- メトロイド ラヴェナスはドレッドの続編?Primeとの違い・Switch 2専用か
- 『メトロイド ラヴェナス』はドレッドの続編?
- ドレッドで「5部作」が終わったのに、新作が出ても矛盾しない?
- なぜサムスが「メトロイドの力」を使える?
- 「捕食」で敵の能力をコピーできる?
- ドレッドとの違いは「探索×恐怖」から「喰うか、喰われるか」へ
- 5人のスペースニンジャ戦では2Dから視点が変わる
- 『メトロイドプライム4 ビヨンド』とは何が違う?
- Switch 2専用?普通のNintendo Switchでは遊べない
- 発売日・価格・スペシャルエディションを整理
- 直接続編かどうか以外にも、まだ分かっていないことは多い
- まとめ|ドレッドの次の2D新作。ただし直接続編とはまだ言えない
メトロイド ラヴェナスはドレッドの続編?Primeとの違い・Switch 2専用か

2026年9月9日の「Nintendo Direct 2026.9.9」で、シリーズ完全新作『メトロイド ラヴェナス』が発表されました。
発売日は2027年1月28日。Nintendo Switch 2向けの探索型2Dアクションです。
発表映像を見て気になるのは、2021年発売の『メトロイド ドレッド』に続く2D作品であること、そしてサムス自身が獲物を「捕食」していることでしょう。
となると、「ドレッドの続編なのか」「メトロイドプライム4 ビヨンドとは何が違うのか」「普通のNintendo Switchでも遊べるのか」といった疑問も出てきます。
先に結論を言えば、本作は『ドレッド』以来5年ぶりとなる探索型2D「メトロイド」の完全新作です。ただし、物語上の直接続編であるとは現時点で発表されていません。
Primeシリーズともゲームとしては別系統です。
発表されたばかりで分かっていない部分も多いため、ここでは確定している情報と、まだ判断できない部分を分けながら整理します。
『メトロイド ラヴェナス』はドレッドの続編?
まず区別しておきたいのが、「ドレッドの次に発売される2D新作」と「ドレッドから物語が直接続く作品」は同じ意味ではないという点です。
任天堂は2026年9月10日の公式トピックスで、「サムス・アランが活躍する探索型2Dアクション『メトロイド』シリーズの完全新作が5年ぶりに登場」と紹介しています。
前作の発売日は2021年10月8日なので、2027年1月28日までは約5年3カ月。媒体によって「約6年ぶり」と表現されることもありますが、任天堂自身は「5年ぶり」としています。
一方、現在の公式情報には「ドレッドの直後を描く」「正式な続編である」といった説明はありません。
明らかになっている物語は、サムスが不時着した衛星で謎の集団に襲われ、満身創痍のまま地下深層へ落下するところから始まります。未知の生態系が広がる地下世界から生還するため、自らの能力を高めながら進むべき道を探していきます。
舞台となる衛星の正式名称や、それまでにどれほど時間が経過しているのかも未発表です。
したがって今の段階では、「ドレッド以来となる2Dシリーズ最新作だが、物語上の直接続編かどうかは分からない」という整理が最も正確です。
ドレッドで「5部作」が終わったのに、新作が出ても矛盾しない?
ここで引っかかる人もいるかもしれません。
前作の発売時、任天堂は初代から続いてきた物語について、かなり明確な説明をしていました。
公式の「メトロイド ドレッド レポート」では、初代『メトロイド』から続く2Dシリーズ5部作のストーリーの区切りとなるタイトルと位置付けています。
さらに、長く描かれてきたサムスとメトロイドの「奇妙な関係」に終止符を打つ、ひと区切りとなる物語とも説明されていました。
ただし、終わるとされていたのは2Dゲームそのものではありません。
初代から積み重ねてきた一連のストーリーに区切りを付ける、という意味です。
実際に新作が発表されたことで、探索型2Dシリーズが今後も続くことははっきりしました。
気になるのは、その先をどう扱うのかです。
従来5部作の延長として「第6作」のような位置付けになるのか、それとも新しい物語の始まりとして整理されるのか。その点については、まだ任天堂から説明がありません。
少なくとも、「5部作が終わったのに新作が出るのはおかしい」ということではありません。
なぜサムスが「メトロイドの力」を使える?
