- ミケネ系の結成・芸風と2人の経歴|M-1準々決勝進出まで
- ミケネ系とは?べっちと吉田ザオリクの男女コンビ
- べっちのプロフィールと経歴|NSC時代から舞台で結果を残していた
- 吉田ザオリクのプロフィールと経歴|劇場で働いた経験も
- ミケネ系の結成|同期だった2人はいつコンビになった?
- ミケネ系の芸風|不思議な世界観と2人の声が持ち味
- 2025年11月、劇場入れ替え戦1位でメンバー入り
- 2026年の劇場成績|翔グランプリ総合同率9位と入れ替え戦5位
- ミケネ系のM-1グランプリ成績|2026年に準々決勝進出
- ダブルインパクト2026にも挑戦|漫才とコントの大会
- 本人たちが語る目標|ラジオや声の仕事、劇場での優勝へ
- ミケネ系の主な経歴・実績まとめ
- まとめ|ミケネ系は独特な芸風と劇場での成長が魅力のコンビ
ミケネ系の結成・芸風と2人の経歴|M-1準々決勝進出まで

吉本興業に所属する男女コンビ「ミケネ系」。メンバーはべっちと吉田ザオリクで、2人ともNSC大阪44期の出身です。
2024年結成の比較的新しいコンビですが、2人とも養成所時代からお笑いの舞台に立ってきました。べっちは以前のコンビでNSCの卒業大会決勝に進出。吉田ザオリクにも、現在とは異なる組み合わせで賞レースに挑戦した記録があります。
ミケネ系としての大きな転機は2025年11月。よしもと漫才劇場への所属を争う入れ替え戦で1位を獲得し、翌12月から劇場メンバーになりました。2026年には劇場のネタバトルで上位に入り、M-1グランプリでも準々決勝進出を決めています。
不思議な世界観を持つネタは、どのように生まれたのでしょうか。2人それぞれの経歴、劇場入りまでの歩み、本人たちが語るコンビの魅力を、当時の記録とともにたどります。
ミケネ系とは?べっちと吉田ザオリクの男女コンビ
ミケネ系(みけねけい)は、べっちと吉田ザオリクによる吉本興業所属のお笑いコンビです。公式プロフィールに記載された結成日は2024年10月16日。大阪のよしもと漫才劇場を中心に活動しています。
舞台に向かって左側がべっち、右側が吉田ザオリク。NSC大阪44期の同期で、男性と女性の2人組です。
よしもと漫才劇場の公式紹介では、ミケネ系の特徴として不思議な世界観を放つネタが挙げられています。見慣れた漫才の形式だけでは説明しきれない、独特な発想と空気感を持つコンビです。
ミケネ系の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コンビ名 | ミケネ系(みけねけい) |
| メンバー | べっち、吉田ザオリク |
| 結成日 | 2024年10月16日(公式プロフィール記載) |
| 所属事務所 | 吉本興業 |
| 出身 | NSC大阪44期 |
| 活動拠点 | 大阪・よしもと漫才劇場など |
| 主な実績 | 2025年Kakeru翔チャレンジバトルWEST 1位、M-1グランプリ2026準々決勝進出 |
結成日はM-1グランプリ公式コンビ情報と吉本興業のプロフィールに記載されています。
なお、2024年のM-1には公式結成日より前の日付で「ミケネ系」という名義の出場記録も存在します。両記録の時系列には不一致があるため、正式結成前の活動開始時期については断定できません。
べっちのプロフィールと経歴|NSC時代から舞台で結果を残していた
向かって左側のべっちは、1999年1月11日生まれ、岐阜県岐阜市出身。身長180cm、血液型はA型です。
吉本興業のプロフィールでは、趣味はマグネット作り、テレビ、ラジオ。特技はドライブとなっています。
現在はミケネ系のメンバーとして活動していますが、NSC大阪44期の在学中には「モデル亜ガマ」というコンビを組んでいました。当時の相方は須マ(すま)です。
