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『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』とは?映画『VS 小さな巨人』との違い・原作何巻を整理

『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』とは?映画『VS 小さな巨人』との違い・原作何巻を整理

2027年のアニメ『ハイキュー!!』には、春高準々決勝を描く新作が2本あります。

一つは劇場版『ハイキュー!! VS 小さな巨人』。

もう一つがスペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』です。

この2作品は、同じ試合を映画とスペシャルアニメに分けて描くものではありません。

『VS 小さな巨人』=烏野高校VS鴎台高校

『バケモノたちの行くところ』=梟谷学園高校VS狢坂高校

という、同じ春高準々決勝で行われる別の2試合をそれぞれ描きます。公式発表では2試合は同時間に進行し、Production I.Gも同日に東京体育館で繰り広げられる準々決勝2試合として紹介しています。

2026年8月19日の「ハイキュー!!の日」には、『VS 小さな巨人』の新コンセプトビジュアルに加え、『バケモノたちの行くところ』のティザービジュアル、学校ビジュアル、本編映像を使用したアクションPVも公開されました。

では、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』のあと、2作品はどうつながるのでしょうか。

『バケモノたちの行くところ』とは?

『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』は、梟谷学園高校VS狢坂高校の春高準々決勝を描くスペシャルアニメです。

中心となるのは、梟谷のエース木兎光太郎と、狢坂のエース桐生八

2026年8月19日に公開された最新ビジュアルでも、この2人は「全国屈指のエース対決」として正面から打ち出されています。さらに梟谷の赤葦京治と狢坂の臼利満という、両エースを支えるセッター同士の攻防も見どころとして紹介されました。

アクションPVでは、木兎と桐生が強烈なスパイクを打ち合う姿をはじめ、両校のプレーを使った本編映像も初公開されています。

形態は映画ではなく、最新公式表記で「スペシャルアニメ」。

2026年8月19日時点では2027年放送までが発表されており、具体的な放送日や放送局、放送時間はまだ案内されていません。

映画『VS 小さな巨人』との違い

2作品の違いを一度整理すると分かりやすくなります。

項目劇場版 VS 小さな巨人バケモノたちの行くところ
形態劇場版スペシャルアニメ
展開時期2027年劇場公開2027年放送
試合烏野高校VS鴎台高校梟谷学園高校VS狢坂高校
中心人物日向翔陽・星海光来木兎光太郎・桐生八
大会春高準々決勝春高準々決勝
時系列同日に進む別試合同日に進む別試合
原作の中心38巻以降37~38巻
監督・脚本満仲勧満仲勧
アニメーション制作Production I.GProduction I.G

『VS 小さな巨人』では、春高準々決勝へ進んだ烏野が、星海光来を擁する鴎台高校と対戦します。

一方の『バケモノたちの行くところ』は、その裏で行われている梟谷VS狢坂を描きます。

したがって、この2本を「映画が前編、スペシャルアニメが後編」のように考えると位置関係が逆に分かりにくくなります。

同じ大会の同じ準々決勝を、別のカードから描く2作品です。

2試合は同じ日の春高準々決勝

『バケモノたちの行くところ』は、『VS 小さな巨人』の後日談ではありません。

公式発表では、

烏野VS鴎台

と、

梟谷VS狢坂

は、同時間に行われる春高準々決勝として説明されています。Production I.Gはさらに、同日に東京体育館で行われる2試合としています。

原作でも、梟谷VS狢坂が終盤へ向かう38巻から、そのまま烏野VS鴎台へ視点が移っていきます。38巻には第332話から第340話までが収録され、第337話「次」に続いて第338話「小さな巨人決定戦」が始まります。

この構成を知っておくと、「なぜ同じ年に映画とスペシャルアニメの2本を作るのか」がかなり分かりやすくなります。

烏野の試合だけを切り取るのではなく、同じ春高で進行しているもう一つの準々決勝も映像化するという構成です。

『ゴミ捨て場の決戦』の続きはどっち?

