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スーパーファミコン全タイトル一覧|1990年から2000年まで完全網羅まとめ【発売日順・注目作ランキング】

目次
  1. スーパーファミコン全ソフトを年別に完全網羅
  2. 1990年 発売タイトルリスト(発売日順)
  3. 1990年の特徴と評価
  4. 1990年 注目作ランキング(ベスト9)
  5. 1991年 発売タイトルリスト(全47本・発売日順)
  6. 1991年の特徴と評価
  7. 1991年 注目作ランキング(ベスト10)
  8. 1992年 発売タイトルリスト(発売日順)
  9. 1992年の特徴と評価
  10. 1992年 注目作ランキング(ベスト10)
  11. 1993年 発売タイトルリスト(発売日順)
  12. 1993年の特徴と評価
  13. 1993年 注目作ランキング(ベスト10)
  14. 1994年 発売タイトルリスト(発売日順)
  15. 1994年の特徴と評価
  16. 1994年 注目作ランキング(ベスト10)
  17. 1995年 発売タイトルリスト(発売日順)
  18. 1995年の特徴と評価
  19. 1995年 注目作ランキング(ベスト10)
  20. 1996年 発売タイトルリスト(発売日順)
  21. 1996年「その年の特徴と評価」
  22. 1996年 注目作ランキング(ベスト10)
  23. 1997年 発売タイトルリスト(発売日順)
  24. 1997年の特徴と評価
  25. 1997年 注目作ランキング(ベスト10)
  26. 1998年 発売タイトルリスト(発売日順)
  27. 1998年の特徴と評価
  28. 1998年 注目作ランキング(ベスト10)
  29. 1999年 発売タイトルリスト(発売日順)
  30. 1999年の特徴と評価
  31. 2000年 発売タイトルリスト(発売日順)
  32. 2000年の特徴と評価
  33. 総まとめ(1983–2000)

スーパーファミコン全ソフトを年別に完全網羅

1990年に登場したスーパーファミコンは、16ビット時代のゲーム文化を切り拓いた存在でした。
本記事では、日本国内で発売された全タイトルを1990年から2000年まで年ごとに整理し、発売日順のリストに1行解説を添えて網羅しています。

さらに各年ごとの特徴や流れをわかりやすくまとめ、注目作ランキングも掲載。
「名作はもちろん、こんなタイトルもあったのか」と新しい発見があるはずです。

ファミコンから続く任天堂ハードの進化を感じつつ、スーパーファミコンが残した足跡を振り返ってみましょう。

1990年 発売タイトルリスト(発売日順)

  • 1990-11-21|スーパーマリオワールド(任天堂)
    SFCのローンチタイトルであり代表作。新キャラ「ヨッシー」と広大なマップで遊びの自由度を拡張。
  • 1990-11-21|F-ZERO(任天堂)
    Mode7回転・拡大機能を活かした高速レース。次世代ハードの技術力を示した象徴的タイトル。
  • 1990-12-01|ボンバザル(ケムコ)
    欧米発のパズル移植。爆弾を使った倉庫番風の頭脳系ゲームでじわじわ人気を集めた。
  • 1990-12-16|アクトレイザー(エニックス)
    横スクロールACTと街づくりSLGを融合。音楽と独創的なゲーム性で初期SFCを代表する名作。
  • 1990-12-16|ポピュラス(イマジニア)
    ピーター・モリニュー作のゴッドゲーム移植。地形操作と住民育成で新感覚を提供した。
  • 1990-12-21|パイロットウイングス(任天堂)
    ライセンス試験形式で飛行を体験。パラシュートやロケットベルトなど多彩な課題でMode7を実演。
  • 1990-12-21|グラディウスIII(コナミ)
    人気STGシリーズの移植。難易度は緩和されつつも派手な演出と家庭用ならではの遊びやすさを実現。
  • 1990-12-21|ファイナルファイト(カプコン)
    アーケードの人気ベルトスクロールACTを移植。制約はあるが当時の目玉タイトルの一つ。
  • 1990-12-29|SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦(バンプレスト)
    ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーが共演するクロスオーバーACT。SFC黎明期のキャラゲー代表。

1990年の特徴と評価

1990年のスーパーファミコンは、たった9本の“少数精鋭”で幕を開けました。ローンチのスーパーマリオワールドとF-ZEROが新世代機の顔となり、その後の12月に話題作が一気に揃う――そんな「静かな助走から一気に加速」する一年です。

まず目を奪うのはMode7の存在感。F-ZEROの猛烈なスピード感、パイロットウイングスの空からの景色は、回転拡大による疑似3Dが“見える進化”として伝わりました。単なる技術デモに終わらず、遊びの手触りを変えた点が大きいです。

一方で、アクトレイザーは横スクロールと街づくりを融合させ、設計そのものに新しさを持ち込みました。グラディウスIIIやファイナルファイトの移植は、家庭用ならではの調整を伴いながらも“アーケード体験を家へ”という期待に応える存在。ポピュラスは海外PC発のアイデアを茶の間へ届け、SFCが世界の潮流を受け止める器であることを示しています。

キャラクター文脈では、SDザ・グレイトバトルがクロスオーバーの楽しさを提示。ボンバザルのような頭脳系パズルも加わり、ジャンルの振れ幅は少ない本数の中でも確かに広がりました。

総じて1990年は、“新しい映像表現”と“新しい設計思想”の両輪で次の時代を予告した年。ソフトはまだ多くないものの、ここで示された指針が翌年以降の量的拡大と多様化を強く後押ししていきます。

1990年 注目作ランキング(ベスト9)

1位|スーパーマリオワールド(任天堂)
SFCの看板として本体と同時発売。ヨッシーの初登場や分岐マップなど、新しい遊びを一気に提示した歴史的傑作。

2位|F-ZERO(任天堂)
Mode7を活用した超高速レース。ビジュアルと操作感が圧倒的で、16ビット時代の幕開けを印象付けた。

3位|アクトレイザー(エニックス)
横スクロールACTと街づくりSLGを融合させた意欲作。壮大な音楽と独創的なゲーム性で語り継がれる存在。

4位|パイロットウイングス(任天堂)
空を飛ぶ体験をライセンス試験形式で表現。疑似3D表現の新鮮さに驚いたプレイヤーも多い。

5位|グラディウスIII(コナミ)
人気STGシリーズの移植。難易度は調整されつつも派手な演出と家庭用らしさを確立した。

6位|ファイナルファイト(カプコン)
当時大人気だったアーケード版を家庭用に移植。制約はありつつも“本物が家で遊べる”感動をもたらした。

7位|SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦(バンプレスト)
ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーが共演。キャラゲーとしてSFC初期を象徴するクロスオーバー。

8位|ポピュラス(イマジニア)
海外発のゴッドゲーム移植。地形操作という新しい感覚が話題になり、家庭用の多様性を広げた。

9位|ボンバザル(ケムコ)
海外産パズルの移植。爆弾を使った倉庫番風の難問に挑む硬派な一本。マニアックながら支持を得た。

【1990年|SFCトリビア】

  • ローンチは1990年11月21日(日本)。初期ラインアップの柱は『スーパーマリオワールド』『F-ZERO』で、SFCの“速さ”と“表現力”を示した年。
  • モード7の衝撃。背景を拡大・回転・傾斜させる特殊描画を初年度から全面活用。とくに『F-ZERO』『パイロットウイングス(同年12月)』が技術デモ的役割も果たした。
  • 新しいボタン配置。ABに加えXY、そして肩のL/Rを採用。以後の家庭用パッドの“標準形”を決定づける。
  • 音の進化。ソニー製音源(SPC700+DSP)により、PCMベースの豊かなBGM/効果音が実現。初年度から“音作り”が評価ポイントに。
  • 色数と画づくり。同時発色最大256色(総パレット32,768色)により、アニメ的で温かい画面づくりが“スーファミらしさ”として定着。
  • 本体型番と設計思想。初期型は「SNS-001(JPN)」世代。本体正面のスライド電源+物理リセットは“子どもが使っても壊れにくい”を徹底した任天堂らしい仕様。
  • サウンドテスト文化の芽。初期作品から隠しコマンドやサウンドテストの搭載が増え、ゲーム音楽を“聴いて楽しむ”遊びが広がり始めた。

1991年 発売タイトルリスト(全47本・発売日順)

  • 1991-02-23|HOLE IN ONE ジャンボ尾崎のホールインワン(HAL研究所)
    ジャンボ尾崎監修のリアル寄りゴルフ。
  • 1991-03-20|ジャレコラリー ビッグラン(ジャレコ)
    砂漠ラリーを題材にした checkpoint 型レース。
  • 1991-03-29|ダライアスツイン(タイトー)
    多画面ボスで知られる横スクSTGの家庭用向け作。
  • 1991-04-05|遙かなるオーガスタ(T&Eソフト)
    名門コース再現に定評の本格派ゴルフ。
  • 1991-04-06|ウルトラマン 空想特撮シリーズ(バンダイ)
    怪獣と1対1で戦う見下ろしアクション。
  • 1991-04-26|シムシティ(任天堂)
    都市開発SLGの決定版・SFC版。
  • 1991-05-17|スーパープロフェッショナルベースボール(ジャレコ)
    実在選手風のデータで遊べる硬派野球。
  • 1991-05-24|ドラッケン(コトブキシステム)
    PC発の3DダンジョンRPG移植。
  • 1991-05-28|ガデュリン(セタ)
    小説原作の和製ファンタジーRPG。
  • 1991-06-21|イースIII ワンダラーズフロムイース(トンキンハウス)
    横視点のアクションRPG版『イースIII』。
  • 1991-07-02|スーパースタジアム(セタ)
    投打の駆け引きが軽快な野球ゲーム。
  • 1991-07-06|機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122(バンダイ)
    F91時代を舞台にした戦術型アクション/SLG。
  • 1991-07-12|スーパーウルトラベースボール(カルチャーブレーン)
    アーケードライクなテンポ重視の野球。
  • 1991-07-13|スーパーR-TYPE(アイレム)
    『R-TYPE II』を大胆アレンジした横STG。
  • 1991-07-19|ファイナルファンタジーIV(スクウェア)
    ATB初採用、物語演出が飛躍したRPG。
  • 1991-07-19|がんばれゴエモン 〜ゆき姫救出絵巻〜(コナミ)
    和風コメディ調アクションのSFC一作目。
  • 1991-07-20|バトルドッジボール 闘球大激突!(バンプレスト)
    ロボ・特撮・アニメが共演するドッジバトル。
  • 1991-07-26|エリア88(カプコン)
    『エリア88』原作の空戦横STG。
  • 1991-08-09|白熱プロ野球ガンバリーグ(エピック・ソニー)
    等身低めのコミカル系野球。
  • 1991-08-23|初段 森田将棋(セタ)
    森田和郎監修AIの将棋ソフト。
  • 1991-08-30|スーパーテニス ワールドサーキット(トンキンハウス)
    軽快操作と打ち合いが魅力のテニス。
  • 1991-08-31|ハイパーゾーン(HAL研究所)
    Mode7を活かしたレール型疑似3Dシューティング。
  • 1991-09-13|ジェリーボーイ(エピック・ソニー)
    粘体主人公のユニークな横アクション。
  • 1991-09-15|スーパー三國志II(光栄)
    三国志SLGのSFC版。UI最適化が進む。
  • 1991-09-20|プロサッカー(イマジニア)
    PC系サッカーの移植色が濃い本格派。
  • 1991-10-04|超魔界村(カプコン)
    二段ジャンプ導入の高難度横アクション。
  • 1991-10-25|スーパーE.D.F.(ジャレコ)
    武装切替と演出が光る横スクSTG。
  • 1991-10-29|ファイナルファンタジーIV イージータイプ(スクウェア)
    難度調整と表記簡素化の改訂版。
  • 1991-10-31|悪魔城ドラキュラ(コナミ)
    演出強化で蘇った鞭アクション(海外名SCIV)。
  • 1991-11-21|ゼルダの伝説 神々のトライフォース(任天堂)
    見下ろし型ARPGの金字塔。SFC初期の象徴作。
  • 1991-11-29|雷電伝説(東映動画)
    縦スクSTG『雷電』の家庭用移植。
  • 1991-12-06|JOE & MAC 戦え原始人(データイースト)
    原始人コンビのコミカル横アクション。
  • 1991-12-13|スーパーワギャンランド(ナムコ)
    ミニゲーム&クイズ色の強いアクション。
  • 1991-12-13|スーパーフォーメーションサッカー(ヒューマン)
    後方視点で臨場感を出した本格サッカー。
  • 1991-12-13|ちびまる子ちゃん「はりきり365日」の巻(エポック社)
    原作ネタ満載のボード/ミニゲーム系。
  • 1991-12-13|ラグーン(コトブキシステム)
    タイト目当たり判定が特徴のARPG。
  • 1991-12-18|レミングス(サンソフト)
    落下隊を導く名作パズルのSFC版。
  • 1991-12-20|スーパーファイヤープロレスリング(ヒューマン)
    手応え重視の硬派プロレス。シリーズ始動。
  • 1991-12-20|ダンジョンマスター(ビクター音楽産業)
    名作3DダンジョンRPGの濃密移植。
  • 1991-12-20|ディメンションフォース(アスミック)
    縦スクSTG『D-Force』。視点ギミックが特色。
  • 1991-12-21|SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産(エンジェル)
    中世ファンタジー路線のSDガンダムRPG。
  • 1991-12-21|スーパー信長の野望 武将風雲録(光栄)
    定番歴史SLGのSFC版。遊びやすく改良。
  • 1991-12-27|サンダースピリッツ(東芝EMI)
    『Thunder Force AC』系の横スクSTG移植。
  • 1991-12-27|反省ザル ジローくんの大冒険(ナツメ)
    ボール反射が楽しいコミカルACT(Spanky’s)。
  • 1991-12-28|スーパーチャイニーズワールド(カルチャーブレーン)
    中華テイストのACTRPG路線。
  • 1991-12-29|シムアース(イマジニア)
    惑星スケールの育成シミュレーション。
  • 1991-12-29|バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法(バンプレスト)
    SDキャラのタクティカルSLG。

1991年の特徴と評価

1991年は“拡張の年”。前年9本から一気に47本へ。春のシムシティで「街を育てる面白さ」が茶の間に広がり、夏のファイナルファンタジーIVがアクティブタイムバトルでRPGのテンポを刷新。年末には『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』が見下ろし型アクションRPGの完成形を提示し、ハードの方向性を決定づけました。

同時に、移植作は“家庭用らしさ”を求めて調整が進行。『スーパーR-TYPE』『ダライアスツイン』『雷電伝説』『サンダースピリッツ』などSTG群は難度や演出を最適化し、『超魔界村』は高難度の設計を緻密な手触りで支えました。スポーツは『スーパーフォーメーションサッカー』を軸にテニス・野球へ裾野が広がり、キャラクター文脈では『ジェリーボーイ』の発想や『SD系』『反省ザル』などの個性派が存在感を発揮。

UI面でも“遊びやすさ”がキーワードに。『FFIV イージータイプ』の同年投入は、表記や難度の見直しがユーザー層の拡大に直結していたことを物語ります。バッテリーバックアップによる継続プレイが当たり前になり、音楽・演出は16ビットならではの厚みを獲得。

総じて1991年は、技術デモ段階を抜けて“設計の成熟”へ舵を切った転換点。大作の基準が引き上がる一方で、ジャンルの幅と遊び心が広がり、翌年以降の量的拡大と名作ラッシュの土台がしっかり固まった一年でした。

1991年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|ゼルダの伝説 神々のトライフォース(任天堂)
見下ろし型ARPGの完成形。二つの世界を行き来する設計と密度の高い謎解きでSFC時代の基準を打ち立てた。

2位|ファイナルファンタジーIV(スクウェア)
ATB初搭載でバトルのテンポが革新。ドラマ性の高い演出が“物語るRPG”を前進させた代表作。

3位|超魔界村(カプコン)
二段ジャンプで手触りを刷新。緻密な敵配置と美しいグラフィック、手加減なしの難度が光る。

4位|シムシティ(任天堂)
都市育成SLGの面白さをお茶の間へ。SFC版独自の遊びやすさと“ドクター・ライト”で広く浸透。

5位|スーパーR-TYPE(アイレム)
硬派なSTG感覚を継承しつつ家庭用向けに調整。演出と手応えで初期SFCのSTG柱に。

6位|スーパーフォーメーションサッカー(ヒューマン)
後方視点で臨場感を演出。操作性と駆け引きのバランスが秀逸で、以後のサッカー路線を牽引。

7位|レミングス(サンソフト)
行軍を導くパズルデザインが新鮮。SFCの操作感と相性が良く、じわじわハマる中毒性。

8位|がんばれゴエモン 〜ゆき姫救出絵巻〜(コナミ)
和風コメディ×多彩な仕掛けでシリーズ再定義。SFC表現力を活かした賑やかさが魅力。

9位|ダンジョンマスター(ビクター音楽産業)
名作3DダンジョンRPGの濃密移植。インターフェース最適化で据え置きでも没入感が高い。

10位|ジェリーボーイ(エピック・ソニー)
伸縮・変形する“粘体アクション”の発想勝ち。遊び心と操作ギミックが際立つ一本。

【1991年|SFCトリビア】

  • 海外で“SNES”が本格始動。北米では1991年に発売(同梱は『スーパーマリオワールド』)。以後、国内外で同時期展開が増え、話題作の波及速度が一気に上がる。
  • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』登場(1991年11月)。上下2層構造のマップ設計や“ライト/ダーク”の往還が後年のアクションADVの標準形に。回転斬り・ダッシュなど操作の快感も洗練。
  • 『ファイナルファンタジーIV』でATB初採用。行動ゲージによるリアルタイム性がRPGのリズムを刷新。海外では“FFII”として発売され、シリーズの国際的人気を決定づけた。
  • 『シムシティ』SFC版ならではの遊び。災害に“クッパ出現”を実装、マリオ像・ルイージ像など任天堂ならではの要素が人気に。家庭用“街づくり”の入門として定番化。
  • カートリッジ容量が拡大傾向へ。初年度の4〜8Mbit中心から、1991年末には大作で8Mbit級が主流に(翌年以降は16Mbit以上も登場)。表現の余裕が一段上がる。
  • 2D表現の“設計美”が見えてくる年。モード7の“見せ方”は派手さ一辺倒から、演出・導線に活かす段階へ。操作応答や当たり判定など“手触りの正確さ”が評価基準として定着。

1992年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1992年1月】

  • 1992-01-11 高橋名人の大冒険島(ハドソン)
     島を駆け抜ける軽快アクション。素直な操作と小気味よい難度が心地よい。
  • 1992-01-17 プロフットボール(イマジニア)
     見下ろし視点で戦術を組むアメフト。地味ながら駆け引きが光る。
  • 1992-01-25 ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説(バンダイ)
     カード戦闘でサイヤ人〜フリーザ編を追体験。原作再現の手堅さが魅力。
  • 1992-01-28 ロマンシング サ・ガ(スクウェア)
     自由度の高いフリーシナリオと“閃き”が新体験を生むRPG初代。
  • 1992-01-31 ソウルブレイダー(エニックス)
     ダンジョン攻略と復興が連動。救済の物語が胸に残るアクションRPG。

【1992年2月】

  • 1992-02-14 ドラゴンスレイヤー英雄伝説(エポック社)
     やさしい難度と会話劇で物語を味わう王道RPG移植。
  • 1992-02-21 エキゾースト・ヒート(セタ)
     疑似3Dの疾走感とライバルとの攻防が熱いレース。
  • 1992-02-28 魂斗羅スピリッツ(コナミ)
     回転・拡大縮小を駆使した演出が冴えるラン&ガンの名作。
  • 1992-02-28 ロケッティア(アイ・ジー・エス)
     同名映画題材。ジェットパックで魅せる横スクロールACT。

【1992年3月】

  • 1992-03-06 スーパーバーディ・ラッシュ(データイースト)
     軽快操作と分かりやすさ重視のゴルフ。
  • 1992-03-07 弟切草(チュンソフト)
     “サウンドノベル”の原点。文字と音で恐怖を積み上げる。
  • 1992-03-19 新世紀GPXサイバーフォーミュラ(タカラ)
     TVアニメ準拠のトップビューF1風レース。
  • 1992-03-19 スーパー伊忍道 打倒信長(コーエー)
     和風RPG『伊忍道』を大幅強化。探索と戦略の手応えが増した。
  • 1992-03-19 R.P.M.レーシング(ビクター音楽産業)
     等角視点の硬派なレース。テクニカルなライン取りが肝。
  • 1992-03-20 ファイナルファイト・ガイ(カプコン)
     “ガイ”が主役の別バージョン。痛快なベルトスクロールACT。
  • 1992-03-20 超攻合神サーディオン(アスミック)
     巨大ロボの合体演出が売り。王道の横スクロールACT。
  • 1992-03-27 ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン(バンプレスト)
     特撮&アニメの夢共演。2人協力が楽しいACT第2弾。
  • 1992-03-27 スマッシュT.V.(アスキー)
     全方位撃ちのアリーナ型ACT。ひたすら撃って稼ぐ爽快感。
  • 1992-03-27 ストライクガンナー S.T.G.(アテナ)
     多彩な武装選択で遊ぶ縦スクSTG。リプレイ性が高い。
  • 1992-03-27 ラッシング・ビート(ジャレコ)
     “不良刑事”が暴れる爽快ベルトスクロール。分かりやすい面白さ。
  • 1992-03-27 スーパーファミスタ(ナムコ)
     “ファミスタ”の軽快さをSFCで再定義。対戦の盛り上がりは健在。
  • 1992-03-27 カードマスター リムサリアの封印(HAL研究所)
     カード要素とダンジョン探索を融合したRPG。
  • 1992-03-27 トップレーサー(ケムコ)
     世界各地を駆け抜ける高速レース。2分割対戦が白熱。
  • 1992-03-27 バトルグランプリ(ナグザット)
     常時2分割表示のF1風レース。ミニ四駆的な改造感覚も楽しい。
  • 1992-03-27 ハットトリックヒーロー(タイトー)
     “ラフプレイOK”の駆け引きが妙味のサッカー移植。
  • 1992-03-27 スーパーヴァリス 赤き月の乙女(レーザーソフト)
     美少女剣劇ACTのSFCアレンジ。演出面の強化がうれしい。
  • 1992-03-27 らんま1/2 町内激闘篇(メサイヤ)
     原作キャラで手軽に対戦。初期SFC格ゲーとして遊びやすい。
  • 1992-03-28 まじかる☆タルるートくん MAGIC ADVENTURE(バンダイ)
     ジャンプ原作の王道横スクACT。丁寧な演出で遊びやすい。

【1992年4月】

  • 1992-04-03 ウルティマVI 偽りの予言者(ポニーキャニオン)
     PC名作の重厚さをSFC向けに最適化。会話と探索が要。
  • 1992-04-05 エアーマネジメント 大空に賭ける(コーエー)
     航空会社を経営する硬派SLG。路線戦略と機材選びが肝。
  • 1992-04-05 オセロワールド(ツクダオリジナル)
     定番リバーシをSFCらしい演出で手軽に楽しむ。
  • 1992-04-10 ペブルビーチの波濤(T&Eソフト)
     “T&E流”3D表示が気持ち良い本格ゴルフ。風と起伏の読みが要。
  • 1992-04-21 豪槍神雷伝説 武者(データム・ポリスター)
     和風ホラー色の高難度ACT。重めの手触りが癖になる。
  • 1992-04-24 スーパーカップサッカー(ジャレコ)
     カップ戦を主軸に据えた実直なサッカー。操作の素直さが売り。
  • 1992-04-24 ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙(データイースト)
     “哲学するRPG”の名編。物語性と余韻が群を抜く。
  • 1992-04-24 WWF スーパーレッスルマニア(アクレイムジャパン)
     人気団体の名レスラーが勢揃い。派手な演出で魅せるプロレス。
  • 1992-04-24 摩訶摩訶(シグマ)
     独特の世界観と毒気あるギャグが刺さる怪作RPG。
  • 1992-04-28 スーパーアレスタ(東宝)
     ハイスピード&ド派手演出の縦スクSTG。爽快感が抜群。
  • 1992-04-28 拳闘王 ワールドチャンピオン(ソフエル)
     読み合い重視の本格ボクシング。間合い管理が勝敗を分ける。
  • 1992-04-28 F-1グランプリ(ビデオシステム)
     F1中継の臨場感を意識したレース。視認性とテンポが良好。
  • 1992-04-28 スーパー上海 ドラゴンズアイ(ホット・ビィ)
     定番麻雀牌パズルをSFCで。積み上げの中毒性は健在。

【1992年5月】

  • 1992-05-01 バトルブレイズ(サミー)
     原始格闘士たちが闘う1対1格闘。重めの手応えと一撃の爽快感。
  • 1992-05-23 甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女(バンダイ)
     人気メディアミックスRPG。アニメ調演出と堅実なコマンド戦闘。
  • 1992-05-29 マジックソード(カプコン)
     ARC名作の移植。塔を登るステージ制ACT、仲間キャラ選択が楽しい。
  • 1992-05-29 斬II スピリッツ(ウルフ・チーム)
     ハードボイルド風味の横スクACT。派手さより渋い手触りが持ち味。

【1992年6月】

  • 1992-06-10 ストリートファイターII(カプコン)
     対戦格闘ブームの震源。家庭用でもアーケード感を高水準で再現。
  • 1992-06-19 スーパーダンクショット(ハル研究所)
     2on2寄りの軽快バスケ。素直な操作で駆け引きが楽しめる。
  • 1992-06-19 スーパー将棋(アイマックス)
     思考時間短めの実用派将棋。定跡学習の入口として手頃。
  • 1992-06-26 キャメルトライ(タイトー)
     迷路傾斜で玉を導く技巧派STG。Mode7表現が心地よい。
  • 1992-06-26 横山光輝 三国志(エンジェル)
     漫画版テイストのシナリオで遊ぶRPG。原作ファン向けの作り。
  • 1992-06-26 甲子園2(ケイ・アミューズメントリース)
     夏の高校野球を題材にした実在校風ベースボール。育成と采配が肝。
  • 1992-06-26 総合格闘技 アストラルバウト(キングレコード)
     打・投・関節を押さえた実直な格闘ゲーム。駆け引き重視の一本。

【1992年7月】

  • 1992-07-03 パロディウスだ! 神話からお笑いへ(コナミ)
     ゆるい世界観×硬派な弾幕の横スクSTG。演出とBGMが痛快。
  • 1992-07-03 PGAツアーゴルフ(イマジニア)
     実在コースの臨場感を重視。ショットの安定感が気持ちよい。
  • 1992-07-03 スーパーボウリング(アテナ)
     癖の少ない操作でストライク量産。対戦も盛り上がる定番系。
  • 1992-07-03 ライトファンタジー(トンキンハウス)
     温かい世界観の軽RPG。戦闘と育成がわかりやすい。
  • 1992-07-03 スーパーオフロード(パック・イン・ビデオ)
     等角ビューのショートトラックレース。ニトロ管理が勝負。
  • 1992-07-03 プリンス・オブ・ペルシャ(メサイヤ)
     重量感あるアクションと罠突破の妙。丁寧な移植が嬉しい。
  • 1992-07-10 ゆうゆのクイズでGO!GO!(タイトー)
     当時の流行を切り取るクイズ番組ノリ。テンポ良く遊べる。
  • 1992-07-10 北斗の拳5 天魔流星伝 哀絶章(東映動画)
     独自解釈の物語で魅せるACT。秘孔演出がキマると爽快。
  • 1992-07-14 マリオペイント(任天堂)
     絵・音・アニメが揃う創作ツール。マウス同梱で入門に最適。
  • 1992-07-17 鈴木亜久里のF-1スーパードライビング(ロジーク)
     実名監修のF1レース。ライン取りとピット戦略が勝敗を分ける。
  • 1992-07-17 キャプテン翼III 皇帝の挑戦(テクモ)
     コマンド式サッカーの人気シリーズ。原作再現カットが熱い。
  • 1992-07-17 ダイナウォーズ 恐竜王国への大冒険(アイレム)
     恐竜世界を奔走するACT。原始武器とギミックで魅せる。
  • 1992-07-17 フック(エピックソニーレコード)
     映画原作の横スクACT。空中操作の独特な浮遊感が特徴。
  • 1992-07-17 パチンコウォーズ(ココナッツジャパン)
     機種選びと収支を競う軽シミュ。手軽に一勝負できる作り。
  • 1992-07-23 サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い(ナムコ)
     “ワルキューレ”スピンオフのアクション。柔らかな操作感が魅力。
  • 1992-07-24 アースライト(ハドソン)
     地形と補給を意識するSFタクティクス。落ち着いた思考戦。
  • 1992-07-24 サイバリオン(東芝EMI)
     ワイヤーフレームのドラゴン機で焼き尽くすSTG。独特の手応え。
  • 1992-07-24 ブレイゾン(アトラス)
     多関節アームで戦う横スクSTG。武装換装の妙が楽しい。
  • 1992-07-24 ウルティメイト フットボール(サミー)
     米式フットボールを手堅く再現。プレイブック運用が鍵。
  • 1992-07-24 ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ タートルズ イン タイム(コナミ)
     4亀の共闘が痛快なベルトスク。投げ演出など遊び心満載。
  • 1992-07-24 スーパーF1サーカス(日本物産)
     等角表示のF1レース。マシン調整とコース慣れが攻略の要。
  • 1992-07-28 サザンアイズ 聖魔降臨伝(ユタカ)
     原作再現のACTRPG。必殺演出が原作ファンに刺さる。
  • 1992-07-31 キング・オブ・ザ・モンスターズ(タカラ)
     怪獣相撲風の対戦ACT。掴み合いの豪快さが売り。
  • 1992-07-31 飛龍の拳S ゴールデンファイター(カルチャーブレーン)
     当て身と間合いが重要な対戦格闘。シリーズ色は健在。
  • 1992-07-31 炎の闘球児 ドッジ弾平(サンソフト)
     必殺ドッジの演出で盛り上がる対戦ACT。原作ノリ満載。
  • 1992-07-31 機甲警察メタルジャック(アトラス)
     特撮アニメ原作のACT。武装切替とボス戦の演出が見どころ。