旧コンビ「モデル亜ガマ」でRUSHの第2部1位を複数回獲得
モデル亜ガマは、NSC在学中からネタライブで結果を残していました。
2021年6月30日のNSC大阪44期『RUSH』第2部では、「物の色」を題材にしたしゃべくり漫才を披露。36組が出演した公演で、作家と社員による投票の結果、1位に選ばれています。
同年10月28日の『RUSH』第2部でも1位を獲得しました。このときのネタは、母親の友人が家に遊びに来たときの気まずさを扱ったもの。誰でも経験しそうな場面を出発点にしながら、独特の切り口で笑いを広げていました。
さらに2022年1月28日の『RUSH』第2部でも1位となり、複数回にわたって好成績を残しています。
ただし、ここでいう1位は各回の第2部における順位です。2021年10月の3日間総合順位は同率2位、2022年1月の3日間総合順位も2位であり、NSC大阪44期全体の首席になったという意味ではありません。
当時のネタには、物の色、日常のちょっとした気まずさ、羊とヤギの違いなど、身近な題材から話を膨らませるものがありました。現在のミケネ系にも通じる独特な発想がうかがえますが、旧コンビのネタをべっちが単独で制作していたかどうかは確認されていません。
2021年には翔チャレンジバトルにも挑戦
2021年11月には、モデル亜ガマとして劇場所属を目指す『翔チャレンジバトル』にも挑戦しています。
NSC公式の当時の記事によると、モデル亜ガマは『UP TO YOU!』のサバイバルステージを勝ち抜き、翔チャレンジバトルへの出場権を獲得しました。
先輩芸人ばかりの舞台に緊張しながらもネタを披露しましたが、このときは劇場メンバー入りには届きませんでした。それでもべっちは、挑戦を通じて劇場に上がりたいという気持ちが強くなったことを語っています。
その後、別のコンビで劇場メンバー入りを果たすことを考えると、重要な経験だったといえるでしょう。当時の様子はNSC公式のモデル亜ガマ出演レポートにも残されています。
NSC大ライブ OSAKA 2022では決勝8位
モデル亜ガマ時代の大きな実績が、2022年2月28日に開催された『NSC大ライブ OSAKA 2022』での決勝進出です。
この大会は、NSC大阪44期の卒業生たちが競う集大成の舞台。170組を超える卒業生の中から、予選通過7組と投票で選ばれた1組、計8組が決勝に進みました。
モデル亜ガマも決勝8組に選ばれ、最終順位は8位。優勝は宛先プレーンでした。
優勝こそ逃したものの、養成所時代の最後に大規模な大会の決勝へ進出したことは、べっちの経歴で欠かせない実績です。
このほか、2021年にはNSCとスクールJCAの対抗ライブ『SIGMA』にも出演し、モデル亜ガマとして対戦相手の「ゆらゆら飛行船」に勝利した記録があります。養成所時代から、さまざまな形式の舞台に挑んでいたことが分かります。
文章を書くことも好きなべっち
2026年3月23日には、よしもと漫才劇場の公式noteで「マンゲキ芸人リレーコラム」の第338回を担当しました。
このコラムでは、祖父との思い出を通じて、自身の考えや気持ちを文章で表現しています。舞台上での独特な話し方とはまた違う、べっちの一面が見られる内容です。
テレビやラジオが趣味というプロフィールも含めると、ネタを披露することだけでなく、言葉を使った表現そのものに関心を持っている人物であることがうかがえます。
吉田ザオリクのプロフィールと経歴|劇場で働いた経験も
向かって右側の吉田ザオリクは、12月12日生まれ。身長161cm、血液型はB型です。
吉本興業のプロフィールに掲載されている趣味はジェットコースター、特技は「勇気を出すこと」。この少し変わった特技の書き方からも、本人ならではの感性が感じられます。