2024年公開の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』では、春高3回戦の烏野高校VS音駒高校が描かれました。

その先を「烏野の物語」という意味で追うなら、

ゴミ捨て場の決戦

VS 小さな巨人

となります。

烏野は3回戦の音駒戦を終え、次の準々決勝で鴎台と戦います。

一方、春高3日目全体を追うと、その間に梟谷VS狢坂があります。

原作37巻は「ゴミ捨て場の決戦」の結末を描いたあと、木兎率いる梟谷と全国三大エース・桐生を擁する狢坂の試合へ移ります。

そのため、

烏野の直接的な次戦=『VS 小さな巨人』

同じ春高準々決勝で並行して描かれるもう一つの試合=『バケモノたちの行くところ』

と考えるのが最も分かりやすいでしょう。

『バケモノたちの行くところ』は原作何巻・何話?

原作で梟谷VS狢坂を読みたい場合は、コミックス37巻から38巻です。

試合が本格的に始まるのは、

37巻・第328話「負けられない戦い」

から。

そこから38巻へ続き、

第337話「次」

までが梟谷VS狢坂を中心とする一連のパートになります。

37巻の収録話は第323話~第331話。前半には『ゴミ捨て場の決戦』の結末が入り、第328話から梟谷VS狢坂へ入ります。

38巻は第332話~第340話を収録し、木兎と桐生の準々決勝から、次の烏野VS鴎台へつながります。

さらに重要なのが、

第336話「バケモノたちの行くところ」

です。

少年ジャンプ+でも第336話の正式タイトルが「バケモノたちの行くところ」と確認でき、今回のスペシャルアニメは原作に実在するエピソード名をタイトルに採用しています。

したがって、アニメ公開前に原作でこの試合を読みたいなら、

37巻の第328話から38巻の第337話

を目安にすれば、梟谷VS狢坂を追えます。

ただし、スペシャルアニメが第328話の最初から第337話の最後までを一字一句そのまま映像化する、と正式発表されているわけではありません。

これは原作上の試合範囲です。

『ゴミ捨て場の決戦』直後から読むなら37巻がおすすめ

アニメ派が『ゴミ捨て場の決戦』の続きから原作へ移る場合は、37巻から読むのが分かりやすいです。

37巻前半には音駒戦の終盤があり、そのまま春高準々決勝へ進んでいきます。集英社公式の37巻紹介も、「ゴミ捨て場の決戦」の結末から木兎と桐生の対決へつながる構成を紹介しています。

映画で描かれたところを少し重ねながら読み、そのまま未アニメ化部分へ進めるため、区切りとしても自然です。

梟谷VS狢坂だけを目当てにする場合も、37巻後半から38巻が中心になります。

木兎VS桐生はどんな試合?

『バケモノたちの行くところ』の中心にいるのが、木兎光太郎と桐生八です。

桐生は、集英社公式の37巻紹介でも「全国三大エース」と明記されている狢坂のエース。

木兎も全国トップクラスのエースとして知られる選手ですが、原作上は「全国三大エースの一人」とされているわけではありません。

だからこそこの試合は、単純に「同格の三大エース同士」という対決ではなく、異なる評価と個性を持つ全国屈指のエース同士がぶつかる試合として描かれます。

最新公式も、木兎VS桐生を「全国屈指のエース対決」と表現しています。

そしてもう一つの軸が、赤葦京治と臼利満です。

2026年8月19日の学校ビジュアルでは、両エースだけでなく両チームのセッターも大きく扱われ、赤葦と臼利のセッター対決も見どころと公式に紹介されています。

木兎と桐生だけを見るより、エースへどうボールをつなぎ、相手の攻撃をどう崩していくのかまで含めて見ることで、梟谷VS狢坂という試合の違いが見えてきます。

『VS 小さな巨人』は原作何巻から?

烏野VS鴎台へ移る大きな境目は、

38巻・第338話「小さな巨人決定戦」

です。

38巻終盤から鴎台戦へ入り、39巻、40巻、41巻と試合が続きます。39巻の集英社公式紹介でも、日向と星海が火花を散らす春高準々決勝として明記されています。

42巻では春高バレー編が一区切りを迎えます。42巻には第366話「みつめる」、第367話「俺たちの春が終わる」などが収録されています。

原作の流れだけを整理すると、

38巻・第338話付近

39巻

40巻

41巻

42巻序盤

が鴎台戦とその直後につながる範囲です。

ただし、劇場版『VS 小さな巨人』が42巻のどこまで映像化するのかは、2026年8月19日時点で発表されていません。

「鴎台戦を描く」ことは確定していますが、「高校編のこの話まで映画一本で全部描く」とまではまだ決まっていません。

日向と星海はなぜ「小さな巨人」対決なの?

