コナン「30号殺人事件」はいつ放送?9月25日・あらすじ・池田エライザ役を整理

TVアニメ『名探偵コナン』放送30周年を記念して制作される2時間スペシャル、『名探偵コナン 30号殺人事件』の放送日が決まりました。
放送は2026年9月25日(金)よる9時から。「金曜ロードショー」で、読売テレビ・日本テレビ系全国ネットで放送されます。2025年末の制作発表時にはタイトルと脚本、完全オリジナル作品であることまでしか分かっていませんでしたが、9月5日にあらすじ、スタッフ、ゲスト声優などが一気に明らかになりました。
事件の発端は、新一万円札をめぐるニセ札事件。コナンと平次の捜査は長野、大阪へと広がり、警視庁や警察庁、各県警まで巻き込む国家規模の事件へ発展します。
これまで「30号殺人事件って何?」「いつ放送?」「原作にある話?」と気になっていた人向けに、現在までに発表された内容を整理します。
『30号殺人事件』は9月25日よる9時から金曜ロードショー
現在確定している基本情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | 名探偵コナン 30号殺人事件 |
| 放送日 | 2026年9月25日(金) |
| 放送開始 | よる9時 |
| 放送枠 | 金曜ロードショー |
| 放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット |
| 形式 | 2時間スペシャル |
| ストーリー | 完全オリジナル |
| 監督 | 鎌仲史陽 |
| 脚本 | 櫻井武晴 |
| ゲスト声優 | 池田エライザほか |
読売テレビの30周年公式ページでも、9月25日よる9時から「金曜ロードショー」で放送すると正式に案内されています。
この作品が最初に発表されたのは2025年12月27日。当時明らかになったのは、2016年の『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』以来、10年ぶりとなる2時間スペシャルを制作すること、タイトルが『30号殺人事件』であること、脚本を櫻井武晴氏が担当することなどでした。
そこから約8か月を経て、ようやく具体的な事件の姿が見えてきたことになります。
『30号殺人事件』は原作回ではなく完全オリジナル
『30号殺人事件』は、原作漫画の特定エピソードを2時間用に再構成した作品ではありません。
制作決定時から、公式は「完全オリジナルストーリー」と発表しています。
そのため、「原作では何巻?」「漫画のどの事件が元になっている?」という問いに対しては、原作対応回はありません。
テレビアニメ30周年という節目に合わせて、新たに作られた記念作品です。
一方で、オリジナル作品だからレギュラー陣が少ないというわけでもありません。むしろ今回は、多数のキャラクターを集めること自体が制作の出発点になっています。
あらすじは「新一万円札」のニセ札事件から始まる
物語の世界では、「東都タワー」がデザインされた新一万円札が発行され、世間が新紙幣の話題で賑わっています。
そんな中、コナン、少年探偵団、阿笠博士、蘭、園子は、日本紙幣印刷局の長野工場を訪れます。
一方、警視庁では殺人事件の現場からニセ札が発見され、捜査本部が設置されていました。
ニセ札が流通しているという報道で社会が混乱する中、コナンと服部平次は、偽札が印刷されたとみられる大阪へ向かいます。
そこから事件は一地域の殺人事件では終わりません。
新紙幣偽造に端を発する事件は、警視庁、警察庁、各県警まで巻き込み、公式が「国家の危機」と表現する規模へ広がっていきます。公式は今回の登場陣を「コナン史上最大級のオールスターキャスト」と紹介しています。
30周年記念作らしく、コナンだけが一つの現場で事件を解くタイプのテレビオリジナルとは、かなりスケールの違う作品になりそうです。
なぜ30周年作品で「ニセ札事件」なのか
なぜ題材がニセ札だったのか。
脚本を担当する櫻井武晴氏のコメントを読むと、今回の物語が全国へ広がっていく理由も見えてきます。
櫻井氏は、30周年記念作品である以上、作品を「お祭」のようなものにしたかったと説明しています。そのため、できるだけ多くのレギュラーキャラクターを参加させたいと考えました。
ただ、多くの警察関係者は全国各地にいます。
そこで、東京だけではなく各地へ捜査を広げられる事件として選ばれたのが、ニセ札事件でした。
これは今回のあらすじを理解するうえでかなり大事な部分です。
「偽札事件だから結果的に全国規模になった」というより、30周年に多くのキャラクターを登場させるため、全国規模にできる事件として偽札が選ばれたという順番です。
櫻井氏はさらに、テレビオリジナルらしいミステリーに加えて、2時間作品ということで劇場版のようなアクションも盛り込んだと明かしています。
監督は鎌仲史陽、脚本は櫻井武晴
監督を務めるのは鎌仲史陽氏です。
鎌仲監督は、今回の事件について、日本で発生したニセ札事件にコナン、毛利小五郎、服部平次ら探偵陣だけでなく、警視庁、警察庁、各県警が立ち向かう作品だと説明しています。
脚本の櫻井武晴氏は、『名探偵コナン』では劇場版『黒鉄の魚影(サブマリン)』『隻眼の残像(フラッシュバック)』などにも参加してきた脚本家です。今回の2時間スペシャルでも、ミステリーだけに寄せず、大規模なアクションまで含めた構成になっています。
映画ではなくテレビスペシャルですが、制作側のコメントを見る限り、通常放送を単純に4話分並べたような作りではありません。
テレビオリジナルの推理と、2時間SPならではのスケール感を両立させる作品として作られています。
池田エライザは里見透子役
9月5日の発表で、ゲスト声優として池田エライザさんの出演も明らかになりました。
演じるのは、警察庁科学警察研究所の文書鑑定技官、
里見透子(さとみ・とうこ)
です。
里見は科学鑑定の専門家で、殺人事件の被害者が持っていた紙幣を鑑定。その紙幣が本物そっくりのニセ札だと判断します。
つまり、事件の核心である「これは普通の紙幣ではない」と明らかにする役割を担う人物です。
池田さん自身も1996年生まれで、TVアニメ『名探偵コナン』と同じ年に生まれています。公式インタビューでは、今回が初めてのアフレコ挑戦だったこと、技術者らしい格好良さを声で表現しようとしたことなどを語っています。
ゲストだから物語から離れた記念出演というより、事件の発端となるニセ札鑑定に直接関わるキャラクターとして登場することになります。
日本テレビ・読売テレビのアナウンサーも出演
『30号殺人事件』には、池田エライザさんだけでなく、
日本テレビ・河出奈都美アナウンサー
読売テレビ・増田陽名アナウンサー
もゲスト参加します。
2人は作中でもアナウンサー役を担当します。
河出アナも池田さんと同じ1996年生まれ。30周年作品に、アニメ放送開始年と同じ年に生まれた出演者が参加するという形になっています。
ニセ札流通の報道によって世間が混乱するという設定を考えると、ニュースを伝えるアナウンサーも事件の規模を見せるうえで自然な存在です。
「30号殺人事件」の30号とは何を意味する?