現在の所属事務所のプロフィールには生年が記載されていないため、年齢はここでは扱いません。過去のM-1登録では東京都出身と記載された記録がありますが、現行のプロフィールとは区別する必要があります。
ミケネ系以前にも複数のコンビでM-1に登録
吉田ザオリクには、ミケネ系結成以前にもM-1グランプリへ出場登録した記録があります。
2022年のM-1公式コンビ情報には、かのと組んだ「かのとザオリク」、池田敬太と組んだ「力(ちから)」、酒井ジャパンと組んだ「酒吉(さかよし)」が掲載されています。
それぞれの公式記載の結成日は、かのとザオリクが2022年7月26日、力が8月27日、酒吉が8月30日です。
短い期間に複数の組み合わせが登録されていますが、これは必ずしも次々と正式なコンビを結成・解散したという意味ではありません。大会出場のために組んだユニットかどうかも含め、個々の活動期間や解散事情は確認できていません。
少なくとも、現在のミケネ系以前から複数の相手とネタに取り組み、賞レースに挑戦していたことは確かです。
なんばグランド花月の口上師や漫才劇場のアルバイトを経験
吉田ザオリクの経歴で興味深いのが、舞台に立つ芸人としてだけでなく、劇場を支える側の仕事も経験していることです。
2026年9月16日、よしもと漫才劇場の公式noteで公開された天才ピアニスト・竹内知咲との交換日記で、吉田は以前、なんばグランド花月の前で口上師のアルバイトをしていたと明かしました。
さらに、よしもと漫才劇場では消毒のアルバイトも経験しています。当時は舞台で活躍する先輩芸人たちと、劇場スタッフの仕事を通じて接する機会があったようです。
交換日記では、竹内から551蓬莱の豚まんの引換券をもらったことも紹介しています。吉田はそれをすぐには使わず、大切に保管していたそうです。
現在は自身も劇場メンバーとして舞台に立つ立場になりました。以前は働く場所だった劇場で、今は芸人としてネタを披露しているという経歴には、ほかの若手芸人とは少し違う味わいがあります。
べっちからもらった帽子が宝物
同じ交換日記では、吉田ザオリクが自身の宝物として、相方のべっちからもらった帽子を挙げています。
9月30日の交換日記では、べっちが作ってくれる料理についても触れていました。
こうした話からは、舞台上の掛け合いだけでは分からない2人の親しさが伝わってきます。もちろん、料理を作ったり贈り物をしたりすることが、そのまま同居や恋愛関係を意味するわけではありません。
吉田が自分の大切なものとして相方からもらった帽子を挙げていること自体が、2人の関係性を知るうえで印象的なエピソードです。
ミケネ系の結成|同期だった2人はいつコンビになった?
べっちと吉田ザオリクは、ともにNSC大阪44期出身です。
養成所時代の公演記録を調べると、2021年10月28日の『RUSH』第2部に、モデル亜ガマのべっちと、コーナー出演者としての吉田ザオリクが同じ公式記録に登場しています。
2022年1月のNSC44期公演にも双方の名前があり、少なくとも養成所時代に同じ舞台へ出演していたことは確認できます。
ただし、この時点で2人が一緒にネタを作っていたわけではなく、当時から親しい間柄だったかどうかも確定していません。
その後、公式プロフィール上では2024年10月16日にミケネ系が結成されたことになっています。べっちはモデル亜ガマ、吉田は過去の別コンビでの活動を経て、現在の組み合わせに至りました。
どちらが正式なコンビ結成を持ちかけたのか、いつから現在の2人で本格的にネタ作りを始めたのかは、確認できる公式資料だけでは明らかになっていません。
「ミケネ系」というコンビ名の由来は?
