- 『進撃の巨人3』前作との違いは?発売日・対応機種・新要素を整理
- 『進撃の巨人3』は2026年12月10日発売|PS5・Switch 2・Xbox Series・Steam対応
- 『進撃の巨人3』はFinal Battleの続きだけを描くゲームではない
- ストーリーはどこまで?物語のクライマックスまで描く
- 主人公はエレンではなく、キャラクリできるオリジナル調査兵
- 新キャラクター「カミル」も登場
- 立体機動アクションはどう進化した?
- アクションが苦手でも遊べる?操作スタイルは3種類
- 「九つの巨人」との戦いもシリーズの大きな新要素
- 新モード「壁外調査」では自分の班を作って壁外へ
- 兵団の日常も強化|自室、食事、相談などを用意
- アニメにはなかったゲームオリジナルイベントも収録
- 前作セーブデータ連動で「前作主人公と同じ名前の班員」が登場
- 原作キャラクターは多数登場するが、全員プレイアブルとは限らない
- MAPPA制作の完全新規OPアニメは「後日アップデート」で追加
- TGS2026試遊版では獣の巨人を追う15分ミッションを体験
- TGS2026で何が発表された?9月18日と20日を整理
- オンライン協力プレイはある?現時点の製品情報は「1人」
- 通常版・Digital Deluxe Edition・TREASURE BOXの違い
- 結局、『進撃の巨人3』は前作から何が変わる?
- 主な公式情報
『進撃の巨人3』前作との違いは?発売日・対応機種・新要素を整理

コーエーテクモゲームスのタクティカルハンティングアクション『進撃の巨人3』が、2026年12月10日に発売されます。
対応機種はPlayStation 5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、Steam。ここで注意したいのは、初代Nintendo Switch版やPS4版は、2026年9月20日時点では発表されていないことです。
そしてタイトルこそ「3」ですが、『進撃の巨人2 -Final Battle-』の続きだけを描くゲームでもありません。これまでのゲームシリーズで扱った物語も新たな体験として再構築し、「進撃の巨人」の始まりからクライマックスまでを一本につなぐ、シリーズ集大成として制作されています。
東京ゲームショウ2026では、オリジナル主人公や壁外調査、仲間との交流、前作セーブデータとの連動に加え、回避やブレイク、コンバットアーツを使った実機プレイ、MAPPA制作オープニングアニメの最新情報まで公開されました。
この記事では、9月20日の声優ステージまでに明らかになった情報を基に、「前作と何が違うのか」「物語はどこまで入るのか」「Switch版やオンライン協力はあるのか」といった疑問を整理します。
なお、『進撃の巨人』関連ではゲーム以外にも複数の展開が発表されています。全体像を確認したい場合は、『進撃の巨人』99大ニュースの重要情報を整理した記事もあわせてどうぞ。
『進撃の巨人3』は2026年12月10日発売|PS5・Switch 2・Xbox Series・Steam対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 進撃の巨人3 |
| 発売日 | 2026年12月10日 |
| 対応機種 | PlayStation 5/Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/Steam |
| ジャンル | タクティカルハンティングアクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| CERO | D(17才以上対象) |
| 対応音声 | 日本語 |
| 対応言語 | 日本語/英語/繁体字/簡体字/韓国語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語 |
| 発売元 | コーエーテクモゲームス |
| 開発 | ω-Force |
2026年の新作ゲーム全体の発売スケジュールについては、2026年新作ゲーム発売予定一覧でも月別に整理しています。
初代Nintendo SwitchやPS4では発売されない?
