされる」とは断定できません。

税率が変わることと、メーカーが最終的に設定する小売価格は別の話です。たばこの小売定価はメーカーなどが申請し、財務省の認可を受けます。

2026年9月28日時点では、PMJ・JT・BATジャパンから2027年4月の具体的な販売価格は発表されていません。今後の箱価格は各社の発表と財務省の認可を確認する必要があります。

よくある誤解を整理

よくある認識判定実際は
加熱式たばこは全部40円値上げ×20円、30円、40円がある
IQOSは全部640円×テリア640円、センティア590円など
Ploomは全部620円×エボ620円、メビウス590円、キャメル570円
gloは全部500円×500~600円でブランドごとに異なる
紙巻きたばこも同じ制度で一律値上げ×今回の課税方式見直しは加熱式たばこが対象
デバイス本体も10月1日に一律値上げ×今回確認された対象はスティックなど
9月に仕入れた店頭在庫は旧価格のまま×10月1日付で認可後の小売定価が基準になる
4月と10月に同じ増税を2回実施×一つの課税方式変更を2段階で実施
2027年も今年と同じ額だけ自動で値上げ×税率引き上げは決定しているが、各商品の新価格は未発表

まとめ|10月1日から主要スティックは20~40円値上げ

2026年10月1日から、主要な加熱式たばこの専用スティックは20~40円値上げされます。

代表的な新価格は、テリア640円、センティア590円、エボ620円、メビウス590円、キャメル570円、ラッキー・ストライク500円、ケント550円、neo570円、virto600円です。

今回のポイントは「たばこ税が10月に一律○円上がる」という単純な話ではないことです。2026年4月から始まった加熱式たばこの課税方式変更が、10月1日に第2段階へ進み、新方式100%へ切り替わります。

また、2027年4月からは今回とは別に国のたばこ税率を1本当たり0.5円ずつ、2029年まで3段階で引き上げる予定です。ただし、各商品の2027年以降の販売価格はまだ決まっていません。

まずは10月1日の新価格を確認し、今後についてはメーカーの正式発表と財務省の小売定価認可を基準に確認するのが確実です。

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