「ミケネ系」という名前の由来についても、本人たちによる確かな説明は確認できていません。
猫や三毛猫を連想させる名前ですが、それが実際の命名理由かどうかは不明です。また、吉田ザオリクの芸名についても、ゲームなどから由来を推測することはできますが、本人の説明なしに断定することはできません。
現在確認できるのはコンビ名と公式結成日までで、具体的な命名の経緯については明らかになっていません。
ミケネ系の芸風|不思議な世界観と2人の声が持ち味
ミケネ系の芸風を知るうえで大切なのは、ネタの内容だけでなく、2人が持つ独特な雰囲気です。
よしもと漫才劇場が公式に紹介している特徴は、不思議な世界観を持つネタ。一般的な漫才のテンポや分かりやすい掛け合いだけでなく、言葉の選び方や予想外の発想にも面白さがあります。
2026年9月9日に公開された劇場の交換日記では、天才ピアニストの竹内知咲も、ミケネ系のネタの独創性と2人の声の特徴を評価していました。
先輩芸人から見ても、2人の声や表現には印象に残るものがあるようです。
本人たちも声の特徴を意識している
2025年12月26日に公開されたFANY Magazineのインタビューでは、べっち自身も2人の声が特徴的だと語っています。
将来的に挑戦してみたい仕事として挙げたのは、ラジオ、2人でのグルメリポート、ナレーションなど。漫才だけに限らず、声を使う仕事にも関心を持っていることが分かります。
吉田ザオリクとの会話では、べっちの発言に吉田が意外そうな反応を返す場面もありました。その掛け合いからも、2人の持つ独特な会話のリズムが伝わります。
漫才では、声の高さや言い回し、独特な間によって、同じ言葉でも印象が大きく変わります。ミケネ系の場合、そうした声の個性が不思議な世界観を支える要素の一つになっていると考えられます。
なお、ボケとツッコミの担当が常に固定されているかどうか、ネタをどちらが主に書いているのかについては、公式資料では確認できていません。
公式YouTubeでミケネ系のネタを見られる
実際に2人のネタを見たい場合は、よしもと漫才劇場の公式YouTubeチャンネルに公開されている映像があります。
2025年12月27日に公開された『ミケネ系【よしもと漫才劇場 11周年記念SPネタ】』は、劇場11周年記念の『プレミアムネタフェスティバル』で披露されたネタを収録したものです。
写真やプロフィールだけでは分かりにくい2人の空気感を知るには、舞台での姿を見るのが一番です。
2025年11月、劇場入れ替え戦1位でメンバー入り
ミケネ系の活動で大きな転機となったのが、2025年11月13日に開催された『Kakeru翔チャレンジバトルWEST』です。
この大会は、すでによしもと漫才劇場に所属している翔メンバーの下位組と、オーディションライブを勝ち上がった芸人たちが、劇場への所属権を懸けて競う入れ替え戦です。
出場者は複数のブロックに分かれて3分間のネタを披露し、観客と公式審査員の投票によって順位が決まります。
ミケネ系はこの大会で1位を獲得。2025年12月から、よしもと漫才劇場の翔メンバーとして活動することが決まりました。
当日の結果では、2位が「はるかぜとともに」、3位が「おもしろジャンケン」。その中でミケネ系が最上位に立っています。
べっちは2021年にモデル亜ガマとして翔チャレンジバトルへ挑戦した経験があります。そのときは劇場入りを果たせませんでしたが、約4年後には新たな相方とともに1位を獲得しました。
結成以前からの経歴を知ると、この1位がミケネ系にとって大きな成果だったことが分かります。
2025年12月にはKakeru翔グランプリに初出場
劇場メンバーになった翌月の12月6日、ミケネ系は『Kakeru翔グランプリWEST』に初めて参加しました。
同大会は、劇場に所属する翔メンバーたちがネタを競うバトルライブです。11月のチャレンジバトルとは異なり、すでに所属している芸人同士が順位を争います。
初参加後のFANY Magazineのインタビューでは、べっちは楽しくネタを披露できたと振り返り、吉田ザオリクは舞台袖に並ぶ先輩芸人たちの存在に緊張したことを語っていました。
この日の総合優勝はシカノシンプ。ミケネ系が11月の入れ替え戦で1位になったことと、12月の翔グランプリの優勝は別の実績です。
劇場入りを果たした後は、さらに多くの実力派芸人たちと競う日々が始まりました。