『VS 小さな巨人』で中心になるのが、日向翔陽と星海光来です。

日向がバレーボールを始めるきっかけになったのは、かつて烏野高校で活躍し、“小さな巨人”と呼ばれていた選手への憧れでした。

一方、鴎台の星海も、小柄ながら全国レベルで戦う選手として同じ「小さな巨人」の異名で呼ばれます。

2026年8月19日の映画コンセプトビジュアルでも、日向と星海が同じ目線の高さで向かい合う“小さな巨人対決”として描かれています。

ここで混同しやすいのが、烏野OBの宇内天満です。

日向が幼いころに憧れた烏野の“小さな巨人”と、星海光来は同一人物ではありません。

『VS 小さな巨人』というタイトルは、「昔の小さな巨人本人と日向が戦う」という意味ではなく、その呼び名に結びつく日向と星海がコート上でぶつかる試合を指しています。

映画とスペシャルアニメ、どちらから見ればいい?

2026年8月19日時点では、映画の具体的な公開日とスペシャルアニメの具体的な放送日は発表されていません。

公式に決まっているのは、

『VS 小さな巨人』=2027年劇場公開

『バケモノたちの行くところ』=2027年放送

までです。

そのため、どちらが先になるかはまだ分かりません。

物語上も、両作品は前編・後編ではなく、同日の春高準々決勝を描く別カードです。

原作では梟谷VS狢坂から烏野VS鴎台へ視点が移りますが、アニメ版でどのような接続や演出になるかは完成版を見るまで分かりません。

現時点では、「絶対に映画を先に見なければならない」「SPアニメを先に見なければ理解できない」ほど順番を気にする必要はないと考えてよさそうです。

正式な公開・放送日が発表されれば、実際の視聴順もそこで明確になります。

『ゴミ捨て場の決戦』からスタッフもつながる

2作品とも、

監督・脚本:満仲勧

アニメーション制作:Production I.G

です。

満仲勧監督は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』でも監督・脚本を担当しており、春高3回戦から準々決勝へ同じ監督のもとで続いていく形になります。

映画とスペシャルアニメで上映・放送形態は異なりますが、制作はどちらもProduction I.Gです。

2026年8月19日に何が新しく公開された?

「ハイキュー!!の日」となる2026年8月19日には、2027年の2作品へ向けた新情報がまとめて公開されました。

『VS 小さな巨人』

新コンセプトビジュアルを公開。

日向翔陽と星海光来が向かい合い、“小さな巨人対決”を前面に出したビジュアルです。

『バケモノたちの行くところ』

ティザービジュアル

梟谷・狢坂の学校ビジュアル

アクションPV

を公開。

ティザーでは木兎と桐生、学校ビジュアルでは赤葦と臼利まで描かれ、アクションPVには実際の本編映像が使われています。

2027年へ向けて、「制作決定」だけの段階から、実際の本編映像が見える段階へ進んだことになります。

まとめ|映画とSPアニメは同じ準々決勝の別試合

2027年の『ハイキュー!!』新作は2本あります。

劇場版『VS 小さな巨人』
→ 烏野高校VS鴎台高校
→ 日向翔陽VS星海光来
→ 2027年劇場公開

スペシャルアニメ『バケモノたちの行くところ』
→ 梟谷学園高校VS狢坂高校
→ 木兎光太郎VS桐生八
→ 2027年放送

です。

2作品は前編・後編ではなく、同じ日の春高準々決勝で進む別の2試合です。

原作で『バケモノたちの行くところ』を先に読みたいなら、

37巻・第328話~38巻・第337話

が梟谷VS狢坂の中心。

その次の38巻・第338話「小さな巨人決定戦」から、烏野VS鴎台へ移っていきます。

『ゴミ捨て場の決戦』のあとに新作が2本あるのは、同じ続きを二重にアニメ化するからではありません。

春高準々決勝で同日に行われる二つの重要な試合を、それぞれ別作品として描く。

ここを押さえておけば、2027年の『ハイキュー!!』がかなり分かりやすくなります。

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