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水ダウ「あのちゃん遠隔大喜利」回答者一覧|赤LARK・チーソーの発案者と『ラヴィット!』の舞台裏

あのちゃん遠隔大喜利は誰の回答?赤LARK・チーソーの発案者【水ダウ】

『水曜日のダウンタウン』あのちゃん遠隔大喜利のアイキャッチ。カラフルなテレビスタジオを背景に、赤LARK・チーソーの回答者と『ラヴィット!』で起きた出来事を紹介。

2021年10月13日、朝の『ラヴィット!』に出演したあのちゃんが、クイズで不思議な回答を連発。特に「ほぐした赤LARK」「チーソーの赤い部分」は強烈な印象を残しました。ところが1週間後の『水曜日のダウンタウン』で、思いもよらない仕掛けが明かされます。

「ほぐした赤LARK」は笑い飯・西田幸治、「チーソーの赤い部分」は霜降り明星・粗品の考案。あのちゃんは別室の芸人たちからイヤホン越しに届く回答を、何も知らない『ラヴィット!』のスタジオで披露していたのです。

誰がどの答えを考えたのか。川島明は仕掛けを知っていたのか。そして、あのちゃん自身は生放送中に何を感じていたのか。当時の報道、本人インタビュー、TVer公式資料をもとに振り返ります。

あのちゃんの珍回答は誰が考えた?発案者付き一覧

まずは気になる答えから。以下は、あのちゃんが『ラヴィット!』の生放送で実際に口にしたものとして、放送当時の報道や視聴記録で照合できる主な10件です。芸人が別室で出しただけの未採用案や、通常の出演者による回答は含めていません。

場面・お題あのちゃんが披露した回答考案した芸人
ニンニクのにおいを消す方法ベロにサランラップを巻くくっきー!(野性爆弾)
ニンニクのにおいを消す方法木工ボンドいっときますかくっきー!(野性爆弾)
ニンニクのにおいを消す方法スイカ丸呑み春日俊彰(オードリー)
七味唐辛子に含まれる残りの材料ほぐした赤LARK西田幸治(笑い飯)
七味唐辛子に含まれる残りの材料チーソーの赤い部分粗品(霜降り明星)
七味唐辛子に含まれる残りの材料矢田さんの削り歯茎くっきー!(野性爆弾)
カラーコンタクトを和風に言い換える目玉のおやじの衣替え千原ジュニア
自分で完成させるバナナジュースの方法武藤敬司の膝を冷やす西田幸治(笑い飯)
自分で完成させるバナナジュースの方法お店のおじいさんに咀嚼してもらう春日俊彰(オードリー)
視聴者プレゼントのキーワード盛山のディアゴスティーニ粗品(霜降り明星)

※代表的な実発言をまとめた表で、別室で生まれた全回答案の網羅表ではありません。表記には当時の報道・放送記録に見られる揺れがあります。

「赤LARK」「チーソー」「矢田さんの削り歯茎」の発案者は、2021年10月21日のデイリースポーツでも確認できます。そのほかの発言と発案者は、放送を記録した複数の視聴記録と照らし合わせました。

放送日はいつ?2021年10月13日と20日の違い

混同しやすいのが放送日です。『ラヴィット!』で珍回答が飛び出した日と、『水曜日のダウンタウン』で舞台裏が明かされた日は異なります。

項目内容
仕掛けが行われた生放送2021年10月13日(水)『ラヴィット!』
舞台裏と種明かしの放送2021年10月20日(水)『水曜日のダウンタウン』
正式な説名「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑い取れる説」
遠隔で回答を伝えた出演者あの
別室の進行・回答選抜千原ジュニア(自身も回答を考案)
別室で回答を考えた芸人くっきー!、粗品、西田幸治、春日俊彰、田村裕
『ラヴィット!』司会川島明、田村真子
番組内の結論説は立証されたとの判断

