A列車で行こう9 Evolution Switch 2版 忖度なしレビュー|高額だけど本当に買う価値はあるのか
『A列車で行こう9 Evolution』は、2026年6月4日にNintendo Switch 2向けに発売された都市開発鉄道シミュレーションです。
長く続く『A列車で行こう』シリーズの40周年記念タイトルでもあり、鉄道を走らせるだけでなく、街を作り、ダイヤを組み、都市の成長を眺めていく“箱庭シミュレーション”としての魅力が詰まった一本です。
ただし、今回のSwitch 2版でまず気になるのは価格です。
通常版は税込12,980円。
さらにパッケージ版はキーカード形式となっており、購入前に「この価格で本当に満足できるのか」「初心者でも楽しめるのか」「PC版を知っている人がSwitch 2版を選ぶ意味はあるのか」と感じる人も多いと思います。
結論から言うと、『A列車で行こう9 Evolution Switch 2版』は、街づくりや鉄道運行をじっくり楽しめる人にはかなり刺さる作品です。
一方で、誰にでも気軽におすすめできるタイプのゲームではありません。
覚えることは多く、最初からテンポよく遊べるわけではなく、価格も決して安くありません。
この記事では、『A列車で行こう9 Evolution Switch 2版』を、良かった点、気になった点、Switch 2版としての遊びやすさ、初心者に向いているか、そして税込12,980円の価値があるのかまで、忖度なしでレビューしていきます。
作品概要|A列車で行こう9 Evolution Switch 2版
タイトル:
A列車で行こう9 Evolution
ジャンル:
都市開発鉄道シミュレーション
発売元:
アートディンク
対応ハード:
Nintendo Switch 2
発売日:
2026年6月4日
価格:
通常版 12,980円(税込)
A列車で行こう 40周年メモリアルボックス 16,280円(税込)
販売形態:
パッケージ版(キーカード)
ダウンロード版
CERO:
A(全年齢対象)
『A列車で行こう9 Evolution』は、長く続く都市開発鉄道シミュレーション『A列車で行こう』シリーズの40周年記念タイトルです。
Switch 2版として発売された本作は、鉄道会社の経営を軸にしながら、線路を敷き、駅を作り、街を発展させていくシミュレーションゲームです。
いわゆるストーリー重視のゲームではなく、プレイヤー自身が街の形を考え、鉄道網を整え、時間をかけて都市を育てていくタイプの作品です。
そのため、短時間で派手な達成感を味わうゲームというより、じっくり考えて、少しずつ街が変わっていく過程を楽しむゲームだと思った方がいいです。
A列車で行こう9 Evolution Switch 2版はどんなゲーム?
『A列車で行こう9 Evolution』は、鉄道を走らせるだけのゲームではありません。
線路をどこに敷くか。
駅をどこに作るか。
列車をどのように走らせるか。
その判断によって、人の流れが生まれ、街が発展していきます。
つまり本作の面白さは、単に列車を眺めることではなく、「自分の鉄道計画によって街が変わっていく」ことにあります。
駅の周辺に建物が増え、路線の先に新しい街が生まれ、気づけば最初とはまったく違う都市になっている。
この変化を眺める楽しさが、『A列車で行こう』シリーズならではの魅力です。
一方で、分かりやすい目的地に向かって進むゲームではありません。
アクションゲームのような爽快感も、RPGのような物語の盛り上がりも、基本的にはありません。
その代わり、自分で計画を立て、自分で街を作り、その結果を眺める楽しさがあります。
ここに価値を感じられるかどうかで、本作の評価はかなり変わります。
今回のSwitch 2版で特に重要なのは、
Switch 2でどれだけ快適に遊べるのか。
税込12,980円という価格に納得できるのか。
初心者でも入っていけるのか。
PC版を知っている人がSwitch 2版を選ぶ意味はあるのか。
キーカード版という販売形態をどう見るか。
このあたりです。
この記事では、その点を中心に忖度なしで見ていきます。
良かった点(メリット)
