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ネイビーズアフロの結成秘話と歩み|神戸大学の同級生が単独150回へ、M-1ラストイヤー

目次
  1. ネイビーズアフロの結成秘話と歩み|神戸大学の同級生が単独150回へ、M-1ラストイヤー
  2. ネイビーズアフロのプロフィール|みながわとはじりの2人組
  3. 出会いは堀川高校|最初から2人で漫才をしていたわけではない
  4. 2011年11月11日に結成|大学在学中から大阪の舞台へ
  5. コンビ名「ネイビーズアフロ」の由来はトータルテンボス
  6. 一度は解散寸前に|性格の違う2人が続けてこられた理由
  7. 単独ライブ150回までの歩み|2015年から続けてきた劇場漫才
  8. ネイビーズアフロの芸風|高学歴だけでは説明できない漫才
  9. 2018年の準優勝から2020年の初優勝へ|主な受賞歴
  10. ネイビーズアフロのM-1グランプリ歴代成績
  11. キングオブコントやR-1にも挑戦|漫才以外の大会実績
  12. みながわは気象予報士と防災士の資格を取得
  13. 2026年現在の活動|劇場・テレビ・ラジオでも活躍
  14. ネイビーズアフロの歴史を振り返って

ネイビーズアフロの結成秘話と歩み|神戸大学の同級生が単独150回へ、M-1ラストイヤー

ネイビーズアフロの結成秘話と単独ライブ150回の歩みを描いたイラスト。神戸大学を象徴する校舎、教室、漫才の舞台と2本のマイクを背景に「神戸大から漫才へ」「単独150回の歩み」「M-1ラストイヤー」の文字を配置。

京都の進学校で出会い、そろって神戸大学へ進学。大学在学中に漫才コンビを結成し、関西の劇場で経験を重ねてきたのがネイビーズアフロです。

メンバーは、ボケ担当のみながわとツッコミ担当のはじり。2011年11月11日に結成し、2020年の第50回NHK上方漫才コンテストで初優勝、翌2021年には第56回上方漫才大賞の新人賞を受賞しました。

2人とも神戸大学出身ですが、みながわは発達科学部を卒業し、はじりは工学部を中退しています。 また、吉本興業のプロフィールではNSC大阪33期とされていますが、実際にはNSCへ通っておらず、オーディションを経て芸人として活動を始めました。

2026年はM-1グランプリのラストイヤー。11月7日時点では大阪3回戦を突破し、11月18日の準々決勝に進むことが決まっています。

ネイビーズアフロの歴史をたどると、高学歴コンビという肩書だけでは見えてこない一面があります。高校時代は別々の友人と漫才をしていたこと、一度は解散寸前まで関係が悪化したこと、そして単独ライブを150回目まで積み重ねてきたこと。2人の出会いから現在までを振り返ります。

ネイビーズアフロのプロフィール|みながわとはじりの2人組

ネイビーズアフロは、吉本興業に所属する京都府京都市出身の漫才コンビです。舞台では、みながわが向かって左、はじりが右に立ちます。

項目みながわはじり
本名皆川勇気羽尻紘規
生年月日1992年9月22日1992年7月16日
年齢34歳34歳
出身地京都府京都市京都府京都市
身長182cm169cm
血液型A型O型
担当ボケツッコミ
高校京都市立堀川高校京都市立堀川高校
大学神戸大学発達科学部卒業神戸大学工学部中退
主な特技雑学・早口言葉・漢字暗記

※年齢は2026年11月7日時点。生年月日や身体情報は吉本興業のプロフィール、学歴は神戸大学の学生メディアなどの記録に基づいています。

みながわ|ボケ担当で気象予報士の資格も持つ

みながわは1992年9月22日生まれ。身長182cmの長身で、舞台ではボケを担当しています。

本名は皆川勇気。以前は名字の漢字をそのまま使った「皆川」という芸名で活動していましたが、2021年4月10日にひらがなの「みながわ」へ変更しました。コンビ名が変わったわけではなく、本人の芸名表記だけの変更です。