【1992年8月】

  • 1992-08-05 スーパー大航海時代(コーエー)
     帆船交易と海戦を味わう海洋SLG。寄港管理と航路開拓が楽しい。
  • 1992-08-07 スーパー桃太郎電鉄II(ハドソン)
     ボンビーとカードが暴れる定番すごろく。対戦の盛り上がりは鉄板。
  • 1992-08-07 スーパーパン(カプコン)
     泡割りアクションの家庭用版。シンプル操作で中毒性高め。
  • 1992-08-07 スーパープロフェッショナルベースボール2(ジャレコ)
     守備と投球の手触りが改良。シリーズの完成度が上がった続編。
  • 1992-08-07 スピンディジー・ワールド(アスキー)
     ボールを転がす傾斜迷路ACT。コース攻略の達成感が心地よい。
  • 1992-08-07 ファランクス(ケムコ)
     重厚BGMと武装切替の横スクSTG。ボス戦が熱い。
  • 1992-08-07 初代熱血硬派くにおくん(テクノスジャパン)
     殴る蹴るが痛快な原点回帰。町並みでの喧嘩が楽しい。
  • 1992-08-07 パイプドリーム(BPS)
     配管を繋いで液体を導く名作パズル。思考と瞬発力の両取り。
  • 1992-08-11 ホーム・アローン(アルトロン)
     映画原作のトラップACT。仕掛け配置の工夫が鍵。
  • 1992-08-21 キン肉マン DIRTY CHALLENGER(ユタカ)
     超人プロレスで魅せる対戦ACT。個性技の応酬が楽しい。
  • 1992-08-22 スーパー麻雀(アイマックス)
     打ち筋が分かりやすい実用麻雀。CPU戦のサクサク感が良い。
  • 1992-08-27 スーパーマリオカート(任天堂)
     対戦レースの革命児。ドリフトとアイテムで駆け引きが激化。
  • 1992-08-28 CBキャラウォーズ 失われたギャーグ(バンプレスト)
     コミック系SDキャラ総出演のACT。ネタ密度の高さが売り。
  • 1992-08-28 ウルトラベースボール実名版(マイクロアカデミー)
     実名データで遊べる野球。打撃と守備のテンポが軽快。

【1992年9月】

  • 1992-09-11 アクスレイ(コナミ)
     モード7の演出と多彩な武装で魅せる縦スクロールSTG。
  • 1992-09-11 アクロバットミッション(テイチク)
     重量感のある描写と洋風メカが光る横スクロールSTG。
  • 1992-09-12 SD機動戦士ガンダム V作戦始動(エンジェル)
     一年戦争序盤をSDキャラで楽しむアクション。
  • 1992-09-12 スーパー麻雀大会(コーエー)
     トーナメント形式を備えた本格四人打ち麻雀。
  • 1992-09-18 スーパーガチャポンワールド SDガンダムX(ユタカ)
     陣取りと生産が肝のSDガンダム戦略SLG。
  • 1992-09-18 ワイアラエの奇蹟(T&Eソフト)
     名門ワイアラエCCを舞台にしたゴルフシム。
  • 1992-09-24 提督の決断(コーエー)
     太平洋戦争を指揮する艦隊決戦SLGのSFC版。
  • 1992-09-25 ソニックブラストマン(タイトー)
     体感筐体原作の痛快ベルトスクロールACT。
  • 1992-09-25 大戦略エキスパート(アスキー)
     思考強化型AIと現代戦が特徴の戦略SLG。
  • 1992-09-25 銀河英雄伝説(徳間書店)
     原作の艦隊戦を戦術SLGで再現。
  • 1992-09-25 ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦(パルソフト)
     人気麻雀漫画のキャラ麻雀。
  • 1992-09-27 ドラゴンクエストV 天空の花嫁(エニックス)
     “仲間モンスター”と親子三代の物語で話題をさらったRPG。
  • 1992-09-29 スカイミッション(ナムコ)
     第一次大戦期の空戦を描くフライトSTG『Wings 2』日本版。

【1992年10月】

  • 1992-10-09 ロードモナーク(エポック社)
     ファルコムの国取りRTS風SLGをSFC移植。
  • 1992-10-16 リターン・オブ・双截龍(テクノスジャパン)
     テクノス製SFC版『ダブルドラゴン』新作の国内版。
  • 1992-10-22 スーパーロイヤルブラッド(コーエー)
     中世欧州覇権を争う重厚な歴史SLG。
  • 1992-10-23 スーパーF1サーカス リミテッド(日本物産)
     既存作に調整を加えた限定版F1レース。
  • 1992-10-23 アダムス・ファミリー(ミサワエンターテインメント)
     映画原作の横スクロールACT。
  • 1992-10-29 コズモギャング・ザ・ビデオ(ナムコ)
     アーケード直系の固定画面シューティング。
  • 1992-10-30 真・女神転生(アトラス)
     ロウ/カオスの選択と悪魔合体で独自の地位を築いたRPG。
  • 1992-10-30 サイバーナイト(トンキンハウス)
     探索RPG×シミュレーション風バトルのSF作。

【1992年11月】

  • 1992-11-06 スーパーリニアボール(ヒロ)
     ホバーで競う3D風スポーツACT、海外名『Space Football』。
  • 1992-11-08 三國志III(コーエー)
     武将数と内政・合戦の奥深さが魅力のシリーズ作。
  • 1992-11-13 レナス 古代機械の記憶(アスミック)
     古代文明を巡る硬派テイストのRPG。
  • 1992-11-13 スーパーSWIV(ココナッツジャパン)
     戦車/ヘリで協力可能な縦スクロールSTG。
  • 1992-11-20 ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス(バンプレスト)
     ウルトラ・ライダー・ガンダムが共演するクロスオーバーRPG。
  • 1992-11-20 ミッキーのマジカルアドベンチャー(カプコン)
     衣装チェンジが楽しいディズニー横スクロールACT。
  • 1992-11-20 ウィザードリィV 災渦の中心(アスキー)
     ダンジョンRPGの老舗、SFC版初登場。
  • 1992-11-20 ヒューマングランプリ(ヒューマン)
     F1のスピード感を追求した本格レース。
  • 1992-11-20 アメリカ横断ウルトラクイズ(トミー)
     人気番組を再現した早押しクイズ。
  • 1992-11-20 北斗の拳6 激闘伝承拳 覇王への道(東映動画)
     RPG要素も取り入れた『北斗』のSFC作。
  • 1992-11-20 対決!! ブラスナンバーズ(レーザーソフト)
     海外版『Doomsday Warrior』の2D対戦格闘。
  • 1992-11-21 カコマナイト(データム・ポリスター)
     ブロック塗り替え系のアクションパズル。
  • 1992-11-27 アウター・ワールド(ビクター)
     映画的演出で知られる名作ACTADVのSFC版。
  • 1992-11-27 ロイヤルコンクエスト(ジャレコ)
     中世風世界で戦う海洋戦略SLG。
  • 1992-11-27 餓狼伝説 宿命の闘い(タカラ)
     SNK格闘の初代をSFC移植。
  • 1992-11-27 ガンフォース(アイレム)
     硬派な横スクロールガンアクション。
  • 1992-11-27 バルバロッサ(サミー)
     第二次大戦・独ソ戦を題材にした作戦級SLG。
  • 1992-11-27 バレーボールTwin(トンキンハウス)
     ダブルス視点のスポーツACT。
  • 1992-11-27 あしたのジョー(ケイ・アミューズメントリース)
     名作ボクシング漫画のゲーム化。
  • 1992-11-27 ソングマスター(やのまん)
     歌と魔法をテーマにしたファンタジーRPG。
  • 1992-11-27 パワーアスリート(カネコ)
     個性派選手が揃う対戦格闘。

【1992年12月】

  • 1992-12-04 メジャータイトル(アイレム)
     アーケード譲りの野球ACT。
  • 1992-12-04 芹沢信雄のバーディートライ(東宝)
     プロ監修のゴルフゲーム。
  • 1992-12-04 スーパーブラックバス(ホット・ビィ)
     本格派のルアーフィッシング。
  • 1992-12-04 ミステリーサークル(ケイ・アミューズメントリース)
     空中回廊を進むアクションPUZ。
  • 1992-12-06 ファイナルファンタジーV(スクウェア)
     自由度の高い“ジョブ&アビリティ”で評価を得たRPG。
  • 1992-12-11 バトルサッカー フィールドの覇者(バンプレスト)
     特撮/ロボ/ヒーロー競演の対戦サッカー。
  • 1992-12-11 弁慶外伝 沙の章(サンソフト)
     和風テイストのRPG続編。
  • 1992-12-11 飛龍の拳S ハイパーバージョン(カルチャーブレーン)
     人気対戦アクションの強化版。
  • 1992-12-11 白熱プロ野球’93 ガンバリーグ(エピックソニーレコード)
     多彩なモードを備えた野球ACT。
  • 1992-12-11 大相撲魂(タカラ)
     取り組みの駆け引きを楽しむ相撲ACT。
  • 1992-12-11 パチ夫くんスペシャル(ココナッツジャパン)
     実機風味のパチンコ作。
  • 1992-12-11 サイコドリーム(日本テレネット)
     幻想世界を舞台にした横スクロールACT。
  • 1992-12-14 機動装甲ダイオン(ビック東海)
     海外名『Imperium』の縦スクロールSTG。
  • 1992-12-18 スーパー大相撲 熱戦大一番(ナムコ)
     土俵際の駆け引きが熱い相撲ゲーム。
  • 1992-12-18 タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(コナミ)
     アニメ原作の多彩なギミックACT。
  • 1992-12-18 SDガンダム外伝2 円卓の騎士(ユタカ)
     カードRPG風の『SDガンダム外伝』続編。
  • 1992-12-18 戦え原始人2 ルーキーの冒険(データイースト)
     コミカル路線の横スクロールACT続編。
  • 1992-12-18 スーパーテトリス2+ボンブリス(BPS)
     名作PUZに派生ルールを同梱。
  • 1992-12-18 アメージングテニス(パック・イン・ビデオ)
     視点が独特な硬派テニス。
  • 1992-12-18 スーパーニチブツマージャン(日本物産)
     麻雀定番のニチブツSFC版。
  • 1992-12-18 ステルス(ヘクト)
     戦闘機を操る3D風フライトACT。
  • 1992-12-18 重装機兵ヴァルケン(メサイヤ)
     硬派な世界観と演出で人気の2DメカACT。
  • 1992-12-18 中嶋悟監修 スーパーF-1ヒーロー(バリエ)
     本格F1ドライビングを志向したレース。
  • 1992-12-18 スーパー・スター・ウォーズ(ビクター)
     映画『新たなる希望』を題材にしたラン&ガンACT。
  • 1992-12-18 フライングヒーロー ぶぎゅるーの大冒険(ソフエル)
     ポップな見た目の縦STG。
  • 1992-12-18 ナグザットスーパーピンボール 邪鬼破壊(ナグザット)
     本格物理で遊べるピンボール。
  • 1992-12-19 半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!(スクウェア)
     ユーモア溢れるRPG×SLGの名作。
  • 1992-12-21 46億年物語 はるかなるエデンへ(ゲームプラン21)
     進化をテーマにした独創的ACTRPG。
  • 1992-12-22 ラッシング・ビート乱 複製都市(ジャレコ)
     『Brawl Brothers』として海外展開したベルトスクロールACT。
  • 1992-12-22 ルーニー・テューンズ ロードランナーVSワイリーコヨーテ(サンソフト)
     アニメ原作のドタバタACT。
  • 1992-12-22 少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険(タカラ)
     コミカル路線のキャラACT。
  • 1992-12-22 奇々怪界 謎の黒マント(ナツメ)
     和風シューティングACTのSFC版第1弾。
  • 1992-12-23 コンバットライブス(テクノスジャパン)
     アーケード『コンバットライブス』のSFC移植。
  • 1992-12-25 大爆笑!! 人生劇場(タイトー)
     双六×イベントの定番パーティ。
  • 1992-12-25 テクモスーパーNBAバスケットボール(テクモ)
     NBA選手が実名登場のバスケゲーム。
  • 1992-12-25 スーパーファイヤープロレスリング2(ヒューマン)
     手触りに定評のプロレス第2弾。
  • 1992-12-25 スーパーキックオフ(ミサワエンターテインメント)
     欧州生まれの本格サッカーをSFCへ。
  • 1992-12-25 麻雀飛翔伝 哭きの竜(アイ・ジー・エス)
     劇画テイストのキャラ麻雀。

1992年の特徴と評価

1992年は“質と量が同時に跳ねた年”。春の『ストリートファイターII』が家庭用でも決定打となり、対戦格闘の熱気がついに居間へ流れ込みます。SFC版は6月10日発売。アーケードの勢いを保ったまま、家で“読み合い”が成立することを証明しました。

夏は創作と対戦の二本柱が象徴的。『マリオペイント』がマウス同梱で「描く・奏でる」を遊びのメインストリームに押し上げ、同月の『スーパーマリオカート』がドリフトとアイテムで“友だちと走る”面白さを標準装備にしました(発売日はそれぞれ7月14日/8月27日)。

秋は“技術×企画”の成熟が目立ちます。『アクスレイ』は縦横に変化する視点とモード7演出でSFCの見せ場を更新(9月11日)。同時期に『真・女神転生』がロウ/カオスの価値観と悪魔合体を前面に出し、RPGの文脈に鋭い個性を刻みました(10月30日)。

そして年末、RPGの二大山場が到来。『ドラゴンクエストV』(9月27日)は“仲間モンスター”と親子三代の時間軸で物語性を拡張し、『ファイナルファンタジーV』(12月6日)は“ジョブ×アビリティ”の自由度で遊びの設計を大きく押し広げます。どちらもシリーズの核を更新し、以後のRPG像に決定的な影響を与えました。

総じて1992年は、ヒット作が“家庭用ならでは”の遊び方を提示し、ジャンルの裾野と深さが同時に広がった転換点。対戦格闘の熱、創作ツールの楽しさ、技術と企画の噛み合い、そしてRPGの革新——それぞれが独立して輝きつつ、SFCという土壌の厚みを一段引き上げた一年でした。

1992年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|ドラゴンクエストV 天空の花嫁(エニックス)
 “仲間モンスター”と親子三代の時間軸で物語体験を更新。家庭用RPGの感情曲線を一段引き上げた金字塔。

2位|ファイナルファンタジーV(スクウェア)
 “ジョブ×アビリティ”の自由度が生むビルド構築の快感。戦闘設計の奥行きでシリーズ屈指の評価を獲得。

3位|ストリートファイターII(カプコン)
 対戦格闘の熱気をお茶の間へ本格移植。操作再現とやり込みの懐で、家庭用に“読み合い文化”を根付かせた。

4位|スーパーマリオカート(任天堂)
 ドリフトとアイテムで駆け引きを標準装備。“一緒に遊ぶレース”を定義し、以後のマルチ対戦の基準となった。

5位|真・女神転生(アトラス)
 ロウ/カオスの価値観と悪魔合体・交渉を軸に、選択が物語を分岐させる硬派RPG。東京崩壊の空気感も鮮烈。

6位|ロマンシング サ・ガ(スクウェア)
 フリーシナリオと独自成長、陣形の駆け引きで“遊び手が物語を紡ぐ”RPG像を提示。後年のJRPGに広い影響。

7位|魂斗羅スピリッツ(コナミ)
 回転・拡大縮小を駆使した演出と多彩なステージ構成。ラン&ガンの“豪快さ×見せ場”をSFCで極めた一本。

8位|マリオペイント(任天堂)
 マウス同梱で“描く・奏でる・動かす”を家庭に普及。遊びと創作の境界を心地よく曖昧にした文化的転換点。

9位|アクスレイ(コナミ)
 縦横スクロールの視点切替とMode7表現が光るSTG。演出・操作の一体感で“SFCならでは”を体感させた秀作。

10位|スーパーアレスタ(東宝)
 ハイスピードと密度の高い弾幕を爽快に裁く快作。武装切替の奥行きとサウンドが縦STGの魅力を底上げ。

【1992年|SFCトリビア】

  • “競技としての2D格闘”が家庭に定着。SFC版『ストリートファイターII』が社会現象級ヒットとなり、対戦文化とコントローラ操作の基礎を一気に普及させた。
  • レースの常識を塗り替えた年。『スーパーマリオカート』がモード7でコースの“疑似3D”表現を実現。対戦バトル(風船割り)が家庭用マルチの定番に。
  • “自由度”RPGの台頭。『ロマンシング サ・ガ』がフリーシナリオを提示し、以後のRPGに“物語の順序を自分で作る”感覚を根付かせた。
  • “家族と世代”で語るRPG。『ドラゴンクエストV』がモンスター仲間システムと親子三代の時間軸で、物語体験の幅を拡張。
  • 職人芸のジョブRPGが深化。『ファイナルファンタジーV』が多彩なジョブ×アビリティ継承で“ビルドの面白さ”を一般層にまで浸透させた。
  • マウス文化が一気に広がる。『マリオペイント』同梱のSFCマウスが“描く/作る”遊びを家庭に導入。BGM作曲や“ハエたたき”などサンドボックス的遊びが人気に。
  • アクションの密度が一段上がる。『魂斗羅スピリッツ』など高速スクロール&多彩演出の“手に汗”系が充実し、操作応答と演出の両立が評価基準に。
  • カートリッジの“大容量化”が現実に。16Mbit級が一般化し、マップ・演出・音源の作り込みが一気にリッチに。以後の大作RPGの足場が整う。

1993年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1993年1月】

  • 1993-01-03 エルファリア(ハドソン)
     多人数ユニットを束ねる独特の隊列システムが光るRPG。
  • 1993-01-08 エイリアンVS.プレデター(アイジーエス)
     人気映画の対決を題材にした横スクロールACT。
  • 1993-01-14 ブライ 八玉の勇士伝説(アイジーエス)
     PC発の和製ファンタジーRPGをSFC向けに再構成。
  • 1993-01-16 ヨーロッパ戦線(光栄)
     欧州戦線をテーマにした本格派ウォーSLG。
  • 1993-01-22 マイト・アンド・マジック BOOK2(ロジーク)
     洋RPGの名作を日本語化移植した第2作。
  • 1993-01-22 負けるな!魔剣道(データム・ポリスター)
     和風テイストの横スクロールACT。
  • 1993-01-22 ポピュラス2(イマジニア)
     “神”となり民を導くゴッドゲーム続編。
  • 1993-01-22 ドラゴンズ・アース(ヒューマン)
     剣と魔法の国取りを描くファンタジーSLG。
  • 1993-01-25 うしおととら(ユタカ)
     原作漫画を題材にしたアクションADV。
  • 1993-01-29 ナムコットオープン(ナムコ)
     ショットの打ち分けが楽しいゴルフ。
  • 1993-01-29 Q*bert3(バップ)
     名作アクションパズルのSFC版。
  • 1993-01-29 クリスティーワールド(アクレイムジャパン)
     多彩な仕掛けが特徴の横スクACT。
  • 1993-01-29 スーパービックリマン(ベック)
     シールブームを背景にしたキャラACT。
  • 1993-01-29 スーパー倉庫番(パック・イン・ビデオ)
     押して運ぶ倉庫番パズルのSFC版。
  • 1993-01-29 信長公記(やのまん)
     戦国合戦をボードゲーム調にまとめたSLG。
  • 1993-01-29 ワールドクラス ラグビー(ミサワエンターテインメント)
     視点とフォーメーション操作に特色のあるラグビー。

【1993年2月】

  • 1993-02-05 ゲゲゲの鬼太郎 復活!天魔大王(バンダイ)
     妖怪たちと戦う横スクロールACT。
  • 1993-02-12 プロフットボール’93(EA)
     本格アメフトをSFCで楽しむスポーツ。
  • 1993-02-19 ドラえもん のび太と妖精の国(エポック社)
     原作らしさを活かしたACT+ミニゲーム。
  • 1993-02-19 ウォーリーをさがせ! 絵本の国の大冒険(トミー)
     “さがし絵”をゲーム化した探索型パズル。
  • 1993-02-19 鋼鉄の騎士(アスミック)
     戦車運用に比重を置く戦術級ウォーSLG。
  • 1993-02-19 喜国雅彦の雀闘士 銅鑼王(パウ)
     個性派テイストの対局麻雀。
  • 1993-02-21 スターフォックス(任天堂)
     スーパーFXチップで3Dポリゴンを描くSTGの金字塔。
  • 1993-02-26 コズモギャング ザ パズル(ナムコ)
     同色消しで連鎖が気持ちいい落ちもの。
  • 1993-02-26 バットマン リターンズ(コナミ)
     映画版を題材にした横スクACT。
  • 1993-02-26 リーディングカンパニー(光栄)
     企業経営をテーマにした経営SLG。
  • 1993-02-26 シムアント(イマジニア)
     “アリの群れ”を操るシムシリーズ。
  • 1993-02-26 織田信長 覇王の軍団(エンジェル)
     国取りと戦略に焦点を当てた戦国SLG。
  • 1993-02-26 サーク Xak(サンソフト)
     PC発のアクションRPG移植。
  • 1993-02-26 バトルテック(ビクター)
     メック運用の戦術シミュレーション。
  • 1993-02-26 NBAプロバスケットボール ブルズVSブレイザーズ(EA)
     実名選手で手堅く遊べるNBAバスケ。
  • 1993-02-26 バートの不思議な夢の大冒険(アクレイムジャパン)
     『シンプソンズ』原作の横スクACT。
  • 1993-02-26 F-1グランプリ パート2(ビデオシステム)
     スピード感重視のF1レース続編。

【1993年3月】

  • 1993-03-05 アルバートオデッセイ(サンソフト)
     王道の世界観で遊ぶコマンドRPG。
  • 1993-03-05 メタルマックス2(データイースト)
     戦車×荒野×自由度の高いRPG第2作。
  • 1993-03-05 イーハトーヴォ物語(ヘクト)
     宮沢賢治の世界を巡るテキストADV。
  • 1993-03-05 エキゾースト・ヒート2 F1ドライバーへの軌跡(セタ)
     視点演出に特徴のあるF1レース。
  • 1993-03-05 モノポリー(トミー)
     定番ボードゲームのデジタル版。
  • 1993-03-05 デビルズコース(T&Eソフト)
     本格派挙動が売りのゴルフ。
  • 1993-03-05 ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)
     原作第3部ベースのRPG。
  • 1993-03-05 スーパー・キックボクシング BEST of the BEST(エレクトロ・ブレイン・ジャパン)
     打撃操作に重みのある格闘スポーツ。
  • 1993-03-12 スーパーファミスタ2(ナムコ)
     軽快操作の定番野球シリーズ続編。
  • 1993-03-12 伝説のオウガバトル(クエスト)
     部隊編成と占星術が絡む本格SRPG。
  • 1993-03-12 エドノキバ(マイクロワールド)
     強制スクロールが特徴のベルトスクロールACT。
  • 1993-03-12 カリフォルニアゲームズ2(ヘクト)
     多競技を収録したスポーツバラエティ。
  • 1993-03-12 2020年スーパーベースボール(KAC)
     近未来設定の野球ACT。
  • 1993-03-19 USAアイスホッケー(ジャレコ)
     体当たりの爽快感が魅力のアイスホッケー。
  • 1993-03-19 ジャングルウォーズ2 古代魔法アティモスの謎(ポニーキャニオン)
     コミカルタッチのRPG続編。
  • 1993-03-19 バイオメタル(アテナ)
     武装切替が楽しい横スクSTG。
  • 1993-03-19 超魔界大戦!どらぼっちゃん(ナグザット)
     コミカルな魔界ACT。
  • 1993-03-19 ナイジェル・マンセル F1チャレンジ(インフォコム)
     実名F1ドライバーを冠したレース。
  • 1993-03-20 ドラゴンボールZ 超武闘伝(バンダイ)
     気弾・飛翔が熱い対戦格闘。
  • 1993-03-25 スーパーワギャンランド2(ナムコ)
     音当て等の“ワギャン式”ミニゲームACT。
  • 1993-03-25 スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史(光栄)
     モンゴル帝国を描く歴史SLG。
  • 1993-03-26 ウルトラセブン(バンダイ)
     ウルトラ怪獣と戦うACT。
  • 1993-03-26 ザ・グレイトバトル3(バンプレスト)
     SDヒーロー競演の横スクACT第3作。
  • 1993-03-26 ポップンツインビー(コナミ)
     2人同時が楽しいポップ系縦STG。
  • 1993-03-26 つっぱり大相撲 立身出世編(テクモ)
     張り手や投げの駆け引きが鍵の相撲ACT。
  • 1993-03-26 デッド・ダンス(ジャレコ)
     多彩な投げ技が魅力の対戦格闘。
  • 1993-03-26 ブルースブラザース(ケムコ)
     映画原作の横スクACT。
  • 1993-03-26 パワーモンガー 魔将の謀略(イマジニア)
     住民AIが生む群像劇的SLG。
  • 1993-03-26 デザートストライク 湾岸作戦(EA)
     ヘリ操作で任務を遂行するミッションSTG。
  • 1993-03-26 インターナショナル・テニスツアー(マイクロワールド)
     実在大会風のテニスACT。
  • 1993-03-26 ノイギーア 海と風の鼓動(ウルフチーム/日本テレネット)
     見下ろし型のアクションRPG。鎖アクションが個性。
  • 1993-03-26 ザ・心理ゲーム 悪魔のココロジー(ヴィジット)
     心理テスト感覚のパーティーゲーム。

【1993年4月】

  • 1993-04-02 エアーマネジメント2 航空王をめざせ(光栄)
     路線開設と機材運用で稼ぐ航空会社SLG。
  • 1993-04-03 ブレス オブ ファイア 竜の戦士(カプコン)
     “竜変身”が核の王道ファンタジーRPG初作。
  • 1993-04-03 キャプテン翼IV プロのライバルたち(テクモ)
     コマンド演出が冴えるサッカーADV第4作。
  • 1993-04-07 太閤立志伝(光栄)
     町人から天下人まで“成り上がり”を楽しむ和製SLG。
  • 1993-04-09 アクションパチ夫(ココナッツジャパン)
     台選びや演出をミニゲーム化したパチンコ風ACT。
  • 1993-04-16 The 麻雀・闘牌伝(ビデオシステム)
     本格四人打ちに演出を添えた麻雀。
  • 1993-04-16 デュアルオーブ 聖霊珠伝説(アイマックス)
     “コンボ魔法”が楽しい正統派RPG。
  • 1993-04-23 怒りの要塞(ジャレコ)
     ステージ仕掛けが多彩な横スクACT。
  • 1993-04-23 龍騎兵団ダンザルブ(ユタカ)
     ドラゴンと兵団運用がカギのシミュレーション。
  • 1993-04-23 エルナード(ゲームプラン21)
     ダンジョン攻略重視のアクションRPG。
  • 1993-04-23 スーパーバトルタンク(パック・イン・ビデオ)
     主観視点で戦う戦車シム。
  • 1993-04-28 スーパーボンバーマン(ハドソン)
     対戦の定番を決定づけた爆弾アクション。
  • 1993-04-28 スーパーダンクスター(サミー)
     派手なダンク演出が売りのバスケ。

【1993年5月】

  • 1993-05-14 対局囲碁ゴライアス(BPS)
     思考速度と段位設定が充実した本格囲碁。マウス対応で打ちやすい。
  • 1993-05-14 バーコードバトラー戦記 スーパー戦士出撃せよ!(エポック社)
     バーコード読み取りとSRPG要素を融合。手軽な育成と合成が楽しい。
  • 1993-05-21 NBAオールスターチャレンジ(アクレイムジャパン)
     実名選手で1on1中心の対戦が熱いバスケ。ミニゲーム感覚で遊べる。
  • 1993-05-22 ファイナルファイト2(カプコン)
     SFC独自続編。2人協力と新キャラで王道ベルトスクの手応えを強化。
  • 1993-05-28 セプテントリオン(ヒューマン)
     沈没船からの脱出劇を描くシネマティックADV。緊張感ある演出が魅力。
  • 1993-05-28 パチンコ物語 パチスロもあるでよ!!(KSS)
     実機風の演出と収支管理で中毒性あり。手軽に“一勝負”楽しめる。

【1993年6月】

  • 1993-06-04 ドラゴンスレイヤー英雄伝説II(エポック社)
     章立て進行と呪文カプセルが個性の王道RPG続編。遊びやすさが魅力。
  • 1993-06-11 プロ麻雀 極(アテナ)
     連盟監修の本格四人打。読み合い重視の思考と演出で長く遊べる。
  • 1993-06-11 コスモポリス ギャリバン(日本物産)
     等身大ヒーロー風の横スクACT。素直な操作でテンポよく進める。
  • 1993-06-18 神聖紀オデッセリア(ビック東海)
     神話世界を巡る硬派RPG。歯応えある戦闘と重厚なBGMが特徴。
  • 1993-06-18 早指し二段 森田将棋(セタ)
     軽快な思考と定跡設定が嬉しい実用将棋。入門から中級まで対応。
  • 1993-06-21 スーパースコープ6(任天堂)
     光線銃“スーパースコープ”の同梱ミニゲーム集。直感操作が楽しい。
  • 1993-06-21 スペースバズーカ(任天堂)
     スコープ専用のガンSTG。巨大兵器戦と演出が気持ち良い。
  • 1993-06-25 激突弾丸自動車決戦 バトルモービル(システムサコム)
     攻撃ありのレースACT。重量感ある車体バトルで白熱。
  • 1993-06-25 マジンガーZ(バンダイ)
     スーパーロボットACT。必殺技の演出で機械獣をなぎ倒す爽快感。
  • 1993-06-25 GP-1(アトラス)
     セッティング要素も搭載したバイクレース。ライン取りが勝負の分かれ目。
  • 1993-06-25 シルヴァ・サーガII(セタ)
     傭兵・神像システムで戦うRPG続編。編成の工夫が楽しい。
  • 1993-06-25 三国志正史 天舞スピリッツ(ウルフチーム)
     戦術と演出が濃い三国志SLG。勢力運営の手応えが魅力。
  • 1993-06-25 トムとジェリー(アルトロン)
     名作アニメのドタバタ横スクACT。軽快な操作で遊びやすい。
  • 1993-06-25 スーパーファミリーテニス(ナムコ)
     個性派20人でラリーが映えるテニス。4人対戦対応で盛り上がる。