鉄道を中心に街が育っていく感覚はやはり面白い
まず本作の一番大きな魅力は、鉄道と街づくりがきちんとつながっていることです。
線路を敷いて、駅を作って、列車を走らせる。
それだけなら鉄道シミュレーションですが、『A列車で行こう』はその先があります。
駅の周辺に人が集まり、街が広がり、都市の形が変わっていく。
自分が作った路線によって街が動き出す感覚があります。
ここは、普通の街づくりゲームとは少し違う部分です。
道路や建物を直接配置して都市を作るというより、鉄道という骨格を作り、その周りに街が育っていくイメージです。
どこに駅を置くか。
どの方向に路線を伸ばすか。
住宅地と商業地をどうつなぐか。
こうした判断が街の見え方に反映されていくのは、かなり楽しいです。
派手な演出で盛り上げるゲームではありません。
しかし、気づいたら自分の街をずっと眺めている。
この地味だけど強い中毒性は、本作ならではだと思います。
景観を作る楽しさが強い
『A列車で行こう9 Evolution』は、都市を発展させるだけでなく、景観を作る楽しさも大きい作品です。
効率よく収益を上げるだけなら、数字を追いかけるゲームになります。
しかし本作では、完成した街をどう見せるかという楽しみもあります。
駅前にビルが並ぶ都市部を作る。
郊外に住宅地を広げる。
海沿いに路線を走らせる。
山や川を活かした街並みにする。
こうした“自分だけの都市”を作っていけるのが魅力です。
特に鉄道模型やジオラマが好きな人には、かなり刺さると思います。
ゲームとしてクリアを目指すだけではなく、理想の街を作って眺める。
この遊び方ができる人にとって、本作はかなり長く遊べる一本になります。
逆に言うと、目に見える報酬や分かりやすいイベントを求める人には、少し地味に感じるかもしれません。
本作の楽しさは、短時間で爆発するタイプではなく、少しずつ積み上がっていくタイプです。
クォータービュー・モードは見やすくて嬉しい
本作には、シリーズでおなじみのクォータービュー・モードも搭載されています。
これは、昔から『A列車で行こう』シリーズに触れてきた人には嬉しい要素です。
3Dで街を眺められるのはもちろん魅力ですが、シミュレーションゲームとして考えると、見やすさもかなり重要です。
街全体の形を確認したい。
線路のつながりを見たい。
駅周辺の開発状況を把握したい。
こういう場面では、クォータービューの方が遊びやすいことがあります。
リアルに街を眺める視点と、ゲームとして街を把握しやすい視点。
この両方を切り替えられるのは大きいです。
単なる懐かし要素ではなく、実際の遊びやすさにも関わる部分だと思います。
ボリュームはかなり大きい
『A列車で行こう9 Evolution』は、軽く遊んで終わるゲームではありません。
鉄道経営、都市開発、路線設計、ダイヤ設定、景観作りなど、やれることはかなり多いです。
そのぶん、最初から全部を理解しようとすると大変です。
ただ、長く遊べるゲームを探している人にとっては、このボリュームは大きな魅力になります。
1つの街をじっくり育てる。
別のマップで違う都市を作る。
理想の路線を組む。
効率より景観を優先して街を作る。
こうした遊び方ができるので、ハマる人はかなり長く遊べると思います。
税込12,980円という価格は、正直かなり高めです。
ただし、何十時間、何百時間と遊ぶタイプの人なら、価格に見合うだけのボリュームはあります。
問題は、このジャンルにそこまで時間を使えるかどうかです。
街づくりや鉄道シミュレーションが好きな人には高くても納得しやすい。
一方で、少し気になっている程度の人には、かなり慎重に考えた方がいい価格です。
マウス操作に対応しているのはかなり大きい
Switch 2版で見逃せないのが、マウス操作に対応している点です。
『A列車で行こう9 Evolution』のようなシミュレーションゲームは、どうしても細かい操作が多くなります。
線路を敷く。
駅を配置する。
街の様子を確認する。
メニューを開いて各種設定を変える。
こうした操作をすべてコントローラーだけで行うと、どうしても面倒に感じる場面があります。
その意味で、マウス操作に対応しているのはかなり相性が良いです。