雑学や漢字に詳しく、漢字検定準1級を取得。2024年には気象予報士試験にも合格し、2025年には防災士資格の取得も公表しました。

現在の知識豊富なキャラクターは、もともと目指していた芸人像とは少し違うものでした。この変化については、本人が2025年に発表した文章で詳しく振り返っています。

はじり|ツッコミ担当でピン芸にも挑戦

はじりは1992年7月16日生まれ。身長169cmで、みながわの言葉を受け止めながら漫才を進めるツッコミ担当です。

学生時代から漫才を経験しており、みながわは高校の文化祭で初めてはじりの漫才を見たとき、その自然なツッコミに驚いたと語っています。

趣味はアイドル、漫画、ゲームなど。特技は暗記で、よしもと漫才劇場の紹介ではSNSでギャグを発信する活動も取り上げられています。

コンビではツッコミを担当していますが、ピン芸人の大会であるR-1グランプリにも挑戦。2021年、2022年、2025年には準々決勝に進出しています。みながわの資格や出版活動に注目が集まりがちですが、はじりにも個人でネタを磨いてきた実績があります。

出会いは堀川高校|最初から2人で漫才をしていたわけではない

2人が出会ったのは、京都市立堀川高校への入学を控えた事前登校日でした。

2020年10月31日に公開されたFANY Magazineのインタビューで、みながわは名簿順で隣の席になった相手がはじりだったと振り返っています。

高校1年生だった2008年、学校の文化祭で漫才大会が開催されます。しかし、このとき2人はまだコンビではありません。みながわは別の友人と、はじりも別の友人と組んで参加していました。

本番を前に、お互いのコンビでネタを見せ合ったことが転機になります。みながわは、はじりのツッコミが高校生とは思えないほど自然だったことに感心しました。

一方、はじりから見たみながわは、文化祭の漫才にも妥協せず、ネタについて真剣に考える人物でした。漫才に対する姿勢は当時からかなり異なっていたようです。

2人が親しくなった理由も、お笑いでした。テレビ番組の細かいやり取りや芸人のツッコミについて話せる相手が、互いにとって貴重だったといいます。

いつも一緒に遊ぶ仲良しグループだったというより、お笑いについて深い話ができる同級生。高校時代から、現在につながる独特な関係ができていました。

2人とも神戸大学へ進学|卒業したのはみながわ

高校卒業後、2人はそろって神戸大学へ進学しました。ただし、学部も卒業までの経緯も同じではありません。

みながわは発達科学部に進み、2015年3月に卒業。はじりは工学部に進学しましたが、芸人活動を続ける中で大学を中退しています。

神戸大学NEWSNETの2019年の記事には、みながわの2015年卒業と、はじりの工学部中退が明記されています。

なお、みながわの学部を「国際人間科学部」と記載する資料もありますが、同学部が設置されたのは2017年です。2015年の卒業当時の正式名称は発達科学部でした。

2019年には、2人が母校の神戸大学の学園祭「六甲祭」へ出演することも決まりました。学生時代から芸人活動を続けてきた2人にとって、母校への出演は念願の出来事だったようです。

2011年11月11日に結成|大学在学中から大阪の舞台へ

ネイビーズアフロの正式な結成日は2011年11月11日です。

大学進学後、みながわがはじりを誘ったことがコンビ結成につながりました。大学に入った年の夏前ごろに誘われたと、はじりは2019年のインタビューで振り返っています。

大学生活と漫才の両立は、決して簡単ではありませんでした。

2025年6月27日、よしもと漫才劇場の10周年企画として公開されたみながわの手紙によると、平日は神戸大学で授業を受け、その後に大阪へ移動して先輩芸人のライブを見学。週末も出演できる舞台を探して参加していたそうです。

