- 『遊戯王 TAG FORCE GX』は何が変わる?PSP『タッグフォース3』との違い・追加要素を整理
- 『遊戯王 TAG FORCE GX』はTF3の移植ではなく正式なリメイク
- ストーリーはPSP版『タッグフォース3』と同じ?
- 100名以上のキャラクターと交流、パートナー制も健在
- TF1・TF2も遊べる?ゲーム本編が丸ごと入るわけではない
- カードは約200種類追加、総数は約3,900枚規模に
- 約200種類追加=2027年の最新OCGカード全部入りではない
- 現行OCGと同じルールではない
- リンク召喚やペンデュラム召喚は使える?
- 禁止・制限カードはどうなる?
- オンライン対戦を新たに搭載、タッグデュエルもできる
- Switch・Switch 2・Steamでクロスプレイできる?
- PSP版はアドホック通信最大4人、新作はオンラインへ
- ミニゲームはリニューアル、新しいものも追加
- 「カジュアル」難易度が追加、ただし何が簡単になるかは未発表
- デュエル中はフルボイス、全ストーリーがフルボイスとは限らない
- モンスター3Dも一新、エースモンスターには召喚・攻撃ムービー
- Switch版とSwitch 2版は何が違う?
- Switch 2版ではマウス操作に対応
- Switch 2パッケージ版はキーカード
- Switch 2版の容量や性能差はまだ判断しない方がいい
- Steam版はクロスプラットフォーム表記あり、操作にも注意
- PSP版のセーブデータやUMD連動は引き継げる?
- 『マスターデュエル』とは別のゲーム、連動するのは予約特典
- パッケージ版の初回特典は実物OCGカード3枚
- Steam版の予約・購入特典はNintendo版と違う
- 発売日は2027年2月16日、価格は4,950円
- PSP版を遊んだ人ほど変化を感じそうなのはどこ?
- 現時点でまだ分かっていないこと
- まとめ
『遊戯王 TAG FORCE GX』は何が変わる?PSP『タッグフォース3』との違い・追加要素を整理

『遊戯王 TAG FORCE GX』が、2027年2月16日にNintendo Switch 2、Nintendo Switch、Steamで発売されます。
タイトルを見て「昔の『タッグフォース3』をそのまま現行機に移したもの?」と思った人もいるかもしれませんが、今回は単純移植ではありません。
KONAMIは本作について、2008年にPSPで発売された『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース3』をリメイクしたゲームと明記しています。
キャラクターやモンスターの3Dは一新され、カードは約200種類追加。オンライン対戦、TF1・TF2のストーリーを振り返るギャラリー、新しい・リニューアルされたミニゲーム、カジュアル難易度なども加わります。さらに海外KONAMI公式では、オンラインで1対1だけでなくタッグデュエルもできることが発表されています。
一方で、「2027年の最新OCG環境を丸ごと収録」「TF1・TF2もゲーム本編まで遊べる」「リンク召喚対応」といったところまでは発表されていません。
では、PSP版『タッグフォース3』から実際に何が変わるのでしょうか。
『遊戯王 TAG FORCE GX』はTF3の移植ではなく正式なリメイク
まず押さえておきたいのが、本作の位置づけです。
『遊戯王 TAG FORCE GX』は、PSP版『タッグフォース3』のHD移植や単純なリマスターではありません。
KONAMI日本公式には、
「本作は、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース3』をリメイクしたゲーム」
と明記されています。海外KONAMIも同様に「remake」と発表しています。
しかも変更はグラフィックだけではありません。
| 比較項目 | PSP『タッグフォース3』 | 『TAG FORCE GX』 |
|---|---|---|
| 発売 | 2008年11月27日 | 2027年2月16日 |
| 対応機種 | PSP | Switch 2/Switch/Steam |
| 位置づけ | オリジナル | TF3のリメイク |
| キャラクター・モンスター3D | PSP版仕様 | 3Dを一新 |
| ストーリー | 学園生活最後の一年 | 基本設定を継承 |
| 登場キャラクター | 多数 | 100名以上 |
| カード | TF3当時の収録カード | TF3ベース+約200種類 |
| オンライン対戦 | 現行型オンラインなし | 対応 |
| オンラインタッグ | ― | 対応 |
| TF1・TF2 | 過去作品 | ストーリーギャラリー追加 |
| ミニゲーム | あり | 新規・リニューアル |
| 難易度 | 従来仕様 | カジュアル追加 |
| デュエル音声 | あり | デュエル中フルボイス |
| Switch 2マウス操作 | ― | 対応 |
「昔のTF3をきれいにしただけ」ではなく、TF3の基本構造を残しながら現代向けに作り直した作品と考えるのが近いでしょう。
ストーリーはPSP版『タッグフォース3』と同じ?