『水曜日のダウンタウン』の狙いは、芸人の大喜利が自然に飛び交う朝番組へ、さらに別室の大喜利軍団を参加させたらどうなるか、というもの。たくさん笑いを取れるのかだけでなく、仕掛けを知らない共演者がどう受け止めるのかも見どころでした。

遠隔大喜利の仕組み|あのちゃんは仕掛け人側だった

方法はシンプルです。別室の芸人たちが『ラヴィット!』のクイズを見ながら回答を考案し、千原ジュニアが進行。選ばれた答えがイヤホンを通じてあのちゃんへ伝えられ、本人がスタジオで手を挙げて回答します。

ここで大切なのは、あのちゃん自身は事情を理解して参加していたという点。知らないうちに操られていたわけでも、突然おかしな回答をしてしまったわけでもありません。事情を知らない司会者や共演者の前で、別の芸人が考えた言葉を自分の答えとして届ける役割でした。

一方、何も知らない側からすれば、初めて会ったゲストが次々と予測不能な答えを出してくる。しかも、単に奇妙なだけではなく、時折しっかり大喜利として成立してしまう。そのギャップが番組の空気を変えていきます。

回答者は5人?6人?千原ジュニアの役割

別室で大喜利を担当したのは、野性爆弾・くっきー!、霜降り明星・粗品、笑い飯・西田幸治、オードリー・春日俊彰、麒麟・田村裕の5人。千原ジュニアはその場を進行し、採用する回答の選択にも関わりました。

ただし、ジュニア自身も「目玉のおやじの衣替え」を考えています。つまり基本の回答チームは5人、ジュニアを含めて回答を出した芸人は6人。どちらか一方の人数だけを見て、出演者が違うと考える必要はありません。なお、田村裕の参加は確認できますが、今回照合した主な実発言10件には田村の採用回答はありません。だからといって、すべての案が不採用だったとまでは断定できません。

生放送で何が起きた?珍回答から種明かしまで

最初のニンニク問題で、早くも空気が変わる

最初のクイズは、ニンニクを食べたあとのにおいを消す方法。牛乳を飲む以外の方法を尋ねられたあのちゃんは、舌にラップを巻くというくっきー!の案を披露します。さらに木工ボンド、スイカ丸呑みと続き、普通のクイズのつもりで回答を待っていたスタジオは戸惑い気味に。

川島さんは予想外の角度から飛んでくる答えを拾い、周囲の芸人たちも反応します。ここではアンタッチャブル・柴田英嗣さんが「りんご」と正解し、問題は終了。もちろん、柴田さんの答えは遠隔大喜利チームのものではありません。

「ほぐした赤LARK」と「チーソーの赤い部分」が飛び出した七味唐辛子

続く七味唐辛子の材料を答える問題で、企画は一気に加速しました。西田が考えた「ほぐした赤LARK」はタバコの銘柄を持ち込む突飛な答え。続けて粗品の「チーソーの赤い部分」が飛び出します。チーソーとは麻雀牌の一種で、一般的な七味唐辛子の材料ではありません。

それでも、あのちゃんは聞き取った言葉を投げっぱなしにせず、相手に伝わるように説明。川島さんが年配の構成作家の存在を疑うようなツッコミを入れたのも、この場面です。若いゲストの口から妙に芸人らしい、独特の言葉が出てきたことが面白さを増幅させました。

さらに、くっきー!考案の「矢田さんの削り歯茎」。共演していた矢田亜希子さんの名前まで出てきて、田村真子アナが朝番組らしい言葉遣いを気にする一幕もありました。川島さんも帰ってもらっていいかという趣旨のツッコミを入れますが、これをもって本気で激怒したと決めつけることはできません。

この問題を収めたのも柴田さん。通常の回答者が「みかん」と正解しました。奇妙な答えを止める役まで、仕掛けを知らないスタジオ側が担っていたわけです。

「目玉のおやじの衣替え」には川島も感心

流れが少し変わったのは、すゑひろがりず風にカラーコンタクトを和風変換するお題です。見取り図・盛山晋太郎さんも大喜利に挑みますが、あのちゃんが披露したのはジュニア作の「目玉のおやじの衣替え」。