昼休みには、別の学部に通うはじりを食堂へ呼び出してネタ合わせ。みながわの熱心さに、はじりが負担を感じることもありました。

学業の合間に趣味で漫才をする程度ではなく、大学生のころから舞台に立つ機会を探し続けていたことが分かります。

当時の様子や現在の芸人像への変化は、よしもと漫才劇場が公開したみながわ本人の手紙でも読むことができます。

NSC大阪33期なのに、NSCへ通っていない理由

吉本興業のプロフィールでは、ネイビーズアフロは「NSC大阪校33期生」と紹介されています。

しかし、2人は実際にNSCへ通学したわけではありません。

堀川高校の同窓会報に掲載された皆川勇気の寄稿では、大学在学中に吉本興業のオーディションへ合格し、芸人として活動するようになった経緯が説明されています。

2020年のFANY Magazineのインタビューでも、本人たちがNSC出身ではないことを明かしています。

つまり、吉本興業ではNSC大阪33期扱いですが、実際のデビュー経路はオーディションだったということです。

芸歴や同期関係を紹介するときの「33期」と、養成所に通って卒業したという経歴は同じ意味ではありません。

コンビ名「ネイビーズアフロ」の由来はトータルテンボス

少し不思議な響きのある「ネイビーズアフロ」というコンビ名。実は、2人がファンだった先輩芸人のトータルテンボスが名付けた名前です。

2019年2月のお笑いナタリーによる本人コメント付きの記事でも、トータルテンボスによる命名であることが紹介されています。

名前の細かな由来については、みながわが着ていた「NAVY」と書かれたTシャツと、当時のトータルテンボス・藤田憲右のアフロヘアを組み合わせたという説明が知られています。

ただし、Tシャツの文字や命名時の詳しい会話は二次資料による紹介が中心です。確実に確認できるのは、トータルテンボスが命名したという大筋になります。

2人の代名詞となっている青系統のスーツも、コンビ名の「ネイビー」を連想させるもの。現在の2人を見慣れていると当たり前に思えますが、名前と衣装が一体となって印象に残るコンビでもあります。

一度は解散寸前に|性格の違う2人が続けてこられた理由

高校の同級生であり、大学でも一緒に漫才を始めた2人ですが、長い活動の中では関係が悪化したこともありました。

2020年10月31日のFANY Magazineによる本人インタビューでは、2017年ごろに起きた解散危機について詳しく語っています。

発端は、はじりが遅刻を繰り返したことでした。時間やネタ作りに厳しいみながわが強く叱責し、はじりは電話を拒否するほど反発。マネージャーを交えた話し合いでは、解散という言葉まで出たそうです。

最終的には、みながわが自分の言い方にも問題があったと認めて謝罪し、コンビを継続しました。

この出来事は、単に仲が悪かったという話ではありません。みながわは、コンビなら同じだけ努力するべきだという考えを相方に押し付けていたことを振り返り、違う人間同士なのだと受け入れるようになったと語っています。

はじりの自由な発想や面白さについても、以前より素直に認められるようになったそうです。

2020年の初優勝は、この衝突を乗り越えた数年後の出来事でした。結成から長く続いてきた関係が、優勝までの過程で少しずつ変わっていったことが分かります。

なお、この解散危機は本人たちが過去を振り返って語ったものです。現在も不仲であることを示す話ではありません。

単独ライブ150回までの歩み|2015年から続けてきた劇場漫才

ネイビーズアフロの活動を理解するうえで、外せないのが単独ライブの歴史です。

初めて単独ライブを開催したのは2015年6月。みながわは2025年の本人寄稿で、初単独の準備が非常に大変だったことを振り返っています。

その後も新しいネタを作り続け、2020年の神戸新聞の取材では、自作ネタが約400本に達していたと紹介されました。これは2020年当時の数字ですが、そこまでに積み重ねたネタの多さが伝わります。

