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第42回NHK紅白歌合戦(1991年)|出場歌手・曲・司会・勝敗・視聴率

1991年12月31日の第42回は紅組が優勝。第1部34.9%、第2部51.5%でした。SMAP、X、KAN、槇原敬之、鈴木雅之、香西かおり、原由子らが初出場。和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」が紅組トリ、谷村新司「昴」が大トリです。

回第42回
放送日1991年12月31日
放送時間1部19:20〜20:55/2部21:00〜23:45
会場NHKホール
優勝紅組
視聴率1部34.9%/2部51.5%
紅組トリ和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
大トリ谷村新司「昴」

司会

紅組司会浅野ゆう子
白組司会堺正章
総合司会山川静夫

出場歌手・歌唱曲

紅組|28枠
1. 西田ひかる「ときめいて」初出場
2. 工藤静香「メタモルフォーゼ」4回目
3. 中山美穂「Rosa」4回目
4. 森口博子「ETERNAL WIND-ほほえみは光る風の中-」初出場
5. 欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」3回目
6. ライマ・バイクレ「VERNISAGE~ELIZABET~」初出場
7. 伍代夏子「恋挽歌」2回目
8. 大月みやこ「冬の華」5回目
9. 永井真理子「ZUTTO」初出場
10. 都はるみ「王将一代 小春しぐれ」23回目
11. 山本リンダ「どうにもとまらない~狙いうち」5回目
12. Mi-Ke「想い出の九十九里浜」初出場
13. DREAMS COME TRUE「Eyes to me」2回目
14. 原由子「花咲く旅路」初出場
15. 南沙織「色づく街」8回目
16. サラ・ブライトマン「オペラ座の怪人」初出場
17. 香西かおり「流恋草(はぐれそう)」初出場
18. 松原のぶえ「離愁…秋から冬へ」6回目
19. 森山良子「PEOPLE」6回目
20. 八代亜紀「舟唄」18回目
21. テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」3回目
22. 小林幸子「冬化粧」13回目
23. 沢田知可子「会いたい」初出場
24. 川中美幸「炎情歌」9回目
25. 桂銀淑「哀しみの訪問者」4回目
26. 坂本冬美「火の国の女」4回目
27. 石川さゆり「港唄」14回目
28. 和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」15回目
白組|28枠
1. バブルガム・ブラザーズ「WON’T BE LONG」初出場
2. SMAP「Can’t Stop!! -LOVING-」初出場
3. 吉田栄作「もしも君じゃなきゃ」2回目
4. スモーキー・マウンテン「TAYO NA(COME ON)」初出場
5. ザ・ベンチャーズ「十番街の殺人~ダイヤモンド・ヘッド~パイプライン」初出場
6. 前川清「そして神戸」初出場
7. 冠二郎「酒場」初出場
8. 吉幾三「女のかぞえ唄」6回目
9. チェッカーズ「ミセス・マーメイド」8回目
10. 河島英五「時代おくれ」初出場
11. とんねるず「情けねえ」初出場
12. 美川憲一「さそり座の女」8回目
13. 光GENJI「WINNING RUN」4回目
14. X「Silent Jealousy」初出場
15. KAN「愛は勝つ」初出場
16. 少年隊「MASK’91」6回目
17. 鳥羽一郎「師匠(おやじ)」5回目
18. 喜納昌吉「花・すべての人の心に花を」初出場
19. アンディ・ウィリアムス「ムーン・リバー」初出場
20. 堀内孝雄「愛しき日々」4回目
21. さだまさし「奇跡-大きな愛のように-」4回目
22. 槇原敬之「どんなときも。」初出場
23. 鈴木雅之「ガラス越しに消えた夏」初出場
24. 細川たかし「応援歌、いきます」17回目
25. 森進一「泣かせ雨」24回目
26. 五木ひろし「おしどり」21回目
27. 北島三郎「北の大地」28回目
28. 谷村新司「昴-すばる-」5回目

前川清の「初出場」はソロ名義での回数です。前川清は1969年に「内山田洋とクール・ファイブ」のボーカルとして紅白に出演しており、1991年の「初出場」は本人にとって初めての紅白出演という意味ではありません。グループ時代の出演歴とソロ名義の出場回数を分けて記載しています。参考:前川清公式サイト・プロフィール。

トリ・大トリ

トリ和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
大トリ谷村新司「昴」
勝敗紅組優勝

この回のポイント

SMAP白組2番手で紅白初出場。
X・KAN・槇原敬之1990年代を象徴する顔ぶれが相次いで初出場。
和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」で紅組トリ。

審査員

増井光子、山崎豊子、秋山幸二、芦原すなお、荻野アンナ、若花田勝、貴花田光司、緒形直人、鷲尾いさ子、田中好子

視聴率
第1部34.9%/第2部51.5%。関東地区の番組平均世帯視聴率。

歌手別視聴率|谷村新司「昴」が58.5%

1991年の歌手別視聴率は、後年の集計で谷村新司「昴」が58.5%とされています。番組全体の平均世帯視聴率は第1部34.9%、第2部51.5%。最高値と平均値は別の測定対象であり、58.5%を「紅白全体の平均」と読み替えることはできません。

歌手別の数値は紅白歌合戦サーチの過去資料再集計によるものです。NHK・ビデオリサーチが直接公表する全歌手一覧とは区別し、番組平均はビデオリサーチの公式統計を基準にしています。

テレビ史|SMAPがまだ初出場だった大みそか

1991年の白組2番手には、デビューしたばかりのSMAPが登場しました。披露したのは「Can't Stop!! -LOVING-」。X、KAN、槇原敬之も初出場。1990年代の音楽やテレビ番組を語るうえで欠かせない名前が、ここから紅白に加わっていきます。

当時の出場者一覧を見返すと、後年の大トリ常連でも、この時点では番組序盤の新人だったことに気づきます。

海外中継と全員合唱が映した1991年

この年の紅白は、SMAPやX、KAN、槇原敬之らの初出場だけが見どころではありません。放送ライブラリーの番組記録には、海外中継も交えながら激動の一年を振り返ったことが残されています。ラトビア出身の歌手ライマ・バイクレの出演に先立ち、現地から「祖国」の合唱が中継されたことも、当時の歌唱構成を詳しく記録した資料で確認できます。世界の変化が、大みそかの音楽番組にも映し出されていたのです。

もう一つの特別企画が、出場歌手たちによる「SMILE AGAIN」の合唱です。指揮は山本直純。こちらは各組の勝敗を競う通常の歌唱枠とは別に行われた企画で、歌手の出場回数や紅白各28枠には加えていません。歌手名と曲目だけでは見えてこない、1991年らしい番組の広がりを伝える場面でした。

主な確認資料

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