『TAG FORCE GX』でも舞台となるのは、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の世界です。
プレイヤーはデュエル・アカデミアでの学園生活最後の一年を過ごし、好きなキャラクターとタッグを組みます。
デュエルやミニゲームを通じて信頼度を高め、パートナーとのストーリーを進めていくという「タッグフォース」らしい仕組みも残ります。海外公式では、卒業デュエルへ向かうことも案内されています。
つまり、
学園生活最後の一年
パートナーを選ぶ
信頼度を上げる
キャラクターとの物語を進める
タッグデュエルを楽しむ
というTF3の骨格は継承されています。
ただし、ここから先は注意が必要です。
現時点では、PSP版のイベントがどの程度そのまま残るのか、シナリオがどれほど書き直されているのか、完全新規ストーリーや新しいエンディングが追加されるのかまでは発表されていません。
「リメイクだから新ストーリーが大量追加される」とまでは言えない状況です。
100名以上のキャラクターと交流、パートナー制も健在
日本公式では、100名以上の個性豊かなキャラクターとの交流が案内されています。
また、「好きなキャラクターとタッグを組んで、信頼度を上げよう」と説明されており、タッグフォースシリーズの中心だったパートナーシステムも健在です。
海外公式では、100名以上のビジュアルを刷新したキャラクターからパートナーを選ぶという、さらに踏み込んだ説明もあります。
ただし、PSP版にあった細かな仕組みまで同じとは限りません。
ハートの扱い、プレゼント、ドローパン、パートナーデッキ編集といった旧作の各システムがどのような形で残るのかは、まだ詳しく発表されていません。
PSP版の仕様をそのまま新作へ当てはめるのは避けた方がよさそうです。
TF1・TF2も遊べる?ゲーム本編が丸ごと入るわけではない
今回、特に誤解されやすいのが『タッグフォース』『タッグフォース2』の扱いです。
『TAG FORCE GX』には、TF1・TF2を振り返れる新しいギャラリー機能が搭載されます。
ただし、日本公式の説明は、
「『タッグフォース/タッグフォース2』のストーリーを閲覧できるギャラリー機能」
です。海外公式でも「story scenes」とされています。
つまり、
TF1+TF2+TF3のゲーム本編が全部入った3作品セットではありません。
確認できるのは、TF1・TF2のストーリーを振り返るためのギャラリーが追加されることまでです。
どのイベントが収録されるのか、ムービー形式なのか、テキストや静止画を含むのか、最初からすべて見られるのかといった詳細も現時点では分かっていません。
「TF1・TF2まで丸ごと遊べる」と考えて購入すると、イメージと違う可能性があるため注意が必要です。
カードは約200種類追加、総数は約3,900枚規模に
デュエル部分でも大きな変更があります。
KONAMI日本公式によると、当時の収録カードに加えて約200種類のカードを追加収録します。
ここで気になるのが「結局、全部で何枚なのか」です。
表記は公式サイトによって少し違います。
Steam日本語版では合計約3,900枚と案内され、海外KONAMIやNintendo公式では「3,800枚超」とされています。
「3,800枚超」と「約3,900枚」は両立する表現なので、数字が食い違っているというより、丸め方の違いと見るのが自然です。
記事執筆時点では、約3,900枚規模と考えておけばよいでしょう。
なお、PSP版TF3については「3501枚」とする古い資料もありますが、現在残っているKONAMI公式商品ページでは正確な総収録数を確認できません。
そのため、「旧作3501枚+新作200枚=3701枚」といった単純計算もできません。
そもそも新作についてKONAMIは、TF3のカードをそのまま収録するのではなく、TF3の収録カードを元に調整したオリジナルのリストと説明しています。
約200種類追加=2027年の最新OCGカード全部入りではない
ここも大きな誤解が生まれそうな部分です。
発売は2027年ですが、『TAG FORCE GX』に2027年時点の遊戯王OCGカードがすべて収録されるわけではありません。
海外KONAMIは、追加カードについてGX時代のデッキをサポートするカードを含むと説明しています。
つまり、TF3当時から後年に登場したカードの中でも、GX作品やGX時代のテーマと相性のよいカードを中心に補強する方向性が見えます。
一方で、
「最新HEROがどこまで入るのか」
「後年登場したユベル関連カードは何枚入るのか」
「約200種類の内訳は何なのか」
といったカードリスト全体はまだ公開されていません。
現段階では、最新カード200種類を無条件に追加するゲームではないと考えるのが安全です。
現行OCGと同じルールではない
カードだけでなく、ルールについても重要な注意書きがあります。
KONAMI公式は、
- 一部カードのテキストが遊戯王OCGと異なる
- 一部カードのイラストが遊戯王OCGと異なる
- 現行の遊戯王OCGとは一部ルールが異なる
と明記しています。
つまり、『遊戯王 マスターデュエル』のように、現行OCG環境をそのまま遊ぶゲームではありません。
『TAG FORCE GX』はあくまでTF3をベースにした独自のカードリスト・ゲームルールを持つ作品です。
「昔のタッグフォースの雰囲気で、最新OCGを丸ごと遊べるゲーム」を想像すると少し違います。
リンク召喚やペンデュラム召喚は使える?