2018年、憧れのなんばグランド花月で初の単独ライブ

2018年8月27日には、大阪・なんばグランド花月で初の単独ライブ「いとをかし in NGK」を開催しました。

この公演は、みながわにとって特別な意味がありました。

小学生のころ、父親に連れられてなんばグランド花月を訪れたみながわは、そこでブラックマヨネーズの漫才を見て、お笑いの世界に強く引き込まれたと語っています。

そして2018年、自分たちが同じ劇場で単独ライブを開催。シークレットゲストとして登場したのは、憧れのブラックマヨネーズでした。

客席から見ていた漫才師が、自分たちの公演にゲストとして出演する。少年時代からの憧れが、芸人としての実績につながった出来事です。

2026年10月、第150回単独ライブを告知

単独ライブはその後も続き、2025年7月12日には「縦横M尽~135回目の単独~」が開催予定として案内されました。

2026年に入っても公演を重ね、9月27日には149回目、10月18日には150回目となる単独ライブ「THE LAST YEAR~150回目の単独~」が告知されています。

よしもと漫才劇場の2026年10月の単独ライブ案内には、公演日時と150回目の名称が掲載されています。

2015年に初めて単独ライブを開催してから、およそ11年。ひとつのライブを定期的に続けるだけでも、毎回のネタ作りや稽古、集客など多くの準備が必要になります。

150回という数字は、賞レースの優勝回数とは違う形で、2人が漫才と向き合ってきた時間を物語っています。

さらに2026年11月22日には151回目の単独ライブも予定されています。M-1のラストイヤーという節目を迎えても、劇場でネタを披露する活動は続いています。

ネイビーズアフロの芸風|高学歴だけでは説明できない漫才

ネイビーズアフロの漫才は、みながわが独特な人物を演じ、はじりがその言動に困惑したり、突っ込んだりする掛け合いが特徴です。

みながわは豊富な言葉を使いながら、少しずつ人物の異常さを膨らませていきます。はじりは自然な口調で応じつつ、ときには鋭い一言で展開を変える役割を担います。

2020年のNHK上方漫才コンテストで披露したネタは、この特徴が分かりやすいものでした。

1本目は、都市伝説として知られる「メリーさん」からの電話を題材にした漫才。2本目は、コンビニの女性店員に恋をした思い込みの激しい男性と友人のやり取りでした。

どちらも、神戸大学出身という学歴だけで笑わせる内容ではありません。身近な題材から奇妙な状況を作り、人物同士の会話で笑いを広げていく漫才です。

みながわが「知識を武器にする芸人」になった理由

みながわ自身、最初から雑学を披露する芸人を目指していたわけではありません。

2025年の手紙では、かつては大喜利で次々と面白い回答を出す、センスで笑わせる芸人に憧れていたと振り返っています。

ところが、テレビなどで求められたのは「神戸大学出身」という経歴に結び付く知識や賢さでした。本人にとっては、理想としていた芸人像と周囲から期待される役割に違いがあったそうです。

それでも期待に応えようと勉強を重ね、漢字、雑学、気象などの知識を身につけていきました。

現在の理屈っぽさや知識を交えた話し方は、最初から計画されたキャラクターというより、芸人として試行錯誤する中で生まれたものです。

こうした言葉の強さに、はじりの自然なツッコミが合わさることが、ネイビーズアフロの漫才の個性になっています。

2018年の準優勝から2020年の初優勝へ|主な受賞歴

ネイビーズアフロは、結成直後から大きな賞を獲得したコンビではありません。

関西の賞レースで決勝進出を重ねながらも、なかなか優勝に届かない時期が続きました。その流れを変えたのが、2020年のNHK上方漫才コンテストです。

年大会・賞結果
2017第52回上方漫才大賞新人賞候補
2018第7回ytv漫才新人賞決定戦準優勝
2018第53回上方漫才大賞新人賞候補
2019第8回ytv漫才新人賞決定戦決勝進出
2019第49回NHK上方漫才コンテスト決勝進出
2019第40回ABCお笑いグランプリ決勝進出
2019第54回上方漫才大賞新人賞候補
2020第50回NHK上方漫才コンテスト優勝
2021第56回上方漫才大賞新人賞受賞
2024第9回上方漫才協会大賞文芸部門賞受賞