2026年9月20日時点で発表されている家庭用ゲーム機は、PS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|Sの3系統です。
PlayStation 4、初代Nintendo Switch、Xbox One版は発表されていません。
とくに「Switch版」とだけ書くと、初代Nintendo Switchでも遊べるように見えてしまいます。本作の任天堂ハード版は、現時点ではNintendo Switch 2版です。
将来旧世代機版が追加されないと断定できる段階ではありませんが、少なくとも現在公表されている製品情報にPS4、Nintendo Switch、Xbox Oneの記載はありません。
Nintendo Switch 2のパッケージ版はキーカード
PS5とNintendo Switch 2にはパッケージ商品がありますが、Nintendo Switch 2版は「キーカード」のみと案内されています。
Xbox Series X|SとSteamはダウンロード版のみです。
ただしSteamにはTREASURE BOXやSPECIAL TREASURE BOXのSteamコード同梱版があります。これは豪華グッズが入った物理商品にSteamコードが付くもので、PC用ゲームディスクが入った「Steamパッケージ版」という意味ではありません。GAMECITYでも、Windows版にはSteam CDキーが付属し、パッケージやディスクは付属しないと案内されています。
ストアで12月9日と表示されても、日本の正式発売日は12月10日
コーエーテクモゲームスの日本公式サイトでは、発売日は2026年12月10日です。
一方、デジタルストアでは12月9日など、異なる日付に見える場合があります。たとえばPlayStation StoreではUTC基準の時刻が表示されることがあり、「12月9日15時UTC」は日本時間では12月10日0時です。
日本向けの発売日としては、メーカー公式の12月10日を基準に考えて問題ありません。
『進撃の巨人3』はFinal Battleの続きだけを描くゲームではない
もっとも誤解しやすいのが、「3」というタイトルから『進撃の巨人2 -Final Battle-』の後だけをゲーム化した作品だと思ってしまう点です。
公式は本作を、「進撃の巨人」の物語を始まりから終わりまで追体験する作品として紹介しています。
さらに、今回初めてゲームシリーズで描かれる物語だけでなく、過去シリーズですでに扱った範囲も「新たな体験として再構築」し、クライマックスまで描くと説明しています。
| 項目 | 進撃の巨人2 -Final Battle- | 進撃の巨人3 |
|---|---|---|
| 物語 | アニメSeason 3までを中心に収録 | 始まりからクライマックスまで |
| 主人公 | キャラクリ式オリジナル主人公 | 新設定を持つキャラクリ式オリジナル主人公 |
| 過去に描いた物語 | 当時のゲーム内容 | 本作向けに再構築 |
| 立体機動 | 従来シリーズのシステム | ブーストムーブ、コンバットアーツなどを追加・強化 |
| 巨人戦 | 通常巨人・大型の敵など | 九つの巨人を含む多彩な敵との戦闘を強化 |
| 壁外での遊び | 旧作独自の各種モードあり | 自分の班を編成して挑む「壁外調査」 |
| 交流 | 日常・友好度要素あり | 自室、食事、相談などを含めて拡張 |
| プレイ人数 | オンライン要素あり | 公式製品情報は1人 |
ただし、「過去3作品をそのまま丸ごと収録した完全版」でも、「全編をゼロから作り直したフルリメイク」でもありません。
どのイベント、ステージ、モデルがどの程度新規制作されているかは、すべてが細かく公表されているわけではありません。「過去シリーズの範囲も本作向けに再構築される」という公式説明を基準にするのが安全です。
ストーリーはどこまで?物語のクライマックスまで描く
公式サイトには、プレイヤーがアニメキャラクターとともに生きる「歴史の当事者」として、「進撃の巨人」の始まりから終わりまでを追体験すると明記されています。
キャラクターページにも物語前半のエレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ、ハンジらだけでなく、ピーク、ポルコ、ガビ、ファルコ、イェレナ、オニャンコポンなどThe Final Season側の人物が掲載されています。
つまり、『進撃の巨人2 -Final Battle-』より先の物語を含め、アニメのクライマックスまで扱う作品であることは読み取れます。
ただし、「原作漫画全139話を完全ゲーム化」「アニメ全話を一話も省略せず再現」まで公式が保証しているわけではありません。
本作の権利表記も「『進撃の巨人』The Final Season製作委員会」となっており、公式説明もアニメキャラクターやアニメの物語を軸にしています。漫画版の全エピソード完全収録と置き換えて考えない方がよいでしょう。
主人公はエレンではなく、キャラクリできるオリジナル調査兵
プレイヤー自身が操作する中心人物は、エレンではありません。
主人公はキャラクタークリエイト可能な、調査兵団所属のオリジナル兵士です。
公式プロフィールによると、かつて地下街の工房で働いていた人物で、技巧の腕を買われて調査兵団に勧誘されました。閉鎖的な地下街で育ったため壁の外に強い憧れを持っており、ある出来事をきっかけに104期訓練兵団を指導する立場になります。
リヴァイやハンジとは長い付き合いがあるという、物語開始時点ですでに独自の人間関係を持っているのも特徴です。
一方、名前、容姿、性別、声などを具体的にどこまで編集できるかについては、2026年9月20日時点では公式サイト上で全項目が詳細公開されているわけではありません。前作のキャラクタークリエイト仕様を、そのまま本作の仕様として当てはめるのは避けた方がよさそうです。
前作『進撃の巨人2』の主人公と同じ人物?