【1993年7月】

  • 1993-07-02 ファーストサムライ 魔狂人伝説(ケムコ)
     和テイストの剣戟ACT。リズム良い斬撃と探索が見どころ。
  • 1993-07-09 エイリアン3(アクレイムジャパン)
     映画原作の横スクACT。多彩な銃器と巣の制圧が爽快。
  • 1993-07-09 仮面ライダーSD 出撃ライダーマシン(ユタカ)
     デフォルメ昭和ライダーのレースACT。必殺演出が楽しい。
  • 1993-07-09 スーパーハイインパクト(アクレイムジャパン)
     派手な実況と演出が売りのアメフト。爽快志向の一本。
  • 1993-07-09 ヨッシーのクッキー(BPS)
     落ちものPUZのSFC版。並び替えと連鎖の気持ちよさが魅力。
  • 1993-07-11 ストリートファイターIIターボ HYPER FIGHTING(カプコン)
     速度可変“ターボ”搭載の決定版。対戦のテンポがさらに向上。
  • 1993-07-14 スーパーマリオコレクション(任天堂)
     FCの4作をSFC画音で総リメイク。保存版としての完成度。
  • 1993-07-14 ヨッシーのロードハンティング(任天堂)
     スコープ専用の射的ACT。ヨッシーと一緒に的を撃ち抜く楽しさ。
  • 1993-07-16 デスブレイド(アイマックス)
     武器使用OKの対戦格闘。豪快なコンボと当たり判定が特徴。
  • 1993-07-16 マジックジョンソンのスーパースラムダンク(ヴァージンゲーム)
     NBA公認の5on5。テレビ中継風の演出で臨場感を演出。
  • 1993-07-16 サンリオワールド スマッシュボール!(キャラクターソフト)
     かわいい見た目のエアホッケー風対戦。家族で盛り上がる一本。
  • 1993-07-16 全日本プロレス(日本コンピュータシステム)
     実名選手で王道プロレスを再現。投げと関節の駆け引きが熱い。
  • 1993-07-16 スーパーエアダイバー(アスミック)
     3D風の戦闘機フライトACT。目標破壊の達成感が魅力。
  • 1993-07-16 魍魎戦記MADARA2(コナミ)
     和風伝奇RPG続編。重厚な演出と音楽で没入感が高い。
  • 1993-07-30 宇宙の騎士テッカマンブレード(ベック)
     アニメ原作のACT。高速戦闘と必殺技で魅せる。

【1993年8月】

  • 1993-08-05 スーパー信長の野望・全国版(光栄)
     歴史SLGの定番をSFC向けに最適化。テンポよく遊べる。
  • 1993-08-06 Jリーグサッカー プライムゴール(ナムコ)
     J創設期の熱気を凝縮。操作の素直さで対戦が盛り上がる。
  • 1993-08-06 スーパーパワーリーグ(ハドソン)
     データ重視の硬派野球SLG初作。采配の妙が光る。
  • 1993-08-06 聖剣伝説2(スクウェア)
     三人同時プレイとリングコマンドで名作ARPGに。手触りが秀逸。
  • 1993-08-06 くにおくんのドッジボールだよ全員集合!(テクノスジャパン)
     “熱血”系の必殺ドッジ。対戦の派手さが小気味いい。
  • 1993-08-06 ソード・ワールドSFC(T&Eソフト)
     国産TRPGベースのRPG。シナリオの入りやすさが魅力。
  • 1993-08-06 ヒューマンベースボール(ヒューマン)
     アニメ調演出の野球。爽快な打撃と守備で遊びやすい。
  • 1993-08-06 大仁田厚「FMW」キミは時代より熱くなれるか(ポニーキャニオン)
     デスマッチ色を再現した団体系プロレス。演出が過激で熱い。
  • 1993-08-10 スーパー競馬(アイマックス)
     データ重視の競馬SLG。馬券とレース観戦の両輪で楽しむ。
  • 1993-08-12 ワールドヒーローズ(サンソフト)
     SNK発の対戦格闘移植。デスマッチのギミックが刺激的。
  • 1993-08-20 スーパースラップショット(アルトロン)
     テンポ重視のアイスホッケー。体当たりの爽快感が魅力。
  • 1993-08-27 マリオとワリオ(任天堂)
     マウス専用のアクションパズル。仕掛け解きのリズムが気持ち良い。
  • 1993-08-27 樹帝戦紀(エニックス)
     独自世界観の戦術SLG。魔法と配置の相性が攻略の鍵。
  • 1993-08-27 X ZONE(ケムコ)
     スコープ専用のガンSTG。照準と反応速度がものを言う。
  • 1993-08-27 DESTRUCTIVE(バンダイ)
     スコープ専用の射撃STG。破壊の小気味よさが売り。
  • 1993-08-27 美少女戦士セーラームーン(エンジェル)
     原作再現の横スクACT。必殺演出とBGMで世界観を堪能。

【1993年9月】

  • 1993-09-03 スーパータリカン(トンキンハウス)
     欧州生まれの硬派アクション。高難度と多彩な武装が魅力の探索型ACT。
  • 1993-09-10 ウイニングポスト(光栄)
     馬主として競走馬を育成・出走させる本格競馬SLG。初代作として高評価。
  • 1993-09-10 サンダーバード 国際救助隊出動せよ(コブラチーム)
     特撮の名作をゲーム化。各メカを操作して救助ミッションに挑む。
  • 1993-09-10 ミスティッククエスト(スクウェア)
     RPG入門向けに設計されたFF外伝。分かりやすい戦闘と明快な展開が特徴。
  • 1993-09-10 ラスベガスドリーム(イマジニア)
     スロットやブラックジャックなど定番カジノを収録。運と駆け引きを楽しむ。
  • 1993-09-14 新日本プロレスリング 超戦士 IN 闘強導夢(バリエ)
     実名レスラーが登場するプロレスACT。派手な演出と必殺技が魅力。
  • 1993-09-17 NFLフットボール(コナミ)
     NFL公認のアメフト。実名チームで戦略とパスワークを堪能できる。
  • 1993-09-17 課長 島耕作 スーパービジネスアドベンチャー(ユタカ)
     人気漫画を原作とした経営ADV。交渉や会話選択で出世を目指す。
  • 1993-09-17 ファイナルセット(フォーラム)
     リアルな球感を再現した硬派テニス。球種とコース取りの妙が光る。
  • 1993-09-19 トルネコの大冒険 不思議のダンジョン(チュンソフト)
     ランダム生成ダンジョンを導入したRPG。ローグライクの礎を築いた名作。
  • 1993-09-22 戦国伝承(データイースト)
     NEOGEO発のベルトスクロールACT移植。派手な必殺技と爽快な戦闘が魅力。
  • 1993-09-22 マスターズ 遙かなるオーガスタ2(T&Eソフト)
     名門コースを舞台にした本格ゴルフ。風読みとコントロールが勝負を分ける。
  • 1993-09-23 SD機動戦士ガンダム2(エンジェル)
     SDMSシリーズ第2弾。機体ごとの性能差が明確な対戦ACT。
  • 1993-09-23 GS美神 除霊師はナイスバディ(バナレックス)
     人気漫画を基にしたコミカルADV。除霊アクションと会話劇を楽しむ。
  • 1993-09-24 GO!GO!ドッジリーグ(パック・イン・ビデオ)
     最大4人対戦に対応したドッジボール。必殺投げが爽快なスポーツACT。
  • 1993-09-24 ダライアスフォース(タイトー)
     魚介機械軍団を相手に戦う横スクSTG。分岐ルート制で何度も楽しめる。
  • 1993-09-24 本格麻雀 徹萬(ナグザット)
     シンプル設計の思考派麻雀。AIの打ち筋も丁寧に作り込まれている。
  • 1993-09-30 東尾修監修 スーパープロ野球スタジアム(徳間書店インターメディア)
     独自の投球システムと選手合成機能が特徴。戦略性重視の野球ACT。

【1993年10月】

  • 1993-10-01 スーパー3Dベースボール(ジャレコ)
     3D視点を導入した硬派野球ACT。投球・打撃操作の自由度が魅力。
  • 1993-10-01 レッド・オクトーバー(アルトロン)
     潜水艦を操るステルスSTG。海中の緊張感を巧みに描写。
  • 1993-10-01 トリネア ‐Trinea-(やのまん)
     王道ファンタジーRPG。魔法と探索を丁寧に組み上げた作品。
  • 1993-10-08 スーパー競走馬 風のシルフィード(キングレコード)
     距離・調子・血統等を操る競馬SLG。リアル馬券感覚を意識。
  • 1993-10-08 バイキングの大迷惑(T&Eソフト)
     ノルド海賊の航海と村育成を絡めたアクションRPG。戦闘と探索が融合。
  • 1993-10-15 スズカエイトアワーズ(ナムコ)
     耐久レースをテーマにした3時間形式レース。戦略性と消耗管理が鍵。
  • 1993-10-21 スーパーカジノ シーザースパレス(ココナッツジャパン)
     ブラックジャック、スロット等を実機風演出で再現。雰囲気重視のギャンブル体験。
  • 1993-10-22 アークススピリッツ(サミー)
     ファンタジーRPG。キャラクター育成と魔法システムを重視した設計。
  • 1993-10-29 アクトレイザー2 沈黙への聖戦(エニックス)
     スピリチュアルファンタジーに演出強化。アクションとシミュレーション融合。
  • 1993-10-29 将棋 風林火山(ポニーキャニオン)
     戦国武将のイメージ付き将棋。定跡戦にドラマ性を加味した作り。
  • 1993-10-29 スーパーチャイニーズワールド2(カルチャーブレーン)
     アクションRPG引き継ぎ。個性的な攻撃技と探索が楽しめる。
  • 1993-10-29 スーパーニチブツマージャン2 全国制覇篇(日本物産)
     全国大会を意識した対戦麻雀。AIの打ち筋強化が目立つ。
  • 1993-10-29 装甲騎兵ボトムズ ザ・バトリングロード(タカラ)
     ボトムズ世界の戦車バトルACT。リアリティある武装と射線処理が魅力。

【1993年11月】

  • 1993-11-05 アクタリオン(テクモ)
     正統派の育成と探索で進むRPG。わかりやすい導線と王道バトル。
  • 1993-11-05 ファイナルノックアウト(パック・イン・ビデオ)
     実在選手系ライセンスのボクシングACT。間合いとスタミナ管理が鍵。
  • 1993-11-12 仮面ライダー(バンダイ)
     必殺技演出が爽快な横スクACT。原作再現の演出が楽しい。
  • 1993-11-12 若貴大相撲 夢の兄弟対決(イマジニア)
     取り口や体勢で勝負が変わる相撲スポーツ。土俵際の駆け引きが熱い。
  • 1993-11-12 スーパーUNO(トミー)
     定番カードゲームをSFC化。手札運と駆け引きがシンプルに面白い。
  • 1993-11-12 ソルスティス2(エピックソニー)
     斜め視点のパズルアクションADV。仕掛け解きと操作精度が試される。
  • 1993-11-12 ファイナル・ストレッチ(ロジーク)
     視点演出が小気味よい公道レース。ライン取りと加減速が勝負所。
  • 1993-11-19 イースIV マスク オブ ザ サン(トンキンハウス)
     軽快アクションと物語で魅せるARPG。フィールド巡りが心地よい。
  • 1993-11-19 バトル・マスター 究極の戦士たち(東芝EMI)
     個性派キャラが競う対戦ACT。技の当て所と間合いの読み合いが肝。
  • 1993-11-19 パチスロ ラブストーリー(ココナッツジャパン)
     実機風の出目と演出で遊ぶパチスロSIM。立ち回りの研究が楽しい。
  • 1993-11-19 遊人 雀獣学園(バリエ)
     キャラ演出が濃い対局麻雀。役作りと読みのバランスで楽しむ。
  • 1993-11-23 リディック・ボウ ボクシング(マイクロネット)
     実在王者名義のボクシングACT。ジャブとフットワークの管理が要。
  • 1993-11-26 スーパーH.Q. クリミナルチェイサー(タイトー)
     カーチェイス主体のドライブACT。体当たりと射撃で犯人車を追う。
  • 1993-11-26 アラジン(カプコン)
     躍動感あるアニメ表現が魅力の横スクACT。滑らかな操作感で名作化。
  • 1993-11-26 アルディライトフット(アスキー)
     多段ジャンプと仕掛け攻略が核のACT。ステージギミックが豊富。
  • 1993-11-26 武田修宏のスーパーカップサッカー(ジャレコ)
     実名FW名義のサッカー。クロスと決定力の再現で手軽に楽しめる。
  • 1993-11-26 ABCマンデーナイトフットボール(データイースト)
     米アメフト中継風の演出で雰囲気抜群。プレイブック選択が勝負。
  • 1993-11-26 テクモスーパーボウル(テクモ)
     遊びやすい操作とスタッツ再現が魅力のアメフトACT。
  • 1993-11-26 餓狼伝説2 新たなる闘い(タカラ)
     NEOGEO発の対戦格闘移植。必殺技と差し合いの攻防が熱い。
  • 1993-11-26 アクセルブリッド(トミー)
     メカACT寄りの横スク。武装切替と立ち回りで押し切る。
  • 1993-11-26 実戦パチスロ必勝法(サミー)
     立ち回りを試せる実機風シミュ。演出鑑賞と収支管理に注力。
  • 1993-11-26 ダイナミックスタジアム(サミー)
     打撃の“抜け”が気持ちいい野球ゲーム。走塁の判断も重要。

【1993年12月】

  • 1993-12-02 スーパー麻雀2 本格四人打ち(アイマックス)
     打ち筋AIが改良された四人打ち麻雀。長期対局も快適に遊べる。
  • 1993-12-03 NBAプロバスケットボール’94 ブルズVSサンズ(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     実在選手を再現した5on5バスケット。スピード感ある試合展開が魅力。
  • 1993-12-03 スーパー究極ハリキリスタジアム(タイトー)
     FC版から大幅進化した野球アクション。豪快な打撃演出が爽快。
  • 1993-12-09 信長の野望・覇王伝(光栄)
     戦略と外交の自由度が増した歴史シミュレーション。全国制覇への道を描く。
  • 1993-12-10 す〜ぱ〜ぷよぷよ(バンプレスト)
     連鎖で相手を圧倒する落ちものパズル。SFC屈指の対戦人気作。
  • 1993-12-10 ロマンシング サ・ガ2(スクウェア)
     皇位継承システムを軸に世代を超える壮大なRPG。戦略性と自由度が高い。
  • 1993-12-10 R-TYPE III THE THIRD LIGHTNING(アイレム)
     多段チャージやフォース操作を駆使する高難度STG。緊張感ある展開が魅力。
  • 1993-12-10 クール・スポット(ヴァージンゲームズ)
     海外キャラの軽快な横スクロールACT。アニメ的表現が楽しい。
  • 1993-12-10 ドカポンIV 〜伝説の勇者たち〜(アスミック)
     すごろくとRPGを融合させた人気シリーズ。駆け引きと友情破壊が魅力。
  • 1993-12-17 ドラゴンボールZ 超武闘伝2(バンダイ)
     悟飯vsセル編を描く格闘ACT。超必殺演出の派手さが圧巻。
  • 1993-12-17 ロックマンX(カプコン)
     シリーズ刷新となる新生ACT。ダッシュ・壁蹴り導入でスピード感が進化。
  • 1993-12-17 アルカエスト(スクウェア)
     剣と魔法を駆使するハイブリッドACT。ステージ演出と音楽が秀逸。
  • 1993-12-17 ラッシング・ビート修羅(ジャレコ)
     ベルトスクロール型のアクション第3弾。爽快感と連携技が強化。
  • 1993-12-18 ドラゴンクエストI・II(エニックス)
     名作2本を1カートリッジに収録。グラフィックとBGMがSFC仕様に。
  • 1993-12-22 がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス(コナミ)
     和風コメディACTの続編。2人プレイ対応、バラエティ豊かな仕掛けが楽しい。
  • 1993-12-22 フラッシュバック(サンソフト)
     滑らかな動作のシネマティックACT。海外で高評価を得た輸入タイトル。
  • 1993-12-22 美少女戦士セーラームーンR(バンダイ)
     “R編”を題材にしたベルトスクロールACT。原作再現度の高さで人気。
  • 1993-12-22 キング・オブ・ザ・モンスターズ2(タカラ)
     巨大怪獣同士が都市で激突する対戦ACT。破壊演出が爽快。
  • 1993-12-22 幽☆遊☆白書(ナムコ)
     人気アニメ原作のアクションADV。霊界探偵編の名場面を再現。
  • 1993-12-24 新・桃太郎伝説(ハドソン)
     和風RPGの代表作を大幅リニューアル。温かみある物語が魅力。
  • 1993-12-24 テトリス 武闘外伝(BPS)
     必殺技システム搭載の対戦型テトリス。駆け引きが奥深い。
  • 1993-12-24 北斗の拳7 聖拳列伝 伝承者への道(東映動画)
     原作後期を描く格闘ACT。必殺技とボイス演出が迫力満点。
  • 1993-12-24 モータルコンバット(アクレイムジャパン)
     過激演出で話題の海外格闘ACT。日本版では規制調整を実施。
  • 1993-12-29 横山光輝 三国志II(エンジェル)
     人気漫画をベースにした戦略SLG。武将の個性を活かす采配が鍵。

1993年の特徴と評価

1993年のスーパーファミコンは、成熟と刷新が同時進行した“厚みの年”でした。
春先に『スターフォックス』がポリゴン表現で度肝を抜き、SFCでも“未知の景色”が見られると証明。
夏は『スーパーマリオコレクション』で原点を再構築しつつ、『ストリートファイターIIターボ』が対戦の速度とキレを一段引き上げ、リビングの熱量をそのまま次世代へ橋渡ししました。

RPGは量も質も充実。
『ブレス オブ ファイア』で新たな看板が芽吹き、『伝説のオウガバトル』が編成と戦況の“語り”を深め、
『聖剣伝説2』は三人同時プレイとリングコマンドで“一緒に冒険する”心地よさを定着させる。
年末には『ロマンシング サ・ガ2』が“世代交代”を遊びに落とし込み、遊び手の選択で歴史が変わる感覚を鮮烈に残しました。

アクションは手触りの刷新が目立ちます。
『ロックマンX』がダッシュと壁蹴りでシリーズの文法を更新し、
『がんばれゴエモン2』は遊園地のような多彩な仕掛けで“見せる楽しさ”を拡張。
一方で『アクトレイザー2』のように演出重視・高難度志向へ舵を切る動きもあり、表現の幅が大きく広がった一年です。

“みんなで遊ぶ”文脈も強い。
『スーパーボンバーマン』がマルチタップで4人対戦の定番を確立し、
『す〜ぱ〜ぷよぷよ』や『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』などリビング即盛り上がり系が盤面を賑やかに。
スポーツでは『Jリーグ プライムゴール』や各種野球・格闘技モノが土台を固め、
シミュレーションでは『信長の野望・覇王伝』『ウイニングポスト』が“時間を投じる遊び”を支えました。

マウスやスーパースコープ対応作、アニメ/漫画の大型版権ものも存在感があり、
家庭用ならではの“多様さ”が一気に可視化。
総じて1993年は、名作の続編・定番化と、新機軸の手触りが同じ画面に同居した転換点。
次の世代へ続く遊びの基礎体力を、SFCががっちり鍛え上げた一年でした。

1993年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|ロックマンX(カプコン)
 ダッシュ&壁蹴りでアクション文法を刷新。スピード感と手応えの理想形。

2位|聖剣伝説2(スクウェア)
 三人同時プレイとリングコマンドで“みんなで冒険”を定着させた名作ARPG。

3位|ロマンシング サ・ガ2(スクウェア)
 “皇位継承”と自由度の高い育成で、遊び手が歴史を紡ぐRPGの到達点。

4位|スターフォックス(任天堂)
 スーパーFXで3Dポリゴンを家庭に。SFCの表現限界を押し広げた金字塔。

5位|伝説のオウガバトル(クエスト)
 部隊編成と占星術が絡む重厚SRPG。戦場の“語り”が生む没入感が格別。

6位|す〜ぱ〜ぷよぷよ(バンプレスト)
 連鎖の快感と対戦の駆け引きが爆発。リビング対戦の新定番を樹立。

7位|トルネコの大冒険 不思議のダンジョン(チュンソフト)
 毎回変わるダンジョンで“死んで覚える”面白さを家庭用に根付かせた。

8位|スーパーボンバーマン(ハドソン)
 マルチタップで4人対戦の時代を本格化。シンプルさと熱狂の最良バランス。

9位|ストリートファイターIIターボ HYPER FIGHTING(カプコン)
 速度可変と調整で対戦のキレが倍増。読み合いがさらに研ぎ澄まされた決定版。

10位|スーパーマリオコレクション(任天堂)
 FC4作をSFC品質で再構築。保存性と遊びやすさを兼ね備えた“原点の再提示”。

【1993年|SFCトリビア】

  • ポリゴン元年:『スターフォックス』(1993/2)
     Super FXチップで本格3D表現を実現。家庭用でポリゴンが“当たり前に遊べる”転換点に。
  • アクションRPGの決定打:『聖剣伝説2』(1993/8)
     リングコマンドと同期ゲージで操作負荷を下げ、3人同時プレイ(マルチタップ)対応で体験を拡張。
  • シリーズ再定義:『ロマンシング サ・ガ2』(1993/12)
     皇帝継承と“フリーシナリオ+陣形”で長期的な編成遊びを提示。RPGの“世代を跨ぐ設計”を普及させた。
  • 16bitで“遊び直す”文化:『スーパーマリオコレクション』(1993/7)
     FC版4作を全面リメイクし、セーブ機能やグラフィック刷新で“過去作を最良の手触りで遊ぶ”先駆けに。
  • 対戦の土台を強化:『スーパーボンバーマン』(1993/4)
     マルチタップ標準化の呼び水に。リビングの4人対戦文化をスーファミに根付かせた功労者。
  • 新生メガマン:『ロックマンX』(1993/12)
     ダッシュ・壁蹴り・装甲強化でスピード感を再設計。音・演出・操作の三拍子が高評価。
  • カプコン格闘の更新:『ストリートファイターIIターボ』(1993/7)
     高速化と必殺技追加で家庭用対戦の熱量を維持。以後の年版/改良版モデルの定着に寄与。
  • RPGの裾野拡大:『ブレス オブ ファイア』(1993/4)
     王道設計と遊びやすさで新規層を獲得。“重厚大作”一辺倒でない受け皿を用意した年でもある。

1994年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1994年1月】

  • 1994-01-03 ロックンロールレーシング(ナムコ)
     等角ビューのラフなバトルレース。多彩な武装とショートカットが肝。
  • 1994-01-07 ツインビー レインボーベルアドベンチャー(コナミ)
     横スクロールACT化したツインビー。ベル色替えの妙はそのまま。
  • 1994-01-07 ワールドクラスラグビー2 国内激闘編’93(ミサワエンターテインメント)
     国内リーグに焦点を当てたラグビーSLG。布陣と展開の読み合いが要。
  • 1994-01-08 スーパーピンボール ビハインド・ザ・マスク(メルダック)
     3台のテーブルで遊べる本格ピンボール。重量感ある挙動が売り。
  • 1994-01-14 必勝777ファイター パチスロ竜宮伝説(バップ)
     演出付きのパチスロ実機風。目押し練習と攻略モードを備える。
  • 1994-01-21 スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版(BPS)
     定番落ち物に爆破の駆け引きが加わるセット。対戦も熱い。
  • 1994-01-21 ファイアーエムブレム 紋章の謎(任天堂)
     外伝+新章の2部構成SRPG。兵種の継承と成長管理が深い。
  • 1994-01-28 ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦(バンプレスト)
     特撮・ロボが共演するRPG。夢の混成チームで世界を救う。
  • 1994-01-28 鋼鉄の騎士2 砂漠のロンメル軍団(アスミック)
     二次大戦北アフリカ戦線を題材にした戦車指揮SLG。補給線が鍵。
  • 1994-01-28 ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ(バンプレスト)
     コンパチヒーローのミニゲーム寄りACT。祭りをモチーフに賑やか。
  • 1994-01-28 ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン(タイトー)
     3体のアンドロイド忍者で進む横ベルトACT。掴みと間合いが命。
  • 1994-01-28 BASTARD!! -暗黒の破壊神-(コブラチーム)
     人気ダークファンタジー原作のRPG。魔法演出と原作再現が見どころ。
  • 1994-01-28 ブレインロード(エニックス)
     ジャンプと仕掛け解きが楽しいARPG。成長の自由度が高い。
  • 1994-01-28 魔神転生(アトラス)
     悪魔合体×タクティカルSRPG。属性相性と会話交渉が戦略を左右。

【1994年2月】

  • 1994-02-04 伊藤果六段の将棋道場(アスク講談社)
     定跡や詰将棋も学べる実戦派将棋。段級設定で腕試し。
  • 1994-02-04 オリビアのミステリー(アルトロン)
     絵合わせ系のパズルADV。扉絵を完成させて物語を進める。
  • 1994-02-04 スーパーファイヤープロレスリング3 イージータイプ(ヒューマン)
     操作簡略版のスパコン入門編。間合い取りとタイミング重視は健在。
  • 1994-02-10 ウルフェンシュタイン3D THE CLAW OF EISENFAUST(イマジニア)
     元祖FPS移植。迷路探索と弾薬管理が肝のドイツ城脱出劇。
  • 1994-02-11 スーパーヅガン ハコテン城からの招待状(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     漫画原作の麻雀。キャラ個性とイベントで対局が盛り上がる。
  • 1994-02-11 ソード・マニアック(東芝EMI)
     剣撃主体の横ACT。武器切替と地形ギミック攻略がポイント。
  • 1994-02-11 トップマネジメントII(光栄)
     企業経営SLG続編。資金繰り・開発・人事の総合マネジメント。
  • 1994-02-11 バーチャルウォーズ(ココナッツジャパンエンターテイメント)
     映画タイアップのACT。仮想空間ステージで多彩なミニゲーム風。
  • 1994-02-11 緋王伝 魔物達との誓い(ウルフチーム)
     和風ダークファンタジーSRPG。大量ユニットの布陣が楽しい。
  • 1994-02-18 迦楼羅王(エピック・ソニーレコード)
     怪異と対峙する和風ACT。法力技と道具活用で道を切り開く。
  • 1994-02-18 ダービースタリオンII(アスキー)
     配合・育成・調教で名馬を作る競走馬SLG。血統理論が面白い。
  • 1994-02-18 戦え原始人3 主役はやっぱりJOE&MAC(データイースト)
     石器アクション第3弾。投擲と恐竜乗りで豪快に進む。
  • 1994-02-18 デザートファイター 砂の嵐作戦(セタ)
     上空視点の対地攻撃STG。燃料と弾薬のリソース管理が緊張感。
  • 1994-02-18 鉄腕アトム(バンプレスト/ザムス)
     横ACT+多彩な飛行シーン。アトムの万能技を使いこなす。
  • 1994-02-25 宇宙レース アストロゴー!ゴー!(メルダック)
     宇宙を舞台にした個性派レース。武器とライン取りの駆け引き。
  • 1994-02-25 サイボーグ009(ベック)
     9人の能力を切り替える横ACT。原作の必殺技を再現。
  • 1994-02-25 ストバスヤロウ 将(ビーアイ)
     ストリート系バスケACT。トリックとダンクで魅せる一作。
  • 1994-02-25 総合格闘技 アストラルバウト2 THE TOTAL FIGHTERS(キングレコード)
     実在格闘技系のルールで戦う対戦格闘。関節技が鍵。
  • 1994-02-25 大航海時代II(光栄)
     交易・探検・海戦の海洋SLG。艦隊運用と相場読みが醍醐味。
  • 1994-02-25 T-2 ザ・アーケードゲーム(アクレイムジャパン)
     映画準拠のガンシューティング移植。カーソル射撃で群れを掃討。
  • 1994-02-25 パチスロランド ぱちぱちコインの伝説(カロッツェリアジャパン)
     コミカル演出のスロットSLG。メダル稼ぎと図柄研究が楽しい。
  • 1994-02-25 ラモス瑠偉のワールドワイドサッカー(パック・イン・ビデオ)
     ラモス監修のサッカー。ミドルの爽快感と個人技が光る。
  • 1994-02-26 いただきストリート2 〜ネオンサインはバラ色に〜(エニックス)
     株と物件で稼ぐ双六系ボード。逆転のドラマが生まれる名作。
  • 1994-02-28 スーパー本命 GI制覇(日本物産)
     馬券予想・統計重視の競馬SLG。データ派向けの作り。