2026年の劇場成績|翔グランプリ総合同率9位と入れ替え戦5位
劇場メンバー入りを果たしたミケネ系は、2026年にもネタバトルで結果を残しています。
特に注目したいのが、4月4日の『Kakeru翔グランプリWEST』です。
4月4日の翔グランプリで48組中、総合同率9位
2026年4月4日に開催された『Kakeru翔グランプリWEST』には、48組の芸人が出場しました。
各組が4分間のネタを披露し、観客と審査員の投票で順位が決まる大会です。
この日の総合優勝はシカノシンプ、2位は三遊間、3位はぐろう。ミケネ系はジョックロックと並び、総合同率9位に入りました。
2025年12月に劇場入りしたミケネ系が、加入から数か月で48組によるバトルの上位10組に入ったことになります。
当日の結果はFANY Magazineの2026年4月11日付大会レポートに掲載されています。
9月10日の入れ替え戦では5位で残留
同年9月10日には、再び『Kakeru翔チャレンジバトルWEST』に出場しています。
このときのミケネ系は、すでに劇場に所属している翔メンバー。新たに劇場入りを目指す側ではなく、所属を維持するために挑戦する立場でした。
結果は5位で、劇場メンバーの座を守りました。1位はFFD700、2位はどんちっち、3位は電気ジュース、4位はキョンビでした。
劇場メンバー入りが決まれば、その後もずっと所属が保証されるわけではありません。定期的なバトルを通じて出場機会を争う仕組みの中で、ミケネ系は活動を続けています。
2026年10月3日の『Kakeru翔GP』にも出演しており、劇場でネタを磨く活動は継続しています。
ミケネ系のM-1グランプリ成績|2026年に準々決勝進出
ミケネ系は2026年のM-1グランプリで、大阪3回戦を突破し、準々決勝進出を決めました。
2026年大会のエントリー番号は663。10月29日・30日に大阪で行われた3回戦の結果、10月31日に発表された準々決勝進出34組の中に名前が含まれています。
大阪から勝ち上がった組には、もも、天才ピアニスト、豪快キャプテン、フースーヤ、ぐろう、三遊間なども含まれています。
2026年11月8日時点でのミケネ系の到達点は、M-1グランプリ2026準々決勝進出です。
過去のM-1出場記録と2026年の結果
| 年度 | 確認できた記録 | 備考 |
|---|---|---|
| 2024年 | 大阪2回戦敗退の名義記録あり | 公式結成日より前の日付であり、経緯は未確認 |
| 2025年 | 大会登録の記録あり | 最終到達点は直接の公式結果を確認できず |
| 2026年 | 準々決勝進出 | 大阪3回戦を通過。11月18日に準々決勝予定 |
2024年の大会記録には、公式プロフィールにある結成日より前に「ミケネ系」の名前が登場しています。2025年についても、過去の大会登録は確認できますが、最終的に何回戦で敗退したかを直接裏付ける公式記録が不足しています。
そのため、確認できない過去の到達ラウンドを推測で埋めず、2026年の準々決勝進出という確定した結果を中心に整理しています。
準々決勝は2026年11月18日、なんばグランド花月で開催予定
ミケネ系が進出した大阪の準々決勝は、2026年11月18日(水)18時30分から、なんばグランド花月で開催される予定です。
2026年大会は、大阪3回戦から34組、東京3回戦から98組の計132組が準々決勝へ進出しています。
準決勝は12月3日、決勝は12月20日に予定されていますが、ミケネ系がその舞台まで進めるかどうかは、これからの審査で決まります。
大会全体の日程、進出者一覧、決勝までの流れについては、M-1グランプリ2026の準々決勝進出者と大会日程をまとめた記事で確認できます。
ダブルインパクト2026にも挑戦|漫才とコントの大会
ミケネ系はM-1だけでなく、漫才とコントの両方で競う『ダブルインパクト2026』にも挑戦しました。
2026年4月30日に発表された2回戦進出333組の一覧に、ミケネ系の名前が掲載されています。5月15日に発表された準々決勝進出122組には含まれていないため、2026年大会の到達点は2回戦までです。
ダブルインパクトは、漫才とコントという異なる2つの形式を組み合わせた賞レース。2回戦以降は両方のネタが審査対象となります。
