- カービィ ワールドビヨンドはオープンワールド?ディスカバリー続編・Switch版を整理
- 『星のカービィ ワールドビヨンド』はオープンワールド?
- なぜオープンワールドに見える?コピー能力でフィールドを駆け回る
- 『星のカービィ ディスカバリー』とは何が違う?
- 『ワールドビヨンド』は『ディスカバリー』の続編?
- 『スターリーワールド』とも別作品
- Nintendo Switch版は出る?現時点ではSwitch 2版のみ
- コピー能力は「攻撃方法」から「移動方法」にも広がる
- フシギな少女は誰?正体はまだ明かされていない
- デデデ大王は今回の敵なの?
- 2人プレイには対応する?
- 発売日は2027年春 価格や予約開始日はまだ未発表
- 2027年はカービィ35周年 でも「35周年記念作品」とはまだ言えない
- まとめ|広い3Dカービィは確定 でも「オープンワールド」「ディスカバリー2」はまだ未確定
カービィ ワールドビヨンドはオープンワールド?ディスカバリー続編・Switch版を整理

2026年9月9日の「Nintendo Direct 2026.9.9」で、『星のカービィ』シリーズの完全新作『星のカービィ ワールドビヨンド』が発表されました。
発売は2027年春。対応機種として発表されているのはNintendo Switch 2です。
映像では、草原や滝が広がる3Dフィールドをカービィが自由に走り回り、カッターに乗って高速移動したり、ソードを木に突き刺して登ったりする姿も公開されました。
ここまでを見ると、
「ついにカービィもオープンワールド?」
「『星のカービィ ディスカバリー』の続編?」
「Nintendo Switchでは遊べないの?」
と気になるところです。
先に現在分かっている範囲をまとめると、広い3Dフィールドを自由に冒険できることは確定していますが、任天堂はまだ本作を「オープンワールド」とは発表していません。
また、2022年の『星のカービィ ディスカバリー』に続く3Dアクション作品ではあるものの、物語上の直接的な続編とも発表されていません。
そして対応機種は、2026年9月10日時点ではNintendo Switch 2のみ発表済み。従来のNintendo Switch版は現在のところ発表されていません。
この3点を中心に、『ワールドビヨンド』について今分かっていることと、まだ断定できないことを整理します。
『星のカービィ ワールドビヨンド』はオープンワールド?
最も気になるのがここです。
Nintendo Directの映像を見ると、これまで以上に広そうな場所をカービィが自由に移動しています。
しかし、現時点では「オープンワールド作品」と断定できません。
任天堂公式が使っている表現は、
「目の前に広がる3Dのフィールドを自由に冒険」
です。
草原や滝など、さまざまな景色が広がる3Dフィールドを、コピー能力やアクションを使って「思いのままに冒険できる」と説明しています。
一方、9月10日に公開された任天堂公式トピックスでは、「オープンワールド」という言葉は使われていません。
ここはかなり重要です。
広い3Dマップの中を自由に走れるゲームでも、エリアごとに区切られていたり、ステージ単位で攻略したりする作品はあります。
『ワールドビヨンド』については現時点で、
ステージ選択画面があるのか、世界全体が一続きになっているのか、エリア間にロードや明確な区切りがあるのか、目的地を好きな順序で攻略できるのか、といったゲーム全体の構造が分かっていません。
つまり今言えるのは、
「自由に探索できる広い3Dフィールドのカービィ」であることまで。
「シリーズ初のオープンワールド」とするには、まだ情報が足りません。
なぜオープンワールドに見える?コピー能力でフィールドを駆け回る
それでも発表映像を見て「オープンワールドっぽい」と感じるのには理由があります。
今回、コピー能力の使い方が大きく広がっています。
任天堂は『ワールドビヨンド』について、コピー能力がパワーアップし、従来の攻撃だけでなく移動・ジャンプ・滑空などにも使えるようになったと説明しています。
公開されている例もかなり特徴的です。
カッターでは、投げて敵を攻撃するだけではなく、カッターそのものに乗ってフィールドを高速移動。
ソードは木へ突き刺しながら上へ登るために使えます。
ボムなら爆風を利用して大きくジャンプします。
コピー能力が、
「どの敵をどう倒すか」
だけではなく、
「この世界をどう移動するか」
にも直接関わるようになっているわけです。
任天堂も「コピー能力の特徴を活かした多彩なアクションで、世界を縦横無尽に駆けめぐる」としています。
広いフィールドと移動能力がセットで設計されていることが、今回の映像をこれまでの3Dカービィとは少し違って見せています。
ただし、これだけでオープンワールド確定とはなりません。
『星のカービィ ディスカバリー』とは何が違う?