『進撃の巨人2』にも、プレイヤーが作成するオリジナル主人公が登場しました。
しかし『3』の主人公には、地下街の工房出身、リヴァイやハンジと以前から付き合いがあるなど、新しい設定が与えられています。
さらにTGS2026では、前作のセーブデータを利用すると、「前作主人公と同じ名前の特殊な技能を持った仲間」が『3』の班員として登場することが紹介されました。
このため、少なくとも「前作で作った主人公を、そのまま『3』の主人公として引き継ぐ」という仕組みではありません。
ただし、設定上の両者の関係を公式が「完全な別人」と明文化しているわけではないため、そこまで踏み込んで断定する必要はありません。
新キャラクター「カミル」も登場
TGS2026では、本作のゲームオリジナルキャラクター「カミル」も紹介されました。
公式シリーズXでは、カミルは主人公を支える「副長」と説明されています。特務班の発足に伴って副長に任命され、情報通で情報収集に長けた人物です。
一部の記事では「副隊長」と表記されていますが、この記事では公式の紹介に合わせて「副長」としています。
2026年9月20日時点では、担当声優を含め、人物像のすべてが明らかになっているわけではありません。原作キャラクターとの関係なども、今後の情報を待つ部分が残っています。
立体機動アクションはどう進化した?
『進撃の巨人3』では、立体機動装置でアンカーを刺して巨人へ接近する従来の基本だけでなく、移動と攻撃の選択肢そのものが増えています。
ブーストムーブ
「ブーストムーブ」は、ガス噴射を使った新しい移動アクションです。
ジャンプと同時にガスを噴射して高く飛び上がる、アンカーを支点に急旋回する、地上を高速でスライディングするといった動きが可能になり、立体機動中の進路変更や位置取りの自由度が増しています。
コンバットアーツ
専用ゲージをためて発動する強力な攻撃が「コンバットアーツ」です。
連続斬撃で大ダメージを与えるもの、アンカーの射線上をまとめて攻撃するもの、巨人の部位を一気に破壊するものなどがあり、単純にうなじへ接近して斬るだけではない戦い方が加わります。
兵装機構特性とバディアーツ
兵装パーツには「機構特性」があり、連続攻撃回数を増やす、アンカーの張力を利用した溜め攻撃を使えるようにする、ブーストムーブからの攻撃を強化するといった変化が生まれます。
アニメキャラクターが戦闘へ同行している場合は、主人公との協力攻撃「バディアーツ」も使用可能です。巨人の体勢を崩す、両足を同時に破壊するといった効果があり、キャラクターごとに内容も異なります。
TGSでは「回避」と「ブレイク」も確認
9月20日のTGS2026ステージでは、巨人を「ブレイク」状態にし、そこからうなじへ攻撃する流れが実演されました。
15メートル級の巨人では、まず部位を破壊し、攻撃の機会を作ってからうなじを狙う場面も確認されています。
さらに敵の攻撃を避ける「回避」や、コンバットアーツを組み合わせた戦闘も公開されました。
ステージ上ではPlayStation版のボタン表示として、回避に×ボタン、コンバットアーツにR2+○または△などが使われていましたが、これはTGS実機で確認された操作です。他機種まで同じボタン配置だと考えない方がよいでしょう。
なお、過去作にも回避から派生するアクションは存在しました。「『3』でシリーズ史上初めて回避できるようになった」という意味ではなく、本作では新しい独立アクションとして「回避」が紹介されている、と捉えるのが正確です。
アクションが苦手でも遊べる?操作スタイルは3種類
公式サイトでは、プレイスタイルに合わせた難易度カスタマイズも案内されています。
- スタンダード
- カジュアル
- エキスパート
の3つの操作スタイルが用意され、さらに細かな設定も可能です。
カジュアルは「手軽な操作でプレイできる」スタイルとして紹介されていますが、単純に敵のHPが減る難易度設定なのか、立体機動や戦闘入力の補助が中心なのかなど、細かな違いまですべて公開されているわけではありません。
「オート戦闘になる」「初心者なら無敵になる」といったものではないので、その点は分けて考える必要があります。
「九つの巨人」との戦いもシリーズの大きな新要素
『進撃の巨人3』では、通常の巨人や奇行種だけでなく、「九つの巨人」がそれぞれの能力を持つ大きな脅威として登場します。