【1994年3月】

  • 1994-03-04 スーパーファミスタ3(ナムコ)
     定番野球ACTの’94版。守備の軽快さと打撃感が向上。
  • 1994-03-04 ザ・キングオブドラゴンズ(カプコン)
     ベルトスクロールRPG風ACT移植。成長と装備で手応え増。
  • 1994-03-04 カブキロックス(アトラス)
     歌舞伎×和風RPG。派手な演出と軽妙な言い回しが魅力。
  • 1994-03-04 スーパーループス(イマジニア)
     ループ形成の落ち物系パズル。連鎖の作り方が独特。
  • 1994-03-04 ジーコ サッカー(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     名手監修のサッカーACT。フリーキックの再現度に定評。
  • 1994-03-11 機動戦士Vガンダム(バンダイ)
     TV準拠のACT。多段変形や武装切替で原作感を演出。
  • 1994-03-11 実況パワフルプロ野球’94(コナミ)
     定番野球ACT初期作。打球感とサクセス前夜の基礎が固まる。
  • 1994-03-11 リーサルエンフォーサーズ(コナミ)
     ガンシューティング移植。カーソル照準で事件鎮圧に挑む。
  • 1994-03-11 ギャラクシーロボ(イマジニア)
     ロボットが活躍するSTG/ACT寄り作品。武装換装がカギ。
  • 1994-03-11 すごいへべれけ(サンソフト)
     へべれけ世界の対戦ACT。クセの強い必殺技でわちゃわちゃ。
  • 1994-03-11 ファーストクィーン オルニック戦記(カルチャーブレーン)
     部隊を率いるRTS系RPG。集団戦の押し引きが面白い。
  • 1994-03-11 斬IIIスピリッツ(日本テレネット/ウルフチーム)
     剣劇アクション第3弾。高速展開と見切りが勝敗を分ける。
  • 1994-03-18 Jリーグスーパーサッカー(ハドソン)
     クラブ実名のサッカー。スピーディな展開で手軽に遊べる。
  • 1994-03-18 ソニックブラストマンII(タイトー)
     パンチの爽快感が売りの横ACT続編。投げも強力。
  • 1994-03-18 AD&D アイ・オブ・ザ・ビホルダー(カプコン)
     迷宮型3DダンジョンRPG移植。パーティ構築と魔法管理が肝。
  • 1994-03-18 あさめしまえにゃんこ(バンプレスト/ザムス)
     猫が主役のパーティ系ボード。サイコロ運とイベントが賑やか。
  • 1994-03-18 独立戦争 Liberty or Death(光栄)
     アメリカ独立戦争SLG。政治工作と兵站が勝敗を左右。
  • 1994-03-18 真・女神転生II(アトラス)
     悪魔交渉と合体が深化したRPG。道徳選択で結末が分岐。
  • 1994-03-18 きんぎょ注意報!とびだせ!ゲーム学園(ジャレコ)
     原作ミニゲーム集。校内イベントをこなして高評価を狙う。
  • 1994-03-18 サイド・ポケット(データイースト)
     定番ビリヤード。ショット精度とコース取りが気持ちよい。
  • 1994-03-18 ダービージョッキー 騎手王への道(アスミック)
     自騎乗視点の競馬ACT。仕掛けのタイミングが命取り。
  • 1994-03-18 ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト(パック・イン・ビデオ)
     ギャンブル漫画原作のボード。麻雀要素とイベントで白熱。
  • 1994-03-18 スーパー人生ゲーム(タカラ)
     名作ボードのSFC版。就職・結婚・投資で人生山あり谷あり。
  • 1994-03-18 スーパーナグザットオープン ゴルフで勝負だ!どらぼっちゃん(ナグザット)
     どらぼっちゃん出演の個性派ゴルフ。キャディとの組み合わせが楽しい。
  • 1994-03-18 イデアの日(ショウエイシステム)
     相原コージ監修RPG。風刺の効いた世界観と奇抜イベントが持ち味。
  • 1994-03-19 スーパーメトロイド(任天堂)
     探索型ACTの金字塔。取得アビリティで道が開ける設計が秀逸。
  • 1994-03-25 ザ・ブルークリスタルロッド(ナムコ)
     ADV『テイルズオブファンタジア原型作者』絡みで話題のRPG…ではなく、SFC版は独自展開のRPG。謎解きと旅路が中心。
  • 1994-03-25 スペースインベーダー The Original Game(タイトー)
     名作STGの豪華版。多モードで遊べる決定版的内容。
  • 1994-03-25 南国少年パプワくん(エニックス)
     原作準拠のACT。ギャグ調の演出とドタバタが楽しい。
  • 1994-03-25 ロックマンズサッカー(カプコン)
     ロボットたちが球蹴りするお祭りサッカー。必殺シュートが爽快。
  • 1994-03-25 剣勇伝説YAIBA(バンプレスト)
     漫画原作のACT。剣技とジャンプで軽快に進む。
  • 1994-03-25 スーパーロボット大戦EX(バンプレスト)
     分岐3シナリオのSRPG。精神コマンドの使いどころが勝負。
  • 1994-03-25 メルファンドストーリーズ(アスキー)
     可変視点のRPG。成長と装備カスタムで自分色に育てる。
  • 1994-03-25 シャドウラン(データイースト)
     サイバーパンクRPG移植。銃撃とハッキングが同居する世界。
  • 1994-03-25 スーパートロールアイランド しあわせをあげる(コトブキシステム)
     トロール人形題材のACT。アイテム収集と仕掛け解きが中心。
  • 1994-03-25 スペースエース(イマジニア)
     レーザーディスクACTの家庭用。QTE風入力で名場面をなぞる。
  • 1994-03-25 スーパーリアル麻雀PIV(セタ)
     対局演出が凝った麻雀。読み合いと手役作りの基本に忠実。
  • 1994-03-25 チャンピオンズ ワールドクラスサッカー(アクレイムジャパン)
     海外ライセンス系サッカー。操作感は堅実で遊びやすい。
  • 1994-03-25 あらいぐまラスカル(日本コンピュータシステム)
     名作アニメ原作のACT。優しい難度で雰囲気重視。
  • 1994-03-25 けろけろけろっぴの冒険日記 眠れる森のけろりーぬ(キャラクターソフト)
     低年齢向けのやさしいRPG風。会話とおつかい中心。
  • 1994-03-25 スーパー五目ならべ 連珠(ナグザット)
     思考ルーチン搭載の連珠。定石学習に向く一本。
  • 1994-03-25 スーパーホッケー’94(ヨネザワ)
     アイスホッケーACT。体当たりの爽快感と乱戦が魅力。
  • 1994-03-26 From TV animation SLAM DUNK 四強激突!!(バンダイ)
     人気バスケ原作の対戦ACT。豪快必殺と速攻が決まる。
  • 1994-03-30 真・麻雀(コナミ)
     シンプル操作の麻雀。テンポよく打てる万人向け。
  • 1994-03-30 マッスルボマー THE BODY EXPLOSION(カプコン)
     プロレスACT移植。投げ合いと合体技で盛り上がる。
  • 1994-03-31 アンドレ・アガシ テニス(日本物産)
     名選手冠のテニスACT。サービスとリターンの駆け引き。

【1994年4月】

  • 1994-04-01 スーパーダブル役満(バップ)
     二人打ちのスピーディな麻雀。アガリ連発の爽快仕様。
  • 1994-04-01 スーパーインディチャンプ(フォーラム)
     フォーミュラ系レース。ピット戦略とライン取りが勝負。
  • 1994-04-02 ファイナルファンタジーVI(スクウェア)
     ドット演出の極致RPG。群像劇と自由度高い育成が刺さる。
  • 1994-04-06 項劉記(光栄)
     楚漢戦争SLG。人材登用と策の読み合いで中華統一を目指す。
  • 1994-04-08 NHLプロホッケー’94(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     NHL公式のアイスホッケー。パス回しと体当たりの爽快感。
  • 1994-04-08 紫炎 ザ・ブレイドチェイサー(ダイナミック企画)
     剣戟ACT。斬撃と必殺で雑兵を薙ぐ、硬派な一本。
  • 1994-04-08 スーパー囲碁 碁王(ナグザット)
     思考エンジン搭載の囲碁。段級設定で鍛えられる。
  • 1994-04-15 ろくでなしBLUES 対決!東京四天王(バンダイ)
     不良漫画原作の対戦ACT。必殺の一撃と間合い戦が熱い。
  • 1994-04-15 ピンクパンサー(アルトロン)
     ドタバタ演出の横ACT。ステルス風味の回避が楽しい。
  • 1994-04-15 夢迷宮 きぐるみ大冒険(ヘクト)
     ふわふわ操作のACT。コスチューム切替で能力変化。
  • 1994-04-22 F-1 GRAND PRIX PART III(ビデオシステム)
     実在風F1の本格派。コース習熟とピット判断が命。
  • 1994-04-22 機動警察パトレイバー(ベック)
     レイバー戦とADVを融合。原作の警察ドラマ性を再現。
  • 1994-04-22 夢迷宮アドベンチャー コットン100%(データム・ポリスター)
     魔女っ子横STG。色鮮やかな世界でショットと魔法を使い分け。
  • 1994-04-28 スーパーボンバーマン2(ハドソン)
     最大5人対戦の名作続編。リモコン・パンチの駆け引き白熱。
  • 1994-04-28 フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ(バンプレスト/ザムス)
     ライトノベル原作のボードRPG。サイコロ運とイベントで冒険。
  • 1994-04-28 平成イヌ物語バウ ポップンスマッシュ!!(タカラ)
     コミカルなミニゲーム集。直感操作でサクッと遊べる。
  • 1994-04-28 らんま1/2 超技乱舞篇(東宝/小学館プロダクション)
     人気格闘ACTの続編。原作技を繰り出す爽快コンボ。
  • 1994-04-28 スーパーパチスロマージャン(日本物産)
     パチスロ×麻雀の異色作。運と読みが交差する。
  • 1994-04-28 笑っていいとも!タモリンピック(アテナ)
     バラエティ番組系パーティ。タイムアタック競技で盛り上がる。
  • 1994-04-28 ダイナマイト・ザ・ラスベガス(ヴァージンゲーム)
     カジノADV。運と度胸で一攫千金を狙う。
  • 1994-04-29 新・熱血硬派くにおたちの挽歌(テクノスジャパン)
     硬派ベルトACT最新作。多段コンボと投げの爽快感。
  • 1994-04-29 NBA JAM(アクレイムジャパン)
     2on2アーケード系バスケ移植。超人的ダンクで魅せる。
  • 1994-04-29 ナイスDEショット(アスク講談社)
     コミカル系ゴルフ。風読みとクラブ選択で安定スコア。
  • 1994-04-29 ダークキングダム(日本テレネット)
     重厚な世界観のRPG。クラス選択と分岐で遊び応え十分。

【1994年5月】

  • 1994-05-01 Jリーグ エキサイトステージ’94(エポック社)
     俊敏な操作と実名データで“遊びやすさ”が一段アップした’94年版。
  • 1994-05-13 伊達公子のヴァーチャルテニス(ビーアイ)
     伊達公子監修。スクロールするコート演出と素直な操作感が魅力。
  • 1994-05-20 パチ夫くんSPECIAL2(ココナッツジャパン)
     アドベンチャー要素とミニゲームを強化した定番パチンコ作。
  • 1994-05-27 SDガンダムGX(バンダイ)
     SD機体で戦う対戦シミュレーション。対戦向けの手軽さが光る。
  • 1994-05-27 クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲(バンダイ)
     原作ギャグ多めの横スクロールACT。多彩な変身アクションが楽しい。
  • 1994-05-27 くにおのおでん(テクノスジャパン)
     “おでん”を揃えて消す落ち物パズル。2ルール切り替えで遊び分け。
  • 1994-05-27 スーパーバトルタンク2(パック・イン・ビデオ)
     コクピット視点の戦車戦。実写取り込みの臨場感が売り。
  • 1994-05-27 ファイターズヒストリー(データイースト)
     弱点システム搭載の格闘移植。ボス使用など家庭用独自要素も。

【1994年6月】

  • 1994-06-04 ワイルドトラックス(任天堂)
     スーパーFX搭載の3Dレース。手触りの良い重量感で魅了。
  • 1994-06-08 サラブレッドブリーダーII(ヘクト)
     配合とローテが肝の育成SLG続編。箱庭的な遊びが深化。
  • 1994-06-10 ナイツ オブ ザ ラウンド(カプコン)
     AC名作のベルトスクロールACT。連携と財宝成長の気持ちよさ。
  • 1994-06-10 ぽっぷるメイル(日本テレネット)
     軽快な横ACTにRPG要素をブレンド。明るい世界観と音楽が好評。
  • 1994-06-10 幽☆遊☆白書2 格闘の章(ナムコ)
     原作名場面をなぞる格闘。操作の素直さで遊びやすい。
  • 1994-06-17 ウルティマ外伝(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     海外RPGの名門をSFC向けに再構成。探索の手応えが濃い。
  • 1994-06-17 奇々怪界 -月夜草子-(ナツメ)
     和風ドットが艶やかな巫女シューティング。歯応えある難度。
  • 1994-06-17 やまねこバブジーの大冒険(パック・イン・ビデオ)
     コミカルな横ACT。操作レスポンス良好で間口が広い。
  • 1994-06-17 ワールドカップストライカー(ココナッツジャパン)
     素早い展開のサッカー。対戦向けのスピード感が魅力。
  • 1994-06-17 FIFA インターナショナル・サッカー(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     等角視点のFIFA初期作。演出とライセンスの強さが売り。
  • 1994-06-17 スーパーフォーメーションサッカー’94(ヒューマン)
     定番シリーズの’94版。操作感とAIをチューニング。
  • 1994-06-17 スーパー将棋2(アイマックス)
     定跡や詰将棋を搭載。思考速度の向上でテンポ良し。
  • 1994-06-17 スーパー4WD THE BAJA(日本物産)
     荒野を駆けるラリー。路面の“重さ”を感じる操縦感。
  • 1994-06-17 SD飛龍の拳(カルチャーブレーン)
     人気シリーズのSD化。対戦とアクションの二刀流。
  • 1994-06-24 スレイヤーズ(バンプレスト)
     掛け合いが楽しい原作RPG。魔法演出も見どころ。
  • 1994-06-25 スーパーストリートファイターII(カプコン)
     新四天王参戦の決定版。家庭用でも駆け引きは健在。

【1994年7月】

  • 1994-07-08 ワールドヒーローズ2(タカラ)
     SNK格ゲー移植。派手な必殺と対戦のテンポが心地よい。
  • 1994-07-15 ジャングルブック(ヴァージンゲーム)
     映画原作の横ACT。多彩なアニメーションで見栄え良し。
  • 1994-07-15 サンサーラ・ナーガ2(ビクターエンタテインメント)
     押井守×伊藤和典×川井憲次陣営。独特の神話世界を旅するRPG。
  • 1994-07-22 グーフィーとマックス 海賊島の大冒険(カプコン)
     親子共闘の横ACT。丁寧な難易度設計で遊びやすい。
  • 1994-07-29 餓狼伝説スペシャル(タカラ)
     人気対戦格闘のSFC版。移植にあたり操作系を最適化。
  • 1994-07-29 ワールドカップUSA’94(サンソフト)
     米大会公式サッカー。演出とチームデータを強化。
  • 1994-07-29 スーパーニチブツマージャン3 吉本劇場篇(日本物産)
     吉本タレントと対局する麻雀第3弾。演出もバラエティ色。
  • 1994-07-29 ロードランナーTwin ジャスティとリバティの大冒険(T&Eソフト)
     2人協力対応のパズルACT。仕掛けの妙でじわっとハマる。
  • 1994-07-29 甲子園3(魔法)
     高校野球SLG続編。采配と育成で夏を制す一本。
  • 1994-07-29 スーパー!!パチンコ(アイマックス)
     実機風味の演出を推し進めたパチンコ作。

【1994年8月】

  • 1994-08-03 スーパーパワーリーグ2(ハドソン)
     定番野球の’94年版。守備の手触りを改善。
  • 1994-08-05 Jリーグサッカー プライムゴール2(ナムコ)
     遊びやすさ重視のJリーグ。対戦で真価を発揮。
  • 1994-08-05 鬼神降臨伝ONI(バンプレスト)
     和風テイストのRPG。神降ろし演出が見どころ。
  • 1994-08-05 G2 ジェノサイド(ケムコ)
     硬派な横ACT。近未来ハードボイルドの空気感。
  • 1994-08-05 魔法ぽいぽい ぽいっと!(タカラ)
     4つ組ブロックを消す落ち物。対戦の駆け引きが熱い。
  • 1994-08-05 す~ぱ~忍者くん(ジャレコ)
     軽快な忍者ACT。お馴染みの手裏剣アクションで遊びやすい。
  • 1994-08-05 うごく絵 Ver.2.0 アリョール(アルトロン)
     “動く絵”を題材にした知的パズル。独特の読解力が問われる。
  • 1994-08-12 ワイルドガンズ(ナツメ)
     ガンシューティング×西部スチーム。爽快感と職人ドットが圧巻。
  • 1994-08-12 レミングス2(パック・イン・ビデオ)
     おなじみパズルの続編。スキル運用がさらに戦略的に。
  • 1994-08-12 スーパーファイナルマッチテニス(ハドソン)
     シンプル操作のテニス。打球感と駆け引きに磨き。
  • 1994-08-12 新日本プロレスリング’94 闘強導夢(バリエ)
     実名プロレス。技演出と連携で魅せる一作。
  • 1994-08-19 麻雀悟空 天竺(シャノアール)
     イカサマ無しの正統派麻雀。キャラ選択で相手色が変化。
  • 1994-08-19 必勝777ファイターII パチスロマル秘情報(バップ)
     物語仕立てのパチスロ。店舗巡りと攻略で稼ぐ。
  • 1994-08-26 アップルシード(ヴィジット)
     士郎正宗原作のACT。銃撃とメカ演出で近未来を駆ける。
  • 1994-08-26 ハロー!パックマン(ナムコ)
     “食べる”楽しさをSFC向けに再構築。コミカルな演出が映える。
  • 1994-08-26 松村邦洋伝 最強の歴史をぬりかえろ!(ショウエイシステム)
     芸人・松村邦洋が主役の格闘。3D風の攻防システムが特徴。
  • 1994-08-27 MOTHER2 ギーグの逆襲(任天堂)
     洒脱なテキストと音楽、唯一無二の空気感で語り継がれる名作RPG。
  • 1994-08-31 サンリオ上海(キャラクターソフト)
     上海×サンリオの癒し系パズル。お助け機能で初心者にも優しい。

【1994年9月】

  • 1994-09-02 ライブ・ア・ライブ(スクウェア)
     7編が交差するオムニバスRPG。独立した短編が一つの結末に収束する構成が新鮮。
  • 1994-09-09 ザ・ファイヤーメン(ヒューマン)
     消防士が主人公のアクション。消火・救助を両立させる緊張感が魅力。
  • 1994-09-15 スパークスター(コナミ)
     火星リスが駆ける横スクロールACT。ブースト移動と剣技の爽快感が売り。
  • 1994-09-15 上海III(サンソフト)
     定番の牌取りパズル最新作。レイアウトやモードが充実。
  • 1994-09-16 おでかけレスタ〜 れれれのれ(アスミック)
     “押す・引く・持ち上げる”の物理パズルACT。奇妙でクセのある世界観。
  • 1994-09-16 リーディングジョッキー(カロッツェリアジャパン)
     騎手視点の競馬レース。騎乗操作と駆け引きに比重を置いた作り。
  • 1994-09-16 実戦!パチスロ必勝法!2(サミー)
     実機シミュレーション第2弾。出目やリール制御を再現。
  • 1994-09-18 ジャングルの王者ターちゃん 世界漫遊大格闘の巻(バンダイ)
     漫画原作の格闘ACT。コミカルな演出と多彩な技が特徴。
  • 1994-09-20 描いて・作って・遊べる デザエモン(アテナ)
     自作シューティングが作れる“STGツクール”。エディタとサンプルが充実。
  • 1994-09-21 カービィボウル(任天堂)
     カービィを打ち出すゴルフ系アクション。コピー能力と地形ギミックの組み合わせが肝。
  • 1994-09-22 リブルラブル(ナムコ)
     ツインスティック感覚の紐操作で囲い取りを狙う移植作。独特の操作性が光る。
  • 1994-09-22 Wizap! 〜ウィザップ 暗黒の王〜(アスキー)
     ワールドシミュレーションRPG。地形や文明が進行で変化する独自性。
  • 1994-09-22 スーパーフォーメーションサッカー’94 〜ワールドカップファイナルデータ〜(ヒューマン)
     ’94大会データ対応版。スピーディな操作感が持ち味。
  • 1994-09-22 SAMURAI SPIRITS(タカラ)
     剣戟対戦格闘のSFC移植。リーチと間合い管理が重要。
  • 1994-09-22 本家 花札(イマジニア)
     「こいこい」「花合わせ」など花札を多数収録。CPU戦やモードが豊富。
  • 1994-09-22 中嶋悟監修 F-1 HERO’94(バリエ)
     F1シーズンを題材にしたレース。セッティング要素も搭載。
  • 1994-09-23 ゴーストチェイサー電精(バンプレスト)
     近未来ベルトスクロールACT。3人の能力差とコンボが楽しい。
  • 1994-09-23 スーパーブラックバス2(スターフィッシュ)
     トーナメント制の本格バス釣り。ポイント選択とルアー選びが勝敗を左右。
  • 1994-09-23 TOKORO’S マージャン(ビック東海)
     バラエティ色のある麻雀。演出と対局モードを収録。
  • 1994-09-23 麻雀戦国物語(四次元)
     全国行脚のストーリー型麻雀。ご当地ルールも楽しめる作り。
  • 1994-09-23 アンジェリーク(光栄)
     恋愛・育成要素を備えたシミュレーションの先駆。女王候補として国を育てる。
  • 1994-09-29 ドラゴンボールZ 超武闘伝3(バンダイ)
     人気対戦格闘の第3弾。スピーディな空中戦がさらに加速。
  • 1994-09-30 Down the World 〜ミュトスの果てに〜(T&Eソフト)
     世界観重視のファンタジーRPG。重厚な物語と演出が魅力。

【1994年10月】

  • 1994-10-07 シヴィライゼーション 世界七大文明(アスミック)
     文明を興し宇宙進出を目指す名作SLG移植。
  • 1994-10-07 ノスフェラトゥ(セタ)
     吸血鬼の城を舞台にしたシネマティックACT。重厚な演出が特徴。
  • 1994-10-07 MR.NUTZ(ソフエル)
     欧州産ゆるマスコットACT。滑らかなアニメと軽快操作。
  • 1994-10-14 豪血寺一族(アトラス)
     個性派キャラが揃う対戦格闘。独特のテンポと間合いがクセになる。
  • 1994-10-14 U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀(DEN’Z)
     CMキャラ題材のACT。短尺ながらネタ性高め。
  • 1994-10-15 パチンコファン 勝利宣言(パウ)
     実機風演出のパチンコ作。台ごとのクセを再現。
  • 1994-10-16 下野正希のFishing To Bassing(ナツメ)
     実写系演出を交えたバス釣り。攻略性重視の作り。
  • 1994-10-19 はらぺこバッカ(魔法)
     落ち物系のパズルACT。連鎖と妨害で戦う形式。
  • 1994-10-21 ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物(データイースト)
     重厚な神話RPG最終作。哲学的テーマと演出が光る。
  • 1994-10-21 デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編(カプコン)
     高難度ACT。探索と成長要素を加えた“魔界村”外伝。
  • 1994-10-21 キッドクラウンのクレイジーチェイス(ケムコ)
     障害物だらけのレース系ACT。コメディ調の演出が楽しい。
  • 1994-10-21 船木誠勝 ハイブリッドレスラー 闘技伝承(テクノスジャパン)
     打撃と投げを融合した格闘アクション寄りプロレス。
  • 1994-10-21 スーパーラグビー(トンキンハウス)
     スクラムやキックを押し引きで再現するラグビーゲーム。
  • 1994-10-21 必殺パチンココレクション(サンソフト)
     複数台を遊べるコレクション型。
  • 1994-10-21 本格麻雀 徹萬II(ナグザット)
     定番麻雀第2弾。演出は控えめで打牌重視。
  • 1994-10-21 スーパーファミリーサーキット(ナムコ)
     F1系トップビューの定番レース。
  • 1994-10-28 イルバニアンの城(日本クラリービジネス)
     海外PC風の謎解きADV。独特の操作系。
  • 1994-10-28 化学者ハリーの波乱万丈(アルトロン)
     化学実験を題材にした教育寄りADV。
  • 1994-10-28 SANKYO Fever! フィーバー!(日本テレネット)
     実機系パチンコシミュレーション。
  • 1994-10-28 卒業番外篇 ねぇ麻雀しよ!(KSS)
     “卒業”のキャラクターで遊ぶ番外編的麻雀。
  • 1994-10-28 スーパーカジノ2(ココナッツジャパン)
     テーブルゲーム詰め合わせ続編。
  • 1994-10-28 DEAR BOYS(ユタカ)
     バスケ漫画原作のスポーツゲーム。
  • 1994-10-28 フェーダ エンブレム・オブ・ジャスティス(やのまん)
     ロウ/カオスの陣営分岐が核のSRPG。重厚な戦記物。
  • 1994-10-28 本格派囲碁 碁聖(タイトー)
     思考エンジン重視の囲碁。
  • 1994-10-28 少年忍者サスケ(サンソフト)
     3D風視点も交えた忍者ACT。
  • 1994-10-28 テクモスーパーベースボール(テクモ)
     メジャー系データ対応の野球ゲーム。

【1994年11月】

  • 1994-11-11 ゴン(バンダイ)
     恐竜“ゴン”のアクション。原作の荒々しさをドットで再現。
  • 1994-11-11 実況ワールドサッカー PERFECT ELEVEN(コナミ)
     “実況”シリーズ海外代表版。パスワークの気持ちよさは健在。
  • 1994-11-11 ミッキーとミニー マジカルアドベンチャー2(カプコン)
     2人協力が楽しい横スクロールACT第2弾。
  • 1994-11-11 ファイヤー・ファイティング(ジャレコ)
     消火道具を使い分ける消防ACT。装備切り替えの管理が鍵。
  • 1994-11-11 モータルコンバットII 究極神拳(アクレイムジャパン)
     人気格闘のSFC版。残虐表現は抑えめだが駆け引きは健在。
  • 1994-11-18 ミリティア(ナムコ)
     多方向シューティング寄りの戦術ACT。兵科の使い分けが肝。
  • 1994-11-18 パニックイン なかよしワールド(バンダイ)
     少女漫画誌タイアップのパーティACT。
  • 1994-11-18 ツヨシしっかりしなさい 対戦ぱずるだま(コナミ)
     “ぱずるだま”のキャラコラボ版。
  • 1994-11-18 鋼 HAGANE(ハドソン)
     サイボーグ忍者の硬派ACT。硬質な操作感が魅力。
  • 1994-11-18 ウルティマVII ザ・ブラックゲート(ポニーキャニオン)
     PC名作RPGのSFC移植。広大な世界を簡略化し移植。
  • 1994-11-18 ドリームバスケットボール ダンク&フープ(ヒューマン)
     演出重視のバスケ。ダンクの爽快感を強調。
  • 1994-11-18 GP-1 RS RAPID STREAM(アトラス)
     GP-1シリーズ続編。ハイスピード感が向上。
  • 1994-11-18 パチンコマル秘必勝法(バップ)
     攻略要素を打ち出したパチンコ。
  • 1994-11-18 スーパー五目・将棋 定跡研究篇(日本物産)
     二種のボードゲームを収録。
  • 1994-11-18 中野浩一監修 競輪王(ココナッツジャパン)
     レース展開を読み、脚質で勝負する競輪SLG。
  • 1994-11-18 マグナブラバン 〜遍歴の勇者〜(アスク)
     “旅芸人”が主役のRPG。移動と戦闘のテンポ良し。
  • 1994-11-18 遊人 雀獣学園2(バリエ)
     アダルト色強めの麻雀ADV続編。
  • 1994-11-18 花の慶次 〜雲のかなたに〜(四次元)
     原作の名場面を麻雀で再現したキャラ麻雀。
  • 1994-11-18 モンスターメーカーキッズ 王様になりたい(ソフエル)
     “カードRPG”的な軽快さを押し出す外伝作。
  • 1994-11-25 極上パロディウス(コナミ)
     バカバカしさ全開の横シューティング。自機ごとの差別化が楽しい。
  • 1994-11-25 大爆笑!!人生劇場 大江戸日記(タイトー)
     双六系ボードゲームの時代劇版。
  • 1994-11-25 武田修宏のスーパーリーグサッカー(ジャレコ)
     Jリーグ選手監修を冠したサッカー。
  • 1994-11-25 バトルサッカー2(バンプレスト)
     特撮・ロボの混成サッカー第2弾。
  • 1994-11-25 ただいま勇者募集中 おかわり(ヒューマン)
     短編RPG集の続編。ミニRPGをまとめて遊べる。
  • 1994-11-25 かまいたちの夜(チュンソフト)
     冬の密室で進むサウンドノベルの金字塔。
  • 1994-11-25 なるほど! ザ・ワールド(トミー)
     クイズ/バラエティ系の番組タイアップ。
  • 1994-11-25 ノンタンといっしょ くるくるぱずる(ビクター)
     幼児向けIPの落ち物パズル。
  • 1994-11-25 元祖パチスロ日本一(ココナッツジャパン)
     実機テイスト重視のパチスロ。
  • 1994-11-25 スーパー麻雀3 辛口(アイマックス)
     打ち筋重視の“辛口”設定。
  • 1994-11-25 全国高校サッカー(四次元)
     高校サッカーを題材にしたSLG。
  • 1994-11-26 スーパードンキーコング(任天堂)
     CG調グラフィックと滑らかな操作で話題を席巻した大ヒットACT。