よしもと漫才劇場では不思議な世界観を持つコンビとして紹介されているミケネ系ですが、その表現を漫才だけに限らず、別の形式でも試す機会があることが分かります。
ただし、この大会で披露した個別のネタ内容や採点の内訳は確認できていません。大会成績としては、2回戦進出という事実を押さえておけば十分でしょう。
本人たちが語る目標|ラジオや声の仕事、劇場での優勝へ
ミケネ系の2人は、劇場メンバー入り後のインタビューで、それぞれ今後やってみたいことについて語っています。
べっちは、2人で長く活動していきたいという思いを示したうえで、ラジオやグルメリポート、ナレーションなど、声を生かせる仕事に関心を持っていると話しました。
一方、吉田ザオリクが挙げた目標は、Kakeru翔グランプリで優勝し、劇場のロビーに優勝者として額縁を飾ってもらうことです。
2025年11月の入れ替え戦では1位になりましたが、翔グランプリの総合優勝はまだ別の目標として残されています。2026年4月に総合同率9位まで進んだことを考えると、本人が掲げた目標へ向けて、すでに一歩ずつ結果を積み重ねているといえます。
音声配信「べっちとザオリク」も公開
ミケネ系は音声配信サービスstand.fmでも、「べっちとザオリク」という番組を公開しています。
映画、漫画、食べ物、日常の出来事など、舞台のネタとは異なる話題で2人が会話する内容です。
劇場では完成されたネタを披露する2人ですが、音声配信では話題が次々と変わる普段の掛け合いを楽しめます。声の特徴や会話の間に興味を持った人にとって、もう一つの入り口となるでしょう。
配信はstand.fmのミケネ系公式ページで公開されています。
ミケネ系の主な経歴・実績まとめ
2人の結成以前から2026年11月までの歩みを、確認できた主な実績で整理すると次のようになります。
| 時期 | 出来事・実績 |
|---|---|
| 2021年6月 | べっちの旧コンビ「モデル亜ガマ」がNSC44期『RUSH』第2部で1位 |
| 2021年10月 | モデル亜ガマが『RUSH』第2部1位、3日間総合同率2位 |
| 2021年11月 | モデル亜ガマが翔チャレンジバトルに挑戦 |
| 2022年1月 | モデル亜ガマが『RUSH』第2部1位、3日間総合2位 |
| 2022年2月 | NSC大ライブ OSAKA 2022でモデル亜ガマが決勝8位 |
| 2022年 | 吉田ザオリクが「かのとザオリク」「力」「酒吉」などでM-1に登録 |
| 2024年10月 | ミケネ系の公式結成日が10月16日と記載される |
| 2025年11月 | Kakeru翔チャレンジバトルWESTで1位、劇場メンバー入り決定 |
| 2025年12月 | よしもと漫才劇場所属。Kakeru翔グランプリWESTに初参加 |
| 2026年4月 | Kakeru翔グランプリWESTで48組中、総合同率9位 |
| 2026年春 | ダブルインパクト2026で2回戦進出 |
| 2026年9月 | Kakeru翔チャレンジバトルWESTで5位、劇場メンバー残留 |
| 2026年10月 | M-1グランプリ2026大阪3回戦を突破、準々決勝進出 |
この経歴で目を引くのは、べっちが旧コンビ時代に目指していた劇場入りを、ミケネ系で実現していることです。
吉田ザオリクも以前から舞台や劇場に関わる活動を続けており、現在の2人は、それぞれの経験を持ち寄って活動しているコンビといえます。
まとめ|ミケネ系は独特な芸風と劇場での成長が魅力のコンビ
ミケネ系は、べっちと吉田ザオリクによる吉本興業所属の男女コンビです。2024年に結成され、2025年11月の劇場入れ替え戦1位をきっかけに、よしもと漫才劇場の翔メンバーとなりました。
べっちは旧コンビ「モデル亜ガマ」でNSC時代から複数のネタライブで結果を残し、卒業大会の決勝にも進出。吉田ザオリクも別の組み合わせで賞レースに挑み、劇場でのアルバイトも経験してきました。
2人が組んでからは、不思議な世界観と特徴的な声を持ち味に、劇場のネタバトルで実績を重ねています。2026年4月の翔グランプリでは総合同率9位、同年のM-1グランプリでは準々決勝進出を決めました。
華々しい大会成績だけでなく、結成以前の挑戦や劇場での積み重ねを知ることで、ミケネ系の漫才はまた違った印象で楽しめるはずです。
今後はM-1グランプリ2026の準々決勝の結果に加え、劇場での活動や新しいネタにも注目したいコンビです。