今回もっとも目を引くのが、サムス自身が獲物を捕食するアクションです。
公式サイトでは、獲物のエネルギーを吸収する人工浮遊生命体「メトロイド」の力に目覚めたと説明されています。
敵の攻撃をはじいてひるませ、そこへ接近して捕食。エネルギーを奪いながら生き延びるという、タイトルそのものを象徴するような仕組みです。
もっとも、サムスとこの生命体の関係が今回突然生まれたわけではありません。
『メトロイド フュージョン』では、寄生擬態生物「X」に感染して重体となったサムスに、ベビーメトロイドの細胞から作られたワクチンが投与されました。それによって一命を取り留めると同時に、Xへ対抗できる存在となっています。
その後の公式解説でも、サムスはメトロイドのDNAを受け継いだ存在とされています。
つまり、今回の能力には過去の2Dシリーズから続く背景があります。
ただし、公式が使っている「力に目覚めた」という表現をどう解釈すべきかは、まだ分かりません。
いつ、何をきっかけに現在の能力を使えるようになったのかは説明されていないためです。
不時着した衛星で新たに変化が起きるのか、それ以前の出来事を踏まえた表現なのか。ここは今後のストーリー情報を待った方がよいでしょう。
「捕食」で敵の能力をコピーできる?
敵を喰らう姿を見ると、「倒した相手の技や能力を手に入れるシステムなのでは」と考えたくなります。
しかし、そこまでは発表されていません。
現在確認できるのは、敵の攻撃をはじき、ひるんだ相手を捕食してエネルギーを奪うという仕組みです。
「食べた敵の技を覚える」「種類によって別の能力を獲得する」「捕食するたび恒久的に強くなる」といった仕様は明らかになっていません。
少し紛らわしいのが、敵として登場するスペースニンジャです。
彼らは「倒した相手を喰らうことで、その力を得られる」と狂信する集団として紹介されています。
これはあくまでスペースニンジャ側の設定。サムスにも同じ能力コピーのルールが適用されると決まったわけではありません。
公式には「自らの能力を高めながら」地下世界を進むとも説明されていますが、従来のアイテム取得による強化と捕食がどのように結び付くのかは、今後注目したいところです。
ドレッドとの違いは「探索×恐怖」から「喰うか、喰われるか」へ
ゲームの基本形は同じ探索型2Dアクションですが、最初に打ち出されたテーマはかなり違います。
| 項目 | メトロイド ドレッド | メトロイド ラヴェナス |
|---|---|---|
| 発売日 | 2021年10月8日 | 2027年1月28日予定 |
| 対応ハード | Nintendo Switch | Nintendo Switch 2 |
| 基本形式 | 探索型2Dアクション | 探索型2Dアクション |
| 発表時に強調されたテーマ | 探索×恐怖 | 喰うか、喰われるか |
| 特徴的な要素 | E.M.M.I.による追跡 | 敵を捕食してエネルギーを奪う |
| 特徴的な戦闘演出 | 2D探索を軸に展開 | 特定の戦闘で斜め後方視点に変化 |
『ドレッド』というタイトルには「恐怖」という意味があり、任天堂も当時「探索×恐怖」を大きく掲げていました。
その象徴がE.M.M.I.です。通常の攻撃が通用しない相手に追跡されることで、探索そのものに強い緊張感が加えられていました。
対して今回のキャッチコピーは、「喰うか、喰われるか」。
逃げる恐怖だけではなく、サムス自身が獲物を喰らって命をつなぐ、より攻撃的なサバイバルが前面に出ています。
5人のスペースニンジャ戦では2Dから視点が変わる
サムスを襲う謎の集団「スペースニンジャ」も、今回の大きな新要素です。
公式サイトでは5人の刺客と紹介されており、それぞれがさまざまな武器を操ります。
興味深いのは、彼らもまた「喰う」ことに執着している点です。
相手を喰らうことで力を得られると信じる刺客たちと、獲物からエネルギーを奪って生き延びるサムス。双方に同じモチーフを持たせていることからも、単なるボス集団ではなく作品の中心テーマに関わる存在になりそうです。
戦闘時にはカメラも大きく変わります。
通常の横視点からサムスの斜め後ろへと視点が移り、複雑に入り組んだ異空間を駆け回りながら一騎打ちを行うことが明らかにされています。
映像だけを見ると3Dアクションのようにも見えますが、ゲーム全体のジャンルが変わったわけではありません。任天堂はあくまで探索型2Dアクションとして発表しています。
スペースニンジャの正体や、鳥人族、スペースパイレーツなど既存勢力との関係も現在は不明です。
『メトロイドプライム4 ビヨンド』とは何が違う?