2018年のytv漫才新人賞は霜降り明星に敗れて準優勝

2018年2月25日に開催された第7回ytv漫才新人賞決定戦では、ネイビーズアフロが最終決戦まで進出しました。

最後に対戦したのは霜降り明星。優勝したのは霜降り明星で、ネイビーズアフロは準優勝でした。

吉本興業のプロフィールでは「決勝進出」と紹介されていますが、当日の大会報道では準優勝まで確認できます。

翌2019年もytv漫才新人賞の決勝に進出しましたが、優勝には届きませんでした。ほかの主要大会でも決勝に進みながらタイトルを逃す時期が続きます。

2020年10月、NHK上方漫才コンテストで悲願の初優勝

2020年、ネイビーズアフロは第50回NHK上方漫才コンテストで優勝しました。

大会は当初3月に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。10月12日にNHK大阪ホールで開催・収録され、10月30日に放送されました。

本選に出場した8組の中から勝ち上がり、最終決戦できんめ鯛を破って優勝しました。

何度も賞レースの決勝へ進みながら、あと一歩で優勝を逃してきた2人。結果が発表された瞬間には、大きな喜びを見せました。

このとき選んだのは、直前に作った新作ではなく、何度も舞台で披露して磨き上げてきたネタでした。長く続けてきた劇場での経験が、初めての大きなタイトルにつながったといえます。

2021年の上方漫才大賞新人賞は改名初日の受賞

2021年4月10日、ネイビーズアフロは第56回上方漫才大賞で新人賞を受賞しました。

この日は、みながわが「皆川」からひらがなの芸名へ変更した日でもあります。改名後の最初の仕事で、新人賞を獲得しました。

前年のNHK上方漫才コンテストに続き、2年連続で主要なタイトルを手にしたことになります。

ただし、受賞したのはあくまでも「新人賞」です。同年の上方漫才大賞の大賞受賞者はかまいたちであり、両者を混同してはいけません。

2024年には第9回上方漫才協会大賞の文芸部門賞も受賞しました。この賞も大賞とは別の部門で、ネイビーズアフロを含む複数組が選ばれています。

ネイビーズアフロのM-1グランプリ歴代成績

関西の主要な漫才賞を獲得しているネイビーズアフロですが、M-1グランプリでは2026年11月7日時点で決勝進出を果たしていません。

一方、準々決勝には2016年、2017年、2019年、2025年に進出しており、2026年も準々決勝進出を決めています。

2015年以降の年度別成績を整理すると、次のとおりです。

大会年到達段階
2015年3回戦
2016年準々決勝
2017年準々決勝
2018年3回戦
2019年準々決勝
2020年2回戦
2021年3回戦
2022年3回戦
2023年3回戦
2024年3回戦
2025年準々決勝
2026年準々決勝進出決定・審査前

※2015年および2021~2023年は、公式の個別敗退記録を直接確認できない年度を含みます。当時の出場記録や大会映像などを参考にした到達段階です。2026年は11月7日時点の結果を掲載しています。

2020年はNHK上方漫才コンテスト優勝とM-1敗退が重なった

歴代成績の中でも特徴的なのが2020年です。

この年、ネイビーズアフロはNHK上方漫才コンテストで優勝しましたが、M-1グランプリでは2回戦で敗退しています。

なお、2020年のM-1は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3回戦が行われず、2回戦の次が準々決勝でした。したがって、2020年の記録は3回戦敗退ではなく2回戦敗退となります。