もちろん、Switch 2のゲームとしてテレビ画面や携帯モードで遊べること自体にも魅力はあります。
ただ、本作のようなゲームでは、快適な操作環境を作れるかどうかが評価に直結します。
特にPC版の『A列車で行こう9』に慣れている人ほど、コントローラー操作だけでは物足りなさを感じる可能性があります。
そこをマウス操作対応で補っているのは、Switch 2版としてかなり重要なポイントです。
「家庭用ゲーム機でA列車を遊ぶ」という手軽さと、「細かい操作はマウスで行う」という実用性。
この両方を取れるのは、本作の大きなメリットだと感じます。
実在車両300種類以上の収録は鉄道ファンには強い
本作には、300種類以上の実在車両が収録されています。
これは鉄道ファンにとって、かなり大きな魅力です。
架空の列車だけで街を作るのではなく、実在する車両を走らせられることで、街の雰囲気が一気に現実寄りになります。
自分の好きな車両を走らせる。
現実の沿線風景に近い街を作る。
新幹線や在来線、路面電車などを組み合わせて、自分だけの鉄道網を作る。
この遊び方ができるのはかなり強いです。
特に『A列車で行こう』シリーズは、単なる経営ゲームではなく、鉄道を中心にした箱庭作りの楽しさがあります。
その中で実在車両が多く収録されていることは、没入感に直結します。
もちろん、鉄道に詳しくない人でもゲームとして楽しむことはできます。
ただし、実在車両の収録にどれだけ価値を感じるかで、本作への満足度はかなり変わると思います。
鉄道ファンなら、この部分だけでも購入理由になり得ます。
一方で、鉄道車両にあまり興味がない人にとっては、価格の高さを納得する決め手にはなりにくいかもしれません。
気になった点(デメリット)
価格はかなり高い
一番気になるのは、やはり価格です。
通常版で税込12,980円。
これはSwitch 2のソフトとして見ても、かなり高めの価格帯です。
しかも、本作は誰にでも分かりやすくおすすめできるタイプのゲームではありません。
アクションゲームのように触ってすぐ楽しいわけではなく、RPGのようにストーリーで引っ張ってくれるわけでもありません。
鉄道、街づくり、都市開発、シミュレーション。
このあたりに興味がある人に向けた、かなり濃いゲームです。
だからこそ、ハマる人には価格以上の価値があります。
ただし、少し気になっている程度で買うには、正直ハードルが高いです。
「Switch 2で何か新作を買いたい」
「なんとなく街づくりゲームが気になる」
「A列車シリーズはよく知らないけど話題だから買ってみる」
こういう人が勢いで買うと、合わなかった時のダメージは大きいと思います。
本作は、安く気軽に試すゲームではありません。
だからこそ、購入前に自分がこのジャンルを本当に楽しめるかを考えた方がいいです。
初心者には覚えることが多い
『A列車で行こう9 Evolution』は、自由度の高いゲームです。
しかし、自由度が高いということは、それだけ覚えることも多いということです。
線路の敷き方。
駅の役割。
列車の運行。
街の発展。
資金の管理。
ダイヤや路線の調整。
これらを少しずつ理解していく必要があります。
もちろん、チュートリアルやサポートは用意されています。
ただ、それでもゲームに慣れるまでのハードルは低くありません。
特に、普段あまりシミュレーションゲームを遊ばない人にとっては、最初の数時間で「何をすればいいのか分かりにくい」と感じる可能性があります。
本作は、失敗しながら覚えていくゲームです。
最初から完璧な街を作ろうとすると、たぶん疲れます。
むしろ、最初はうまくいかなくてもいい。
少しずつ仕組みを理解して、次の街で改善していく。
そういう遊び方ができる人向けです。
ここを楽しめる人には深いゲームですが、親切で分かりやすいゲームを求める人には少し厳しいかもしれません。
派手なゲーム体験を期待すると合わない
本作は、派手な演出で盛り上がるゲームではありません。
大きなボス戦があるわけでもありません。
感動的なストーリーが進んでいくわけでもありません。
強いキャラクターを育てて敵を倒すゲームでもありません。