3Dのフィールドを自由に動くカービィという点では、やはり『星のカービィ ディスカバリー』を思い出します。
『ディスカバリー』は2022年3月25日にNintendo Switch向けとして発売。
任天堂は同作を、『星のカービィ』本編シリーズ初の3Dアクションゲームとして紹介しています。
『ディスカバリー』でも、奥行きのある3D空間を360度自由に動けました。
ただしゲームの構造は、現在一般にイメージされるオープンワールドとは異なります。
各ステージへ入り、その中を探索しながらゴールを目指してクリアしていくステージクリア型の3Dアクションです。開発者インタビューでも「自由に動き回ってステージをクリアしていく」と説明されています。
現時点で分かる両作品の違いを整理すると、こうなります。
| 比較 | 星のカービィ ディスカバリー | 星のカービィ ワールドビヨンド |
|---|---|---|
| 3Dアクション | 対応 | 対応 |
| フィールド探索 | あり | あり |
| 基本構造 | ステージクリア型 | 未発表 |
| コピー能力 | 戦闘・仕掛け・進化など | 移動・ジャンプ・滑空にも活用 |
| 広いフィールド | ステージ内を探索 | より広い世界を自由に冒険する形で紹介 |
| オープンワールド | 公式にはそう位置付けられていない | 現時点では公式発表なし |
| 対応機種 | Nintendo Switch | Nintendo Switch 2が発表済み |
『ワールドビヨンド』で最も知りたいのは、表の「基本構造」の部分です。
ここが今後明らかになれば、「オープンワールドなのか」という疑問にも、かなりはっきり答えられるようになります。
『ワールドビヨンド』は『ディスカバリー』の続編?
映像表現が近いことから、「実質『ディスカバリー2』なのでは?」と思った人もいるかもしれません。
しかし、任天堂は『ワールドビヨンド』を『ディスカバリー』の続編とは発表していません。
公式で使われている表現は、
「『星のカービィ』シリーズ完全新作」
です。
『ディスカバリー2』という名称でもありません。
物語の舞台についても、『ディスカバリー』で訪れた「新世界」と同じ場所なのか、その後の出来事なのかといった関係は現在明かされていません。
ただし、
「続編と発表されていない=ストーリー上まったく関係がない」
と決めつけることもできません。
今のところは、
『ディスカバリー』に続く本編3Dアクションの完全新作だが、物語上の直接的な続編とは発表されていない
という整理が最も正確です。
『スターリーワールド』とも別作品
もう一つ混同しやすいのが、2025年に登場した『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』です。
名前に「ワールド」が入っているため、『ワールドビヨンド』につながる作品のようにも見えますが、両者は別です。
『スターリーワールド』は2022年の『星のカービィ ディスカバリー』をベースにしたNintendo Switch 2 Editionへ追加された新ストーリーです。
グラフィックやフレームレートも向上していますが、土台になっているゲームは『ディスカバリー』。Nintendo Switch版を持っている場合は、2,000円のアップグレードパスを購入してNintendo Switch 2 Editionにできます。
一方、
『星のカービィ ワールドビヨンド』は別のシリーズ完全新作。
「スターリーワールドの続きがワールドビヨンド」という発表もありません。
ここは名前だけで結び付けない方がよいでしょう。
Nintendo Switch版は出る?現時点ではSwitch 2版のみ
従来のNintendo Switchユーザーにとって、一番現実的に気になるのはこちらかもしれません。
2026年9月10日時点で任天堂が発表している『星のカービィ ワールドビヨンド』は、Nintendo Switch 2ソフトです。
Nintendo Switch版は発表されていません。
また、
「Nintendo Switch 2 Edition」
「アップグレードパス」
といった商品形態も現在案内されていません。
ここは『ディスカバリー』との大きな違いです。
『星のカービィ ディスカバリー』にはもともとNintendo Switch版があり、そのソフトを持っていればアップグレードパスを購入することで『Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』として遊べます。
しかし『ワールドビヨンド』には、そもそもベースとなるSwitch版が現在存在しません。
したがって今の答えは、
「発表されている対応機種はNintendo Switch 2のみ。Nintendo Switch版は未発表」
です。
任天堂が将来Switch版を絶対に出さないと明言したわけではないため、「今後もSwitchでは絶対に発売されない」とまで断定する必要はありません。
ただ、少なくとも現時点で「Switchでも発売予定」と考えられる公式情報はありません。
コピー能力は「攻撃方法」から「移動方法」にも広がる
『ワールドビヨンド』で、現在最もはっきり確認できる新要素がコピー能力の変化です。
カッター、ソード、ボムというおなじみの能力でも、今回はフィールド移動そのものに使います。
カッターに乗れば地面を高速で移動。
ソードを使えば木を登る。
ボムの爆発なら高い場所へ大ジャンプできます。
広いフィールドを作ったうえで単に歩く距離を増やすのではなく、それぞれのコピー能力で移動方法を変える方向へ広げていることが分かります。
ここから気になるのは、
「特定のコピー能力がないと行けない場所があるのか」
「能力によって同じ場所へのルートが変わるのか」
「後から能力を手に入れて探索し直すのか」
といった部分です。
ただし、これらはまだ発表されていません。
映像だけを見て、メトロイドヴァニアのような能力アンロック式の探索ゲームだと決めつけることもできません。
現段階では、コピー能力そのものが移動・探索アクションとして強化されたところまでが確定情報です。
フシギな少女は誰?正体はまだ明かされていない
ストーリー面では、デデデ大王に捕らわれている「フシギな少女」が登場します。
任天堂公式も、
「彼女は何者なのでしょうか」
「カービィが手にした力と何か関係があるのでしょうか」
と、正体そのものを謎として紹介しています。
つまり2026年9月10日時点では、名前も正体も詳しい能力も分かっていません。
過去作のキャラクターと関係があるのか、カービィの新しい力にどう関わるのか、敵なのか味方なのかについても未発表です。
発表直後なのでさまざまな予想は出てきそうですが、公式情報として扱える段階ではありません。
デデデ大王は今回の敵なの?