最近シリーズを知った人には、2025年発売の『メトロイドプライム4 ビヨンド』との違いも分かりにくいかもしれません。
この2作品は、同じサムス・アランが主人公でもゲームとしては別系統です。
任天堂もPrimeシリーズの初心者向け解説で、サムスが活躍する作品を「探索型2Dアクション」と「ファーストパーソンアドベンチャー」の大きく2つに分けています。
| 項目 | メトロイド ラヴェナス | メトロイドプライム4 ビヨンド |
|---|---|---|
| 系統 | 探索型2D「メトロイド」 | 「メトロイドプライム」 |
| 基本視点 | 横から見る2D探索 | サムスの一人称視点 |
| 探索空間 | 2D探索が基本 | 360度に広がる3D空間 |
| 特徴 | 捕食、スペースニンジャとの戦闘 | スキャン、サイキック能力、ヴァイオラなど |
| 発売日 | 2027年1月28日予定 | 2025年12月4日 |
Primeではサムス自身の視点から3D空間を見渡し、スキャンで情報を集めながら惑星を探索します。
対して今回の新作は横視点の探索が基本です。スペースニンジャとの戦いでカメラが斜め後方へ移るからといって、Primeのような一人称ゲームになるわけではありません。
『プライム4 ビヨンド』の続編として発表された作品でもありません。
では、先にPrime 4を遊んでおく必要があるのでしょうか。
2026年9月11日時点では、同作のプレイを今回の新作の前提とする案内は出ていません。もともと任天堂自身が2D側とPrimeを別系統として説明しているため、少なくとも現在の情報から「Prime 4をクリアしないと話が分からない」と考える必要はありません。
一方、サムスとメトロイドの関係については2Dシリーズで長く描かれてきました。その背景まで知りたいなら、『フュージョン』や『ドレッド』を知っている方が理解しやすいでしょう。
ただし、「過去作未プレイでも本作だけで物語を理解できる」といった新規プレイヤー向けの案内はまだ発表されていません。
『プライム4 ビヨンド』の内容やNintendo Switch 2 Editionとの違いについては、つぶログの『メトロイドプライム4 ビヨンド』忖度なしレビューでも詳しく整理しています。
Switch 2専用?普通のNintendo Switchでは遊べない
対応ハードについては明確です。
Nintendo Switch 2ソフトとして発表されており、Nintendo Switch版は現在存在しません。
任天堂のSwitch 2サポートでも、「Nintendo Switch 2 ソフト」はSwitch 2専用で、従来のNintendo Switchでは遊べないと案内されています。
したがって、2027年1月28日に発売予定のソフトを遊ぶにはSwitch 2本体が必要です。
ここは『プライム4 ビヨンド』との大きな違いでもあります。
Prime 4にはNintendo Switch版とNintendo Switch 2 Editionがあり、Switch版を持っている場合は1,000円(税込)のアップグレードパスを購入できます。
今回は最初からSwitch 2向けの新作として発表されており、アップグレード元となるSwitch版がありません。そのため、同様のアップグレードパスも現時点では発表されていません。
発売日・価格・スペシャルエディションを整理
現在発表されている主な商品情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | メトロイド ラヴェナス |
| 発売日 | 2027年1月28日(木) |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2 |