TGS2026の試遊では、オリジナル主人公がリヴァイと行動しながら獣の巨人を追い詰めるミッションが用意されました。
九つの巨人は通常の巨人と同じ方法でうなじへ接近するだけではなく、それぞれの能力や攻撃を見ながら戦う相手として作られています。
ただし、「九つの巨人すべてをプレイヤーが自由に操作できる」とは発表されていません。
「戦う相手として登場する」ことと「プレイアブルキャラクターになる」ことは別です。
新モード「壁外調査」では自分の班を作って壁外へ
ストーリーと並んで大きな柱になっているのが、自分の班を編成して挑む「壁外調査」です。
さまざまな能力や技能を持つ調査兵団員を勧誘し、班員とともに巨人がはびこる壁外世界へ出ます。
壁外では資材や死亡した兵士の遺品、手記、捜索依頼品などを探すほか、巨人との戦闘、兵站拠点の設営を行いながら、人類が活動できる範囲を広げていきます。
巨人を奇襲したり、崩落や落とし穴など周囲の環境を利用したりする場面も紹介されています。
公式の商品説明では、壁外ではガスや刃が有限で、班員の士気や撤退の判断も重要になると説明されています。班員が命を落とす危険性にも触れられていますが、死亡した兵士がゲーム上で永久に失われる、いわゆる「永久ロスト制」とまでは明言されていません。
また、公式サイトでは正式に「壁外調査」と表記されている一方、PlayStation StoreやXbox Storeの商品説明では「壁外特務」という表現も使われています。この記事では、最新の日本公式サイトに合わせて「壁外調査」で統一しています。
班員は日常と壁外の両方で増える
班員は兵団での日常中に勧誘できるほか、壁外調査で助けた兵士が加わることもあります。
集めた兵士を育て、自分の班を作って巨人戦や壁外調査へ挑む形です。
ただし、班の最大人数、細かな役割分担、戦闘中にどこまで直接指示できるのかといった部分は、現時点ではすべて明らかになっていません。
主人公自身の育成には「生き様」も関係する
『3』には「勇猛」「理知」「統率」という3種類の「生き様」もあります。
関連する行動を取ることで生き様ポイントを獲得し、スキルツリーを解放。選んだ行動に応じて主人公が身につける技能や資質が変わっていきます。
兵装も壁外で集めた資材から開発・強化でき、パーツの組み合わせによって性能だけでなく見た目も変化します。
兵団の日常も強化|自室、食事、相談などを用意
『進撃の巨人3』は、巨人との戦闘だけを連続して遊ぶゲームではありません。
兵団ではアニメキャラクターと交流し、プレゼントを渡したり、会話をしたりしながら親密度を深められます。
TGS2026では、一部のキャラクターを主人公の自室へ招き、お茶を飲みながら会話する様子も公開されました。回答によって会話の展開が変わり、親密度にも関わります。
会話が続くとキャラクターを眺めたり、呼びかけたりできる時間へ移行する様子も紹介されています。一部媒体では「ご褒美タイム」と表現されていますが、現行の公式システムページで独立した正式システム名として掲載されているわけではありません。
食事では親密度を上げるだけでなく、班を一時的に強化できます。壁外調査へ向かう前に食事を取ることが、戦闘準備のひとつになる仕組みです。
キャラクターから依頼を受ける「相談」と呼ばれるキャラクタークエストもあり、9月18日のステージではリヴァイから壁外調査へ誘われる例が公開されました。
アニメにはなかったゲームオリジナルイベントも収録
公式は、原作・アニメの追体験だけでなく、ゲーム独自のサブストーリーやイベントも多数収録するとしています。
9月20日の声優ステージでは、その一例としてジャンとコニーが主人公へ「ベルトルトの寝相」について相談に来るイベントが公開されました。
ふたりがベルトルトの妙な寝相について主人公へ報告し、その後、寝相に効くという薬草を市場へ買いに行くというコメディ寄りの内容です。ステージで公開されたイベントシーンはフルボイスでした。
ただし、この1本がフルボイスだったからといって、ゲーム内にあるすべてのサブイベントがフルボイスだとまでは確認できません。
また、こうしたオリジナルイベントが本編の歴史を大きく変えるのか、死亡するキャラクターを救えるifルートがあるのかといった点も未発表です。