同じ年にひとつの大会で優勝し、別の大会では早い段階で敗退する。賞レースの結果が必ずしも毎回同じになるわけではないことを示す経歴です。

2025年は6年ぶりの準々決勝進出

2019年に準々決勝へ進出した後、2020~2024年は準々決勝に届きませんでした。

しかし、2025年には6年ぶりの準々決勝進出を達成。みながわは自身のSNSで、久しぶりに準々決勝へ進めた喜びを表明しています。

2020年にNHK上方漫才コンテストで優勝した後も、M-1での挑戦が続いていたことが分かります。

M-1グランプリ2026はラストイヤー|11月18日に準々決勝

2026年のM-1グランプリでは、10月30日に行われた大阪3回戦を突破。10月31日に準々決勝進出が発表されました。

大阪3回戦を通過した34組には、ネイビーズアフロのほか、フースーヤ、豪快キャプテン、天才ピアニスト、もも、三遊間なども含まれています。

大阪の準々決勝は2026年11月18日(水)18時30分から、なんばグランド花月で開催予定です。11月7日時点では、準決勝進出や敗退の結果はまだ出ていません。

2026年のM-1は、2011年1月1日以降に結成したコンビが出場資格の対象です。ネイビーズアフロは2011年11月11日結成のため、2026年が通常の出場資格上のラストイヤーに当たります。

結成15周年を迎えるのは2026年11月11日。ラストイヤーの準々決勝は、そのちょうど1週間後です。

なお、M-1グランプリ2026全体の進行状況や、ほかの準々決勝進出者については、つぶログのM-1グランプリ2026大会情報でも詳しく紹介しています。

ネイビーズアフロの公式な出場情報は、M-1グランプリ公式のコンビページから確認できます。

M-1公式インタビュー映像

M-1グランプリの公式YouTubeチャンネルでは、2023年の大阪2回戦を終えたネイビーズアフロへのインタビューが公開されています。当時の2人の姿を見られる公式映像です。

キングオブコントやR-1にも挑戦|漫才以外の大会実績

ネイビーズアフロは漫才を主軸に活動していますが、コントやピン芸の賞レースにも出場しています。

キングオブコントでは2019年、2021年、2024年に準々決勝へ進出。2025年から始まった、漫才とコントの両方を競う「ダブルインパクト」でも、2年連続で準々決勝に進んでいます。

年大会実績
2019キングオブコント準々決勝進出
2021キングオブコント準々決勝進出
2021R-1グランプリはじり・準々決勝進出
2022R-1グランプリみながわ・準決勝進出
2022R-1グランプリはじり・準々決勝進出
2024キングオブコント準々決勝進出
2025R-1グランプリみながわ・はじり、ともに準々決勝進出
2025ダブルインパクト準々決勝進出
2026ダブルインパクト準々決勝進出

キングオブコント2021については、大会公式アーカイブの準々決勝進出130組にネイビーズアフロが掲載されています。

また、2022年のR-1ではみながわが準決勝へ進出。はじりも2021年、2022年、2025年に準々決勝へ進んでいます。

ツッコミ担当としての印象が強いはじりですが、個人でも複数回の準々決勝進出を経験している点は、見落とせない実績です。

ダブルインパクトへの挑戦からも、漫才以外の表現に取り組んでいることが分かります。ただし、現時点で確認できる大会実績だけを根拠に、漫才とコントのどちらが得意なのか優劣を決めることはできません。

みながわは気象予報士と防災士の資格を取得

漫才以外の活動で注目したいのが、みながわの資格取得です。

2024年の第62回気象予報士試験に合格し、同年11月5日に自身の資格取得を公表しました。

この試験の受験者は4,268人で、合格者は248人。合格率は5.8%でした。

資格取得を考えたきっかけは、2020年のコロナ禍で芸人としての仕事が減ったことでした。最初に試験問題を見たときは難しさに圧倒され、一度は断念したそうです。

その後、2023年に足を疲労骨折したことで時間ができ、勉強を再開。図書館や楽屋などを利用し、およそ1年半で700~800時間の学習を重ねたと語っています。

合格後には、気象の知識を芸人としての仕事にも生かしていきたいという意欲を示しました。

さらに2025年には防災士の資格も取得。気象予報士は国家資格、防災士は日本防災士機構による民間認証資格であり、制度上は異なりますが、気象と防災の両方を学んできたことになります。

ただし、資格を取得したことと、特定の天気予報番組で気象キャスターを担当していることは別です。みながわの場合、資格取得そのものと、芸人としての活動の広がりを分けて見る必要があります。