| メーカー | 任天堂 |
| ダウンロード版 | 7,980円(税込) |
| パッケージ版 | 8,980円(税込) |
| スペシャルエディション | 12,980円(税込) |
| CERO | B(12才以上対象) |
| プレイ人数 | 1人 |
通常版はダウンロード版7,980円、パッケージ版8,980円で、価格差は1,000円です。ニンテンドーeショップやNintendo Storeではすでに予約受付が始まっています。
12,980円のスペシャルエディションには、ソフト本編のほか、amiibo サムス(メトロイドスーツ)〖メトロイド ラヴェナス〗と、スチールブック仕様のNintendo Switch 2カードケースが付属します。
この「サムス(メトロイドスーツ)」amiiboはスペシャルエディション限定商品です。
通常販売されるamiiboとしては、「サムス〖メトロイド ラヴェナス〗」と「鳥人像〖メトロイド ラヴェナス〗」の2種類が発表されています。
限定版に付属するものを含めれば、今回発表されたamiiboは計3種類。いずれもソフトと同じ2027年1月28日に発売予定です。
通常販売される2種類はオープン価格となっています。ゲーム内で読み込んだ際にどのような効果があるのかについては、現時点では詳しい内容が明らかになっていません。
直接続編かどうか以外にも、まだ分かっていないことは多い
初公開の段階から新しい戦い方はかなり見えてきましたが、物語やゲームシステムには大きな空白も残っています。
特に、前作との正確な時系列、舞台となる衛星の名前、スペースニンジャの正体、捕食と能力強化の詳しい仕組み、マップ規模、想定プレイ時間、難易度、解像度やフレームレート、詳しい開発体制などは、2026年9月11日時点では明らかになっていません。
過去作とのつながりを感じさせる要素が多いだけに、発表映像からさまざまな予想はできます。ただ、それを確定情報と混ぜてしまうと、「続編なのか」という一番知りたい部分まで曖昧になってしまいます。
今のところ確実なのは、5部作の区切りとなった作品のあとに、探索型2Dシリーズが再び動き出したということです。
『メトロイド ドレッド』以来となる探索型2Dシリーズの完全新作。メトロイドの力に目覚めたサムスが、敵を捕食してエネルギーを奪いながら未知の地下世界を探索するNintendo Switch 2専用タイトルです。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
まとめ|ドレッドの次の2D新作。ただし直接続編とはまだ言えない
『メトロイド ラヴェナス』は、2027年1月28日にNintendo Switch 2向けに発売される探索型2Dアクションの完全新作です。
2021年の『ドレッド』以来5年ぶりとなりますが、物語がそのまま続く「直接続編」であるとは、現時点で任天堂から発表されていません。
また、Primeシリーズとも別系統です。こちらは横視点の探索が基本で、『メトロイドプライム4 ビヨンド』は一人称視点で3D空間を進むファーストパーソンアドベンチャーとなっています。
今回もっとも大きな変化は、やはり敵を「喰らう」サムスでしょう。
獲物からエネルギーを奪って命をつなぎ、同じく「喰う」ことに執着する5人の刺客と戦う。前作が「探索×恐怖」を掲げたのに対し、今度は「喰うか、喰われるか」という方向から新しい緊張感を作ろうとしていることが分かります。
5部作の物語に区切りが付いたあと、2Dメトロイドはどこへ向かうのか。
その答えが見えてくることこそ、『メトロイド ラヴェナス』で最も楽しみな部分かもしれません。