【1994年12月】

  • 1994-12-02 ブレス オブ ファイアII 使命の子(カプコン)
     “竜変身”と連携が楽しい王道RPG第2作。
  • 1994-12-02 制服伝説プリティ・ファイター(イマジニア)
     女子格闘キャラ中心の2D対戦。
  • 1994-12-02 ドカポン3・2・1 〜嵐を呼ぶ友情〜(アスミック)
     友情破壊上等のボードRPG第3弾。
  • 1994-12-02 アレサII アリエルの不思議な旅(やのまん)
     女主人公のファンタジーRPG続編。
  • 1994-12-02 ザ・ラストバトル(テイチク)
     海外ACT移植。ベルトスクロールの王道。
  • 1994-12-02 ストリートレーサー(UBIソフト)
     多人数同時プレイ対応のコミカルレース。
  • 1994-12-09 スーパー桃太郎電鉄III(ハドソン)
     名産怪獣やカードが増えた鉄板ボード。
  • 1994-12-09 ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ(エニックス)
     育成とアドベンチャーの融合。温かい物語性が魅力。
  • 1994-12-09 三國志IV(コーエー)
     定番の歴史SLG。内政と外交の厚みが増す。
  • 1994-12-09 キャプテン翼V 覇者の称号カンピオーネ(テクモ)
     演出型サッカーの集大成的最終作。
  • 1994-12-09 バトルクロス(イマジニア)
     上から視点の対戦レース。短時間で白熱。
  • 1994-12-09 すごろクエスト++ 〜ダイスニクス〜(テクノスジャパン)
     ダイスで進むRPGボードのプラス版。
  • 1994-12-09 牌砦 トリデ(タカラ)
     牌を積み上げて戦う異色の麻雀系パズル。
  • 1994-12-09 ヴォルテックス THE FX ROBOT BATTLE(パック・イン・ビデオ)
     3D視点のメカACT。視界切替と重量感が特徴。
  • 1994-12-09 ゴジラ 怪獣大決戦(東宝)
     怪獣同士の対戦ACT。投げやブレスの駆け引き。
  • 1994-12-09 ライオン・キング(ヴァージンゲーム)
     映画原作の横スクロールACT。彩色豊かな演出。
  • 1994-12-16 ワギャンパラダイス(ナムコ)
     言葉遊びミニゲーム中心のバラエティ。
  • 1994-12-16 がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め(コナミ)
     広めの箱庭と和風ギャグが冴えるシリーズ屈指の人気作。
  • 1994-12-16 ロックマンX2(カプコン)
     Xハンター戦など追加要素で手応えアップ。
  • 1994-12-16 ドラえもん3 のび太と時の宝玉(エポック社)
     時間移動を題材にした横スクロールACT。
  • 1994-12-16 美少女戦士セーラームーンS 〜場外乱闘!? 主役争奪戦〜(エンジェル)
     “主役”を賭けた多人数対戦アクション。
  • 1994-12-16 海釣り名人 スズキ編(エレクトロニック・アーツ)
     ソルトのスズキに特化した釣りシム。
  • 1994-12-16 NBAライブ95(エレクトロニック・アーツ)
     演出と操作性を両立したNBA定番。
  • 1994-12-16 ミッキーの東京ディズニーランド大冒険(トミー)
     アトラクションを巡る横スクロールACT。
  • 1994-12-16 祇園花(日本物産)
     花札ベースの和テイストテーブル。
  • 1994-12-16 スーパーレッスルエンジェルス(イマジニア)
     美少女プロレスSLGの決定版的存在。
  • 1994-12-16 スーパーテトリス3(BPS)
     バリエーション豊富なテトリス集。
  • 1994-12-16 スキーパラダイス WITH スノーボード(パック・イン・ビデオ)
     滑走感重視のウィンタースポーツ。
  • 1994-12-16 ナイジェル・マンセル・インディカー(アクレイムジャパン)
     インディカーレースを題材にした高速レース。
  • 1994-12-16 蒼き伝説 シュート!(KSS)
     サッカー漫画原作。原作展開を追体験。
  • 1994-12-16 花札王(ココナッツジャパン)
     花札メインのテーブルゲーム。
  • 1994-12-16 フルパワー(ココナッツジャパン)
     多人数対戦が楽しいパーティACT寄り。
  • 1994-12-16 スーパーフィッシング ビッグファイト(ナグザット)
     淡水系の本格釣り。湖ごとの攻略が必要。
  • 1994-12-16 どっすん!岩石バトル(アイマックス)
     石を落として押し潰す対戦パズル。
  • 1994-12-16 ビッグ一撃!パチスロ大攻略(アスク)
     攻略本連動の要素もあるパチスロ。
  • 1994-12-16 スーパー・スネーキー(四次元)
     蛇を伸ばして陣地を取る対戦パズル。
  • 1994-12-16 スーパー詰将棋1000(ボトムアップ)
     大量の詰将棋問題を収録。
  • 1994-12-16 必勝パチスロファン(パウ)
     誌面連動の攻略テーブル系。
  • 1994-12-17 ザ・グレイトバトルIV(バンプレスト)
     ヒーロー総出演の横スクロールACT。協力プレイ対応。
  • 1994-12-20 テクモスーパーボウルII スペシャルエディション(テクモ)
     選手データ更新のアメフト続編。
  • 1994-12-21 岡本綾子とマッチプレイゴルフ コ・オリナゴルフクラブ in ハワイ(ツクダオリジナル)
     実在コース監修のゴルフ。風と傾斜読みが要。
  • 1994-12-21 龍虎の拳2(ザウルス)
     SNK格闘のSFC版。必殺技コマンドは簡略化。
  • 1994-12-22 覇王大系リューナイト ロードオブパラディン(バンダイ)
     アニメ原作のRPG。スキット演出が楽しい。
  • 1994-12-22 幽☆遊☆白書 特別篇(ナムコ)
     原作の名場面をADV形式で再現。
  • 1994-12-22 大貝獣物語(ハドソン)
     手描き感ある世界観のRPG。仲間入れ替えが楽しい。
  • 1994-12-22 アルバートオデッセイ2 邪神の胎動(サンソフト)
     王道ファンタジーRPG第2作。音楽評価も高い。
  • 1994-12-22 はしれへべれけ(サンソフト)
     “へべれけ”キャラのレースACT。
  • 1994-12-22 スーパーファイヤープロレスリング スペシャル(ヒューマン)
     エディットとストーリーが熱い名作。
  • 1994-12-22 ウルトラベースボール 実名版2(カルチャーブレーン)
     実名データ対応の野球。
  • 1994-12-22 横山光輝 三国志盤戯 スゴロク英雄記(エンジェル)
     三国志×双六のボードSLG。
  • 1994-12-22 ポコニャン! へんぽこりんアドベンチャー(東宝)
     幼児向けIPの横スクロールACT。
  • 1994-12-22 アニマル武乱伝 ブルータル(ケムコ)
     獣人たちの対戦格闘。海外色強め。
  • 1994-12-22 ライズ オブ ザ ロボッツ(T&Eソフト)
     3Dレンダ風グラフィックの格闘移植。
  • 1994-12-22 スーパーキャッスルズ(ビクター)
     欧州ボードゲーム風の戦略作。
  • 1994-12-22 サンスポフィッシング 渓流王(イマジニア)
     川釣り特化のシミュレーション。
  • 1994-12-22 麻雀倶楽部(ヘクト)
     ベーシックな四麻対局。
  • 1994-12-22 元祖パチンコ王(ココナッツジャパン)
     パチンコ実機の挙動を再現。
  • 1994-12-22 パワー オブ ザ ハイアード(メサイヤ)
     SF世界観のアクションRPG要素作。
  • 1994-12-22 バトルジョッキー(ヴァージンゲーム)
     ジョッキー視点の競馬レース。操作比重が高い。
  • 1994-12-22 本格将棋 風雲児龍王(ヴァージンゲーム)
     段級位に応じた思考対局が可能。
  • 1994-12-23 ゴーゴーアックマン(バンプレスト)
     悪魔の子アックマンが主役のギャグACT。
  • 1994-12-23 JWP女子プロレス ピュア・レッスル・クイーンズ(ジャレコ)
     女子プロ団体JWPを題材にしたプロレス。
  • 1994-12-23 スーパー燃えろ!!プロ野球(ジャレコ)
     “燃えプロ”直系の野球最新作。
  • 1994-12-23 パチスロ勝負師(日本物産)
     勝負師ロールのパチスロ。
  • 1994-12-23 海腹川背(TNN)
     ラバーリング移動が唯一無二の高技巧ACT。
  • 1994-12-27 機動武闘伝Gガンダム(バンダイ)
     流派東方不敗!! アニメ後期をベースにした格闘ACT。
  • 1994-12-27 ルパン三世 伝説の秘宝を追え!(エポック社)
     原作の怪盗劇を多彩なステージで再現。
  • 1994-12-29 デュアルオーブII(アイマックス)
     タクティカル寄りのコマンドRPG続編。
  • 1994-12-30 スーパーヅガン2 ツカンポファイター 明菜コレクション(J・ウイング)
     麻雀漫画“ヅガン”原作の対局作続編。キャラ対局が売り。

1994年の特徴と評価

1994年のスーパーファミコンは、「円熟」と「刷新」が同時進行で駆け抜けた年でした。
“美しさ”と“手触り”の両輪が一気に進化し、年明けから年末まで話題作が切れ目なく続きます。

グラフィック面では、プリレンダCGの質感が家庭用に定着。
とりわけ『スーパードンキーコング』が“32bit機みたいな見栄え”をSFCでやってのけ、以後の多くの作品がライティング感・陰影の表現を意識する流れを生みました。
一方で『ワイルドトラックス』のようにスーパーFXで“ポリゴンの体感”を押し広げる試みも健在。SFCはスペックの壁を工夫で越える年だったと言えます。

アクションは層の厚さが顕著。
探索設計の金字塔『スーパーメトロイド』、重量感ある剣戟の『デモンズ・ブレイゾン』、繊細なロープ挙動の『海腹川背』、職人ドットと爽快感が両立した『ワイルドガンズ』――
“動かして気持ちいい”の定義が作品ごとに違う形で磨かれ、遊び方の選択肢が一気に広がりました。

RPGは“物語の多様性”が開花。
多 protagonist・群像劇の完成形として語られる『ファイナルファンタジーVI』、短編を束ねる構成の新味『ライブ・ア・ライブ』、唯一無二の語り口で心に残る『MOTHER2』、温かな育成ADVと融合した『ワンダープロジェクトJ』――
王道と実験が並走し、「RPG=物語の器」としての幅が明確に広がりました。

対戦熱も継続。
『スーパーストリートファイターII』が読み合いの厚みを更新し、SNK系の移植群や『ドラゴンボールZ 超武闘伝3』が“リビングの格闘”をさらに賑やかに。
スポーツはW杯イヤーの追い風でサッカーが活気づき、『実況ワールドサッカー PERFECT ELEVEN』などがテンポ×演出の心地よさで存在感を示しました。

ジャンル横断のチャレンジも豊作。
自作STGが作れる『デザエモン』、物理と地形読みを遊びに落とした『カービィボウル』、サウンドノベルの代表作『かまいたちの夜』など、
“次の時代の当たり前”になる芽がSFC上でいくつも芽吹いています。

年末商戦には看板級が集中し、『スーパードンキーコング』『ロックマンX2』などが勢いを牽引。
一方でアニメ/漫画原作、麻雀・パチ系、将棋・囲碁といった生活密着ジャンルも充実し、コアからライトまで受け皿が過去最大級に。

総じて1994年は、ハードの限界を創意で乗り越えつつ、
“遊びの設計”“見せ方”“物語の語り口”をそれぞれ更新した成熟のピーク
次世代機の足音が近づく中でも、SFCが多様性と完成度で主役を張った一年でした。

1994年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|スーパーメトロイド(任天堂)
 探索設計と操作感の黄金比。取得アビリティで世界が“繋がる”快感を極めた金字塔。

2位|ファイナルファンタジーVI(スクウェア)
 群像劇×自由育成の到達点。ドット演出と楽曲が物語の重みを胸に刻む。

3位|スーパードンキーコング(任天堂)
 プリレンダCGの衝撃と軽快アクション。SFCの見栄えと手触りを同時に更新した代表作。

4位|MOTHER2 ギーグの逆襲(任天堂)
 日常と異界を往還する唯一無二の語り口。洒脱なテキストと音楽で“旅の記憶”になるRPG。

5位|ライブ・ア・ライブ(スクウェア)
 短編群が一つに収束する構成の妙。ジャンル横断の実験精神が今なお新鮮。

6位|かまいたちの夜(チュンソフト)
 選択で運命が分岐するサウンドノベルの金字塔。冷気が伝わる語りと演出が決定打。

7位|ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ(エニックス)
 “育てる”を物語に溶かし込んだ育成ADV。手触りの優しさがSFCの懐の深さを示す。

8位|ロックマンX2(カプコン)
 機動とボス攻略の駆け引きを洗練。Xハンター要素で周回の緊張感も増した佳作。

9位|デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編(カプコン)
 高難度ACTに探索と収集を融合。紋章成長が生む戦術幅と重厚演出が光る。

10位|ワイルドガンズ(ナツメ)
 西部×スチームの職人ドットが圧巻。避け・撃ち・投げの三拍子で“遊んで気持ちいい”を体現。

【1994年|SFCトリビア】

  • “密度の年”を決定づけた四天王:『スーパーメトロイド』(3/19)、『ファイナルファンタジーVI』(4/2)、『MOTHER2 ギーグの逆襲』(8/27)、『スーパードンキーコング』(11/26)。表現・演出・操作感がそれぞれ頂点級に到達。
  • 『スーパードンキーコング』のCG革命:英レア社の**ACM(Advanced Computer Modeling)**でプリレンダ画像をカートリッジ化。2Dで“立体感の説得力”を出す手法が一気に普及。
  • 『FFVI』は“群像劇RPG”の基準点:主人公固定をやめ、多数の視点を束ねる構成に。イベント密度とBGM演出が以後のJRPG演出の指標に。
  • 『MOTHER2』の“現代劇×RPG”:架空のアメリカン日常をRPGの器に落とし込む設計が評価。UIやフォント、道具説明まで“読み物”としての完成度が高い。
  • 『スーパーメトロイド』のレベルデザイン:チュートリアルらしいチュートリアルを置かず、配置と視線誘導で学ばせる“環境が語る設計”の教科書に。
  • 『ファイアーエムブレム 紋章の謎』(1/21):前作リメイク+完全新作の二部構成で、シリーズの“入り口と深掘り”を1本で両立。以降のFEの語り方を定義。
  • Super FX活用の広がり:『ワイルドトラックス(Stunt Race FX)』(3/18)が多角形レースを実現。年末には『ロックマンX2』(12/16)がC×4チップでワイヤーフレーム演出を導入し“2Dの中で3Dを見せる”流れが加速。
  • Super Game Boy 登場(6/14):ゲームボーイのタイトルをSFCでカラー表示・枠演出つきで楽しめる周辺機器がヒット。“据置で携帯ゲームを遊ぶ”という新しい生活動線を作った。
  • アクションの名匠仕事が充実:『がんばれゴエモン きらきら道中』(12/16)など、シリーズ作が遊びやすさと多彩な寄り道で“長く遊べる2D”を磨き込む一年。

1995年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1995年1月】

  • 1995-01-03 X-MEN(カプコン)
     原作コミックを題材にした横スクアクション。多彩なミュータント技で進む。
  • 1995-01-03 スーパーチャイニーズファイター(カルチャーブレーン)
     おなじみの“ジャッキー&リー”が活躍する対戦格闘スピンオフ。
  • 1995-01-03 高橋名人の大冒険島II(ハドソン)
     名人アクション第2作。恐竜に乗り継ぎながらステージを攻略。
  • 1995-01-03 パックインタイム(ナムコ)
     パックマンの横スクACT。ロープ等のアクションを駆使して仕掛けを解く。
  • 1995-01-03 ボンカーズ ハリウッド大作戦!(カプコン)
     ディズニー原作の横スクACT。コミカルな演出で探索とアクションを両立。
  • 1995-01-03 YOGI BEAR(マジファクト)
     ハンナ=バーベラのヨギ・ベアが主役の横スクACT。簡単操作で遊べる。
  • 1995-01-13 実戦!麻雀指南(アスク講談社)
     段階的な打ち方解説を備えた学習系4人打ち麻雀。
  • 1995-01-13 パズルボブル(タイトー)
     バブルを撃って3つ揃える定番パズル。対戦の駆け引きが熱い。
  • 1995-01-13 わくわくスキー わんだあシュプール(ヒューマン)
     擬似3Dのスキーゲーム。種目を選んでベストタイムに挑む。
  • 1995-01-13 ギャラクシーウォーズ(イマジニア)
     レトロ風味の固定画面STG。シンプルなルールでスコアを競う。
  • 1995-01-13 雀遊記 悟空乱打(ヴァージンゲーム)
     三国志×麻雀のテイスト。演出とイベント多めの4人打ち。
  • 1995-01-20 ダービースタリオンIII(アスキー)
     配合とローテが要の競走馬育成SLG。SFC期の人気作。
  • 1995-01-20 スターダストスープレックス(バリエ)
     オリジナル団体で闘うプロレスACT。組み技と投げが爽快。
  • 1995-01-20 マイケル・アンドレッティ インディーカーチャレンジ(BPS)
     インディーカーのレースゲーム。高速オーバルの駆け引きが肝。
  • 1995-01-27 鋼鉄の騎士3 激突ヨーロッパ戦線(アスミック)
     二次大戦戦車戦SLG。史実準拠のシナリオで戦術を試す。
  • 1995-01-27 ウルヴァリン(アクレイムジャパン)
     マーベルの人気ヒーローが主役の横スクACT。爪攻撃で突き進む。
  • 1995-01-27 キテレツ大百科 超時空すごろく(エポック社)
     アニメ原作のすごろく型ボード。発明品イベントで展開が変化。
  • 1995-01-27 パチンコ物語2 名古屋シャチホコの帝王(KSS)
     ホール経営×実機風パチンコのシミュレーション。
  • 1995-01-27 みらくるカジノパラダイス(カロッツェリアジャパン)
     ブラックジャック等を収録したカジノ集。手軽に遊べる一作。

【1995年2月】

  • 1995-02-03 放課後 in Beppin 女学院(イマジニア)
     育成SLG。1年間の訓練とミッションで結末が分岐。
  • 1995-02-10 アイアンコマンドー 鋼鉄の戦士(ポッポ)
     ベルトスクロールACT。銃器や近接を拾い替えながら突破。
  • 1995-02-10 機動戦士ガンダム クロスディメンション0079(バンダイ)
     1年戦争を題材にした戦術SLG。必殺演出が見どころ。
  • 1995-02-10 ザ・心理ゲーム2 マジカルトリップ(ヴィジット)
     心理テスト的な設問で性格診断を楽しむバラエティ。
  • 1995-02-10 さいばらりえこのまあじゃんほうろうき(タイトー)
     エッセイ漫画コラボの4人打ち麻雀。軽妙な会話を収録。
  • 1995-02-10 ジャムズ(カロッツェリアジャパン)
     落ちモノ系パズル。同色を揃えて消すシンプル設計。
  • 1995-02-17 柏木重孝のTOP WATER BASSING(バップ)
     トップウォーターに特化したバス釣り。季節/ポイント選びが鍵。
  • 1995-02-17 タイムコップ(ビクターエンタテインメント)
     映画原作ACT。実写取り込みのグラフィックが特徴。
  • 1995-02-17 銀玉親方の実戦パチンコ必勝法(サミー)
     機種研究と打ち方を学べるパチンコ実戦ソフト。
  • 1995-02-17 チェスマスター(アルトロン)
     難易度や表示を細かく選べる本格チェス。
  • 1995-02-19 魔神転生II SPIRAL NEMESIS(アトラス)
     悪魔合体×戦術SLG第2作。時空要素を絡めた重厚シナリオ。
  • 1995-02-24 From TV animation SLAM DUNK 2 IH予選完全版!!(バンダイ)
     人気バスケ原作のスポーツ。試合演出と原作再現に注力。
  • 1995-02-24 美少女戦士セーラームーンS くるっくりん(バンダイ)
     キャラ連動の落ち物パズル。必殺で大量消しを狙う。
  • 1995-02-24 実況パワフルプロ野球2(コナミ)
     “パワプロ”第2弾。操作感と演出をブラッシュアップ。
  • 1995-02-24 FRONT MISSION(スクウェア)
     ヴァンツァーを駆るSRPG第1作。部位破壊と改造が魅力。
  • 1995-02-24 エストポリス伝記II(タイトー)
     英雄マキシムの時代を描くRPG。ギミック豊富なダンジョン。
  • 1995-02-24 バトルピンボール(バンプレスト)
     キャラ台ごとに個性的なギミックを持つピンボール。
  • 1995-02-24 ファーランドストーリー(バンプレスト)
     PC発のSRPGをSFC化。ターン制で物語を追う。
  • 1995-02-24 クラシックロードII(ビクターエンタテインメント)
     血統と調教で挑む競馬SLG第2作。
  • 1995-02-24 首都高バトル2 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明(BPS)
     実在プロ監修の公道レース。対戦向けの手触りに調整。
  • 1995-02-24 本格派対局将棋 将棋倶楽部(ヘクト)
     思考時間短めの実戦派将棋。定跡や詰将棋も収録。
  • 1995-02-24 NFLクォーターバッククラブ’95(アクレイムジャパン)
     NFL公認のアメフト。プレーブック選択で攻防を展開。
  • 1995-02-24 HEIWAパチンコワールド(ショウエイシステム)
     平和の実名機を収録したパチンコシミュレーション。
  • 1995-02-24 NAGE LIBRE 〜静寂の水深〜(バリエ)
     人魚×学園を題材にした育成SLG的ADV。独特の世界観。
  • 1995-02-24 スーパードリフトアウト(ビスコ)
     見下ろし型ラリーACT。コーナリング重視の操作性。
  • 1995-02-24 Turf Memories(ベック)
     競馬メモリアル的内容のデータ/シミュレーション系。
  • 1995-02-25 永遠のフィレーナ(徳間書店インターメディア)
     女剣闘士の生き様を描くRPG。成長と人間ドラマが核。
  • 1995-02-25 おとぼけ忍者コロシアム(インテック)
     コミカル忍者ACT。対戦/協力で盛り上がる作り。

【1995年3月】

  • 1995-03-01 スーパーボンバーマン ぱにっくボンバーW(ハドソン)
     落ち物×ボンバーマンの対戦パズル派生作。
  • 1995-03-03 アンダーカバーコップス(バリエ)
     アイレム原作のベルトスクロールACT移植。
  • 1995-03-03 スーパーエアダイバー2(アスミック)
     戦闘機視点の硬派なフライトACT第2弾。
  • 1995-03-03 スーパーファミスタ4(ナムコ)
     定番野球ACT。選手データ刷新とバランス調整。
  • 1995-03-04 スーパーマッドチャンプ(ツクダオリジナル)
     バイクレースACT。体当たりの駆け引きが売り。
  • 1995-03-04 ラストバイブルIII(アトラス)
     モンスター交渉が特色のRPG第3作。
  • 1995-03-10 マジカルポップン(パック・イン・ビデオ)
     軽快なアクションと演出が魅力の横スクACT。
  • 1995-03-11 クロノ・トリガー(スクウェア)
     時空を超えるRPG金字塔。ATB進化系のバトルと連携技。
  • 1995-03-17 おらがランド主催 ベストファーマー収穫祭(ビック東海)
     農業テーマのパーティ/ボード寄り作。
  • 1995-03-17 キャプテンコマンドー(カプコン)
     アーケード名作の移植。多彩キャラで爽快ベルトACT。
  • 1995-03-17 Jリーグスーパーサッカー’95 実況スタジアム(ハドソン)
     見下ろしサッカー。実況演出とテンポ重視。
  • 1995-03-17 スーパー雀豪(ビクターエンタテインメント)
     ルール/思考を抑えたスタンダード麻雀。
  • 1995-03-17 スーパーピンボール2 ザ・アメージングオデッセイ(メルダック)
     テーブル追加と挙動改善の続編。
  • 1995-03-17 スパイダーマン リーサルフォーズ(エポック社)
     コミック原作ACT。壁登り等のアクションが特徴。
  • 1995-03-17 スプリンター物語 めざせ一攫千金(バップ)
     自転車競技SLG。選手育成と戦術選びで勝利を狙う。
  • 1995-03-17 第4次スーパーロボット大戦(バンプレスト)
     人気ロボ総出演のSRPG大作。戦闘アニメ表示を強化。
  • 1995-03-17 熱血大陸バーニングヒーローズ(エニックス)
     8人主人公の群像RPG。章立てで視点が切り替わる。
  • 1995-03-17 バトルレーサーズ(バンプレスト)
     特撮キャラが競演する対戦レースACT。
  • 1995-03-17 負けるな! 魔剣道2 決めろ! 妖怪総理大臣(データム・ポリスター)
     和風剣劇RPG続編。軽妙なノリとテンポが持ち味。
  • 1995-03-17 ラブクエスト(徳間書店インターメディア)
     独自の恋愛観で話題を呼んだRPG。会話と選択が鍵。
  • 1995-03-18 ウイニングポスト2(光栄)
     血統×調教の競馬SLG。レース演出を強化。
  • 1995-03-21 TURF HERO(テクモ)
     競馬アクション寄りの一本。直感操作で駆け抜ける。
  • 1995-03-24 ジ・アトラス(パック・イン・ビデオ)
     航海/交易を扱うSLG寄りADV。地図と資源管理が肝。
  • 1995-03-24 スーパー馬券王’95(テイチク)
     予想と資金管理で挑む競馬シミュレーション。
  • 1995-03-24 ドラゴンボールZ 超悟空伝 突撃編(バンダイ)
     原作名場面を再現するRPG仕立て。
  • 1995-03-24 ロックマン7 宿命の対決!(カプコン)
     シリーズ本編のSFC最新作。武器相性と探索が楽しい。
  • 1995-03-24 高速思考 将棋皇(イマジニア)
     思考速度が売りの将棋。手合や段級設定も用意。
  • 1995-03-24 必殺パチンココレクション2(サンソフト)
     台追加の続編。演出とリーチの再現度を向上。
  • 1995-03-24 幽☆遊☆白書FINAL 魔界最強列伝(ナムコ)
     4人同時対戦も可能な格闘ACT。必殺の応酬が熱い。
  • 1995-03-25 エミット vol.1 時の迷子(光栄)
     英語学習×ADV第1巻。音声CD連動に対応。
  • 1995-03-25 エミット vol.2 命がけの旅(光栄)
     シリーズ第2巻。リスニング重視の構成。
  • 1995-03-25 エミット vol.3 私にさよならを(光栄)
     シリーズ完結巻。物語を通じて学ぶ設計。
  • 1995-03-30 京楽・三洋・豊丸 Parlor! パーラー!(日本テレネット)
     実機風パロディ含むパチンコ集。
  • 1995-03-30 復刻版 スーパー三國志II(光栄)
     SFC向け廉価復刻。定番歴史SLGの名作。
  • 1995-03-31 エスパークス 異次空からの来訪者(トミー)
     コミック連動のRPG。キャラ演出が賑やか。
  • 1995-03-31 旧約・女神転生(アトラス)
     I・IIを再構成したSFC版。悪魔交渉/合体を再体験。
  • 1995-03-31 近代麻雀スペシャル(イマジニア)
     漫画タイアップの4人打ち麻雀。
  • 1995-03-31 最高速思考 将棋・麻雀(バリエ)
     2本立ての思考系テーブル。軽快さを優先。
  • 1995-03-31 ザ・モノポリーゲーム2(トミー)
     定番ボード続編。マップやイベントを増量。
  • 1995-03-31 史上最強リーグ セリエA Ace Striker(TNN)
     セリエAを題材にしたサッカー。チーム差が明確。
  • 1995-03-31 スーパーフォーメーションサッカー’95 della セリエA(ヒューマン)
     ライセンス反映の年度版。スピーディな試合運び。
  • 1995-03-31 であえ殿様 あっぱれ一番(サンソフト)
     江戸風味の対戦アクション。多人数で盛り上がる。
  • 1995-03-31 羽生名人のおもしろ将棋(トミー)
     羽生善治名人監修。初心者向けモードも充実。
  • 1995-03-31 ミッキーマニア(カプコン)
     ディズニーの名場面を駆け巡る横スクACT。
  • 1995-03-31 RPGツクール SUPER DANTE(アスキー)
     自作RPGが作れる制作ツール。SFC創作文化の核。

【1995年4月】

  • 1995-04-01 レディーストーカー 過去からの挑戦(タイトー)
     見下ろし型RPG。街探索とテンポのよさが魅力。
  • 1995-04-07 全日本プロレス2 3・4武闘館(日本コンピュータシステム)
     実名団体のプロレスACT第2弾。技演出を強化。
  • 1995-04-14 ぱずるんでス!(日本物産)
     “つなげて落とす”系の対戦パズル。
  • 1995-04-14 RES ARCANA ディアーナ・レイ 占いの迷宮(ココナッツジャパンE)
     占いモチーフのADV。分岐と推理要素が中心。
  • 1995-04-21 アレサ外伝 リジョイス アレサ王国の彼方(やのまん)
     “アレサ”外伝RPG。軽快な戦闘と育成が魅力。
  • 1995-04-21 新SD戦国伝 大将軍列伝(ベック)
     SDガンダム×戦国のSLG。コレクション要素も搭載。
  • 1995-04-21 真・聖刻 ラ・ワース(ユタカ)
     “聖刻”世界観のSRPG。機甲と人の戦いを描く。
  • 1995-04-21 スーパートランプコレクション(ボトムアップ)
     大富豪など定番カードを収録したテーブル集。
  • 1995-04-21 スーパーリアル麻雀PVパラダイス オールスター4人打ち(セタ)
     人気卓上シリーズの4人打ち仕様。
  • 1995-04-21 タクティカルサッカー(EAV)
     戦術ボード寄りのサッカーSLG。布陣で勝敗が変わる。
  • 1995-04-21 なつきクライシスバトル(エンジェル)
     格闘漫画原作の対戦ACT。超必の演出が派手。
  • 1995-04-21 ママレード・ボーイ(バンダイ)
     原作再現ADV。選択肢でイベントが分岐。
  • 1995-04-21 魔法陣グルグル(エニックス)
     ギャグRPG。原作のノリを活かしたコマンド戦闘。
  • 1995-04-21 宮路社長のパチンコファン勝利宣言2(POW)
     データ解析と立ち回り指南に重きを置く一作。
  • 1995-04-28 川のぬし釣り2(パック・イン・ビデオ)
     魚釣り×家族の物語。季節と仕掛けの選択が楽しい。
  • 1995-04-28 3次元格闘ボールズ(メディアリング)
     ボール体キャラの3D格闘ACT。独特の操作感。
  • 1995-04-28 Jリーグ エキサイトステージ’95(エポック社)
     定番サッカー最新データ版。操作レスポンスを改善。
  • 1995-04-28 シミュレーションプロ野球(ヘクト)
     采配中心の野球SLG。試合展開を監督視点で追う。
  • 1995-04-28 初段位認定 初段プロ麻雀(ギャップス)
     段位認定モードを備えた実戦麻雀。
  • 1995-04-28 スーパーパチンコ大戦(バンプレスト)
     シリーズ/メーカー横断で台を遊べるパチンコ集。
  • 1995-04-28 スーパーボンバーマン3(ハドソン)
     対戦大幅強化の人気作。5人対戦対応。
  • 1995-04-28 ストーンプロテクターズ(ケムコ)
     アニメ系キャラのベルトスクロールACT。
  • 1995-04-28 タロットミステリー(ヴィジット)
     タロット占い×ミステリADV。分岐型の読み物。
  • 1995-04-28 トゥルーライズ(アクレイムジャパン)
     映画原作の横スクACT。武器とアクションが豊富。
  • 1995-04-28 牌勢麻雀 凌駕(アスキー)
     打ち筋分析をうたう4人打ち麻雀。
  • 1995-04-28 プラネットチャンプ TG3000(ケムコ)
     近未来テイストのハイスピードレースACT。