「アニメでは描かれなかった日常が見られる」ことと、「原作の結末を自由に変えられる」ことは分けて考える必要があります。
前作セーブデータ連動で「前作主人公と同じ名前の班員」が登場
『進撃の巨人2』または『進撃の巨人2 -Final Battle-』のセーブデータがある場合は、セーブデータ連動特典があります。
公式商品ページでは現在も詳細部分が「後日発表」とされていますが、9月18日のTGS2026ステージでは、その内容が一歩踏み込んで紹介されました。
連動すると、前作主人公と同じ名前を持ち、特殊な技能を持つ仲間が班員として登場します。加入後は名前変更も可能です。
一方で、前作主人公の顔や髪型、体格などの外見データまでそのまま再現されるとは発表されていません。
公式サイトには「プレイするゲーム機本体にセーブデータが保存されている必要がある」と記載されています。TGSの報道では同じハード・機種同士での連動とされていますが、PS4版『2』からPS5版『3』、初代Nintendo Switch版からNintendo Switch 2版へどのようにセーブデータを認識させるのかなど、世代をまたぐ具体的な方法は公式商品ページではまだ案内されていません。
「PS4の前作セーブがあればPS5版で必ず使える」「Nintendo Switchのセーブが自動でSwitch 2版へ引き継がれる」と先回りして考えない方がよいでしょう。
原作キャラクターは多数登場するが、全員プレイアブルとは限らない
公式キャラクターページには、エレン、ミカサ、アルミン、ライナー、ベルトルト、アニ、ジャン、コニー、サシャ、クリスタ、ユミル、リヴァイ、ハンジ、エルヴィンらに加え、The Final Season側の人物も多数掲載されています。
そのため、シリーズ前半だけのキャラクターで物語が構成されるわけではありません。
ただし、公式キャラクターページに載っていることと、その人物を自由に操作できることは別です。
現時点で公式が明確に説明しているのは、アニメキャラクターが戦闘へ同行し、主人公とバディアーツを使えることなどです。
エレンやリヴァイへ自由に切り替えて遊ぶモードがあるのか、ストーリーの特定場面だけ原作キャラクターを操作するのか、九つの巨人を操作する場面があるのかといった仕様は、2026年9月20日時点では断定できません。
MAPPA制作の完全新規OPアニメは「後日アップデート」で追加
『進撃の巨人 The Final Season』を手掛けたMAPPAが、『進撃の巨人3』のために完全新規オープニングアニメーションを制作します。
これは既存アニメ映像をつないだものではなく、ゲーム向けの新作アニメです。
9月20日のTGS2026ステージでは、オープニングアニメのメインビジュアル、カラースクリプト、原画が公開されました。原画にはゲーム版のオリジナル主人公も描かれています。
ただし、ここには重要な注意点があります。
このOPアニメはゲーム本編には含まれず、後日のアップデートで実装予定です。
TGSでは開発側から、プレイヤーが遊ぶころに間に合うよう制作を進めたいという趣旨の発言もありましたが、具体的なアップデート日は決まっていません。
そのため、「発売日の12月10日から必ず見られる」「最初からゲームカードや本編データに収録されている」と書くことはできません。
主題歌や映像の具体的な長さについても、9月20日時点では正式発表を確認できません。
TGS2026試遊版では獣の巨人を追う15分ミッションを体験
東京ゲームショウ2026では『進撃の巨人3』の試遊台も出展されました。
GameWithのビジネスデイ取材ではPS5版を15分間試遊。オリジナル主人公を操作し、リヴァイとともに巨人を討伐しながら、獣の巨人を追い詰める内容だったと報告されています。
巨人の手足を攻撃してブレイクさせ、集中してうなじを狙う戦闘や、立体機動を使った移動が確認されています。
9月20日のステージでも同系統のミッションが実演されましたが、制限時間内に獣の巨人を倒すところまでは到達せず、時間切れとなりました。
試遊者から操作感や爽快感についてさまざまな感想が出ていますが、そうした評価は製品仕様とは分けて考えた方がよいでしょう。
