FF7リバース Switch 2版 忖度なしレビュー|名作RPGは携帯モードでも楽しめるのか
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、2024年にPS5向けに発売された『FFVIIリメイク』プロジェクト第2作です。そして2026年6月3日、Nintendo Switch 2版/Xbox Series X|S版/Windows版が新たに発売されました。スクウェア・エニックス公式でも、Switch 2版を含む新対応プラットフォーム版の発売日が2026年6月3日であること、通常版の希望小売価格が6,578円(税込)であることが案内されています。
本作はすでにPS5版で高く評価された大作RPGですが、Switch 2版で気になるのは「携帯モードで快適に遊べるのか」「グラフィックやロード時間はどうなのか」「PS5版を遊んだ人でも買い直す価値があるのか」という部分です。ニンテンドーストアでもSwitch 2版の配信予定日は2026年6月3日と記載されており、国内向けにも正式に展開されています。
この記事では、『FF7リバース Switch 2版』を実際のプレイ感に基づきながら、良かった点、気になった点、携帯モードでの遊びやすさ、PS5版との違い、そして今から『FF7リバース』を遊ぶ価値があるのかまで、忖度なしでレビューしていきます。
作品概要|FF7リバース Switch 2版
タイトル:
ファイナルファンタジーVII リバース
ジャンル:
RPG
発売元:
スクウェア・エニックス
対応ハード:
Nintendo Switch 2
Xbox Series X|S
Windows
※PS5/Steam/Epic Games Store版は発売済み
Switch 2版発売日:
2026年6月3日
希望小売価格:
通常版 6,578円(税込)
Digital Deluxe Edition 8,201円(税込)
CERO:
C(15歳以上対象)
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、『ファイナルファンタジーVII リメイク』プロジェクト三部作の第2作です。Switch 2版/Xbox Series X|S版/Windows版は2026年6月3日に発売されています。
FF7リバース Switch 2版はどんなゲーム?
『FF7リバース』は、1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII』を現代向けに再構築するリメイクプロジェクトの第2作です。
前作『FF7リメイク』では、ミッドガル脱出までが描かれました。
本作『FF7リバース』では、クラウドたちがミッドガルの外へ旅立ち、広大なフィールドを探索しながら、セフィロスの影を追っていく物語が展開されます。
PS5版は2024年に先行発売されており、Switch 2版は後発移植という位置づけです。
そのため、この記事で見るべきポイントは「FF7リバースというゲームそのものが面白いか」だけではありません。
Switch 2で遊ぶ意味があるのか。
携帯モードでも快適なのか。
後発版として価格に納得できるのか。
PS5版を遊んだ人が買い直す価値はあるのか。
Switch 2で初めてFF7リメイクシリーズに触れる人にも向いているのか。
ここが、今回のレビューで特に重要な部分です。
良かった点(メリット)
Switch 2でFF7リバースを遊べること自体が大きい

まず大きいのは、『FF7リバース』がSwitch 2で遊べるようになったことです。
PS5版発売当時、本作はPS5専用タイトルとして展開されていました。
それがSwitch 2、Xbox Series X|S、Windowsにも広がったことで、より多くのプレイヤーが遊べるようになっています。スクウェア・エニックス公式でも、Switch 2/Xbox Series X|S/Windows版の発売日が2026年6月3日に決定したことが発表されています。
特にSwitch 2版は、「大作RPGを携帯モードで遊べる」という点が強いです。
テレビの前に座って長時間遊ぶのが難しい人でも、空いた時間に少しずつ進めやすくなりました。