発売前に特に気になるのが、後年登場した召喚方法です。
約200種類ものカードが追加されるため、「リンク召喚やペンデュラム召喚まで入るのでは」と期待したくなりますが、現時点では公式発表がありません。
エクシーズ召喚、ペンデュラム召喚、リンク召喚の対応について、KONAMIは具体的な一覧を公開していません。
新しいカードが収録されることと、新しい召喚方式がゲームシステムへ導入されることは別の話です。
また、新作がどの年代のマスタールールを基準にするのか、先攻ドロー、フィールド魔法、エクストラデッキなどの扱いがどうなるのかも詳しくは分かっていません。
現時点で断言できるのは、現行OCGとは一部ルールが異なるというところまでです。
禁止・制限カードはどうなる?
リミットレギュレーションについても詳細はまだ発表されていません。
PSP版TF3当時の禁止・制限を使うのか、新作独自のレギュレーションになるのか、2027年のOCGに合わせるのかは不明です。
オンライン対戦だけ別のレギュレーションになる可能性も含め、現在は判断できません。
「カードリストを調整した」という公式説明はありますが、それだけで禁止・制限カードまで現代向けに変更されたとは言えません。
このあたりは発売までに追加情報が出る可能性が高い部分です。
オンライン対戦を新たに搭載、タッグデュエルもできる
PSP版経験者にとって、かなり大きな変更になるのがオンライン対戦です。
KONAMI日本公式は、
フリー対戦
ルーム対戦
への対応を発表しています。
さらに海外KONAMI公式では、オンラインマルチプレイで1対1とタッグデュエルの両方に対応することまで明記されています。
「TAG FORCEなのにオンラインでは1対1だけ」という形ではありません。
離れたプレイヤーとタッグデュエルができるのは、PSP版から見てもかなり大きな変化です。
一方、『マスターデュエル』のようなランクマッチ、レート、シーズン制、大会モード、観戦機能などは現在発表されていません。
オンライン対戦があることと、対戦ゲームとして『マスターデュエル』と同じ仕組みを持つことは分けて考える必要があります。
Switch・Switch 2・Steamでクロスプレイできる?