【1995年5月】

  • 1995-05-19 スヌーピーコンサート(三井不動産・電通)
     スヌーピー達が活躍するやさしい横スクACT。直感操作で物語を追える。
  • 1995-05-19 シンジケート(エレクトロニック・アーツ・ビクター)
     近未来企業戦争を描く斜め見下ろし型戦術ACT。装備選択と任務遂行が肝。
  • 1995-05-19 スーパー競馬2(アイマックス)
     配合・調教・ローテを磨く育成SLG続編。血統理論の研究が楽しい。
  • 1995-05-19 バトルタイクーン(ライトスタッフ)
     RPG要素を備えたアリーナ制対戦ACT。キャラ育成と技の読み合いが熱い。
  • 1995-05-26 シムシティ2000(イマジニア)
     高低差や交通網まで管理できる都市開発SLG移植。箱庭の作り込みが奥深い。
  • 1995-05-26 す〜ぱ〜なぞぷよ ルルーのルー(バンプレスト)
     “ぷよ”の派生パズル。仕掛け解きに特化した一人用モードが中心。
  • 1995-05-26 コンピュータ脳力解析 ウルトラ馬券(カルチャーブレーン)
     データ解析で馬券予想に挑む競馬SLG。統計派向けの作り。
  • 1995-05-26 グール・パトロール(ビクターエンタテインメント)
     怪物だらけの街を救う見下ろしACT。救出と討伐の両立が鍵。
  • 1995-05-26 ニチブツアーケードクラシックス(日本物産)
     往年のニチブツ作を収録した選集。スコアアタック向け。
  • 1995-05-26 パチンコ連チャン天国(バップ)
     確変の波とリーチ演出を再現する実機系SLG。立ち回りを学べる。
  • 1995-05-26 早指し二段 森田将棋2(セタ)
     定評の思考ルーチンが進化した本格将棋。定跡と詰将棋も充実。
  • 1995-05-26 ウォーロック(アクレイムジャパン)
     映画題材のダークACT。魔術と武器で難所を突破する。
  • 1995-05-26 スターゲイト(アクレイムジャパン)
     映画原作のACT+探索。遺跡と兵装を使い分けて進む。
  • 1995-05-26 スパーク・ワールド(DEN’Z)
     爆弾で道を切り開く対戦寄りACT。短時間で盛り上がる。

【1995年6月】

  • 1995-06-02 真髄対局囲碁 碁仙人(J・ウイング)
     布石・死活を学べる本格囲碁。段級設定で腕試しが可能。
  • 1995-06-09 エルファリアII ザ・クエスト・オブ・ザ・メルド(ハドソン)
     合体魔法“メルド”が核のRPG続編。装備と術の組み合わせが要。
  • 1995-06-09 妖怪バスター ルカの大冒険(角川書店)
     “首”を使う独特の操作感がクセになる横スクACT。仕掛け攻略が楽しい。
  • 1995-06-10 本家・SANKYO FEVER 実機シミュレーション(DEN’Z)
     実名機の挙動を再現したパチンコSLG。止め打ち練習に向く。
  • 1995-06-16 夜光虫(アテナ)
     外洋の貨物船を舞台にしたサウンドノベル。選択で運命が分岐する。
  • 1995-06-23 ルインアーム(バンダイ)
     経験値の代わりに“スター”で成長するARPG。テンポ重視の設計。
  • 1995-06-23 Mr. Do!(イマジニア)
     チェリー回収と全滅の二択が熱い名作STG移植。リスク管理が楽しい。
  • 1995-06-23 P・マン(ケムコ)
     原始世界を駆ける横スクACT。操作は素直で遊びやすい。
  • 1995-06-23 アースワーム・ジム(タカラ)
     ドタバタ演出の高難度横スクACT。奇想天外な仕掛けが満載。
  • 1995-06-23 実戦競艇(イマジニア)
     艇種とコース取りで勝負する競艇SLG。スタートの駆け引きが肝。
  • 1995-06-23 トランプアイランド(パック・イン・ビデオ)
     定番トランプを網羅したテーブル集。対戦も対応。
  • 1995-06-23 西陣パチンコ物語(KSS)
     リーチ演出と出玉波を再現した実機系SLG。攻略要素を収録。
  • 1995-06-23 スーパー・スター・ウォーズ ジェダイの復讐(ビクターエンタテインメント)
     映画三部作の最終章を題材にした横スクACT。名場面を再現。
  • 1995-06-23 プリンセス・ミネルバ(ビック東海)
     美少女RPG移植。隊列や装備で戦術が広がる。
  • 1995-06-30 とっても!ラッキーマン ラッキークッキールーレットで突撃〜(バンダイ)
     運気で戦うバラエティACT。原作ギャグが全開。
  • 1995-06-30 グランヒストリア 〜幻史世界記〜(バンプレスト)
     “歴史の書き換え”で物語が分岐するRPG。選択の重みが魅力。
  • 1995-06-30 スーパーファイヤープロレスリング クイーンズスペシャル(ヒューマン)
     女子団体を網羅したファイプロ外伝。技の応酬が熱い。

【1995年7月】

  • 1995-07-07 真・一攫千金(バップ)
     投資とギャンブルを詰め込んだバラエティSLG。逆転劇が楽しい。
  • 1995-07-07 できたてハイスクール(BPS)
     学園運営シミュレーション。施設拡張と行事運営で評価を上げる。
  • 1995-07-07 実戦パチスロ必勝法クラシック(サミー)
     往年機種で出目と制御を味わう実機系SLG。研究派向け。
  • 1995-07-07 スーパーF1サーカス外伝(日本物産)
     視点や挙動を変えた番外編レース。セッティングが勝敗を左右。
  • 1995-07-07 パチンコチャレンジャー(カロッツェリアジャパン)
     羽根物からCRまで収録した実機系SLG。演出鑑賞も楽しい。
  • 1995-07-07 史記英雄伝(アウトリガー工房)
     古代中国題材の歴史SLG。人材登用と戦術で領土を広げる。
  • 1995-07-14 ミスティックアーク(エニックス)
     オブジェクトの“意味”を読み解くRPG。世界観と音楽が秀逸。
  • 1995-07-14 ピットフォール マヤの大冒険(ポニーキャニオン)
     遺跡探索の横スクACT。罠と足場の見極めが要。
  • 1995-07-14 KAT’S RUN 全日本Kカー選手権(アトラス)
     軽自動車で競う俯瞰型レース。コース習熟がタイム短縮の鍵。
  • 1995-07-14 甲子園4(魔法)
     高校野球SLG続編。采配と育成で夏の頂点を目指す。
  • 1995-07-14 ラプラスの魔(ビック東海)
     TRPG風のホラーRPG移植。探索と恐怖演出が肝。
  • 1995-07-14 攻略カジノバー(日本物産)
     定番テーブルを収録したカジノ集。攻略情報も搭載。
  • 1995-07-14 スーパー競輪(アイマックス)
     ライン戦術と脚質を再現した競輪SLG。展開読みが重要。
  • 1995-07-14 4人将棋(POW)
     4人同時対局の変則将棋。パーティ感覚で遊べる。
  • 1995-07-21 悪魔城ドラキュラXX(コナミ)
     硬派な手応えと演出が魅力のACT。鞭とサブ武器の使い分けが命。
  • 1995-07-21 GO GO アックマン2(バンプレスト)
     ギャグ満載の横スクACT第2弾。操作感が軽快。
  • 1995-07-21 ダンクエスト 魔神封印の伝説(テクノスジャパン)
     探索寄りのARPG。装備と魔法で道を切り開く。
  • 1995-07-21 らんま1/2 奥義邪暗拳(東宝)
     原作技を繰り出す対戦ACT。必殺の読み合いが熱い。
  • 1995-07-21 ビッグ一撃!パチスロ大攻略2〜ユニバーサルコレクション〜(アスク)
     ユニバーサル系機種特集の攻略SLG。打ち方研究に最適。
  • 1995-07-21 将棋最強(魔法)
     定跡重視の本格将棋。思考速度と強さを両立。
  • 1995-07-21 スーパーヴァリアブル・ジオ(TGL)
     “VG”の対戦格闘版。コンボと差し合いのテンポが良い。
  • 1995-07-21 武豊 G1メモリー(NGP)
     名勝負を追体験する競馬SLG。史実再現を楽しむ一本。
  • 1995-07-28 超原人2(ハドソン)
     豪快アクション続編。パワーアップで道をこじ開ける爽快感。
  • 1995-07-28 ウルティマ 恐竜帝国(ポニーキャニオン)
     秘境を生き抜くRPG移植。資源管理と探索がポイント。
  • 1995-07-28 忍たま乱太郎(カルチャーブレーン)
     多彩なミニゲーム+ACT。原作のドタバタ感を再現。
  • 1995-07-28 インディ・ジョーンズ Greatest Adventures(ビクターエンタテインメント)
     映画三部作を一挙収録の横スクACT。名場面を駆け巡る。
  • 1995-07-28 ウルトラリーグ 燃えろ!サッカー大決戦!!(ユタカ)
     ウルトラ戦士で戦うお祭りサッカー。演出が派手。
  • 1995-07-28 就職ゲーム TRENDY DRAMA(イマジニア)
     就活をテーマにした育成SLG。内定獲得を目指す。
  • 1995-07-28 ポポイっとへべれけ(サンソフト)
     “へべれけ”キャラの落ち物第2弾。連鎖の作りが独特。
  • 1995-07-28 麻雀繁盛記(日本物産)
     2〜4人打ちを収録した麻雀集。テンポ良く遊べる。
  • 1995-07-28 バスマスターズクラシック(アルトロン)
     重さやルアー選びが効くバス釣りSLG。大会形式を収録。
  • 1995-07-28 エメラルドドラゴン(メディアワークス)
     名作RPG移植。演出と音楽の評価が高い。
  • 1995-07-28 キャリアエース(ユーメディア)
     WWII空母戦を扱う3DフライトSTG。発艦と着艦の緊張感が魅力。

【1995年8月】

  • 1995-08-04 Jリーグサッカー プライムゴール3(ナムコ)
     J実名の人気サッカー第3弾。攻守の手触りが良好。
  • 1995-08-04 鬼神童子 ZENKI 烈闘雷伝(ハドソン)
     変身と連携技を活かす対戦ACT。原作再現が楽しい。
  • 1995-08-04 超魔法大陸WOZZ(BPS)
     コミカルな演出と快適バトルのRPG新作。仲間入替が軽快。
  • 1995-08-04 稲妻サーブだ! スーパービーチバレー(VIET)
     砂の“重さ”を表現したビーチバレー。位置取りとブロックが鍵。
  • 1995-08-04 学校であった怖い話(バンプレスト)
     七不思議を語る分岐型サウンドノベル。選択で結末が変わる。
  • 1995-08-05 スーパーマリオ ヨッシーアイランド(任天堂)
     手描き風表現とタマゴ操作が革新的な横スクACT。発見の連続が楽しい。
  • 1995-08-10 スーパーパワーリーグ3(ハドソン)
     野球SLG第3弾。打球感と守備AIが磨かれた。
  • 1995-08-11 すーぱーぐっすんおよよ(バンプレスト)
     落ち物と地形崩落が絡む高テンポパズル。対戦が白熱。
  • 1995-08-11 ブランディッシュ2(光栄)
     名作ダンジョンRPG移植第2弾。視点回転と探索が肝。
  • 1995-08-11 天地を喰らう 三国志群雄伝(カプコン)
     三国志の戦場を駆ける横スクACT移植。必殺で敵陣を突破。
  • 1995-08-11 ゲームの達人(サンソフト)
     麻雀中心の対局集。初心者支援も搭載。
  • 1995-08-11 忍者龍剣伝 巴(テクモ)
     高難度ACTの外伝的作。鋭い操作感と罠配置が特徴。
  • 1995-08-11 ブラックソーン(コトブキシステム)
     銃撃と回避のシネマティックACT。遮蔽と反撃のタイミングが要。
  • 1995-08-11 ドナルドダックの魔法のぼうし(エポック社)
     ディズニー原作のやさしめACT。多彩な仕掛けで飽きさせない。
  • 1995-08-11 ファイティングベースボール(ココナッツジャパン)
     MLB風味の打撃重視野球。ホームランの爽快感を強調。
  • 1995-08-11 武宮正樹九段の囲碁大将(KSS)
     実力派棋士監修の囲碁。思考と段級設定が充実。
  • 1995-08-25 実戦! バスフィッシング必勝法 IN USA(サミー)
     米湖沼を舞台にした釣りSLG。ポイント選びとリール操作が鍵。
  • 1995-08-25 松方弘樹のスーパートローリング(トンキンハウス)
     大物狙いの海釣りSLG。仕掛け選択と潮読みが重要。
  • 1995-08-25 ころんらんど(ユーメディア)
     “転がし”操作で進むアクション。短時間で遊べる構成。
  • 1995-08-25 ザ・心理ゲーム3(ヴィジット)
     心理テスト+ミニゲームの第3弾。パーティ向け。
  • 1995-08-25 魔獣王(KSS)
     演出重視の硬派横スクACT。敵演出と難度が魅力。
  • 1995-08-25 Parlor! パーラー!2(日本テレネット)
     複数メーカー台を収録するパチンコSLG。演出鑑賞も楽しい。
  • 1995-08-25 ヒューマングランプリ4 F1ドリームバトル(ヒューマン)
     F1レース第4弾。データ更新と操作感の調整で安定感。

【1995年9月】

  • 1995-09-01 柿木将棋(アスキー)
     思考エンジン搭載の本格将棋。マウス対応で操作性も良好。
  • 1995-09-01 バトルロボット烈伝(バンプレスト)
     多数のロボが集う硬派SRPG。原作演出と合体攻撃が見どころ。
  • 1995-09-08 スーパー人生ゲーム2(タカラ)
     職業やイベントが増えたボードSLG。ファミリー向けの定番続編。
  • 1995-09-08 バウンティ・ソード(パイオニアLDC)
     戦術重視のRPG。独特の時間制バトルと渋い物語が魅力。
  • 1995-09-14 クロックタワー(ヒューマン)
     逃げて隠れて生き延びる名作ホラーADV。シザーマンの恐怖が迫る。
  • 1995-09-14 桜井章一の雀鬼流麻雀必勝法(サミー)
     “雀鬼”直伝の打ち筋を学べる麻雀作。指南・実戦モードを収録。
  • 1995-09-14 マリオのスーパーピクロス(任天堂)
     数字ヒントで塗り進める定番PZL。2人プレイや大ボリューム問題を収録。
  • 1995-09-15 アリスのペイントアドベンチャー(エポック社)
     描いて遊ぶ知育ADV。お絵かき要素と簡単操作で子ども向け。
  • 1995-09-15 スーパー鉄球ファイト!(バンプレスト)
     ヒーロー達で鉄球バトル。対戦が盛り上がるアクションPZL。
  • 1995-09-15 セント・アンドリュース 栄光と歴史のオールドコース(エポック社)
     名門コースを再現した本格GOLF。風とライを読む手応え。
  • 1995-09-15 必勝777ファイターIII 黒竜王の復活(バップ)
     パチスロ系の解説・実戦SLG。攻略要素を強化。
  • 1995-09-22 朝日新聞連載 加藤一二三九段将棋 心技流(バリエ)
     本格将棋+問題集。加藤九段監修で詰将棋や次の一手も充実。
  • 1995-09-22 四柱推命学入門 真桃源郷(バンプレスト)
     四柱推命を扱う占いソフト。生年月日入力で運勢診断。
  • 1995-09-22 実況ワールドサッカー2 FIGHTING ELEVEN(コナミ)
     滑らかな動きが気持ちいいサッカーSPG。パス回しが爽快。
  • 1995-09-22 ジャングルストライク(EAV)
     見下ろし型ヘリACT。兵装切替と多彩なミッションが楽しい。
  • 1995-09-22 新・将棋倶楽部(ヘクト)
     定跡や詰将棋も学べる将棋。段級設定や指し手検討を備える。
  • 1995-09-22 陣牌(バンプレスト)
     独自ルールの牌バトルSLG。役作りと駆け引きが肝。
  • 1995-09-22 超兄貴 爆裂乱闘篇(NCS)
     濃すぎる世界観の格闘ACT。必殺技と掛け合いがカオス。
  • 1995-09-22 ドラゴンボールZ 超悟空伝 覚醒編(バンダイ)
     原作追体験RPG後編。カードとコマンドで熱いバトル。
  • 1995-09-22 美少女戦士セーラームーン Another Story(エンジェル)
     完全新作ストーリーのRPG。仲間連携と必殺技が鍵。
  • 1995-09-29 AIII S.V. 〜A列車で行こう3 スーパーバージョン(パック・イン・ビデオ)
     都市を育てる鉄道経営SLG。マウス対応で快適に線路敷設。
  • 1995-09-29 ウィザードリィVI 禁断の魔筆(アスキー)
     名作DRPG移植。自由度の高い育成と迷宮探索が濃密。
  • 1995-09-29 ウェディングピーチ(ケイエスエス)
     アニメ原作ADV。イベントやミニゲームで物語を進める。
  • 1995-09-29 NBA実況バスケット ウイニングダンク(コナミ)
     NBAテイストのバスケSPG。ダンク演出と操作感が快感。
  • 1995-09-29 サージェント・サンダース・コンバット!(アスキー)
     戦場の小隊戦を描くSLG。配置と補給が勝敗を左右。
  • 1995-09-29 常勝麻雀 天牌(エニックス)
     勝ち筋重視の四人打ち麻雀。CPUの読み合いが手強い。
  • 1995-09-29 全日本GT選手権(カネコ)
     実在車でGTレース。ピット戦略とコース攻略が肝要。
  • 1995-09-29 ダービージョッキー2(アスミック)
     騎手視点の競馬SLG続編。調教・騎乗の手応えが向上。
  • 1995-09-29 ノーマーク爆牌党 史上最強の雀士達(エンジェル)
     漫画タイアップの麻雀+ADV。個性派との対局が楽しい。
  • 1995-09-29 ハーメルンのバイオリン弾き(エニックス)
     人気漫画原作ACT。音色ギミックと相棒操作が特色。
  • 1995-09-29 美食戦隊 薔薇野郎(ヴァージン)
     ベルトスクロールACT。コミカルな技と敵がクセになる。
  • 1995-09-29 ヴェルヌ・ワールド(バンプレスト)
     冒険小説風のRPG。ガジェット活用と探索が楽しい。
  • 1995-09-29 火の皇子 ヤマトタケル(東宝)
     神話題材のRPG。広がる和風世界を旅する。
  • 1995-09-29 平安風雲伝(ケイエスエス)
     平安時代を舞台にしたSLG。勢力争いと人材登用が要。
  • 1995-09-29 HEIWAパチンコワールド2(ショウエイシステム)
     実機シミュレート作。釘調整と演出を楽しむ一本。
  • 1995-09-29 ホーリーアンブレラ ドンデラの無謀!!(ナグザット)
     明快操作のアクションRPG。傘アクションが小気味よい。
  • 1995-09-29 魔法騎士レイアース(トミー)
     CLAMP原作RPG。三人の力をつなぐ王道冒険。
  • 1995-09-29 METAL MAX RETURNS(データイースト)
     名作“メタルマックス”のSFC版。戦車カスタムと賞金稼ぎ。
  • 1995-09-30 聖剣伝説3(スクウェア)
     3人編成の多重シナリオARPG。クラスチェンジが熱い。

【1995年10月】

  • 1995-10-06 激闘バーニングプロレス(BPS)
     打撃と投げの駆け引きを重視したプロレスACT。
  • 1995-10-06 神聖紀オデッセリアII(ビック東海)
     王道ファンタジーRPG続編。戦闘演出と音楽が強化。
  • 1995-10-06 すぱぽ〜ん(ユタカ)
     落ちもの系PZL。連鎖とおじゃま返しで対戦が盛り上がる。
  • 1995-10-06 タクティクス オウガ(クエスト)
     重厚な世界観のSRPG金字塔。地形・向き・陣形が命。
  • 1995-10-13 ゲームの鉄人 THE上海(サンソフト)
     麻雀牌を消すパズル。多彩な配置とタイムアタック。
  • 1995-10-13 ハイパーイリア(バンプレスト)
     演出派の横スクACT。格闘と射撃を使い分ける爽快感。
  • 1995-10-20 スーパー花札2(アイマックス)
     こいこい等を収録した和札テーブル。CPU戦も充実。
  • 1995-10-20 天地創造(エニックス)
     世界再生を巡るARPG。探索・謎解き・成長が美しく融合。
  • 1995-10-20 マジカルドロップ(データイースト)
     素早く掴んで投げる連鎖PZL。対戦の駆け引きが白熱。
  • 1995-10-20 RINGS アストラルバウト3(キングレコード)
     総合格闘を題材にした格闘ACT。関節技とスタミナ管理が肝。
  • 1995-10-27 SD F-1グランプリ(ビデオシステム)
     等身大のF1をSD表現で。軽快操作のレースSPG。
  • 1995-10-27 ウルトラベースボール実名版3(カルチャーブレーン)
     実名選手で遊べる野球SPG。守備操作が軽快。
  • 1995-10-27 ガンガンガンチャン(マジファクト)
     サイドビューACT。武器切替と軽い操作感が売り。
  • 1995-10-27 クリスタルビーンズ フロム ダンジョンエクスプローラー(ハドソン)
     多人数対応のARPG。ダンジョン探索と育成が楽しい。
  • 1995-10-27 ジャスティス・リーグ(アクレイムジャパン)
     ヒーローACT。能力を活かして進む王道アクション。
  • 1995-10-27 ジャッジ・ドレッド(アクレイムジャパン)
     映画原作のガンACT。ガジェット活用で攻略。
  • 1995-10-27 女子プロレスSTORY 白いリングへ Twinkle Little Star(ポニーキャニオン)
     女子プロレスラー育成SLG。団体公認の実名レスラー登場。
  • 1995-10-27 真哭きの竜 麻雀飛翔伝(ベック)
     麻雀×ADV。勝負の読み合いとドラマを堪能。
  • 1995-10-27 スラムダンク SDヒートアップ!!(バンダイ)
     漫画タイアップのバスケSPG。スーパーデフォルメで熱戦。
  • 1995-10-27 天地無用!げ〜む編(バンプレスト)
     人気アニメのADV。選択肢とイベントで展開。
  • 1995-10-27 パチスロ物語 パル工業スペシャル(ケイエスエス)
     実機系パチスロSLG。リール制御と小役狙いを学べる。
  • 1995-10-27 バットマン フォーエヴァー(アクレイムジャパン)
     映画原作ACT。多段コンボとガジェットが特徴。
  • 1995-10-27 パネルでポン(任天堂)
     名作アクションPZL。入れ替え連鎖の爽快感が光る。
  • 1995-10-27 フォアマン フォー リアル(アクレイムジャパン)
     ジョージ・フォアマン監修のボクシングSPG。
  • 1995-10-27 魔天伝説 戦慄のオーパーツ(タカラ)
     探索要素の強いACT。仕掛けと戦闘のバランスが妙味。
  • 1995-10-27 ライトファンタジーII(トンキンハウス)
     軽快さを重視したRPG続編。仲間と世界を巡る。

【1995年11月】

  • 1995-11-02 紺碧の艦隊(エンジェル)
     海戦SLG。艦隊運用と戦術判断が問われる。
  • 1995-11-02 必殺パチンココレクション3(サンソフト)
     実機再現と演出を楽しむパチンコSLG。
  • 1995-11-10 全国縦断ウルトラ心理ゲーム(ヴィジット)
     心理テスト系のクイズ/パーティ。家族で盛り上がる。
  • 1995-11-11 ロマンシング サ・ガ3(スクウェア)
     閃きと陣形が光るRPG。多彩な仲間と自由な冒険。
  • 1995-11-17 キャプテン翼J ザ・ウェイ・トゥ・ワールドユース(バンダイ)
     必殺シュート炸裂のサッカーACT。演出が熱い。
  • 1995-11-17 上海 万里の長城(サンソフト)
     定番“牌消し”PZL。長く遊べる問題量。
  • 1995-11-17 新スタートレック 〜大いなる遺産 IFDの謎を追え〜(徳間書店)
     探索ADV。宇宙船クルーとミッション遂行。
  • 1995-11-17 全国高校サッカー2(四次元)
     高校サッカーを題材にしたSPG。育成と采配が楽しい。
  • 1995-11-17 ブロックくずし(POW)
     オーソドックスなブロック崩し。対戦・特殊アイテムも。
  • 1995-11-17 レンダリング・レンジャーR2(ヴァージンインタラクティブ)
     横スクACT+STGのハイブリッド。超滑らかな動作が話題。
  • 1995-11-17 ロゴス・パニック ごあいさつ(ユタカ)
     “あいさつ言葉”を使う独特の言語PZL。
  • 1995-11-21 スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー(任天堂)
     密度の高い横スクACT続編。2人のアクションが冴える。
  • 1995-11-24 鬼神童子ZENKI 電影雷舞(ハドソン)
     原作アニメのACT。連続技と妖気技で蹴散らす。
  • 1995-11-24 スーパー億万長者ゲーム(タカラ)
     盤上で資産を増やすボードSLG。イベントも豊富。
  • 1995-11-24 MIGHTY MORPHIN POWER RANGERS(バンダイ)
     戦隊ACT。フォームを切り替えつつ進む王道。
  • 1995-11-24 魔女たちの眠り(パック・イン・ビデオ)
     ミステリーADV。選択肢と証拠で真相に迫る。
  • 1995-11-24 リーディングジョッキー2(カロッツェリアジャパン)
     騎手視点の競馬SLG続編。スタミナ配分が勝敗を分ける。
  • 1995-11-25 ゼロヨンチャンプRR-Z(メディアリング)
     ドラッグレースSLG。改造チューニングで0-400勝負。