『FF7リバース』はボリュームの大きい作品なので、携帯モードとの相性はかなり重要です。
価格が比較的手に取りやすい
Switch 2版の通常版は6,578円(税込)です。
大作RPGとして見ると、これは比較的手に取りやすい価格です。
もちろん、PS5版をすでに遊んでいる人にとっては買い直しになるため慎重に考える必要があります。
ただ、Switch 2で初めて遊ぶ人にとっては、フルプライスの新作大作より少し抑えめの価格で始められるのはメリットです。
また、ダウンロード版については2026年6月10日23時59分まで、通常版とDigital Deluxe Editionが20%OFFになる早期購入セールも案内されています。通常版は6,578円から5,262円(税込)、Digital Deluxe Editionは8,201円から6,560円(税込)です。
広大なフィールド探索を携帯モードで進められる
『FF7リバース』は、前作よりも探索要素が大きく広がった作品です。
草原、ジュノンエリア、コレル、ゴンガガ、コスモキャニオンなど、エリアごとに雰囲気が大きく変わり、寄り道要素もかなり多いです。
この探索を携帯モードで少しずつ進められるのは、Switch 2版ならではの魅力です。
メインストーリーを一気に進めるだけでなく、
今日はワールドレポートを少し進める。
今日はミニゲームだけ遊ぶ。
今日はクエストを1つ消化する。
こういう遊び方がしやすいです。
据え置き機で大作RPGを遊ぶ時間が取りにくい人にとって、Switch 2版はかなり現実的な選択肢になります。
戦闘は今遊んでもかなり完成度が高い
『FF7リバース』の戦闘は、アクションとコマンドRPGを融合したシステムです。
通常攻撃や回避、ガードでリアルタイムに動きながら、ATBゲージを使って魔法、アビリティ、アイテムを選択していく形です。
単なるアクションゲームではなく、敵の弱点、バースト、キャラクターごとの役割を考える必要があります。
クラウド、バレット、ティファ、エアリス、レッドXIII、ユフィ、ケット・シーなど、キャラクターごとに操作感がかなり違うのも魅力です。
Switch 2版で初めて触れる人でも、今のRPGとして十分に遊びごたえがあります。
むしろ、アクションRPGが好きな人ほど、戦闘の奥深さは刺さりやすいと思います。
ストーリーの引きは非常に強い
本作は、FF7リメイクプロジェクトの第2作です。
そのため、単独で完結する1本というより、三部作の中盤にあたる作品です。
ここは好みが分かれる部分でもありますが、ストーリーの引きは非常に強いです。
クラウドの記憶、セフィロスの存在、エアリスの運命、ザックスの扱いなど、原作を知っている人ほど気になる要素が多くあります。
ただ原作をなぞるだけではなく、「知っているはずなのに先が気になる」作りになっているのは大きな魅力です。
Switch 2版で初めて遊ぶ人でも、前作『FF7リメイク』を遊んでいれば、かなり強く物語に引き込まれると思います。
FF7リバース最大の魅力は“旅”を楽しむRPGになったこと

『FF7リバース』最大の魅力は、単にストーリーの続きを見られることではなく、クラウドたちと一緒に“世界を旅している感覚”を味わえることです。
前作『FF7リメイク』は、ミッドガルという巨大都市を濃密に描いた作品でした。一方で『FF7リバース』は、ミッドガルの外へ出たあとの物語です。草原、ジュノン、コレル、ゴンガガ、コスモキャニオンなど、地域ごとに景色も文化も大きく変わり、原作では想像で補っていた場所を、現代のRPGとして歩き回れるようになっています。
ここは本作ならではの強みです。
ストーリーだけを一直線に追うなら、前作の方がまとまりを感じやすいかもしれません。しかし、仲間と移動し、寄り道し、クエストをこなし、各地の人々と関わりながら旅を進める感覚は、『FF7リバース』の方が圧倒的に強いです。
特にSwitch 2版では、この“旅を少しずつ進める”遊び方と携帯モードの相性が良いです。
今日はメインを少し進める。
今日は探索だけする。
今日はミニゲームやカードゲームだけ遊ぶ。
こうした分け方がしやすく、大作RPGの重さを自分の生活リズムに合わせて崩せるのは、Switch 2版ならではの魅力だと思います。
FF7リバースは前作未プレイでも遊べる?