また、固定60fps、4K解像度、ロード時間など、全機種共通の技術仕様が正式発表されたわけでもありません。PS5、Xbox、Steamなど各ストアに機種固有の表示はありますが、「全機種4K・60fps」などと一括りにはできません。
TGS2026で何が発表された?9月18日と20日を整理
9月18日|主人公の日常やセーブデータ連動を詳しく公開
9月18日の「『進撃の巨人3』最新情報発表ステージ」には、開発プロデューサーの鈴木英生氏と、ディレクターの岩田隼人氏が出演しました。
ここでは、ゲームオリジナルキャラクターのカミル、仲間を自室へ招く交流、キャラクタークエスト「相談」、食事、班の運営、前作セーブデータ連動など、戦闘以外の部分がかなり具体的になりました。
なかでも、前作セーブデータ特典が「前作主人公と同じ名前の特殊技能を持つ班員」であることが紹介された点は大きな新情報です。
9月20日|実機戦闘とゲームオリジナルイベント、MAPPA OPを公開
9月20日の「OPアニメ新情報公開『進撃の巨人3』声優ステージ」には、サシャ役の小林ゆうさん、クリスタ役の三上枝織さん、鈴木英生開発プロデューサーが出演しました。
ゲーム内で再構築された過去の名場面に加え、ジャンとコニーによる「ベルトルトの寝相」のオリジナルイベント、回避・ブレイク・コンバットアーツを使った実機プレイ、MAPPA制作OPのメインビジュアル、カラースクリプト、原画などが公開されています。
9月21日のゲームプレイステージは中止
当初は9月21日14時30分から、『進撃の巨人3』ゲームプレイステージも予定されていました。
しかし台風25号の接近を受け、東京ゲームショウ2026は9月21日の開催自体が中止。コーエーテクモゲームスも、同日の出展と各種配信をすべて中止すると案内しています。
一部ステージは9月20日へ振り替えられましたが、2026年9月20日夜時点で『進撃の巨人3』ゲームプレイステージの代替配信は発表されていません。
古いTGSスケジュールには9月21日の予定が残っている場合があるので、「明日さらに新情報が出る予定」とは考えない方がよいでしょう。
オンライン協力プレイはある?現時点の製品情報は「1人」
過去のゲーム『進撃の巨人』シリーズにはオンライン共闘などのマルチプレイ要素がありました。
そのため『3』にもオンライン協力があるのか気になるところですが、2026年9月20日時点の公式製品情報では、プレイ人数は「1人」です。
オンライン協力プレイ、オンライン対戦、ローカルマルチプレイ、クロスプレイについては、現在の公式サイトで対応が発表されていません。
ここは「オンライン非対応が将来まで確定した」とまで言うよりも、「現時点では1人用として案内されており、オンライン協力は発表されていない」とするのが正確です。
Steamなどでユーザーが付けたタグに「協力プレイ」などが表示される場合があっても、ユーザータグはメーカーの正式な対応機能ではありません。
通常版・Digital Deluxe Edition・TREASURE BOXの違い
| エディション | 価格(税込) | 主な内容 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 通常版 | 9,680円 | ゲーム本編 | Switch 2パッケージはキーカード |
| Digital Deluxe Edition | 12,980円 | 本編、デジタルアートブック、衣装・キャラクリパーツ、兵装パーツ、スタートダッシュアイテム | 一部機種で72時間アーリーアクセス |
| TREASURE BOX | 16,830円 | 本編、64Pアートブック、2枚組サウンドトラックCD、アンブレラマーカー | Steamコード同梱版あり |
| SPECIAL TREASURE BOX | 27,830円 | TREASURE BOX一式+ステンレスタンブラー+立体機動ワイヤー収納型巻き尺+立体機動装置 鞘柄マルチケース | 国内販売店が限定 |
| Digital Deluxe Edition アップグレードパック | 3,850円 | DDEの追加コンテンツ | ゲーム本編なし/72時間アーリーアクセスなし |
Digital Deluxe Editionには何が入る?