楽しさの中心にあるのは、街が少しずつ変わっていく過程です。
駅前に建物が増える。
路線がつながる。
列車が予定通りに走る。
街の景色が少しずつ理想に近づいていく。
この変化を面白いと思えるかどうかが、本作の向き不向きを分けます。
正直、ゲーム映えする派手さはあまりありません。
短時間で「すごい!」と感じるタイプの作品ではなく、数時間、数十時間かけてじわじわ面白くなっていくタイプです。
そのため、動画映えや瞬間的な刺激を求める人には、かなり地味に感じると思います。
逆に、静かに長く遊べるゲームを探している人には、かなり相性が良いです。
キーカード版は好みが分かれる
パッケージ版はキーカードでの販売です。
ここは、人によって評価が分かれる部分だと思います。
キーカードは、通常のゲームカードのようにソフト本編がそのまま入っている形式ではありません。
初回プレイ時にソフト本編をダウンロードする必要があります。
そのため、インターネット接続環境や本体ストレージの空き容量が必要になります。
パッケージを買えばすぐ遊べると思っている人は、ここは注意した方がいいです。
もちろん、Switch 2の販売形態としてキーカード版が用意されること自体は珍しいことではありません。
ただ、パッケージ派の人にとっては、少し引っかかるポイントかもしれません。
特に『A列車で行こう9 Evolution』は価格が高いので、「高額ソフトなのにキーカードなのか」と感じる人もいると思います。
この点は、ゲーム内容そのものの評価とは別ですが、購入体験としては無視できません。
パッケージ版を選ぶ場合は、キーカード形式であることを理解したうえで購入した方がいいです。
体験版のセーブデータは製品版に引き継げない
本作には体験版があります。
これは購入前に試せるという意味ではかなりありがたいです。
特に本作のように価格が高く、人を選ぶゲームでは、体験版の存在はかなり重要です。
ただし、体験版のセーブデータは製品版に引き継げません。
ここは注意点です。
チュートリアルマップを最後まで遊べる一方で、製品版ではまた改めて始める必要があります。
また、体験版には実在車両が収録されていません。
そのため、製品版の魅力をすべて体験できるわけではありません。
とはいえ、操作感やゲームの雰囲気、自分に合うかどうかを確認するには十分役立つと思います。
税込12,980円という価格を考えると、いきなり製品版を買うより、まず体験版を触ってみる方が安全です。
特にシリーズ未経験者は、体験版を遊んでから判断した方がいいです。
このゲームは、合う人には本当に合います。
しかし、合わない人には最初から合いません。
だからこそ、体験版で自分との相性を確かめられるのは大きいです。
Switch 2版としての評価
『A列車で行こう9 Evolution』をSwitch 2版として見ると、かなり相性は良いと思います。
理由は、シミュレーションゲームとSwitch 2の遊び方が合っているからです。
テレビにつないでじっくり街を作る。
携帯モードで少しずつ開発を進める。
細かい操作はマウスで行う。
このように、遊ぶ環境を選べるのは大きな強みです。
特に『A列車で行こう』のようなゲームは、一気にクリアまで進めるというより、少しずつ街を育てていくタイプです。
今日は駅を作る。
明日は路線を伸ばす。
次は街の景観を整える。
こういう遊び方ができるので、Switch 2で気軽に起動できることはメリットになります。
一方で、完全に携帯モードだけで快適かと言われると、そこは人によると思います。
本作は情報量が多いゲームです。
街全体を見たり、細かい設定を確認したりする場面も多いため、画面の大きさや操作環境によって快適さは変わります。
携帯モードでも遊べることは魅力ですが、本気で街づくりを楽しむなら、テレビ画面やモニターに映して遊ぶ方が見やすいです。
そして、マウス操作を使える環境なら、さらに遊びやすくなります。
つまりSwitch 2版は、「どこでも遊べるA列車」というより、「家庭用ゲーム機でもかなり本格的に遊べるA列車」と考えた方が近いです。
ここをどう評価するかで、Switch 2版の印象は変わります。
初心者にもおすすめできる?