結論から言うと、遊ぶこと自体はできます。
ただし、前作『FF7リメイク』を未プレイのまま『FF7リバース』から始めるのは、あまりおすすめしません。
『FF7リバース』は、公式でも『FINAL FANTASY VII REMAKE』プロジェクト三部作の第2作として紹介されています。つまり、完全な新規1作目ではなく、前作の出来事を受けて進む続編です。
クラウド、ティファ、エアリス、バレット、レッドXIIIたちがなぜ一緒に旅をしているのか。
セフィロスとは何者なのか。
ミッドガルで何が起きたのか。
クラウドの記憶にどんな違和感があるのか。
こうした部分は、前作を遊んでいる方が圧倒的に理解しやすいです。
もちろん、原作FF7を知っている人ならある程度ついていけます。ただ、リメイクプロジェクトは原作をそのまま作り直しているだけではなく、物語の見せ方やキャラクターの関係性に独自の変化があります。
そのため、Switch 2版で初めてこのシリーズに入るなら、できれば『FF7リメイク インターグレード』から遊んだ方がいいです。
『FF7リバース』から始めると、ゲームとしては楽しめても、キャラクターへの感情移入や物語の重みはかなり薄くなります。
FF7リバースのミニゲームは本当に多すぎるのか

これは忖度なしで言うと、多いです。
『FF7リバース』には、クイーンズ・ブラッド、チョコボ関連、ゴールドソーサー、ピアノ演奏など、かなり多くのミニゲームや寄り道要素があります。
良い面としては、旅の途中に遊びの変化が生まれます。
フィールド探索、戦闘、会話イベントだけではなく、各地で違う遊びが挟まることで、世界の広がりを感じやすいです。特にクイーンズ・ブラッドのように、単体のカードゲームとして遊びごたえがある要素もあります。
一方で、テンポを重視する人には引っかかる部分でもあります。
ストーリーが盛り上がってきたところでミニゲームが入る。
探索を進めたいのに、別ルールの遊びを求められる。
本編RPGを遊んでいるつもりが、急に別ジャンルの操作をすることになる。
こうした場面にストレスを感じる人はいると思います。
ただし、大半の寄り道要素は「全部完璧に遊ばないと進めない」ものではありません。コンプリートを狙うと重くなりますが、メイン進行を優先するなら取捨選択できます。
つまり、ミニゲームの多さは本作の魅力でもあり、弱点でもあります。
「世界を旅する中でいろいろな遊びに触れたい人」には楽しい。
「物語とバトルだけをテンポよく進めたい人」には少し多い。
ここはかなり好みが分かれるポイントです。
機種別の選び方|FF7リバース Switch 2版はどれで遊ぶべき?