これには川島さんも感心する反応。先ほどまで得体の知れない言葉が続いていたのに、今度はお題をうまく料理した答えが返ってくる。単なる珍回答ドッキリでは終わらない、という企画の強さがよく表れた場面でした。

バナナジュース、そして最後のプレゼントキーワードへ

自分で完成させるバナナジュースの作り方を当てる問題では、西田考案の「武藤敬司の膝を冷やす」、春日考案の「お店のおじいさんに咀嚼してもらう」が登場。お題から離れすぎているのに、何を思い描いたのかだけは伝わってくるのが絶妙です。

最後には、視聴者プレゼントのキーワードまであのちゃんが担当。粗品の「盛山のディアゴスティーニ」が採用されます。これが面白いのは、唐突な言葉に聞こえながら、当日の盛山さんの回答を拾っていること。スタジオの出来事を見ていた別室の芸人だからこそ作れた、最後のひとひねりでした。

こうしてあのちゃんは、生放送が終わるまで遠隔大喜利を続けました。もっとも、別室で考えられたすべての案が放送に乗ったわけではありません。例えば西田による花火のドラゴンを使った案など、採用されなかった候補も記録されています。それらを、あのちゃん本人の発言として扱うのは誤りです。

川島明は仕掛けを知っていた?種明かしで分かったこと

川島さんは、少なくとも生放送の時点では仕掛けを知らされていませんでした。『ラヴィット!』側では番組上層部の一部が事情を把握していたとされます。スタジオの出演者が知らなかったからといって、制作スタッフ全員が知らなかったわけではありません。

放送が終わって舞台裏を明かされると、出演者たちはようやく珍回答の理由を理解します。柴田さんも、芸人は普通そこまで正解に走らないが危ないと思った、という趣旨で当時の心境を説明。あのちゃんの答えが予想外すぎて、通常のクイズを成立させようとする側へ回っていたのです。

2021年10月20日の『水曜日のダウンタウン』では、川島さんも企画は立証されたという判断を示しました。これは番組内での結論であり、芸人同士の笑いの量を厳密な数値で測定した実験結果という意味ではありません。それでも、仕掛けを知らない出演者の反応こそが、この説の説得力を生んだのは確かです。

当日の発言やネタばらしの様子は、スポニチの2021年10月20日付報道でも詳しく紹介されています。

あのちゃん本人が明かした「スタジオは凍りついていた」舞台裏

この企画は、別室の芸人たちが面白い回答を考えたから成立した。それは間違いありません。ただ、本人の証言を読むと、もう一つ重要な役割が見えてきます。あのちゃんは、目の前のスタジオの空気を感じながら回答を伝え続けていたのです。

2021年12月、TVerの企画に合わせたインタビューで、あのちゃんは実力派芸人の答えを預かることへのプレッシャーに触れつつ、それ以上に楽しさが大きかったと振り返っています。

また、スタジオ側の空気が冷たくなり、盛山さんの表情も気になっていたと説明。そんなとき、別室の千原ジュニアから「こっちは爆笑だから大丈夫」と励まされ、安心できたそうです。

テレビで見えていたのは、奇妙な答えを落ち着いて繰り出す姿。しかし実際には、イヤホンから聞こえる芸人の発想を受け取り、空気の違う場所へ運び、必要なら言い直して伝える。その難しい橋渡しを、生放送でやっていました。

放送後も、スタイリストやメイク担当など周囲の人から「赤ラーク」の話を何度もされたとのこと。単にネット上で話題になっただけでなく、本人の身近なところまで反響が届いていたようです。詳しい証言はTVer関連の本人インタビューを伝える記事で確認できます。