初心者にもおすすめできるかと聞かれると、答えは少し難しいです。
興味があるならおすすめできます。
ただし、誰にでも気軽におすすめできるゲームではありません。
『A列車で行こう9 Evolution』は、覚えることが多いゲームです。
何も考えずに遊んでいるだけでどんどん楽しくなるタイプではなく、少しずつ仕組みを理解していくことで面白くなっていきます。
最初は、何をすればいいのか分かりにくいと感じるかもしれません。
線路を敷いたけれど、街が思ったように発展しない。
列車を走らせたけれど、収益が伸びない。
駅を作ったけれど、人の流れがうまく生まれない。
そういう試行錯誤を楽しめるかどうかが重要です。
逆に、最初から完璧に遊ぼうとすると疲れます。
本作は、失敗しながら覚えていくゲームです。
「今回はうまくいかなかったけど、次はこうしてみよう」
そう思える人には向いています。
初心者でも、街づくりや鉄道に興味があるなら入っていけると思います。
ただし、普段シミュレーションゲームをあまり遊ばない人や、短時間で分かりやすい面白さを求めている人には、少しハードルが高いです。
特に価格が税込12,980円なので、「なんとなく気になる」だけで買うには重いです。
初心者は、まず体験版を遊んでから判断するのが一番安全です。
体験版は製品版にセーブデータを引き継げませんが、ゲームの雰囲気や操作感を確かめるには十分意味があります。
このゲームは、合うか合わないかがかなりはっきり出るタイプです。
だからこそ、購入前に自分との相性を確認しておいた方がいいです。
PC版経験者がSwitch 2版を買う意味はある?
すでにPC版の『A列車で行こう9』を遊んできた人にとって、Switch 2版を買う意味があるか。
ここも気になるところです。
結論から言うと、PC版を遊び込んでいる人ほど、無理に買い直す必要はありません。
ただし、Switch 2で遊びたい明確な理由があるなら選択肢になります。
たとえば、リビングのテレビで遊びたい。
携帯モードでも少しずつ街を作りたい。
PCを起動せずに家庭用ゲーム機で気軽に遊びたい。
そういう人にはSwitch 2版の価値があります。
また、UIやグラフィックが刷新され、クォータービュー・モードや現代的な街並み表現なども入っているため、シリーズ40周年記念タイトルとして改めて触れる意味もあります。
ただし、PC版の操作環境に慣れている人は、Switch 2版の操作感に最初は違和感を覚える可能性があります。
マウス操作に対応しているとはいえ、PC版とまったく同じ感覚で遊べると考えるのは危険です。
また、すでにPC版で十分満足している人にとっては、税込12,980円という価格は安くありません。
Switch 2版ならではの遊び方に魅力を感じるか。
ここが判断基準になると思います。
単純な買い直しとして考えると高いです。
しかし、「Switch 2でA列車を遊べること」に価値を感じる人なら、候補に入る一本です。
どんな人におすすめ?