Steamの商品ページには、機能として**「クロスプラットフォームマルチプレイヤー」**と表示されています。
ただし、ここには注意が必要です。
現時点では、
SwitchとSwitch 2
SwitchとSteam
Switch 2とSteam
のどの組み合わせで相互に対戦できるのか、KONAMIやNintendoから具体的な対応表は示されていません。
そのため、「SwitchとSteamで確実に対戦できる」とまではまだ断定できません。
クロスプラットフォーム対応を示す情報はあるものの、具体的な対応機種の組み合わせは未発表
というのが、現在もっとも正確な整理です。
PSP版はアドホック通信最大4人、新作はオンラインへ
2008年のPSP版『タッグフォース3』は、通常は1人プレイ、アドホックモードでは最大4人に対応していました。
新作では、Nintendo公式の商品情報上、
1台でのプレイは1人、ローカル無線は2~8人、オンラインは1~32人とされています。最大人数はゲームモードによって異なります。
ここで「32人同時デュエルができる」という意味ではない点には注意が必要です。
32人という数字がルームの最大参加人数など、具体的にどの機能を指すのかはまだ明確になっていません。
Nintendo Switch/Nintendo Switch 2でオンライン対戦を利用する場合は、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要です。ストーリーを遊ぶだけでNintendo Switch Onlineへの加入が必須というわけではありません。
ミニゲームはリニューアル、新しいものも追加
タッグフォースではデュエルだけでなく、パートナーとの交流やミニゲームも重要な要素でした。
『TAG FORCE GX』では、日本公式がミニゲームのリニューアルを発表しています。
海外KONAMIはさらに「new and renewed mini-games」としているため、旧作ミニゲームの作り直しだけでなく、新しいミニゲームも追加されることが確認できます。
ただし、PSP版に存在した各ミニゲームがどれだけ残るのか、ルールがどう変わるのかはまだ明らかになっていません。
懐かしい遊びがそのまま復活するのか、それとも大幅に作り直されるのかは続報待ちです。
「カジュアル」難易度が追加、ただし何が簡単になるかは未発表
リメイク版では、ストーリーを気軽に楽しむための**「カジュアル」難易度**が追加されます。
KONAMI日本公式も「初めてや久しぶりの方でも安心」と案内しています。
PSP版を遊んでからかなり時間が空いている人や、現在の遊戯王に詳しくない人でもストーリーを進めやすくする狙いがうかがえます。
ただし、
敵のデッキが弱くなるのか、AIが変わるのか、LPが増えるのか、信頼度が上がりやすくなるのか、進行条件が緩くなるのか――といった具体的な違いはまだ説明されていません。
「カジュアル=敵AIが弱い」と決めつけることはできません。
デュエル中はフルボイス、全ストーリーがフルボイスとは限らない
音声面では、KONAMI日本公式が**「デュエル中はフルボイス」**と発表しています。
海外公式では、日本語と英語によるフルボイスデュエルと案内されています。
一方で、ストーリーイベント、日常会話、ミニゲーム、ギャラリーなどを含めてゲーム全編がフルボイスとは発表されていません。
また、PSP版の音声を使用するのか、新規収録なのか、一部を録り直しているのかも現時点では不明です。
「フルボイス化」とひとまとめにせず、確定しているのはデュエル中と考えておくのが安全です。
モンスター3Dも一新、エースモンスターには召喚・攻撃ムービー
見た目の変化も、今回のリメイクを分かりやすく感じられる部分です。
KONAMIは「イベントシーンからデュエルまで、キャラクターやモンスターの3Dを一新」としています。
単にPSP版の映像を高解像度化するだけではなく、3D表現そのものが作り直されています。
さらに、エースモンスターには召喚や攻撃を盛り上げるムービーも用意されています。
ただし、約3,900枚すべてのモンスターに専用3Dムービーがあるという意味ではありません。
公式も「エースモンスター」と表現しているため、どのモンスターが対象になるのかは今後の情報を待つ必要があります。
Switch版とSwitch 2版は何が違う?
『TAG FORCE GX』はNintendo SwitchとNintendo Switch 2の両方に、それぞれ専用商品が用意されます。
ここは「Switch版を買って、あとでSwitch 2版へアップグレードすればいい」と考えている人ほど注意が必要です。
Nintendo公式では、Switch版からSwitch 2版へのアップグレード経路はないと案内されています。
さらに、Switch版とSwitch 2版でセーブデータも互換性がありません。
Switch版自体はNintendo Switch 2でも動作しますが、それはあくまでSwitch版としてのプレイです。
Switch版で始めたあと、専用のSwitch 2版を買って続きをそのまま遊ぶ、といった使い方は現在の公式仕様ではできません。
購入する機種は最初に決めておいた方がよさそうです。
Switch 2版ではマウス操作に対応
現時点で明確に発表されているSwitch 2版独自要素のひとつが、マウス操作です。
KONAMI日本公式は、Nintendo Switch 2ではマウス操作が使用可能と明記しています。
ただし、具体的にどこまでマウスで操作できるかはまだ説明されていません。
カード選択だけなのか、デッキ編集やメニュー、ミニゲームにも使えるのかは不明です。
「PC版のように全編をマウスだけで操作できる」とまでは考えない方がよいでしょう。
Switch 2パッケージ版はキーカード
Nintendo Switch 2のパッケージ版を買う場合には、もうひとつ注意点があります。
Switch 2パッケージ版はキーカードです。
