1995年12月31日の第46回は白組が優勝。第1部44.9%、第2部50.4%でした。安室奈美恵、酒井法子、岡本真夜、シャ乱Q、H Jungle with t、小沢健二らが初出場。和田アキ子「もう一度ふたりで歌いたい」が紅組トリ、細川たかし「望郷じょんから」が大トリです。
司会
出場歌手・歌唱曲
トリ・大トリ
曲目の文字だけでは分からない1995年のステージ
SMAPの歌唱タイトル「胸さわぎ’96」は、「がんばりましょう」(1994年発売)、「俺たちに明日はある」「どんないいこと」(いずれも1995年発売)をつないだメドレー。翌1996年に発売されたシングル「胸さわぎを頼むよ」を歌った、という意味ではない。発売年は「がんばりましょう」・「俺たちに明日はある」・「どんないいこと」の公式ディスコグラフィーによる。
また、1995年はラジオ放送開始70年の節目にあたり、『ひょっこりひょうたん島』『にこにこ・ぷん』『忍たま乱太郎』などのキャラクターが登場する「子供ショー」も放送された。いずれも新たな対戦出場歌手には数えず、当時の放送記録で確認できるステージ内訳として紹介している。確認資料:1995年第46回・放送内容の詳細な視聴記録。個人の放送記録であり、NHKの公式発表ではない。
この回のポイント
審査員
古田敦也、田村亮子、天海祐希、竹中直人、原辰徳、水谷八重子、中村紘子、ジョージ川口、柳家小さん、大石芳野
第1部44.9%/第2部50.4%。関東地区の番組平均世帯視聴率。
歌手別視聴率|米米CLUBのメドレーが60.3%
1995年の歌手別視聴率は、後年の集計で米米CLUBの「ヒット・メドレー」が60.3%とされています。関東地区の番組平均世帯視聴率は第1部44.9%、第2部50.4%。60%台の歌唱場面と、番組全体の平均を分けて読むことが大切です。
歌手別最高値は紅白歌合戦サーチの二次集計を基準にしています。NHK・ビデオリサーチが直接公開する全歌手一覧とは区別し、各部の番組平均はビデオリサーチの公式統計を基準にしています。
米米CLUBは5分半ほどで10曲を披露
この年の米米CLUBは、単なる「ヒット・メドレー」の一言では収まらないステージを披露しました。放送内容を振り返った記録によると、「JUST MY FRIEND」「sûre danse」「I・CAN・BE」「愛はふしぎさ」「ア・ブラ・カダ・ブラ」「浪漫飛行」「KOME KOME WAR」「君がいるだけで」「ワンダブルSUNでぃ」「Shake Hip!」を、わずか5分半ほどにつないでいます。ひとつのステージで10曲。歌唱曲一覧では1枠でも、これだけの曲が詰め込まれていたわけです。
テレビ史|浜田雅功のH Jungle with tが紅白へ
1995年の顔ぶれで目を引くのは、安室奈美恵の初出場と、浜田雅功・小室哲哉によるH Jungle with tの初出場。後者の「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜」には、松本人志もステージに姿を見せました。音楽番組とバラエティ番組が近い距離にあった時代らしい一場面です。
同じ年には岡本真夜やシャ乱Qも初出場。1990年代半ばにテレビから広がったヒット曲が、一つの舞台に集まりました。出演の経緯:JSTVの紅白史資料。
南こうせつ「上を向いて歩こう」に込められた思い
阪神・淡路大震災が起きた1995年の大みそか、南こうせつは坂本九の「上を向いて歩こう」を歌いました。坂本九の公式サイトには、南こうせつが前日のリハーサル前に坂本の墓を訪れ、被災地への思いを胸に歌う決意を伝えた新聞記事も残されています。この年の紅白には、話題曲が並ぶ華やかなステージだけでなく、歌を通じて人々に寄り添おうとする場面もありました。
翌年の放送については、1996年・第47回NHK紅白歌合戦の出場歌手・曲目一覧で確認できます。