少女を捕らえているのがデデデ大王なので、悪役のようにも見えます。
さらに映像では、デデデ大王が吹き飛ばされ、その結果として空に大きな穴が開く場面も公開されています。
しかし、これだけで「デデデ大王が今回のラスボス」「事件の黒幕」とは言えません。
現在分かっているのは、
デデデ大王が少女を捕らえていること。
そしてデデデ大王が吹き飛ばされた後、空に大きな穴が現れることです。
カービィたちがその先へ向かうと、巨大な壁が立ちはだかります。
なぜ空に穴が開いたのか。
壁は誰が作ったのか。
その向こう側には何があるのか。
これらは任天堂自身が謎として残している部分なので、今は答えを決めない方がよいでしょう。
2人プレイには対応する?
『星のカービィ ディスカバリー』では、バンダナワドルディを使った2人協力プレイができました。
そのため『ワールドビヨンド』でも2人で遊べるのか気になるところです。
しかし、現時点ではプレイ人数そのものが発表されていません。
2人協力プレイ、おすそわけプレイ、オンラインマルチプレイについても未発表です。
同じく、
amiibo対応
Nintendo Switch Onlineを使う機能
体験版
セーブデータ連携
『ディスカバリー』からの引き継ぎ
といった要素も現在は分かっていません。
過去作が2人プレイに対応していたから今回も対応する、と推測で埋めない方が安全です。
発売日は2027年春 価格や予約開始日はまだ未発表
『星のカービィ ワールドビヨンド』は2027年春発売予定です。
具体的な発売日はまだ決まっていません。
価格も未発表です。
2026年9月10日時点では、ほかにも以下の情報がまだ公開されていません。
プレイ人数、対象年齢、ゲーム容量、解像度、フレームレート、パッケージ版とダウンロード版の販売形態、パッケージが通常ゲームカードになるのかキーカードになるのか、予約開始日などです。
発表されたばかりの段階なので、今後のNintendo Directや公式サイトの更新で順次明らかになると考えられます。
2027年はカービィ35周年 でも「35周年記念作品」とはまだ言えない
『ワールドビヨンド』が発売予定の2027年は、『星のカービィ』シリーズ35周年でもあります。
初代『星のカービィ』は1992年にゲームボーイで発売されました。
任天堂も『ワールドビヨンド』を紹介した今回の公式記事内で35周年に触れ、35周年に合わせたグッズなどを予定していると案内しています。
ただし、『ワールドビヨンド』そのものを公式に、
「35周年記念作品」
と呼んではいません。
2027年という節目の年にシリーズ完全新作が発売されることは確かですが、「35周年のために作られた記念タイトル」とまで言い切るのは現段階では早いでしょう。
まとめ|広い3Dカービィは確定 でも「オープンワールド」「ディスカバリー2」はまだ未確定
『星のカービィ ワールドビヨンド』について、現在最も重要なのは分かっていることと、映像からそう見えるだけのことを分けることです。
任天堂が正式発表しているのは、草原や滝などが広がる3Dフィールドを自由に冒険し、コピー能力を移動・ジャンプ・滑空にも使いながら世界を駆け回るシリーズ完全新作であることです。
一方、任天堂はまだ「オープンワールド」という表現を使っていません。
ステージ制なのか、一続きの巨大な世界なのかといったゲーム全体の構造も未発表なので、
「カービィ初のオープンワールド」
と断定する段階ではありません。
『星のカービィ ディスカバリー』との関係についても、3Dアクションという共通点はありますが、直接的な続編や「ディスカバリー2」とは発表されていません。
そして対応機種は、2026年9月10日時点でNintendo Switch 2のみ。
従来のNintendo Switch版やアップグレードパスも発表されていません。
現在の答えを短くまとめるなら、
自由な3Dフィールド探索は確定。オープンワールドかはまだ不明。
『ディスカバリー』に続く3Dの完全新作だが、直接の続編とは未発表。
Nintendo Switch 2版は確定、Nintendo Switch版は現時点で未発表。
この3点です。
コピー能力を使った移動がゲーム全体の探索へどう広がるのか、そして「フィールド」という言葉の先に本当にオープンワールド構造が待っているのか。
2027年春の発売へ向け、次の詳しいゲームシステム公開が大きな注目点になりそうです。