キーカードは、ゲーム本編のデータをすべて保存した従来型ゲームカードとは仕組みが異なります。
最初に遊ぶときはインターネットへ接続し、ゲーム本編を本体保存メモリーまたはmicroSD Expressカードへダウンロードする必要があります。
ダウンロード後は、オンライン対戦などを除けば毎回インターネットへ接続する必要はありません。ただし、ゲームを起動するときにはキーカードを本体へ挿しておく必要があります。
「キーカード=箱の中にダウンロードコードだけが入っている」というものではありません。
カード自体がゲームを起動するための鍵になります。
一方、任天堂はNintendo Switchソフトにはキーカードはないと案内しています。したがって、初代Switchパッケージ版はSwitch 2版と同じキーカード仕様ではありません。
Switch 2版の容量や性能差はまだ判断しない方がいい
Switch版とSwitch 2版で、解像度やfps、ロード時間がどの程度違うのかも気になるところです。
しかし現時点では、KONAMIから具体的な性能比較は公表されていません。
HDRの有無やロード時間、描画設定なども未発表です。
Nintendo海外ストアでは発売前の推定容量が掲載されていますが、ページによって表示が変わることがあり、Nintendo自身も予約段階ではダウンロード容量などが最終仕様ではない場合があると注意しています。
容量については発売が近づいてから改めて確認する方が確実です。
Steam版はクロスプラットフォーム表記あり、操作にも注意
Steam版はNintendo機版と同じ2027年2月16日発売予定で、開発元はMatrix Corporation、パブリッシャーはKONAMIです。
Steamの商品ページにはオンラインPvPとクロスプラットフォームマルチプレイヤーが機能として掲載されています。
一方、KONAMI日本公式には、Steam版はキーボードのみ、またはマウスのみでのプレイには対応していないという注意書きがあります。
Steam Deckについては、現時点でこの記事で確定情報として扱える公式互換情報は確認できません。
PSP版のセーブデータやUMD連動は引き継げる?
PSP版を長く遊んだ人なら、セーブデータや過去作連動が気になるかもしれません。
しかし現在、
PSP版『タッグフォース3』のセーブデータ
TF1・TF2のセーブデータ
PSPのUMD
過去作認識ボーナス
などを『TAG FORCE GX』へ引き継ぐ仕組みは発表されていません。
ハードも世代も大きく異なるため、少なくとも現時点で「引き継げる」と考える根拠はありません。
TF1・TF2のギャラリー機能が入ることも、過去作所有者限定の連動機能という意味ではありません。
ギャラリーを見るための解放条件自体も、まだ発表されていません。
『マスターデュエル』とは別のゲーム、連動するのは予約特典
『遊戯王 マスターデュエル』との関係も整理しておきましょう。
『TAG FORCE GX』は『マスターデュエル』の派生作品でも、オフライン版でもありません。
カードリストやゲームルールも別です。
両作品がつながるのは、Nintendo Switch 2/Nintendo Switchのダウンロード版予約特典です。
2027年2月15日23時59分までに対象版を予約すると、『遊戯王 マスターデュエル』で使えるアイテム引き換えコードが付属します。
対象は、
「ユベル」
「邪心教典」
「未来への希望-フューチャーヴィジョン」
メイト「ハネクリボー」
です。
カードはロイヤル加工・分解不可と案内されています。コードの有効期限は『TAG FORCE GX』発売日から6か月後までです。
これはあくまで『マスターデュエル』側でもらえる特典です。
『マスターデュエル』で持っているカードを『TAG FORCE GX』へ移したり、両作品でカード資産を共有したりできるという発表はありません。
パッケージ版の初回特典は実物OCGカード3枚
Nintendo Switch 2/Nintendo Switchのパッケージ版には、初回生産限定特典として実物の「遊戯王OCG デュエルモンスターズ」カード3枚が付属します。
「ユベル」は新規イラストのプリズマティックシークレットレア。
「邪心教典」と「未来への希望-フューチャーヴィジョン」はウルトラレアです。
初回生産限定のため、なくなり次第終了となります。
PSP版TF3では、「星見獣ガリス」「真紅眼の飛竜」「ダークネス・デストロイヤー」の3枚が同梱されていました。新旧で付属カードも完全に入れ替わっています。
なお、実物OCGカードの付属特典と、ゲーム内の収録カードは別の話です。
「特典カードを持っていないとゲーム内でそのカードを使えない」といった説明は公式から出ていません。
Steam版の予約・購入特典はNintendo版と違う
Steam版には実物OCGカードではなく、デジタル特典が用意されています。
2027年2月15日23時59分までの予約で、待ち受け画像「TAG FORCE GX」とSNSアイコン「ファラオ」が付属します。
さらにSteam版購入者全員には、キャラクタープロフィールなどを収録したデジタルブック「デュエリストプロフィールブック」が付属します。
パッケージ版のカードが欲しいか、Steamで遊びたいかによって、特典まで含めて選択が分かれます。
発売日は2027年2月16日、価格は4,950円
『遊戯王 TAG FORCE GX』は2027年2月16日発売予定です。
日本で発表されている対応機種は、
Nintendo Switch 2
Nintendo Switch
Steam
の3つ。
KONAMI日本公式の希望小売価格は**4,950円(税込)**です。
現時点でPlayStation 5版やXbox Series X|S版は発表されていません。
今後も絶対に発売されないという意味ではありませんが、少なくとも現在公開されている対応機種には含まれていません。
PSP版を遊んだ人ほど変化を感じそうなのはどこ?