Digital Deluxe Editionには、ゲーム本編に加えて、ゲーム内で閲覧するオフィシャルアートブック、エレン・ミカサ・アルミン用の衣装、主人公向けキャラクターエディットパーツ、オリジナル兵装パーツ、スタートダッシュアイテムなどが収録されます。
アップグレードパックも3,850円で発売予定なので、通常版を購入した後から追加コンテンツを導入する選択肢もあります。ただしアップグレードパック自体にゲーム本編は含まれません。
72時間アーリーアクセスはSwitch 2版対象外
Digital Deluxe Editionのデジタルプレオーダーには、発売72時間前から遊べるアーリーアクセス権が用意されています。
ただし、Nintendo Switch 2版には72時間アーリーアクセス権が付きません。
また、通常版を購入して後からDigital Deluxe Editionアップグレードパックを追加した場合も、アーリーアクセスの対象外です。
「Digital Deluxe Editionなら、どの機種でも3日前から遊べる」わけではないので注意してください。
早期購入特典と予約特典
早期購入特典は、主人公用の「キャラクターエディットパーツ:自由の翼パーカー」です。パッケージ版は初回生産分、ダウンロード版は2026年12月23日までの購入が対象となります。
ダウンロード版を事前購入すると、デジタルプレオーダー特典として「キャラクターエディットパーツ:自由の翼ピアス」も用意されています。
このほか販売店別特典もあります。特典は配布数や期間が決められているものがあるため、予約時には購入先の商品ページで最新内容を確認した方がよいでしょう。
結局、『進撃の巨人3』は前作から何が変わる?
『進撃の巨人3』は、『進撃の巨人2 -Final Battle-』の先だけを追加した続編ではありません。
物語を最初から再びたどりながら、過去作で扱った部分も本作向けの体験として組み直し、これまでゲームシリーズで描けなかったクライマックスまでつなげる作品です。
主人公も新しい設定を持つオリジナル調査兵となり、立体機動にはブーストムーブやコンバットアーツ、兵装機構特性が加わりました。巨人側も九つの巨人を含めて行動が多様化し、単純に過去作と同じ操作で同じ物語を遊び直すだけではありません。
さらに、自分の班を作って壁外へ出る「壁外調査」、自室や食事、相談などの交流、兵装カスタマイズ、「生き様」を使った主人公育成、ゲーム独自のサブストーリーまで、戦闘以外の部分も大きく広がっています。
一方で、オンライン協力、原作キャラクターの自由操作、九つの巨人すべてのプレイアブル化、前作主人公の外見完全引き継ぎ、ifルートなどは、2026年9月20日時点では確認できません。
MAPPA制作の新規OPアニメについても、発売時点から本編へ収録されるのではなく、後日のアップデートで追加される予定です。
「シリーズ集大成」という言葉は、これでコーエーテクモ版『進撃の巨人』シリーズが終了するという意味ではありません。現在公式が示しているのは、これまでの物語を含めて「進撃の巨人」のクライマックスまで描く、内容面での集大成という位置付けです。
発売までまだ情報が追加される可能性がありますが、現段階でも『Final Battle』へ終盤だけを足した作品ではなく、シリーズ全体を今のシステムで組み直す新作であることは、かなり見えてきました。