TVerで年間最多再生回に。2024年の人気投票でも2位

この放送が記憶に残る名作だったことは、後年の数字からもうかがえます。

2021年のTVerバラエティ大賞と再生数の正しい読み方

TVerが発表した「TVerアワード2021」では、『水曜日のダウンタウン』がバラエティ大賞を受賞。2021年の番組全体の総再生回数は2,382万回でした。さらに、その年の同番組の配信エピソードの中で再生数1位だったのが、2021年10月20日のあのちゃん遠隔大喜利回です。

ここは数字を混同してはいけません。2,382万回は『水曜日のダウンタウン』全体の年間再生数であって、この1回だけで2,382万回再生されたわけではありません。個別回の正確な再生数は、この発表では示されていません。

出典:株式会社TVer「TVerアワード2021」発表。

放送10周年の人気投票では2,996票を獲得

2024年4月24日放送の10周年記念企画では、それまでに検証した1,340説を対象に人気投票が行われました。最初に街頭アンケートで候補を絞り、上位60説をインターネット投票にかける方式です。延べ2万人以上が投票し、遠隔大喜利は2,996票で2位。1位は「名探偵津田」でした。

一度きりのコラボ企画が、長く続く人気シリーズと並んで上位に入ったことになります。ただし、これは2024年時点の番組10周年企画での順位であり、その後の新企画を含めた最新順位を意味しません。投票全体は、つぶログの『水曜日のダウンタウン』人気説ランキングTOP10でも整理しています。

『ラヴィット!』と『水ダウ』の該当回は今どこで見られる?

2021年12月22日には、この企画に関係する『ラヴィット!』10月13日放送回と『水曜日のダウンタウン』10月20日放送回が、TVerで特別に再配信されました。ただし、その案内は2022年1月31日までの期間限定配信です。過去の再配信記事を見つけても、今そのまま視聴できるとは限りません。

また、U-NEXTは2025年4月に『水曜日のダウンタウン』の2021年放送回を追加しましたが、そのときに発表された23本のリストに10月20日回は含まれていません。2026年10月14日時点で、今回の個別回が現在配信中かどうかは確認できていません。

視聴先を探す場合は、TBS『水曜日のダウンタウン』公式サイトから案内される配信先や、各サービスの番組ページで「2021年10月20日放送回」を確認するのが確実です。『ラヴィット!』側は「2021年10月13日放送回」が対象になります。

よくある疑問

あのちゃんは自分で回答を考えていなかった?

ここで紹介した主な珍回答は、別室の芸人による案を伝えたものです。ただし、あのちゃん本人が説明を添えたり、その場の反応を見ながら伝え方を工夫したりする部分まで、完全に台本どおりだったとはいえません。遠隔大喜利を成立させたのは、回答の発想と生放送での伝え方の両方でした。

麒麟・田村裕の回答は採用された?

田村裕が別室チームにいたことは確認できます。一方、この記事で発案者を照合できた実発言10件に田村の回答は入っていません。すべての回答案の採用状況を網羅できる資料はないため、「一度も採用されなかった」と断言するのは避けます。

川島明は本当に怒っていた?

生放送で厳しいツッコミや困惑する表情があったのは事実ですが、それだけで本人が本気で怒っていた、出演NGになった、と決めつけることはできません。企画を知らない状態でクイズと番組の進行を成立させようとした反応として見るのが自然でしょう。

まとめ|芸人の発想だけでは成立しなかった名作回

「ほぐした赤LARK」は西田、「チーソーの赤い部分」は粗品。「矢田さんの削り歯茎」はくっきー!。印象に残る言葉を生んだのは別室の大喜利軍団でした。

しかし、その回答を朝の生放送で平然と届け、川島さんたちとのやり取りを成立させたのはあのちゃんです。冷えたスタジオの空気と、笑いに包まれていた別室。その温度差を最後までつなぎ続けたことに、この企画ならではの面白さがありました。

2021年のTVerで番組内年間最多再生回となり、2024年の公式人気投票でも2位。一度しかできない仕掛けだからこそ、今振り返っても鮮烈です。ほかの代表企画も知りたい方は、『水曜日のダウンタウン』総合まとめから探してみてください。

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