PSP版『タッグフォース3』は、2008年11月27日に発売されました。
通常プレイは1人、アドホック通信では最大4人に対応し、「星見獣ガリス」「真紅眼の飛竜」「ダークネス・デストロイヤー」の3枚が同梱されていました。
ダウンロードサービスは2017年3月31日に終了していますが、サービス終了後もゲーム本編自体は遊べるとKONAMIから案内されています。
そこから約18年を経て登場する今回のリメイクで、特に大きいのはグラフィック以上に遊び方の変化でしょう。
パートナーと信頼を深めながら学園生活を送るTF3らしさは残しつつ、オンラインで1対1だけでなくタッグデュエルも可能になります。
さらに約200種類のカード追加、TF1・TF2ギャラリー、新規・リニューアルされたミニゲーム、カジュアル難易度も追加。
昔のTF3を残しながら、2027年に遊び直すための仕組みをかなり加えたリメイクになっています。
現時点でまだ分かっていないこと
一方、発売前の2026年9月10日時点では、まだ明らかになっていない部分も多くあります。
新規メインストーリーがあるのか、既存イベントがどこまで書き直されるのか、追加約200種類の全カード、リンク・ペンデュラム・エクシーズ召喚への対応、禁止・制限カード、具体的な現行OCGとのルール差などは未発表です。
Switch/Switch 2/Steam間のクロスプレイについても、Steam側にはクロスプラットフォームマルチプレイヤー表記がありますが、どの機種同士がつながるのかまでは明らかになっていません。
ほかにも、ストーリーイベント全体のボイス範囲、旧作音声の流用・新録、BGM、Switch 2版の解像度やfps、マウス操作の具体的な用途、有料DLCの有無などは続報待ちです。
発売まで時間があるため、このあたりは今後情報が追加される可能性があります。
まとめ
『遊戯王 TAG FORCE GX』は、PSP版『タッグフォース3』をそのまま現行機へ移した作品ではなく、KONAMIが正式にリメイクと位置付けたタイトルです。
キャラクターやモンスターの3Dを一新し、約200種類のカード、オンライン対戦、TF1・TF2のストーリーギャラリー、新規・リニューアルされたミニゲーム、カジュアル難易度などが追加されます。
オンラインでは1対1だけでなくタッグデュエルにも対応します。
ただし、約200種類の追加カードは「2027年最新OCGカード全部入り」という意味ではなく、現行OCGとは一部カードテキストやルールも異なります。
TF1・TF2についても、確認されているのはストーリーを振り返るギャラリーで、本編を丸ごとプレイできるとは発表されていません。
Switch 2版を選ぶ場合は、マウス操作に対応する一方、パッケージ版がキーカードであることにも注意が必要です。
さらにSwitch版からSwitch 2版へのアップグレードはなく、両版でセーブデータも共有できません。
昔の『タッグフォース3』の学園生活やパートナーとのタッグという核は残しつつ、現代機向けにかなり手を入れたリメイク。
一方、召喚方式や新規ストーリー、クロスプレイの具体的な対応範囲などはまだ分かっていません。
「昔のTF3がそのまま復活する」のではなく、TF3を土台に、何を残し、何を作り直すのかを見ながら発売を待つ作品になりそうです。