2024年には初の著書『誹謗中傷対策講座』も発売

みながわは2024年11月21日、飛鳥新社から初の著書『誹謗中傷対策講座 どんな悪口も一瞬でポジティブ変換!』を刊行しました。

同書は、TikTokで発信してきた悪口を意外な解釈で前向きな言葉に変える企画を書籍化したものです。イラストは室木おすしが担当しています。

漫才で見せる言葉の使い方や理屈っぽさが、SNSや書籍という別の場所でも生かされていることが分かります。

書籍は240ページで、ISBNは9784868010388。内容や刊行情報は飛鳥新社の公式商品ページで確認できます。

2026年現在の活動|劇場・テレビ・ラジオでも活躍

ネイビーズアフロは2026年も、関西の劇場を中心に、テレビやラジオなどで活動を続けています。

読売テレビ『かんさい情報ネットten.』では、金曜の企画「ナニ!?バーサリー探偵団」に出演。さまざまな記念日をきっかけに取材や挑戦を行う姿が放送されています。

ラジオ大阪『和田麻実子のみみよりだんご』では、月曜パートナーとしてコンビで出演。みながわはABCラジオ『ウラのウラまで浦川です』にも水曜パートナーとして隔週で出演しています。

ラジオ大阪の番組公式ページでは、みながわの雑学コーナーや、はじりが漫画・アイドルなどのおすすめコンテンツを紹介するコーナーも案内されています。

コンビの活動は関西以外にも広がっており、岡山放送『なんしょん?』などへの出演実績もあります。2025年には、故郷・京都の文化芸術事業「GATEWAY.KYOTO」のアンバサダーを務めました。

2026年の大阪マラソンではコンビそろって完走

2026年2月22日には、2人そろって大阪マラソンに挑戦しました。

『かんさい情報ネットten.』の企画として参加し、目標に掲げたのは5時間以内の完走でした。

本番前にはハーフマラソンにも挑戦し、はじりの膝に異変が起きるなど順調な準備ばかりではありませんでしたが、当日は2人ともフルマラソンを完走しました。

読売テレビの公式ページに掲載された完走タイムは4時間53分03秒。目標だった5時間切りを達成しています。

長年漫才を続けてきた2人が、劇場の外でも同じ目標に挑戦した出来事でした。

音声配信『ネイビーズアフロの大反省会』では2人の本音も

ネイビーズアフロは、stand.fmで音声番組『ネイビーズアフロの大反省会』も配信しています。

漫才や仕事について、2人が日々の課題を振り返りながら話し合う番組です。

2026年10月16日の配信ではM-1グランプリ2回戦通過について触れており、11月にも新しいエピソードが公開されています。

テレビや賞レースの舞台で見せる顔とは違う、コンビとしての考え方や距離感に触れられるのが、この番組の魅力です。

番組はstand.fmの『ネイビーズアフロの大反省会』公式配信ページで聴くことができます。

ネイビーズアフロの歴史を振り返って

ネイビーズアフロは、高校の同級生という関係から生まれた漫才コンビです。

高校時代は別々の友人と漫才をしていた2人が、神戸大学への進学後にコンビを結成。大学生活と並行して大阪の舞台に立ち、単独ライブを積み重ね、2018年にはなんばグランド花月で初の単独公演を開催しました。

その間には、価値観の違いから解散寸前になったこともありました。それでも活動を続け、2018年のytv漫才新人賞準優勝を経て、2020年にはNHK上方漫才コンテストで初優勝。2021年には上方漫才大賞新人賞も獲得しています。

みながわは気象予報士や防災士の資格を取得し、著書も刊行。はじりもR-1グランプリで準々決勝へ複数回進出しており、それぞれがコンビとは別の場所でも経験を積んでいます。

2026年はM-1グランプリのラストイヤーですが、それだけが2人の芸歴を決めるわけではありません。

初めての単独ライブからおよそ11年を経て、150回目の公演が告知されるまでになったこと。高校時代から知る相手と、今も同じ舞台に立ち続けていること。その積み重ねにこそ、ネイビーズアフロというコンビの歴史があります。

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