【1995年12月】

  • 1995-12-01 おーちゃんのお絵かきロジック(サンソフト)
     ピクロス系PZL。おーちゃんと一緒に塗って解く。
  • 1995-12-01 ちびまる子ちゃん めざせ!南のアイランド!!(コナミ)
     双六風のボードADV。南国を舞台にイベント満載。
  • 1995-12-01 ドカポン外伝 炎のオーディション(アスミック)
     “友情破壊”で名高い対戦ボードRPG外伝。
  • 1995-12-01 パチ夫くんSPECIAL3(ココナッツジャパン)
     演出重視のパチンコSLG。攻略モードも搭載。
  • 1995-12-01 BIG HURTベースボール(アクレイムジャパン)
     本格派ベースボールSPG。MLBテイストの試合運び。
  • 1995-12-01 B. B. GUN(アイマックス)
     固定画面STG風の一作。シンプル操作でスコアアタック。
  • 1995-12-01 不思議のダンジョン2 風来のシレン(チュンソフト)
     潜るたび地形が変わる名作ローグライクRPG。
  • 1995-12-01 ロックマンX3(カプコン)
     Xとゼロで戦う高速ACT。パーツ収集と分岐が熱い。
  • 1995-12-08 アメリカン バトルドーム(ツクダオリジナル)
     TV玩具発のエアホッケー風対戦ACT。
  • 1995-12-08 アンジェリーク プレミアムBOX(光栄)
     恋愛SLGの豪華版。追加要素と同梱物でコレクター向け。
  • 1995-12-08 クロックワークス(徳間書店)
     歯車を噛み合わせる思考PZL。ステージ構成が巧み。
  • 1995-12-08 スーパー桃太郎電鉄DX(ハドソン)
     名作すごろくSLGの決定版。マップ・イベント大幅増。
  • 1995-12-08 す〜ぱ〜ぷよぷよ通(コンパイル)
     “通ルール”採用の連鎖PZL。対戦の駆け引きが深化。
  • 1995-12-08 美少女戦士セーラームーンSuperS ふわふわパニック(バンダイ)
     コミカルなアクションPZL。キャラ技で盤面を制す。
  • 1995-12-08 MASTERS New 遙かなるオーガスタ3(T&Eソフト)
     本格GOLF。風や傾斜と徹底対話。
  • 1995-12-08 ミッキーとドナルド マジカルアドベンチャー3(カプコン)
     名コンビの横スクACT。着替えアクションで攻略。
  • 1995-12-09 ドラゴンクエストVI 幻の大地(エニックス)
     上下世界を巡るRPG大作。転職と熟練度のやり込み。
  • 1995-12-15 エミット バリューセット(光栄)
     語学学習ADVのセット版。音声教材と合わせて楽しむ。
  • 1995-12-15 GO GO ACKMAN3(バンプレスト)
     悪魔少年ACT第三弾。テンポ良く突き進む痛快さ。
  • 1995-12-15 JB ザ・スーパーバス(NGP)
     バス釣りSPG。季節・ポイント選択の奥深さ。
  • 1995-12-15 実況おしゃべりパロディウス(コナミ)
     喋って騒がしいSTG。ボスも演出も濃厚。
  • 1995-12-15 商人よ、大志を抱け!!(バンダイ)
     商圏を広げる経営SLG。仕入と価格戦略で勝負。
  • 1995-12-15 スーパーブラックバス3(スターフィッシュデータ)
     定番釣りSPG。新ルアーと湖を追加。
  • 1995-12-15 聖獣魔伝ビースト&ブレイド(BPS)
     モンスター育成×RPG。合成と技継承が鍵。
  • 1995-12-15 テーマパーク(EAV)
     遊園地経営SLG。来園者の動線設計がやみつき。
  • 1995-12-15 テイルズ オブ ファンタジア(ナムコ)
     音声演出が話題のARPG。秘奥義と料理で育つ冒険。
  • 1995-12-15 ドラえもん4 のび太と月の王国(エポック社)
     横スクACT。ひみつ道具で仕掛けを突破。
  • 1995-12-15 ニチブツアーケードクラシックス2 平安京エイリアン(日本物産)
     往年の名作を収録した復刻。
  • 1995-12-15 プリンセスメーカー Legend of Another World(タカラ)
     娘育成SLG移植。多彩な結末を目指す。
  • 1995-12-15 本家・SANKYO FEVER 実機シミュレーション2(BOSSコミュニケーションズ)
     実機再現のパチンコSLG。液晶演出も搭載。
  • 1995-12-15 もってけ Oh!ドロボー(データイースト)
     コミカルACT。アイテムを奪って逃げ切る。
  • 1995-12-20 水木しげるの妖怪百鬼夜行(ケイエスエス)
     妖怪が跋扈する和風RPG。図鑑収集も楽しい。
  • 1995-12-22 SDガンダム GNEXT(バンダイ)
     部隊編成と連携が肝のSLG。MSの世代を超えた夢の編成。
  • 1995-12-22 がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由(コナミ)
     和風ギャグACT。変身やミニゲームも豊富。
  • 1995-12-22 月面のアヌビス(イマジニア)
     神秘的世界を巡るADV/RPG。
  • 1995-12-22 黄龍の耳(バップ)
     サスペンスADV。調査と推理で真相へ。
  • 1995-12-22 ザ・グレイトバトルV(バンプレスト)
     ヒーロー総進撃のACT。多人数の掛け合いが楽しい。
  • 1995-12-22 ざくろの味(イマジニア)
     ノベルADV。静かな余韻の物語。
  • 1995-12-22 将棋三昧(ヴァージンインタラクティブ)
     多彩な思考と対局設定を備えた将棋。
  • 1995-12-22 スーパーチャイニーズワールド3(カルチャーブレーン)
     RPG+ACTの人気シリーズ続編。
  • 1995-12-22 スーパーファイヤープロレスリングX(ヒューマン)
     シリーズ集大成的な調整。エディットも奥深い。
  • 1995-12-22 3×3EYES 獣魔奉還(バンプレスト)
     人気漫画のADV/RPG。術と合体技で戦う。
  • 1995-12-22 戦国の覇者 天下布武への道(バンプレスト)
     戦国SLG。領土拡大と合戦采配が熱い。
  • 1995-12-22 テクモスーパーボウルIII FINAL EDITION(テクモ)
     アメフトSPG。戦術選択と走破感が快感。
  • 1995-12-22 天外魔境ZERO(ハドソン)
     内蔵時計連動のRPG。現実時間とリンクする仕掛けが斬新。
  • 1995-12-22 バトルサブマリン(パック・イン・ビデオ)
     潜水艦戦SLG。ソナーと魚雷の駆け引き。
  • 1995-12-22 ファーランドストーリー2(バンプレスト)
     SRPG続編。魔法と地形の活用が鍵。
  • 1995-12-22 ファイナルファイト タフ(カプコン)
     新要素を盛り込んだベルトスクロールACT最終作。
  • 1995-12-22 ロードス島戦記(角川書店)
     名作ファンタジーのRPG化。重厚な世界観が魅力。
  • 1995-12-27 最強 高田延彦(ハドソン)
     実名登場の格闘/プロレスACT。間合いと投げの読み合い。
  • 1995-12-28 三國志英傑伝(光栄)
     コーエーのSLG外伝的RPG。イベント中心で遊びやすい。
  • 1995-12-29 イースV 失われた砂の都ケフィン(日本ファルコム)
     アクションRPG最新作。魔法と剣技で砂の都を冒険。
  • 1995-12-29 Parlor!パーラー!IV CR(日本テレネット)
     多機種の実機系パチンコを収録したSLG。
  • 1995-12-29 スーパー将棋3 棋太平(アイマックス)
     将棋シリーズ第3弾。思考強化と充実のモード。
  • 1995-12-29 対局囲碁 韋駄天(BPS)
     思考高速化を謳う囲碁ソフト。段級設定で腕試し。
  • 1995-12-29 大爆笑人生劇場 ずっこけサラリーマン編(タイトー)
     イベント満載のボードADV。会社人生の波乱を体験。

1995年の特徴と評価

1995年のスーパーファミコンは、「末期=失速」ではなく“成熟の果てに到達した多面体”という印象が強い一年でした。
次世代機(PS/SS)が主役の座を争う最中に、SFCは技術・設計・物語の三拍子で“まだやれる”を証明します。

春は『クロノ・トリガー』で口火。
連携技の手触り、移動と戦闘が地続きのテンポ、イベント密度の高さ――王道RPGの文法を“気持ちよさ”で更新しました。
そこへ『エストポリス伝記II』や『フロントミッション』が、緻密なダンジョン設計や部位破壊×改造の遊びを持ち込み、早い段階から層の厚さが際立ちます。

夏はアクションと表現のブレイクポイント。
『ヨッシーアイランド』が手描き調の質感をスーパーFXで支え、拡大・変形・紙芝居的演出が“動く絵本”を現実に。
同時期の『学校であった怖い話』や秋の『クロックタワー』は、文章・演出・間の取り方で恐怖を成立させ、“派手さ以外の体験価値”をSFC上で確立します。

秋口、『タクティクスオウガ』が戦術SLGの地平を押し広げました。
高低差と向き、編制と忠誠、選択が物語に反映される重さ――結果ではなく“過程の濃度”が遊びの主役になる。
同時期の『聖剣伝説3』はクラスチェンジ×3人編成でリプレイ性を磨き、「遊び直しが楽しい」を正面から設計。

年末の畳みかけは圧巻です。
『ロマンシング サ・ガ3』は自由度に“マスコンバット”“トレード”を絡めて世界の厚みを増し、
『テイルズ オブ ファンタジア』は音声演出と横スク×リアルタイム戦闘で“RPGの手触り”を刷新。
『ドラゴンクエストVI』が上下世界と職業育成で重ねた文脈を、
『風来のシレン』が“死んで覚える”設計に洗練して応え、
『スーパードンキーコング2』は密度と仕掛けでアクションの頂点を更新――ラストスパートの質量はシリーズ史でも屈指です。

もう一方で、小粒の挑戦も忘れられません。
『レンダリング・レンジャーR2』の異常な滑らかさ、
『パネルでポン』の高速思考が生む“入れ替え連鎖”の爽快、
『天外魔境ZERO』の内蔵時計連動――どれもSFCだからこその工夫で、技術と発想の足し算が心地よく決まります。

総じて1995年は、ハードの限界を工夫と設計で越え続けた“晩成のピーク”。
大作は完成度で、実験作は発想で、移植・派生は手触りで輝く。
次世代機が速度で世界を変えるなら、SFCは“手で触る面白さ”で時代を締めくくった――そう言いたくなる、豊穣の一年でした。

1995年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|クロノ・トリガー(スクウェア)
 連携技とノンランダム戦闘で“気持ちよさ”を極めた王道RPGの金字塔。時をまたぐ冒険が一本の体験に溶ける。

2位|ドラゴンクエストVI 幻の大地(エニックス)
 上下世界×職業育成の厚みで“やり込み”を更新。熟練度の積み上げが物語の重みと噛み合う。

3位|タクティクス オウガ(クエスト)
 高低差・向き・忠誠・選択の重さ――戦術SLGの地平を押し広げた決定版。

4位|スーパーマリオ ヨッシーアイランド(任天堂)
 手描き風表現とタマゴ操作の革新。拡大・変形の演出が“動く絵本”を現実にした傑作ACT。

5位|聖剣伝説3(スクウェア)
 3人編成×クラスチェンジでビルドの妙を追求。周回するほど味が出る多重シナリオARPG。

6位|ロマンシング サ・ガ3(スクウェア)
 自由度の冒険に“マスコンバット”“トレード”が加わり、世界の厚みと遊びの幅を同時拡張。

7位|テイルズ オブ ファンタジア(ナムコ)
 音声演出と横スク×リアルタイム戦闘(LMBS)がRPGの手触りを刷新。スピード感が快感。

8位|スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー(任天堂)
 密度の高いコース設計とギミックの妙。シリーズで最も“攻めた”プレイフィールが光る。

9位|天地創造(エニックス)
 世界の再生を描く叙情派ARPG。探索・謎解き・演出が美しく調和し、静かな余韻を残す。

10位|不思議のダンジョン2 風来のシレン(チュンソフト)
 毎回変わる迷宮に“手痛い失敗も学び”へ変える設計。ローグライクの完成度を家庭用に刻んだ名作。

【1995年|SFCトリビア】

  • RPG大豊作の年:『クロノ・トリガー』(3/11)、『フロントミッション』(2/24)、『ロマンシング サ・ガ3』(11/11)、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(12/9)、『テイルズ オブ ファンタジア』(12/15)と、看板級が一挙に集結。
  • “音声演出”が一般層へ:『テイルズ オブ ファンタジア』は戦闘ボイスや主題歌ボーカルをSFCで実装(大容量ROM+音声圧縮の工夫)。
  • 時間や選択で変わるRPG体験:『聖剣伝説3』(9/30)は昼夜サイクルとクラスチェンジ、6人から3人を選ぶ構成で周回性を強化。
  • 二層世界の王道:『ドラゴンクエストVI』は夢/現実の往還と職業システムで“自分の冒険を組み立てる”感覚を洗練。
  • 戦術シミュの成熟:『タクティクスオウガ』(10/6)はロウ/カオス分岐や高低差・向きの概念を徹底し、SRPGの基準点に。
  • 対戦パズルの決定版が誕生:『パネルでポン』(10/27)が連鎖と対戦の読み合いを洗練(海外では『Tetris Attack』名で普及)。
  • “ACM×2D”の進化継続:『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』(11/21)がプリレンダCG路線をさらに高密度化。
  • YIの表現革新:『ヨッシーアイランド』(8/5)は手描き風グラフィックと拡大回転(Super FX 2)で2D演出の到達点を提示。
  • “マス”だけじゃないRPGの遊び:『ロマサガ3』は陣取り戦(マスコンバット)やトレードなど、世界観に沿うサブシステムを多数搭載。
  • Xシリーズの技術継承:『ロックマンX3』(12/1)は専用チップ(C×4系)で特殊演出を拡張、操作のキレを維持しつつボリュームを増強。

1996年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1996年1月】

  • 1996-01-12 魔導物語 はなまる大幼稚園児(徳間書店インターメディア)
     “ぷよ”の世界観を活かした見下ろし型ARPG。園児アルルの冒険をコミカルに描く。
  • 1996-01-19 的中競馬塾(バンプレスト)
     予想とレース観戦で遊ぶ競馬シミュレーション。基礎知識から楽しめる作り。
  • 1996-01-19 磯釣り 離島篇(パック・イン・ビデオ)
     潮・仕掛けを読み解く本格派釣りソフト。舞台を離島に広げた意欲作。
  • 1996-01-19 Parlor! 3 パチンコ5社・実機シミュレーション(日本テレネット)
     複数メーカー台を収録した実機系シミュレーション。演出再現と止め打ちが肝。
  • 1996-01-26 SDガンダム Power Formation Puzzle(バンダイ)
     ユニットを合体・分離で組み替える陣形パズル。SDらしい手触りで遊ばせる。
  • 1996-01-26 スーパー野球道(バンプレスト)
     思考派向けの野球SLG。選手起用と采配で勝負する監督プレイ寄りの一本。
  • 1996-01-26 信長の野望・天翔記(光栄)
     中盤作にあたる戦国SLG移植。武将ごとの個性と内政・合戦のバランスが特徴。
  • 1996-01-26 囲碁倶楽部(ヘクト)
     段級位別の思考と定石辞典を備えた囲碁ソフト。入門〜実戦まで幅広く対応。
  • 1996-01-26 MADARA SAGA 幼稚園戦記まだら(データム・ポリスター)
     “まだら”世界をコメディ調で味付けした番外編。軽快な小ネタが連打される。
  • 1996-01-26 無人島物語(KSS)
     資源管理とクラフトが要のサバイバルADV。生活基盤づくりが面白い。
  • 1996-01-26 平成軍人将棋(カロッツェリアジャパン)
     “成り・捕獲”の駆け引きが光る軍人将棋。読み合い重視のテーブル作。
  • 1996-01-31 RPGツクール2(アスキー)
     イベント・マップ・楽曲まで作れる制作ツール。SFCでRPG制作を完結可能。

【1996年2月】

  • 1996-02-02 幕末降臨伝ONI(バンプレスト)
     和風伝奇RPG“ONI”のSFC第2作。幕末を舞台に人妖の因縁を描く。
  • 1996-02-09 バハムート ラグーン(スクウェア)
     人間隊+ドラゴンの編成で戦うSRPG。ドラゴン育成と演出の完成度が高い。
  • 1996-02-09 ときめきメモリアル 伝説の樹の下で(コナミ)
     “学園3年間”で好感度を育てる恋愛SLG。SFC版はミニゲーム等を追加。
  • 1996-02-23 FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD(スクウェア)
     フロントミッション外伝の横スクARPG。ヴァンツァーで多彩な任務に挑む。
  • 1996-02-23 鬼神童子ZENKI 天地鳴動(ハドソン)
     人気漫画原作の対戦/バトル系。必殺技演出と原作再現が売り。

【1996年3月】

  • 1996-03-09 スーパーマリオRPG(任天堂/スクウェア)
     “マリオ×RPG”の快作。軽快なボタンアクションと会話劇が心地よい。
  • 1996-03-15 カオスシード 〜風水回廊記〜(タイトー)
     洞窟を育てる独創SLG×ARPG。資源循環と拠点運営のループがクセになる。
  • 1996-03-21 星のカービィ スーパーデラックス(任天堂)
     “8本盛り”のオムニバスACT。コピー能力の遊び尽くしに手応えも十分。
  • 1996-03-22 イースV エキスパート(光栄)
     難度やバランスを調整した“V”上級版。やり込み前提の手応えに刷新。
  • 1996-03-22 スーパーロボット大戦外伝 魔装機神(バンプレスト)
     魔装機神編を単独で深掘り。緻密なSP消費管理が戦術の肝。
  • 1996-03-22 ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険(ハドソン)
     心地よいBGMと手触りの佳作ACT。“ミロン”を現代風に再設計。
  • 1996-03-22 実況競馬シミュレーション ステイブルスター(コナミ)
     育成とレース運びを両立する競馬SLG。実況演出で臨場感を演出。
  • 1996-03-22 林海峯九段の囲碁大道(アスク講談社)
     講座と実戦を兼ねる囲碁学習ソフト。定石学習向けの内容が充実。
  • 1996-03-22 ギャンブル放浪記(バップ)
     多種ギャンブルを横断的に遊べる一作。資金管理の妙が試される。
  • 1996-03-22 NEWヤッターマン(ユタカ)
     ドロンボー一味とドタバタ劇を繰り広げるACT。軽妙な演出が楽しい。
  • 1996-03-22 ’96全国高校サッカー選手権(マジカル)
     実在校名こそ使わないが大会再現に注力。高校サッカーの熱量を表現。
  • 1996-03-29 ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION(バンダイ)
     Z戦士の駆け引きが濃い2D対戦。気力とコンボ管理が奥深い。
  • 1996-03-29 新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL(バンダイ)
     TV版Wを格闘で再現。機体差と必殺の切り札で読み合う。
  • 1996-03-29 スーパーファイヤープロレスリングX プレミアム(ヒューマン)
     “エディット拡張”で完成度を高めた集大成。受け身や試合運びが熱い。
  • 1996-03-29 スーパーフォーメーションサッカー’96 ワールドクラブ(ヒューマン)
     クラブ編成で駆け引き重視。フォメ調整の手応えが魅力。
  • 1996-03-29 それ行けエビス丸 からくり迷路 消えたゴエモンの謎!!(コナミ)
     ゴエモン外伝の軽快ACT。仕掛け探索と和テイスト演出が楽しい。
  • 1996-03-29 アンジェリーク ヴォイスファンタジー(光栄)
     音声演出を前面に出した“乙女SLG”。星の守護聖との交流が主軸。
  • 1996-03-29 忍たま乱太郎2(カルチャーブレーン)
     原作のノリで走って跳ぶ軽快ACT。初見でも遊びやすい難度。
  • 1996-03-29 美少女レスラー列伝(KSS)
     女子プロ題材の対戦ACT。技の見栄えとテンポで魅せる。
  • 1996-03-29 SDガンダム GNEXT 専用ロムパック ユニット&マップコレクション(バンダイ)
     『GNEXT』向けの追加ROM。新ユニット・マップを拡張収録。

【1996年4月】

  • 1996-04-05 ルドラの秘宝(スクウェア)
     “言霊”合成で魔法を創るRPG。3主人公の群像劇が重厚。
  • 1996-04-05 実戦! パチスロ必勝法! 山佐伝説(サミー)
     山佐機種の出目・制御を再現。設定看破の研究にも向く。
  • 1996-04-12 音楽ツクール かなでーる(アスキー)
     SFCで作曲できる制作ツール。作成データは他ツクールとも連携可能。
  • 1996-04-12 魔法陣グルグル2(エニックス)
     原作寄りの物語と軽アクションRPG要素。ファン向けの仕上がり。
  • 1996-04-19 蓬莱学園の冒険! 転校生スクランブル(J・ウイング)
     学園群像ADV。破天荒なイベントが矢継ぎ早に起こる。
  • 1996-04-26 スーパーボンバーマン4(ハドソン)
     “対戦”の面白さを磨いた第4作。新ギミックで乱戦がさらに白熱。
  • 1996-04-26 Jリーグ エキサイトステージ’96(エポック社)
     ’96編成を反映したサッカーACT。勝ち抜き戦など新モードを搭載。
  • 1996-04-26 一発逆転!! 競馬・競輪・競艇(POW)
     公営3競技を横断して遊べるギャンブルSLG。資金運用の妙が楽しい。
  • 1996-04-26 Jumpin’ Derby(バンダイビジュアル)
     ジョッキー視点の臨場感を推す競馬ACT。コース取りが勝敗を分ける。
  • 1996-04-26 トイ・ストーリー(カプコン)
     映画原作の横スクACT。ウッディと仲間たちの名場面を追体験。

【1996年5月】

  • 1996-05-14 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(任天堂)
     親子継承と広大マップで描く重厚SRPG。シリーズ屈指の物語性。
  • 1996-05-24 ごきんじょ冒険隊(パイオニアLDC)
     “ご近所”を舞台に日常×RPG。温度感のある会話と探索が魅力。
  • 1996-05-24 すーぱーぐっすんおよよ2(バンプレスト)
     見た目コミカルでも高難度の落ち物×アクション系パズル続編。
  • 1996-05-24 トレジャーハンターG(スクウェア)
     AP制バトルとプリレンダ表現が光る戦術RPG。スクウェアSFC最終作。
  • 1996-05-31 ダークハーフ(エニックス)
     勇者と魔王、二者視点で進むダークRPG。緊張感ある資源管理が肝。
  • 1996-05-31 サウンドノベルツクール(アスキー)
     分岐設計と演出をSFCで完結できる制作ツール。
  • 1996-05-31 すぱぽーんDX(ユタカ)
     反射ショットで敵を落とす軽快STG寄りアクション。
  • 1996-05-31 フィッシング甲子園(キングレコード)
     大会形式で腕を競う本格釣りシミュレーション。

【1996年6月】

  • 1996-06-01 Jリーグ’96 ドリームスタジアム(ハドソン)
     実名クラブで戦うクォータービューサッカーの’96版。
  • 1996-06-14 ベストショット プロゴルフ(アスキー)
     育成×プロ挑戦のゴルフSLG。JPGA監修で競技感も本格。
  • 1996-06-14 アラビアンナイト 砂漠の精霊王(タカラ)
     自由度高いマルチシナリオRPG。戦闘はクォータービュー。
  • 1996-06-28 空想科学世界ガリバーボーイ(バンダイ)
     アニメ原作の切替アクションRPG。賑やかな演出が持ち味。
  • 1996-06-28 トラバース スターライト&プレーリー(バンプレスト)
     “世界的危機なし”の自由冒険RPG。時間経過と生活感が特徴。

【1996年7月】

  • 1996-07-19 実況パワフルプロ野球’96 開幕版(コナミ)
     データ一新の開幕版。サクセスや対戦で遊び直せる定番。
  • 1996-07-19 海のぬし釣り(パック・イン・ビデオ)
     家族ごとの物語で“大物”を追う、ほのぼの釣りRPG。
  • 1996-07-19 スターオーシャン(エニックス)
     圧縮技術とボイスが話題のARPG第1作。躍動感ある戦闘。
  • 1996-07-26 アースライト ルナ・ストライク(ハドソン)
     宇宙戦線を描く硬派SLG続編。司令官の成長要素も搭載。
  • 1996-07-26 エナジーブレイカー(タイトー)
     コマンド×位置取りのSRPG。落ち着いた筆致の群像劇。
  • 1996-07-26 シムシティJr.(イマジニア)
     “町づくり”を簡素化した入門向けシム。直感操作で遊べる。
  • 1996-07-26 スプリガン・パワード(ナグザット)
     レンダ風機体が飛ぶ横スクSTG。メサイヤ流の手触り。
  • 1996-07-26 レナスII 封印の使徒(アスミック)
     独特の神話世界と音楽が響くRPG続編。

【1996年8月】

  • 1996-08-02 大貝獣物語II(ハドソン)
     明快で遊びやすい王道RPG続編。広い世界を素直に冒険。
  • 1996-08-09 牧場物語(パック・イン・ビデオ)
     作物と家畜を育む“生活系”の原点。のちの定番を切り拓く。
  • 1996-08-09 スーパーパワーリーグ4(ハドソン)
     操作感と対戦の気持ちよさが魅力のシリーズ第4弾。
  • 1996-08-23 SDガンダムジェネレーション アクシズ戦記[スーファミターボ専用](バンダイ)
     アクシズ期を扱う分割シナリオSLG。
  • 1996-08-23 SDガンダムジェネレーション バビロニア建国戦記[スーファミターボ専用](バンダイ)
     宇宙世紀後期を追うキャンペーン型SLG。
  • 1996-08-23 激走戦隊カーレンジャー 全開!レーサー戦士[スーファミターボ専用](バンダイ)
     特撮のノリを活かした横スクACT。
  • 1996-08-24 古田敦也のシミュレーションプロ野球2(ヘクト)
     采配と起用で勝つ運営SLG。実名監修の手堅い作り。
  • 1996-08-30 大戦略エキスパート WWII WAR IN EUROPE(アスキー)
     第二次欧州戦域を扱う本格派ウォーSLG。
  • 1996-08-30 ナンバーズパラダイス(アクレイムジャパン)
     数字くじをモチーフにしたカジュアル系ミニゲーム集。
  • 1996-08-30 必殺パチンココレクション4(サンソフト)
     人気実機の挙動と演出を再現するシリーズ第4弾。
  • 1996-08-30 本家・SANKYO FEVER 実機シミュレーション3(BOSSコミュニケーションズ)
     SANKYO系3機種を収録する実機パチンコSLG。発売日は8月30日。

【1996年9月】

  • 1996-09-13 ペブルビーチの波濤 NEW トーナメントエディション(T&Eソフト)
     名門コース攻略を楽しむ本格派ゴルフ。
  • 1996-09-13 実況パワープロレスリング’96 マックスボルテージ(コナミ)
     “マックスボルテージ”モードを搭載した白熱プロレス。
  • 1996-09-20 ウィザードリィ外伝IV 胎魔の鼓動(アスキー)
     硬派なダンジョンRPG最終作となる外伝第4弾。
  • 1996-09-20 マジカルドロップ2(データイースト)
     素早い連鎖が気持ちいい対戦パズル第2作。
  • 1996-09-27 スーパーニチブツ麻雀4 基礎研究篇(日本物産)
     段階的に実力を磨ける麻雀学習要素付き。
  • 1996-09-27 モンスタニア(パック・イン・ビデオ)
     短章仕立てで遊びやすいタクティカルRPG。
  • 1996-09-27 パーラー!ミニ3(日本テレネット)
     実機2台収録の手軽なパチンコシミュレーター。
  • 1996-09-27 SDガンダム ジェネレーション ザンスカール戦記[SuFami Turbo](バンダイ)
     SuFami連動対応の“Vガンダム”章。
  • 1996-09-27 SDガンダム ジェネレーション コロニー格闘記[SuFami Turbo](バンダイ)
     “Gガンダム”系ユニットで遊べる追加編。
  • 1996-09-27 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ ふわふわパニック2[SuFami Turbo](バンダイ)
     ふわふわ操作で対戦が熱いパズル続編。
  • 1996-09-27 クレヨンしんちゃん 長ぐつドボン!![SuFami Turbo](バンダイ)
     ミニゲーム感覚で遊べるパズルアクション。

【1996年10月】

  • 1996-10-04 ウイニングポスト2 プログラム’96(コーエー)
     データ更新で’96年競馬シーズンに最適化。
  • 1996-10-18 サラブレッドブリーダーIII(ヘクト)
     牧場経営と血統配合に浸れる育成シミュ第3作。
  • 1996-10-18 マーヴル・スーパーヒーローズ ウォー・オブ・ザ・ジェム(カプコン)
     人気ヒーローで戦うステージクリア型アクション。
  • 1996-10-25 タワードリーム(アスキー)
     “塔”を舞台に資産を巡るボードゲーム。
  • 1996-10-26 マーヴェラス もうひとつの宝島(任天堂)
     三人の少年を切り替えて謎解きする名作アドベンチャー。

【1996年11月】

  • 1996-11-23 スーパードンキーコング3 謎のクレミス島(任天堂)
     ディクシー&ディンキーの冒険が楽しめるシリーズ第3作。
  • 1996-11-29 スーパー人生ゲーム3(タカラ)
     イベント豊富な双六ライフゲーム最新版。
  • 1996-11-29 ニチブツコレクション1(日本物産)
     『祗園花』『攻略カジノバー』のカップリング集。
  • 1996-11-29 パーラー!ミニ4(日本テレネット)
     実機2台収録のパチンコ実戦シミュ第4弾。
  • 1996-11-29 VS.コレクション(ボトムアップ)
     短時間で盛り上がる対戦ミニゲーム集。

【1996年12月】

  • 1996-12-06 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(エニックス)
     転職・自由度が魅力のSFC版リメイク。
  • 1996-12-06 桃太郎電鉄HAPPY(ハドソン)
     新物件やイベントを大量追加した“決定版”的一本。
  • 1996-12-19 すごろく銀河戦記(ボトムアップ)
     宇宙戦記を題材にした戦略ボードゲーム。
  • 1996-12-20 ストリートファイターZERO2(カプコン)
     多彩なシステムを盛り込んだ対戦格闘の定番作。
  • 1996-12-20 ドナルドダックのマウイマラード(カプコン)
     ドナルドが“忍者”に変身して戦う横スクロールACT。
  • 1996-12-20 ボンバーマン ビーダマン(ハドソン)
     ビー玉玩具タイアップの対戦アクション。
  • 1996-12-20 ミニ四駆 シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!(アスキー)
     セッティングとライン取りが勝負のレース作。
  • 1996-12-20 G・O・D 目覚めよと呼ぶ声が聴こえ(イマジニア)
     “声”に導かれる少年の旅を描くオリジナルRPG。
  • 1996-12-20 キュオンパ SFC(T&Eソフト)
     ドミノを回転・移動して揃える知的パズル。
  • 1996-12-20 西陣パチンコ3(KSS)
     西陣実機を再現したパチンコシム第3弾。
  • 1996-12-20 ピノキオ(カプコン)
     ディズニー映画原作の横スクロールACT。
  • 1996-12-27 ドラゴンナイト4(バンプレスト)
     PC発のRPGをSFC向けに再構成した移植作。
  • 1996-12-27 ニチブツコレクション2(日本物産)
     『麻雀繁盛記』『五目・将棋—定跡研究篇—』収録の合本。
  • 1996-12-27 ザ・マスク(ヴァージンインタラクティブ エンターテインメント)
     映画原作のドタバタ2Dアクション。

1996年「その年の特徴と評価」

1996年のスーパーファミコンは、いよいよ世代交代の足音が大きくなる中で、成熟の技術と発想の粘りで一年を駆け抜けた。
NINTENDO64が登場しても、SFCは“2Dの完成度”と“設計の巧さ”で存在価値を証明し続ける。

前半はスクウェア×任天堂の共演が象徴的。『スーパーマリオRPG』がボタンアクションと会話劇でRPGの敷居を下げ、続く『星のカービィ スーパーデラックス』が“遊びの寄せ集め”を高密度で仕立て直す。
『バハムート ラグーン』『ルドラの秘宝』は、ドラゴン育成や“言霊”合成など新しい仕掛けでRPGの型を揺さぶる試みが目立った。

中盤は『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』が親子継承と巨大マップで重厚な物語×戦術の到達点を示し、『スターオーシャン』は圧縮技術とボイス活用でSFC表現の天井をもう一段押し上げた。
一方で『ごきんじょ冒険隊』『エナジーブレイカー』『モンスタニア』のような中規模RPGの手堅さも充実し、遊びやすい設計が光る。