タイトルが発表された時点から気になるのが、
「30号」とは何なのか
という点です。
30周年作品なので「30」という数字が周年と関係しているようには見えますが、9月5日時点で、タイトルの「30号」が物語の中で具体的に何を意味するのかは公式に説明されていません。
事件番号なのか、作中に登場する何かの名称なのか、それとも別の意味があるのかはまだ分かりません。
ここは予想で埋めない方がよい部分です。
正式なタイトルは『名探偵コナン 30号殺人事件』ですが、「30号=30周年をそのまま事件番号にしたもの」といった説明も、現時点では公式発表ではありません。
黒ずくめの組織は登場する?
あらすじが「国家の危機」まで広がるため、黒ずくめの組織が関係するのでは、と考える人もいるかもしれません。
ただし、現在発表されているあらすじやスタッフコメントでは、黒ずくめの組織が登場するとは明記されていません。
公式が挙げているのは、コナン、毛利小五郎、服部平次、警視庁、警察庁、各県警などです。
「大規模事件=黒ずくめの組織」と決めつける材料はないため、放送前の段階では登場を前提にしない方がよさそうです。
『三十一島の殺人』とは別作品
9月5日の30周年情報解禁では、もう一つ、
『三十一島(みそひとじま)の殺人』
というオリジナルアニメも発表されました。
「30号殺人事件」と「三十一島の殺人」を並べると数字が30、31と続いているように見えますが、この2作品は別企画です。
『30号殺人事件』は9月25日の2時間スペシャル。
『三十一島の殺人』は、視聴者自身が犯人を推理する参加型オリジナルアニメで、現在は放送時期未定です。山本泰一郎監督も、『30号殺人事件』などとは別に通常放送枠で30周年を締めるため提案した企画だと説明しています。
続編、前後編、同じ事件といった関係は現在発表されていません。
名前が似ているため混同しやすいですが、まずは別作品として分けて考えておけば大丈夫です。
『30号殺人事件』と『三十一島の殺人』の放送日・内容・企画の違いは、「30号殺人事件」と「三十一島の殺人」は別作品?放送日・内容の違いを整理で詳しくまとめています。
10年ぶりの2時間SPが30周年の「お祭」に
『30号殺人事件』が特別なのは、単に放送時間が長いからではありません。
TVアニメ『名探偵コナン』の2時間スペシャルとしては、2016年の『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』以来10年ぶり。しかも今回は、既存エピソードの再構成ではなく完全オリジナル作品です。
30周年を記念して多数のレギュラーを集め、そのために全国へ広がるニセ札事件を作り、2時間を使ってミステリーとアクションを描く。
制作側が「お祭」と表現しているのも、この構成を見ると分かりやすいところです。
劇場版とは別に、テレビアニメ30年間の積み重ねを使って作る記念スペシャル。
『30号殺人事件』は、そんな位置づけの作品になっています。
よくある疑問
『30号殺人事件』はいつ放送?
2026年9月25日(金)よる9時から、「金曜ロードショー」で放送されます。読売テレビ・日本テレビ系全国ネットです。
原作漫画にある事件?
ありません。
公式は完全オリジナルストーリーとして制作すると発表しています。
脚本は誰?
櫻井武晴氏です。
監督は鎌仲史陽氏が担当します。
池田エライザは何役?
警察庁科学警察研究所の文書鑑定技官、里見透子役です。
被害者が持っていた紙幣を鑑定し、本物そっくりのニセ札であることを突き止めます。
『三十一島の殺人』の続編・前編?
そのような発表はありません。
『三十一島の殺人』は別の30周年オリジナル企画です。
9月25日は「30号殺人事件」の全貌がようやく見える
2025年末に『30号殺人事件』というタイトルだけが発表された時点では、放送時期も物語の内容も分かりませんでした。
そこから9月5日の発表で、
9月25日よる9時
金曜ロードショー
新紙幣を巡るニセ札事件
全国規模のオールスター作品
池田エライザ演じる里見透子
監督・鎌仲史陽、脚本・櫻井武晴
まで、一気に作品の輪郭が見えてきました。
一方で、「30号」というタイトルの意味や、まだ明かされていない登場人物など、放送まで伏せられている部分も残っています。
30年間続いてきたテレビアニメだからこそできる、多数のキャラクターを巻き込んだ2時間スペシャル。
『名探偵コナン 30号殺人事件』は、2026年9月25日(金)よる9時から放送です。