Nintendo Switch 2版
今回の記事の主役になるのは、もちろんNintendo Switch 2版です。
Switch 2版の最大の魅力は、据え置き機クラスの大作RPGを携帯モードでも進められることです。
『FF7リバース』は、メインストーリーだけでなく、探索、サブクエスト、ミニゲーム、ワールドレポートなど、細かく進められる要素が多い作品です。
そのため、テレビの前で長時間遊ぶよりも、空いた時間に少しずつ進めたい人とはかなり相性が良いです。
一方で、グラフィックやフレームレートを最優先するなら、PS5版や高性能PC版の方が向いている可能性はあります。
Switch 2版は、
携帯モードで遊べること。
Switch 2でFF7リメイクシリーズを追えること。
大作RPGを自分のペースで進めやすいこと。
ここに価値を感じる人向けです。
PS5版
映像の安定感や大画面での迫力を重視するなら、PS5版は今でも有力です。
PS5版は2024年2月29日に発売済みで、もともと本作の最初の対応ハードでした。
すでにPS5を持っていて、携帯モードにこだわりがないなら、無理にSwitch 2版へ買い直す必要はないと思います。
PS5版は、テレビでじっくり世界観を味わいたい人に向いています。
PC版
PC版は、環境が整っている人向けです。
Steam版とEpic Games Store版は2025年1月23日に発売済みで、さらにWindows版もSwitch 2/Xbox Series X|S版と同じ2026年6月3日に展開されています。
高性能PCがあるなら、画質やフレームレート面で最もリッチに遊べる可能性があります。
ただし、PC版は環境差が出やすく、スペック確認や設定調整が必要です。
手軽さならSwitch 2版。
大画面の安定感ならPS5版。
最高設定を狙うならPC版。
この整理で良いと思います。
Xbox Series X|S版
Xbox Series X|S版は、2026年6月3日にSwitch 2版、Windows版と同時発売です。公式情報でも、Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/Windows版が2026年6月3日に発売されています。
Xboxユーザーにとっては、ようやく『FF7リバース』を遊べるようになった形です。
携帯モードは不要で、Xbox環境で大作RPGを遊びたい人にはこちらが選択肢になります。
忖度なしスコア
『FF7リバース Switch 2版』は、ゲーム本編の完成度だけで見ればかなり高評価です。
ストーリー、キャラクター、バトル、探索の作り込みは今遊んでも十分に強く、FF7リメイクプロジェクト第2作としての満足度は高いです。
一方で、忖度なしで見ると、Switch 2版はあくまで後発版です。
Switch 2版だけの大規模な新要素があるわけではなく、PS5版経験者が無条件で買い直すべき作品ではありません。
また、ミニゲームや寄り道要素が多いため、テンポよく物語だけを追いたい人には少し重く感じる場面もあります。
それでも、Switch 2で初めて遊ぶ人にとってはかなり魅力的です。
通常版6,578円(税込)、早期購入セールではダウンロード版が20%OFFになることも案内されており、初プレイならコストパフォーマンスはかなり高いです。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| ストーリー・キャラクター | 9.0 / 10 |
| バトルシステム | 9.1 / 10 |
| 探索・フィールド体験 | 8.4 / 10 |
| 携帯モードとの相性 | 8.6 / 10 |
| ミニゲーム・寄り道要素 | 7.2 / 10 |
| Switch 2版としての新鮮さ | 7.6 / 10 |
| コストパフォーマンス | 8.5 / 10 |
| 総合スコア | 8.4 / 10 |
広大な世界を旅しながら、クラウドたちの新たな物語を描く大作RPG。Switch 2で初めて遊ぶ人にもおすすめの一本です。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
総評|FF7リバース Switch 2版は“初プレイならかなり買い”、PS5版経験者は目的次第

『FF7リバース Switch 2版』は、Switch 2で遊べる大作RPGとしてかなり魅力的な1本です。
クラウドたちの旅、広大なフィールド探索、キャラクターごとの個性が出るバトル、原作を知っていても先が気になるストーリー。
作品そのものの完成度は高く、Switch 2で初めて遊ぶなら満足度はかなり高いと思います。
特に、携帯モードで少しずつ探索やクエストを進められるのは大きな強みです。
テレビの前に長時間座るのが難しい人でも、自分のペースで遊びやすい。
これはSwitch 2版ならではの価値です。
一方で、PS5版をすでに遊んだ人にとっては、買い直しは慎重でいいです。
Switch 2で携帯モードプレイをしたい。
もう一度最初から遊び直したい。
Switch 2でFF7リメイクシリーズを揃えたい。
こうした理由があるなら買い直しもアリですが、追加要素目当てなら優先度は下がります。
忖度なしで一言にまとめるなら──
「初プレイならかなりおすすめ。ただし、PS5版経験者の買い直しは“携帯モードにどれだけ価値を感じるか”次第。」
Switch 2で腰を据えて遊べるRPGを探している人には、十分候補に入る作品です。