後半は“締めくくり”の趣。『スーパードンキーコング3』が演出と仕掛けの密度を極め、『ドラゴンクエストIII』(SFC版リメイク)が快適性を携えて原点の面白さを再提示。
『ストリートファイターZERO2』は圧縮チップを駆使して最新格闘の空気をSFCへ引き込み、2Dアクションの看板がまだ強いことを見せた。

周辺ジャンルも厚い。『牧場物語』が“生活を遊ぶ”路線の出発点を刻み、『Jリーグ’96』『実況パワプロ’96』などスポーツ系はデータ更新と操作感で完成度を上げる。
さらに『RPGツクール2』『サウンドノベルツクール』『音楽ツクール』が“作る楽しさ”を家庭機へ根付かせたのは1996年の特筆点だ。
SuFami Turboの分割リリース(『SDガンダムジェネレーション』各編ほか)も、小容量で世界観を刻む実験としてこの年ならでは。

総じて1996年は、“最新ハードのスピード”に対し、SFCが工夫と設計で粘り勝ちした最後の一年
大作は設計で、中規模は手触りで、周辺ジャンルは発想で輝き、2D時代の豊穣な締めとして記憶に残る。

1996年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|スーパーマリオRPG(任天堂)
 ボタンアクション×会話劇でRPGの敷居を下げつつ手触りを刷新。初体験にも上級者にも快い完成度。

2位|ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(任天堂)
 親世代/子世代の継承と巨大マップで重厚な戦記を構築。戦術と物語の結合がシリーズ屈指。

3位|星のカービィ スーパーデラックス(任天堂)
 “8本盛り”の密度とコピー能力の遊び尽くし。協力プレイ含め2Dアクションの快楽を極める。

4位|スターオーシャン(エニックス)
 ボイス活用と圧縮技術の野心、軽快なリアルタイム戦闘。末期SFCに新生RPGの風を吹き込む。

5位|バハムート ラグーン(スクウェア)
 ドラゴン育成×部隊戦のハイブリッド。演出と戦術が噛み合い、独自の味わいを残す。

6位|ルドラの秘宝(スクウェア)
 自作“言霊”で魔法を創る実験精神。三部構成の群像劇も骨太で、末期スクウェアの意欲作。

7位|スーパードンキーコング3 謎のクレミス島(任天堂)
 ギミック密度と遊び心の集大成。テンポよく変化する仕掛けでシリーズを締める。

8位|牧場物語(パック・イン・ビデオ)
 作物・家畜・交流で“生活を遊ぶ”原点。スローライフ系の源流を家庭機に刻んだ。

9位|ストリートファイターZERO2(カプコン)
 最新格闘をSFCへ果敢に移植。操作感と演出を可能な限り再現し、2D格闘の熱を保った。

10位|トレジャーハンターG(スクウェア)
 AP制バトルとプリレンダ表現が光る戦術RPG。SFC時代のスクウェアを締めくくる一章。

【1996年|SFCトリビア】

  • 任天堂×スクウェアの歴史的共作:『スーパーマリオRPG』(3/9)はSA-1搭載で処理を強化。ボタンアクション×会話劇でRPGの敷居を下げた“教科書”。
  • 末期スクウェアの意欲作ラッシュ:『バハムート ラグーン』(2/9)、『ルドラの秘宝』(4/5)、『トレジャーハンターG』(5/24)。演出・システム実験をSFC最終盤で畳み掛けた。
  • “言霊”の遊び心:『ルドラの秘宝』は自作呪文のテキスト入力で効果が変化。日本語入力をゲーム設計に組み込むユニークな試み。
  • 親子継承の戦記:『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』(5/14)は巨大マップと世代交代で物語と戦術を融合。シリーズ屈指の到達点に。
  • 音声&圧縮の限界突破:『スターオーシャン』(7/19)はS-DD1で大容量グラフィックを圧縮展開、音声再生も話題に。
  • コピー能力の極まった快楽:『星のカービィ スーパーデラックス』(3/21)は8作相当の“遊びの詰め合わせ”で協力プレイも定番化。
  • 生活系ジャンルの原点:『牧場物語』(8/9)が作物・家畜・交流のループを確立。以降の“スローライフ系”の出発点となる。
  • 2Dアクションの看板健在:『スーパードンキーコング3』(11/23)が仕掛け密度を更新し、SFC後期でも演出の粘りを証明。
  • 名作の最適化リメイク:『ドラゴンクエストIII』(12/6)はSFCでUI・テンポを刷新。原点を“今の手触り”で遊ぶ流れを強化。
  • “作る”文化を家庭に:『RPGツクール2』(1/31)や『サウンドノベルツクール』(5/31)がユーザー制作を底上げ。末期SFCの価値を“創作の場”に広げた。
  • 小容量分割の実験:バンダイのSuFami Turbo(専用タイトル群)は世界観分割供給を試み、供給形態の多様化を象徴した年でもある。

1997年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1997年1月】

  • 1997-01-15 アルカノイド -Doh It Again-(タイトー)
     マウス対応の定番ブロック崩し決定版。
  • 1997-01-17 プロ野球スター(カルチャーブレーン)
     実名12球団に対応した育成要素付き野球。
  • 1997-01-17 BUSHI青龍伝 〜二人の勇者〜(T&Eソフト)
     和風世界を駆けるARPG。ゲームフリーク開発。
  • 1997-01-31 ガンプル GUNMAN’S PROOF(アスキー)
     西部劇×SFのトップビューARPG。
  • 1997-01-31 ピキーニャ!(アスキー)
     ペンギンが主役の落ちものパズル。
  • 1997-01-31 ミランドラ(アスキー)
     自動生成ダンジョンを潜るローグライクRPG。

【1997年2月】

  • 1997-02-21 糸井重里のバス釣り No.1(任天堂)
     本格挙動と攻略性で魅せるバスフィッシング。
  • 1997-02-28 スーパーボンバーマン5(ハドソン)
     SFC版シリーズ最終作。対戦モードが充実。
  • 1997-02-28 忍たま乱太郎3(カルチャーブレーン)
     3人切替の横スクロール第3弾。

【1997年3月】

  • 1997-03-07 アニマニアクス(コナミ)
     人気アニメ原作の横スクロールACT。
  • 1997-03-07 パチスロ完全攻略 ユニバーサル新台入荷 Vol.1(日本シスコン)
     ユニバーサル系2機種を収録した実機シミュ。
  • 1997-03-14 キャスパー(KSS)
     映画版ベースの探索アクション。
  • 1997-03-14 スーパーダブル役満II(バップ)
     定番ルールの四人打ち麻雀続編。
  • 1997-03-15 実戦パチスロ必勝法!TWIN(サミー)
     2機種収録の実機シミュレーター。
  • 1997-03-20 実況パワフルプロ野球3 ’97春(コナミ)
     最新データを反映した“春版”パワプロ。
  • 1997-03-28 ダークロウ 〜意味のある死〜(アスキー)
     骨太な世界観のRPG。
  • 1997-03-28 ソリッドランナー(アスキー)
     サイバー色の濃いRPG/ADV寄り作。
  • 1997-03-28 パーラー!ミニ5(日本テレネット)
     実機2台収録のパチンコ実機シミュ第5弾。

【1997年4月】

  • 1997-04-18 プロ麻雀 兵(カルチャーブレーン)
     実戦派向けに絞ったシンプル麻雀。
  • 1997-04-25 プロ野球 熱闘パズルスタジアム(ココナッツジャパン)
     落ちもの×野球の異色パズル。

【1997年5月】

  • 1997-05-16 加藤一二三九段 将棋倶楽部(ヘクト)
     対局と詰将棋を収録した将棋ソフト。
  • 1997-05-30 パーラー!ミニ6(日本テレネット)
     実機2台収録のパチンコ実機シミュ第6弾。

【1997年8月】

  • 1997-08-01 ふね太郎(ビクターインタラクティブ)
     伊豆諸島を巡る船釣りシミュレーション。
  • 1997-08-29 パーラー!ミニ7(日本テレネット)
     実機2台収録のパチンコ実機シミュ第7弾。

【1997年9月】

  • 1997-09-12 実戦パチスロ必勝法!TWIN Vol.2(サミー)
     収録機種を追加した“ツイン”続編。

【1997年12月】

  • 1997-12-01 平成 新・鬼ヶ島 前編(任天堂)
     民話テイストの和風ADV・前編。
  • 1997-12-01 平成 新・鬼ヶ島 後編(任天堂)
     同・後編。
  • 1997-12-01 同級生2(バンプレスト)
     PC発の恋愛ADV移植。
  • 1997-12-19 爆球連発!! スーパービーダマン(ハドソン)
     玩具連動の対戦アクション。

1997年の特徴と評価

1997年のスーパーファミコンは、“減速”ではなく静かな最終章
市販ROMの新作は月によってはゼロまで絞られ、年末にはニンテンドウパワー(書き換え)へ軸足が移る。けれど、そこでしか生まれない味わいが確かにあった。

年明けの『BUSHI青龍伝』『ガンプル』『ミランドラ』は、規模を欲張らないぶん手触りが濃い。見下ろし型の探索、生成ダンジョン、和風ARPG――“SFCらしい遊び”を最後まで磨く姿勢が感じられる。
一方で『スーパーボンバーマン5』がシリーズの区切りをつけ、春には『実況パワプロ3’97春』が“更新で遊びを保つ”モデルを示す。定番作は地力で支える年だ。

中盤は小粒でもジャンルが散らばって面白い。『ダークロウ』『ソリッドランナー』の硬派RPG、アニメ/映画原作の軽快アクション、そしてパチ・麻雀・ボードの“据置きで長く遊ぶ”ラインが安定供給。ボリュームより設計派手さより習熟へ舵を切った作りが目立つ。

年央はリリースがほぼ止まり、秋にかけては書き換えサービスの本格化が空気を変える。パッケージは少数精鋭、でも“遊び場”は書き換えに続く――そんな土台の引き継ぎが、静かに行われた。
年末には『平成 新・鬼ヶ島(前後編)』が書き換えで先行し、SFC時代に根付いたテキスト・アドベンチャーの灯を未来へ手渡す。『爆球連発!!スーパービーダマン』の玩具連動も、家庭用とホビーの接点をきっちり押さえた。

総じて1997年は、量を競う年ではない
作り手は“できること”を見極め、遊びごころを細部に込める。遊ぶ側は“分かる人が分かる”味をじっくり噛む。
SFCは幕引きの直前まで、工夫と良心でプラットフォームを守りきった。

1997年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|スーパーボンバーマン5(ハドソン)
 シリーズ集大成。対戦モードの幅と調整が行き届き、SFC対戦の到達点。

2位|BUSHI青龍伝 〜二人の勇者〜(T&Eソフト)
 和テイストの見下ろしARPG。攻防の手触りと演出が小粒ながら濃い。

3位|ガンプル GUNMAN’S PROOF(アスキー)
 西部劇×SFの疾走感。八方向射撃の爽快さと軽快な探索が癖になる。

4位|ダークロウ 〜意味のある死〜(アスキー)
 重い世界観と選択の手応えを備えた骨太RPGの隠れた秀作。

5位|平成 新・鬼ヶ島(前編/後編)(任天堂)
 民話調テキストADVの円熟。丁寧な語り口でSFC最終章の灯をつなぐ。

6位|糸井重里のバス釣り No.1(任天堂)
 水中挙動とポイント攻略の奥行きが“1本を掛ける”緊張を生む。

7位|ミランドラ(アスキー)
 自動生成ダンジョンの緊張と発見を凝縮したローグライクRPG。

8位|実況パワフルプロ野球3 ’97春(コナミ)
 データ更新と完成度の両立で“遊び直す価値”を示した年版。

9位|ソリッドランナー(アスキー)
 サイバー色のRPG。会話・成長・探索のバランスが渋くまとまる。

10位|ふね太郎(ビクターインタラクティブ)
 島々を巡る船釣りシム。旅情と釣りののんびり感が心地よい。

【1997年|SFCトリビア】

  • “空白月”の発生:市販ROMの新作が出ない月が複数(6・7・10・11月)。末期らしい縮小傾向が、発売カレンダーにそのまま表れた。
  • ニンテンドウパワー始動の年:秋に書き換えサービスが本格化し、12/1『平成 新・鬼ヶ島(前後編)』が先行提供の代表例に。以後、SFCは“書き換え中心”へ移行。
  • ハドソンの区切り:『スーパーボンバーマン5』(2/28)でSFC版シリーズが一区切り。対戦ルールやマップのまとめ方が“集大成”の位置づけ。
  • ゲームフリークのSFC作品:『BUSHI青龍伝 〜二人の勇者〜』(1/17)は同社の数少ないSFC用ARPG。小粒だが操作感と演出の“職人仕事”が光る。
  • “西部劇×SF”の隠れ名作:『ガンプル GUNMAN’S PROOF』(1/31)はレナール開発×アスキー発売。疾走感ある見下ろしアクションでコア層の評価が高い。
  • ローグ系の緊張感:『ミランドラ』(1/31)は自動生成ダンジョンのローグライク。末期でも“じっくり遊ぶ”層を意識した作り。
  • 硬派RPGの気骨:『ダークロウ』(3/28)『ソリッドランナー』(3/28)など、派手さより世界観と手触りを重視した中規模RPGが充実。
  • スポーツ年版の最終形:『実況パワフルプロ野球3 ’97春』(3/20)は最新データ重視の“軽量年版”。末期でも“遊び直す理由”を提示。
  • ミニゲーム&実機系の居場所Parlor! Miniや麻雀など“据え置きで長く遊ぶ”ジャンルが安定供給。大作偏重にならない裾野を支えた。
  • 供給形態の転換点:この年を境に、“店頭ROM少数+NPで継続供給”という二段構えが定着。翌年以降のSFCはNPを主舞台に静かに完走していく。

1998年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1998年1月】

  • 1998-01-01 レッキングクルー’98[NP](任天堂)
     解体アクションを対戦型パズルへ再構築したSFC向け新作。
  • 1998-01-30 HEIWA Parlor! Mini 8(日本テレネット)
     平和系実機を2台収録するパチンコ実機シミュ最終弾。

【1998年2月】

  • 1998-02-01 カービィのきらきらきっず[NP](任天堂)
     連鎖が気持ちいい“星積み”パズルのSFC版。
  • 1998-02-01 スーパーファミリーゲレンデ[NP](ナムコ)
     シンプル操作で滑るタイムアタック系スキー。

【1998年3月】

  • 1998-03-01 スーパーパンチアウト!![NP](任天堂)
     読み合いとフェイントが肝のボクシング。国内はNP配信。
  • 1998-03-19 実況パワフルプロ野球 BASIC’98(コナミ)
     軽量構成の年版。最新データで手早く遊べる。
  • 1998-03-27 星のカービィ3(任天堂)
     手描き調のやわらかい表現と相棒要素が光る2DACT。

【1998年4月】

  • 1998-04-01 ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女[NP](任天堂)
     演出を刷新したADVリメイク。NPでの書換配信版。
  • 1998-04-24 ロックマン&フォルテ(カプコン)
     W主人公で攻略が分岐する高難度アクション外伝。

【1998年5月】

  • 1998-05-01 スーパーファミコンウォーズ[NP](任天堂)
     大量マップとヘルプ充実の正統派戦術SLG。
  • 1998-05-23 レッキングクルー’98(任天堂)
     [ROM版]NP先行作をパッケージ化した対戦パズル。
  • 1998-05-23 平成 新・鬼ヶ島 前編(任天堂)
     [ROM版]昔話モチーフの和風ADV・前編。
  • 1998-05-23 平成 新・鬼ヶ島 後編(任天堂)
     [ROM版]前編と同日発売の完結編。

【1998年6月】

  • 1998-06-01 ドクターマリオ[NP](任天堂)
     名作落ちものをSFC向けに書換配信したNP版。

【1998年7月】

  • 1998-07-01 ZOOっと麻雀![NP](任天堂)
     動物キャラと段階学習で遊ぶ4人打ち麻雀。

【1998年8月】

  • 1998-08-01 すってはっくん[NP](任天堂)
     “吸って吐く”で道を作る硬派パズル。高難度で玄人好み。

【1998年9月】

  • 1998-09-01 ダービースタリオン98[NP](任天堂)
     ’96版をベースに98年データへ更新したNP専用育成SLG。

【1998年10月】

  • 1998-10-01 ミニ四駆 レッツ&ゴー!! POWER WGP2[NP](任天堂)
     改造×レースの熱量をNP用に最適化した一本。

1998年の特徴と評価

1998年のスーパーファミコンは、「店頭ROMの終幕」と「ニンテンドウパワー(書換)での第二幕」が同時に進んだ一年でした。
春先に『星のカービィ3』と『ロックマン&フォルテ』という2D最終世代の到達点
がきっちり柱を作り、その合間を、NP配信の小粒良作がぎゅっと埋める。
『レッキングクルー’98』は対戦志向へ振り切った再設計で“昔の面白さ”を現在形に持ち込み、『スーパーファミコンウォーズ』はマップ量とガイドの充実で“据え置きで腰を据えて遊ぶ戦術SLG”を完成形に寄せる。

一方で『ファミコン探偵倶楽部PARTII』のリメイクや『ドクターマリオ』『カービィのきらきらきっず』の書換提供は、名作の文脈をSFCの解像度で丁寧に磨き直す作法が貫かれていて、単なる再配信ではなく“今遊ぶ理由”の提示になっている。

年後半は『すってはっくん』のような挑戦的パズルや、『ダービースタリオン98』『ミニ四駆WGP2』といった“継続して遊ぶ系”の強化がNP中心に整い、ハードのバトンはほぼ次世代へ渡りながらも、SFCらしい集中力の高い遊びは最後まで健在。
総じて1998年は、派手さで勝負しない代わりに、設計・導線・可読性を磨き上げた「静かな完成」の年。パッケージが減っても“面白さの更新”は止めない――その姿勢が、SFCの締めくくりをあたたかく、そして誠実にしてくれた。

1998年 注目作ランキング(ベスト10)

1位|星のカービィ3(任天堂)
 手描き調の温かさと相棒システムの遊び分け。末期SFCの2D演出を丁寧に極めた一本。

2位|ロックマン&フォルテ(カプコン)
 W主人公でルートも手触りも変化。高難度と職人芸のボス戦がシリーズ屈指の緊張感。

3位|レッキングクルー’98(任天堂/NP→ROM)
 破壊×パズルを対戦志向で再設計。面クリも対戦も尖らせた“現代版”の決定打。

4位|スーパーファミコンウォーズ(任天堂/NP)
 大量マップとヘルプの導線で“考える楽しさ”を底上げ。腰を据えて遊べる戦術SLG。

5位|すってはっくん(任天堂/NP)
 “吸う・吐く”だけで道を拓く純度の高い高難度パズル。設計の美しさが光る。

6位|ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女(任天堂/NP)
 演出を洗い直したリメイクADV。語り口とテンポをSFC解像度で磨き直した良作。

7位|カービィのきらきらきっず(任天堂/NP)
 連鎖の爽快感と見通しの良さが両立。短時間でも“もう1局”を誘う完成度。

8位|星のカービィ3 と並走:スーパーパンチアウト!!(任天堂/NP)
 国内はNP配信で初登場。読み合いとフェイントの駆け引きが心地よい職人系ボクシング。

9位|ダービースタリオン98(任天堂/NP)
 データ更新と育成のループが安定。書換ならではの“常用”向き一本。

10位|実況パワフルプロ野球 BASIC’98(コナミ)
 軽量構成でさっと遊べる年版。最末期でも“遊び直す理由”を用意した姿勢が◎。

【1998年|SFCトリビア】

  • ニンテンドウパワー(NP)が本格化し、月初配信が主軸に。
  • 『星のカービィ3』『ロックマン&フォルテ』が2D最終世代の柱に。
  • 『レッキングクルー’98』はNP先行→ROM化の成功例(FC版同梱)。
  • 『スーパーファミコンウォーズ』がNPでシリーズ本流を再提示。
  • 『すってはっくん』が“吸う/吐く”だけで解く高難度パズルの到達点に。

1999年 発売タイトルリスト(発売日順)

【1999年1月】

  • 1999-01-01 POWERロードランナー[NP](任天堂)
     名作のSFC新規アレンジ版。掘る・集めるの快感を現代風に再設計。
  • 1999-01-01 POWER倉庫番[NP](任天堂)
     “押す”に射撃と成長要素を加えた倉庫番系アクションパズル。

【1999年4月】

  • 1999-04-01 ピクロスNP Vol.1[NP](任天堂)
     月次提供の第1弾。多彩なお題でロジック入門にも最適。

【1999年5月】

  • 1999-05-01 たまごっちタウン[NP](バンダイ/マリガル)
     3×3の地形を設計し群生を育てる“多頭育成”シミュレーション。

【1999年6月】

  • 1999-06-01 ピクロスNP Vol.2[NP](任天堂)
     手応えのある中級〜上級問題を拡充。
  • 1999-06-01 お絵かきロジック[NP](世界文化社)
     “ピクロス”系を別ブランドで提供するロジックパズル。
  • 1999-06-01 ウィザードリィI・II・III Story of Llylgamyn[NP](メディアファクトリー)
     SFC向け3作合本。NP専用で遊べる正統派ダンジョンRPG。
  • 1999-06-25 POWER倉庫番(ROM版)(任天堂)
     NP先行作をパッケージ化。遊びやすさと所持性を両立。

【1999年7月】

  • 1999-07-01 ファミコン文庫 はじまりの森[NP](任天堂/パックスソフトニカ)
     静かな情景と短編群で綴る読み物系ADV。

【1999年8月】

  • 1999-08-01 ピクロスNP Vol.3[NP](任天堂)
     連作中盤の山。大型パズルも収録。
  • 1999-08-01 コラムス[NP](メディアファクトリー)
     “宝石落ちもの”をSFC新規移植。対戦要素も備える。

【1999年9月】

  • 1999-09-01 ファイアーエムブレム トラキア776[NP](任天堂/インテリジェントシステムズ)
     外伝的時間軸を描く高難度SRPG。NP先行提供。

【1999年10月】

  • 1999-10-01 ピクロスNP Vol.4[NP](任天堂)
     高難度寄りの良編成。解き応えをさらに更新。

【1999年11月】

  • 1999-11-01 お絵かきロジック2[NP](世界文化社)
     テーマ拡充の続編。問題バリエーションを強化。

【1999年12月】

  • 1999-12-01 ピクロスNP Vol.5[NP](任天堂)
     年末配信。長尺・高密度の問題で締める一冊。

1999年の特徴と評価

1999年のスーパーファミコンは、もう“新作ラッシュ”を競う時代ではない。
それでも静かに面白い。そんな一年だった。

柱はニンテンドウパワー(書換)。店頭ROMは最小限に絞られ、代わりに月初更新で小粒だが密度の高いタイトルが淡々と供給される。『ピクロスNP』の連弾や『お絵かきロジック』は、派手さより解き心地の良さを磨き、1問ごとの“噛みごたえ”で遊ばせる。『POWERロードランナー』『POWER倉庫番』は、往年の定番をSFCの応答性で再解釈し、手元の納得感をきっちり取り返した。

大型どころでは『ファイアーエムブレム トラキア776』がNP先行で登場。救出・捕獲・体格などの新機軸は、難度だけでなく戦術の選択幅を広げ、末期SFCでも「まだ深くできる」ことを証明した。テキスト寄りでは『ファミコン文庫 はじまりの森』が、BGMと余白の多い文章で静かな体験を提案。派手な演出を足さずに、読むリズムと間合いで魅せる“終盤の作法”が心地よい。

アクションやRPGの“まとめ”も丁寧だ。『ウィザードリィI・II・III』合本はコア層に真正面から向き合い、“続けて潜る”遊びの導線を整えた。『コラムス』のような対戦落ちものは短時間の満足度を確保し、書換メディアの特性――低コスト・すぐ遊べる・すぐ差し替えられる――を活かしている。『たまごっちタウン』のような企画ものは、SFCが実験の受け皿でいられる余白を残してくれた。

総じて1999年は、量より質、派手さより設計
パッケージが減っても“遊びの更新”は止めない。月替わりの小さな楽しみを積み上げ、必要な人にきちんと届く形に磨く。SFCはこの年、図書館のような落ち着きを手に入れた。大通りの喧騒から一歩退き、棚を整え、読みどころを付箋で示す――そんな静かな仕事ぶりで、2D時代の余韻を美しく締めている。

【1999年|SFCトリビア】

  • NPの毎月1日更新が定着し、静かな新作供給サイクルに。
  • 『ファイアーエムブレム トラキア776』がNP先行(のち2000年にROM化)。
  • 『ピクロスNP』Vol.1〜5を連弾、短時間集中の遊びを根付かせる。
  • 『ファミコン文庫 はじまりの森』が“読むSFC”の成熟を示す。
  • 『POWERロードランナー/POWER倉庫番』で定番パズルをSFC向けに再解釈。

2000年 発売タイトルリスト(発売日順)

【2000年1月】

  • 2000-01-21 ファイアーエムブレム トラキア776(任天堂)
     高難度と新機軸で評判のSRPG。NP先行に続くROMパッケージ版。

【2000年2月】

  • 2000-02-01 ピクロスNP Vol.6[NP](任天堂/Jupiter)
     隔月配信の第6弾。中〜上級の良問を収録。

【2000年4月】

  • 2000-04-01 ピクロスNP Vol.7[NP](任天堂/Jupiter)
     大型パズルやテーマ問題を拡充した第7弾。

【2000年6月】

  • 2000-06-01 ピクロスNP Vol.8[NP](任天堂/Jupiter)
     シリーズ最終巻。高難度中心の締めくくり。

【2000年12月】

  • 2000-12-01 メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット[NP](任天堂/HAL研究所)
     FC名作のSFC向け完全版。NP専用の最終期タイトル。

2000年の特徴と評価

2000年のスーパーファミコンは、“本当に最後の仕上げ”に入った一年でした。
年頭の『ファイアーエムブレム トラキア776』ROM版で、まず一本、重厚なSRPGの到達点をきちんとパッケージとして残す。救出・捕獲・体格といった新機軸は、読み合いの幅を広げるための設計で、末期SFCでも「まだ深くできる」を証明してみせた。

春から初夏にかけては『ピクロスNP』Vol.6〜8が連続配信。
月替わりの書き換えで“次の良問が届く”喜びを支え、派手さではなく手触りの良さで遊びの質を積み上げる。問題文の導線、ヒントの置き方、解き終えた後の満足感――細部の作法が磨かれていて、“据え置きで静かに集中する”楽しさを最後まで守った。

そして年の締めに『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』。
テキストの息づかい、背景の間合い、BGMの余韻――読み物としての2Dを、SFCの解像度で丁寧に磨き直す。過去作の再提示にとどまらず、「いまこのハードで読む意味」を作って終える姿勢が誠実だ。

総じて2000年は、量ではなく保存と洗練の年。
大作は“形として残す”、ロジック系は“質で積む”、物語は“読みやすく整える”。
次の時代(携帯機・3D主流)が見えている中で、SFCは工夫と良心で幕を引く
派手な花火ではなく、よく手入れされた書庫をそっと閉じるように――最後の最後まで、遊びの作法が美しい一年だった。

【2000年|SFCトリビア】

  • 『ファイアーエムブレム トラキア776』ROM版が最末期の象徴的パッケージに。
  • 『ピクロスNP』Vol.6〜8を連続配信し、シリーズを完結方向へ。
  • 『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』がNP最末期の新作として登場。
  • 2001年以降、SFCの新規タイトル提供は確認されない
  • NPサービス自体は続くが、SFC向け新規追加は事実上この年で終息。

総まとめ(1983–2000)

ファミコンとスーパーファミコンの17年間は、家庭用ゲームが「娯楽」から「文化」へ育っていく歩幅そのものだった。
ハードは二度、時代は何度も変わったけれど、面白さの中心はいつも“手に伝わる設計”にあった。

まずはファミコン。
1983〜1985は“遊び方の発見”の季節。シンプルさが新鮮で、反射神経とルールの相性を確かめる時代。
1986〜1988は黄金期。物語・探索・成長の要素が急速に混ざり、ジャンルが立ち上がる。
1989〜1991は多様化。難度やボリュームの設計が洗練し、外部IPや玩具連動も自然に馴染む。
1992〜1994は完成形。シリーズの確立、移植とオリジナルの良循環、BGMや演出の成熟までが一気に揃った。

バトンを受けたスーパーファミコンは、2Dを“豊かさ”で語った。
1990〜1992は創成期。色数と表現力がもたらす余裕の中で、操作感と画づくりの基準が上がる。
1993〜1996は脂の乗った盛期。RPG・ACT・SLGがそれぞれの到達点を刻み、ツール系が“作る楽しさ”を家庭に根付かせた。
1997は静かな最終章。小粒でも設計の良さで魅せ、書き換えサービスへの移行が見えてくる。
1998〜2000は締めの所作。NP(ニンテンドウパワー)で“月ごとの楽しみ”を積み上げ、ROMは必要な一本を丁寧に残す。最後は図書館のように整えられた棚をそっと閉じる感触だった。

この17年で、私たちは“うまく遊ぶ”だけでなく“うまく感じる”ことを覚えた。
ステージの導線、敵配置のリズム、セーブの置き方、会話の間。小さな工夫が、家庭のリビングを何度も歓声で満たした。

いま振り返って強く思うのは、名作が“革新”で語られる一方で、もっと多くの作品が良心的な設計で支えていたという事実だ。
大ヒットに届かなくても、手触りの良さやテンポの気持ちよさで、毎日の時間を確かに豊かにした――その積み重ねが、この時代の厚みを作っている。

結論はシンプルだ。
ファミコンとスーパーファミコンは、新しさの記録であり、工夫の記憶である。
派手な花火だけが美しかったのではない。見えないところの丁寧さが、何度でも“もう一回”を誘ってくれた。
その約束が守られていたからこそ、いまも当時の手触りを、私たちははっきり思い出せる。

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