『A列車で行こう9 Evolution Switch 2版』は、かなり人を選ぶゲームです。
ただし、合う人にはかなり強く刺さります。
おすすめできるのは、次のような人です。
鉄道や路線図を眺めるのが好きな人。
街づくりゲームが好きな人。
効率よりも、自分の理想の都市を作ることに楽しさを感じる人。
短時間で終わるゲームより、長く遊べるシミュレーションを探している人。
ジオラマや箱庭を作る感覚が好きな人。
Switch 2で本格的なシミュレーションゲームを遊びたい人。
こういう人には、かなり満足度が高いと思います。
特に、「列車が走る街を自分で作りたい」という人には相性が良いです。
本作の魅力は、クリアした瞬間の達成感よりも、街が少しずつ変わっていく過程にあります。
駅を作った場所に街が広がり、線路を伸ばした先に新しい景色が生まれる。
この変化を楽しめるなら、長く付き合えるゲームになります。
忖度なしレビュー評価スコア
『A列車で行こう9 Evolution Switch 2版』の総合スコアは、8.4点としました。
鉄道経営シミュレーションとしての完成度はかなり高いです。
300種類以上の実在車両、街づくりの自由度、路線を整えて都市を発展させていく面白さ、そしてSwitch 2版としてのマウス操作対応など、評価できる部分は多いです。
特に、鉄道や都市開発シミュレーションが好きな人にとっては、かなり満足度の高い一本だと思います。
ただし、満点に近い評価にはしていません。
理由は、やはり人を選ぶゲームだからです。
税込12,980円という価格は高めですし、初心者が何も考えずに遊んですぐ楽しいタイプの作品でもありません。
チュートリアルや体験版は用意されていますが、ゲームの本質は「自分で考えて、失敗しながら街を作っていくこと」にあります。
ここを楽しめる人には深く刺さりますが、分かりやすいストーリーや派手な展開を求める人には向きません。
そのため、作品としての完成度は高く評価しつつ、初心者ハードルや価格面も考慮して8.4点としました。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| 鉄道経営シミュレーションとしての完成度 | 9.2 / 10 |
| 街づくり・箱庭要素 | 9.0 / 10 |
| 操作性・UIの分かりやすさ | 7.8 / 10 |
| 初心者の遊びやすさ | 7.0 / 10 |
| 収録コンテンツ・ボリューム | 9.3 / 10 |
| Switch 2版としての快適性 | 8.5 / 10 |
| コストパフォーマンス | 8.0 / 10 |
| 総合スコア | 8.4 / 10 |
鉄道を走らせながら、自分だけの街を育てていく都市開発シミュレーション。路線計画や街づくりの自由度が高く、じっくり遊びたい人におすすめの一本です。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
総評|A列車で行こう9 Evolution Switch 2版 忖度なしレビューまとめ

『A列車で行こう9 Evolution Switch 2版』は、鉄道と街づくりが好きな人にはかなり魅力的なシミュレーションゲームです。
線路を敷き、駅を作り、列車を走らせ、その周辺に街が広がっていく。
この「自分の計画で都市が育っていく感覚」は、やはり『A列車で行こう』シリーズならではの面白さです。
Switch 2版では、テレビ画面でじっくり遊ぶことも、携帯モードで少しずつ進めることもできます。
さらにマウス操作にも対応しているため、家庭用ゲーム機でありながら、本格的な都市開発シミュレーションとして遊びやすい環境が用意されています。
一方で、税込12,980円という価格は気軽ではありません。
パッケージ版がキーカード形式であることや、体験版のセーブデータが製品版に引き継げない点も、人によっては気になる部分だと思います。
また、ゲーム性そのものもかなり人を選びます。
短時間で分かりやすい爽快感を得るゲームではなく、少しずつ街を整えていく過程を楽しむ作品です。
だからこそ、本作は「誰にでもおすすめできる大作」ではありません。
しかし、「鉄道が走る街を自分で作りたい」「時間をかけて都市を育てたい」「Switch 2で本格的なシミュレーションを遊びたい」という人には、かなり満足度の高い一本です。
忖度なしで言えば、価格の高さと初心者ハードルは確かに気になります。
それでも、鉄道経営シミュレーションとしての完成度は高く、刺さる人には長く遊べる作品です。
まずは体験版で自分に合うかを確認し、街づくりや鉄道運行の面白さを感じられたなら、購入候補に入れていいゲームだと思います。